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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

特集:ジープの系譜 ~ NEO '54 Willys Jeep Pickup Truck

特集:ジープの系譜、前回に続きロングホイールベースの派生車をご紹介します。

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ジープをベースとしたピックアップトラックが誕生したのは'47モデルイヤー。ホイールベースを延長して118インチ(2,997mm)とし、ピックアップ荷台を架装したものです。このホイールベースは前年に登場したワゴン系の104インチ(2,642mm)より更に長い物となっており、同系列にはステーキベッド(平台)、荷台のないキャブシャシー、単純なシャシーのみなどのバリエーションが存在したようです。元々はCJ系ジープに似た平たい顔をしていましたが、'50モデルイヤーにワゴン系のような中央が尖った顔に改められました。

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↑ステーションワゴンとは異なる、働くクルマ然としたスタイルも魅力的なジープ・トラック。中央が突き出たフロントノーズは'50年型以降の特徴です。

この愛すべきジープ・ピックアップトラックは残念ながら'65モデルイヤーで消滅。その後はワゴニアをベースとしたグラディエーター、チェロキーをベースとしたコマンチが市場を引き継いだ形になりましたが、それらも80年代で終了となってしまいました。以降、クライスラー傘下ではピックアップはダッジと被るためか、ジープ系車種には存在しませんでしたが、ラングラーがJL系にスイッチした現在、ピックアップの復活も検討されているようです。ピックアップが広く市民権を得ている米国では好評を博するのではないかと思われ、ちょっと楽しみであります。

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↑モデルはネオのレジン完成品。実車がシンプルゆえエッチングパーツなどは少ないですが、リーフサスなど足回りは簡単に表現されています。

モデルはNEOのレジン製完成品です。前述した尖った顔付きは'50モデルイヤー以降の特徴であり、モデルの表記は'54年型となっています。エンジンフードのマスコットやラジエターグリル、ドアミラーなどはメッキされた別パーツで再現されています。側面に装着されたスペアタイヤを含め、スチールホイールがボディと同色に塗られたその姿は働くクルマ然とた魅力に溢れており、前回ご紹介したステーションワゴンの2トーンボディの華やかさとは好対照を成しているように思います。・・・今回撮影して改めて思いましたが、何だかんだ言ってもやっぱり精密なモデルは写真映えがしますね。

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↑ステーションワゴンとのツーショット。乗用タイプのオープンモデルであるジープスターや、パネルデリバリーなども並べたい所ではありますが・・・予算が中々捻出出来ません。。。

さて、ジープのロングホイールベース派生車としては、この他にオープンボディのレジャービークルであるジープスターや商用バンであるパネルデリバリーが存在し、ジープスターはNEO、パネルデリバリーはブルックリンモデルで製品化されているのですが、どちらも高価で予算が廻らず、未だ入手出来ていません。。。最近の1/43モデルは高価な物が多いので、ジープ系列以外でも入手出来ていないモデルが多数。これらに予算が廻るようになるのはいつの頃とやら・・・買えない内にモデルが市場から消えてしまうかも知れません。。。

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特集:ジープの系譜 ~ ちょっと寄り道。 かつてはジープがベース、Deagostini '80 Jeepney

先週は更新をサボりましたが、今週も気合が入りません・・・。当方自身もちょっと飽きて来たかもしれない(!?)特集:ジープの系譜、今回はちょっと脇道にそれてみようと思います。。。

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・・・と言う事で、今回ご紹介するのはジプニーであります。有名なフィリピンの乗り合い自動車。不特定多数の人々が利用すると言う点ではバスとタクシーの中間的な乗り物と言った感じでしょうか?元々は米軍払い下げのジープをベースとしてスタートしましたが、現在はピックアップトラックや2トンクラスのキャブオーバートラックのシャシーをベースとしているようです。同じような乗合自動車でも、タイのソンテウなどはピックアップトラックの荷台部分のみを改造していますが、ジプニーの場合は独自の車体を架装しており、ベースが変わった現在もジープ風のフロントノーズを持ったボンネット型車体が多いようです。

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↑元々はジープベースで誕生したジプニー、現在はピックアップやキャブオーバートラックのシャシーをベースにしていますが、ジープ風の外観は大きく変わっていません。

ベースとするシャーシが変わっても、フィリピンの人々がこのジープ風のカタチに拘るのは何故なんだろうなと思います。やはり長年見慣れた物に対する愛着や郷愁か、或いは歴史的・文化的な側面があるのか・・・。日本では最近、NV200やジャパンタクシーを見掛ける事が多くなって来ました。長年セダン系車両がタクシーとして使われて来たアメリカや日本は、近い内に大きく様変わりする事になりそうです。そういう観点で改めてジプニーを眺めると、ある種ロンドンタクシーにも似た伝統の重みが感じられるような気もします。近年の日本はスクラップ・アンド・ビルドを良しとする風潮が強いですが、変わらない良さとという価値にももっと目を向けるべきなのではないかと思ってみたりする今日この頃です。

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↑モデルは分冊百科系アイテム"TAXI OF THE WORLD"シリーズの1台。このジプニーやタイのトゥクトゥク、インドネシアのバジャイなどをきちんと1/43スケールでモデル化した例は余りないのではないかと思います。

さて、今回ご紹介するミニカーは海外で展開された書店系アイテム、"TAXI OF THE WORLD"シリーズの1台。同シリーズは日本ではディアゴスティーニが「世界のタクシーコレクション」として書店で販売を開始したものの、比較的短期間で打ち切りになってしまい、このジプニーは未発売だったのではないかと思います。(当方は海外ネットオクで調達)このシリーズには一般的なタクシー車両はもちろん、タイのトゥクトゥクやインドネシアのバジャイなど色々と興味深い製品が揃っており、返す返すも日本で打ち切りになってしまった事が残念です。日本語の冊子を読んでみたかった気がします。

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↑イクソのジープCJ-3Bと並べると車体が一回り大きいで事が分かります。カタチは似ていますが、ベースシャシーは別物であると思われます。

モデルは台座にJEEPNY Manila 1980とあり、形こそ似ているものの並べるとジープより車体が大きいので、前述のピックアップトラックや2トントラックのシャシーをベースとした車両をモデル化した物ではないかと思われます。コスト的な制約もあり物凄く精密と言う訳ではありませんが、派手なカラーリングやルーフのキャリア、後部の梯子などが賑やかで楽しい仕上がりです。よくある土産物のプラスチック製品とは異なり、立派にスケールモデルと言える水準だと思います。元々は払い下げジープの改造で誕生したジプニー、今回の特集内でご紹介しても良いかなと思った次第であります。

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戌年はじめは・・・やっぱりこれかな ~ixo '56 GREYHOWND SCENICRUISER

警察犬のシェパード&CHP・K9ユニットのクラウンビックと迷いましたが・・・新年早々ポリスカーは硬い感じがしたのでやっぱり無難にこちらで行ってみたいと思います。

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・・・という事であっという間に2018年戌年(いぬどし)となりました。ここの所新年最初は干支に因んだモデルでご挨拶しているので、今回は順当にグレイハウンドのシーニクルーザーで行ってみたいと思います。(毎年3が日を過ぎているのはご容赦下さい・・・)過去にも都度ご紹介していますが、グレイハウンド社とGMで共同開発されたシーニクルーザー、車体デザインは有名な工業デザイナー、レイモンド・ローウィーが手掛けたと言われてています。その印象的なスタイリングは今日的な目でみても、思わず乗りたくなってしまうような魅力に富んでいると思います。

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↑ベタなネタですが、やっぱりコレが一番良いかな・・・。

モデルはイクソの通常品として日本でも流通した1/43スケールのモデルで、元々はヨーロッパで展開された書店系のアイテム用に起された金型を使用しています。件の書店系シリーズはいわゆる分冊百科の形をとって冊子と1/43のバスモデルがセットになって販売された物で、ヨーロッパを中心に北米やアジア、日本(いすゞBX40)を含む数多くのバスが1/43でモデル化された、それはそれで非常に興味深いシリーズです。日本でもヤフオクなど(いすゞのBXを除けば)それほど高くない金額で出回っていましたが、今回1部のモデルがイクソの通常品として販売になったので、日本でも正規ルートで流通したのは喜ばしい事と言えるのではないかと思います。

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↑分冊百科で起した金型を活用し、良質な通常品を比較的安価に供給してもらえるなら・・・それはそれで嬉しい事かなと思います。

通常品での製品化にあたっては分冊百科とはカラーリングが変更されており、行き先表示がボストンになっています。対する分冊百科版は車体に”スーパーシーニクルーザー”の表記がありましたので、エンジン換装など更新修繕を受けた'61~'62年以降の姿かと思われます。ボディ自体のカラーリングの他、ホイールの塗り分けなども異なっています。それなりのお値段のモデルですが、通常の乗用車製品もレジン完成品を中心に価格が上昇している事を考えると、相対的にはリーズナブルと言って良いのではないかと思います。実車の存在感あるデザインと堂々たるサイズ、そして乗用車と統一縮尺で並べられる事が本当に嬉しい製品です。

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↑今回、イクソの通常版と分冊百科版ではこのように仕様が変更になっています。

・・・という事で、お正月3が日を過ぎての新年のご挨拶、まずは順当な車種でのスタートとなりました。今年もゆるゆると更新して行きたいと思いますので、どうか気長にお付き合い下さいませ。本年もよろしくお願い申し上げます。

2018年1月 Ponys41

愛しのトイカー達 ; 商品名「つぎとまります!」~トイコー IRリモコン ワンマンバス いすゞ エルガ ノンステップバス

今回はアメリカ車、1/43スケールから離れて、バスのトイカーをご紹介したいと思います。

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皆さんは子供の頃、バスに乗ると無性に降車ボタンを押したくなったりしませんでしたか?・・・当方は無性に押したくなる子供でした(笑)。他には鉄道駅のきっぷ販売機のボタンとか・・・。思うに自分の行動に対して何らかのリアクションがある、それも大好きな乗り物関係で・・・というのが嬉しかったんじゃないかなと思います。そんな子供時代の経験を持つ乗り物大好きオジサンが、近所のスーパーに買い物に出掛けた折、ハートを鷲掴みにされるようなトイカーに出会ってしまいました(笑)。そのモデルは大型スーパーマーケットのおもちゃ売り場のバーゲンコーナーに、いかにも売れ残りといった風情で1セットだけがポツンと置かれ、お値段1,800円+α也-。価格的にちょっと迷いましたが、気が付いたら買い物カゴの中に入っていました。

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↑パッケージや車体のどこにも表記はありませんが、縦型4灯ライトが特徴的な先代いすゞエルガのノンステップ仕様がプロトタイプ。ボディはこの手のトイカーにありがちなデフォルメもなく、スケールモデルと言って良い完成度です。

それは株式会社トイコー”「つぎとまります」 IRリモコンワンマンバス”なる商品で、家に帰って調べてみると、メーカーの希望小売価格は何と3,980円!購入した個体は箱がややくたびれた様子だったとは言え、定価からすると半値以下のバーゲンプライスだった事になります。当方が入手した架空のカラーリングの他、京急バスと阪急バス仕様のバリエーションがあるようです。全長29センチ弱と、そこそこの大きさの路線バス1台にコントローラー、停留所x2個が付属しています。バスのモデルはどこにもメーカー名や車種名がありませんが、1世代前のいすゞエルガ・ノンステップバスで、この手のトイカーにありがちなボディのデフォルメもなく、スケールモデルと言って良いプロポーション&ディテールに仕上がっています。ホイールベースから推測すると1/38~1/40といった所でしょうか。1/43よりちょっと大きいのが当方的にはやや残念な所・・・。

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↑何より乗り物大好き少年&オジサンのハートをがっちり掴んで離さないのがこの降車ボタン型コントローラー。長さ10cm程に拡大されていますが、その色使いやフォルム、ぼんやり光る「とまります」の文字がとってもリアル♪ 左側のスタートボタン(押すと裏面のスピーカーから走行音、右側のホーンボタン(クラクションがファン・ファンと2回鳴る)に比べて、オレンジの停車ボタン(押すとピンポ~ン♪つぎとまりますのアナウンス)の大きさがこの商品のコンセプトを如実に物語ります(笑)。

商品名がラジコンでなくIRリモコンなのは、前輪がステアせず基本的に直線上でのゴー&ストップしか出来ないから?・・・トイカーとして面白くないと思われるかもしれませんがさにあらず。出来の良いバスのモデルもさる事ながら、この製品の最大の魅力はコントローラーなのです。冒頭の当方の少年時代に共感された方ならお分かり頂けるかと思うのですが、なんとコントローラーが大きな降車ボタンのカタチをしているのです!コントローラーの左側のスタートボタンを押すとエンジン音と共にバスがスタート、右側のボタンで随時クラクションを鳴らすことが出来ます。そして、降車ボタンを押すと・・・ピンポ~ン♪ 「次停まります」の音声の後におもむろにバスが停車します。メーカーさんの製品紹介ページのコピーの通り、まさに「降車ボタンをひとりじめ」であります。アクション的にはこの降車ボタンを押してからしばし惰行するのが絶妙なのです。

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↑車両側のスイッチをONにするとヘッドライトが点灯、降車ボタンを押すとブレーキランプが点灯するという芸の細かさをも見せてくれます。

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↑手動ですがルーフのクーラー脇のレバーを引くと扉が開閉します。前扉はグライドドア、中扉は引き戸とリアル。付属するバス停も良い雰囲気で楽しいですが、この架空カラーと、京急バス、阪急バス仕様でそれぞれ形が異なります。う~んマニアック。

前述の通りバス停が2つ付属しているので、適当な距離を置いて2つのバス停を置き、1つ目のバス停を発車、クラクションを鳴らしたりしつつ、タイミングを見計らって降車ボタンを押し、上手く2つ目のバス停に止めるなんていうのがデフォな遊び方なのかも知れません。バス本体はスイッチオンでヘッドランプが点灯、降車ボタンを押すと停車時にブレーキランプが点灯します。車体の屋根のレバーをスライドすると前扉・中扉が同時開閉するのですが、中扉は引き戸、前扉は折り戸ではなグライドドアと中々マニアックであります。また床板のレバーで電動走行とコロ走行を切り替える機能付き!・・・なかなかにバスマニア乗り物好きな男の子の心理を分かった商品企画と思います。1/43でグレイハウンドバスなんか作ってくれたら最高ですが・・・あちらのバスには降車ボタンなんて付いていないかも知れませんね・・・。

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↑それにつけてもスケールが1/43じゃないのが惜しい!(個人的感想です/笑)

明るい未来は見えているか!? ~TSM '54 GM FUTURLINER

振り返るにはまだちょっと早いですが、当方にとって今年は商用車系で魅力的ながら高額なモデルが続出した大変な1年でした。。。

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フューチャーライナー。その名を知らずとも、個性的な姿を目にした事のある方は多いのではないでしょうか?同車は1940年に12台が製造され(英語版ウィキには'39年のニューヨーク・ワールドフェア出展されたとの記述もあり詳細不明です。。。)、GMによる将来技術を展示する巡回型イベント”パレード・オブ・プログレス”に使用され全米とカナダ各地を巡りました。この技術展示イベント自体は1936年から開催されており、当初はストリーム・ライナーと呼ばれる別の流線型トラックが使用されていました。フューチャーライナーは第2次世界大戦による中断を挟んで、'40~'41と'53~'56年の間にこの大役を果たし、驚いた事にその後は一般に売却されたとの事です。内9台の現存が確認されています。

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↑日本風に言うなら”戦前”のクルマですが、それを全く感じさせない斬新なデザイン。レトロフューチャーな最近のショーカーと言っても通用しそうです。モデルは50年代のパレード・オブ・プログレス再開に際してルーフなど変更された後の姿。製品の箱には'54年型との表記がありました。

車両中央の高い位置にレイアウトされたコックピット、前後ダブルタイヤ(前輪はダブルタイヤがステア!)、バスのような一体ボディ、ストリームラインの鉄道車両との近似性が感じられるリブ成型されたボディサイドパネル等々、戦前の製作とは思えない前衛的なデザインです。英語版ウィキの記述では、GMの初代スタイリング担当副社長であるハーリー・アールの手になる物とされていますが、別ソースではロバート・E・ビングマンという人の名が挙がっています。アールの指揮の下、ビングマンをリーダーとするプロジェクトチームがまとめたという事ではないかと思われます。'40年当時は航空機のようなグラスキャノピーでしたが、'53年のパレード再開時の改装でエンジン換装と共に1部デザインが変更され、主にドライバーの暑さ対策として一般的なルーフに改められたようです。

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↑全長およそ10m、全高3.5m、全幅2.4mのボディに対し、ホイールベースが6.3mと長いのが特徴的です。推測ですが取り回しはあまり良くなかったのではないでしょうか。

モデルはTSM製のレジン完成品。フューチャーライナーのスケールモデルとしては、レトロ1-2-3の1/10モデル(!)やノレブとグリーンライトの1/64などがありましたが、今年は何と1/43でTSMとNEOの2ブランドが競作するという異常事態(笑)。買えるものなら両方欲しい所ですが・・・金銭的に全く無理。当方が何とか入手したTSMのモデルは、レジン製ながらボディサイドが開き、昇降式の照明塔を格納した状態と展開した状態にセットする事が可能となっています。(照明塔は載せ換えるだけ)ステージ上には当時の展示を再現した模型の模型を置くようになっており、走行状態とパレード展示状態の両方を再現する事が可能です。一方、当方未入手のNEOのモデルは、窓が透けていてコックピットが再現されているようで・・・一長一短でどちらを選ぶかなかなか悩ましい所です。

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↑ご覧のようにステージの扉を開いて、照明塔を展開した状態にセットし、展示物を置く事でパレードの展示状態を再現する事が可能です。扉の開閉はちょっと怖いです・・・。

12台のフューチャーライナーの内、今回TSMがモデル化したのは”Out of the City Muddle”という展示を行っていた7号車。前述の通りレジン製ながらボディ左サイドのステージ扉開閉機構を備えているのが大きな魅力です。(金属製のヒンジが使われていますが、何せレジン製なので壊れやしないか、歪みやしないかと開閉時はヒヤヒヤものですが・・・。)この個体は実車が現存しており、ピーターパン・バスラインズというバス会社が所有しています。一時期は同社オリジナルのグリーンカラーに塗られていた事があり、何とその仕様のモデルがNEOから発売になるようです。TSMは展示の異なる別号車を製品化するようですし、ニュルンベルク・トイフェアーの限定品でブルーのモデルも存在するので興味は尽きないのですが・・・いやいや、これ以上は買えない買わない。この1台で満足しておかないと、お小遣いがいくらあっても足りそうもありません・・・。


↑コチラの動画はナショナル・オートモーティブ・アンド・トラックミュージアムに保管されている10号車のレストアの様子等を収めたもの。40年代のグラスキャノピー時代の姿も見られます。

参照元:
ウィキペディア英語版 https://en.wikipedia.org/wiki/GM_Futurliner
フューチャーライナー.com http://www.futurliner.com/index.html

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祝ガムダクール モデルカーズ誌掲載 ~Gamda Koor '68 Chevrolet Pickup "Sherwood Sawmills"

最近、亀更新ぶりにますます磨きが掛かってきたようです・・・(汗)。。。

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先に第95回ワンダーランドマーケットを訪れた際、ネコパブリッシングのブースでモデルカーズ誌の関係者の方々とお話をする機会があったのですが、その時「・・・そういえば今月のモデルカーズ誌にガムダクールのミニカーを掲載しましたよ」とのお言葉を頂きました。「え゛っ」と驚いた当方は、その場でモデルカーズ誌を購入した事は言うまでもありません。掲載された記事はモデルカーズ誌の2016年9月号(No.244)114ページ、もういっちょ加藤さんの”オレの話も聞いてくれ!”の第89回でした。

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↑当方には非常に嬉しいモデルカーズ誌244号へのガムダクアー掲載。記事本文の半分ぐらいはアンサのマフラーのお話でしたが(笑)。でも本当に嬉しかったです。

カラーページでシボレー・インパラ、ポンチアック・GTO、クライスラー・インペリアル、ダッジ・チャージャー(ヒッピー仕様x2台)、シボレー・コルベア、プリマス・バラクーダ、そして中々入手の難しいフォード・トリノの8車種9台の画像を掲載。各部の開閉機構やガムダクール・サブラ版とクラグスタン・デトロイトシニア版の違いなどを的確に解説して下さっています。どのモデルもなかなかコンディションが良さそうです。尚、加藤氏はGamda Koorの発音を「ガムダ クアー」と表記されていましたが、当方も正直、どう発音するのが正しいのか知らないんですよね~(汗)。イスラエルのネイティブの方とお話する機会があれば伺ってみたいものです・・・。

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↑初版モデルのテーールゲートを取り去り、本物の木で出来た丸太を5本積載しています。今日だったら丸太は樹脂製になってしまうでしょうね・・・。

さて、ガムダクールのモデルカーズ誌掲載は、日本ではマイナーな同ブランドのモデルを蒐集し続けている変人ファンとしては嬉しい限り。なので今回はそれを祝し、当方の手持ちの中でもとびきりレアな1台をご紹介したいと思います。モデルは以前ご紹介した'68シボレーピックアップの別バージョンで、"Sherwood Sawmills"という仕様。品番8122のサブナンバー11で区分されるバリエーションモデルです。先のオリジナル版からテールゲートが省かれ、変わりに木製のログ(丸太)が5本付属しています。ドアには丸鋸を模したデカールが貼られ、"Sherwood Sawmills"の表記。1トンピックアップで丸太を運ぶの?という疑問もなくはないですが、製材所の運搬車という設定でしょうか・・・。

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↑・・・しかしいくらロングホイールベースの働くピックアップとは言え、丸太をこんなに積んじゃって良いんでしょうか。。。

海外の文献によると、ガムダクールの全バリエーションの内、6車種は初版のクラグスタン・デトロイトシニア版では販売されず、Gamda社が自社ブランドのGamda Koor Sabraとして販売するようになってから追加されたとの事です。シボレー・ピックアップもその内の1台であり、なおかつ通常版の他にサブナンバーで区分されるバリエーションモデルが11種類もあるという事から1バリエーションあたりの生産数は他の車種に比べて少ないと推測され、その入手は困難を極めます。このシャーウッド・ソウミルズも、当方は一生掛かっても入手出来ないのではないかと思っていたのですが、幸運な事に海外のネットオクで捕獲する事が出来ました。

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↑過去に別途ご紹介したニューレイ製マックB-61の牽いていたログトレーラーを背景に、製材所の雰囲気を演出してみました。

残念ながらケースはありませんでしたが、ミニカー自体のコンディションは良好で、デカールに一部欠けがあるものの、ボディの塗装もきれいで、このブランドにありがちなメッキのくすみや剥がれも殆ど見られない美しい個体でした。5本の丸太もしっかり残っていますし清潔な外観を保っています。海外の文献の画像では、丸太を荷台に固定する輪ゴムも付属していたようなのですが、ゴム部品が失われてしまうのは致し方ないところでしょうか・・・。途方もこのシボレーピックアップのバリエーションはまだまだフォローしきれていませんし、この先一生掛かってもムリかもしれないのですが・・・まあ、無理せず気長に取り組んで行きたいと思っています。

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ユルくないダンゴ虫 ~BizarRE '33 TEXACO DIAMOND T TANKER "Doodle Bug"

今回は大昔の働くクルマをご紹介します。

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テキサコ・ダイヤモンド・Tタンカーは石油会社のテキサコが主体的に開発した石油タンク車です。1度見たら忘れられない強烈な個性を放つそのデザインは、インダストリアルデザイナーであるノーマン・ベル・ゲデスの事務所が手掛けたとされ、30年台以降世界的な流行となったストリームライン(流線型)を採り入れた極めて前衛的なものとなっています。様々な架装に対応するというトラックの多用途性から離れ、石油タンカーに特化した事で成立し得たカタチと言えるかも知れません。ダイヤモンド社のTシリーズトラックをベースとしているとの事ですが、駆動方式がRRであるなど、基本的なレイアウトが一般のトラックと大きく異なっており、フレームやエンジン、足回りなど、パーツ単位での流用なのではないかと思われます。

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↑流線型の前衛的なフォルムに愛嬌のあるフロントマスク。こんなクルマが1930年代に開発されていたとは驚きです。

このTタンカーの愛称である"Doodle Bug"は日本で言うとウスバカゲロウの幼虫、いわゆるアリジゴクを指す事が多く、一方でダンゴムシを指す事もあるようです。ダンゴムシ自体は別にArmadillidiidaeという名称もあるのですが、テキサコのTタンカーのカタチから連想されるのはどう見てもダンゴムシの方であろうと思われます。前端のキャビン、中央の石油タンク部、リアのエンジンルームが一体化された流線型の車体は、極めてモダーンでありながらどこか愛嬌もあり、可愛いとさえ言えそうなまとまりを見せています。昔のSF映画に出てくる未来の特装車のようで、'30年代にこれだけの車両が実用レベルで開発されていたと言う事実に改めて驚かされます。

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↑実車の存在自体に驚かされ、相次ぐ1/43スケールでのモデル化に驚かされ・・・テキサコTタンカーは驚きの連続です・・・。

さて、そんなテキサコのTタンカーがガチな1/43モデルで、しかも2ブランド競作で製品化されるなど誰が予測し得たでありましょうか?当方はかつてアーテル製のバンク(貯金箱)をご紹介しましたが、近年オートカルトとビザールの2ブランドからレジン製完成品として発売という、まさに驚天動地の仕儀と相成りました。2台のモデルはプロポーションや各部の仕上げに微妙な違いがあり、どちらをチョイスするか非常に悩ましいのですが、当方は実車の画像から受けるイメージに近いのはビザール製の方だと感じてそちらをチョイス。赤いホイールのオートカルトにも後ろ髪を引かれましたが、共に高価なので両方は買えません。。。お世話になっているショップさんで長年貯め込んだポイントと、7月の臨時お小遣いを駆使してどうにかこうにか捕獲しました・・・。

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↑手前がビザール1/43、奥がアーテル製貯金箱です。撮影の関係でビザールの方が長く見えますが、実際はアーテルの方が少し長いです。当方は先にアーテル製の貯金箱ミニカーを入手していたので、その印象が強かったのですが、実車はもっとほっそりしていて車高は当時の乗用車と余り変わりません。アーテル製のモデルは、これはこれでトイカーとしての魅力に溢れた1台だと思います。

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↑箱に関しては、これはもう圧倒的にアーテルの方が魅力に溢れています。アールデコ調のグラフィックが時代の雰囲気を盛り上げています。尚、年式の表記はアーテルが'34年型、ビザールは'33年型となっています。

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↑新江ノ島水族館のおみやげコーナーから連れ帰ったダイオウグソクムシ君とスリーショット(笑)。・・・やっぱり似てますよね?

ビザールのモデルは前述のアーテル製バンクと比較するとボディが細く、やや胴長に感じられますが、言うまでもなくコチラが正規の縮尺モデル。実車の画像と比較すれば納得です(笑)。ランプ類やワイパー、ミラーなど細部まで再現され、大径のタイヤ&ホイールもリアルな仕上がり。・・・ですが、ネットで実車の画像を検索すると、ホイールはボディと同色に塗られているっぽい物が多く、この点はオートカルト/アーテル製のモデルの方がイメージに合っているように思います。尚、当方は未入手ですが、ホットホイールの"haulin' gas"というキャストがこのテキサコTタンカーを思わせるスタイルをしています。思わず赤く塗って逆カスタマイズしてみたくなってしまいます(笑)。

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海外分冊百科恐るべし・・・ Hachette Collections '89 GMC 6000 SCHOOL BUS

今回は以前ご紹介したシーニクルーザーに続き、海外分冊百科の1/43バスモデルをご紹介します。

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アメリカの公共的な車両で黄色いボディが特徴というと、ニューヨークのイエローキャブに代表されるタクシーのイメージが強いでしょうか?・・・しかし、アメリカで働く黄色いクルマと言えば、ブラックのストライプの入ったスクールバスも忘れてはならない存在でしょう。多くの場合鼻付きのボンネット型で、赤いストップの標識を掲げながら子供たちを乗降させるスタイルは、TVドラマや映画でもお馴染みではないでしょうか。

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↑トラックシリーズと共通のノーズを持ったボンネット型のGMC 6000型スクールバス仕様、典型的なアメリカのスクールバスといった佇まい&ディテールが魅力的です。

イエローキャブ同様、アメリカの風景の一部とも言えるスクールバス、プルバックモーターを装備したトイカーには色々と製品があるのですが、残念ながら1/43の乗用車モデルと並べられるようなサイズ&クオリティのモデルは殆どないのが実情でした。ところが以前グレイハウンドのシーニクルーザーをご紹介したアシェット・コレクションの海外分冊百科で、めでたく1/43スケールで仕上がりも納得のモデルがリリースされました。主にフランスで展開されているらしい、D'AUTO BUS & AUTOCAR DU MONDE!というシリーズで、毎回1/43スケールで世界各国のバスが製品化されており、ラインアップには日本代表として東海バス仕様のいすゞBXD-30も含まれています。

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↑モデルはアシェットコレクションズの海外分冊百科シリーズの1台。その大きさもありなかなか見応えのあるモデルです。中国の人件費が高騰したためか、このモデルは、メイド・イン・バングラデシュとなっています。

モデルのプロトタイプはGMC 6000で、これはミディアムサイズのトラックと共通の名称であり、エンジンフードから前はトラックと共通で、キャビンから後ろをバスボディとしたものです。アメリカのスクールバスのイメージそのものなボンネット型のスタイルが嬉しくなってしまいます。モデルは'89年型という事になっていますが、基本的な成り立ちは'70年代から変わっていなかったのではないかと思われます。四角張ったスタイルは最近の曲線的なモデルとは一線を画する雰囲気を漂わせていますね。

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↑働く黄色いクルマのツーショット。アシェットのバスは'89年型との事ですが、見た目的には'70年代の雰囲気。なのでプレミアムXの'73シボレー・ベルエアのイエローキャブと並べてみました。スケールは同じ1/43です。

モデルは前述の通りアシェットコレクションが欧州で展開しているシリーズの1台。前回ご紹介したシーニクルーザーはボディがプラ製でしたが、このモデルはキャビン部分はダイキャスト製で、フロントノーズ部分はプラ製という構成になっています。とにかく1/43というスケールが嬉しく、仕上がりも分冊百科物にありがちな安っぽさも余り感じられず、その大きさも相まって見応えがあります。アメリカ車以外にも色々と魅力的なモデルが多いのですが・・・保管場所の事もあるので余り深入りしないようガマン、ガマンなのであります(笑)。

海外分冊百科恐るべし・・・ Hachette Collections Grayhound Super Scenicruiser GMC PD-4501

2015年最後の更新は、栄えある(?)”2015年私的ベスト購入モデル”に輝いたグレイハウンド・シーニクルーザー、海外分冊百科の1/43モデルで締めくくりたいと思います。

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書店で購入できる分冊百貨にはさまざまなジャンルの商品がありますが、ミニカーが付属するシリーズも多々ある事は皆さんもよくご存知かと思います。日本でも国産名車コレクションが延長に次ぐ延長で、最近では外国車も巻き込んで独自の発展を続けていますね・・・。ミニカーコレクションが大人のホビーとして定着しているヨーロッパでは、ルマンカー、ラリーカー、軍用車や消防車を経て、ついにはバスの1/43モデルが付属するシリーズまで登場しています。いやはや、海外の分冊百科恐るべしであります。今回ご紹介するのはアシェット・コレクションズが欧州で展開する”AUTO BUS”というシリーズで世界各国のバスが網羅され、嬉しい事にそのラインナップに当方の大好きなグレイハウンドのシーニクルーザーも含まれていたのでした。

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↑'54~'56年にかけて1001台が製造されたと言われるGMC シーニクルーザー。画像の上部に入れた年式は海外オクの出品の多くに習いましたが、同車は'61~'62年にエンジン/トランスミッション換装を含む更新修繕を受け、”スーパー・シーニクルザー”と呼ばれるようになりました。このミニカーは車体側面にその表記があります。


↑このシリーズの動画を見つけたので貼っておきます。今のところ展開されているのはフランスだけかも?

シーニクルザーに関しては過去にコーギー製の1/50モデルをご紹介していますが、GMC PD-4501はグレイハウンド社とGMが共同で開発した長距離バス車両です。前回ご紹介した時には今一つ資料が見つけられなかったのですが、海外版のウィキに詳しい記述があり、開発初期のGX1(完全な2階建てバス)GX2(後輪2軸の2レベルボディ)と呼ばれるプロトタイプが著名なデザイナー、レイモンド・ロウイの手になるもので、シーニクルーザーはGX2をベースに誕生したと見て良さそうです。全長12.19mのモノコックボディは前半が低床で後半が高床のキャビン+床下カーゴエリアとなっており、途中でキックアップしたルーフラインと前面展望窓が特徴的です。前傾したサイドウインドウやコルゲート処理(ボディサイドのリブ)がスピード感にあふれて非常に魅力的。その近代的なデザインは、登場が'54年とは思えない斬新なものです。

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↑モデルは嬉しい1/43スケールで、全長28.5cmという堂々たるサイズ。車体はプラ製で重量は軽めですが、シャープなモールドでボディサイドのリブなども美しく再現されています。

'54~'56年にかけて1001台が製造されたシーニクルーザーは外観だけでなくインテリアの装備や機構面も先進的で、客席はエアコン・タバコの排煙装置を完備、長距離走行に備え洗面設備も備えていました。エアサスによる快適な乗り心地、パワートレインは登場時にはGM製4.7L 150HP ディーゼルエンジンx2基をフールドカップリングを介して3速MT x 2段の副変速機=6速ミッションに接続するツインエンジン方式が取られていました。しかし通常のバス車両と異なるドライビングが運転手に不評だったり技術的トラブルもあったようで'61~'62年に掛けて更新修繕が行われ、デトロイトディーゼル製の9.3L V8 ディーゼルエンジン+4速マニュアルミッションというコンベンショナルな方式に改められました。この更新を受けた車両は”スーパーシーニクルーザー”と呼ばれ、今回ご紹介するミニカーもその時期の仕様となっているようです。

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↑過去にご紹介したコーギー製の1/50モデルとの比較(車両後端合わせ)。当然のことながら1/43モデルは一回り大きい事がお分かり頂けると思います。コーギーのミニカーも魅力的な仕上がりですが、やっぱり乗用車と同一縮尺は嬉しいです。

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↑・・・という事で、やっぱり同一縮尺だと並べたくなっちゃいます(笑)。最近発売になったホワイトボックスの'64フォード・ギャラクシーと。こういうフツーのクルマとの並びが魅力的に感じてしまう当方(笑)・・・シーニクルーザーはボディ前半が低床なので意外とコンパクトに見えます。

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↑分冊百科ゆえこのようなブリスターパックに入って販売されているようです。バスは車種によって長かったり・高かったり色々なので致し方ない所でしょうか・・・。

さて、肝心のモデルですが前述の通り縮尺は1/43、全長およそ28.5cmの堂々たるサイズで迫力満点。何より同一スケールの乗用車ミニカーと並べられるのが最高に嬉しいポイント。シャープなディテールのボディは樹脂製で、この辺りが安価な分冊百科として成立し得る秘密でしょうか。全体的にはプラ製のHOゲージ鉄道模型車両と似た雰囲気で、代わりにシャシーはダイキャスト製で、ちょっぴりですが手にした時の重量感に寄与しています。当方は海外のネットオークションで入手しましたが、最安の出品者を探した結果、送料を含めても昨今の1/43乗用車ミニカーよりも安価に入手する事が出来ました。モデルは簡単なブリスターパックに入っており、台紙の裏面にはバングラディッシュ製とありました。いやはやミニカーの製造も凄い事になってますね・・・。

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さて、2015年の当ブログの更新はこれにて終了です。1年間お付き合い下さった皆様、有難うございました。来年もマイペースに更新してゆく所存です。何卒よろしくお願い申し上げます。

今年のカボチャは・・・消防車!! ~MATCHBOX '53 FORD F100

今週は”クライスラー強化計画”を一休みしてちょっと早目のアップ・・・というのも、今日はハロウィーンだからであります!

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ハロウィーンと言えばジャックオーランタン→ジャックオーランタンと言えばパンプキン→パンプキンと言えばフォードF100・・・という単純な発想で毎年お送りしているハロウィーンネタ。昨年はフォードF100の1/43モデルが枯渇してしまったため1/64モデルに登場願いましたが、今年はとても良い雰囲気の1/43モデルを入手出来ました。

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↑'53フォードF100をベースとした消防車。画像検索すると、実際にこのクラスの消防車両が存在したようです。

今日アメリカで最も売れているクルマ、それはフォードのフルサイズピックアップ、Fシリーズで毎年年間60~70万台という、途方もない台数が製造・販売されています。このFシリーズの内、'53~'56モデルイヤーの2世代目モデルは”パンプキン”の愛称で親しまれいる事は毎年のように記しています(笑)。

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↑ジャックオーランタンと並べると、このクルマがパンプキンの相性で呼ばれる事も納得出来るような・・・。

今年ご紹介するのはマッチボックスの'53 F100。フロントウインドウが後傾しており、サイドにラップラウンドしていない'53~'55の特徴をしっかり捉えた造形です。仕様はご覧の通りファイアー・トラック=消防車。ただし特定の市町村の消防署仕様ではなく、マッチボックス50周年記念仕様として2002年に発売された物です。

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↑モデルはイエスタイヤ―シリーズのバージョンと比べると、床板がプラになるなど安価な仕様になっていますが、荷台に積まれた消防装備や機器類によってなかなか賑やかな仕上がりです。

このミニカーはシャシーがダイキャストからプラスチックに置き換えられた比較的安価な仕様で、カラーリングもソリッドではなくメタリックレッドとなっています。しかし荷台に積まれたホースやサイドに装着されたスコップや斧などに細かく彩色がなされ、中々良い雰囲気を醸し出しています。

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かつてご紹介したシボレー3100のハーレーダビットソン仕様もそうですが、マッチボックスのオールドピックアップは精密モデル的作り込みと置物的味わい深さが程よくバランスして非常に魅力的です。最新のマッチョなピックアップも良いですが旧いモデルも捨てがたいな~と思います。

●過去にご紹介したパンプキンたち

Halloween_08.jpg ←2008年のカボチャはコチラ

Halloween_09.jpg ←2009年のカボチャはコチラ

Halloween_10.jpg ←2010年のカボチャはコチラ

Halloween_11.jpg ←2011年のカボチャはコチラ

Halloween_12.jpg ←2012年のカボチャはコチラ

Halloween_13.jpg ←2013年のカボチャはコチラ

Halloween_14.jpg ←2014年のカボチャはコチラ
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