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クライスラー強化計画!? & スクリーンを駆け抜けたクルマ達 ~GREENLiGHT '69 Dodge Charger Daytona from Fast & Furious 6

当ブログ内での対GM/フォードに対するクライスラー系車種の記事アップ数不均衡を是正する「クライスラー強化計画」、今回は先回ご紹介したホワイトの'70チャレンジャーと同時期に発売になったモデルをご紹介します。

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と言う事で、今回はグリーンライトの1/43ワイルドスピード劇中車シリーズの1台、6作目ユーロミッションでドミニクがドライブした'69チャージャーデイトナです。シリーズ6作目となるユーロミッションはロシアで発生した軍事用のチップ強奪事件に絡み、FBIのホブスがドミニクに捜査への協力を依頼する事から始まります。5作目MEGA MAXのラストで暗示されていた通り、死亡したと思われていたレティが記憶を失って生存していた事も分かり、ヨーロッパを舞台に例によってド派手な奪還作戦が展開されました・・・。ドムのドライブしたチャージャー・デイトナは、チップ奪還作戦の為にテズがオークション会場で調達した内の1台。元々日本車等スポコン(スポーツコンパクト)車による非合法ストリートレースの世界を背景にスタートした同シリーズも、回を追うごとにアメリカンマッスルカー等がアクションの主体となり、ストーリーやアクションもより派手で荒唐無稽な物へと変化しているように思います。

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↑コンペティションベースであるチャージャー・デイトナのレストモッド(レストア&モディファイ)仕様という想定の劇中車。実際はノーマルのチャージャーをベースにしていると思われますが、リアスポイラーの高さなどは劇中車としてのカッコ良さを考えたリファインがなされているようです。

さて、劇中車のチャージャー・デイトナですが、いわゆる「Restomod」と呼ばれるモディファイを受けた設定になっています。この辺りはこのミニカーをいち早く入手されたhirokiさんが3回にわたって記事にされているので、そちらを合わせてご覧下さい。(コチラコチラコチラ。hirokiさん、丸投げ勝手連ご容赦下さい/笑)実車のチャージャー・デイトナはコンペティションベースとして僅か50台が製造された激レア車なので、劇中車は恐らくノーマルのチャージャーをベースに製作されたレプリカであろうと思われます。色々調べてみると、ノーズはオリジナルのデイトナより短く、リアスポイラーは低くデザインされているようです。巨大なノーズコーンやリアのスポイラーと共にデイトナの大きな特徴であるファストトップ(デイトナのベースとなったチャージャー500から採用された、標準ルーフに対してより空力特性に優れたラウンドリアガラス)への改造はトランクリッドの変更を伴う大規模なものとなるため、かなりの困難が伴ったであったろうと思われます。あるいはチャージャー500をベースとした改造かも知れませんが、それとて500台限定生産の希少車。劇中車の実態が如何なるものだったのか気になります・・・。(コチラに劇中車の製作途上の姿や細部ディテールの貴重な画像が見られるサイトがありました!)
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↑モデルは安価なグリーンライトの1/43ワイルドスピードシリーズのなかでは上々の仕上がり。他仕様への転用を考えない劇中車専用金型として割り切り故の完成度なのかも知れません。

ミニカーの方はhirokiさんも仰られていた通り、1/43としては比較的リーズナブルなこのシリーズの中では仕上がりの良い製品と思います。(同じシリーズでも、先に発売されたポルシェなどはかなりハズレな仕上がりかと・・・)各部がスムージングされたダークレッド~マルーンメタリックのボディカラーや、固定ランプ化された独特のフロントマスク、落とされた車高と深リムの大径ホイール等々、劇中車の特徴を良く捉えています。インパネやステアリング、ロールバーなど内装にも頑張って色差しがなされています。この金型は劇中車仕様以外への転用は不可能と思われるので、却って使い回しを考えずに忠実な仕様再現が可能だったのかも知れません。映画の全世界的な人気を考えれば、金型費が回収できるだけの販売も期待出来るという事なのでしょう。

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↑劇中車のノーズはオリジナルのデイトナより短いとの事。ならば1/43モデルで比較を・・・って、1/43モデルの細部寸法は余りあてにはなりませんが。。。この画像でもノーズの長さの差は今一つ良く分かりませんね・・・。比較しているのは過去にご紹介済のユニバーサルホビー製の'69ダッジ・チャージャー・デイトナのロードバージョンです。

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↑こちらはオリジナルに比べて劇中車のスポイラーが低いことが分かります。オリジナルのデイトナのスタビライザー・ウイングは、開発にあたってNASAの協力を仰いだとも言われています。ノーズコーンの長さ共々、いわば勝つためのマシンとして性能追及と、劇中車としてのカッコ良さの違いでしょうか。興味深い部分です。

前回のバニシング・ポイント同様、最後に余談というかトリビアというか・・・本作、ワイルド・スピード ユーロ・ミッション(原題;FAST & FURIOUS6)”には、敵方の特殊車両としてフリップ・カーという全体がクサビ型のバギーのような車両が登場するのですが、その必殺技が対向車両の下に潜り込んで相手を横転させるという物でした。初めてにそのシーンを観た時、当方のアタマの中をよぎったのは・・・「これってH・Bハリッキーの幻の遺作、”バニシングin60 2(原題;Gone in 60 Seconds 2)”のスライサーそのものじゃん!」でした。それがハリッキーに対するオマージュなのか、最近何かと話題のパ〇リなのか、はたまた他人のそら似(笑)なのかは判りませんが、スライサーの動画を見つけましたので皆さんもご覧になってみて下さい。


↑撮影中の事故で監督・主演のH・Bハリッキーが亡くなり、未完成のまま幻の作品となったバニシングin60 2。ユーロミッションのフリップカ―のシーンを観てすぐに思い浮かんだのがこの作品に登場する”スライサー”でした。

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Comments
 
おぉ、予告通りきましたねこれ!
作品のファンとしては、この車がこのクオリティで1/43で発売されたことにとても嬉しさを覚えます。エスコートはモデル化されていますので、あとはアンヴィルマスタングがこれくらいの出来でモデル化されると嬉しいところなのですが…

それにしても、どうみてもフリップカーの元ネタが実はあったのですねぇ。
やはりオマージュでしょうか。
そして、本物のデイトナに比べてノーズが短いことやウイングが低いことなど、やはり勉強になることばかり。リンクありがとうございます!
 Re: タイトルなし
hiroki様

コメント&勝手連ご快諾有難うございます。m(_ _)m
チャージャーデイトナはこのシリーズではアタリな製品でしたね。
ドムのドライブしたマシンだし、専用金型だから力が入っているのでしょうね・・・。
アンヴィル・マスタングも欲しいですね~。そしてプレミアムX版でノーマルのマッハ1やボス302という流れで(笑)。
海外のショップの情報などによると、ビュイック・グランナショナルは製品化の予定があるっぽいので楽しみです。

ノーズの長さやウイングの高さの件は、今回劇中車の元ネタの情報を探していてたまたま見つけました(汗)。
英文ですが、記事本文内にリンクを埋め込んであります。
仕上げ前のボロボロの状態など興味深い画像がありましたので是非チェックしてみて下さい。

・・・フリップカーとスライサーはどうしても他人とは思えません(笑)。好意的にオマージュと思いたいです。
 わお!
まいどー♪

お、みの低い車高、ちょっと低めのウイングも良く似合ってますよねー

ワイルドスピードと云う映画の出来はおいといてw、短銃に、コイツはカック良いと思います。
 Re: わお!
覆面える様

コメント有難うございます。
このチャージャー、本物のデイトナがベースだったらちょっとショックですが、本文中のリンク先の画像を見ると、かなりボロボロの車両をベースに起こしてるみたいです。多分、不動車ベースにメカニカル系は最近の物にスワップしているのだろうと思います。・・・なかなかバランスの取れた仕上がりですよね。

映画の方は回を追うごとに物凄くなってますが、当方は1作目が一番好きです。
・・・新作が公開されるたびに興収が新記録なんだから止められないでしょうね~。


 こちらもおじゃまします。
前回、今回と、映像紹介が凄すぎます~。
いやぁ~手軽に便利な時代ですね、つくづく…。

チャージャーデイトナを最初に見たときは、なんだ!この車!本当にあるの?と存在を信じられなかった…。
けど、もとはチャージャーをレース仕様に作ったスペシャルなモノと知って、見る目が変わりました。
似てるけどスーパーバードは別モノなのも魅力。

そういえば60セカンドでチラッと映ってた盗難車もそうだったかな?

1/43のチャージャーデイトナといえばイーグルレースから同じ型でノーマルからレース車まで何種類あるの?って思うくらいの量を出されているので、もうお腹一杯って感じでしたが、これはまた別モノなのですね。
 Re: こちらもおじゃまします。
65〜73Mus好き過ぎる者…様

こちらへもコメント有難うございます。
チャレンジャーの所に貼った画像、中々カッコ良いでしょ?オーディオ・スレイヴの方はビデオクリップ集のDVDも発売されていました。リメイクのバニシング・ポイントは残念ながら国内盤のDVDは今の所ないのでVHSでガマンです。。。
バニシングin60Ⅱの方は未完成バージョンがハリッキーのDVD/ブルーレイボックスセットに収録されています。
フリップカーとスライサーの近似性がお分かり頂けるかと思います。この作品が完成したらどんな風になっていたのか・・・
つくづく撮影中の事故が残念でなりません・・・。

スーパーバードとチャージャー・デイトナ、仰る通り良く似ていますよね、あの特徴的なノーズやスタビライザー・ウイングを取り除いたボディはハッキリ違う事が分かります。スーパーバードの方は最近ペティ仕様などNASCARマシンがスパークから発売されていますが、ロードバージョン好きな当方としてはそちらも1/43で入手したい1台であります。

オリジナルのデイトナとワイスピ仕様の違い、今回の記事の為に色々と調べていて偶然知りました・・・。ブログの功名?でしょうか(笑)。

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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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