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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

「ジョン・デロリアン」「フォードVSフェラーリ」観ました。・・・そして!?

昨日、念願の”フォードVSフェラーリ(原題:FORD v FERRARI)”を観てきました。IMAXの高精細・大画面と迫力のサウンドで作品世界にどっぷり浸かりました。一方、昨年の12月14日には”ジョン・デロリアン(原題:DRIVEN)”も無事に観て、最新のクルマ絡み映画二本を堪能しました。

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↑映画ジョン・デロリアンとフォードVSフェラーリのパンフレット。当方にとって、パンフレット購入は映画を劇場でみた証です(笑)。

●ジョン・デロリアン(原題:DRIVEN)

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↑映画チラシの表面と裏面。東京での劇場公開は今の所新宿武蔵野館のみでした(公開終了)。

前情報の通りクルマではなく人間ジョン・デロリアンにスポットを当てた作品でした。GMの重役の座をなげうって自らの理想とするスポーツカー、DMC12を創り上げたジョン・Z・デロリアンが、資金繰りに窮してコカインの密売に手を染めて行く過程を描いています(これが歴史的事実なのかは良く分かりませんが・・・)。本作はジョン・デロリアン自身ではなく、どちらかと言えば隣人でコカイン密売の囮捜査でも大きな役割を果たす事になるジム・ホフマンの視点を中心にしている点がユニークだなと思いました。

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↑新宿武蔵野館のロビーには、原寸大デロリアン(?)の顔ハメパネルが出現。遠慮会釈なく撮影させて頂きました…。

一大スターの大競演という事でもないし、派手なカーチェイスがあるわけではないのですが、佳作として楽しむ事が出来ました。日本での公開は劇場数が非常に少なく、東京では新宿武蔵野館のみとなっていました(既に上映終了)。現在上映中の劇場もありますし、今後上映が始まる所もあるようです(詳しくはオフィシャルサイトでどうぞ)。これから更に上映館が増えてくれると良いのですが・・・。


●フォードVSフェラーリ(原題:FORD v FERRARI)

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↑フォードVSフェラーリのチラシ。こちらは表側が縦位置のバージョン。

A・Jベイムの著書、フォードVSフェラーリ(原題:GO LIKE HELL)を書店で偶然手にしてからおよそ8年、遂に映画作品を観る事が出来ました。マイアミバイス、コラテラルなどのマイケル・マンが監督すると言われた時期があり、主演はトムクルーズ&ブラット・ピットと噂された事もありました。紆余曲折の末、A・Jベイムの著書とは別の枠組みでの作品化となったようですが・・・いや~完成までの道のりは長かった。もうね、作品が始まる前、20世紀フォックスのあのオープニングの時点で涙が出そうになりました(笑)。

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↑フォードVSフェラーリチラシの別バージョン。こちらは表側が横組み。最近はチラシが複数作成される事もよくあるので要注意です。

しかし長く待たされた分、作品は文句なしに素晴らしかった。冒頭は「えっ!そこから話を始めるの!!」って感じだったし、予告編でコケにされていた(ように見えた)ヘンリーフォードⅡ世にもちゃんと泣いた理由がありました(笑)。ストーリーをシンプルにするためか、フォードGTプロジェクトの最初からキャロル・シェルビー&ケン・マイルズが開発に携った形になっていたり、気になる点もあるといえばあるのですが、そんな事は消し飛んでしまうくらい、レース映画としても人間ドラマとしても見応えがありました。マット・デイモンのシェルビー役ももちろん素晴らしかったのですが、クリスチャン・ベイルはもう、ベイムの本でマイルズ像そのものという感じでした。読んだCGの使用を極力控え、リアリティを追求したというレースシーンの迫力も大満足。あと何回か映画館で観たいし(出来るだけ大きなスクリーン、高画質・高音質の劇場で観る事をオススメします!)、ソフト化されたら絶対、絶対買います!!




↑レースシーンのメイキング動画、本作ではリアリティを重視し、CGの使用は出来るだけ控えたとの事。250GTOのレプリカを火薬でぶっ飛ばしてます。

●・・・やっぱり、血中フォードGT濃度急上昇!

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これは半ば予想していた事ではありますが、やはりというか久々に血中フォードGT濃度が急上昇、今年最初のブログ特集は何にしようか思案していましたが、映画を観て迷いが消えました(笑)。・・・ということで、次回より2012年に組んだ”(出来る範囲で・・・)総力特集;FORD GT40”の補完版をお送りしたいと思います。フォードのルマン挑戦のストーリーは以前の特集で、語りましたので、その後発売になった関連製品をご紹介したいと思います。・・・といっても買い足した製品の数も限られていますし、まとめてご紹介するのは撮影など仕込みが大変・・・。ということで毎回1台ずつのご紹介を基本としたいと考えています。お暇がありましたらお付き合いくださいませ。
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2020年ブログ初め 今年の干支車 ~Fiat 500 Topolino

1/43cu.in. 2020年も安定の三が日を過ぎてからの第1回更新です。

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↑ブルムのFIAT 500A、500Cジャルディニエラと、奥さんに借りたニコラス・ティリーで子年のお祝い。レオ・レオニの絵本、”フレデリック ちょっとかわったねずみのはなし”に登場するフレデリックの友達です。

既に3が日も過ぎてお正月気分もすっかり抜けつつありますが、明けましておめでとうございます。2020年が皆様にとりまして良き1年となります事を心からお祈り申し上げます。・・・という事で、2014年の午年(うまどし)から始めた干支に因んだトイカーのご紹介、自ら泥沼に嵌まり込んだ感もありますが、恒例化してしまったので今年もがんばっていってみたいと思います。。。子年(ねどし)の今回は愛すべきイタリアの小型車、初代フィアット500であります。

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↑独立型のフェンダー、飛び出たヘッドランプなど愛らしいまとまりを見せる初代フィアット500”トポリーノ”。この愛称はイタリア語でハツカネズミやネズミの赤ちゃんを意味するのだそうです。

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↑ヘッドランプがフェンダーに内蔵されて、少し近代化した後期型フィアット500C、のちのフィアット600や2代目フィアット500に繋がるデザインと言えそうです。ワゴン仕様はジャルディニエラと呼ばれます。

初代フィアット500は第二次大戦前の1936年にデビュー、500A・500B・500Cと改良を重ねつつ1955年まで製造されました。イタリア語でハツカネズミやネズミの赤ちゃんを意味するトポリーノの愛称で親しまれましたが、丸みを帯びたボディと独立したヘッドライト、フェンダーが愛らしいA~Bと、ヘッドライトがボディに埋め込まれたCではスタイリングのイメージが大きく異なります。独立式のラダーフレームにタテ置き水冷エンジン、FR駆動方式というコンベンショナルな構成は時代故かと思われます。空冷リアエンジンの2代目、横置きFF水冷&空冷(ツインエア)の3代目と、歴代500は全て駆動方式やエンジンレイアウトが異なっているのが興味深いです。

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↑イタリア ブルム製の初代フィアット500のミニカーは実車のキャラクターに合った愛らしいまとまりを見せます。前期型・後期型それぞれに通常型、ワゴン、パネルバンのバリエーションがありました。・・・当時は安く買えたんですけどね~。

ミニカーはイタリアブルム製のフィアット500Aと500Cジャルディニエラ(ワゴン)の2台。実車のキャラクターもあって愛らしく味わいのある仕上がりです。前期型A(またはB?)と後期型のCそれぞれに通常ボディ、ワゴン、パネルバンがあり、バンには多彩なバリエーションが存在しました。ご紹介の個体はおそらく90年代にリアルタイムで購入したもので、当時の価格は2,800円くらいだったと記憶しています。正真正銘のメイドインイタリーがこの値段で買えた時代、今では考えられない事です。当時はアメリカ車に特化せず、様々な国・時代のクルマのミニカーが買えました・・・。

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↑子年の2020年初アップには、レオ・レオニの絵本”フレデリック ちょっとかわったねずみのはなし”から主人公フレデリックの友達のティリーとニコラスに登場願いました。ぬいぐるみと絵本に登場する姿はちょっと異なるようです。尚、奥さんは主人公のフレデリックは持っていないそうです…。

・・・さて、今年もつつがなく(?)干支に因んだトイカーをご紹介して1年のスタートを切る事が出来ました。最大の難関だった昨年、亥年を力技(無理矢理とも言う)でクリア出来たので、12支もなんとはなしに目処が立ちそうです。来年(もうその話かい!)の丑はイタリアの猛牛、その次の寅は初代ボンドカーにもなった英国のスポーツカー、卯はニッポンの小さなクルマの大きな未来・・・という事で、ブログの検索タグに”干支車(えとしゃ)”を追加しました。興味を持って頂けた方はソートしてご笑覧下さい。これまで午・未・申・酉・戌・亥そして子と7種類をクリア、残りはあと5種類ですが・・・最大の懸念事項は、果たしてそこまでこのブログが存続できるのか!?という事であります。。。

年納め、2019年私的購入品ベスト3 第1位発表! ~Spark '70 Plymouth Hemi Cuda

いやいや、2019年も本当に残すところあと僅かです・・・。

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毎年クリスマス~年末恒例にしているその年の私的購入品ベスト3、2019年の3位と2位はミニの誕生60周年を祝して新旧ミニミニ大作戦劇中車という、アメリカ車ではないクルマがランクインしました。1/43でアメリカ車をアーカイブする事を標榜している当ブログ(本当か?)、1位ぐらいはアメリカ車にしたいところです。という事で、今年の栄えある第1位は・・・う~ん、悩ましいです。つい最近発売になったスピード劇中車のフィッシュボウルバスも捨てがたいし、ホワイトボックスから発売になった'71フォードLTDカントリースクワイアは実車も大好きだし・・・色々迷いましたが、今年はスパークの'70プリマス・ヘミ・クーダに決定と致します!!

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↑マスタングが開拓したポニーカーマーケットにダッジ・チャレンジャーと共に参戦したクーダ、新車時の販売台数の少なさ故、今日における希少性に関してはマスタングやカマロより遥かに高いと言えそうです。

クライスラー製ポニーカーとしてダッジ・チャレンジャーと共に今日でも高い人気を誇るクーダ。1/43でもマッチボックス、アーテル、ロードチャンプス、BOSSモデル(ホワイトメタルキット&完成品)などそれなりに製品化されていますが、ホワイトメタル製でロードバージョンとトランザムレース仕様を製品化したBOSS MODELとロードチャンプスは'70年型、マッチボックスとアーテルは4灯ヘッドランプの'71というラインナップで、この中では個人的にはマッチボック製が好みで、オリジナルな丸2灯ヘッドランプの'70は今一つ決定打に欠ける状況が続いていました。

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↑今年スパークから登場した'70ヘミクーダ。ひとまず1/43では最良の1台と言えそうです。

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↑スパークのチャレンジャーとクーダ、ロードバージョンはどちらもシェイカーフードでのモデル化となりました。

そのような状況が今年、スパークから発売された新製品で遂に打破される事となりました。BOSSモデル同様、ロードバージョンとトランザムレースのAARクーダ仕様がアナウンスされていましたが、ロードバージョンが一足先に発売となりました。Trans-Am仕様はスモールブロックのAARクーダの予定ですが、ロードバージョンはシェイカーフードを備えたHemi Cudaとして製品化、この辺りの作り分けは小回りの効くレジン製品ならではと言えそうです。メッキモールなどの表現にちょっと危なっかしい部分もありますが、シャープなプロポーション、全体的なフィニッシュ、Sassy Grass Greenのボディカラー、そして2灯ライトの'70である事など、個人的には1/43のクーダのモデルとしては最良の製品かと思います。

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↑今年のNo.1ゆえ画像多め(笑)。望遠と言うほどではありませんが、テレ側で撮ってみました。

・・・と、いう事で当ブログらしく2019年私的購入品ベストワンをアメリカ車で締めた所で、本年の更新はこれにて終了とさせて頂きます。今年は例年にも増してサボり癖が加速してしまったと反省する事しきりですが、12月だけはどうにかこうにか4回更新を行って、無事私的ベスト3の発表を終える事が出来ました。お付き合い下さいました皆様、1年間有り難うございました。今年は当方や家族にも色々な事がありましたし、自然災害など日本全国でも色々と大変な事が起こりました。2020年は穏やかな年明けと共に、皆様にとって良き1年となりますように。来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。


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年末恒例 2019年私的購入品ベスト3 第2位発表

先週に続き2019年私的購入品ベスト3、今回は第2位のご紹介です。

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先回、第3位としてご紹介したのはアメリカ車ではなく、リメイク版”ミニミニ大作戦(原題:THE ITALIAN JOB)”のBMW製ミニクーパー&ミニクーパーSの劇中車仕様(グリーンライト製)でした。グリーンライトはミニの誕生60周年にあたる今年、新旧ミニミニ大作戦劇中車の1/43モデルを発売するという粋な計らいをしてくれました。しかも、2019年はオリジナル版映画の製作・公開50周年でもあるという、ダブルでおめでたい年なのです。・・・という事で、今年の第2位は'69年製作のオリジナル版”ミニミニ大作戦(原題:THE ITALIAN JOB)”から主役となるミニクーパー3台であります。という事で今回もアメリカ車ではないのですが、ミニの誕生60周年のお祝いも兼ねているのでご容赦頂きたく(笑)。なお、映画ミニミニ大作戦に関してはちょうど10年前、ミニの50周年時に4回にわたって特集しました。コチラコチラコチラコチラでご覧頂けます。

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↑劇中トリノ市街を大爆走したのは'67年型オースチン・ミニ・クーパーS 1275 Mk-1。ひげ付きのラジエターグリル、オーバーライダー付きのバンパーなど、よりクラシカルな出で立ちが魅力です。


オリジナル版で主演のマイケル・ケインらに伍して大活躍したのは、ユニオンジャックに合わせたレッド・ブルー・ホワイト3台の’67年型オースチン版ミニクーパーS 1275 Mk-1でした。ルーフまで同色のモノカラーのボディに、ミニライトホイール、3連の補助灯、ボンネッットストラップ(英国流にあえてボンネットと書きます/笑)などで武装、3台連なって疾走する様はカッコ良くもあり、可愛くもあり、歴史的名車、ミニをベースとしたホットバージョンのクーパーS仕様ならではのキャラクター性と言えそうです。劇中では階段を駆け下りたり(決して駆け上がる事はない)、川を渡ったり、下水管の中を走り抜けたりと大活躍しますが、ラスト近くのアルプス山中で・・・。続きが気になる方はぜひ作品をご覧下さい。

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↑コーギー、バンガードに続き1/43で発売になった1/43のミニミニ大作戦劇中車。オーバーフェンダー付の金型を使用した点が残念ですが、それ以外は劇中車ディテールの再現度が非常に高いです。

モデルは先述の通り03年のリメイク版BMWミニクーパーと同じグリーンライト1/43劇中車シリーズの製品。基本的な金型はイクソ系の物ではないかと思われます(確証はありません)。特徴的なエンジンフードストラップは印刷による表現、3つの補助灯が付加され、ランプレンズにはメッシュのガードも印刷で再現されています。足元はもちろんミニライトホイールで決まり。グリーンライト製の劇中車ミニカーは全般に細部の考証・再現度が高いですが、このモデルで唯一残念なのは、オーバーフェンダー付きボディの金型が使用されている点。実際の劇中車はオーバーフェンダーなしのシンプルな姿であり、イクソ系にはオーバーフェンダーレスの金型もあるのですが、この金型のチョイスには何らかの事情があるのでしょう。

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↑先回ご紹介したリメイク版同様、ボックスアートで雰囲気を盛り上げているのもこのシリーズの魅力。50TH ANNIVERSARY THE ITALIAN JOBの表記がある通り、2019年はミニの誕生60周年であると同時に映画ミニミニ大作戦の50周年でもあるのです。

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↑遂に1/43で揃う事になった新旧ミニミニ大作戦仕様のミニクーパーたち。当ブログの狭い撮影ブースにも、どうにか6台収まりました(笑)。

1/43でのオリジナル版ミニミニ大作戦劇中車仕様は、過去にコーギーとバンガーズブランドで別金型で製品化されていましたが、コーギー版はどちらかというとクラシカルな味わいを大事にしたモデル、バンガーズ版はより現代的な仕上がりの製品でした。今回のグリーンライト版もそれらと甲乙付けがたい仕上がりですが、特筆すべきはオリジナル・リメイク版の両方を製品化してくれた事だと思います。これまでリメイク版劇中車の1/43モデルは存在しなかったと思われるので、同一縮尺で双方を並べて楽しむ事が出来るようになったのは非常に嬉しい事です。・・・GL製1/43モデルは今日の水準からすると比較的安価ではあるのですが、それでも6台まとめて発売になった時には資金繰りが大変でした(汗)。

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年末恒例 2019年購入品 ベスト3 第3位発表!

今年ももう、12月半ばです・・・。

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人間、50年以上も生きていると、自分や家族の健康・生活など色々な事が起こります。今年は全国的に台風や豪雨など自然災害も多々ありました。来年は我々皆にとって良い年であることを祈りたいです。・・・さて、クリスマスと言うにはちょっと気が早いですが、毎年この時期勝手に恒例化している”今年購入した製品から選ぶ私的ベスト3”をお送りしたいと思います。今年は事情により台数が多いので、今回は3位のみの発表です。

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↑マーク・ウォルバーグ演じる主人公、チャーリー・クローカーがドライブしたブルーのミニクーパー、舞台がアメリカだったたため、3台のミニクーパーも北米仕様だったのですが、その辺りもちゃんと再現されています。実はBMWミニの1/43モデルはミニチャンプスくらいしか所有していなかったのですが、このモデルはイクソ製の金型でしょうか???

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↑シャーリーズ・セロン演じるステラがドライブしたレッドのミニクーパーS。彼女のクルマだけはスーパーチャージャーを装備したクーパーSでしたが、モデルの方もエンジンフードのインテークがしっかり作り分けられています。

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↑ジェイソン・ステイサム演じる”ハンサム・ロブ”がドライブした白のミニクーパー。ステイサムはワイルドスピードのスピンオフ、スーパーコンボ(どういう邦題なんでしょうか。。。)の劇中、アジトでかつてミニクーパーで仕事をした事がある。というセリフを吐くシーンがあります。劇中のミニクーパーはオリジナルミニでしたが、過去の仕事ってイタリアンジョブの事か?とニンマリしてしまいました。

・・・で、アメリカ車を1/43でアーカイブするのが目的(?)の当ブログですが、今年の3位と2位は当方の大好きな劇中車ではあるもののアメリカ車ではありません。。。第3位はグリーンライト製の映画”ミニミニ大作戦(原題:THE ITALIAN JOB)”のBMWミニクーパー3台であります。今年はオリジナルミニの誕生60周年ということもあり、まあそのお祝いの後夜祭と言うことでご容赦下さい・・・。

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↑グリーンライトの劇中車シリーズでオリジナル版のミニクーパーMk-1と共に一挙に6台が発売されたミニミニ大作戦仕様(資金繰りが大変でした。。。)ものすごく精密という訳ではありませんが、北米仕様になっているなど仕様再現の考証はしっかりしています。・・・ガラスルーフが印刷なのはご愛敬ですが・・・。

映画ミニミニ大作戦のオリジナルは'69年にマイケル・ケインの主演で製作され、当ブログでも過去記事で色々とミニカーをご紹介しましたが、今回の作品はマーク・ウォルバーグ主演で'03年に製作されたリメイク版となります。映画の詳細はいずれじっくり語る事にして、今回はミニカーについて簡単に記したいと思います。オリジナルの金塊強奪に使用されたのは赤・白・青のユニオンジャックカラーのミニクーパーMk-1でしたが、本作で使用されたのは第1世代のBMW製R50系ミニクーパー&ミニクーパーSでした。オリジナルミニからすれば最近のクルマだな~と思っていましたが、登場からは20年近い歳月が流れているのですね・・・。映画館で劇中3台が階段を駆け下りたり、下水管の中を走るシーンを観た時は、当方は涙が出そうになりました(笑)。

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ミニカーのパッケージは作品のパンフレットやDVDなどのソフトに歩調を合わせたデザインになっています。やっぱり、劇中車のミニカーはこの辺りの盛り上げが大事だと思います。

このリメイク版ミニミニ大作戦の劇中車は、1/64でグリーンライトが、1/36でコーギーがミニカー化していた他、フジミからは1/24のプラキットが発売されていました。しかしながら、長い間1/43での製品化には恵まれず、当方も作品の公開当時にコーギーの3台セットを買おうか散々迷って、縮尺と高価さのため買わずじまいだったのでした・・・。それがミニの誕生50周年の今年、オリジナル版と共にグリーンライトから発売になったのです。比較的安価な事もあってモデルの仕上がりは物凄く精密というわけではありませんが、劇中車の特徴であったフォグランプや北米仕様のサイドマーカーなどがう再現されていて嬉しくなってしまいます。・・・という事で今年の私的ベストモデルの第3位はこのモデルに決定!!・・・って、次回ご紹介する第2位が何かはもうお分かりですよね・・・。

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スクリーンを駆け抜けたクルマ達&'71~'73マスタング特集 《考察》 エレナーはなぜマッハ1ではないのか!?”

いやいや、やっぱり12月に食い込んでしまいました。。。長々・切れ切れにお送りしてきた'71~'73マスタング特集、最後はバニシングin60のヒロイン、エレナー(エレノア)について語って締めくくりたいと思います。

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過去にも記した事がありますが、劇中で'73年型という事になっているエレナー(近年風に言うとエレノア)ですが、実際には'71年型を改装して'73風に仕立てたものと言われています。これは'73年の映画撮影開始に先立って、およそ1年の歳月を掛けて各部の強化や安全対策(当時の改装中の画像を見るとドアビームなども設置されているように見えます)の準備が開始された事によるもので、このためエレナーの外観は'71~'72のマッハ1で使われていた細身のウレタンバンパーと、その下のクリアランスランプに、'73型のラジエターグリルを組み合わせたようなフロントマスクとなっています('73マスタングではスタンダードモデルでもより大型のウレタンバンパーが標準となっていた)。またその外観はスタンダードモデル及びマッハ1の302エンジン搭載車の選択オプションとなっていたインテークのないプレーンなエンジンフードをベースにストック仕様にはなかった独特の2トーンペイントが施されています。

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↑'71マスタングをベースに'73風に仕立てられたという”エレナー”、細身のウレタンバンパーとバンパー下のクリアランスランプという’71の特徴と、ラジエターグリルにタテにビルトインされたクリアランスランプという'73の特徴を併せ持つ独特の表情を見せます。正規の'73マスタングはベースモデルも含めて大型化されたウレタンバンパーを装着していました。

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↑リア周りは'71/'73共にマッハ1ではガーニッシュが装着され、ダックテール部分にはそれぞれデカールが貼られていました。対するエレノアはダックテール部分までブラックに塗られており、こちらも独特の姿となっています。プレミアムXのモデルは、'73にはリアバンパーにオーバーライダーが装着された姿となっています。

今回改めて画像検索等で調べてみたのですが、ストック状態と思われる'73マスタングのスタンダードモデルで、エンジンフードやボディーのロワーをブラックでペイントした仕様は見つけられませんでした(そもそも'73の場合、マッハ1でもボディ下部は黒く塗られていません)。スタンダードモデルで言うならば、'71~'72も状況は同じのようです。ハリッキー氏がエレノアに何故このような独特の外観を与えたのか、その理由は良く分かりません。或いは単色で塗られたスタンダードマスタングでは何となく物足りないので、氏の好みでちょっとカッコ良く仕立てたのかも知れませんし、映画のヒロインとして独特の姿にしたかったのかも知れませんが・・・そもそも作品の主役に据えるなら、なぜ当時トップグレードだったマッハ1にしなかったのか?というより大きな疑問に突き当たります。

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↑エレノアの外観は'71~'73のスタンダード・マスタング、及びマッハ1は合致しません。'71マッハ1はインテーク付きエンジンフードで、エクステリアデコラオプションを選ぶとサイドにストライプが入ります。

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↑同じ'71マッハ1でも吊るしの状態ではエンジンフードはインテーク付きながら黒くなりません。

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↑'73年型ではマッハ1でもボディサイド下部はブラックアウトされず、太いストライプが入るのみです。'71~'73マスタングのスタンダードモデル(と、マッハ1の302エンジン搭載車でインテーク付きフードを選ばなかった場合)はエレノアと同じプレーンなエンジンフードとなりますが、スタンダードマスタングにもこのような2トーンは存在しなかったと思われます。

映画公開当時の日本のパンフレットによると、エレナーに搭載されたのは351cu.inの4ボルトメインベアリングと記載されているので、おそらく351CJ〈コブラジェット)ではないかと思われます。エレノアがどんな仕様のベース車から生み出されたのは分かりませんが、強化されたボディや足回り、搭載エンジンからすれば、映画のヒロインとして華々しくマッハ1に仕立ててもおかしくないスペックです。インディーズの低予算映画だったとは言え、インテーク付きのエンジンフードやボディサイドのストライプ、前後スポイラーやマグナムホイールを調達して、最も派手なマッハ1のデコラオプション仕様の外観を与える事も簡単に出来たの筈なのです。ハリッキー氏が何故そうしなかったのか?ここからは当方の邪推でしかないのですが、そこには氏が作品に込めたある意図があるのではないか・・・そう考えています。

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↑プレミアムXの'71マッハ1はこってりした濃いミディアム・イエロー・ゴールド、過去ご紹介のミニチャンプス製'71マッハ1は明るいグラバー・イエローです。グリーンライトのエレノアはボディカラーとしてはグラバー・イエローという解釈でしょうか。DVDなどで実車を見ると、ミディアム・イエロー・ゴールドのように見えない事もないのですが・・・。

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↑カーチェイスシーンの撮影に使われたエレノアは1台だけだったと言われていますが、ご存じの通りラストシーンにはもう1台同じ仕様のマスタングが登場します。こちらはアクションシーンには使わず、外観のみ合わせた個体なのだろうと思われます。実はカーチェイスシーンの初めの方に、このもう1台の”黄色いムスタング”がちょこっと顔を見せていたりします。

バニシングin60という作品は、40分以上に渡るカーチェイスとは裏腹に、全体としてはどこかのんびりとしたユーモラスな雰囲気のある作品で、それがアメリカンニューシネマの名作、バニシング・ポイントやダーティ・メリー クレイジー・ラリーなどとは一線を画する独特の味わいになっていたと思います。メイドリアン・ペイス率いる窃盗団は、鮮やかな手口で高級車やスーパーカーを次々と盗み出し、中には実行不可能と思われるパーネリージョーン氏所有の競技用オーリー・ブロンコも含まれていましたが難なく処理しています。…なのに、当時のアメリカではごくありふれた、マッハ1でもBOSSでもないスポーツルーフのマスタング=エレナーだけには手こずらされ、仲間の密告から一大逃走劇に突入してしまいます。ここが本作の最大のアイロニーでありユーモアなのではないか?そのためエレノアはマッハ1ではないものの、作品のヒロインとして特徴を持たせるために通常のスポーツルーフとは異なる姿にカスタマイズされたのでは!?・・・これが、エレナーがあのような出で立ちになった事についての当方の推測であります。

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ヨコハマホットロッドカスタムショー2019を観てきました。

昨日12月1日(日)は久しぶりにホットロッドカスタムショーに行ってきました・・・。昨日中にアップしようと思っていたのですが、F1最終戦アブダビGPがあったので今日になってしまいました。

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当ブログでご紹介しているミニカーの殆どがそうである通り、基本的ファクトリーストック状態のクルマが好きな当方ですが、やはりカスタムやホットロッドはアメリカ車によく似合います。今年は縁あって久しぶりにパシフィコ横浜を訪れました。・・・いや~凄かったです。車両の仕上がりはもちろんの事、照明やディスプレイも凝った物が多くて車両の魅力を最大限に引き出していました。気が付いたら写真を200枚ぐらい撮影していました。全てはご紹介出来ないので1部をお見せします。

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↑アメリカングラフィティの主役が2台も!! この年代は定番ですね。

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↑このクルマは美しかったです。マットフィニッシュで仕上げるセンスが素晴らしい・・・。

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↑このクルマの存在感も素晴らしかった・・・ボディの質感がメタルっぽくて独特の雰囲気を醸し出していました。

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↑個人的にはどうしても、これらのクルマに引き寄せられてしまいます・・・。

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↑最近はノーマルでも見かける事が少なくなったマスタングⅡ、フロントは一見普通ですが・・・リアはこのようになっております(笑)。

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↑GMの中でも上品な高級感を持っていたビュイック、ボディカラーがマッチしています。

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↑ワルでクールなこの感じ。存在感があってカッコ良いです。

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↑リアドア埋めて3ドア化しています。センスも仕事もハイレベルです。

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↑このくらいソフトな仕上がりだと可愛い感じがします。

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↑アメリカ車のみならず、日本車、欧州車もバッチリ仕上がってます。

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↑ハーレーをはじめ2輪もたくさんあったのですが、印象深かったものをご紹介・・・

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↑可愛いホンダもご覧の通り。

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↑今年は美しい仕上がりのクルマが多かったように思います。ワークも興味深い・・・。

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↑個人的にはこれぐらいの仕上がりもクールでカッコ良いと思います。

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↑これは文句なしにカッコ良かったです。このボディ、どうやって仕上げているんでしょうか?

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↑コチラもカッコ良かったです。カーズの世界から抜け出して来たかのようです。

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↑どんなコンディションから仕上げるのか分かりませんが、ベース車も非常に貴重なのではないでしょうか?

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↑クルマももちろん凄いのですが、「グレイが乗ってる」と話題になっていました(笑)。

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↑実車をリアルタイムで知っていると、ちょっと勿体ない感じも・・・。

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↑模型の展示も会場のムードに合ったチョイスで心憎かったです。

・・・当方は本場アメリカをはじめ海外のカスタムカーを観た事は無いのですが、日本のカスタム&ホットロッドのレベルも相当に高いのではないかと感じました。刺激的な1日でした。

'71~'73 マスタング特集 & スクリーンを駆け抜けたクルマ達、”エレナー”in バニシング in 60

飛び飛びでここまで引っ張ってしまった'71~'73マスタング特集、やっぱり”彼女”について語らない訳には行きません。

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↑公開当時のパンフレットの表紙から。このイラストは日本独自の物と思いますが、今見てもワクワクします。

・・・と言うことで、そろそろ締めないと来年にまたがってしまいそうなので、最後にビッグマスタングが大活躍する怪作、”バニシングin60(原題:Gone in 60 Seconds)”で特集を終わらせたいと思います。H・Bハリッキーが自らの企画をハリウッドに持ち込んだ所全く相手にされず、それなら自分で・・・と一念発起、私費や仲間からの援助で150万ドルを掻き集め、各方面へのコネを活用しまくり、原案・製作・脚本・監督・主演・スタント監修・スタントドライバーと1人7役(当時の日本版劇場パンフレットより)をこなして完成させた、インディーズ・カーチェイスムービーの金字塔です。低予算での製作ながら全米での興行収入4,000万ドルを叩き出し、日本でもスマッシュヒットとなったのでした。ハリッキー氏はその後第2作である”ジャンクマン(原題:THE JUNKMAN)やこれら2作と未使用部位を再編集し、1部を追加撮影して製作した”バニシングin60デッドライン(原題:DEADLINE AUTOTHEFT)”を完成させますが、'89年、バニシングin60の正統な続編の撮影中、セットとして組まれた鉄塔が予定よりも早く倒壊するという事故により他界、作品は未完のままブルーレイソフトなどで撮影済のシーンだけが観られるという状況となっています。

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↑エレナー(作品公開当時の字幕や吹き替えを尊重してます)は劇中では’73年型という事になっていますが、実際には'71年型を’73風に改造したと言われています。そのため本来の’73型とは外観的に異なる点がある他、スクープなしのフードに2トーンのボディカラーもフォードの純正仕様には存在しない物です。ハリッキー氏がなぜエレノアをこのような仕様にしたのかは謎ですね・・・。

メイドリアン・ペースは保険会社の盗難車調査を請け負うチェイス・リサーチ社の調査員、しかしその表向きと実体は全く逆で、高級車を専門に狙う窃盗団のボスであった。中南米のディーラーから短期間で48台の高級車を揃えるという大仕事を依頼された彼は、表の仕事で社長に祭り上げているユージン・チェイスのハネムーンを延期させ、仲間と共に仕事に取り掛かる。盗む車に女性の名前でコードネームを割り振り、フェラーリやランボルギーニなどのスーパースポーツカーや複数台のリムジン、カスタムカー、大型トラクターヘッド、果ては有名なレーサー、パーネリー・ジョーンズ(本人が作品に出演)の競技用フォード・オーリー・ブロンコまで鮮やかに盗み出した彼らだったが、たった1台、コードネーム”エレナー”と名付けられた黄色い'73年型ムスタングだけが彼らを手こずらせた・・・。”エレノア”がインターナショナルタワーに入って行くのを見たペースは、仕事の仕上げとしてその1台を盗もうとするのだが、別途盗んだキャデラックから発見されたヘロインの取り扱いで対立していたユージンに密告され、現地には2人の刑事が張り込んでいたのだった・・・。

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↑グリーンライトから発売された1/43エレナーは当方には待望の製品化でした。最近になって再生産・再販もされていましたが、上述した劇中車の特徴を正しく再現しています。若干、劇中仕様と異なる点も見受けられますが、非常にマニアックな製品と言えると思います。

・・・と、ここからは映画史上でも稀に見る40分以上に渡るカーチェイスに突入するのですが、正直、大技も少なく少々ダレた感もあるものの、やはりその長大なカーチェイスはあまたの他作品とは異なる本作の大きな特色と言えると思います。しかもそのカーチェイスの最初から最後まで、主人公はクルマを乗り換える事無く1台のマスタングで延々と逃走する設定となっており、満身創痍でなお爆走し続けるエレナー=ムスタングは、本作をリアルタイムに映画館で観た、クルマ大好き少年だった当方に強烈なインパクトを与えたのでした・・・。(その後バニシングin60ごっこで何台のマッチボックス製マスタングをボロボロにしたことか/笑)。更に言うなら、インターナショナルタワーの張り込みから追跡を開始したアンダーカバーカー、ワンベイカー・イレブンことゴールドの’71マーキュリー・モンテゴも最後までエレノアを追跡し続けます。激しいカーアクションの一方、随所にコミカルなシーンも挿入され、当時映画館では随所で爆笑が起こっていた事を記憶しています。当方のアメリカ車好きは子供の頃に観た映画のカーチェイスシーンの影響による所大なのですが、その中でもブリットとバニシングin60は最も大きく影響を受けた大好きな作品なのであります。

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↑60セカンズのDVDが発売された際、同時期に発売となったバニシングIN60のDVD、そしてその後発売になった他のハリッキー作品をセットにしたBORN TO RUNボックス。先に発売になったバニシング~を一緒に収められるようにした優れものでした。

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↑その後発売されたDVD/ブルーレイ単品及びハリッキー3作品+バニシングIN60 Ⅱの撮影済シーンを収めたトリロジーコンプリートBOXには2種類の日本語吹き替えが収録されており、中尾彬氏がH・Bハリッキー役を務めたTV放映版はサウンドトラック、効果音がオリジナルの状態で収録されています。トリロジーBOXでは、同じように、ささきいさお氏がハリッキー役を演じたTV吹き替え版のみ、オリジナルサウンドトラックと効果音を楽しむ事が出来ます。

大好きな本作ですが、映画公開後にVHSソフトは発売されたものの、その後は長年DVDやブルーレイソフト化には恵まれませんでした。状況が変化したのは2000年代に入って、本作にインスパイアされたとされる”60セカンズ(原題:Gone in 60 Seconds)”が製作されてからの事でした。同作のDVD発売時に元祖バニシングin60もDVDソフト化!・・・しかしながらインディーズムービーの悲しさ、使用している楽曲の版権を押さえておかなかったため(と言われている)、サウンドトラックが全面的に差し替えられてしまい、5.1チャンネルサラウンド化のためか、クルマのエンジン音やポリスカーのサイレンの音などの効果音をも変えられてしまい、オリジナルを知る人間には違和感ありまくり・・・。その後BORN TO RUNというハリッキーの他の3作品、ジャンクマン、デッドライン、そして未完のバニシングin60 Ⅱを集めたボックスセットが発売された際もそれらの作品の状況は変わらずだったのですが、近年発売されたDVD、ブルーレイ(単品とやはり4作品を集めたトリロジーコンプリートBOX)では、中尾彬氏がハリッキーの声を当てた日本語吹き替え版が収録されており、それのみ当時のサウンドトラックと効果音で楽しむ事が可能になりました。当方は英語版のオリジナル音声を収めたレンタル落ちのセルVHSと、TVを録画した吹き替えVHSをいまだに保有しています。DVD/ブルーレイでは差し替えられてしまったラストシーンと共に、いつの日か美しい映像とオリジナルサウンドでこの作品を楽しむ事ができる日は来るのでしょうか・・・って、ダメだ、この作品は好き過ぎてとても1回では語りつくせない・・・という事で次回に続きます。。。

ブログ開設12周年(中途半端)

奥さんにリマインドして貰うまで、すっかり忘れ去っていました。。。

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↑上の画像は当ブログの初UP時に使用したもの。畳の縁を道路に見立ててミニカーで遊んだ少年時代、自動車は憧れ・夢の対象として輝く存在でした。その情熱や感動を失いたくはないと思います。

本日11月11日は当ブログを開設し、最初の記事をアップした日でした。今を去ること12年前、2007年の事です。地道・コツコツ型の人間ではありますが、まあ、よく続いたものです。・・・と言っても、最近はすっかりサボり癖がついてしまい、下手をすると月の更新が2回ぐらいという体たらくであります。自身のモチベーション低下が更新回数や内容に影響を及ぼしているせいか、アクセス数も右肩下がり・・・もっとも、1/43でアメリカ車を蒐集するという行為がマジョリティになるとは思ってもおらず、僅かでも興味を持って下さる方が増えてくれれば・・・という動機で始めた部分があるので、それ自体は余り気にしていません。

この10数年の間にネットを巡る環境もどんどん変化しており、新たなコミュニケーション手段が次々に誕生している事は折に触れて記しています。ハードウエアの主体もパソコンからスマホに替わり、最近は大学等の卒論の作成にもスマホを使うなどという話を聞くにつけ、借りてきたワープロ(!)で文章を作成し、写真を切り貼りしていた者としては隔世の感を禁じ得ません(・・・言っている事が年寄りくさいなあ/笑)。

これも折りに触れて記していますが、ブログというものの存在も、1部影響力の大きい有名人のそれを除けば曲がり角に来ているのかなと感じています。ブログサービス自体の終了も相次いでおり、本年末にまた1つ有名どころのブログサービスが終わろうとしているのもそうした現れではないかという気がします。コメントなどを通じネット上でコミュニケーションが取れるという特性も、より新しいツールの方が簡単で便利なのですから、取って代わられるのも致し方のない事なのだろうと思います。

・・・しかしながら、ブログには文章や画像をセットで検索・ソート出来るなど、アーカイブとして優れた特性もあると私は思っています。より手軽に情報発信の出来る新たなコミュニケーションツールは確かに便利ではあるものの、情報はネットに書き流しにされ、どんどん使い捨てられる刹那的なものになってしまっている気がしてなりません。自分は旧い世代の人間なので”コト”よりも”モノ”への執着が強いですし、今もそれを大事にしています。そんな自分にはブログはちょうど良い媒体だなとも思います。すっかり更新頻度も落ちていますが、もう少し続けてみよう・・・13年目に入るにあたり、改めてそう考えています。

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↑上の画像は2回目の記事で使用したもの。ジェネレーションYやZの若い方々と違い、”コト”より”モノ”に執着する旧世代な当方。実物を所有出来ない憧れのクルマたちは、ネット上の画像や動画などの”情報”ではなく、ミニカーという”立体物”で手許に置いておきたいのです。

再会!栃木県警フォード・ムスタング・マッハ1パトロールカー

先の台風19号では、関東以北を中心に豪雨による大きな被害がありました。当方の住む地域は大きな災害は免れましたが、家が大きく揺れ、いつ屋根が吹き飛ばされないかと恐怖の1日を過ごしました。堤防決壊等により未だ険しい復旧の途上にある方々が沢山おられます。亡くなられた方々のご冥福と、被災地の1日も早い復旧をお祈り申し上げます。

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↑ガラスの反射であまりよく写っていませんが、再会に際してミニカーを連れて出かけたのはこれがやりたかったからなのです。実車とモデルカーのご対面(笑)、なかなかに再現度が高い事が分かります。

先回の記事で2019年夏、マスタング・マッハ1栃木県警仕様のミニカーを携えて旅に出たと記したのですが、その行き先は栃木県鹿沼市でした。・・・ご存じの方や勘の良い方はお察しかと思いますが、当方が子供の頃に偶然見かけて大興奮したマッハ1のパトロールカー、実は現車が保存されていて今も見る事が出来るのです。場所は栃木県鹿沼市にある運転免許センターで、他の警察車両数台と共に展示されています。事前に確認したところでは、今年の3月頃までは、申し出れば室内に入って見学させて貰えたそうなのですが、現在は建物の外からしか見ることが出来ないそうで・・・。残念、、、もっと早く訪れるべきでした。

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↑小学生の時、偶然に目撃してから40年以上の歳月を経ての再会です。いや~、「よくぞご無事で」って感じです。感慨深いものがあります。'73年に配備され、'84年まで活躍。ガラス越しの再会でしたが、反射が映り込まないよう、カメラをガラスにぴったりつけて撮影、画像処理でコントラストや明るさを調整してあります。

自宅を出るや否や渋滞にはまったりして、結局到着までには4時間半を要しました。ようやく到着したその場所に、日本のパトロールカー独特のカラーリングに塗られたマスタングはひっそりと佇んでいました。ガラス張りの建物の中、もう1台の警察車両、2台の白バイと共に展示されていたそれは、まさしく当方が小学生の頃に偶然目撃して大興奮したあの1台。40年以上ぶりの再会でありました。いや~、もう感激でした。サスペンションを保護するためなのかシャシーにはジャッキが噛ませてあり、フロントが持ち上がってフル加速しているかのような姿勢になっていましたが、全体的には良いコンディションを保っているように見えました。とにかく、今も無事保存されている事をこの目で確認出来たのは何よりでした・・・。

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↑同所には'60インパラの警察車両も展示、'63年に県費で配備され、驚いたことにマスタングより長く'90年まで現役だったのだそうです。赤色灯にホワイトレターのタイヤ・・・こちらもなかなかキマってます。

さて、ここには実はもう1台、アメリカ車の警察車両が展示されています。それは'60年型シボレー・インパラのコンバーチブルで、那須に御用邸があった関係から、皇室の方々の随伴などに使用されたとの由。'62年に県費で購入され、驚いた事にマスタングより長く、'90年まで活躍したとの事。黒のモノトーンボディで、フロントバンパー、フロントフェンダーに赤色灯のような物が装備されています。また、ここには旧い白バイ2台も展示されていて、1台はホンダCBR750P2(昭和46年~56年まで使用)、もう1台は同じくホンダのRC18改(平成元年~平成9年まで使用)。との事で、当方2輪には疎いのですが、こちらも見る人が見たら貴重な白バイなのでしょうか?CB750の方は、素人目にも装備パーツの古めかしさなどが興味深い物ではありました。

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↑ホンダCB750P2。バイクに疎い当方でも、CB750という車名ぐらいは知っています。警察仕様を示すP2、古めかしいサイレンや赤色灯が物々しいです。昭和46年~56年まで活躍。

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↑こちらはCB750に比べるとだいぶ新しい感じのRC18改、平成元年~平成9年まで活躍。”改”っていうのが痺れますね。

横浜新道・首都高速・東北自動車道と乗り継いで往復およそ350Km・夏休み渋滞で所要往復9時間、現地で実車を見ていた時間は数十分。・・・まあ、およそ酔狂以外の何物でも無いですが、思い出の1台と再開出来て大感激。実車とミニカーを引き合わせる事も出来ました(笑)。ほとんどとんぼ返りに近かったですが、地元では道の駅(町の駅)や観光施設に立ち寄ったりして、僅かばかりながらお金を使わせて頂きました。同じ目的で彼の地を訪れる事は・・・この先はもうないかも知れませんが、とにかく長年の小さな夢を果たす事が出来ました。この先も末長く保存されることを願っております。

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↑運転免許センターの一隅に2面がガラス張りの建屋があり、4台の警察車両や付近で出土した土器などが展示されています。今年の3月以降、残念ながら屋外からの見学のみとなっているそうです(画像は全て2019年8月に屋外から撮影)。

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↑ミニカーを手に実車との再会にご満悦の様子(←バカ)。稚拙な画像処理で変装してます(笑)。なんだかね~、この画像を見るとムスタングも微笑んでくれているような気がします。(←大バカ)
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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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