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ミニカー・コラム・シフトVol.18; Happy Birthday Mustang ! 愛されて半世紀 50th Anniversary

いやいやいやいや~、めでたい。遂にこの日がやって参りました!!!


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1964年4月17日、初代モデルがニューヨーク・ワールドフェアの会場で発表されてから、今日でちょうどマスタング誕生50周年となりました!!本当にめでたい事です。自動車メーカーとしてでなく、単独の車種として誕生50年を祝えるクルマというのも、そう多くはないのではないでしょうか。


当たり前の事ですが以前このブログで45周年のお祝いをしてから早や5年の歳月が流れているのですね・・・。50周年の今回も、手持ちの1/43モデルで歴代マスタングを振り返りながら、当方なりにお祝いをしたいと思います。前回とはなるべく被らないモデルをご紹介したいと思いますが・・・果たしてどうなりますでしょうか。


●'64 1/2~'66


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記念すべきベビーマスタング。年間50万台超という、クーペボディの単独車種としては空前の大ヒットとなりました。ボディパネルに目立った変更がなかったのは'66年型迄です。尚、'64 1/2年型と言うのはファンの間での呼び方で、フォードの登録上は最初から'65年型となっていました。ファストバックは少し遅れて'65年に入ってから登場しています。ミニカーは往年の名作、テクノのコンバーチブル、ディンキーのファストバック、ソリドのハードトップの揃い踏み。旧いミニカーにはやはり新しい物とは異なる魅力があります。


●'67~'68


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ボディ外板の大部分を変更、トレッドを拡大しスタイリングもよりマッチョになった'67~'68。搭載エンジンも大排気量化・ハイパワー化し、ファストバックルーフはボディ後端までよりなだらかに流れる形状になりました。”ブリット”や”60セカンズ”そして”ワイルドスピード東京ドリフト”など、映画での活躍も多い年式です。ミニカーはマッチボックスの'67ファストバックと、ミニチャンプスの'68ファストバック


●'69~'70


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最初期型からホイールベースは変わらないものの、再びボディ外板を大幅変更、より長く・より幅広くなった'69~'70。歴代の中でも最もワイルドでワルな雰囲気の漂う年式です。当方の周りでもこの世代が好きという人も結構多い年式。モデルはスパークのBoss 302、トランザムレース仕様でまとめてみました。'69はダン・ガーニーのドライブしたマシン、'70はパーネリー・ジョーンズのドライブしたマシン。


●'71~'73


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ホイールベースを初めて延長、直線的な新世代デザインに生まれ変わった'71~'73。マスタングの世代の考え方は、この年式を2代目とするものと、ここまでを初代とする2通りの考え方があります。日本では人気の高い世代ですが、アメリカ本国では販売面では意外と苦戦しました。ミニカーはコーギー製の'71マッハ1"007ダイヤモンドは永遠に”劇中車仕様と、ジョニーライトニング製'71 Boss 351仕様。Boss351は'71のみに存在したレアモデル。


●'74~'78


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'71~'73から一気に小型化され、サブコンパクトのピント/ボブキャットをベースとして誕生、マスタングⅡを名乗った'74~'78。登場初年度はオイルショック影響もあってスマッシュヒットとなりました。コンパクト化されたものの、スタイリングはマスタングらしさを継承していたように思います。当方はNEOのモデルは未入手なので、昨年と同じ1/45の縮尺が惜しいトミカ・ダンディーとユルだけど1/43で嬉しいジルメックス。45周年時とは色違いのモデル。


●'79~93


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フェアモント/ゼファーのFOXシャシーをベースに欧州調のデザインで登場した'79~'93マスタング。パワーアップやコンバーチブルの復活などで長寿を全うしました。ミニカーはノレブJET CARシリーズのクーペ(グリルやバルジから初年度'79のコブラ2.3ターボと推定)、ニューレイのコンバーチブル。ニューレイのモデルは最近になってヘッドランプがクリアレンズの別パーツに改良されています!(凄いぞニューレイ)


●'94~'04


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スタイリングなど原点回帰の傾向を見せながら登場した'94~'04。曲線的なデザインの前期型(~'97)とニューエッジデザインと呼ばれた後期型('98~)があり、専用の4独サスを採用していたコブラは、最終的にはDOHC+スーパーチャージャーで390hpに到達しました。モデルは前期タイプGTがミニチャンプス、後期タイプGTがカスタム&チューニング出来るミニカー、モディファイヤーシリーズの製品。(5年前とは色違い)


●'05~'14


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初代マスタングのDNAを色濃く受け継いで誕生した'05~'14。フォードの戦略はファンからの強い支持を勝ち得たと言えるでしょう。BOSSやシェルビーなど往年のビッグネームも復活し、シェルビーではエンジン出力など、もはや何が何だか分からない世界に・・・。伝統のリジットサスを持った最後の世代となりそうです。ミニカーは登場初年度の'05がオートアート、後期型'13 Boss302がシュコーのプロRシリーズのレジン完成品。


何はともあれおめでとうマスタング!!この調子で60周年、70周年とどんどん行きましょう。最新の2015年型もきっと何処かが1/43で製品化してくれる事でしょう。楽しみに待ちたいです。


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愛しのトイカー達; 貯金箱は増えたけど・・・ / Ertl TEXACO Diamond T Tanker

今回は久しぶりに”愛しのトイカー”をお送りします。


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さて、ご紹介するのはテキサコのフューエルタンカーであります。このトラック、何年頃のクルマに見えますか?'60年代初頭?いや、'50年代?・・・いえいえ、ミニカー箱の表記によれば'34年型です。正式な名称はDiamond T-Tankar(ダイヤモンドTタンカー)ですが、一般にはDoodlbugの愛称で知られているようです。このDoodlebugというのは日本で言う所のダンゴムシの俗称で、石の下なんかに潜んでいて指でつつくと丸くなるあの生き物ですね。最近人気の深海生物、ダイオウグソクムシなんかと同じ仲間らしいです。全体の丸味や長さの感じなど、車両の外観を見れば納得のネーミングであります。'30年代にこんな凄い車両を作っていたとは、いやはやテキサコ恐るべしであります。


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↑1930年代のデザインとは思えないモダーンで個性的なフォルム。その存在感はハンパではありません。愛嬌のある顔付きは何だか可愛らしい感じもします。


ダイヤモンドというのはかつてアメリカに存在したトラックメーカーで、この個性的なタンカーは石油会社テキサコの企画により、ダイヤモンドTシリーズトラックをベースに6台が製作された物のようです。車体はインダストリアル・デザイナーであるノーマン・ベル・ゲデス(Norman Bel Geddes)の監修によるもので、30年代に流行したストリームライン(流線型)デザインの極めてモダーンなスタイリング。昔のSF映画に出て来る宇宙船やロボットそのものと言った感じですが、それでいてどこか愛嬌もあり、非常に魅力的なアピアランスです。エンジンはリアにマウントされ、クラッチは空気圧式。運転席からはエンジン音が全く聞こえない為、エンジンルームにマイク、運転席にはスピーカーが設置され、ドライバーはスピーカーの音を聞きながら変速操作をしたのだとか・・・。外観も機構も何とも独創的な車両です。


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↑ミニカーは素朴な外観ですが、これも狙った物かも知れません。TEXACOの文字は立体的にキャストした上でホワイトの色差しが成されています。後部のマークが紙シールなのはご愛嬌。


ミニカーはアーテル製で、以前からず~っと気になっていた1台でした。どうもスケールが1/43より大きいようなのでなかなか購入に踏み切れなかったのですが、どうにもこうにもこの魅惑的なカタチに参ってしまい、ついに入手を決意。モデルや箱にはスケールの表記がありません。車についても色々調べてみたのですが、今一つ確かな資料が見つけられませんでした。ミニカーに付属のチラシによると全長26フィート、全幅92インチ、全高79インチ(多分)と読み取れるので7.9mx2.3mx2mといった所でしょうか。ミニカーの全長は約202mmですので計算上はおよそ1/39となります。海外のサイトでは「リアエンジンのため車高がこの種のタンカーとしては異例に低く1.8m・・・」と言った記述もありましたので微妙です。海外オークションの出品では1/32~1/39ぐらいの間でバラついていましたのでそうした表記にしておきました。


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床板やホイールはプラ製ですが、ダイキャストのボディは分厚くずっしりと重いミニカーです。更にこのモデルは金属製のウエイトを積んで重量を重くする機構が組み込まれています!?・・・・・・そう、実はこのミニカーはバンク(貯金箱)なのです(笑)。アーテルは様々なスケールや車種のバンクを製作していますが、この”ダンゴムシ”もそうした1台。素朴な仕上がりですが実車の存在感の物凄さもあってとても良い味わいがあります。当方はエッチングパーツ満載の精密なモデルももちろん大好きなのですが、最近はこうした味のあるモデルに惹かれます。分厚いキャスト、こってりとした塗装、「エッチングのワイパーがナンボのモンじゃい」といった風情には貫録すらも感じられる・・・ような気がします。


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↑箱絵がアールデコ調なのは偶然ではない筈・・'30年代の空気感を表現しています。


貯金箱としての機構にも工夫が凝らされていて、車体上部のスロットにコインを差し込み、後部のレバーを引き上げるとコインが内部に落ちるようになっています。床板には取り出し用の蓋が付いていて、プラスチック製の小さな鍵が付属しています。紙箱もなかなか素敵で、イラストがアールデコ調なのは偶然ではないと思われます。味のあるストリームラインのフューエルタンカーにアールデコ調のボックス・・・30年代の空気感を貯金箱というカタチに結実させたアーテルのセンスには脱帽です。・・・気が付けばアーテル製バンクもグラマン・オルソンのウォークインバンシボレーCOEトレーラーに続いて3台目の入手ですが、相変わらずミニカーを買ってばかりいるので、その中に入れるべきお小遣いは全く貯まっていないのであります・・・。


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↑新江ノ島水族館のお土産コーナーからやって来たダイオウグソクムシ君と・・・似てますか?


完全競作 ~Ertl Collectible '70 Oldsmobile 442 Conv.

今回ご紹介するErtl製の'70 442 Conv.は、前回のマッチボックスと完全な競作です。


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オールズモビル442特集、今回のモデルはアーテル製ですが、題材は前回のマッチボックス製と同じ’70年型のコンバーチブルです。・・・実車については前回色々記してしまったので、余り追加する内容がありません。。。’70年にGMのインターミディエートクラスへの排気量自主規制が緩和され、455cu.in.エンジンが搭載できるようになりましたが、その後排ガス規制が厳しくなったため、結果的にこの'70年型が歴代でもっともパワフルな心臓を持った442となりました。('68~'69に存在した”裏技”ハースト仕様を別にした場合の話ですが・・・。)


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↑マッチボックスの製品と甲乙付け難いアーテル製モデル。


’70年型の442はそのハイパフォーマンスぶりが評価されたのか、栄えあるインディーペースカーに選ばれています。その時ペースカーのベースとなったのがこのコンバーチブルボディでした。当方はこのオールズ442がインターミディエートベースの正統マッスルカーの中でもかなり好きな1台である事を前回記しました。もちろんコンバーチブルも良いのですが、個人的にははコンバーチブルよりもクーペボディの方が好みだったりします。あのルーフラインと、’70年型ではブリスター状に膨らんだリアフェンダーがカッコ良い・・・。ルーフがないせいか、コンバーチブルには特徴的なリアフェンダー形状が反映されなかったのでした。


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↑フロントフェンダーからドアに掛けてのキャラクターラインは、アーテル製の方がシャープな感じです。


ミニカーはErtl製のちょっと古い製品。当方が入手したのはClass of 1970というセット物で、過去にご紹介済みのシボレー・ノバSSフォード・トリノ・コブラとこのオールズ442の’70年型3台が1つのケースに収められていました。他に単品売りの別カラーバージョンや、'57 マーキュリー・ターンパイククルーザー、'67 シボレーカマロConv.とのインディー・ペースカー仕様3台セット等が存在します。アーテルがクーペではなくコンバーチブルを製品化したのは、インディーペースカー仕様の製品化を念頭に置いた物だったのかも知れません。


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↑今回床下を撮影して初めて気が付きましたが、赤いフェンダーインナーライナーもちゃんと再現されていたのですね・・・なかなかマニアックです。


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↑今回も造り込まれたシャシーの効果を、低目のアングルで確認下さい。


アーテルの1/43ダイキャストモデルはシンプル素朴な物と精密な仕上がりの物に大別されますが、この442は後者。amtのプラキットを彷彿とさせる仕上がり。先回ご紹介したマッチボックス製品と甲乙つけ難いモデルです。ヘッドランプがクリアパーツになっていたり、床板はプラ製な物の、こちらもシャシー周りの再現度は中々がんばっています。ボディカラーのチョイスやプレスラインのシャープさはアーテルの方が良い感じ。対するマッチボックスは質感の高いクロームパーツやずっしりとした重さなど、上質な仕上がりに好感が持てます。・・・そうそう、アーテルのほうはシートバックが可動するという一芸も持っていました(笑)。


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(ようやく2回目)祝コルベット60周年!!C4(小)特集

仕事収めに年賀状もなんとか片付けて、「祝コルベット60周年!!C4(小)特集」ようやく第2回目です。。。


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先にソリド製C4コルベットクーペ&コンバーチブルをご紹介した時に記したのですが、この世代のコルベットのデビューは'84モデルイヤー。先代のC3は’82年型で生産を終了しているので、モデルイヤー的には’83年は空白となっています。熱心なファンの間ではC4の初期試作車を’83年型と呼んでいるようですが、これは最初期型マスタングの'64 1/2年型同様、メーカーの公式な呼称ではありません。このC4コルベットは、それまでの世代に比べモデルライフ中のスタイルの変化が比較的少ない世代であったと言えるのではないかと思います。


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↑ボンドカーコレクションの1台としてリリースされたC4コルベット。映画での登場シーンはごく僅かでした・・・。


’84年にデビューした後、’86モデルイヤーにコンバーチブルが復活。この年式からのクーペはルーフ後端にハイマウントストップランプが装着されていたようです。その後’89年にZR-1が追加され、このグレードのみ角型4灯のテールランプを採用。91年型から全グレードでテールランプが角4灯になると共にフロントバンパーがワイド感を強調したデザインに変わります。尚、テールランプが角4灯になって以降、画像検索ではハイマウントストップランプがテールにある個体と、ルーフ後端にある個体が混ざってます。この辺りの詳細は、残念ながら当方には良く分かりません。


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↑このモデルは少し上から見下ろしたアングルの方が印象が良いです。


さて、今回ご紹介する1台目は・・・実は過去にご紹介済み、欧州で展開された書店系アイテム、ボンドカーコレクションからの1台でユニバーサルホビー製です。007シリーズの”美しき獲物たち(原題;A VIEW TO A KILL)”に登場したのですが、その登場シーンはごく僅かでした。フィギュアも付属せずごく普通のC4コルベットの1/43モデルとなっています。ディテールは最近のミニカーらしい物ですが、プロポーションはウェストラインから下が厚く、実車の薄べったい感じが少々不足気味。タイヤの軸受けを加工して、車高を少し落としてやると多少印象が良くなるかも知れません。(特にフロント)


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↑赤いボディのためディテールが見にくいですが、ルーフ後端にハイマウントストップランプが表現されています。これは’86年型以降に見られる特徴です。


さて、お次に控えしは・・・アーテル製の’88年型クーペです。ブループリントレプリカと言う、’88年型のアメリカン・スポーツ&スペシャリティカーだけを集めたシリーズの1台で、No.1がこのコルベット、No.2がポンティアック・フィエロGT(!)、No.3がマスタングGT,そしてNo.4が3rdカマロのIROC-Zと言うラインナップでした。プロポーション、ディテール共にそれなりのモデルですが、貴重なのは’88年型という、初期丸テールランプの中では後期型(ややこしい・・・)がプロトタイプという点。ルーフ後端にモールドされたハイマウントストップランプが’85年型までと異なる点です。


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↑アーテル ブループリントレプリカシリーズの1台で’88年型と言う事になっています。


この他1/43の丸テールのC4コルベットとしては、ブラーゴ製やイタリア製のマテル・ホットホイールがあるのですが残念ながら当方は未入手。マテルはお友達のfziroさんがコチラにアップされていますので、是非合わせてご覧下さい。・・・お送りしているC4小特集、ギリギリのタイミングですが、年内にもう一ネタアップしたいと思っております。。。


ミニカー・コラム・シフトVol.17; 来年は午年、マスタング50周年、そして新型は・・・!?

ハロウィーンも終わったので、次の記事までの間にホットな話題を・・・。


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↑初代マスタングのデビューは’64年の4月17日。年間50万台を超える大ヒット作となりました。


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↑オリジナルから少しマッチョになった’67~'68。この世代はやっぱり”ブリット”によって、そのカッコ良さを強烈に印象付けられました。


早いもので今年も残す所2カ月となってしまいました。そろそろ年賀状の絵柄なぞ考えなければならない時期ですが、来年は午年(うまどし)、そしてマスタングがめでたく誕生50周年を迎えます。いや~、マスタングのアニバーサリーがイヤー・オブ・ホースとは本当に喜ばしい。来年のデトロイトショーではこの記念すべき年に、2015年モデルとして次期マスタングが発表される可能性が高いと言われてます。


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↑’69~’70には独特な魅力があります。この年代が最も好きという人も多いですね。


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↑日本では人気の高い'71~'73、本国では当時はあまり売れなかったのだとか・・・。でもやっぱりカッコ良いです。


当方も次期マスタングのスタイリング動向を期待と不安を抱きながら見守っています。ここに来て米本国のCAR AND DRIVER誌のウエブサイト上に、「まあ、概ねこんな感じだよ」という見出しと共にスクープ画像が掲載されました。3D CADデータのCGレンダリングのようですが、ご丁寧な事に360°ビューになっています。うまく機能しない場合もありますが、興味がおあり方はコチラへどうぞ。静止画像はコチラあたりが良いかと思います。


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↑'74MYにデビューしたマスタングⅡ、小さいけれどマスタングらしいカタチで好きでした。


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↑’79年、この世代がデビューした時は正直、「終わった」と思ったものでした。・・・でも今となってはこの世代も捨て難い。いいんです、マスタングだから。


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↑この世代も最初は余り好きになれなかったのですが・・・コブラが登場してから良いな~と思ったのです。マスタングファンだから・・・。


画像を見た当方の正直な感想は「・・・う~ん、、微妙。」という感じでした。全体的にはやはりコンセプトカーEVOSの影響が強く感じられ、顔付きなどはマスタングらしさを残しつつ最近のフォード車に共通のアイデンティティが表現されています。・・・無難にまとまっているとも言えますが、アメリカ車臭さはちょっと薄れてしまったような・・・問題はカー・アンド・ドライバーの画像がどの位正確なのかと言う事です。実車はCGよりも更にカッコ良い仕上がりになっている事を期待したいです。


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↑最初は後ろ向きなコンセプトだな~と好きになれなかった'05~モデル、でも、大好きになるのに大して時間は掛かりませんでした。マスタング以外の何物でもないですねこのカタチは。


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↑現行車となる’10~モデル。現在のフォード乗用車のなかではアメリカ車らしさを一番感じさせるクルマだと思います。次世代は果たしてどうなるのか・・・。


などと言っていますが現行世代のマスタングがデビューした時も当方は割と冷ややかに見ていました。でも今は・・・。きっと、次世代のマスタングもそれほど時間を置かずに大好きになってしまうに違いありません。それで良いのです。マスタングファンはマスタングという名前と、走る馬のマークがある限りそれを支持し続けるのだ!!


・・・あ、ついでですが当方は午年生まれ、来年は年男です。歳がバレますね・・・36歳です。(大ウソ/笑)


特集 'Late '40s & '50s; 好敵手 ~Solido '50 Chevrolet Sedan

Late '40s ~ '50s特集、50年代前半はGM系の車種に移行します。


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↑流石にこれは遠近感を超えた大きさの違いでした(笑)。。。


ヘンリーフォードⅠ世が世に問うたT型によって大衆モータリゼーション時代の幕が切って落とされると、それ以降フォードとシボレーの間で激しい販売争いが展開される事になります。T型に固執し、大量生産とコスト削減に邁進するフォード。対するシボレーは次々と製品の改良やモデルチェンジを図り、その形勢は次第に逆転。流石のフォードもA型を発表しますが時既に遅く、その後はシボレーが優勢に立つ場面が圧倒的に多くなって行きました。


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↑黄金期を過ぎた時代のソリド製品ですが、プロポーションや雰囲気の良さは流石です。


今回ご紹介するのは’49年にデビューしたシボレーの戦後設計型モデル。52年型までがこの世代ですが、ミニカーは’50年型。第2次大戦後に新設計されたモデルは、シボレーもフォードと同じモデルイヤーにデビューした事になります。画像検索をすると4/2ドアセダン、クーペ、コンバーチブル等々、様々なバリエーションがヒットしますが、セダン、クーペ共にノッチバックとファストバックがあったり、パネルバンなどもありそうで、その全貌は当方はちょっと掴み切れていません。。。


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↑この世代のシボレーは、フロントウインドウは1枚ものでは無かったような・・・。


ミニカーはちょっと古めのソリド製で、ノッチバックの4ドアセダンを製品化しています。ノーマ仕様の他、イエローキャブやファイアーチーフ、コカ・コーラカラーなどバリエーションがありました。ソリドのクラシックカーを製品化するライン、”Age d' or”シリーズとして販売されていた物です。最盛期を過ぎた時代の製品でプラスチックの部品が多数使用されていますが、プロポーションや雰囲気の良さは流石ソリドと思わせる物があります。


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↑アーテルの3インチモデル、’51クーペを製品化。素朴な味わいですが、フロントウインドーの考証はこちらの方が正確?


さて、実車のバリーエーションの1つであるクーペは今回も小スケールモデルで補完します。ご紹介するのはマーキュリーと同じアーテルの旧い製品。素朴な出来ですがこちらも中々味わい深くて気に入っているモデルです。久々に引っ張り出したところリアバンパーの右側が欠損していました。。。はて、購入当時からそうだったか?当方がやらかしてしまったのか・・・ミニカーの購入時期やコンディションをきちんと記録しない「いい加減コレクター」ぶりが遺憾なく発揮されております。。。


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↑同じモデルイヤーにデビューしたシボレーとフォードの戦後型。好敵手として激しい販売合戦を繰り広げた事でしょう。


カスタムスタイル '49~ Mearcury Custom

UCCのハーレーを挟んでLate '40s~'50s特集を再開したいと思います。


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↑アーテルとロードチャンプスのカスタム・マーキュリー。ブランドは異なりますがカスタマイズの様式は良く似ています。


前回ユニバーサルホビーのミニカーでご紹介した’49マーキュリー。ノーマル仕様ももちろん良いのですが、この世代のマーキュリーと言えばカスタムベースとしても非常にポピュラーな存在。日系のボブ・ヒロハタ氏がバリス兄弟に製作を依頼したヒロハタ・マーキュリーをはじめ、有名な個体も存在します。今回はちょっぴりカスタムされたマーキュリーのミニカーを幾つかご紹介したいと思います。


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↑ボディはチョップされていませんが、クールなカスタム仕様のアーテル製モデル。エンジンルームやシャシーも細かく造り込まれています。(小さい画像はクリックで少し拡大します。)


先ずご紹介するのはアーテル製のモデルで、これがなかなかクールな仕上がり。ボディはチョップされた状態にまではなっていませんが、落とされた車高やサイドとリア計4本出しのエキゾースト、ゴツいラジエターグリル、1部バッジ類を省き、リアのホイールアーチにスパッツを被せた姿となっています。エンジンフードとトランクが開閉し、エンジンやシャシーも細かく作り込まれるなど、なかなかに見応えのあるモデルです。カスタム仕様をここまで真面目に作り込むのは、1/43ミニカーでは珍しいのではないかと思います。当方の手持ちはブラックのボディカラーですが、他にレッドメタやブルーメタのバリエーションがあるようです。


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↑ロードチャンプスはノーマルとカスタムを別金型(或いは金型改修)で造り分けています。カスタム仕様はアーテルのモデルとよく似た仕様となっています。


もう一台は当方にとって重要ブランドの1つであるロードチャンプス製なのですが、これが仕様的にアーテルの物にとてもよく似ています。4本出しのマフラーやホイール、リアホイールのスパッツ、ラジエターグリル、エンジンフードのマスコットは外してスムーシングしてあるのにサイドのモールは残してある点等々・・・。こちらもカラーバリエーションがありますが、ロードチャンプスではノーマル仕様も製品化しており、件のスパッツや車高、ラジエターグリルなどが異なり別金型のようです。同一ブランドでノーマルとカスタムを別金型で製品化するのは、これまた1/43ダイキャストモデルでは珍しいのではないかと思います。


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↑映画「60セカンズ」の4台セットに含まれていた'49マーキュリー(HWの商品名は49 Merc)。ルーフが低く改造されているのがお分かり頂けるでしょうか?テールの形状は'51ぽくもありますが・・・カスタマイズされているので何とも忌めませんね。映画の劇中車は'49ではなく’50ベースだったようです。


さて、当方の手持ちの1/43カスタムマーキュリーは以上の2台ですが、これでは件のボディをチョップした姿がお見せ出来ません。ここはひとつ、3インチモデルに登場してもらいましょう。ご紹介するのは100% HWの60セカンズ4台セットに含まれていたモデル。劇中メンフィス・レインズたちに盗まれるターゲットの1台として登場した仕様を、既存キャストで再現したものです。マーキュリーをベースにしたカスタムのキャストはレギュラーシリーズにもありますが、このモデルのディテールや仕上がりは流石100%と思わせる物です。


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↑素朴な造りのアーテル3インチサイズの’50マーキュリー。シンプルなミニカーですがプロポーションや雰囲気は悪くありません。


カスタムとの比較用・・・とは言えないかもしれませんが(笑)、1/64のノーマル仕様のミニカーもご紹介したいと思います。モデルは最初にご紹介した1/43と同じアーテル製。床板の表記によると’50年型で、香港製とありました。旧い製品でなんとも素朴な仕上がりですが、これはこれで中々良い雰囲気。左右のドアがピラー部分まで一体でちゃんと開くのが可愛い1台です。入手した時期も古く、某有名ショップが街道沿いのお弁当屋さんの2階にあった頃に購入したと記憶しています。


・・・と言う事で、Late’40s & '50s特集内のカスタムマーキュリープチ特集でした。


スクリーンを駆け抜けたクルマ達 ネタに困ったら煙草を ~ Chevrolet Nova from "SMOKE"

う~~ん、、今年はクリスマスの良いネタが有りません。。。2年続けた映画「シカゴ・ドライバー」のカプリス・タクシーも流石に3年続けるのは気が引けるし、こんな事ならグラマンオルソンのクリスマスバンは今年のためにに取っておけば良かった・・・。困った(イライラ)困った(イライラ)一服やって落ち着くか・・・。


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と、言う訳で困った時の映画だのみ(笑)。今年は当方の大好きなクリスマス絡みの映画をご紹介したいと思います。作品はポール・オースターの「オーギー・レンのクリスマスストーリー」をベースとし、監督ウェイン・ワン、出演ハーヴェイ・カイテル、ウィリアム・ハート、ストッカード・チャニング、ハロルド・ペリノー、フォレスト・ウィテカー他で製作された”スモーク(原題;SMOKE)”です。


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ニューヨークのブルックリンでタバコ屋を営むオーギー・レン(カイテル)。彼の日課は毎日同じ時間、同じ場所で写真を撮る事。ある日、閉店間際に常連客の小説家ポール・ベンジャミン(ハート)が駆け込んで来る・・・ポールに撮りためた写真を見せるオーギー。その中の何枚かの写真には偶然ポールの亡くなった妻が写っていた・・・。


ある日ぼんやり道を渡ろうとして車に轢かれそうになったポールを黒人の青年が救う。彼は名をラシード・コールと名乗った。ラシードに自分の部屋に泊ってゆく事を勧めるポール、しかしラシードには何か隠し事があるらしい・・・。一方オーギーの店にはかつての恋人ルビーが突然現われるが、こちらは何やらひどく困っている様子・・・。



YouTube: 「スモーク」予告編


↑エンドタイトルの動画を貼りたい気持ちも有りますがじっとガマン。日本版劇場予告編です。


この作品は小さなタバコ屋に出入りする人々の日常や、その出会いから生じるストーリー、”ちょっとした事件”などが淡々と積み重ねられてゆきます。以前ご紹介した ”シカゴドライバー(原題;Chicago Cab)” もそうでしたが、この作品も良い映画だな~と思えるか、退屈で死にそうだと感じるかは観る人次第。当方はというと、わざわざクリスマスのこの時期にご紹介する位なのでその評価はもちろん前者。こうした坦々とした流れの中に人生の哀歓が滲み出て来るような映画、実は結構好きだったりします。


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↑ミニカーは'70年型で渋カッコ良いSS仕様、映画の劇中車はかなりヤレた'73or'74年型でした。


さて、ちょっと無理矢理ですがこの映画絡みのクルマをご紹介(大汗)。こういう映画ですから派手なカーチェイスなどある訳もなく、この作品で印象に残るようなクルマなんてあったっけ?という感じですが、強いて挙げるなら主人公オーギーのかつての恋人、ルビーが乗っていたシボレー・ノバでしょうか・・・。映画に登場したシボレー・ノバは'68年型としてデビューした2世代目。大型の5マイルバンパーが装着されているので'73 or' 74年型ではないかと思います。物語の時代設定が'90年ですから、当時既に15年以上前の大古車。ブラックのボディはすっかり艶がひけてマットブラックになってしまっています。劇中での挙動やエンジン音等はかなりくたびれたご様子で、その車種選定やコンディションは端的に彼女の境遇や経済状態を示すための物だったのだろうと思います。


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↑プロポーションも良いし細部に至るまでなかなかの仕上がり。プラモデルのamtを擁していた事もあり、アーテルもなかなか侮れません。バイナルトップの表現が秀逸。


ミニカーの方はアーテル製で、当方が所有しているのは「Class of 1970」という、フォード・トリノ、オールズ442 Conv.との'70年型車3台セットに含まれていた物です。暗めのグリーンメタリックに黒のバイナルトップという渋い出で立ちで、コンパクトなボディに強力なV8エンジンを搭載したSS仕様となっています。'60~'70年代のコンパクトカーはこのノバやコルベア、フォードのマーベリックなど、スタイリング的にはポニーカージュニアというか小さいながらにメリハリが効いてなかなかカッコ良いクルマが多いように思います。


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・・・話を映画に戻して、この作品で当方が白眉だと思うのはやっぱり最後のシーン、新聞社からクリスマスのストーリを依頼されたポールがネタに困り、オーギーに相談を持ちかける所から始まります。「メシを奢ってくれたらとっておきのネタを教えてやるよ。」ここから先、カフェで背中に生活の疲れが見えるオッサン2人が向かい合ってお喋りしているだけなのに何故か不思議と惹きつけられてしまう・・・。こういう映画は出演俳優に演技力がなかったら台無しで目も当てられない結果になってしまうものですが、その点この2人は流石というか上手いというか・・・凄いなあと思います。


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そしてそこからトム・ウエイツの唄う”Innocent When You Dream(Barroom)"に乗って流れるエンドタイトルの映像がまた素晴らしいのです。曲に乗って会話その他は一切省かれているのですが、それゆえ2人の表情の変化から心の動きが痛いほど伝わって来ます。ここで登場する盲目の老婆を演じる黒人女優さんの演技には、個人的にアカデミー助演女優賞を差し上げたくなっちゃいます。本編に続けてココを観ると泣けますよ~。YouTubeを検索すればこのエンドタイトルだけを切り取った動画もたくさんヒットしますが、そこだけを観るのは当方はオススメしません。出来る事なら映画を最初から観て頂きたい・・・それでこそラストシーンとエンドタイトルがより一層輝きを増すと思いますから・・・。



YouTube: Tom Waits - You are innocent when you dream


・・・ところで当方は不思議と煙草には縁が薄く、40ウン年生きて来て煙草を吸った事は殆ど無いに等しいのであります。。。



”スモーク(原題SMOKE)” 1995年 アメリカ・日本・ドイツ合作



DVD発売元;(株)ポニーキャニオン


愛しのトイカー達 ~'50 Chevy COE Cab

6月から開始したアメリカン・トラック特集、当方のマイペース更新のせいもあって少々長くなりました。・・・なので今回のモデルで一区切りとしたいと思います。とりあえずの締めは久々の”愛しのトイカー”をお送りします。


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↑最近のいかめしいトラックとは一味違うユーモラスな外観。COEはキャブオーバーエンジンの略です。


今回ご紹介するのはシボレーの'50年型COEキャブ・・・と、流石にこうした年式・車種については知識の薄い当方であります。。。ミニカーの雰囲気の良さに惹かれて購入したのですが、調べてみるとCOEとは・・・何の事はない、”Cab Over Engine”つまりキャブオーバー型の略だったのですね。。。もっとも、キャブオーバーと言っても我々日本人が想像するようなエンジンの上に運転席が完全にオーバーハングして載っているレイアウトではなく、運転席がエンジンの後方斜め上に位置しているような、いわゆるセミキャブタイプのカタチをしています。


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↑単体の画像だとなかなか立派に見えますが・・・実際はトラクターヘッド、トレーラー共に最近のクラス8に較べるとだいぶ小さいです。


ボディのスタイルは、アイスクリームトラックでご紹介したシボレー3100ピックアップと良く似ています。ラジエターグリルやキャブのルーフ廻りなどは3100のパーツを流用しているかもしれません。今回ご紹介するトラクターヘッドのみならず、単体でのトラックとしても様々な荷台バリエーションがあったようです。画像検索してみると、車載トラック等、カスタマイズのベース車にもなっているようで、HWからもダブルキャブが発売されていますね。


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↑後部トレーラーのルーフに穿たれたスリットがバンク(貯金箱)の証。床下にロック付きの取り出し蓋があります。


ミニカーはアーテル製の”ビンテージ・ビークルズ”シリーズの1台で、以前ご紹介した同社のグラマン・オルソンバンと同様トレーラー部が貯金箱になっているいわゆるバンクです。米国ではアーテル製をはじめ、ダイキャストミニカーをベースとしたバンク(貯金箱)はコレクションとして1つのジャンルに出来そうなくらい製品が多いのですが、今一つスケールの統一性に欠けているのもまた事実。今回のモデルは海外オクで入手したのですが、届いた箱の小ささに一瞬、「ヤバイ。。。」という思いが頭をよぎったのですが・・・、C3100と並べると、どうやら1/43で間違いないみたいです。車体断面の小さいパネルバンも存在していたようで一安心(笑)。


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↑顔は同じなのに全然違うプロポーション。ロードチャンプスの3100アイスクリームトラックと・・・こうした並びも中々興味深いです。


懐かしいファイアーストーンのロゴも美しく(実は全面紙シールなんですけど/笑)、最近のクラス8のトラクターヘッドとは一味違う実車のほのぼのした感じがアーテルの素朴な作風とマッチしてなかなか良い雰囲気を醸し出しています。トレーラーのルーフに穿たれたスロットも許せちゃう(笑)。このミニカーにはトラクターヘッド以外にもバリエーションがあったようなので少々気になる所です。セミトレーラー仕様にしてもカラーバリエーションはそれこそ無数にあったでしょうから、こうした商用車のミニカーは深みにハマりすぎると大変な事になりそうです。。。


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↑最近のクラス8のトラクターヘッドと並べるとこんなに小さいのです。トレーラーも最近のは後ろのピータービルトのエアデフレクターと同じぐらいの高さですから、大きさが全然違う事を想像いただけるのではないでしょうか?・・・多分同じ1/43・・・だと思います。


さて、お送りしてきましたアメリカン・トラック特集、当方の更新がマイペースな事もあり開始から3カ月が経過してしまいました。。。インターナショナルやフレートライナー等、まだまだご紹介したいモデルも多々あるのですが、ここらで一区切りにしたいと思います。続きは暫く他のジャンルのモデルをご紹介した後、忘れた頃に”パート2”としてお送りしたいと思います(笑)。


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今回ご紹介しきれなかったトラックモデルはまたいずれ・・・乞ご期待!?


アメリカのタクシーと言えば・・・Ertl '59 Checker Cab

しつこく続けて来たタクシー特集(笑)も持ちネタが少なくなって来ました。この辺りで有名なチェッカー・キャブのミニカーをを何台かご紹介したいと思います。


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↑デビューイヤーはトライシェビーと同じ頃の'56年。そのまま80年代まで製造が続き、最後の1台はNYで99年まで現役として活躍していたのですから、様々な世代の人々にとって身近な存在だった事でしょう・・・。


さて、やっぱりアメリカのタクシーと言ったらこのクルマを抜きに語る事は出来ませんよね。チェッカーキャブのデビューは'56年、その時の型式はA8型と言い、後に型式をA11,A11E(ロングホイールベース版)に改めました。'59年からは一般向けの自家用仕様(A10→A12,A12E)も開発され、スーパーバ、マラソン(登場時は上級版、その後この名称に統一。)の名で販売されています。頑強なラダ―フレームシャシー、シンプルなメカニズム、背が高く居住性に優れたボディ(ロングのA11Eでは補助椅子を使えば最大8~9人の乗車が可能)は走行距離も長く酷使される事の多いタクシー業界のニーズに合致しており、'82にチェッカー社の経営悪化により生産継続が出来なくなるまで20年以上の永きに渡って製造されました。長期に渡る活躍によりニューヨークの風景の1部と言われるなど、その存在は単なる自動車ではなく文化的なアイコンにまで昇華しています。


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↑至って素朴なミニカーですが、実車が個性的なだけに見紛う事無きチェッカーキャブです(笑)。バンパーが大型化する以前の姿なのが貴重かもしれませんね。


初めにご紹介するミニカーはアーテルの”ビンテージ・ビークルズ”シリーズの1台で、箱の印刷によれば製造は'88年から。今日的な目で見れば至ってシンプル&素朴な出来ですが、高価なホワイトメタル完成品を除けば1/43ミニカーはこれしかない時代が長く続いたので当方には貴重な存在でありました。モデルの細密化が進む昨今、この素朴な味わいが逆に新鮮と言ったら誉めすぎでしょうか?(笑)'59年型という事になっていますがどの辺が'59年型なのかは当方には良く分かりません。。。実車は長年同じカタチで製造されましたが、'74年型からゴツい衝撃吸収バンパーを装着しており、近年IXOから発売されたミニカーはその仕様になっていますのでその辺が識別点でしょうか・・・。


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↑購入以来20数年、大した手入れもしていませんでしたが・・・どうです、この矍鑠(かくしゃく)たる佇まい。素朴だけど長期保存に耐えるミニカーと、素晴らしい出来ながら数年で劣化が始まってしまう精密なモデルカー。10年、20年というスパンで考えた場合、果たしてどちらが価値ある存在なのでしょうか?


余談ですがこのミニカーは購入してから20年くらい経っており、今回撮影の為に久々に引っ張り出したのですが目立つ塗装の劣化やプラ部品のメッキのヒケもなく、至って良好なコンディションを維持しておりました。撮影にあたっては台所用の中性洗剤を垂らした水をティッシュに含ませて拭い、模型用のコーティング剤で軽く磨いただけです。安価で素朴な作りのミニカーながら天晴れ・・・。本来ダイキャストのミニカーは長期の保存に耐え得るからコレクションホビーとして定着して来た筈であり、この辺りは管理が悪いと数年で塗装が劣化してしまうような最近の脆弱な製品にも大いに見習って欲しい部分であります。少ない資金をやり繰りし、生産数の少ないミニカーを苦労して手に入れても、それが数年でゴミと化してしまうようでは・・・この趣味を続ける気持が萎えてしまいますよホントに。


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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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