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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

バンディットに捧ぐ。 スクリーンを駆け抜けたクルマ達 ~ GREENLiGHT '77 Pontiac Firebird Trans Am

豪雨に台風、地震・・・日本の気候・自然はどうしてこうも過酷なものになってしまったのでしょうか。亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災地の一日も早い復興を祈念致します。

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海外に目を向けると我々昭和生まれのオジサンには馴染みの深い有名人が次々と他界されています。最近では、個人的にはアレサ・フランクリンさんと並び、”トランザム7000”シリーズのバンディットや”キャノンボール”シリーズのJJでお馴染みのバート・レイノルズ氏の死去のニュースが衝撃的でした。去る2018年9月6日フロリダ州の病院で亡くなられたとの事。享年82歳。ロンゲストヤードやブギーナイツなど評価の高い作品もありますが、個人的には上記2シリーズや”白熱”、”グレート・スタントマン”、”ストローカー・エース”など、クルマ絡みの映画の印象が強い人です。

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↑イーグルマスクの愛称で日本でも人気の高い'77~'78トランザム。実車のカッコ良さはもちろんですが、映画トランザム7000のイメージも大きく影響しているものと思われます。ノーマルよりゴールドのピンストライプ多めの外観は、バンディットこと、故バート・レイノルズのイメージにピッタリです。

映画”トランザム7000(原題:Smokey And The Bandit)”と黒のトランザムに関しては当ブログの初期に採り上げています。その時ご紹介したのはウエスタンモデルのホワイトメタル完成品の'78ファイアバード・トランザムと、ニューレイ製のケンワースW900でどちらも作品の劇中車とは年式や仕様が異なっていました。1/43トランザム7000劇中車仕様に関しては、auto worldのレジン完成品ベースでの発売がアナウンスされ、当方もお世話になっているショップさんに予約までしていたのですが、同ブランドの1/43シリーズ自体が立ち消えになってしまったようで現在に至るまで発売されていません(・・・と思います)。

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↑何だかここの所グリーンライトの劇中車ばかりご紹介している気が。。。1/43としては比較的安価に大好きなアメリカ車・劇中車をリリースしてくれるのは本当に有り難いです。

諦めかけていた1/43トランザム7000劇中車の'77トランザムですが、スケールを問わず様々な劇中車を手掛けるグリーンライトから発売になりました。発売のタイミングが余りにも・・・なのでちょっと微妙な心境ですが、念願の商品化ではあります。グリーンライトの1/43シリーズにはオリジナルで起された金型(イクソやプレミアムXブランドと共有している物も多い)の製品と、ヤトミンなど他ブランドの金型を活用したものがあり、果たしてこのトランザムがどうなるのか興味津々でした。今回劇中車仕様と合わせてホワイトとレッドのノーマル仕様も発売になったそれは、当方が知る限りでは他社金型の流用ではなさそうです。いずれプレミアムXかイクソブランドで、異なるバリエーションが発売になるかも知れません。

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↑トランザムと同じブラック&ゴールドのイメージでまとめられたパッケージは、心なしか控えめな印象。タイミング的にバート・レイノルズ氏が亡くなった事と関係有りや無しや・・・。

モデルの仕上がりはグリーンライトスタンダードというか、特に精密だったり美麗な塗装だったりと言った事はないのですが、とにかく高騰する1/43ダイキャストの中では頑張って価格を抑えてくれているので良しとしたい所であります。プロポーションは実車のマッチョな感じがやや不足している感もありますがまずまず。劇中車の派手なゴールドストライプが再現されていて嬉しくなります。後はルーフにCB無線のアンテナがあれば最高だったのですが、まあ、そのくらいは個人的に追加出来そうです。それにしてもこのモデル、パッケージも劇中車としては控えめで大人しい感じなのは偶然でしょうか?・・・今宵はこのモデルを肴に、作品のDVDを観ながら往時を偲びたいと思います・・・。

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スクリーンを駆け抜けたクルマ達 ~ 実はあまり観ていませんでした・・・チャーリーズ エンジェル '76 FORD MUSTANG COBRA Ⅱ

・・・いやいや、もう9月ですよ。

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と言う事で、相変わらず”特集:ジープの系譜”終了で燃え尽き続行中(笑)の当方、今回何をご紹介しようか迷いましたが、先回のい黒いインターセプターと同じ時期にグリーンライトから発売された劇中車モデルがあるのでご紹介しておこうと思います。作品は日本でも人気の高かったTVシリーズ、”チャーリーズ・エンジェル(原題:Charlie's Angels)”であります。”チャーリー”の探偵事務所に所属する3人の女性探偵(原題は複数形なのでチャーリーの天使たちですね)を主人公とした探偵ドラマでした。放送時期は意外と長くて、'76年~'81年まで5シーズンに渡って放送されたようです。

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↑チャーリーズ・エンジェルの劇中車仕様で登場したグリーンライトのマスタングコブラⅡですが、外観はノーマルそのものです。

個人的にはファラ・フォーセットの印象が強いですが、彼女がレギュラー出演していたのは第1シーズンだけなのですね・・・。ケイト・ジャクソン、ジャクリーン・スミス、シェリル・ラッドといったお馴染み&そうそうたる顔ぶれの他、シェリー・ハック、タニア・ロバーツもレギュラーで出演していたのを今回調べて知りました。・・・って、実は当時、当方はこのシリーズを観た事が殆どなかったのです。なんというか見てはいけないもののような気がして・・・うぶな少年でしたね(笑)。このチャーリーズエンジェルの劇中車としてグリーンライトのハリウッドシリーズから発売されたのが'76マスタング・コブラⅡであります。少年時代の当方、マスタングが登場すると知っていたらこのシリーズを一生懸命観ていたかも知れません。

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↑仕上がりは価格なりの感もありますが、とにかくマスタングⅡの1/43モデルとして貴重な存在であります。

さて、劇中車とはいえ、このマスタング・コブラⅡにはボンドカーよろしく特別な装備があるようでもなく、カラーリングもごく普通なノーマル仕様なのですが、マスタング好きの当方にとってはこれが却って大変嬉しい事なのであります。・・・と言うのも、マスタングⅡの1/43モデルは極めて少なく、当方が知ってる&所有しているのはNEOのノッチバックモデルとジルメックス製のチューンドバージョンのファストバックくらいです。(マッチボックス スーパーキングスのマスタングⅡはファニーカーですし・・・。)GLはこのチャーリーズエンジェル仕様のコブラⅡを1/64と1/18でも製品化しており、1/18にはエンジンフード上でポーズをとるファラ・フォーセットのフィギュアが付属します。・・・残念ながら1/43には付属しませんでした。。。

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↑ボディが一気に小型化されたマスタングⅡですが、こうして見るとそのスタイリングにはマスタングらしさが上手く盛り込まれています。

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↑パッケージは御馴染みの3人のシルエットなど、ハリウッドシリーズらしい楽しさに溢れています。

モデルの仕上がりは、やはり価格の安さに応じてそこそこという感じですが、前述の通りマスタングⅡファストバックの今日的水準の1/43モデルとして貴重な存在です。ホイールの彫りをもう少し深くして金属調のシルバーで塗装し、タイヤにホワイトレターなど印刷してあげるだけでかなり雰囲気が良くなりそうです。グリーンライトではこの金型を使用して、劇中車仕様でないコブラⅡやキングコブラの製品化を予定しているようでこちらも楽しみ。海外模型店のサイトなどを見ると、グリーンライトはハリウッドシリーズで新旧ミニミニ大作戦のミニクーパー、クリスティーン、ジョンウイックなど続々製品化を予定しているようで楽しみです。1/43モデルの価格が全般的に高くなって来ている昨今、アメリカ車好き、劇中車好きの当方にとって、グリーンライトは頼もしい存在であります。

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スクリーンを駆け抜けたクルマ達 ”劇中車風”で版権クリア? GREENLiGHT 1973 FORD FALCON XB

勤め先の夏休みはとっくに終わっていますが、当ブログは”特集:ジープの系譜”終了もあって若干燃え尽き気味(笑)。2週間の長い夏休みとなりました・・・。まだまだ暑い日々が続きますがそろそろ再始動しましょうか。

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・・・と言う事でジープ特集も終わって何をご紹介しようか迷っていたのですが、モデルカーズ誌の最新号が劇中車の特集だったのを見て、グリーンライトから「マッドマックス1作目風」フォード・ファルコンXBの1/43モデルが発売済みだった事を思い出しました。以前オートアートのマッドマックス2劇中車をご紹介した折にも記したのですが、マッドマックスシリーズはハリウッド映画ではなく、特に1作目は低予算で製作された事もあり、諸々の版権関係をきちんと押さえていなかった結果、劇中車のモデルカーもガレージキットを除くとほぼ存在していない状態でした。グリーンライトからは1/18, 1/64に続いて当方念願の1/43モデルが発売となった訳ですが、全スケール共にハリウッドシリーズとしての発売ながら、パッケージには”MAD MAX”の記載は一切なく、FORD FALCON XB(1/18と1/43は'73で1/64は何故か'72)として発売されています。

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↑エンジンフードから突き出たV8スーパーチャージャーユニット、フロントのジャケットや2重のリアスポイラー、回転灯を車内に収めたスリックトップ仕様、前後で径の異なるワイドタイヤと前傾姿勢・・・迫力満点の出で立ちです。

さて、このフォード・ファルコンですが、お好きな方はご存知の通りアメリカ本国フォードの車ではありません。アメリカ版の生産からスタートして独自の発展を遂げたオーストラリア・フォードのモデルで、XB型は'73~'75年型までを指すようです。豪州のファルコンは初代(XK, XL, XM, XP) が米国版ファルコンの初代ベース、2世代目(XR, XT, XW, XY)が米国版の3世代目ベースだったのに対し、3世代目(XA, XB, XC)から豪州フォードオリジナル設計/デザインとなりました。(ホイールベースが同じ事からすると、恐らく2世代目のストラクチャーベースと思われます。)マッドマックス劇中車は前述の通りXB型のクーペをベースとし、V8スーパーチャージャー(劇中設定で実際はダミーだった)やフロントジャケット、リアスポイラー等で武装したM.F.P.(メインフォースパトロール)の追跡専用車という設定でした。因みにノーマル仕様のファルコンXBは過去にオートアート製のモデルでご紹介しています。

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↑1/64、1/18では発売済みだったグリーンライトのファルコンXBに待望の1/43モデル登場。尚、1作目相当仕様の1/18モデルはオートアートからもリリースされています。

”マッドマックス(原題:MAD MAX)”の1作目は、戦争や化石燃料の枯渇により政情不安となりながらも警察機構などは機能しており、ギリギリのところで社会秩序が保たれているといった近未来を舞台としていました。警察と凶暴化した暴走族との抗争から、同僚を半死状態にされ、妻子を奪われた主人公マックスの私憤と復讐のストーリーへと転化してゆくのですが、完全な無政府状態となった2作目以降よりもリアリティがあり(ゆえに観ていてツライという面もありますが・・・)、クルマやバイクの描写も最もマニアックで個人的にはシリーズ中でも最も印象が強いです。低予算の1作目が大ヒット→お金を掛けてシリーズ化→スケールアップに伴って設定がどんどん荒唐無稽化・キャストが豪華化→反比例するようにクルマやバイクの存在感が希薄化・・・という流れはワイルドスピードシリーズとも共通する部分があるように思います。

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↑オートアートのマッドマックス2仕様とのツーショット。う~ん、当方はやっぱり1作目仕様の方がクールで好きです。フロントフェンダーの黄色いマークも再現されて、どうみても劇中車そのものの姿。同じ手法で黄色い4ドアも製品化してくれると嬉しいのですが・・・。

今回ご紹介するのは先述の通り1/43でも発売になったグリーンライトの'73フォード・ファルコンXBです。映画やTVドラマの劇中車を扱うハリウッドシリーズとしての発売で、パッケージにはMAD MAXを想起させるロゴデザインでLAST OF THE V8 INTERCEPTERと記されていますが、映画の作品名表記は一切なし。こうする事で版権関係の問題をクリアしているのではないかと思われます。昨今の1/43モデルとしては比較的安価で、それに伴い仕上がりもそこそこではありますが、フロントフェンダーのMFPのマークも含めどう見ても1作目の劇中車そのものの姿。いやはや嬉しくなってしまいます。1作目のマッドマックス公開からおよそ40年。オーストラリアでは労働賃金上昇などにより競争力が低下し、長年続いたフォードやホールデンの自国生産停止に続き、進出した日本メーカーも現地生産から撤退してしまいました。作品世界ほど悲惨ではありませんが、こと自動車産業に関してはその未来は明るいものではなかったようです。

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特集:ジープの系譜 ~ ロングバージョン GREENLIGHT Jeep Wrangler Unlimited

間に静岡ホビーショーを挟みましたが、Jeepのご紹介を続けたいと思います。

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先回ご紹介したJK型ラングラーには、先代TJ型と同様にロングホイールベースのアンリミテッドが存在します。TJ型と大きく異なるのはJK型になってからドアの数が増やされ、4ドア(テールゲートを合わせれば5ドア)化された点です。エンジンラインアップなどは基本的にショートホイールベースの3ドアと共通ですが、ホイールベースは523mm延長されて2950mmとなり、居住空間の拡大と4ドア化による乗降性の改善など実用性が大幅にアップしています。

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↑3世代目JK型では4ドア(5ドア)となってより実用性が高くなったアンリミテッド。全ラングラー販売台数に占める比率も高くなっています。グリーンライトの1/43モデルはハードトップの着脱が可能。

当然ながらロングホイールベース化はランプブレークアングルなどの悪化によりオフロード性能の低下を招きますが、ショートホイールベースとは用途が違うと言う事なのでしょう。実際、JK型のアンリミテッドは販売も好調で、ラングラーシリーズ全体の70~75%を占めるに至っているのだとか・・・。TJ型のアンリミテッドの後継というよりは、40年代から60年代に設定されていたステーションワゴンの復活といえるかもしれません。個人的にもこのカタチは大好きで、もう少しコンパクトで安かったら実車が欲しいと思うくらい好きです(笑)。

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↑イエローの個体は'14年型のMOABエディション。ブラックアウトのフェンダーとブラックのホイールが精悍です。

モデルはホビーショー前にご紹介したショートホイールベースと同じグリーンライトの1/43モデルです。1/43モデルが全般的に高額化している昨今では、相対的に安いと感じられる価格帯の製品ですが、仕上がりは悪くないと思います。正直、同ブランドの1/43モデルには仕上がりがややオモチャっぽい物も散見されますが、このラングラーにはそういった感じは余りありません。年式違いや仕様違いなどかなりのバリエーションがあり、当方未入手ですがアンリミテッドでもソフトトップ仕様があります。ソフト・ハード共に、トップを外してオープン状態にする事が出来るのも楽しいポイントです。

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↑ブルーメタリックのモデルは同じく'14年型のPOLARエディションです。

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↑コチラもトップを外してみました。比較的安価なモデルですが、ロールバーなど室内もがんばって再現しています。当方未入手ですが、アンリミテッドでルーフが幌のバリエーションもあります。

今や先代となったJK型ラングラーは幸いな事に同一ブランドでショートとロングの両方が1/43モデル化されました。最新型となるJL型は果たしてどうなるのか?ピックアップが復活すると言われているので、それも含めて製品化されると嬉しいのですが・・・期待したいと思います。新型の1/43モデル登場を願いつつジープ特集を終了・・・と言いたい所ですが、ジープには色々と派生モデルがあります。次回からそれらをご紹介したいと思っていますのでもう少しお付き合い下さいませ。

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特集:ジープの系譜 ~ 3代目JK型登場。 GREENLIGHT '12 Jeep Wrangler Rubicon

GW中に2記事はUPするつもりだったのですが・・・すっかりさぼりました。。。

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3代目JK型ラングラーは2006年8月、'07年型としてデビューしました。オールニューの新型車として開発されましたが、独立式のラダーフレーム、前後リジットサスといったオフロード4WDとしての伝統的なスペックはしっかりと踏襲されています。ともすると時代遅れと捉えられがちなこの成り立ちですが、オフロードでの信頼性・走破性はモノコックやビルトインフレーム+独立サスのそれとは比較にならないと言われています。大きなタイヤを履いているものの、最低地上高やアプローチアングルは乗用車並み、場合によってはFFだったりする見た目重視のSUVがもてはやされる昨今、こうした骨太な芯の通った車両コンセプトは素直にカッコ良いなあと思います。流石はジープ直系のモデルだけの事はあります。

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↑3代目にあたるJK型ラングラー。ジープの伝統を活かしながら新しさを取り入れた魅力的なデザインだと思います。最新のJL型は外観的にはキープコンセプトなモデルチェンジとなりました。

外観は7スロットのラジエターグリルや丸型のヘッドランプなど、CJ以来の伝統を受け継ぎながら、クロカン4WDらしいタフさと、スタイリッシュな新しさを上手く融合させたデザインで好感が持てます。ショートホイールベースのモデルは無論のこと、ロングホイールベースのアンリミテッドもこの世代から5ドアとなって実用性が大幅に向上、スタイリング的にもショートとはまた異なる魅力を備えたと言えそうです。最新のJL型が余り大きくイメージを変えていないのは、取りも直さずこのJK型が好評である事を裏付けています。ここ数年はコンスタントに年間20万台以上を売り上げているのですから、現代においては大ヒットと言って良いと思います。日本でも、数少ない人気の高いアメリカ車ですよね・・・。

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↑比較的安価な価格設定ながら、まとまりの良い仕上がりを見せるグリーンライトのラングラー。コチラはハードトップ。

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↑そしてこちらはソフトトップ。どちらもトップを外してオープン状態にする事が出来ます。

ミニカーはグリーンライトの1/43モデル、同ブランドのJKラングラーはショートとロングのアンリミテッドそれぞれにソフトトップとハードトップがあり、更には年式違いや限定車など夥しいバリエーションがあります。今回ご紹介するのは'12年型ショートホイールベースのルビコン仕様、ソフトトップとハードトップです。1/43モデルとしては比較的安価な製品ですが、プロポーションも良く、ランプ類も主要な物はクリアパーツで再現されており、タイヤやホイールなどを含め悪くない仕上がりだと思います。両モデル共にプラ製のトップを外してオープン状態とする事が可能です。

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↑上の画像ではハードトップの方を外してみました。異なる姿を見られるのはモデルとして楽しいですね。

グリーンライトの1/43製品は、当方が知る限りでは当初コブラやバイパーを含むハイスピードのOEMから始まり、自社オリジナルに切り替わったのがこのラングラーやフォードフュージョン、同エスケープ辺りからではなかったかと思います。その後はプレミアムXや書店系アイテムなど、イクソ系と同一金型のモデルも見られますが、GLオリジナルの製品群はどうしてなかなか良い仕上がりを見せています。それを低価格で成し得ているのは、小スケール製造のノウハウと、量販によるものでしょうか?1/43モデルがどんどん高額になっている昨今、映画の劇中車を含め当方にとっては心強い存在となっています。

・・・さて、来週の土・日は第57回静岡ホビーショーの一般公開日ですよ!!


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特集:ジープの系譜 ~ウィリスジープからラングラーまで。

年始のダッジ・チャレンジャー・プチ特集に続き、今は同じFCA(フィアット・クライスラー・オートモビルの製品となっているジープ・ラングラー。その系譜を軍用車であるジープまで遡ってご紹介してみようと思います。

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2017年末のLAオートショーでジープ・ラングラーの新型モデル”JL"型が発表になりました。独立したフレーム構造やリジットサスペンションを継承し、外観的には「フェイスリフト?」とさえ思えるくらいキープコンセプトな新型ですが、アルミやマグネシウムを使用して軽量化されたボディ、フルタイム4WD仕様の設定やダウンサイズターボエンジンの採用など、その中身は大幅な進歩を遂げているようです。今回は軍用車として誕生したウィリス・ジープから、民生用に生まれ変わったCJシリーズ、直系の子孫というべきラングラーの先代モデルまでを、1/43モデルカーで辿ってみたいと思います。当方の手持ちではその全てを網羅することは出来ませんが、新旧モデルを活用して次回からお送りしたいと思います。

スクリーンを駆け抜けたクルマ達; Blues Mobile & Illinois State Police from "The Blues Brothers"

・・・少々飽きて来たので「クライスラー強化計画」は今回でひとまず終わりにしたいと思います。

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↑劇中のショッピングモールのシーンを再現。・・・ブルースモビルは過去ご紹介済みの第1弾製品の方です。(フォトレタッチでライトが点灯したような表現にしてあります。ミニカーのライトは点灯しません/笑)

当ブログにおける、GM/フォードに対するクライスラー系車種の記事アップ数不均衡を多少なりとも是正しようというクライスラー強化計画、振り返ってみると昨年の3月末くらいから始めて、マイペースな亀更新ながらおよそ30記事くらいをUPしました。果たして不均衡は是正されたのか?・・・と、カテゴリー欄を見てみると、記事のアップ数は・・・GM=156、フォード=160、クライスラー・・・84。。。やっと半分強といった所でしょうか。まだまだ道のりは険しいのですが、当方自身ちょっと中だるみになってきたのと、他にも色々とご紹介したいブツもあるので、「クライスラー強化計画」は今回でひとまず終了としたいと思います。とりあえずのトリを飾るのは、少し前に発売になったグリーンライトのハリウッドシリーズからの新製品。映画”ブルース・ブラザース(原題;The Blues Brothers)”の劇中車、ブルース・モビルこと'74ダッジモナコのメガフォン付きバージョンと、'77ダッジ・ローヤルモナコのイリノイ州警察仕様です。

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↑ブルースモビルのベースである'74ダッジモナコに関しては、過去記事のミニチャンプス製モデルコーギー版ブルースモビルグリーンライト版第1弾を参照下さい。

先ずはブルースモビルの方ですが、当ブログでも過去にご紹介している通り、グリーンライトでは既に製品化済み。新製品ではルーフに巨大なメガフォンを搭載、「トゥナイトオンリー~」と、遂に再結成になったブルース・ブラザース・バンドのライブコンサート開催の宣伝を行っていた時の仕様を再現しての製品化となりました。今回、色々と確認したくて久しぶりに作品のDVDを観たのですが、ルーフにくくりつた巨大なスピーカーは、公園の放送塔から失敬した物でした。また、ブルースモビルのリアウインドウを打ち抜いたのはイリノイナチの面々と思い込んでいたのですが、ライブの仕事を横取りされたカントリーバンド、グッド・オールド・ボーイズの面々による物でした。

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↑ルーフに巨大なスピーカーを載せた以外は、ボディの汚しや”グッド・オールド・ボーイズ”の面々に打ち抜かれたッリアウインドウなどの再現は前回製品に準じているようです。

さて、ブルースブラザース劇中車として今回新たに製品化されたのは、イリノイ州警察仕様の'77ダッジ・ローヤル・モナコ。基本的にはブルースモビルの'74モナコと同一のボディですが、'75モデルイヤーに上級2車種がローヤル・モナコ、ローヤル・ブルーアムへ改称され、格納式のコンシールドヘッドランプを採用しました。その後'77モデルイヤーではモナコの名称はインターミディエートへと継承され、フルサイズはローヤルモナコ系列だけになりますが、この年限りで消滅しました。ベーシックなモナコよりも大きく立派なラジエターグリルを持ち、コンシールドヘッドランプと相まって高級感のあるスタイリングとなっています。

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↑今回新たに製品化されたイリノイ州警察仕様の'77ダッジ・ローヤル・モナコ。この世代のボディでは最終年式にあたります。この後、ダッジのフルサイズはやや小型化されたセントレジスへと引き継がれました。

劇中、イリノイ州警察のポリスカーは前半のショッピングモールでの一大カーチェイスと、ライブ会場からハイウェイまでの追跡シーンに登場します。今回モデル化された10号車は、ショッピングモールでの追跡にあとから参加した方で、モール内で転覆してぐるぐる回転していた個体です(笑)。劇中は夜間のシーンのためライトが露出していて気づかなかったのですが、、改めて確認するとモナコではなくローヤル・モナコだったのですね。恥ずかしながら、今回グリーンライトのモデルがライト格納状態で製品化されたため初めて気付いた次第です。再確認すると、後半、シカゴ市内でブルースモビルを追跡したシカゴ警察の車両にも、ローヤル・モナコが多数含まれていました。

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↑'74モナコとは大きく表情の異なるローヤルモナコ。ボディの金型は新規に起されているようです。'74ボディ流用でお茶を濁すのではなく、微妙な違いに新作で対応しているのは凄いと思います。

グリーンライトのミニカーですが、ブルースモビルの方はルーフに巨大なスピーカー(まさにメガフォン/笑)を載せた以外は以前の製品と基本的に同じようです。イリノイ州警察のローヤル・モナコは前述の通り顔周りの造形が大きく異なるため、金型が新たに起されているうに思われます。なんとも贅沢な製品化ですが、ひょっとしたらプレミアムXやホワイトボックス版でノーマルのセダン仕様が発売になったりするかもしれません。華やかなメタリックボディ、バイナルトップ、豪華なフルホイールキャップの姿も是非見てみたいな~と思います。・・・フォード・トリノ、シボレーインパラ、ビュイック・グランナショナル等々、ワイルドスピードシリーズを含むグリーンライトの劇中車シリーズのおかげで比較的安価に1/43アメリカ車のバリエーションが増え、嬉しい限りであります。

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↑今回の新製品、ブルースモビルのメガフォン付き仕様と、イリノイ・ステート・ポリスのローヤル・モナコ

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↑先に発売されたシカゴ警察仕様の'75 ダッジ・モナコと今回発売になったイリノイ州警察仕様の'77 ダッジ・ローヤル・モナコ。ミニカーのボディは似ていますが別金型のようです。

クライスラー強化計画!? & スクリーンを駆け抜けたクルマ達 ~GREENLiGHT '69 Dodge Charger Daytona from Fast & Furious 6

当ブログ内での対GM/フォードに対するクライスラー系車種の記事アップ数不均衡を是正する「クライスラー強化計画」、今回は先回ご紹介したホワイトの'70チャレンジャーと同時期に発売になったモデルをご紹介します。

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と言う事で、今回はグリーンライトの1/43ワイルドスピード劇中車シリーズの1台、6作目ユーロミッションでドミニクがドライブした'69チャージャーデイトナです。シリーズ6作目となるユーロミッションはロシアで発生した軍事用のチップ強奪事件に絡み、FBIのホブスがドミニクに捜査への協力を依頼する事から始まります。5作目MEGA MAXのラストで暗示されていた通り、死亡したと思われていたレティが記憶を失って生存していた事も分かり、ヨーロッパを舞台に例によってド派手な奪還作戦が展開されました・・・。ドムのドライブしたチャージャー・デイトナは、チップ奪還作戦の為にテズがオークション会場で調達した内の1台。元々日本車等スポコン(スポーツコンパクト)車による非合法ストリートレースの世界を背景にスタートした同シリーズも、回を追うごとにアメリカンマッスルカー等がアクションの主体となり、ストーリーやアクションもより派手で荒唐無稽な物へと変化しているように思います。

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↑コンペティションベースであるチャージャー・デイトナのレストモッド(レストア&モディファイ)仕様という想定の劇中車。実際はノーマルのチャージャーをベースにしていると思われますが、リアスポイラーの高さなどは劇中車としてのカッコ良さを考えたリファインがなされているようです。

さて、劇中車のチャージャー・デイトナですが、いわゆる「Restomod」と呼ばれるモディファイを受けた設定になっています。この辺りはこのミニカーをいち早く入手されたhirokiさんが3回にわたって記事にされているので、そちらを合わせてご覧下さい。(コチラコチラコチラ。hirokiさん、丸投げ勝手連ご容赦下さい/笑)実車のチャージャー・デイトナはコンペティションベースとして僅か50台が製造された激レア車なので、劇中車は恐らくノーマルのチャージャーをベースに製作されたレプリカであろうと思われます。色々調べてみると、ノーズはオリジナルのデイトナより短く、リアスポイラーは低くデザインされているようです。巨大なノーズコーンやリアのスポイラーと共にデイトナの大きな特徴であるファストトップ(デイトナのベースとなったチャージャー500から採用された、標準ルーフに対してより空力特性に優れたラウンドリアガラス)への改造はトランクリッドの変更を伴う大規模なものとなるため、かなりの困難が伴ったであったろうと思われます。あるいはチャージャー500をベースとした改造かも知れませんが、それとて500台限定生産の希少車。劇中車の実態が如何なるものだったのか気になります・・・。(コチラに劇中車の製作途上の姿や細部ディテールの貴重な画像が見られるサイトがありました!)
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↑モデルは安価なグリーンライトの1/43ワイルドスピードシリーズのなかでは上々の仕上がり。他仕様への転用を考えない劇中車専用金型として割り切り故の完成度なのかも知れません。

ミニカーの方はhirokiさんも仰られていた通り、1/43としては比較的リーズナブルなこのシリーズの中では仕上がりの良い製品と思います。(同じシリーズでも、先に発売されたポルシェなどはかなりハズレな仕上がりかと・・・)各部がスムージングされたダークレッド~マルーンメタリックのボディカラーや、固定ランプ化された独特のフロントマスク、落とされた車高と深リムの大径ホイール等々、劇中車の特徴を良く捉えています。インパネやステアリング、ロールバーなど内装にも頑張って色差しがなされています。この金型は劇中車仕様以外への転用は不可能と思われるので、却って使い回しを考えずに忠実な仕様再現が可能だったのかも知れません。映画の全世界的な人気を考えれば、金型費が回収できるだけの販売も期待出来るという事なのでしょう。

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↑劇中車のノーズはオリジナルのデイトナより短いとの事。ならば1/43モデルで比較を・・・って、1/43モデルの細部寸法は余りあてにはなりませんが。。。この画像でもノーズの長さの差は今一つ良く分かりませんね・・・。比較しているのは過去にご紹介済のユニバーサルホビー製の'69ダッジ・チャージャー・デイトナのロードバージョンです。

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↑こちらはオリジナルに比べて劇中車のスポイラーが低いことが分かります。オリジナルのデイトナのスタビライザー・ウイングは、開発にあたってNASAの協力を仰いだとも言われています。ノーズコーンの長さ共々、いわば勝つためのマシンとして性能追及と、劇中車としてのカッコ良さの違いでしょうか。興味深い部分です。

前回のバニシング・ポイント同様、最後に余談というかトリビアというか・・・本作、ワイルド・スピード ユーロ・ミッション(原題;FAST & FURIOUS6)”には、敵方の特殊車両としてフリップ・カーという全体がクサビ型のバギーのような車両が登場するのですが、その必殺技が対向車両の下に潜り込んで相手を横転させるという物でした。初めてにそのシーンを観た時、当方のアタマの中をよぎったのは・・・「これってH・Bハリッキーの幻の遺作、”バニシングin60 2(原題;Gone in 60 Seconds 2)”のスライサーそのものじゃん!」でした。それがハリッキーに対するオマージュなのか、最近何かと話題のパ〇リなのか、はたまた他人のそら似(笑)なのかは判りませんが、スライサーの動画を見つけましたので皆さんもご覧になってみて下さい。


↑撮影中の事故で監督・主演のH・Bハリッキーが亡くなり、未完成のまま幻の作品となったバニシングin60 2。ユーロミッションのフリップカ―のシーンを観てすぐに思い浮かんだのがこの作品に登場する”スライサー”でした。

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クライスラー強化計画!? スクリーンを駆け抜けたクルマ達~ これはどう見ても…'70 Dodge Challenger from VANISHING POINT

当ブログ内での対GM/フォードに対するクライスラー系車種の記事アップ数不均衡を是正する「クライスラー強化計画」、今度こそプリマスを・・・と思っていたら、今週もお世話になっているショップさんから「ご予約商品入荷のお知らせ」メールが・・・。

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↑劇中の夜の出発のイメージで・・・。久しぶりにフォトレタッチでライトを光らせました。実際のミニカーのライトは点灯しません(笑)。

今回入手したのはグリーンライトのワイルドスピードEURO MISSION劇中車のダッジ・チャージャー・デイトナ(次回ご紹介予定)と同ブランドの'70ダッジ・チャレンジャーR/T(ホワイト)。・・・プリマスのご紹介はまた先延ばしになりそうです(笑)。チャレンジャーの方の金型は基本的には先にご紹介したワイルドスピードX2劇中車仕様と同一で、特にそれとは謳われていないのでごく普通の'70 R/T仕様な訳ですが・・・。ホワイト1色のボディカラーや新たに起こされたスタイルド・スチールホイールを纏ったその姿からは、これはもう、いやが上にもカーチェイスムービーの傑作、”バニシング・ポイント(原題;VANISHING POINT)”を連想せざるを得ません。ボディが単色となった事でフォルムが良く判るようになったためか、新規パーツのホイールのお蔭か、或いはバニシング・ポイントのオーラ(単なる当方の思い込み?)によってか、仕上がりはワイスピ版のオレンジより良いように感じられます。

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↑グリーンライト製1/43モデルながら、特に劇中車とは謳われていない'70チャレンジャーR/T。しかしホワイト単色のボディはどうしてもバニシング・ポイントを連想させます。エンジンフードキャッチピンの有無、ドアミラーの形状と数、トランク下のリアパネルが黒く塗られている点がオリジナル版の劇中車との大きな相違点。因みに'97年のリメイク版のチャージャーはこの部分が黒く塗られている代わりにドアミラーがボディ同色のホワイト…。細部に拘るとなかなか悩ましい感じです(笑)。

作品についてはアメリカ車好き、モパー好きな方なら多くを語る必要もないでしょう。リチャード・C・サラフィアン監督、バリー・ニューマン主演によるアメリカンニューシネマ期の傑作。元海兵隊員で叙勲経験もあり、警官となるも善良であったがゆえに警察を追われた一人の男。その後レーサーとしても大成出来ずクルマの陸送屋に身を窶しているコワルスキーは、そんな自分の境遇を振り払おうとするかのように、デンバーからサンフランシスコまで15時間でダッジ・チャレンジャーを運べるか薬の売人と賭けをして出発。途中追跡してきた白バイ2台を振り切った事から指名手配され、進路にまたがる各州の警察から執拗な追跡を受ける事に・・・。スピード(アンフェタミン)を貪りながら自らのドライビングテクニックを駆使し、警察の無線を傍受していたDJのスーパーソウルらの助力を得て追跡をかわすコワルスキー。しかし、カリフォルニア州に入ると、サンフランシスコを目前にしてブルドーザー2台による強力なバリケードが・・・。コワルスキーはためらう事なく、消失点(バニシング・ポイント)に向かってチャレンジャーを加速させるのだった―。

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↑ワイスピ劇中車版のオレンジ+ブラック版の時は、正直、価格なりの仕上がりだな~と思ったのですが、ボディが単色になった故か、出来の良いスチールホイール+ホワイトレタータイヤのお蔭か、個人的にはそれより数段良い印象を受けます。価格含め積極的に良いモデルと言えそうです。

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さて、ここで幾つかバニシングポイントに関連したトリビアを。~ 今は活動休止状態になってしまっていますが、サウンドガーデンのクリス・コーネルと、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロ、ティム・コマ―フォード、ブラッド・ウィルクの4人で結成されたバンド、オーディオ・スレイヴの”Show Me How to Live”という曲のプロモビデオでバニシング・ポイントのシーンが使用されています。映画のシーンと新たに撮影されたバンドメンバーの映像が巧みにミックスされ(部分的には映画のシーンに4人のシルエットがCGで合成されていたりする)、テンポの良い編集でスピード感満点の映像に仕上がっています。当方はCochiseという曲が気に入って彼らのCDを購入していたので、このPVを初めて見た時はかなりビックリしたものでした。クリス・コーネル(007カジノロワイヤルのテーマ曲も担当)という人は、バニシング・ポイントのコレクターズエディションDVDの特典映像内でも作品について語ったりしているので、きっと強い思い入れがあるのでしょうね・・。



オリジナルが'71年に公開されたバニシング・ポイントは、'97年にヴィゴ・モーテンセン主演でリメイクされています。リメイク版のコワルスキーは過去の境遇や陸送屋という職業は同じでしたが、身重で危険な状態に陥った妻の元へ駆け付けたい善良な男として描かれています。この辺りは時代の空気の違いかもしれませんが、そうした主人公や作品の位置付けはともかく、本作ではモパーマニアの保安官とコワルスキーによるチャレンジャーvsチャージャーのカーチェイスが展開されます。チキンレース状態になった2台のR/Tエンブレムがクローズアップされたり、保安官が「モパーを捕まえられるのはモパーだけだ」と言ったり、保安官のチャージャーがブリットを彷彿とさせるブラックにブラックバイナルトップの'68チャージャーだったりと、コアなファンにはニヤリとさせられるシーンが盛り沢山・・・。DVD/ブルーレイ化されていないのが残念でなりません。

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↑リメイク版は時代性の違いかコワルスキーの描かれ方は大きく異なってましたが、劇中チャレンジャーvsチャージャーのカーチェイスは鳥肌モノのカッコ良さ!国内盤DVD/ブルーレイ化を切望します!ミニカーの世界なら、先に発売されたブリット仕様の'68チャージャーと組み合わせれば、簡単にこのシーンの雰囲気を楽しめます。チャージャーのリアバランスパネルに「女房や犬よりダッジが命」のステッカーを張らないと!(笑)

クライスラー強化計画!? & スクリーンを駆け抜けたクルマ達 ~GREENLiGHT '68 MUSTANG & CHARGER from BULLITT

え~と、2週間ぶりのご無沙汰です。。。

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のっけっから思いっきり言い訳なのですが(汗)、、最近プライベートで週末が色々と忙しいのです・・・。自ブログの更新ペースが下がっているのみならず、リンクをして頂いている皆さんのブログへコメントでお邪魔することもままならない不義理ぶり・・・大変申し訳ありません。。。状況は少しづつ落ち着いて来つつあるので、徐々に元のペースに戻して行きたいと思っています。m(_ _)m さて、そうこうする内に待ちわびていたグリーンライトのブリット仕様マスタング&チャージャーが発売に!!映画“ブリット(原題BULLITT)”に関しては1回の記事では語り切れない大切な作品ゆえ、今回はミニカーのインプレッションのみサラッとお伝えしたいと思います(笑)。

●ヒールとしてこれ以上の適役なし!'68ダッジチャージャーR/T

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↑遂に発売なったグリーンライトのブリット劇中車。映画の影響が大きいとはいえ、やはり'68チャージャーと言えばこのブラック&ブラックバイナルトップ仕様という感じです。

只今当ブログ内のクライスラー強化計画実施中ゆえ、今回はまずコチラから。ブリットの劇中車仕様としてのチャージャーは1/18, 1/24, 1/64では製品化されていたものの、1/43ではレジンキット除けば製品化が無かっただけに、このグリーンライト製モデルの意義は大きいと言えると思います。正直GLの1/43モデルは、ワイルドスピードシリーズなどでも1部の車種は仕上がりが?なものもあり、このチャージャーも試作品画像等の印象があまり良くなかったので大きな期待はしていなかったのですが・・・個人的には良い意味で裏切られたというか、期待値を上回る仕上がりでした。劇中車とは言え完全なノーマル仕様のチャージャーにしてはトレッドが広すぎるかな~という気もしますが、価格を考えればまずまずと言えるのではないかと思います。

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↑余り過大な期待をしないようにしていたので、個人的は予想を上回る仕上がりに感じられたチャージャー。劇中車して有名とは言え、完全なノーマル仕様なので、もう少しトレッドが狭かったらベターだったかなと思います・・・。

●こちらもなかなか'68マスタングGT390

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↑ハイランドグリーンの渋いカラーにポニーエンブレムを外したグリル、トルクサーストのホイール・・・。正にフランク・ブリットの愛車ですが、細部の考証はやや甘い部分も・・・。

クライスラー強化計画遂行中とは言え、やはりコチラもご紹介しない訳には行きません。主人公、フランク・ブリット刑事の愛車仕様'68マスタングであります。マスタングの方は1/43でも少し前にヤトミンが製品化していましたし、ミニチャンプス製の傑作が存在するだけに、この期に及んでグリーンライトが製品化に踏み切る意義や如何に!?と思っていたのですが、こちらもどうしてなかなか良い印象です。ワイルドスピード2の'67仕様でも感じたのですが、この世代のマッチョなプロポーションをなかなか良く捉えていますし、やや粒子が荒いもののハイランドグリーンもちゃんとメタリックになっているのも嬉しいです。・・・ただ、リアのランプ周りのパネルがブラックになっていたり、マフラーカッターが4本出しになっているなど、劇中車としての考証がやや甘いのがちょっぴり残念な所です。

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↑グリーンライト(=プレミアムX ???)の'67, '68マスタング、ボディーのプロポーションは中々良いのではないかと思います。特にファストバックのルーフライン、立体感のあるリアフェンダー以降の造形は中々にセクシー!? こちらも期待以上の仕上がりでした。

●発売予定のプレミアムX'67 & '68マスタングは・・・
さて、'67&'68マスタングの1/43モデルとしては、この後プレミアムX製の予定品が控えています。・・・が、これは恐らく今回のグリーンライトのモデルと同じ金型ではないかと思われます。画像を見る限りはエンジンフード等が'67と'68で作り分けられ、それぞれ純正のホイールを履いているようです。今回のブリットマスタングの仕上がりからすれば、かなり期待して良いのではないかと思われます。その他プレミアムXでは'70チャレンジャーのT/AとR/Tも日本で予約受付が開始されています。こちらも画像を見るとエンジンフードなどが作り分けられていて楽しみですが、おそらくこれらもグリーンライトのワイルドスピード仕様と同じ金型なのではないかと言う気がします。そしてグリンライトからはホワイト単色仕様の発売がアナウンスされており、これはどう考えてもバニシングポイントを連想せずにはいられません。グリーンライト&プレミアムXの1/43アメリカ車、個人的には目の離せない存在であります。

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↑この2台が1/43モデルで揃う幸せ・・・そして、当方は幸運な事に”彼”の1/43フィギュアをも入手する事が出来ました。
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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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