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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

クライスラ―強化計画!? ~ブルースモビルのベース車両 MINICHAMPS '74 Dodge Monaco

タイムリーな新製品発売により、ブルースモビルでスタートしたクライスラー強化計画。今回はブルースモビルのベースとなった'74ダッジ・モナコをご紹介したいと思います。

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先回ブルースモビルのご紹介でも触れましたが、モナコはこの世代までが伝統的なフルサイズセダン。先代までは同じフルサイズラインに下級グレードのポラーラがが存在しましたが、’74年型でこのボディに移行した際にモナコ/カスタム/ブルーアムとなり、’75モデルイヤーから上級モデルがローヤル・モナコ、ローヤル・ブルーアムと改称されコンシールド式のヘッドランプでリンカーンなどと似た雰囲気の顔付きになっています。ベーシックなモナコはポリスカー、タクシーなどに活用された事は言うまでもありません。やがて時は流れ、払い下げられたポリスカーの1台がブルースモビルになるのですね(笑)。

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↑旧き佳きアメリカンフルサイズとしてはダッジ最後の世代となった'74~ダッジモナコ。ブルースモビルとしてポピュラーな存在となった車種ですね。

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↑大きさが大きさだけに伸びやかなフォルムですが、ボディ後方に向かって下降するボディサイドのプレスラインなど、意外と優雅なスタイリングだったりします。

この世代のモナコ系列は僅か4年間で製造終了し、ダッジ・フルサイズ伝統の名称はひとクラス下のインターミディエートだったコロネットを改称する形で継承されます。その後ダッジは各部の設計を刷新し、1周り小さく近代化された新フルサイズのダッジ・セントレジスをデビューさせますが、こちらも僅か3年で製造が打ち切られクライスラー系はフルサイズセダン不在の時代が長く続く事となるのでした・・・。

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↑'74ダッジモナコはブルースモビルの”ご利益”もあってか、1/43でも数社が製品化する人気車種ですが、今の所ノーマルな市販セダン版を発売しているのはミニチャンプスだけと思われます。

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↑ブルーメタリックは単色ボディ、グリーンメタリックの方は黒のバイナルトップと作り分けられているのも嬉しい点です。

アメリカン・フルサイズセダンはひとたび金型を起こせばポリスカーやファイアチーフカー、タクシーとしてバリエーションを作りやすいため、各年代で代表的な車種が製品化されています。そうした中でもこのダッジ・モナコは人気の高い車種で、1/43でもコーギー、ミニチャンプス、オートワールド、グリーンライトから発売されています。内コーギーとグリーンライトがブルースモビルを製品化しているのは先回ご紹介している通り。やっぱりモデル化人気の要因として大きいのではないかと思います。

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↑この2台の他にゴールド/黒バイナルトップも発売されています。当方はブルー単色は比較的安価に入手出来ましたが、最近のミニチャンプスは価格が高めにシフトしているのがツライ所です・・・。

今回ご紹介するのはミニチャンプスの製品。やはりポリスカー、ファイヤーチーフ、タクシー等のバリエーションが展開されていますが、ノーマルのセダンを発売しているのは今の所ミニチャンプスだけです。何だかんだ言ってもやはりプロポーション・フィニッシュ共に安定感のある仕上がりです。先述の通りポリスカー等で製品化される事の多いフルサイズセダン、ノーマル仕様での製品化は意外と少ないので貴重な存在です。ミニチャンプスは或る時期、このモナコや'70チャレンジャー、'68チャージャー、'74フォード・トリノなどアメリカ車を製品化していた時期がありました。その車種選択は色々と劇中車を展開するつもりなのでは?と密かに期待したのですが、残念ながら今の所そのような動きはありません・・・。
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ミニカー・コラム・シフトVol.20; ~ミニカーとフィギュアが織り成す深遠なる世界~

今年初となるミニカー・コラム・シフト、今回の主役は・・・ミニカーではありません!?

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↑輝けるこの2台の共演も良いものです。普段の当ブログならここまでなのですが・・・。

過去にも都度記している事ですが、当方のアメリカ車好きという嗜好は少年時代に観た数々の映画から多大な影響を受けています。「バニシング・ポイント」 「ダーティー メリー ・ クレイジー ラリー」 「激走!5000キロ」 「トランザム7000」 「ザ・ドライバー」等々・・・これらの作品のカーチェイスシーンはクルマ大好き少年の心を熱くさせ、アメリカ車の持つ魅力が強烈に(実際以上に?)刷り込まれた訳ですが、とりわけ当方の”マスタング好き”を決定的にしたのが「ブリット」と「バニシングin60」の2作品でありました。

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↑ミニチャンプスのミニカーと・・・。この組み合わせには何の説明も必要ないでしょう・・・。

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↑僅か4cm程のフィギュアですが、表情、ポージング共に素晴らしい仕上がりです。

そんな当方がいつものように画像検索でネットを徘徊していた時・・・出逢ってしまったのです・・・素晴らしい作品に。その作品をプロデュース下さったのはこちらのサイト、そして製作された方のブログはこちらです。作品名は”The Mustang Man”ですが・・・ご覧頂ければそれが何かは多くを語る必要もないでしょう。フィギュアの身長はおよそ4cm、この小ささで驚くべき再現度だと思います。ブルーのタートルネックセーターにベージュのコート、ブラウンのジャケットの下のホルスターには、コルトのダイヤモンドバックが収まっているに違いありません。

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↑こちらはグリーンライトのミニカーと・・・。この組み合わせも説明不要ですね。

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↑黒い革の手袋、”商売道具”の詰まったアタッシュケース・・・小道具にも抜かりはありません。

ご縁があってお知り合いになった作者様から「今後の参考に何か作品化の希望があればお聞かせ下さい」とのメールを頂き、幾つかリクエストをさせて頂いたのですが・・・ある日その方から封筒が届き、開封してみてビックリ!!そこに入っていたものは・・・こちらも当方が駄文を重ねる必要はありますまい(笑)。カツラと付け髭で変装し、手にはクルマ泥棒の商売道具が入ったアタッシュケース。作品世界を見事に切り取った素晴らしい逸品だと思います。本当に感激です。これはもう、当方にとっては金銭に換算出来ない、一生ものの宝物となりました。

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↑トップの画像と見比べてみて下さい。ミニカーとフィギュアがお互いを引き立てあっているのが良くお判り頂けると思います。

過去にご紹介したボンドカー・コレクションコーギーの劇中車シリーズのように、映画やドラマの劇中車と登場人物のフギュアが組み合わさると、作品世界がより生き生きと再現されて眺めていてとても嬉しい気分になってしまいます。ここの所、グリーンライトが「ワイルドスピードシリーズ」を始めとした製品をリリースするなど、1/43でも劇中車のミニカーが盛り上がりを見せつつあるように思います。それを更に1歩進めるとするならば、ミニカーとフィギュア、或いはミニカーとジオラマといった組み合わせもコレクションの1ジャンルとして成立し得るのではないか・・・そう思います。

ミニカー・コラム・シフトVol.17; 来年は午年、マスタング50周年、そして新型は・・・!?

ハロウィーンも終わったので、次の記事までの間にホットな話題を・・・。


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↑初代マスタングのデビューは’64年の4月17日。年間50万台を超える大ヒット作となりました。


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↑オリジナルから少しマッチョになった’67~'68。この世代はやっぱり”ブリット”によって、そのカッコ良さを強烈に印象付けられました。


早いもので今年も残す所2カ月となってしまいました。そろそろ年賀状の絵柄なぞ考えなければならない時期ですが、来年は午年(うまどし)、そしてマスタングがめでたく誕生50周年を迎えます。いや~、マスタングのアニバーサリーがイヤー・オブ・ホースとは本当に喜ばしい。来年のデトロイトショーではこの記念すべき年に、2015年モデルとして次期マスタングが発表される可能性が高いと言われてます。


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↑’69~’70には独特な魅力があります。この年代が最も好きという人も多いですね。


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↑日本では人気の高い'71~'73、本国では当時はあまり売れなかったのだとか・・・。でもやっぱりカッコ良いです。


当方も次期マスタングのスタイリング動向を期待と不安を抱きながら見守っています。ここに来て米本国のCAR AND DRIVER誌のウエブサイト上に、「まあ、概ねこんな感じだよ」という見出しと共にスクープ画像が掲載されました。3D CADデータのCGレンダリングのようですが、ご丁寧な事に360°ビューになっています。うまく機能しない場合もありますが、興味がおあり方はコチラへどうぞ。静止画像はコチラあたりが良いかと思います。


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↑'74MYにデビューしたマスタングⅡ、小さいけれどマスタングらしいカタチで好きでした。


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↑’79年、この世代がデビューした時は正直、「終わった」と思ったものでした。・・・でも今となってはこの世代も捨て難い。いいんです、マスタングだから。


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↑この世代も最初は余り好きになれなかったのですが・・・コブラが登場してから良いな~と思ったのです。マスタングファンだから・・・。


画像を見た当方の正直な感想は「・・・う~ん、、微妙。」という感じでした。全体的にはやはりコンセプトカーEVOSの影響が強く感じられ、顔付きなどはマスタングらしさを残しつつ最近のフォード車に共通のアイデンティティが表現されています。・・・無難にまとまっているとも言えますが、アメリカ車臭さはちょっと薄れてしまったような・・・問題はカー・アンド・ドライバーの画像がどの位正確なのかと言う事です。実車はCGよりも更にカッコ良い仕上がりになっている事を期待したいです。


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↑最初は後ろ向きなコンセプトだな~と好きになれなかった'05~モデル、でも、大好きになるのに大して時間は掛かりませんでした。マスタング以外の何物でもないですねこのカタチは。


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↑現行車となる’10~モデル。現在のフォード乗用車のなかではアメリカ車らしさを一番感じさせるクルマだと思います。次世代は果たしてどうなるのか・・・。


などと言っていますが現行世代のマスタングがデビューした時も当方は割と冷ややかに見ていました。でも今は・・・。きっと、次世代のマスタングもそれほど時間を置かずに大好きになってしまうに違いありません。それで良いのです。マスタングファンはマスタングという名前と、走る馬のマークがある限りそれを支持し続けるのだ!!


・・・あ、ついでですが当方は午年生まれ、来年は年男です。歳がバレますね・・・36歳です。(大ウソ/笑)


特集 Late '40s & '50s; 史上稀に見る・・・ '58 Edsel Bermuda Wagn & Citation Conv.

Late '40s & '50s;特集、今回も巻きで2台まとめてご紹介!!


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エドセルという名前はフォード社にとっては由緒正しきものです。その由来はもちろん、ヘンリーフォードⅠ世の息子であり、若くして病に倒れなければフォード社を背負って立つべき存在であったエドセル・フォードその人の名前から来ています。(フェラーリで言えばディーノといった感じでしょうか。)当ブログでは便宜上カテゴリーをフォードに分類していますが、それは単なるフォードの1車型ではなく、リンカーンを頂点とするフォード社において、ベーシックブランドのフォードと中級ブランドマーキュリーの更に中間に位置する第4のブランドとなる筈のものでした。


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↑バミューダはフォードをベースとしており、下のサイテーションよりホイールベースが短くなっています。セダン、HT系のショートホイル―ベースは「ペーサー」「レンジャー」という名前でした。


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↑サイテーション/コルセアはホイールベースの長いマーキュリーフルサイズをベースとしており、やはりセダン/HTなど多彩なボディバリエーションを持っていました。


ところが皮肉な事に、エドセルシリーズはアメリカの自動車史上でも稀に見る失敗作として歴史にその名を留める事となってしまいました・・・。その失敗がどれ程のものだったかというと、同時期のシボレーフルサイズが年間50~60万台という販売台数を示していたのに対し、エドセルシリーズの販売台数は発売開始の’58年からの3年間でおよそ11万台、最終年の60年型に至っては年産僅か2809台と殆ど売れていないに等しい状況となり、フォード期待の新ブランドは早々に消滅の憂き目に遭いました・・・。当時のアメリカで”エドセル”と言う単語が、「失敗した」とか「しまった」という意味のスラングとして使われていたというのですから、フォード社にとってこれほど不名誉な事はありません。


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話は少々脇道にそれますが、心を持ったフォルクスワーゲン・ビートル=ハービーが主人公のディズニー映画”ラブ・バッグ(原題;The Love Bag)”第1作の冒頭で、人間の主人公、ジム・ダグラスに、相棒でメカニックのテネシーが自身の芸術作品を披露するシーンがあり、その作品の中央にはエドセルのラジエターグリルが据えられていました。これはエドセルにまつわる顛末を知ってる当時のアメリカ人にとっては笑い所であり(つまりテネシーの作品が失敗作という意味)、 テネシーという人物のどこか抜けた所がある・・・或いは紙一重の天才かも知れないというキャラクターを手際良く紹介する事にもなっていたように思います(笑)。


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↑ミニチャンプスのエドセル・バミューダは数種のカラーバリエーションがありますが、このモデルはフォード社100年記念パッケージの物。某ショップのレンタルケースで定価の半分以下でゲットしました。’50sらしいカラーリングが良い雰囲気です。


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↑ヤトミンのエドセル・サイテーションもカラーバリエーションがありますが、当方はコントラストが強烈なブラック/レッドの2トーンをチョイス。個性的なデザインが引き立ちます。タイヤや細部の仕上げが向上すれば、更に印象が良くなるように思います。


商業的失敗の原因は、開発時の大規模なマーケットリサーチに時間をかけ過ぎたため、クルマがデビューした頃には消費者のニーズが変化してしまっていたとか、この時期中級車全般の販売が不調な時期だった、或いは単に個性的に過ぎたデザインが不評だったためとも言われています。もっとも50年代後半のアメリカ車デザインは美しい物・醜い物百花繚乱で、当方の個人的な感覚では、このクルマだけが際立って醜悪と言う感じはしないのですが・・・。タテ長のラジエターグリルは「馬の首」とか「女性の〇〇」とか色々と揶揄されていたようです。


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↑’50年代後半は他にも強烈な個性を放つデザインのクルマがたくさんあったので、エドセルだけが不評と言うのはなんとなくピンと来ない感じがします。


さて、そんな不遇のエドセルですが、その歴史的意義(!?)の為か’58年型はモデル化には比較的恵まれていて、1/43でもブルックリンなどのホワイトメタル製品、フランクリンミント等があり、近年ではスパークも製品化しています。当方の手持ちはサーモンピンク、グレー、ホワイトのカラーリングが素敵なミニチャンプスのバミューダワゴン、シンプルな作りですがブラック・レッドの2トーンがなかなかインパクトのあるヤトミンのサイテーション・コンバーチブルの2台。こうしてミニカーで見ると個性的でなかなか魅力のあるなクルマなのですが・・・。


特集後のフォードGT Vol.1 ~MINICHAMPS '66 Ford GT Mk-Ⅱ Le-Mans

昨年初頭にフォードGTの特集を組みましたが、その後重要なモデルが発売されましたのでフォローしておこうと思います。


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↑静岡ホビーショーで初めて試作品を見てからずいぶん待たされましたが・・・その甲斐はある仕上がりです。


昨年の特集や静岡ホビーショーの記事でもお伝えしていたミニチャンプスのフォードGTマークⅡ、少し前になりますが無事に発売されました。スパ1000km仕様などもラインナップされていますが、際限がなくなりそうなので当方はルマン出場車に絞って捕獲。現状、ルマン本戦仕様としてリリースされているのはフォード・ワークスの2台です。


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↑ニュージーランド出身のドライバーコンビで出走し、最終的には勝利を射止めた1046号車。


1台目は有名なルマンウィナー、カーNo.2、ブルース・マクラーレン/クリス・エイモン組のシャシーNo.1046号車。2人のドライバーは共にニュージーランド出身、ボディカラーの黒は同国のナショナルカラーでもあります。ヘンリー・フォード2世の命により1位~3位編隊走行でゴールした結果、走行距離の関係で順位が逆転。2人にとってはある意味タナボタの勝利でしたが、栄えあるルマン優勝である事には変わりはありません。


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↑18時間目にリタイヤしてしまったものの、ポールポジション獲得・トップ快走とワークスらしい走りを見せた1047号車。


もう一台は結果的にはリタイヤに終わってしまったカーNo.3、ダン・ガーニー/ジェリー・グラント組の1047号車。予選でポールポジションを獲得、本戦でもトップを快走しましたが、オーバーヒートからガスケットを破損。18時間目にして姿を消してしまいました。こうなるともう1台のワークスマシン、本来ウイナーとなる筈だったカーNo.1 ケン・マイルズ/デニス・ハルム組の1015も並べたくなってしまいますが、その為にはドライバー側ドアにあるヘルメットのクリアランスを確保するためのコブを無くす必要があります。ミニチャンプスでは今の所、マイルズ車はテストデイ仕様でお茶を濁しています。


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↑まあ、カウルが開いてエンジンが拝めるのはやっぱり嬉しいのですが・・・。


ミニカーの仕上がりはミニチャンプスらしく良好。プロポーションは先発のiXOより優れているように思います。ただ、期待していたリアカウルの開閉はちょっと問題。当方の手持ちのNo.3の方はカウルが完全に閉じず微妙に浮いている上に、調整しようと何度か開閉している内に後部のエッチングパーツが外れてしまいました。(排気管と干渉していたようです。)こんなことなら無理に開閉などせず、流麗なプロポーションの再現に注力してもらった方が良かったかも知れません。


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↑ここまで来ると、カーNo.1も同じシリーズで並べたくなるのが人情ってものです(笑)。


さて、今回のUPを期にフォードGT関係の記事を独立したカテゴリーに分けました。従来"FORD”のカテゴリーで他の車種と混ざっていましたが、今回”FORD GT40"というカテゴリーを追加して一覧出来るようにしてあります。便宣上、フォードJやミラージュM1、P68もこのカテゴリーに含めています。昨年の当方なりの総力特集もまとめて見られるようになりましたので、お時間がありましたら是非ご覧下さい。


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過去のフォードGT関連記事はコチラからもご覧頂けます。


こっちはビビッと来た!! ~MINICHAMPS '63 CORVETTE CONV.

今年のハロウィンも何とかしのいだので(笑)、C2コルベットの特集に戻ろうと思います。


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↑元々コンパクトなオープン2シーターとして誕生したコルベット。2世代目のC2にもコンバーチブルが設定されていました。


2世代目コルベットC2は登場時からクローズドボディのクーペが発表され、ボートテールの大胆なスタイリングが話題となりました。・・・ですが、C1のコンセプトを継承するオープンボディのコンバーチブルもしっかりラインナップされていて、やっぱりこちらもカッコ良いのですよね。大きくうねるフェンダーラインの抑揚が力感に溢れているので、ルーフがなくてもスタイリッシュでスポーティです。


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↑レギュラーで発売されたのはこちらのブラックボディ+レッドインテリア。クーペボディに対して随分印象が良いように感じます。


コルベットはアメリカ車の中でも人気の高い車種の為、各世代共に1/43でのミニカー化には比較的恵まれているのですが、C2に関して言うと'63年型のクーペが圧倒的に多く、コンバーチブルのモデルは数える程しかありません。この辺りは長い間1/18や1/64が羨ましくなってしまう部分でありました。・・・が、最近になってミニチャンプスがやってくれました。


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↑こちらのレッドボディ+ブラックインテリアはドイツのショップ(orデストリビューター?)Model Car Worldの特注品。中々派手で通常品より似合っているかも・・・。


前々回ご紹介したミニチャンプスのC2クーペは、期待が大きかっただけに実物を目にした時はちょっとピンと来ないと記したのですが、同時期に発売になったコンバーチブルの方は期待に応える出来(個人的主観評価/笑)。基本的なボディや各部ディテールも同じなのにクーペで気になった腰高感やボディサイドのターンアンダー(裾の絞り)不足も感じられず、ボディカラーゆえかエッジがシャープ過ぎるという事もなくとても良い印象です。

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↑C2のコンバーチブルは1/43でのモデル化が少ないので嬉しい存在です。


完全に推測でのお話しですが、ミニチャンプスのC2はコンバーチブルが先行で開発され、それをベースにクーペを造ったのではないかなと言う気がします。逆だったら、或いはクーペの印象ももう少し違った物になっていたのではないかな~と、そんな風に想像してしまいます。・・・年末にかけて色々とイベントもあるので、C2特集は年をまたいでしまいそうです。。。


ビビッとこない・・・。MINICHAMPS '63 Chevrolet Corvette

まだまだ続く’63コルベットクーペ、今回はミニチャンプス製のモデルです。


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ミニチャンプスがC2コルベットを製品化する(それもクーペとコンバーチブルの両方!)と知った時、当方は大いに期待しました。「きっと1/43最良のC2コルベットが手に入るに違いない!!」と・・・。しかし過去の経験に照らし合わせても、大き過ぎる期待は時として裏切られる事がままあるものです。発売されたモデルはカッチリとしたモールディングで塗装も綺麗な同ブランドらしい仕上がりでした。・・・しかしクーペの方は何かが違う。お気に入りになるミニカーと言うのは、ショップで手に取った瞬間に「コレだよ、コレ!!」と、ビビッと来るものですが、このモデルには残念ながらその感じがありませんでした。。。


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↑同じミニチャンプスの米国車でも、’68マスタング’69マローダーなどは感動モノだったのですが・・・。どうもGM系のクルマはさらっと製品にしているような感じがします。


ミニカーに対する評価も人それぞれだとは思いますが、当方の個人的な見立てではどうも全体的にカッチリ出来過ぎているというか、端正過ぎてアメリカ車の持つ奔放な躍動感やダイナミックな力強さが表現しきれていないような印象です。ボディカラーがシルバーという事もあるのかも知れませんが、フェンダーの峰などにエッジがピッと通っているのが却って硬質過ぎて、変な言い方ですが実車のボディがFRP製である感じがしないと言うか何と言うか・・・当方のイメージするC2クーペとはやや異なる印象でした。


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↑このようなアングルだとボディに対してキャビンの幅が狭すぎるように感じるので・・・皆さんはどう感じられるでしょうか?


C2コルベットというクルマはアメリカ車としてはコンパクトですし、車幅もどちらかと言えば狭い方に属するかと思いますが、プロポーションの面でもミニチャンプスのクーペは何となくウエストラインが高くてやや腰高な感じがするのと、ルーフというかキャビンの幅がボディに対して狭すぎるような印象があります。また、サイドウインドウ周りのクロームモール等が省略されていたり、タイヤもホワイトリボンやレターの無いブラックウォールだったりと、ディテールに関してもあっさりしていて、何と言うか、執念のような物が感じられません。最近、ミニチャンプスのモデルは高いし、予約してなかったらこのクーペは買わなかったかも・・・。


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・・・と、単に当方の期待値が勝手に高すぎただけなのかも知れませんが、ことクーペに関してはちょっぴり残念だった感のあるミニチャンプスのC2コルベット。しかしコンバーチブルに関して言えば「ビビッと来る」期待通りの仕上がりでした。同じシリーズの同一車種で同時期の発売なのに不思議な物ですが・・・。次回はそのコンバーチブルをご紹介したいと思います。


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↑同じ時期に同じミニチャンプスから発売されたC2コルベット。当方の場合、コンバーチブルはグッと来たのですが、クーペは今一つな印象でした。


(出来る範囲で・・・)総力特集!! フォードGT40 外伝; 儚くも美しき英国フォードのマシンたち

年初からお送りしてきたフォードGT特集、今回は外伝として英国フォード製のマシンをご紹介します。


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●はかなくも美しき・・・FORD P68


アメリカ本国のフォードは'67年をもってワークス活動を終了しましたが、入れ替わりに子会社である英国フォードがグループ6の3リッタープロトタイプでFIAのマニファクチャラーズ・チャンピオンシップにエントリーする事となりました。マシンの開発にはフォードGTやミラージュで手腕を発揮したレン・ベイリーを迎え、車両製作はアラン・マン・レーシングが担当。フォードGTもビックリの開発期間5カ月で完成に漕ぎ着けました。


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↑極めて流麗なフォードP68。No.7はフランク・ガードナー/リチャード・アトウッド組で本戦に出場しますが・・・。トラブルが続出して僅か6周でリタイヤ。No.8とはノーズ形状が僅かに異なっています。


アルミモノコックノボディにF1用のフォード・コスワースDFV 3リッターDOHC4バルブエンジンをデチューンして搭載。そのボディデザインはレーシングマシンとしては極めて流麗かつエアロダイナミクスに優れる物で、CD値0.27というスペックは'68年当時のクルマとしては異例ともいえる物でした。P68と言う名称は’68年のマシンである事を意味しています。


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↑予選でクラッシュしてしまったNo.8。ペドロ・ロドリゲス/クリス・アーウィン組で出場する予定でした・・・。ミニカーはミニチャンプス製で、良好なプロポーション、安定した仕上がりです。


ご紹介しているミニカーは’68年のニュルブルクリンク1000kmに出場した2台。・・・と言っても実際に本戦に出場したのはカーNo.7のみで、カーNo.8の方は予選でクラッシュ。イギリス期待の若手レーサー、クリス・アーウィンが重傷を負って引退を余儀なくされるという痛ましい結果に終わりました。本戦に出場したNo.7も、様々なトラブルが噴出して6周でレースをおえてしまったようです。残りの’68年シーズン、優勝直前まで善戦したレースもありましたが、結局P68は大きな戦績を残せぬままに終わりました。翌年の’69年には前後に巨大なウイングスポイラーを生やした異形のマシン、P69へと生まれ変わりますが、こちらも大きな成果を上げる事無くレースシーンから姿を消してしまいました。


 


●ご存じですか?FORD GT70


フォードGTと言えばルマンをはじめ60年代のレースシーンで大活躍したGT40は有名ですし、HWで製品化されたコンセプトカーのGT90をご記憶の方もいらっしゃるかもしれません。・・・ではGT70と言ったら?皆さんはご存知でしょうか?




YouTube: Ford GT70


フォードGT70はサーキットで大暴れしたGT40とは異なり、ヨーロッパフォードがラリーフィールドに向けて開発していたクルマです。’60年代、フォードはエスコートでWRC選手権を戦い高いポテンシャルを発揮していましたが、モンテカルロなど高速ステージの多いコースではアルピーヌA110やポルシェ911に対して劣勢を強いられていました。そうしたいわばラリー用スペシャルマシンとも言えるライバルへの回答として市販をも視野に入れて開発が進められていました。GT70の意味は車高が70インチ・・・ではなく(笑)、開発年次の1970年を指しているようです。


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↑コンパクトなミッドシップスポーツとしてなかなか魅力的なまとまりを見せるフォードGT70。量産されていたら、ランチア・ストラトスの強力なライバルになっていたかも知れません。


GT70に関する情報はネット上でも少ないのですが、コンパクトなモノコックのミッドシップクーペで搭載エンジンは最大3L V6までを検討していたようです。開発にはスポーツダイレクターのスチュアート・ターナーと共にフォードGT40や↑P68でも手腕をふるったレンベイリーが関わったとされています。スタイリングはやや腰砕け感があるものの(笑)、70年代を見越した直線的で近代的なものです。(このクルマをベースとした全く別デザインのコンセプトカーも存在。)コンパクトなミッドシップスポーツ―カーとしてなかなか魅力的ではないかと思います。


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↑シンプル極まりない造りのミニカーはイタリアのポリトーイEシリーズの1台。他にコーギーもこのクルマを製品化していたようです。今日では歴史に埋もれてしまっている感もありますが、当時は注目を集めたクルマだったのかも知れませんね。


様々な記述を総合すると、6台分のシャシーと実走可能なプロトタイプ3~4台が製作され、数戦のラリーに出場した実績があるようです。前述の通り市販化も視野に入れた開発が進められていましたが、収益性の悪いスポーツカー生産に反対する労組のストライキなどにより、残念ながらその計画は凍結されてしまったと言う事のようです。


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↑ホント、この手のマイナーなレーシングカー/スポーツカーを造らせたら、ポリトーイの右に出るものは無いかもです(笑)。


アメリカ本国のフォード本体のようにビッグ・マネーを投入出来なかった事もあってか、英国フォードのマシン達は大きな成果を残す事無く消えてしまいました。しかし、そのスペックやポテンシャルには侮りがたい物が感じられ、開発や熟成が更に進んでいたら・・・と、ミニカーを眺めながらついそんな想いを巡らせてしまいました。


ミニカー・コラム・シフトVol.6, ・・・2010年の終わりと共に、マーキュリーに哀悼の意を込めて。 ~Minichamps '69 Mercury Marauder X100 Hardtop Coupe

さて、今年最後の記事は超久々のミニカー・コラム・シフト、今回はちょっと悲しいお話です。


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既にご存じの方も多いかと思いますが、今年いっぱいでアメリカ車の由緒あるブランドがまた1つ消滅します。残念ながら、フォードの中級ブランドであるマーキュリーが70年以上に渡る歴史に幕を下ろす事になりました・・・。現在、マーキュリーの専売ディーラーは既になく、車両の生産も今年10月3日に最後の1台がラインオフして終了、在庫車の販売終了を以って幕引きとなる模様です。(悲しいかなマーキュリーのサイトにも公式なアナウンスメントがありました・・・。)


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↑独特の2トーンカラーでマッスルな感じのする赤いボディのバリエーション。


個人的にはクーガーやモンテゴ&サイクロン、最近ではグランドマーキス等々、大好きなクルマが多かったマーキュリーの消滅は寂しい限りですが、これも時代の流れとして致し方のない事なのでしょう。思えばオールズモビルやポンティアック等、近年消滅したアメリカ車ブランドの多くが中級ブランドである事に気付きます。彼の地においても消費の2極化が進んで中流層の消費がしぼんでいるそうで、それがミドルクラス向けの凡庸なアメリカ車=当方のような日本人から見れば或る意味最もアメリカ車らしい魅力を湛えたクルマ達が消えてゆく要因ともなっているようです。


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↑画像はクリックで少し大きくなります。


チャージャー特集が中断気味で心苦しくもありますが、今年最後はマーキュリーに哀悼の意を表し、'69マローダーをご紹介したいと思います。マローダーはマーキュリーのフルサイズに設定されたスポーツパッケージオプションとしてスタートしましたが、'69年モデルから独立した車種名称となりました。その中でもX100と呼ばれるモデルは、フルサイズ・マッスルカーとして強力なV8エンジンを搭載。全長5mを優に超える大柄なボディやリンカーンを彷彿とさせる重厚なフロントマスク、優美なラインを描くファストバックルーフなど上級パーソナルクーペとしての魅力に満ち溢れています。このマローダーの他、フォードフルサイズ(LTD, ギャラクシー,  カスタム)やサンダーバード等、'60年代末から'70年代初頭にかけてのフォード製大型車は、ダイナミックかつ重厚な造形と優美さ、軽快さが渾然一体となっているような気がして個人的にツボだったりします。


Minichamps_69_marauder_ft3


Minichamps_69_marauder_rr3


↑黒1色の方は一転してフォーマルで落ち着いた雰囲気。グリルやバンパーのクロームが引き立ちます。


ミニカーは少し前のミニチャンプス製で、当方が所有しているのは黒1色と赤/黒2トーンの2バリエーション。赤いボディの方はルーフ後端からトランクリッドまでをマットブラックに塗った独特の2トーンカラーで、実車の写真などでも良く見掛けるイメージカラーと言っても良い仕様ですね。実車の重厚かつ伸びやかなプロポーションの再現が素晴らしく、ディテールも繊細で清潔感に溢れた仕上がりです。ミニチャンプスのアメリカ車と言うと、明らかに気合いの入っていない(!?)と思われるモデルも少なくありませんが、ことフォードに関しては同社の100周年記念モデルを手掛けるなど繋がりも深く、傑作と呼べるモデルが多いように思います。


Minichamps_69_marauder_ft4 Minichamps_69_marauder_rr4


↑画像はクリックで少し大きくなります。


・・・と言う事で当ブログの2010年度アップは今回が最終になると思います。1年の間にご訪問頂いた皆様、コメントで遊びに来て頂いた皆様、お付き合い下さいまして有難うございました。来年も週一程度のマイペース更新でアメリカ車のミニカーを中心にご紹介して行く所存であります。よろしかったらお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。


2011年はもっと明るい話題で盛り上がれますように・・・。


2010年12月30日/Ponys41


飛び込み企画第2弾;2台のべビーーカマロ ~MINICHAMPS '67 Chevrolet Camaro, Spark Sunoco Camaro

ダッジ・チャージャー特集が中断気味ですが、、今回も飛び入り企画。最近の嬉しい新製品、2台の初代カマロをご紹介します。ミニチャンプスの'67カマロとスパークのペンスキー・スノコ・カマロ、'68年のトランザムレースウイナーです。


1st_camaro_1


↑コンペティションとロードバージョンの2台の1st.カマロ、同じ時期に別のメーカーから発売となりました。


Minichamps_67_camaro_ft1


Minichamps_67_camaro_rr1


↑ヘッドランプの内側の丸いクリアランスランプ、三角窓が'67の証


フォードやクライスラー系のクルマを中心に、実はアメリカ車も結構製品化しているミニチャンプス。何故かGMには冷たく、レーシングモデルを含めたコルベットを別にすればシボレーのミニカー化は初なんじゃないかと思います。このモデルは今年5月の第49回静岡ホビーショーでサンプル展示を見て心待ちにしていた製品でした。実車の登場初年モデルを製品化する事が多い同社、1st.ジェネレーションのカマロもマッチョなスタイリングで人気の高い'69年型ではなくシンプル&クリーンな初期タイプ、丸いクリアランスランプ、ドアに三角窓付、サイドマーカー無しの'67年型をプロトタイプに選んで来ました。


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↑グリルのバッジからすると仕様的にはSSなど高性能バージョンではないようです。


モデルの出来はなかなかに良好。'71マスタングや'70チャレンジャー等、同社のアメリカ車はとかく車高を落としがちな傾向が見られましたが、このカマロはストック状態の適正な車高が再現されているように思います。プロポーションも良好で実車のシンプル&クリーンでありながらグラマラスな雰囲気が伝わってきます。製品名は単に"Chevrolet Camaro 1967"となっており、エンジンフードとトランクにストライプが配され、リアスポイラーが装着されているものの、ホットバージョンのSS仕様にはなっていないようです。この辺り同じ初代カマロでもコンシールドヘッドランプ等のアピアランスパッケージ付、高性能版のSSで製品化されたマッチボックスマテルの'68とは対照的です。本拠がドイツのブランドのせいか、アメリカ車の仕様についてはちょっぴり拘りが薄い感じもします。


Spark_68_sunoco_camaro_ft1


Spark_68_sunoco_camaro_rr1


↑使い古された表現ですが、獲物に飛びかからんとする肉食獣のような力感溢れるスパークのペンスキー・スノコ・カマロ。


さて、もう一台はこちらも事前に画像を見て大いに期待していたスパーク製品。BOSSマスタング、ジャベリンAMX、ファイアバードトランザム、AARクーダ、チャレンジャーT/A・・・錚々たるクルマ達が威信と市販車のセールスアップを掛けてしのぎを削り、熱い火花を散らしていた黄金期のSCCA Trans-Am レース、ロジャーペンスキー率いるSUNOCO(SUN MOTOR OIL)からエントリーし、マーク・ダナヒューのドライブで'68年のシリーズチャンピオンを獲得したカーNo.6です。


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↑プロポーションは正確さを目指したと言うよりは実車のイメージを大切にしたディフォルメが成されているように感じられます。


モデルの出来はこちらも素晴らしいモノ。そのプロポーションには若干のデフォルメも入っているように感じられ、実車のグラマラスな曲線美がより強調されたような仕上がりになっています。塗装やデカールも美しく、リアピラーからフェンダーにかけてのラインが美しい!コンペティション仕様な事もあって今にも走り出しそうな躍動感、凄味のような物が感じられます。レース物よりロードバージョンの方が好みな当方ですが、往年のNASCARとTrans-Amだけは別。スパークの新製品にはTrans-Amレース仕様の’67マスタングHT(ジェリー・タイタス)、’70シャパラル・カマロ(ジム・ホール)もアナウンスされており、今回のカマロを見る限りではその仕上がりには大いに期待出来そうです。・・・この際なんでパーネリー・ジョーンズの’70BOSSはじめ主要なTrans-Amマシンも一気に逝っちゃって下さい。頑張って買いますから(笑)。



YouTube: Trans Am racing


↑う~ん往年のトランザムレース、この目で実際に見てみたかったな~。


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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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