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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

愛しのトイカー達 ; 商品名「つぎとまります!」~トイコー IRリモコン ワンマンバス いすゞ エルガ ノンステップバス

今回はアメリカ車、1/43スケールから離れて、バスのトイカーをご紹介したいと思います。

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皆さんは子供の頃、バスに乗ると無性に降車ボタンを押したくなったりしませんでしたか?・・・当方は無性に押したくなる子供でした(笑)。他には鉄道駅のきっぷ販売機のボタンとか・・・。思うに自分の行動に対して何らかのリアクションがある、それも大好きな乗り物関係で・・・というのが嬉しかったんじゃないかなと思います。そんな子供時代の経験を持つ乗り物大好きオジサンが、近所のスーパーに買い物に出掛けた折、ハートを鷲掴みにされるようなトイカーに出会ってしまいました(笑)。そのモデルは大型スーパーマーケットのおもちゃ売り場のバーゲンコーナーに、いかにも売れ残りといった風情で1セットだけがポツンと置かれ、お値段1,800円+α也-。価格的にちょっと迷いましたが、気が付いたら買い物カゴの中に入っていました。

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↑パッケージや車体のどこにも表記はありませんが、縦型4灯ライトが特徴的な先代いすゞエルガのノンステップ仕様がプロトタイプ。ボディはこの手のトイカーにありがちなデフォルメもなく、スケールモデルと言って良い完成度です。

それは株式会社トイコー”「つぎとまります」 IRリモコンワンマンバス”なる商品で、家に帰って調べてみると、メーカーの希望小売価格は何と3,980円!購入した個体は箱がややくたびれた様子だったとは言え、定価からすると半値以下のバーゲンプライスだった事になります。当方が入手した架空のカラーリングの他、京急バスと阪急バス仕様のバリエーションがあるようです。全長29センチ弱と、そこそこの大きさの路線バス1台にコントローラー、停留所x2個が付属しています。バスのモデルはどこにもメーカー名や車種名がありませんが、1世代前のいすゞエルガ・ノンステップバスで、この手のトイカーにありがちなボディのデフォルメもなく、スケールモデルと言って良いプロポーション&ディテールに仕上がっています。ホイールベースから推測すると1/38~1/40といった所でしょうか。1/43よりちょっと大きいのが当方的にはやや残念な所・・・。

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↑何より乗り物大好き少年&オジサンのハートをがっちり掴んで離さないのがこの降車ボタン型コントローラー。長さ10cm程に拡大されていますが、その色使いやフォルム、ぼんやり光る「とまります」の文字がとってもリアル♪ 左側のスタートボタン(押すと裏面のスピーカーから走行音、右側のホーンボタン(クラクションがファン・ファンと2回鳴る)に比べて、オレンジの停車ボタン(押すとピンポ~ン♪つぎとまりますのアナウンス)の大きさがこの商品のコンセプトを如実に物語ります(笑)。

商品名がラジコンでなくIRリモコンなのは、前輪がステアせず基本的に直線上でのゴー&ストップしか出来ないから?・・・トイカーとして面白くないと思われるかもしれませんがさにあらず。出来の良いバスのモデルもさる事ながら、この製品の最大の魅力はコントローラーなのです。冒頭の当方の少年時代に共感された方ならお分かり頂けるかと思うのですが、なんとコントローラーが大きな降車ボタンのカタチをしているのです!コントローラーの左側のスタートボタンを押すとエンジン音と共にバスがスタート、右側のボタンで随時クラクションを鳴らすことが出来ます。そして、降車ボタンを押すと・・・ピンポ~ン♪ 「次停まります」の音声の後におもむろにバスが停車します。メーカーさんの製品紹介ページのコピーの通り、まさに「降車ボタンをひとりじめ」であります。アクション的にはこの降車ボタンを押してからしばし惰行するのが絶妙なのです。

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↑車両側のスイッチをONにするとヘッドライトが点灯、降車ボタンを押すとブレーキランプが点灯するという芸の細かさをも見せてくれます。

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↑手動ですがルーフのクーラー脇のレバーを引くと扉が開閉します。前扉はグライドドア、中扉は引き戸とリアル。付属するバス停も良い雰囲気で楽しいですが、この架空カラーと、京急バス、阪急バス仕様でそれぞれ形が異なります。う~んマニアック。

前述の通りバス停が2つ付属しているので、適当な距離を置いて2つのバス停を置き、1つ目のバス停を発車、クラクションを鳴らしたりしつつ、タイミングを見計らって降車ボタンを押し、上手く2つ目のバス停に止めるなんていうのがデフォな遊び方なのかも知れません。バス本体はスイッチオンでヘッドランプが点灯、降車ボタンを押すと停車時にブレーキランプが点灯します。車体の屋根のレバーをスライドすると前扉・中扉が同時開閉するのですが、中扉は引き戸、前扉は折り戸ではなグライドドアと中々マニアックであります。また床板のレバーで電動走行とコロ走行を切り替える機能付き!・・・なかなかにバスマニア乗り物好きな男の子の心理を分かった商品企画と思います。1/43でグレイハウンドバスなんか作ってくれたら最高ですが・・・あちらのバスには降車ボタンなんて付いていないかも知れませんね・・・。

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↑それにつけてもスケールが1/43じゃないのが惜しい!(個人的感想です/笑)
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明るい未来は見えているか!? ~TSM '54 GM FUTURLINER

振り返るにはまだちょっと早いですが、当方にとって今年は商用車系で魅力的ながら高額なモデルが続出した大変な1年でした。。。

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フューチャーライナー。その名を知らずとも、個性的な姿を目にした事のある方は多いのではないでしょうか?同車は1940年に12台が製造され(英語版ウィキには'39年のニューヨーク・ワールドフェア出展されたとの記述もあり詳細不明です。。。)、GMによる将来技術を展示する巡回型イベント”パレード・オブ・プログレス”に使用され全米とカナダ各地を巡りました。この技術展示イベント自体は1936年から開催されており、当初はストリーム・ライナーと呼ばれる別の流線型トラックが使用されていました。フューチャーライナーは第2次世界大戦による中断を挟んで、'40~'41と'53~'56年の間にこの大役を果たし、驚いた事にその後は一般に売却されたとの事です。内9台の現存が確認されています。

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↑日本風に言うなら”戦前”のクルマですが、それを全く感じさせない斬新なデザイン。レトロフューチャーな最近のショーカーと言っても通用しそうです。モデルは50年代のパレード・オブ・プログレス再開に際してルーフなど変更された後の姿。製品の箱には'54年型との表記がありました。

車両中央の高い位置にレイアウトされたコックピット、前後ダブルタイヤ(前輪はダブルタイヤがステア!)、バスのような一体ボディ、ストリームラインの鉄道車両との近似性が感じられるリブ成型されたボディサイドパネル等々、戦前の製作とは思えない前衛的なデザインです。英語版ウィキの記述では、GMの初代スタイリング担当副社長であるハーリー・アールの手になる物とされていますが、別ソースではロバート・E・ビングマンという人の名が挙がっています。アールの指揮の下、ビングマンをリーダーとするプロジェクトチームがまとめたという事ではないかと思われます。'40年当時は航空機のようなグラスキャノピーでしたが、'53年のパレード再開時の改装でエンジン換装と共に1部デザインが変更され、主にドライバーの暑さ対策として一般的なルーフに改められたようです。

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↑全長およそ10m、全高3.5m、全幅2.4mのボディに対し、ホイールベースが6.3mと長いのが特徴的です。推測ですが取り回しはあまり良くなかったのではないでしょうか。

モデルはTSM製のレジン完成品。フューチャーライナーのスケールモデルとしては、レトロ1-2-3の1/10モデル(!)やノレブとグリーンライトの1/64などがありましたが、今年は何と1/43でTSMとNEOの2ブランドが競作するという異常事態(笑)。買えるものなら両方欲しい所ですが・・・金銭的に全く無理。当方が何とか入手したTSMのモデルは、レジン製ながらボディサイドが開き、昇降式の照明塔を格納した状態と展開した状態にセットする事が可能となっています。(照明塔は載せ換えるだけ)ステージ上には当時の展示を再現した模型の模型を置くようになっており、走行状態とパレード展示状態の両方を再現する事が可能です。一方、当方未入手のNEOのモデルは、窓が透けていてコックピットが再現されているようで・・・一長一短でどちらを選ぶかなかなか悩ましい所です。

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↑ご覧のようにステージの扉を開いて、照明塔を展開した状態にセットし、展示物を置く事でパレードの展示状態を再現する事が可能です。扉の開閉はちょっと怖いです・・・。

12台のフューチャーライナーの内、今回TSMがモデル化したのは”Out of the City Muddle”という展示を行っていた7号車。前述の通りレジン製ながらボディ左サイドのステージ扉開閉機構を備えているのが大きな魅力です。(金属製のヒンジが使われていますが、何せレジン製なので壊れやしないか、歪みやしないかと開閉時はヒヤヒヤものですが・・・。)この個体は実車が現存しており、ピーターパン・バスラインズというバス会社が所有しています。一時期は同社オリジナルのグリーンカラーに塗られていた事があり、何とその仕様のモデルがNEOから発売になるようです。TSMは展示の異なる別号車を製品化するようですし、ニュルンベルク・トイフェアーの限定品でブルーのモデルも存在するので興味は尽きないのですが・・・いやいや、これ以上は買えない買わない。この1台で満足しておかないと、お小遣いがいくらあっても足りそうもありません・・・。


↑コチラの動画はナショナル・オートモーティブ・アンド・トラックミュージアムに保管されている10号車のレストアの様子等を収めたもの。40年代のグラスキャノピー時代の姿も見られます。

参照元:
ウィキペディア英語版 https://en.wikipedia.org/wiki/GM_Futurliner
フューチャーライナー.com http://www.futurliner.com/index.html

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祝ガムダクール モデルカーズ誌掲載 ~Gamda Koor '68 Chevrolet Pickup "Sherwood Sawmills"

最近、亀更新ぶりにますます磨きが掛かってきたようです・・・(汗)。。。

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先に第95回ワンダーランドマーケットを訪れた際、ネコパブリッシングのブースでモデルカーズ誌の関係者の方々とお話をする機会があったのですが、その時「・・・そういえば今月のモデルカーズ誌にガムダクールのミニカーを掲載しましたよ」とのお言葉を頂きました。「え゛っ」と驚いた当方は、その場でモデルカーズ誌を購入した事は言うまでもありません。掲載された記事はモデルカーズ誌の2016年9月号(No.244)114ページ、もういっちょ加藤さんの”オレの話も聞いてくれ!”の第89回でした。

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↑当方には非常に嬉しいモデルカーズ誌244号へのガムダクアー掲載。記事本文の半分ぐらいはアンサのマフラーのお話でしたが(笑)。でも本当に嬉しかったです。

カラーページでシボレー・インパラ、ポンチアック・GTO、クライスラー・インペリアル、ダッジ・チャージャー(ヒッピー仕様x2台)、シボレー・コルベア、プリマス・バラクーダ、そして中々入手の難しいフォード・トリノの8車種9台の画像を掲載。各部の開閉機構やガムダクール・サブラ版とクラグスタン・デトロイトシニア版の違いなどを的確に解説して下さっています。どのモデルもなかなかコンディションが良さそうです。尚、加藤氏はGamda Koorの発音を「ガムダ クアー」と表記されていましたが、当方も正直、どう発音するのが正しいのか知らないんですよね~(汗)。イスラエルのネイティブの方とお話する機会があれば伺ってみたいものです・・・。

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↑初版モデルのテーールゲートを取り去り、本物の木で出来た丸太を5本積載しています。今日だったら丸太は樹脂製になってしまうでしょうね・・・。

さて、ガムダクールのモデルカーズ誌掲載は、日本ではマイナーな同ブランドのモデルを蒐集し続けている変人ファンとしては嬉しい限り。なので今回はそれを祝し、当方の手持ちの中でもとびきりレアな1台をご紹介したいと思います。モデルは以前ご紹介した'68シボレーピックアップの別バージョンで、"Sherwood Sawmills"という仕様。品番8122のサブナンバー11で区分されるバリエーションモデルです。先のオリジナル版からテールゲートが省かれ、変わりに木製のログ(丸太)が5本付属しています。ドアには丸鋸を模したデカールが貼られ、"Sherwood Sawmills"の表記。1トンピックアップで丸太を運ぶの?という疑問もなくはないですが、製材所の運搬車という設定でしょうか・・・。

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↑・・・しかしいくらロングホイールベースの働くピックアップとは言え、丸太をこんなに積んじゃって良いんでしょうか。。。

海外の文献によると、ガムダクールの全バリエーションの内、6車種は初版のクラグスタン・デトロイトシニア版では販売されず、Gamda社が自社ブランドのGamda Koor Sabraとして販売するようになってから追加されたとの事です。シボレー・ピックアップもその内の1台であり、なおかつ通常版の他にサブナンバーで区分されるバリエーションモデルが11種類もあるという事から1バリエーションあたりの生産数は他の車種に比べて少ないと推測され、その入手は困難を極めます。このシャーウッド・ソウミルズも、当方は一生掛かっても入手出来ないのではないかと思っていたのですが、幸運な事に海外のネットオクで捕獲する事が出来ました。

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↑過去に別途ご紹介したニューレイ製マックB-61の牽いていたログトレーラーを背景に、製材所の雰囲気を演出してみました。

残念ながらケースはありませんでしたが、ミニカー自体のコンディションは良好で、デカールに一部欠けがあるものの、ボディの塗装もきれいで、このブランドにありがちなメッキのくすみや剥がれも殆ど見られない美しい個体でした。5本の丸太もしっかり残っていますし清潔な外観を保っています。海外の文献の画像では、丸太を荷台に固定する輪ゴムも付属していたようなのですが、ゴム部品が失われてしまうのは致し方ないところでしょうか・・・。途方もこのシボレーピックアップのバリエーションはまだまだフォローしきれていませんし、この先一生掛かってもムリかもしれないのですが・・・まあ、無理せず気長に取り組んで行きたいと思っています。

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ユルくないダンゴ虫 ~BizarRE '33 TEXACO DIAMOND T TANKER "Doodle Bug"

今回は大昔の働くクルマをご紹介します。

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テキサコ・ダイヤモンド・Tタンカーは石油会社のテキサコが主体的に開発した石油タンク車です。1度見たら忘れられない強烈な個性を放つそのデザインは、インダストリアルデザイナーであるノーマン・ベル・ゲデスの事務所が手掛けたとされ、30年台以降世界的な流行となったストリームライン(流線型)を採り入れた極めて前衛的なものとなっています。様々な架装に対応するというトラックの多用途性から離れ、石油タンカーに特化した事で成立し得たカタチと言えるかも知れません。ダイヤモンド社のTシリーズトラックをベースとしているとの事ですが、駆動方式がRRであるなど、基本的なレイアウトが一般のトラックと大きく異なっており、フレームやエンジン、足回りなど、パーツ単位での流用なのではないかと思われます。

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↑流線型の前衛的なフォルムに愛嬌のあるフロントマスク。こんなクルマが1930年代に開発されていたとは驚きです。

このTタンカーの愛称である"Doodle Bug"は日本で言うとウスバカゲロウの幼虫、いわゆるアリジゴクを指す事が多く、一方でダンゴムシを指す事もあるようです。ダンゴムシ自体は別にArmadillidiidaeという名称もあるのですが、テキサコのTタンカーのカタチから連想されるのはどう見てもダンゴムシの方であろうと思われます。前端のキャビン、中央の石油タンク部、リアのエンジンルームが一体化された流線型の車体は、極めてモダーンでありながらどこか愛嬌もあり、可愛いとさえ言えそうなまとまりを見せています。昔のSF映画に出てくる未来の特装車のようで、'30年代にこれだけの車両が実用レベルで開発されていたと言う事実に改めて驚かされます。

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↑実車の存在自体に驚かされ、相次ぐ1/43スケールでのモデル化に驚かされ・・・テキサコTタンカーは驚きの連続です・・・。

さて、そんなテキサコのTタンカーがガチな1/43モデルで、しかも2ブランド競作で製品化されるなど誰が予測し得たでありましょうか?当方はかつてアーテル製のバンク(貯金箱)をご紹介しましたが、近年オートカルトとビザールの2ブランドからレジン製完成品として発売という、まさに驚天動地の仕儀と相成りました。2台のモデルはプロポーションや各部の仕上げに微妙な違いがあり、どちらをチョイスするか非常に悩ましいのですが、当方は実車の画像から受けるイメージに近いのはビザール製の方だと感じてそちらをチョイス。赤いホイールのオートカルトにも後ろ髪を引かれましたが、共に高価なので両方は買えません。。。お世話になっているショップさんで長年貯め込んだポイントと、7月の臨時お小遣いを駆使してどうにかこうにか捕獲しました・・・。

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↑手前がビザール1/43、奥がアーテル製貯金箱です。撮影の関係でビザールの方が長く見えますが、実際はアーテルの方が少し長いです。当方は先にアーテル製の貯金箱ミニカーを入手していたので、その印象が強かったのですが、実車はもっとほっそりしていて車高は当時の乗用車と余り変わりません。アーテル製のモデルは、これはこれでトイカーとしての魅力に溢れた1台だと思います。

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↑箱に関しては、これはもう圧倒的にアーテルの方が魅力に溢れています。アールデコ調のグラフィックが時代の雰囲気を盛り上げています。尚、年式の表記はアーテルが'34年型、ビザールは'33年型となっています。

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↑新江ノ島水族館のおみやげコーナーから連れ帰ったダイオウグソクムシ君とスリーショット(笑)。・・・やっぱり似てますよね?

ビザールのモデルは前述のアーテル製バンクと比較するとボディが細く、やや胴長に感じられますが、言うまでもなくコチラが正規の縮尺モデル。実車の画像と比較すれば納得です(笑)。ランプ類やワイパー、ミラーなど細部まで再現され、大径のタイヤ&ホイールもリアルな仕上がり。・・・ですが、ネットで実車の画像を検索すると、ホイールはボディと同色に塗られているっぽい物が多く、この点はオートカルト/アーテル製のモデルの方がイメージに合っているように思います。尚、当方は未入手ですが、ホットホイールの"haulin' gas"というキャストがこのテキサコTタンカーを思わせるスタイルをしています。思わず赤く塗って逆カスタマイズしてみたくなってしまいます(笑)。

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海外分冊百科恐るべし・・・ Hachette Collections '89 GMC 6000 SCHOOL BUS

今回は以前ご紹介したシーニクルーザーに続き、海外分冊百科の1/43バスモデルをご紹介します。

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アメリカの公共的な車両で黄色いボディが特徴というと、ニューヨークのイエローキャブに代表されるタクシーのイメージが強いでしょうか?・・・しかし、アメリカで働く黄色いクルマと言えば、ブラックのストライプの入ったスクールバスも忘れてはならない存在でしょう。多くの場合鼻付きのボンネット型で、赤いストップの標識を掲げながら子供たちを乗降させるスタイルは、TVドラマや映画でもお馴染みではないでしょうか。

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↑トラックシリーズと共通のノーズを持ったボンネット型のGMC 6000型スクールバス仕様、典型的なアメリカのスクールバスといった佇まい&ディテールが魅力的です。

イエローキャブ同様、アメリカの風景の一部とも言えるスクールバス、プルバックモーターを装備したトイカーには色々と製品があるのですが、残念ながら1/43の乗用車モデルと並べられるようなサイズ&クオリティのモデルは殆どないのが実情でした。ところが以前グレイハウンドのシーニクルーザーをご紹介したアシェット・コレクションの海外分冊百科で、めでたく1/43スケールで仕上がりも納得のモデルがリリースされました。主にフランスで展開されているらしい、D'AUTO BUS & AUTOCAR DU MONDE!というシリーズで、毎回1/43スケールで世界各国のバスが製品化されており、ラインアップには日本代表として東海バス仕様のいすゞBXD-30も含まれています。

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↑モデルはアシェットコレクションズの海外分冊百科シリーズの1台。その大きさもありなかなか見応えのあるモデルです。中国の人件費が高騰したためか、このモデルは、メイド・イン・バングラデシュとなっています。

モデルのプロトタイプはGMC 6000で、これはミディアムサイズのトラックと共通の名称であり、エンジンフードから前はトラックと共通で、キャビンから後ろをバスボディとしたものです。アメリカのスクールバスのイメージそのものなボンネット型のスタイルが嬉しくなってしまいます。モデルは'89年型という事になっていますが、基本的な成り立ちは'70年代から変わっていなかったのではないかと思われます。四角張ったスタイルは最近の曲線的なモデルとは一線を画する雰囲気を漂わせていますね。

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↑働く黄色いクルマのツーショット。アシェットのバスは'89年型との事ですが、見た目的には'70年代の雰囲気。なのでプレミアムXの'73シボレー・ベルエアのイエローキャブと並べてみました。スケールは同じ1/43です。

モデルは前述の通りアシェットコレクションが欧州で展開しているシリーズの1台。前回ご紹介したシーニクルーザーはボディがプラ製でしたが、このモデルはキャビン部分はダイキャスト製で、フロントノーズ部分はプラ製という構成になっています。とにかく1/43というスケールが嬉しく、仕上がりも分冊百科物にありがちな安っぽさも余り感じられず、その大きさも相まって見応えがあります。アメリカ車以外にも色々と魅力的なモデルが多いのですが・・・保管場所の事もあるので余り深入りしないようガマン、ガマンなのであります(笑)。

海外分冊百科恐るべし・・・ Hachette Collections Grayhound Super Scenicruiser GMC PD-4501

2015年最後の更新は、栄えある(?)”2015年私的ベスト購入モデル”に輝いたグレイハウンド・シーニクルーザー、海外分冊百科の1/43モデルで締めくくりたいと思います。

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書店で購入できる分冊百貨にはさまざまなジャンルの商品がありますが、ミニカーが付属するシリーズも多々ある事は皆さんもよくご存知かと思います。日本でも国産名車コレクションが延長に次ぐ延長で、最近では外国車も巻き込んで独自の発展を続けていますね・・・。ミニカーコレクションが大人のホビーとして定着しているヨーロッパでは、ルマンカー、ラリーカー、軍用車や消防車を経て、ついにはバスの1/43モデルが付属するシリーズまで登場しています。いやはや、海外の分冊百科恐るべしであります。今回ご紹介するのはアシェット・コレクションズが欧州で展開する”AUTO BUS”というシリーズで世界各国のバスが網羅され、嬉しい事にそのラインナップに当方の大好きなグレイハウンドのシーニクルーザーも含まれていたのでした。

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↑'54~'56年にかけて1001台が製造されたと言われるGMC シーニクルーザー。画像の上部に入れた年式は海外オクの出品の多くに習いましたが、同車は'61~'62年にエンジン/トランスミッション換装を含む更新修繕を受け、”スーパー・シーニクルザー”と呼ばれるようになりました。このミニカーは車体側面にその表記があります。


↑このシリーズの動画を見つけたので貼っておきます。今のところ展開されているのはフランスだけかも?

シーニクルザーに関しては過去にコーギー製の1/50モデルをご紹介していますが、GMC PD-4501はグレイハウンド社とGMが共同で開発した長距離バス車両です。前回ご紹介した時には今一つ資料が見つけられなかったのですが、海外版のウィキに詳しい記述があり、開発初期のGX1(完全な2階建てバス)GX2(後輪2軸の2レベルボディ)と呼ばれるプロトタイプが著名なデザイナー、レイモンド・ロウイの手になるもので、シーニクルーザーはGX2をベースに誕生したと見て良さそうです。全長12.19mのモノコックボディは前半が低床で後半が高床のキャビン+床下カーゴエリアとなっており、途中でキックアップしたルーフラインと前面展望窓が特徴的です。前傾したサイドウインドウやコルゲート処理(ボディサイドのリブ)がスピード感にあふれて非常に魅力的。その近代的なデザインは、登場が'54年とは思えない斬新なものです。

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↑モデルは嬉しい1/43スケールで、全長28.5cmという堂々たるサイズ。車体はプラ製で重量は軽めですが、シャープなモールドでボディサイドのリブなども美しく再現されています。

'54~'56年にかけて1001台が製造されたシーニクルーザーは外観だけでなくインテリアの装備や機構面も先進的で、客席はエアコン・タバコの排煙装置を完備、長距離走行に備え洗面設備も備えていました。エアサスによる快適な乗り心地、パワートレインは登場時にはGM製4.7L 150HP ディーゼルエンジンx2基をフールドカップリングを介して3速MT x 2段の副変速機=6速ミッションに接続するツインエンジン方式が取られていました。しかし通常のバス車両と異なるドライビングが運転手に不評だったり技術的トラブルもあったようで'61~'62年に掛けて更新修繕が行われ、デトロイトディーゼル製の9.3L V8 ディーゼルエンジン+4速マニュアルミッションというコンベンショナルな方式に改められました。この更新を受けた車両は”スーパーシーニクルーザー”と呼ばれ、今回ご紹介するミニカーもその時期の仕様となっているようです。

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↑過去にご紹介したコーギー製の1/50モデルとの比較(車両後端合わせ)。当然のことながら1/43モデルは一回り大きい事がお分かり頂けると思います。コーギーのミニカーも魅力的な仕上がりですが、やっぱり乗用車と同一縮尺は嬉しいです。

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↑・・・という事で、やっぱり同一縮尺だと並べたくなっちゃいます(笑)。最近発売になったホワイトボックスの'64フォード・ギャラクシーと。こういうフツーのクルマとの並びが魅力的に感じてしまう当方(笑)・・・シーニクルーザーはボディ前半が低床なので意外とコンパクトに見えます。

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↑分冊百科ゆえこのようなブリスターパックに入って販売されているようです。バスは車種によって長かったり・高かったり色々なので致し方ない所でしょうか・・・。

さて、肝心のモデルですが前述の通り縮尺は1/43、全長およそ28.5cmの堂々たるサイズで迫力満点。何より同一スケールの乗用車ミニカーと並べられるのが最高に嬉しいポイント。シャープなディテールのボディは樹脂製で、この辺りが安価な分冊百科として成立し得る秘密でしょうか。全体的にはプラ製のHOゲージ鉄道模型車両と似た雰囲気で、代わりにシャシーはダイキャスト製で、ちょっぴりですが手にした時の重量感に寄与しています。当方は海外のネットオークションで入手しましたが、最安の出品者を探した結果、送料を含めても昨今の1/43乗用車ミニカーよりも安価に入手する事が出来ました。モデルは簡単なブリスターパックに入っており、台紙の裏面にはバングラディッシュ製とありました。いやはやミニカーの製造も凄い事になってますね・・・。

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さて、2015年の当ブログの更新はこれにて終了です。1年間お付き合い下さった皆様、有難うございました。来年もマイペースに更新してゆく所存です。何卒よろしくお願い申し上げます。

今年のカボチャは・・・消防車!! ~MATCHBOX '53 FORD F100

今週は”クライスラー強化計画”を一休みしてちょっと早目のアップ・・・というのも、今日はハロウィーンだからであります!

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ハロウィーンと言えばジャックオーランタン→ジャックオーランタンと言えばパンプキン→パンプキンと言えばフォードF100・・・という単純な発想で毎年お送りしているハロウィーンネタ。昨年はフォードF100の1/43モデルが枯渇してしまったため1/64モデルに登場願いましたが、今年はとても良い雰囲気の1/43モデルを入手出来ました。

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↑'53フォードF100をベースとした消防車。画像検索すると、実際にこのクラスの消防車両が存在したようです。

今日アメリカで最も売れているクルマ、それはフォードのフルサイズピックアップ、Fシリーズで毎年年間60~70万台という、途方もない台数が製造・販売されています。このFシリーズの内、'53~'56モデルイヤーの2世代目モデルは”パンプキン”の愛称で親しまれいる事は毎年のように記しています(笑)。

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↑ジャックオーランタンと並べると、このクルマがパンプキンの相性で呼ばれる事も納得出来るような・・・。

今年ご紹介するのはマッチボックスの'53 F100。フロントウインドウが後傾しており、サイドにラップラウンドしていない'53~'55の特徴をしっかり捉えた造形です。仕様はご覧の通りファイアー・トラック=消防車。ただし特定の市町村の消防署仕様ではなく、マッチボックス50周年記念仕様として2002年に発売された物です。

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↑モデルはイエスタイヤ―シリーズのバージョンと比べると、床板がプラになるなど安価な仕様になっていますが、荷台に積まれた消防装備や機器類によってなかなか賑やかな仕上がりです。

このミニカーはシャシーがダイキャストからプラスチックに置き換えられた比較的安価な仕様で、カラーリングもソリッドではなくメタリックレッドとなっています。しかし荷台に積まれたホースやサイドに装着されたスコップや斧などに細かく彩色がなされ、中々良い雰囲気を醸し出しています。

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かつてご紹介したシボレー3100のハーレーダビットソン仕様もそうですが、マッチボックスのオールドピックアップは精密モデル的作り込みと置物的味わい深さが程よくバランスして非常に魅力的です。最新のマッチョなピックアップも良いですが旧いモデルも捨てがたいな~と思います。

●過去にご紹介したパンプキンたち

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Halloween_09.jpg ←2009年のカボチャはコチラ

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Halloween_14.jpg ←2014年のカボチャはコチラ

愛しのトイカー達; 貯金箱は増えたけど・・・ / Ertl TEXACO Diamond T Tanker

今回は久しぶりに”愛しのトイカー”をお送りします。


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さて、ご紹介するのはテキサコのフューエルタンカーであります。このトラック、何年頃のクルマに見えますか?'60年代初頭?いや、'50年代?・・・いえいえ、ミニカー箱の表記によれば'34年型です。正式な名称はDiamond T-Tankar(ダイヤモンドTタンカー)ですが、一般にはDoodlbugの愛称で知られているようです。このDoodlebugというのは日本で言う所のダンゴムシの俗称で、石の下なんかに潜んでいて指でつつくと丸くなるあの生き物ですね。最近人気の深海生物、ダイオウグソクムシなんかと同じ仲間らしいです。全体の丸味や長さの感じなど、車両の外観を見れば納得のネーミングであります。'30年代にこんな凄い車両を作っていたとは、いやはやテキサコ恐るべしであります。


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↑1930年代のデザインとは思えないモダーンで個性的なフォルム。その存在感はハンパではありません。愛嬌のある顔付きは何だか可愛らしい感じもします。


ダイヤモンドというのはかつてアメリカに存在したトラックメーカーで、この個性的なタンカーは石油会社テキサコの企画により、ダイヤモンドTシリーズトラックをベースに6台が製作された物のようです。車体はインダストリアル・デザイナーであるノーマン・ベル・ゲデス(Norman Bel Geddes)の監修によるもので、30年代に流行したストリームライン(流線型)デザインの極めてモダーンなスタイリング。昔のSF映画に出て来る宇宙船やロボットそのものと言った感じですが、それでいてどこか愛嬌もあり、非常に魅力的なアピアランスです。エンジンはリアにマウントされ、クラッチは空気圧式。運転席からはエンジン音が全く聞こえない為、エンジンルームにマイク、運転席にはスピーカーが設置され、ドライバーはスピーカーの音を聞きながら変速操作をしたのだとか・・・。外観も機構も何とも独創的な車両です。


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↑ミニカーは素朴な外観ですが、これも狙った物かも知れません。TEXACOの文字は立体的にキャストした上でホワイトの色差しが成されています。後部のマークが紙シールなのはご愛嬌。


ミニカーはアーテル製で、以前からず~っと気になっていた1台でした。どうもスケールが1/43より大きいようなのでなかなか購入に踏み切れなかったのですが、どうにもこうにもこの魅惑的なカタチに参ってしまい、ついに入手を決意。モデルや箱にはスケールの表記がありません。車についても色々調べてみたのですが、今一つ確かな資料が見つけられませんでした。ミニカーに付属のチラシによると全長26フィート、全幅92インチ、全高79インチ(多分)と読み取れるので7.9mx2.3mx2mといった所でしょうか。ミニカーの全長は約202mmですので計算上はおよそ1/39となります。海外のサイトでは「リアエンジンのため車高がこの種のタンカーとしては異例に低く1.8m・・・」と言った記述もありましたので微妙です。海外オークションの出品では1/32~1/39ぐらいの間でバラついていましたのでそうした表記にしておきました。


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床板やホイールはプラ製ですが、ダイキャストのボディは分厚くずっしりと重いミニカーです。更にこのモデルは金属製のウエイトを積んで重量を重くする機構が組み込まれています!?・・・・・・そう、実はこのミニカーはバンク(貯金箱)なのです(笑)。アーテルは様々なスケールや車種のバンクを製作していますが、この”ダンゴムシ”もそうした1台。素朴な仕上がりですが実車の存在感の物凄さもあってとても良い味わいがあります。当方はエッチングパーツ満載の精密なモデルももちろん大好きなのですが、最近はこうした味のあるモデルに惹かれます。分厚いキャスト、こってりとした塗装、「エッチングのワイパーがナンボのモンじゃい」といった風情には貫録すらも感じられる・・・ような気がします。


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↑箱絵がアールデコ調なのは偶然ではない筈・・'30年代の空気感を表現しています。


貯金箱としての機構にも工夫が凝らされていて、車体上部のスロットにコインを差し込み、後部のレバーを引き上げるとコインが内部に落ちるようになっています。床板には取り出し用の蓋が付いていて、プラスチック製の小さな鍵が付属しています。紙箱もなかなか素敵で、イラストがアールデコ調なのは偶然ではないと思われます。味のあるストリームラインのフューエルタンカーにアールデコ調のボックス・・・30年代の空気感を貯金箱というカタチに結実させたアーテルのセンスには脱帽です。・・・気が付けばアーテル製バンクもグラマン・オルソンのウォークインバンシボレーCOEトレーラーに続いて3台目の入手ですが、相変わらずミニカーを買ってばかりいるので、その中に入れるべきお小遣いは全く貯まっていないのであります・・・。


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↑新江ノ島水族館のお土産コーナーからやって来たダイオウグソクムシ君と・・・似てますか?


今年のクリスマスは・・・Matchbox '55 Chevrolet 3100 Pick-Up

忙しさにかまけて(怠けて!?)いたらC4コルベット特集もままならぬままこの季節に。。。


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↑UCCのハーレーダビットソン2台と・・・これがやってみたかったんです(笑)。


ブログでミニカーのご紹介をしていると、いつしか”ブログのネタとしての美味しさ”が蒐集の目的のようになってしまう事があります。それはそれでミニカーコレクションやブログの楽しみの1つのあり方でしょうし、それによってコレクションの対象に一貫性が生まれる可能性もあるやも知れません。当方は「1/43でもその気になればアメリカ車もそこそこ集まるよ。」と言う事をお伝えしたくてブログを始めたような所があるので、そうした基本スタンスは忘れないようにしたいなと思っています。過去にクリスマスネタでシボレー3100グラマンオルソンバンのクリスマス仕様などをご紹介していますが、それはクリスマス記事のネタにしたいからという理由で入手したのではなく、車種や味わい的に好みのモデルだったからに過ぎません。


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↑ハーレーダビットソンカラーがクールなシボレー3100ピックアップ。働くクルマは華やかなカラーリングでいきいきとした雰囲気になります。


・・・と、一通り言い訳を並べましたが、ぶっちゃけ今年も特別なクリスマス仕様のミニカーはないのであります(笑)。なので今年のクリスマスも、昨年始めた「今年入手したミニカーの私的ベストモデル決定!!」で行きたいと思います。今年も1/43スケールでアメリカ車のモデルが多数リリースされました。特にプレミアムX、スパーク、NEOあたりからは精密で車種的にも魅力に溢れたモデルが多数発売され、製品に恵まれなかった過日からすれば考えられないような幸せな状況となっています。・・・が、それらの中から何か一台を選ぼうとすると、これがなかなか悩ましい。実力が拮抗していてなかなか1台に絞れません。今年当方が選んだ私的ベストモデルは・・・少し旧い製品であるマッチボックス・コレクティブルシリーズ、シボレー3100ピックアップのハーレーダビットソン仕様であります。


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↑マッチボックス・コレクティブルのこのモデルは精密でありながら同時に味わい深いという優れモノ。クルマのモデルとして1つの理想ではないかと思います。


マッチボックスのコレクティブルシリーズに含まれる一連の1/43アメリカ車モデルは、カラーリングやシャシー部のパーツ構成など、発売当時としてはかなり頑張った造り込みが成されていました。しかし今日的な目で見ると、その精密さよりは味わいの深さ、実車の正確なスケールダウンだけでは得られない”モケイ”としての魅力の部分により強く惹きつけられます。特にピックアップなどの働くクルマは、賑やかなカラーリングや荷台に積まれた小道具によっていきいきとした生活感のようなモノが感じられ、眺めていてとても楽しい気分になります。ポニーカーやマッスルカーの大好きな当方ですが、商業車のモデルにはそうした捨てがたい大きな魅力があります。


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↑荷台のステーキ(木枠)とハーレーのコーポレートマークの入った木箱。木の質感をやや誇張気味に表現してあって良い雰囲気です。テールゲートは開閉可能。


このモデルは以前からずっと入手したいと思っていたのですが、今年はUCCコーヒーのオマケで1/45のハーレー・ダビットソンのモデルが販売されて個人的に盛り上がった事もあり、”並べてみたい感”の高まりもあって海外オクで入手。ラダーフレームまで精密に再現されたシボレー3100のモデルに、黒をベースとしたハーレーのクールなコーポレートカラー、木の質感をややオーバー気味に表現したステーキ架装や積み荷の木箱が楽しさを盛り上げています。精密でありながら冷徹にならず楽しい味わいもある・・・私見ですが、それはスケールモデルとして一つの理想形ではないかと思うのです。そのなこんなで今年の当方のベストモデルはこの1台に決定となりました。


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同じマッチボックスコレクティブル製シボレー3100・クリスマス仕様と・・・。このモデルをご紹介したのは2007年のクリスマスでした。

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コストダウンは程々に ~MATCHBOX '55 Chevrolet 3100

C3コルベット特集も終了、次は何をご紹介しようかと考えていたらこのモデルが届きました。・・・なので今回は ねこざかなさんのこちらの記事に勝手連発動です。


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・・・ゆえあってC3100のTow-Truck(レッカー車)が欲しかったのです。フォードのFシリーズやダッジのラムと共にアメリカのピックアップトラックを代表するシボレーC/Kシリーズのご先祖様。’55年の中盤にデビューした戦後型シボレーピックアップの第2世代です。トライシェビーなど乗用車にも通じるスタイリッシュなデザインでカメオの名で親しまれました。


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↑細かいディテールは省かれていますが、ボディのプロポーション自体はコレクティブル版譲りで悪くありません。こういう作風のミニカー、当方は嫌いではないのですが・・・。


1/43のC3100というと、アーテル、マッチボックス等で製品化されていて、当方は過去にマッチのクリスマスバージョンをご紹介しています。最近は慢性的資金難ゆえ、出来るだけ安い物をと色々物色していると・・・海外ネットオークションでマッチボックス製のモデルを格安で発見しました。日本円にして1000円そこそこ、送料を合わせても2000円でお釣りがくるぐらいのお値段でした。


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↑一見コレクティブル版をコストダウンしたように見えるモデルですが、実際は金型自体も全く別物のようです。


そのモデルは一見しただけで各部が簡略化され、コストダウンが図られている事がネットの画像でも分かりました。別パーツだったラジエターグリルとヘッドランプはボディと一体のキャスティングとなり、窓廻りや荷台に積まれた工具など細部の塗装も省かれています。ですが先のクリスマス仕様でオリジナルの雰囲気の良さを知っている故、この値段でマッチボックスのC3100が手に入るなら・・・そう思って購入したのでした。


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↑フロント周りはラジエターグリルやヘッドランプがボディと一体成型でバックミラーもありません。窓廻りなど各部の色差しも省かれています。


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↑リア周りはテールゲートの開閉機構が省かれ、プレスされた”CHEVROLET"文字も省略されてしまっています。テールランプもありませんね。


・・・ところが届いてみてビックリ。各部のコストダウンぶりは当方の想像を超えていました。別パーツだと思っていたルーフのライトまでもがボディと一体成型、というかオリジナルではボディの前廻り、エンジンフードからキャビン廻りまでとリアのベッド(荷台部分)までが別体だったのですが、今回のモデルはボディ全体が一体成型になっています。どちらも同じマッチボックスのモデルですが、どうやら金型は異なるようです。


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↑コレクティブル版はフロアパネルとラダーフレームやメカニカルパーツが別パーツで立体的に再現されています。


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↑対してこちらは前後バンパーまで一体成型。車体内側に補強リブが丸見えになっているタイヤ&ホイールは流石にちょっと・・・。


コレクティブル版ではシャシーもしっかり作り込みがなされ、ラダーフレームやサスペンション、エンジン、ミッション、ドライブシャフト等が別パーツで立体的に表現されています。対する今回のモデルは前後のバンパーまでもがプラの一体成型で、メッキ処理でキラキラしています。・・・まあこの辺りは簡略化の常套手段ですが、ちょっと残念なのはタイヤ&ホイール。一体成型のプラ製で、アメリカ車には不似合いな細幅。車両内側は補強用のリブが丸見えになっています。流石にこれはスケールモデルとしてはどうかなと思いました。


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↑上のコレクティブル版はエンジンフード、キャビンまでとカーゴボックス(荷台)部分が実車と同じように別体、下のモデルはボディ全体が一体成型です。同じマッチボックスの1/43モデルですが、金型は別物ではないかと思います。


最近、ミニカーの価格が高額になっている要因は色々あるのでしょうが、ディテールの作り込みがどんどん細密化している事も理由の一つではないかと思います。もちろんそれ自体は悪い事ではないのですが、当方なぞ高額なレジン製品等にはついて行けなくなりつつあります。。。とは言え、安く造るために余りに色々と省いたり割り切り過ぎてしまうのも考え物です。ミニカーの造り込みと価格のバランス、なかなか難しい物ですね。


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↑こちらは過去にご紹介済みのコレクティブル版。旧い製品ですが各部の作り込みはかなりの物です。当方は新製品時にリアルタイムで購入しましたが、当時は通常の1/43モデルの倍近い高価な製品でした。


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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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