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スクリーンを駆け抜けたクルマ達 ~ 鑑賞2回目!!「恐怖の報酬 オリジナル完全版」SORCERER

・・・すみません、すっかりミニカーブログじゃなくなっちゃってますが、それだけ感激して「一人恐怖の報酬祭り」に突入しちゃってるんでご容赦下さいませ。。。

先週末、川崎チネチッタで遂にフリードキン版”恐怖の報酬 オリジナル完全版(原題:SORCERER)”を大きなスクリーンで観る事が出来たのですが、その後も興奮冷めやらず・・・この千載一遇のチャンスを1回きりで終わらせるのは勿体無く思い、昨日もまた観に行ってしまいました。。。(2回とも鑑賞に付き合ってくれ、写真まで撮ってくれた奥さんに感謝。)今回はツイッターなどでその”恐怖の報酬愛”の炸裂振りが話題になっているシネマート新宿さんに出向いたのですが・・・(以下画像は許可を頂いて撮影しました。)

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時間帯によって他の作品も上映しているにも関らず、待ち合いロビーがすっかり地獄の密林と化していました(笑)。
劇中ハイライトシーンの1つであるつり橋が出現し・・・。


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大変危険なニトロ(劣化ダイナマイト)があり・・・。

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劇中に登場した洗面器、鏡、瓶コーラなどの小道具あり・・・。

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各国のポスターや作品にまつわるお宝アイテムあり・・・。

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↑アメリカ本国の公開当時のポスター(左)と、4Kリマスター版公開時(右)のポスター。

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↑イタリア版のポスター(左)とベルギー版のポスター(右)

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↑トルコ版ポスター(左)とユーゴスラビア版ポスター(右)

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↑チェコ版のポスター(左)とポーランド版のポスター(右)・・・ここまで来ると、もはや映画とは離れた個別のアートみたいです・・・。

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念願だったトラックへの顔ハメが推奨されていたので試してみたのですが・・・

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う~ん、、、GMC M211トラックがちょっと小さ過ぎるかな・・・。

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展示されている小道具で大人げもなくドミンゲス気分を味わってみたり・・・(笑)。

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コーラの販売までこの凝りよう・・・もちろん作品鑑賞中は非情コーク、レギュラーサイズ瓶の強い炭酸で極限の渇きを癒させて頂きました・・・。

とにかく劇場関係者の皆さんの作品愛がひしひしと伝わってきて嬉しくなってしまいました。フリードキン監督に勝るとも劣らない狂気のディスプレイで、300%くらい楽しませて頂きました(笑)。本当にありがとうございました。

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スクリーンを駆け抜けたクルマ達 ~ 観ました「恐怖の報酬 オリジナル完全版」SORCERER

無事に観る事が出来ました。最高でした!!

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↑当方は川崎チネチッタに観に行きましたが、大きなスクリーンで音響も良く、作品を堪能する事が出来ました。

昨日、遂に公開となったウィリアム・フリードキン監督作”恐怖の報酬 オリジナル完全版(原題SORCERER)”を観てきました。川崎チネチッタで上映開始が20時50分という遅い時間でしたが頑張りました(笑)。やはりというか、待合ロビーには当方と同年代から上の男性が多く、なにやら静かな熱気が渦巻いている感がありましたが、思いの他女性や若い方の姿も見られたのが何だか嬉しい。上映は500人入る大きなスクリーンで、満席とまではいかないものの結構席が埋まっていました。

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↑今回の公開にあたって新たに作成されたパンフレットとチラシ。チラシは2種類ある内の1つ目で、公開前にシネチッタに出向いてゲットした物。手元に昔の短縮版公開時のパンフもあるはずなのですが・・・見つかりませんでした。。。

他の劇場では初回上映から満席だった所もあるそうで、日本では後年発売されたVHS以外、劇場公開・TV放送共に配給会社が監督に無断で短縮したバージョンしか観られず、完全版は幻だっただけに、待望していた人がたくさん居たという事だと思います。新たに製作されたパンフレットと見開きタイプの別バージョンチラシも無事ゲット、上映への期待がいやでも高まります。(Tシャツの購入は思い留まりました。/笑)最近では新作映画を観る際でも、ここまでワクワクすることは稀です。

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↑今回劇場に置いてあった2種類目のチラシ。見開きタイプになっていて外側はモノクロ。昔の新聞広告風のテイストが楽しい。関係者の作品への愛を感じます。

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↑内側はカラーで各界著名人の作品レビューとなっており、TV放送時にロイ・シャイダーの吹き替えをした羽佐間道夫氏のコメントもありました。

開始早々、4Kリマスターされたクリアーで美しい映像に感涙、素晴らしい音響と大きなスクリーンで作品を堪能しました。・・・VHSを何度も観て展開を知っていても度々ハッとしてしまう。フリードキン監督渾身の名作を再認識すると共に、やっぱり映画は映画館で観るのが一番だなと改めて痛感した次第。今回の日本公開は、配給元のキングレコードがフリードキン監督に直接コンタクトして実現したのだとか・・・。大々感謝すると共に、上映終了後のソフト化を何卒よろしくお願い申し上げたい所であります。

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↑劇場にはこんなディスプレイも・・・映画の終了後にカメラ(スマホ)の砲列が出来てました。帰ってきてから見たらトラックの窓が顔ハメになってました・・・。現地で気付いてたら思わず背後に立ってしまったかも(笑)。

帰宅してからパンフレットの隅から隅まで目を通したのも最近では稀な事でした。(寝るのが遅くなってしまった。。。)それによると本作のキャスティングは当初、主人公がスティーブ・マックィーン、フランス人投資家がリノ・ヴァンチュラ、メキシコ人殺し屋がマルチェロ・マストロヤンニという豪華メンバーで検討されていたとの事。それが実現していれば、或いは公開当時の興収も違った物になっていたのかもしれませんが、それだと作品全体に漂ううらぶれた感じや、敗残者のあがきが強烈に胸に迫って来る作品にはならなかったかも・・・。ロイ・シャイダーを初めとする名バイプレイヤーたちの迫真の演技、本当に素晴らしかったと思います。

祝!ソフト化&再上映!! スクリーンを駆け抜けたクルマ達(番外編) ~フェラーリの鷹

「えっ!!それ、ホントですか!?(嬉) 」・・・って感じです。

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↑アメリカ車が登場しないので当ブログでは番外編としていますが、とにかくB級カーチェイスムービーとして珠玉の1本。大好きな作品です。

いやいや、嬉しいです。前々回、映画「恐怖の報酬」のデジタルリマスター完全版再上映の喜びを記した際、当方がDVD/ブルーレイソフト化を希望している作品を幾つか記したのですが、その中でも特に熱望していた1本、「フェラーリの鷹」のDVD/ブルーレイ化がめでたく実現の運びとなりました!!発売は来年2月8日の予定で、通販サイト等でも予約受付が始まっています。(しかもデジタルリマスター!!)・・・のみならず、ソフト発売に先立って、年末~正月にリマスター版による日本でのリバイバル上映も決定!!今のところ関東は新宿での単館、1週間1日1回のみの上映のようですが、マッドマックスの大ヒット後、あまた作られた亜流作品のイタリア版である「マッドライダー」(12月中のみ)と2本続けて「マカロニ・エンタテインメント傑作選」としてリバイバル上映されるようです。しかし、この作品を再び映画館のスクリーンで観られるとは・・・先の恐怖の報酬といい一体どうなっちゃてるんだろう(喜んでます/笑)。

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↑作品に登場するクルマも色々と1/43モデルで買い集めています。グリーンのアルファロメオ・ジュリアスーパーは映画の前半で主人公がドライブしていた覆面車両。モデルはイタリアのプロゲットKの製品。より良い仕上がりの他社製品もありますが、このボディカラーが重要です!

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↑強盗団の首領、ジャンポール・ドセーナ(別名ニスワ)の駆るシトロエンDS21。同型車2台を同時に別々の場所で走らせ、追跡するローマ警察を混乱に陥れるという作戦を採ります。モデルはフランスエリゴール製。最近ではノレブ製などより優れた製品もありますが、やっぱりこのボディカラーが重要です(笑)。

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↑作品中に大挙登場し、ニスワ一味のシトロエンを追跡したジュリアスーパーのポリスカー。西武警察における230セドリックといった所でしょうか(笑)。モデルはミニチャンプス製。

― 主人公パルマはクルマを愛する熱血漢の刑事、だが運転技術にはまだまだ未熟な所もあり、犯人追跡中にアツくなり過ぎて事故を起こしてしまう事もしばしば・・・。ある日ローマにフランス人ジャンポール・ドセーナを首謀者とする強盗団が舞い戻り、次々と銀行を襲撃し始める。卓越したドライビングテクニックで追跡するパトカーを振り切るドセーナ、深追いしたパルマは再び事故を起こし同僚を死なせてしまう・・・。1度は刑事を辞める決心をしたパルマだったが、現場の刑事時代に凄腕のドライバーだった上司のタリアフェリ主任は、彼のガッツを見込んで自分が現役時代に使用していたフェラーリを彼に与え、2人でレストアすると共に自身のドライビングスキルを伝授。最高のドライビングスキルを身につけたパルマはドセーナに近付いて組織潜入に成功、一味を一網打尽にしようとするのだが・・・。 ―

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↑作品後半で主人公パルマが駆るフェラーリ250GT-E。2+2のボディを持ち、250系列の中ではグランドツアラー的な性格の車種と言えましょうか。このモデルはアシェットの書店系アイテム、フェラーリコレクションの1台でイクソ製と思われます。前期型のようですが、ラジエターグリル内のフォグランプが装着されていません。映画の劇中車はフォグランプがグリルの外に出た後期型が使用されており、かつフロントバンパーがノンオリジナルと思しき(?)左右スプリットタイプでした。

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↑こちらは往年のソリド製モデルの再販バージョン。オリジナルは60年代の旧い金型ですが、プロポーションの良さは流石です。映画の劇中、レストア成った250GTEに主人公のパルマが嬉しそうに金色のストライプテープでドレスアップを施し、タリアフェリ主任がそれにOK出しするシーンがあるのですが、クルマ好きが観るとついニヤけてしまう一幕です。

まあ、映画としては王道のB級作品という事なのでしょうが、とにかく登場するクルマが(今となっては)凄い。当時のイタリアでは単なる安い中古車に過ぎなかったのかも知れませんが、アルファロメオのジュリアスーパー(主人公の覆面車はTIスーパーっぽいモディファイがなされている)やシトロエンDS21、そして主役のフェラーリ250GT-E・・・日本ではスーパーカーブーム華やかなりし頃に劇場公開され、多くのスーパーカー少年にコレじゃない感をもたらしたものでしたが(笑)、これが歴史的には史実に基づいたチョイスである事は、随分後になって知りました。とにかく欧州車のカーチェイスは一触即発、ちょっとしたミスで大破・走行不能に陥る緊迫感は、アメリカ車のそれとはひと味違ったスリルと迫力があります。宇宙船と形容されたシトロエンDSが、車体をボワンボワン揺らしながら180°ターンをキメる様なんて、この作品でないとちょっとお目にかかれないのではないでしょうか?

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↑本文に記した史実に基づいたチョイス~と言うのは、かつてフェラーリ社からローマ警察にフェラーリ250GT-E2台が納入された事があるためで、映画の中でも修復前に車体カバーを外す際、ボディサイドに555-5555と警察の電話番号が書かれた姿がちらりと映ります。つまり250GT-Eの選択は歴史的事実に基づいた必然であり、決して低予算で車両調達出来たからではないのです。モデルは上のノーマル仕様と同じアシェットの日本販売品です。同じ前期型ですが、グリル内にフォグランプが組み込まれています。

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↑こちらは海外で販売されたディアゴスティーニの書店系アイテムのモデル。アシェットのモデルと同じかと思いましたがさにあらず、金型は別物です。ウインドウとサッシが一体成型になっているなど、全体にアシェット版より仕上がりが細やかです。尚、劇中タリアフェリ主任の回想シーンで、ニスワの駆るランチア・フラビアを追って有名なスペイン広場の階段を駆け下りるシーンが登場するのですが、これも実話を基にしたものなのだそうです。

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↑こちらはソリドの金型をベースにヴェレム名義で発売された製品。購入した当時は実車の存在を知らず、映画の劇中車みたいだな~と思って買っていたのでした。この仕様が都度製品化されているという事は、やはり実車の人気ゆえなのでしょう。最近イタリアではフェラーリでなくランボルギーニがポリスカーに採用されており、現代を舞台に映画をリメイクするとしたら、フェラーリの鷹ならぬランボルギーニの鷹になるのかも知れませんね(笑)。

”フェラーリの鷹(原題:'Poliziotto sprint 英題:HIGH WAY RACER)”は76年のイタリア映画で監督はステルビオ・マッシ、主人公パルマ役はマウリッツィオ・メルリという俳優さんで、作品を観た当時はどことなく「600万ドルの男」のリー・メジャースに似ているなと思ったりしたものです。(彼が主演した別の刑事ドラマをTVで観た記憶があります。)また彼の上司タリアフェリ役のジャンカルロ・スプラジアという人は、アランドロン主演の「ビッグ・ガン」でも重要な役を演じていたので、イタリアでは名の通った俳優さんなのかも知れません。以前も記した事があるのですが、公僕である主人公が潜入捜査の中で犯罪組織のボスにシンパシーを感じてゆくという過程は、ワイルドスピードの1作目や、チャーリーシーン、D.B.スゥイーニー主演のノーマンズ・ランドなどアメリカのクルマ絡み映画にも共通するストーリーと思います。とにかくこの作品がリマスター高画質で観られると思うと笑みがこぼれてしまいます。リバイバル上映とソフトの発売が本当に待ち遠しい!

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↑大好きな映画がリバイバル上映されたり、DVDやブルーレイでソフト化されるのは嬉しい反面、苦労して探し出したレンタル上がりのVHSテープや、温存しているVHSデッキの存在意義が薄れるのはちょっぴり寂しくもあります・・・。

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バンディットに捧ぐPart 2。 スクリーンを駆け抜けたクルマ達 ~ GREENLiGHT '79 Pontiac Firebird Trans Am Smoky and The Bandit 2(実はキルビル)

今回の記事はバンディットことバート・レイノルズと共に、昨年旅立たれたFさんに捧げます。

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と言う事でふたたび”トランザム7000”、今回のお題は2作目”トランザム7000 vs 激突パトカー軍団(原題:Smokey AND THE Bandit Ⅱ)”であります。なんとテキサス州知事選挙に出馬したビッグ・イーノス、現職知事のご機嫌を取ろうと、知事が共和党への贈り物として準備した荷物の運搬をバンディットとスノーマンに依頼します。ところがバンディットはキャリーにふられて酒に溺れる日々・・・。困ったスノーマンはキャリーに連絡、キャリーはビフォード・Tジャスティス保安官のジュニアとの2回目の結婚式を抜け出しバンディットの元へ。怒り心頭のジャスティス保安官はメキシコとカナダの警察にいる兄弟とも連携し、またもやバンディットたちを大追跡する事に・・・。果たして知事の荷物とは!?

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↑'79~ファイアバードは'77のデザインを更にモダンにしたようで、それはそれで魅力的です。

と言う事でミニカーなのですが・・・実はこれトランザム7000の劇中車モデルではなく、クエンティン・タランティーノ監督作品キルビルの、恐らく2作目に登場する女殺し屋エル・ドライバーのクルマをモデル化したものです。トランザム7000の劇中車に良く似ていますがホイールが異なります。当方はキルビル・シリーズは未見ですが、作品中に様々な映画へのオマージュをちりばめるタランティーノ監督の事ゆえ、このクルマもトランザム7000へのオマージュなのではないかな~と思っています。グリーンライトはトランザム7000第2作の劇中車を1/18, 1/24, 1,64では製品済みなので、いずれは1/43でも製品化するかも知れません。

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↑実はトランザム7000ではなくキルビルの劇中車モデル。ヤトミンの金型を使用したOEMと思われます。

さて、グリーンライトの1/43モデルには自ブランドで金型を起している物(イクソ系と共有の物を含む)と他ブランド製品のOEM版が存在しますが、今回ご紹介するトランザムは後者、恐らくヤトミン製金型を使用した物と思われます。グリーンライトでの製品化にあたり、Tバールーフのガラスが装着状態から外した状態に変更され、ホイールが変更されています。全体に塗装・印刷が細かくなり、仕上がりが良くなっているように感じます。60セカンズのエレノアもそうだったのですが、ヤトミンモデルのOEM版は、ケースも他のGL製品と異なっており、やや小ぶりで床板への固定方法も異なっています。

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↑ヤトミン通常仕様とグリーンライト版の比較。細部の仕上げの違いで大きく印象が変わります。

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↑グリーンライトの1/43モデルによるトランザム7000 Part1 & Part2(風)のツーショット。ファイアバードというクルマも色々と映画の劇中車として活躍しています。

・・・Fさんが旅立たれて早いもので1年が過ぎました。ブログを始めて間もなかった当方に、複数のブログ間で同じ題材をネタにする連動企画(我々の間ではそれを勝手連と呼んでいます)のお題を初めて下さったのがFさんで、そのネタがトランザム7000でした。本当に嬉しかったし楽しかった・・・ブログを始めて良かったなと思ったものでした。今も忘れられない思い出です。初めての連動からおよそ10年の歳月が過ぎていますが、今回改めて勝手連させて頂きたいと思います。

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祝!日本再上映!! フリードキン版 恐怖の報酬 SORCERER

今回はちゃんとしたモデルがありませんがご容赦下さい。。。

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↑上記画像はタンジェリンドリームのサントラCDジャケの1部です。

当方のクルマ好き、特にアメリカ車好きには、少なからず映画という存在が影響を及ぼしている事は折に触れて記していますが、そんな当方にとって、大好きなのにDVDやブルーレイでソフト化されてない作品が結構有ります。下記が全てではありませんが、ざっとリストにすると・・・

・王者の道 マルホランド・ラン (原題: KING OF THE MOUNTAIN)
・フェラーリの鷹 (英題: HIGH WAY RACER 伊原題: Poliziotto sprint)
・ノーマンズ・ランド (原題: No Mans Land)
・TVリメイク版 バニシング・ポイント (原題: VANISHING POINT)
・キャデラック 俺たちの1,000マイル (原題: Coupe de Ville)
・シカゴ・ドライバー (原題: CHICAGO CAB)
・D.C.キャブ (原題: D.C. CAB)
・レッドライン7000 (原題: RED LINE 7000)
・サンダーロード (原題: THUNDER ROAD)
・爆走!キャノンボール (原題: CANNONBALL)
・プレイデッド (原題: THE YOUNG AMERICANS)


・・・といった所でしょうか。まあ、多くはB級カーチェイス・ムービーだったりするのですが、そんな中で監督も出演者も一流、お金もしっかり掛かった大作なのに、日本ではDVDやブルーレイソフト化されていない作品があります。ウイリアム・フリードキン監督、ロイ・シャイダー主演の”恐怖の報酬 (原題:SORCERER)”がそれで、フランスのアンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督、イヴ・モンタン主演の”恐怖の報酬 (原題:Le Salaire de la peur)”のリメークであり、ストーリーの骨子は同じですが登場人物やその境遇、細部設定と結末には色々と相違点があります。

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↑DVD/ブルーレイソフト化されていない作品は、過去の媒体(ビデオテープやレーザーディスクなど)に頼るか、海外ソフトを各国リージョンに対応したプレーヤーで字幕なしで観るしかありません。(1部はネットで観られます)本作をどうしても観たかった当方は、レンタル落ちの中古VHSをそれなりのプレ値で入手して観ていました・・・。当時の劇場公開とTV放送はおよそ30分のシーンが削除された再編集版でしたが、VHSソフトはオリジナルバージョンでした。

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↑一度聴いたら耳にこびりついて離れなくなるタンジェリンドリームのサウンドトラックも、本作を印象深くする事に大きく貢献していると思います。当方はリマスター版のCDを購入しましたが、更に新しいバージョンも発売されているようです。

それぞれの事情で自国に居られなくなった男たちは、掃き溜めのような南米の地に流れ着き希望のない日々を過ごしていた。ある日油田で火災事故が発生、消火する最後の手段はダイナマイトで炎を吹き飛ばす事だったが、肝心のダイナマイトは管理が悪く、ニトログリセリンが染み出して一触即発の状態。事態の打開を急ぐ石油会社は4人のトラックドライバーを雇い、2台のトラックで危険な状態の劣化ダイナマイトを運ぶ事を計画した。高額の報酬を得ればこの蟻地獄のような地から逃れる事が出来る。危険な仕事に挑む4人の男たちにジャングルの悪路、崩落寸前の吊り橋、巨大な倒木、反政府ゲリラなど困難と危険が次々と襲い掛かる。果たしてその運命は・・・。

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↑タミヤのこちらのキットから足回りを流用し、上屋を自作すればそれっぽくまとまりそうですが・・・。ホイールベースなど詳細の整合性は良く分かりませんが、後2軸の6輪駆動シャシーは劇中車のGMC M211に良く似ています。

この作品で危険な任務に挑む男たちがダイナマイト運搬に選んだのは、米国の軍用トラックであるGMC M211のなれの果て。頑強なシャシーに6輪駆動を装備した2台は、長い年月の間に度重なる改修を受け原型を留めぬ姿となってジャンクヤードに放置されていますが、重大任務のため4人によって修復・改修されます。その姿はただならぬ存在感を醸し出し、当方がめっぽう頼りにしているIMCDBでも最高の5スターにレーティングされているほど・・・。GMC CCKW系列のこの車両、当方としては是非とも1/43モデルで入手したい所ですが、中々ないのですね・・・。タミヤの1/48プラキット、アメリカ 2・1/2トン 6x6 カーゴトラックのシャシーを使い、上回りを自作すればそれらしくなりそうな気がしますが・・・当方の悪い癖でちょっと手をつけたきり放置プレーであります。。。

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↑キットを2セット購入し、一方のシャシーをここまで仮組みした状態でお得意の放置プレーであります。。。尚、この古いタイプの軍用トラックは、1/43のミニカーも存在します。

クルーゾー版オリジナルを支持する人々からはなかなか評価されない本作ですが、当方が観たのはフリードキン版が先。主人公たちの自由への渇望と執念、焼け付くような焦燥感は強く印象に残っており大好きな作品です。実は本作には版権の所在が不明確になっていたという問題があり、長年アメリカ本国でも再上映やソフト化が成されぬ状況だったようですが、本作が自身の最高傑作と言い切るウイリアム・フリードキン本人の尽力でこの問題をクリア、再上映とソフト化が成されたとようです。日本ではなかなかこの動きがフォローされなかったのですが、この度めでたく劇場再上映の運びとなりました!!少し前から日本版オフィシャルサイトも立ち上がっており、期待は高まるばかり。上映終了後のソフト化も期待したいですが、幻の名作をリマスターされた美しい画像で、劇場の大きなスクリーンが観られるようになるとは・・・当方はこの機会を絶対逃したくありません。

無理気味勝手連返し 愛しのトイカー達:番外編 ビーム JIMNY JB23

勢力の強い台風24号が関東圏にも接近中、風雨がだんだん強くなってきました・・・ブログなぞ更新している場合なんだろうか。。。

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・・・とは言え不要不急の外出も出来ないので、停電などが起きぬ内に書き進めておきましょうか。お友達のねこざかな様が新たなコレクションを加えて、”マッチボックスのジープの系譜”特集を再開。何か連動返しと思いつつ、当方のジープネタはすっかり底をついたまま・・・。そんな矢先、とっても素敵な製品が発売になりました♪ カプセルトイ(いわゆるガチャポン)のスズキ・ジムニーJB23であります。スケールは1/64、ノーマル仕様2色、リフトアップしたカスタム仕様2色のシリーズ全4種、販売元は株式会社ビームという会社のようです。ウイリスのコンセプトを受け継いだ!?和製ジープとも言うべきジムニー、1/64国産車モデルによる番外編でで勝手連返しです!(かなり無理あり。。。)

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↑JB23の小スケールモデルって中々ないのではないでしょうか?しかもノーマル仕様での製品化は価値が高いと思います。ボディカラーは見慣れた感じのするソリッドのホワイトとブルーメタリックの2色。個人的には10型ランドベンチャー仕様が欲しいですが、ベーシック仕様はカスタム仕様との対比も鮮やかで、なかなか通なチョイスではありますね。

先ずはノーマル仕様からご紹介。5型以降の通常仕様ラジエターグリル&ルーフレール無しなので、グレード的にはベーシックなXGでしょうか。ホイールはアルミっぽい雰囲気で、5型以降の純正タイプのようにも、9型Xアドベンチャー、10型ランドベンチャー仕様の物のようにも見えます。ボディ全体のプロポーションは9型以降の歩行者保護対策後のノーズの高いイメージですが、エンジンフードのプレスラインやインタークーラーのバルジ形状は8型以前のタイプに見えます。スペアタイヤカバーはXアドベンチャーやランドベンチャーのアルミ製タイプに近い感じと、様々な年式・仕様がミックスされている感じなので、細かい事には拘らず、自分の好きなタイプと捉えるのが幸せかも知れません・・・。

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↑実車の事を良く分かっている感じのリフトアップ&カスタム仕様、グリーンメタリックと暗めのガンメタの2色。エンジンフードやゴールドのアルミホイールなど、アフターマーケットに実在する感じのリアルな造形です。これはこれでカッコ良し。

対するハイリフト&カスタムの方は、9型Xアドベンチャー、10型ランドベンチャー仕様っぽいタテ5本スリットタイプのラジエターグリルとフロントバンパーのメッキアンダーガーニッシュが装着されています。リフトアップ+ワイド&大径M/Tタイヤ、アフターマーケットのFRP or カーボンエンジンフード、オーバーフェンダー、リアスポイラーで武装、スペアタイヤとライセンスプレートを移設して、薄型のリアバンパーとマフラーでデパーチャーアングルを稼ぐというオフロード定番のモディファイがなされた仕様になっています。ランプのバリを取ったり、タイヤの傾きを修正したり整備が必要でしたが、プロポーションや雰囲気は中々のモノであります。

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↑実車同様、ジムニーはカプセルトイでもブームの予感。これからも目が離せません。

実車は新型JB64ジムニー&JB74ジムニー・シエラが発表・発売され、納車1年待ちとも言われる大人気を博しています。そんな今あえてのJB23製品化は、JB23を愛する当方にとっては感謝・感激・感涙モノの企画であります。最近はカプセルトイのコンプリートセットをネット通販してくれるショップさんがあるので、ギャンブルの嫌いな当方はそちらで数セットを大人気なく爆買いさせて頂きました・・・。カプセルトイではこの後アオシマが2代目初期のSJ30を同じ1/64で製品化予定しており、最新型も何処かが出すのでは!?のと噂もあるようです。しばらくはガチャポン業界からも目が離せそうにありません。

バンディットに捧ぐ。 スクリーンを駆け抜けたクルマ達 ~ GREENLiGHT '77 Pontiac Firebird Trans Am

豪雨に台風、地震・・・日本の気候・自然はどうしてこうも過酷なものになってしまったのでしょうか。亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災地の一日も早い復興を祈念致します。

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海外に目を向けると我々昭和生まれのオジサンには馴染みの深い有名人が次々と他界されています。最近では、個人的にはアレサ・フランクリンさんと並び、”トランザム7000”シリーズのバンディットや”キャノンボール”シリーズのJJでお馴染みのバート・レイノルズ氏の死去のニュースが衝撃的でした。去る2018年9月6日フロリダ州の病院で亡くなられたとの事。享年82歳。ロンゲストヤードやブギーナイツなど評価の高い作品もありますが、個人的には上記2シリーズや”白熱”、”グレート・スタントマン”、”ストローカー・エース”など、クルマ絡みの映画の印象が強い人です。

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↑イーグルマスクの愛称で日本でも人気の高い'77~'78トランザム。実車のカッコ良さはもちろんですが、映画トランザム7000のイメージも大きく影響しているものと思われます。ノーマルよりゴールドのピンストライプ多めの外観は、バンディットこと、故バート・レイノルズのイメージにピッタリです。

映画”トランザム7000(原題:Smokey And The Bandit)”と黒のトランザムに関しては当ブログの初期に採り上げています。その時ご紹介したのはウエスタンモデルのホワイトメタル完成品の'78ファイアバード・トランザムと、ニューレイ製のケンワースW900でどちらも作品の劇中車とは年式や仕様が異なっていました。1/43トランザム7000劇中車仕様に関しては、auto worldのレジン完成品ベースでの発売がアナウンスされ、当方もお世話になっているショップさんに予約までしていたのですが、同ブランドの1/43シリーズ自体が立ち消えになってしまったようで現在に至るまで発売されていません(・・・と思います)。

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↑何だかここの所グリーンライトの劇中車ばかりご紹介している気が。。。1/43としては比較的安価に大好きなアメリカ車・劇中車をリリースしてくれるのは本当に有り難いです。

諦めかけていた1/43トランザム7000劇中車の'77トランザムですが、スケールを問わず様々な劇中車を手掛けるグリーンライトから発売になりました。発売のタイミングが余りにも・・・なのでちょっと微妙な心境ですが、念願の商品化ではあります。グリーンライトの1/43シリーズにはオリジナルで起された金型(イクソやプレミアムXブランドと共有している物も多い)の製品と、ヤトミンなど他ブランドの金型を活用したものがあり、果たしてこのトランザムがどうなるのか興味津々でした。今回劇中車仕様と合わせてホワイトとレッドのノーマル仕様も発売になったそれは、当方が知る限りでは他社金型の流用ではなさそうです。いずれプレミアムXかイクソブランドで、異なるバリエーションが発売になるかも知れません。

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↑トランザムと同じブラック&ゴールドのイメージでまとめられたパッケージは、心なしか控えめな印象。タイミング的にバート・レイノルズ氏が亡くなった事と関係有りや無しや・・・。

モデルの仕上がりはグリーンライトスタンダードというか、特に精密だったり美麗な塗装だったりと言った事はないのですが、とにかく高騰する1/43ダイキャストの中では頑張って価格を抑えてくれているので良しとしたい所であります。プロポーションは実車のマッチョな感じがやや不足している感もありますがまずまず。劇中車の派手なゴールドストライプが再現されていて嬉しくなります。後はルーフにCB無線のアンテナがあれば最高だったのですが、まあ、そのくらいは個人的に追加出来そうです。それにしてもこのモデル、パッケージも劇中車としては控えめで大人しい感じなのは偶然でしょうか?・・・今宵はこのモデルを肴に、作品のDVDを観ながら往時を偲びたいと思います・・・。

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スクリーンを駆け抜けたクルマ達 ~ 実はあまり観ていませんでした・・・チャーリーズ エンジェル '76 FORD MUSTANG COBRA Ⅱ

・・・いやいや、もう9月ですよ。

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と言う事で、相変わらず”特集:ジープの系譜”終了で燃え尽き続行中(笑)の当方、今回何をご紹介しようか迷いましたが、先回のい黒いインターセプターと同じ時期にグリーンライトから発売された劇中車モデルがあるのでご紹介しておこうと思います。作品は日本でも人気の高かったTVシリーズ、”チャーリーズ・エンジェル(原題:Charlie's Angels)”であります。”チャーリー”の探偵事務所に所属する3人の女性探偵(原題は複数形なのでチャーリーの天使たちですね)を主人公とした探偵ドラマでした。放送時期は意外と長くて、'76年~'81年まで5シーズンに渡って放送されたようです。

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↑チャーリーズ・エンジェルの劇中車仕様で登場したグリーンライトのマスタングコブラⅡですが、外観はノーマルそのものです。

個人的にはファラ・フォーセットの印象が強いですが、彼女がレギュラー出演していたのは第1シーズンだけなのですね・・・。ケイト・ジャクソン、ジャクリーン・スミス、シェリル・ラッドといったお馴染み&そうそうたる顔ぶれの他、シェリー・ハック、タニア・ロバーツもレギュラーで出演していたのを今回調べて知りました。・・・って、実は当時、当方はこのシリーズを観た事が殆どなかったのです。なんというか見てはいけないもののような気がして・・・うぶな少年でしたね(笑)。このチャーリーズエンジェルの劇中車としてグリーンライトのハリウッドシリーズから発売されたのが'76マスタング・コブラⅡであります。少年時代の当方、マスタングが登場すると知っていたらこのシリーズを一生懸命観ていたかも知れません。

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↑仕上がりは価格なりの感もありますが、とにかくマスタングⅡの1/43モデルとして貴重な存在であります。

さて、劇中車とはいえ、このマスタング・コブラⅡにはボンドカーよろしく特別な装備があるようでもなく、カラーリングもごく普通なノーマル仕様なのですが、マスタング好きの当方にとってはこれが却って大変嬉しい事なのであります。・・・と言うのも、マスタングⅡの1/43モデルは極めて少なく、当方が知ってる&所有しているのはNEOのノッチバックモデルとジルメックス製のチューンドバージョンのファストバックくらいです。(マッチボックス スーパーキングスのマスタングⅡはファニーカーですし・・・。)GLはこのチャーリーズエンジェル仕様のコブラⅡを1/64と1/18でも製品化しており、1/18にはエンジンフード上でポーズをとるファラ・フォーセットのフィギュアが付属します。・・・残念ながら1/43には付属しませんでした。。。

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↑ボディが一気に小型化されたマスタングⅡですが、こうして見るとそのスタイリングにはマスタングらしさが上手く盛り込まれています。

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↑パッケージは御馴染みの3人のシルエットなど、ハリウッドシリーズらしい楽しさに溢れています。

モデルの仕上がりは、やはり価格の安さに応じてそこそこという感じですが、前述の通りマスタングⅡファストバックの今日的水準の1/43モデルとして貴重な存在です。ホイールの彫りをもう少し深くして金属調のシルバーで塗装し、タイヤにホワイトレターなど印刷してあげるだけでかなり雰囲気が良くなりそうです。グリーンライトではこの金型を使用して、劇中車仕様でないコブラⅡやキングコブラの製品化を予定しているようでこちらも楽しみ。海外模型店のサイトなどを見ると、グリーンライトはハリウッドシリーズで新旧ミニミニ大作戦のミニクーパー、クリスティーン、ジョンウイックなど続々製品化を予定しているようで楽しみです。1/43モデルの価格が全般的に高くなって来ている昨今、アメリカ車好き、劇中車好きの当方にとって、グリーンライトは頼もしい存在であります。

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スクリーンを駆け抜けたクルマ達 ”劇中車風”で版権クリア? GREENLiGHT 1973 FORD FALCON XB

勤め先の夏休みはとっくに終わっていますが、当ブログは”特集:ジープの系譜”終了もあって若干燃え尽き気味(笑)。2週間の長い夏休みとなりました・・・。まだまだ暑い日々が続きますがそろそろ再始動しましょうか。

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・・・と言う事でジープ特集も終わって何をご紹介しようか迷っていたのですが、モデルカーズ誌の最新号が劇中車の特集だったのを見て、グリーンライトから「マッドマックス1作目風」フォード・ファルコンXBの1/43モデルが発売済みだった事を思い出しました。以前オートアートのマッドマックス2劇中車をご紹介した折にも記したのですが、マッドマックスシリーズはハリウッド映画ではなく、特に1作目は低予算で製作された事もあり、諸々の版権関係をきちんと押さえていなかった結果、劇中車のモデルカーもガレージキットを除くとほぼ存在していない状態でした。グリーンライトからは1/18, 1/64に続いて当方念願の1/43モデルが発売となった訳ですが、全スケール共にハリウッドシリーズとしての発売ながら、パッケージには”MAD MAX”の記載は一切なく、FORD FALCON XB(1/18と1/43は'73で1/64は何故か'72)として発売されています。

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↑エンジンフードから突き出たV8スーパーチャージャーユニット、フロントのジャケットや2重のリアスポイラー、回転灯を車内に収めたスリックトップ仕様、前後で径の異なるワイドタイヤと前傾姿勢・・・迫力満点の出で立ちです。

さて、このフォード・ファルコンですが、お好きな方はご存知の通りアメリカ本国フォードの車ではありません。アメリカ版の生産からスタートして独自の発展を遂げたオーストラリア・フォードのモデルで、XB型は'73~'75年型までを指すようです。豪州のファルコンは初代(XK, XL, XM, XP) が米国版ファルコンの初代ベース、2世代目(XR, XT, XW, XY)が米国版の3世代目ベースだったのに対し、3世代目(XA, XB, XC)から豪州フォードオリジナル設計/デザインとなりました。(ホイールベースが同じ事からすると、恐らく2世代目のストラクチャーベースと思われます。)マッドマックス劇中車は前述の通りXB型のクーペをベースとし、V8スーパーチャージャー(劇中設定で実際はダミーだった)やフロントジャケット、リアスポイラー等で武装したM.F.P.(メインフォースパトロール)の追跡専用車という設定でした。因みにノーマル仕様のファルコンXBは過去にオートアート製のモデルでご紹介しています。

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↑1/64、1/18では発売済みだったグリーンライトのファルコンXBに待望の1/43モデル登場。尚、1作目相当仕様の1/18モデルはオートアートからもリリースされています。

”マッドマックス(原題:MAD MAX)”の1作目は、戦争や化石燃料の枯渇により政情不安となりながらも警察機構などは機能しており、ギリギリのところで社会秩序が保たれているといった近未来を舞台としていました。警察と凶暴化した暴走族との抗争から、同僚を半死状態にされ、妻子を奪われた主人公マックスの私憤と復讐のストーリーへと転化してゆくのですが、完全な無政府状態となった2作目以降よりもリアリティがあり(ゆえに観ていてツライという面もありますが・・・)、クルマやバイクの描写も最もマニアックで個人的にはシリーズ中でも最も印象が強いです。低予算の1作目が大ヒット→お金を掛けてシリーズ化→スケールアップに伴って設定がどんどん荒唐無稽化・キャストが豪華化→反比例するようにクルマやバイクの存在感が希薄化・・・という流れはワイルドスピードシリーズとも共通する部分があるように思います。

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↑オートアートのマッドマックス2仕様とのツーショット。う~ん、当方はやっぱり1作目仕様の方がクールで好きです。フロントフェンダーの黄色いマークも再現されて、どうみても劇中車そのものの姿。同じ手法で黄色い4ドアも製品化してくれると嬉しいのですが・・・。

今回ご紹介するのは先述の通り1/43でも発売になったグリーンライトの'73フォード・ファルコンXBです。映画やTVドラマの劇中車を扱うハリウッドシリーズとしての発売で、パッケージにはMAD MAXを想起させるロゴデザインでLAST OF THE V8 INTERCEPTERと記されていますが、映画の作品名表記は一切なし。こうする事で版権関係の問題をクリアしているのではないかと思われます。昨今の1/43モデルとしては比較的安価で、それに伴い仕上がりもそこそこではありますが、フロントフェンダーのMFPのマークも含めどう見ても1作目の劇中車そのものの姿。いやはや嬉しくなってしまいます。1作目のマッドマックス公開からおよそ40年。オーストラリアでは労働賃金上昇などにより競争力が低下し、長年続いたフォードやホールデンの自国生産停止に続き、進出した日本メーカーも現地生産から撤退してしまいました。作品世界ほど悲惨ではありませんが、こと自動車産業に関してはその未来は明るいものではなかったようです。

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特集:ジープの系譜 ~ FCはフットボールクラブ・・・でもなく。 Corgi JEEP FC-150 WITH DETACHABLE HOOD

長々お送りして来た特集:ジープの系譜、最後にお気に入りのモデルをご紹介してひとまず終了です。

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いやいや、サボリが多かったという事もあり、2月にジープの1/43モデルのご紹介を始めて早や8月に突入であります。。。手持ちのジープ直系車種の1/43モデルもそろそろネタが尽きて来ました。先回オートカルトのレジン完成品でご紹介たFC150、FCはフットボール・クラブの略・・・ではなく、フォワード・コントロールの意で、いわゆるキャブオーバータイプのトラックである事は先回も記しました。こんな愛らしいカタチをしていますが、ベースがジープだけにそのタフネスや多用途性は折り紙付き。M676, 677, 678, 679といった軍用バージョンも存在します。

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↑コーギー製品もショートホイールベースのFC150がプロトタイプに選ばれています。当方の手持ちは着脱可能なプラ製の幌が付属する品番470です。

このジープFC(またはウイリスFC)の1/43モデルは、先回ご紹介したオートカルトの最新レジン完成品の他、英国のコーギーが実車とリアルタイムに近い形で製品化していました。オートカルトと同じショートホイールベースのFC150が選ばれており、当方のご紹介する着脱式の幌が付属するタイプの他、幌なしでホイールの異なる初期タイプ、高所作業車、コンベア作業車など、大技を繰り出すバリエーションも存在しました。往年のコーギー製米国車は縮尺が小さ目なモデルも多いのですが、このFCは正しく1/43スケールです。

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↑往年のコーギーらしい味わいが車両のキャラクターにマッチしてなかなか魅力的です。

当方の手持ちは品番470、”FORWARD CONTROL JEEP FC-150 WITH DETACHABLE HOOD”で、文字通り樹脂製の幌が着脱出来る仕様となっています。往年のコーギーらしい暖か味のある造形が、実車のキャラクターとマッチしてほのぼのとした味わいを感じさせる仕上がりになっています。独特のジープ顔は赤系の色で塗り分けられています。黄色と青のお馴染みの紙箱も良い味わいで魅力たっぷり。こういうのを見てしまうと、絶版ミニカーは箱付きでコレクションしたくなってしまうのですよね・・・。

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↑同じ車種を新旧の製品で味わうのも愉しいものです。

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↑様々なブランドの旧製品で実車のバリエーションを並べるのもまた一興。

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↑旧いミニカーは紙箱の味わいも大きな魅力。プラ製のケースが主体の近年の製品とは雰囲気が大きく異なります。

個人的にこのジープFCというクルマが大好きなのですが、レジン製で精密なオートカルトの最新製品と素朴な味わいのある往年のコーギー製ダイキャストモデルのそれぞれに魅力があり、眺めていて思わず笑みがこぼれてしまいます。また、往年の製品で様々なタイプのジープを並べるのもまた一興です。改めてそうしたミニカーコレクションの魅力を再認識しつつ、長くなってしまった「特集:ジープの系譜」そろそろお開きにしたいと思います。・・・ジープスターやパネルバンなど課題もまだの残っていますので、良い出会いがあったら改めてご紹介したいな~と思います。

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