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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

特集:ジープの系譜 ~ ロングホイールベース派生車 ixo '60 Willys Jeep Station Wagon

ジープの系譜特集、ちょっと長くなり過ぎました・・・。

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更新ペースの遅さや安定の月イチサボリ(笑)もあって、ジープの特集を始めてから早や半年が過ぎてしまいました。。。軍用MBに始まり先代JKラングラーまで、ショートホイールベースを中心に一通りご紹介して来ましたが、ジープには古くからロングホイール版を中心に様々な派生モデルが存在しました。それらを1/43モデルを全てフォロー出来ている訳ではないので完全版とは言えませんが、今後数回で派生モデルの幾つかをご紹介をして、長くなったジープの系譜特集を終えたいと思います。その第1回目はステーションワゴンです。

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↑ジープのホイールベースを延長して誕生したステーションワゴン。2WD、前論独立サスなど、その用途はリアルオフロダーのCJシリーズとは異なる物だったと思われます。

今回ご紹介するステーションワゴンは民生用のジープがCJ-2Aとしてスタートした後、'45モデルイヤーに誕生しています。ベースとなるジープからホールベース/全長を拡大、アメリカの量産車では初となる全金属製の2/4ドアワゴンボディを構築しました。ジープからの変更は機構面にも及び、フロントのサスペンションはリーフによるリジッド式からコイルによる独立式に変更、ワゴンらしく快適性を高めたと言う事でしょうか。この時点でのステーションワゴンはFRの2WDであり、4WDバージョンはユーティリティワゴンとして'49年に誕生しています。今日のラングラー・アンリミテッドのご先祖様と言えるのではないかと思います。

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↑イクソのモデルは今日の1/43モデルとしては比較的安価で有り難い存在。精密・美麗なモデルでも、高過ぎたらおいそれとは買えませんし、仕上がりとのバランスなどこれぐらいが丁度良いかもと思ってしまいます。

モデルはイクソブランドで発売になった1/43モデルで、2ドアボディをモデル化しており、メーカー表記によると60年型となっています。中央が突き出た独特なラジエターグリルやオーバーライダーの付いた立派なメッキバンパー、複雑なプレスラインを持つボディパネルなどステーションワゴンの特徴をブルーメタリックの2トーンボディカラーと共に上手くまとめていると思います。金型そのものは書店系アイテムで起したものを転用しているのではないかと思われ、最近の1/43としては比較的安価な設定なのが有り難い1台です。

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↑ファースト43の三菱ジープJ30。そのボディデザインは本国版ウイリスとは異なる物になりました。こちらも1/43としては安価な製品ですが、実車のイメージをバッチリ再現したボディカラーが好印象な1台と思います。

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↑ほぼ同時期の日米ジープワゴンを並べて眺めるのもまた1興です。

一方、ウィリスジープのライセンス生産からスタートした三菱ジープにもワゴンボディが存在しており、そのデザインは本国版とは異なる物となっています。こちらはファースト43でJ30として製品化されており、同様に書店系の国産名車シリーズの金型ベースと思われます。しかしながらボディカラーが実車に見られたマルーン系の2トーンとなっているため、国産名車版よりも良い雰囲気。実車のイメージに合ったボディカラーがモデルの仕上がりに与える影響は非常に大きいと言えそうです。こうして日米ジープワゴンの並べるのもなかなかオツなもので、モデルカーらしい楽しみ方ではないかと思います。

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特集:ジープの系譜 ~ もう1台のCJ-7・・・と、M38A1風!? BBURAGO JEEP CJ-7

先回は近年の水準のイクソ製CJ-7をご紹介しましたが、今回はユルなモデルをご紹介します。

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前々回のCJ-5、前回のCJ-7で記して来たように、元々は直列4気筒エンジンのコンパクトで軽快な軍用MBジープから分化したCJ(シビリアン・ジープ)シリーズは、年代を追うごとにボディ・搭載エンジンの大型化が図られました。特にAMC傘下に入ってからCJ-5でV8エンジンが搭載されるようになり、CJ-7ではホイールベースが一挙に10インチ(約25.4ミリ)拡大されるに至りました。パワーの増加に連れてA/Tやパワーステアリングを装備するなどイージードライブ化も進む事となりました。

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↑CJ-5とCJ-7は外寸の違いこそあれ全体的なスタイリングは良く似ています。このカタチの時代が長かったので、シビリアンジープというとCJ-5, CJ-7のイメージが強いように思います。

先回も記しましたが、ボディ外寸以外のCJ-5とCJ-7の大きな識別点として、ボディ側面の乗員出入り用開口部の形状があります。先回記した文章のみでは分かりにくかったかと思い、今回CJ-5とCJ-7の側面の画像を撮影しました。CJ-5はMBジープ譲りで、乗降部開口後方上部(画像に矢印を入れた部分が丸いのに対し、CJ-7ではハードトップ車にスチール製のドアが設定された事に伴い、この部分が角張った形状に変更されています。ハードトップ、ドアの装備も快適化の一環と言えそうですね。

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↑CJ-5では画像の矢印で示した乗員出入り部の形状がが丸いですが・・・

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↑CJ-7ではハードトップ時のスチール製ドア設定に伴いこの部分が角ばった形状に変更されています。

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↑当方が知る限りではイクソ系のモデルが発売になるまで、このブラーゴ製モデルが1/43では唯一のCJ-7製品だったのではないかと思います。そういう意味では貴重なモデルだったのです・・・。

今回ご紹介するのはイタリアはブラーゴの安価な1/43モデル、ストリート・ファイアシリーズの製品です。ランプ類まで全て一体成型のボディ、窓枠のみでガラスの入っていないフロント・ウインドウ・スクリーン、ホットスタンプで表現されたホイール・・・等々、仕上がりははっきり言ってチープと言うしかありません。ですが、先回ご紹介したイクソ製を入手するまでは、当方が所有する唯一の1/43 CJ-7モデルとして貴重な存在でありました。ミリタリー風の方が箱にCJ-7の記載があり、イエローのボディの方は箱にAMERICAN OFF ROADとあります・・・はて?これって車名???。

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↑当方の浅い知識では、CJ-7に相当するミリタリージープは米軍にはなかったと思うので、これはCJ-5のベースとなったM38A1風モデルと言う事でしょうか!?(間違っていたらゴメンなさい)

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↑安価で簡素な作りのブラーゴ旧製品ですが、イクソのモデルには出来ないフロントウインドウシールド可倒という一芸を持っていたりします(笑)。 フロントウインドウは何故か中央に桟のあるミリタリー風仕様。

で、ミリタリー風の方ですが、当方の限られた知識では、CJ-7は米軍には正式採用されていないと思うので、これはなんちゃって軍用ジープ、いわばM38A1もどきといった所かなと思います。米軍のジープは民生版CJ-5の基となったM38系列が'52年~'71年まで製造された後、'59年~'82年まではフォードが主体となって開発されたM151系列に移行して民生用CJシリーズとは袂を分かち、その後はかのハンヴィー(Humvee)へと引き継がれているのかと思います。(当方、軍用車両の知識は薄いので間違っていたらゴメンなさい。)そういう意味では最新型ラングラーの軍用バージョンなんていうのも見てみたい気がします・・・。

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特集:ジープの系譜 ~ MBベースから変化 Polistil '68~'71? Jeep CJ-5

今回ご紹介するCJ-5では、それまでのMBジープ然としたスタイルからの変化が見られます。

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1963年にウイリス・オーバーランド社がカイザー・モータース社に買収された後、'64年(クルマのモデルイヤーとしては'65年型)として新たにCJ-5がデビューしました。初期のCJ-5はそれまでのCJ-3Bから僅かに大きくなったボディに、それまでの2.2リッター直4ガソリンエンジンに加えて、3.1リッター直4ディーゼル、そしてビュイックからライセンスを取得した3.7リッターV6エンジンをも搭載するようになりました。ボディはそれまでのMBをベースとした物から大きく変更され、キャビン部分はフロント席の足元までボディ幅一杯に拡大、エンジンフードのみが前方に向かって幅が狭まるようなスタイルに改められています。フロントフェンダーなど全体が丸味を帯びたデザインになっており、MBをベースとしたCJ-3Bまでとはかなり異なるイメージになりましたが、これは'51年に登場した軍用M38A1を基にしたものです。

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↑CJ-5では民間向けのCJジープとして初めてボディの大幅変更が行われ、フロント周りは全体的に丸味を帯びた形になりました。因みにCJ-4は試作車のみが製作され、量産化はされませんでした。

1970年、カイザー・ジープ社がアメリカンモータースに買収されると、CJ-5にも大きな転機が訪れる事になりました。'72モデルイヤーからAMC製の直6, 3.8リッター及び4.2リッターと、更にはV8, 5リッターエンジンまでもが搭載されるようになり、それに伴ってホイールベースが76mm延長されました。元々は軍用のMBをベースにコンパクトなボディに4気筒エンジンでスタートしたCJシリーズでしたが、徐々にハイパワー化・大型化される事となったのです。デビュー時は先代にあたるCJ-3Bと、最終期は次世代のCJ-7と併売の形をとりながら、'54年(モデルイヤーで言うと'55年型)~'83年までの長寿を全うしたCJ-5。その間におよそ60万台以上が生産・販売されました。

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↑ミニマムな部品構成でややトイライクな仕上がりのポリスティル製CJ-5。今日的な目で見ると、ある意味新鮮でもあります。

今回ご紹介するミニカーはイタリア・ポリスティル製のCJ-5。紙箱には1978年という記載があります。簡素な構造でタイヤ&ホイールもプラによる一体成型+ホットスタンプというミニカー暗黒時代を思わせる仕上がりです。ウインドウシールドと幌も一体成型のため、オープン状態は再現出来ません。ヘッドランプとマーカーランプがボディの外側で一体成型されていると言う大胆な構成は、良くも悪くもイタリア的な閃きを感じさせる部分です(涙目っぽい/笑)。ホールベースがCJ-3系統と近いので、CJ-5としては初期のモデルをプロトタイプとしているようです。フロントフェンダーにサイドマーカーがモールドされているので、'68年型以降、ホールベースが拡大される前の'71年までの年式ではないかと推測しています。

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↑先回ご紹介したディンキーのCJ-3Aとの並び。スタイリングの変化がよく分かります。

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↑ウインドウパッケージの紙箱も時代を感じさせる味わいがあります。

このモデルは前回ご紹介したディンキー製のCJ-3Aと共に、東京の老舗ショップ巡りを敢行した際に捕獲した物です。ユルい仕上がりながらCJ-5の1/43モデルは貴重なので安価に入手出来たのは運が良かったかなと思います。CJジープの歴史を辿る上では欠く事の出来ないCJ5、近年の製品ではイクソ系のキャストがあり、グリーンライトのプレスリーシリーズやLOSTの劇中車仕様の他、ホワイトボックス名義でも製品化がなされているようです。(アメリカ本国仕様ではないっぽい?)イクソでは次の世代のCJ-7も製品化しているのですが、ホイールベースや全長の違いが再現されているのか当方は未確認。機会があればいずれかのCJ-5を入手して比較してみたいなと思っています。

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特集:ジープの系譜~スピンオフ 惜別、JB23/43ジムニー生産終了。 High Story JB23 JIMNY 1型 5型 10型

元祖オフロード4WD、ジープの特集をお送りしていますが、今回はちょっとスピンオフ企画。普段当方がご紹介しているアメリカ車とは真逆の存在、”ニッポンの小さな巨人”スズキ・ジムニーです。

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大変残念な事に、去る2018年2月23日(金)をもって1998年の登場以来20年の長寿を誇ったJB23型ジムニー/JB43ジムニー・シエラの生産が終了となってしまったようです。これは登録車及び軽自動車の継続生産車への歩行者脚部保護要件対応、軽自動車の継続生産車への横滑り防止装置、ブレーキアシスト装置の装着が2月24日生産分から義務付けされた事に対応出来ないためとの由・・・。既に今年中にデビューするといわれている次期モデルのスクープ画像や動画がネットに溢れていますが、新型との交代を待たずしての生産終了となってしまいました。もっとも、車両製造への義務付けがなされたものの、それ以前の生産分の販売が出来なくなった訳ではないので、在庫が尽きるまで当面の販売は継続されるのではないかと思われます。(本日時点でもスズキのサイトには現行ラインナップとして掲載されています。)遠からずこの日が来る事は分かっていましたが予想よりも早く、JB23が大好きな当方は寂しさで一杯であります(泣)。

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↑ハイストリーの初回製品は最初期の'98年式JB23-1型。1型から3型までは俗にガイコツグリルと称されるエンジンフード一体型の5本タテスリットグリルを採用していました。直線的でクロカン4駆らしいデザインだったSJ30以降の2代目に対し、スタイリッシュで乗用車的なデザインに生まれ変わっています。初代や2代目はもちろん文句なしにカッコ良いのですが、JB23のカッコカワイイ個性的なデザイン、優しそうでいて実は「オフロードでは凄いんです」的なキャラが当方は大好きなんですよね~。ボディカラーはキプロスブルーメタリック、撮影するまで気付きませんでしたが、サイドアンダーミラーが欠品してます。。。

ジムニーは、当時常務取締役だった鈴木修現会長がホープ自動車のホープスターON型の製造権を買い取る形で開発をスタート。'70年に初代LJ10型として発売されて以来、47年以上に亘る期間の間に軽自動車の規格変更などに対応しながら、大枠では3世代でその歴史を刻んで来ました。今回の主題であるJB23(軽規格)及びJB33/43(登録車規格のジムニーワイド/ジムニーシエラ)は、'98年のデビュー以来20年というロングライフを誇って来ましたが、生産という面では遂に終止符が打たれてしまいました。末期モデルの現在も国内だけで月販1,000台前後をコンスタントに売り続け、趣味のクルマとして絶大な人気を誇るだけでなく、積雪地域でのライフライン確保を担うなど日本市場に根付いており、”最強のオフロード4WD”として海外でも高い評価を得ています。日本が世界に誇れる名車の1台、孤高の存在、そう思います。

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↑2回目の製品化は'04年の5型。4型からエンジンフードと別体化されたラジエターグリルを更にデザイン変更。トランスミッションとトランスファーを一新してローギアード化、オフロードでの取り回しと走破性を一層高めた完成度の高い世代でした。都合9回に渡ったJB23の改良の中でも、最も意義深い変更だったと言えるかも知れません。ボディカラーはシルキーシルバーメタリック。

さて、このJB23型ジムニーですが、嬉しい事に1/43ではインターアライドのハイストーリーシリーズで3回に渡って製品化されています。最初が登場初年度の98年式JB23-1型、2回目が04年の5型、3回目は神奈川県の有名ショップAPIO(アピオ)のコンプリートカーTS4としての発売で、歩行者保護対応のためエンジンフードが高くなった9型以降、ボディカーラーから考えて最終の10型での発売でした。同ブランド共通のレジン製完成品で、こうした年式違いによる細かな違いを再現できるのはレジン製ならではの強みといえそうです。4輪駆動車のモデルとしてはシャシー周りがあっさりしているのが少々残念ですが、実車のイメージを良く捉えた好製品だと思います。個人的には最終10型のランドベンチャーも製品化してくれると嬉しいのですが・・・。

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↑3回目の製品化は神奈川県の有名ショップ、APIO(アピオ)のコンプリートカー、TS4として登場。リフトアップされ、同社オリジナルのバンパーやホイールを装着した姿です。歩行者の頭部衝撃保護を目的としてエンジンフードを高くした9型以降のボディで、クールカーキパールやスチールシルバーメタリックのボディカラーは最終10型の特別仕様車ランドベンチャーに設定されているものです。ハイストーリーの製品は、シャシー周りはあっさりしている事が多いのですが、このモデルはアピオから要望があったのか、同社のオリジナルパーツと思しきスタビライザーやショックアブソーバー、マフラー、牽引フックなどが表現されています。ボディカラーはスチールシルバーメタリック。

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JB23ジムニーは、アクシデント時の歩行者の頭部の衝撃をやわらげるため、'12年の9型からエンジンフードが高くなり、これに伴ってフロントフェンダーも新しくなりました。このボディ、これはこれでちょっぴりゴツさが増してカッコ良い。特にランドベンチャーなど特別仕様車のタテグリル付きが個人的にはお気に入りです。ボディカラーはクールカーキパール。

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↑前回ご紹介したジープCJ3BとJB23ジムニーのミニカーを並べると、何だか似たような大きさに感じられます。軽量コンパクトなボディによる圧倒的な悪路走破性。2台のクルマには共通点が多いように思います。


↑ジムニーが真のオフローダーである事を如実に示す動画があったので貼っておきます。(そういう動画はそれこそいくらでもあるのですが・・・)車両は輸出仕様で国内のジムニー・シエラに相当するモデルです。(上の動画の日本語テキスト記事はコチラに・・・。)

リーク画像やテスト走行をスクープした動画などによって次期ジムニーの姿もかなりハッキリしてきました。ちょっぴりメルセデスのGクラス風味が感じられるのが気になりますが、きっと好評をもって迎え入れられる事でしょう。・・・ですが、当方は20年の時を経て尚魅力を失わない現行JB23がやっぱり大好き。世界中のクロカン4WDやSUVが居住性の改善や安全性の面からどんどん大型化している中、日本の軽自動車の規格に準拠しているがゆえに極端な大型化をする事なく今日に至ったジムニー。そのサイズは、ミニカーで並べてみると何だか初期のジープに近いように思えます。ラダーフレーム、パートタイム4WD、トランスファーにリジットサス・・・今日、オフロード4WDの元祖であるジープのコンセプトを最も忠実に受け継いでいるのは、ひょっとしたら我らがジムニーなのかも知れません。

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最近の入手品から ~ Spark '76 Chevrolet Monza Le Mans

長かったファイアバード特集を終えて何を採り上げよう・・・今一つイメージが湧かなかったので、最近入手したモデルをご紹介します。

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・・・という事でシボレー・モンザの'76年ルマン24時間出場車です。量産仕様のシボレー・モンザは'74年、サブコンパクトのシボレー・ベガをベースに誕生したFRのスポーツクーペで、兄弟車としてポンティアック・サンバード、オールズモビル・スターファイア、ビュイック・スカイホークなどが展開されました。当時はイタリアンGTをイメージさせると言われたスタイリッシュなクーペボディが特徴で、3ドアのファストバックと、2ドアのノッチバックの2タイプのボディを有していました。開発時はロータリーエンジンの搭載も計画されましたが実現せず、セールスが上向き始めた80年を持って生産を終了。FF化されたJカー、キャバリエのクーペ系に引き継がれました。日本でも日東などからプラモデルが発売されていたので、子供の頃に組み立てて遊んだ方もおられるのではないでしょうか。

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↑元々はIMSAのレギュレーションにあわせて開発されたと思われるレーシングマシン。全体的なイメージは量産型のモンザに近いものの、ルーフやウインドウ類の一部を除いては全く別物です。

・・・ですが今回のモンザはコンペティション・マシン。ルマン出場車ですがベースはIMSA仕様と思われます。ルーフパネルやウインドウシールドなどを量産車と共有しており、外観こそ似ていますがそれ以外は全くの別物。ルマン参戦は残念ながらリタイヤに終わったようですが、IMSAにおけるシボレーモンザは、後にルマン24時間で3勝、デイトナ24時間で2勝する事になるアメリカ人レーサー、アル・ホルバートのドライブにより'76年、'77年と2年連続でチャンピオンシップを獲得しています。

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↑当時のIMSAはタバコのキャメルがメインスポンサー。ルマン仕様のこのマシンにもリアフェンダー後部にキャメルのロゴが見えます。

モデルは最近になってスパークから発売されたレジン完成品。そこらじゅうデカールやエッチングパーツだらけでどこを持ったら良いのやら。。。台座から外すのに気を使いました・・・。ですが、いや~コレ、かなりカッコ良いです。低くワイドなボディ、鮮やかなカラーリング、丸型に換装されたヘッドランプ・・・他のブランドのミニカーがどんどん高額になってゆく中、クオリティを維持しながら価格上昇を比較的抑えてくれているスパーク製品はとても有難いです。'76年のIMSAチャンピオン仕様など、他のバリエーションも予定されているようですが、このモンザを造ったのなら、是非とも同時代のマスタング・コブラⅡIMSA仕様も製品化して欲しいな~と思います。

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↑都内ミニカーショップさんのワゴンセールからサルベージしたジルメックスのモンザ。車高(地上高)が高いので市販のモンザをIMS風にモディファイしたようにも見えます。

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↑同じ題材・縮尺でもこれだけ違う物が出来上がります。どちらが良い・悪いではなく、その違いを楽しんであげたいです(笑)。

さて、このIMSA仕様のモンザですが、少し前に当方は別のモデルを入手していました。・・・それは以前ご紹介したマスタングⅡと同じジルメックス製の1台。都内の絶版ミニカーを扱うショップさんのワゴンセールからサルベージした物です。黒一色のカラーリングながら見紛う事なきIMSA仕様のシェイプです。恐らくスパーク以前では唯一の1/43モデルではないかと思われます。短期間に精密&ユル、2台をゲットしたシボレーモンザ。当方的にはノーマルの市販バージョンも並べてみたい所であります。

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酉年ファイアバード特集 補填; サクラ1/43 ~ '77 or 78 Pontiac Firebird Trans Am

長々お送りして来た酉年ファイアバード特集、今回の補填でひとまず終了です。

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お送りして来ました酉年ファイアバード特集、前回で終わりにして過去ご紹介済みで新たにご紹介するモデル被るものは割愛しようと思っていたのですが・・・今回再掲載するサクラの'77or'78トランザムは以前C3コルベットの”ついで”にご紹介しただけでした・・・。なので”Firebird”カテゴリでソートして一覧出来るよう、改めてご紹介しておこうと思います。尚、同じように過去ご紹介済みのウエスタンモデル製のホワイトメタル完成品はカテゴリでソートして一覧出来る状況なので新たにご紹介はしないでおこうと思います。

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↑日本ではイーグルマスクと称され人気のある'77~'78ファイアバード・トランザム。実車と同時期に日本製ミニカーで1/43化されていました。

・・・という事でサクラ製の'77 or'78ファイアバード・トランザム、同ブランドの”世界の名車シリーズ”No.2として発売された物です。人気のイーグルマスクのTバールーフ仕様で、実車のダイナミックなボディ意ラインをやや誇張しながら上手く捉えているように思います。ボディ、シャシーからホイールまでが金属製でずっしりと重く、エンジンフード、トランク、ドアの開閉機構を備える辺りは時代性を感じさせます。何より1/43スケールであることが嬉しく、当方の知る限りでは実車の現役に近い時期の1/43製品としては唯一の存在ではないかと思います。同時期にダイヤペットでも製品化されていますが、通常1/40の同ブランドでは珍しく、1/43よりも更に小さい大きさで製品化されています。恐らく同ブランドの規格サイズの箱に収めようとした結果ではないかと推測します。

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↑厚肉なボディキャストや開閉部のチリなど、ダイヤペットに似た面もある仕上がりですが、縮尺は1/43となっています。ウエストラインの抑揚などは実車のエモーショナルなラインを更に強調して表現しているように感じられます。当方が知る限りでは、他にブラックのボディカラーバリエーションがあります。

さて、サクラと言えば古くはサクラペットシリーズなどをはじめとして日本のミニカー界では老舗ともいえるブランドですが、70年代のスーパーカーブームの頃に1/43スケールで比較的しっかりとしたシリーズを展開していました。ミニカー史の中では歴史に埋もれてしまっている感がありますが、中には当方好みの車種も含まれているため個人的には興味を持っていました。ブログを相互リンクさせて頂いている方々の記事を拝見し、なんとなく全体像が見えて来たので、ネットで調べた分も含めてリスト化してみました。素人調査なので完璧ではないと思われますがご容赦下さい。また追加の情報や間違いの指摘等、頂けましたら幸いです。

●サクラ製1/43ミニカー(知っている限り)リスト
1.スーパーカーシリーズ
No.1 ランボルギーニ・ミウラ No.2 ランボルギーニ・イオタ
No.3 フェラーリ・365GTBB No.4 ランボルギーニ・カウンタック・LP400
No.5 ランボルギーニ・カウンタック・LP500S
No.6 マセラッティ・メラクSS
No.7 シボレー・スティングレー →当方の過去記事へのリンクはこちら
No.8 フェラーリ・ディノ・246GT
No.9 BMW・レーシング
No.10 ポルシェ928
No.11 マセラッティ・ボーラ
No.12 デ・トマソ・パンテーラ
No.13 ランチア・ストラトス


2.世界の名車シリーズ
No.1 メルセデスベンツ・450SLC 
No.2 ポンティアック・ファイアーバード
No.3 シボレー・コルベット
No.4 ポルシェ934
No.5 ポルシェ935
No.6 ロンドンバス?(詳細不明)
No.7 ロールスロイス(シルバーレイス)
No.不明 セリカXX(初代モデル)

 
3.ピカピカシリーズ 乾電池によるパトライト点滅ギミック付き(スケールは不統一・ナンバー体系不明)
日産セドリック430セダン パトロールカー、タクシーなど
日産セドリック430バン 救急車、消防司令車など
日産スカイライン ケンメリバン パトロールカー、消防司令車
日産スカイライン ジャパンセダン パトロールカー、救急車、消防司令車など
日産キャラバン 
ホンダライフ ミニパト(縮尺不明)
ホンダTN360 道路公団(縮尺不明)
スズキジムニー消防司令車(縮尺不明)
スズキジムニー救急車(縮尺不明)
トヨタランドクルーザー(40系) 道路公団(縮尺不明)
いすゞTX系ポンプ消防車(縮尺不明)
警察バス(路線バスタイプ・縮尺不明、メーカー・車型・・・当方勉強不足で分からず。。。)


4.サクラペット
上記1~3のラインナップ他から車種をチョイスして再編成、元ピカピカシリーズはパトライト点滅ギミックを廃止。
①都電(縮尺不明)
②2階バス(ネオプランと思われる/縮尺不明)
③中央バス(ネオプランと思われる/縮尺不明)
④セドリックバン赤 (430丸目)
⑤ランドクルーザー赤 (40系・縮尺不明)
⑥ランドクルーザー青 (40系・縮尺不明)
⑦ニッサンセドリック黄 (430セダン角目)
⑧ニッサンセドリック赤 (430セダン角目)
⑨セドリックバン白 (430丸目)
⑩ワーゲン (ビートル)
⑪ステングレー赤 (C3)
⑫ベンツ (450SLC)
⑬ジャガー (XJ)
⑭ロールスロイス (シルバーレイス)
⑮トランザム (イーグルマスク)
⑯ステングレーシルバー (C3)
⑰ポルシェ935
⑱カウンタック500
⑲カウンタック400


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・・・という事で年始からのんびりお送りして来た酉年ファイアバード特集はひとまず終了です。新しいネタが増えたら随時ご紹介してゆきたいと思います。

酉年ファイアバード特集; 意外とレア!? ~maxi car '99 Pontiac Firebird Trans Am Conv.

また間が空きましたが、今回も粛々と酉年ファイアバード特集を続けたいと思います。

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・・・以前は毎週末の更新を旨としていた当ブログですが、最近はすっかりサボリ癖がついてしまい、月に3回ぐらいがデフォルトになっております。。。ま、義務感ばかりになってしまっては楽しくないし、続ける意味もなくなってしまうと思うので、マイペースでのんびり行きたいと思います。という事で酉年ファイアバード特集をもう少し。今回ご紹介するのも前回と同じ第4世代の'99年型コンバーチブルです。

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↑この世代のファイアバードの後期型はマッチョでアクの強いポンティアックらしいデザインだなと思います。2段重ねのエンジンフードインテークや4灯式のリトラクタブルヘッドランプのフロントマスクはもちろん、ハニカムパターンのテールランプレンズも個性的です。

前回も記しましたが、ファイアバードはこの第4世代の間、'94モデルイヤーに25周年、'99モデルイヤーに30周年を迎え、それぞれアニバーサリーモデルが販売されました。また、'99年にはデイトナ500マイルレースのオフィシャル・ペースカーにもなっていたようで、そちらのカラーリングを模した車両の画像も見受けられます。30周年とペースカーの限定車が別立てだったのか、或いはオプション違い等、限定車の一部がペースカーのカラーリングを纏っていたのかは良く分かりません。。。(汗)

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↑ミニカーのボディグラフィックパターンは30周年時のデイトナ500オフィシャル・ペースカーに似ていますが、実車はホワイトのボディに濃紺のストライプだったと思われます。

モデルは先回ご紹介したヤトミンと同じ'99年型のコンバーチブルです。中古品を箱なしで入手したので詳細不明でした。ボディカラーも同じようなブラウンメタリックなので、てっきりヤトミンの通常品をベースとしたバリエーションモデルなのかと思ったのですが・・・。良く見るとボディのプロポーションや車両姿勢が微妙に異なります。更に裏返してみると床板は全くの別物。なにやらメーカーロゴのようなものが描かれているのですが・・・もの凄~く小さくて全く読めません。。。今回取り上げるにあたりデジカメで撮影して拡大すると・・・maxi carと読めました!!ですが、ネット検索してもマキシカー製のファイアバードはヒットしません。ダイキャスト製なのでそれなりに数は造られていると思うのですが・・・意外とレアなモデルだったりして!?

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↑床板を比較すると違いが一目瞭然。上がマキシカー、下がヤトミン。全般的に造りこみはマキシカーの方が手が込んでいますが、フル加速しているような尻下がりの車両姿勢は如何なものか・・・。

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↑床板フロント部を拡大すると”maxi car”のロゴが・・・印刷されているのは龍でしょうか???

フロントバンパーのフォグランプとターンランプにクリアパーツが使われていたり、ホイールの奥にディスクブレーキが仕込まれていたりと、細かく見て行くとヤトミントは明らかに異なる点が散見されます。インテリアにも細かい彩色がなされ、フロントシートのヘッドレストには30の文字も(かろうじて)見えます。ボディのストライプパターンも含め、30周年記念/デイトナペースカー限定車のようですが、検索で出てくる実車画像はホワイトのボディに濃紺のストライプの物ばかり・・・このミニカーのようなブラウンメタリックは存在しないのではないかと思います。色々な面で謎の多いミニカーです。

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酉年ファイアバード特集 & 愛しのトイカー達; 正体不明のプルバック ~'85 Pontiac Firebird

エーダイの'70に続き今回は酉年ファイアバード特集と愛しのトイカーのコラボ企画第2弾です。

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'82モデルイヤーに登場した第3世代ファイアアバード&カマロ、2世代目に負けず劣らず'92モデルイヤーまでの長寿を全うしました。フロントノーズやリアウインドウ形状など、何度か大きなフェイスリフトの行われた2世代目に比べると、3代目の外観はモデルライフを通じて余り大きな変化はなかったように思います。今回ご紹介する'85年型では前後バンパーの形状が新しくなり、トランザムを中心にエアインレットがエンジンフードに設けられたあたりが変化点でしょうか・・・。

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↑'85モデルイヤーで前後バンパーが変更され、1部車種のエンジンフードには1対のエアインレットが設けられています。

外観の変化は大きくありませんが、エンジンラインアップは刷新・改良が図られ、登場時は5リッターV8にして165hpだったエンジン出力は、'85ではインジェクション仕様で205hpとだいぶ持ち直しています。翌'86モデルイヤーでは更に225hpへとパワーアップが図られました。'70年代のオイルショックと大気汚染に対応するための厳しい排ガス規制はアメリカ自動車業界にとって大きな試練でしたが、80年代中盤にはかなり改善が進んでいたことが窺われます。

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↑プルバックのトイカーながらプロポーションは悪くありませんし、バンパー形状やエンジンフードのインレット、テールランプデザインなどは正しく'85年型のディテールをトレースしています。1/43では貴重な年式ですし侮りがたい存在です。出会えて良かった!

今回ご紹介するモデルは都内某有名ショップのワゴンセールからサルベージして来たもので500円也。いい加減なカラーリングが残念ですが縮尺は正しく1/43、ご覧の通りプロポーションは中々に良好、ホイールもそれらしい樹脂成型品となっています。エンジンフードに一対のルーバーがあり、かつリアウインドウにはハイマウントストップランプが装着されていないので、'85年型と推測・・・出来るくらい考証は正確なのです。3代目ファイアバードの前中期を補完すると言う意味では貴重な存在であり、これだからプルバックトイカーは止められないのであります(笑)。

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↑プルバックモーターを避けるため、シートはかなり車両前方にモールドされています。・・・狭そう。。。

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↑床板には車種名や縮尺はおろか、メーカー名や生産国の刻印すらありません。素性は全く不明です。

・・・なのですがこのモデル、床板には車種名や縮尺はおろか、メーカーや生産国などの刻印が一切ありません。ネットで調べてもこうしたプルバックトイカーを詳述しているページは発見出来ず、その素性は一切不明。ひょっとしたら販売時には床板にシールなどが張られていたのかも知れませんが、今の所調査する手立ても見つけられない状況です。スケールモデルとしての仕上がりも悪くはないので、他にどんな車種があったのか大いに気になるのですが・・・何かご存知の方がおられましたらご教授下さいませ。

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酉年ファイアバード特集 & 愛しのトイカー達; 謎・・・だった国産トイカー ~エーダイ・グリップマイティ(またはパワーチェンジングカー) ファイヤーバード

今回は酉年ファイアバード特集でありながら愛しのトイカー達でもあります。

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酉年ファイアバード特集、今回も2代目初期のモデルをご紹介したいと思います。日本でも人気の高いこの世代のファイアバードですが、初期タイプの1/43モデルは意外と少なく、”ちゃんとした”1/43モデルは先回ご紹介したNEOのレジン完成品か、ウエスタンモデル製のホワイトメタル完成品(当方未入手。。。)くらいしか思い浮かびません。・・・ですが、実車とリアルタイムに製品化していた事例がありました。正確には1/43よりもやや小さいのですが、それが今回ご紹介する古(いにしえ)の日本製トイカーです。

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↑エーダイのパワーチェンジングカー及び、グリップマイティシリーズとして展開された'70型と思われるファイアバード。古(いにしえ)の日本製トイカーとしてはプロポーションはまずまずではないかと思います。

さて、今回ご紹介するジャンクコンディションの日本製のトイカー、ご覧の通り2代目ファイアバードの初期タイプ'70~'73年型です。位置は実車と異なりますが、エンジンフードのバルジが2つある事から、グレードはトランザムではなくフォーミュラかと思われます。全長は欠品しているリアバンパーを加えると11cm弱といった所でしょうか。ボディ・シャシー共にプラ製で、縮尺的には1/43よりもやや小さいといった感じです。床板の中央前部大きな穴が開いていて、その後ろにゼンマイの四角いシャフトが突き出ています。ボディのプロポーションは日本製の旧いトイカーとしては悪くないのではないかと思いますが、リアウインドー部にはなにやらスライド式のレバーのような物があります。

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↑ブルーメタリックのボディカラーはこのファイアバードには良く似合います。リアウインドウからはゼンマイ走行のスピードを調整出来るレバーが突き出ています。なかなかユニークな機構です。それにしても、左のフロントピラーは複雑骨折、リアバンパーが失われているというコンディションが何とも惜しい・・・。

床板を良く見ると「EIDAI CORPORATION MADE IN JAPAN」とあります。メーカーがエーダイという事は分かりますし、所有したことはありませんが子供の頃に何処かで見たことがあるような・・・。薄ぼんやりとした記憶と共にモヤモヤした日々を過ごしていたのですが、ブログを相互リンクさせて頂いている覆面えるさんのコチラの記事で実体がハッキリしました。このモデルはエーダイのグリップマイティというゼンマイ仕掛けのトイカーシリーズの1台で、後部のレバーで前進・停止が切り替えられ、シャシーには方向転換用の第5の車輪が装着されていてステアが可能だった模様です。また、シリーズ名を”パワーチェンジングカー”と名乗っていた時期もあるようです。(おそらくこちらの方が時代的に古いと思われます)

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↑床板には操舵用の第5の車輪を取り付けるスペースがあります。こちらもなかなか大胆な機構です。ゼンマイの四角いシャフトも懐かしい感じですね。

その後幸運な事にこのシリーズのファイヤーバードとマーキュリークーガをパッケージ未開封状態で入手する事が出来ました。当方はHWなどはブリスターパックをどんどん開封してしまうのですが、流石にこれはおいそれと開封する事が出来ません。。。ファイアバードの方はボディサイドに貼られたシールが劣化して剥がれ落ちてしまっています。マーキュリー・クーガーの方はラジエターグリルの中央部が独立している事からすると珍しい70年型。当方の知る限り、同年式のモデルとして1/43近辺では唯一の存在ではないかと思われます。パッケージ裏面に印刷されている本シリーズの特徴は以下の通りです。

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↑後年入手したパッケージ未開封のグリップマイティ、'70ファイアバードと'70マーキュリー・クーガー!!

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↑パッケージの裏面には商品の特徴と、嬉しい事にラインアップの記載が・・・。

☆特徴
ミニカー(A・B)
●特殊ゼンマイで長時間ダッシュ!!
●レバーチェンジでスピードコントロール!!
●左折、右折も思いのままOK!!
●1/40精密スケールモデル  (正確な統一縮尺ではありません。少なくとも米車は1/43以下です。)

タンク
●特殊ゼンマイで長時間走る!!
●車体から火花が発火!!
●どんな坂でも登る   (・・・おいおい、そりゃホントかね!!)


パッケージの裏面には嬉しい事にシリーズの展開車種も記載されていました。一体このシリーズにどれだけの車種があったのか興味をそそられますが、残念ながら全貌は分かりませんでした。調べて存在が確認出来た車種を以下にリスト化しておきます。きひょっとしたら他にもまだバリエーションがあるのかも知れません。

●エーダイ・グリップマイティ ”ダッシュミニカー”シリーズ / パワーチェンジングカー 分かる範囲リスト

①グリップマイティ パッケージ裏面の記載
ミニカーA 650円
・ニッサンフェアレディー(S30系初代Z)
・トヨタセリカGT(初代A20/30系前期型)
・トヨタセリカGT(2回表記あり、ルーフキャリア付きを指している?)
・トヨタセリカLB(初代A20/30系前期型)
・モンザGT
・ジャガーEタイプ

ミニカーB 650円
・ファイヤーバード(他の車種の年式を考えると'70年型か?)
・マーキュリークーガ('70年型)
・ニッサンスカイライン(ケンメリHT C110型)
・コロナマークⅡ(2代目 X20系HT)
・セドリック救急車 (230系ワゴン えるさん家所蔵
・ハイエース事故処理車(初代H10系パトカーカラー)

タンク 650円
・(日本)61式タンク
・(アメリカ)M-60タンク
・(ドイツ)レオパルドタンク


②上記以外でネット検索等で見かけたもの(パワーチェンジングカー含む)
・ホンダ1300X(クーペ)
・ハイエース救急車(初代H10系)
・ハイエース消防司令車 (初代H10系)
・D51型蒸気機関車
・ジャガーEタイプ ガッチャマン仕様(えるさん家所蔵
・モンザGT ガッチャマン仕様
・トヨタセリカGT(ルーフキャリア+スキー仕様)
・トヨタセリカGT(ルーフキャリア+スペアタイヤ仕様)
・コロナマークⅡラリーカー仕様(初代T70系HT)
・コロナマークⅡパトロールカー(初代T70系HT)


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↑こちらは打って変わって派手なカラーリングのファイアバード、ボディサイドのシールは糊が劣化して剥がれてしまっています。

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↑同時に入手したもう1台は'70マーキュリー・クーガー。中央部が独立したラジエターグリルが特徴で、1/43近辺では極めて貴重なモデル化です。

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愛しのトイカー達 ; 商品名「つぎとまります!」~トイコー IRリモコン ワンマンバス いすゞ エルガ ノンステップバス

今回はアメリカ車、1/43スケールから離れて、バスのトイカーをご紹介したいと思います。

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皆さんは子供の頃、バスに乗ると無性に降車ボタンを押したくなったりしませんでしたか?・・・当方は無性に押したくなる子供でした(笑)。他には鉄道駅のきっぷ販売機のボタンとか・・・。思うに自分の行動に対して何らかのリアクションがある、それも大好きな乗り物関係で・・・というのが嬉しかったんじゃないかなと思います。そんな子供時代の経験を持つ乗り物大好きオジサンが、近所のスーパーに買い物に出掛けた折、ハートを鷲掴みにされるようなトイカーに出会ってしまいました(笑)。そのモデルは大型スーパーマーケットのおもちゃ売り場のバーゲンコーナーに、いかにも売れ残りといった風情で1セットだけがポツンと置かれ、お値段1,800円+α也-。価格的にちょっと迷いましたが、気が付いたら買い物カゴの中に入っていました。

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↑パッケージや車体のどこにも表記はありませんが、縦型4灯ライトが特徴的な先代いすゞエルガのノンステップ仕様がプロトタイプ。ボディはこの手のトイカーにありがちなデフォルメもなく、スケールモデルと言って良い完成度です。

それは株式会社トイコー”「つぎとまります」 IRリモコンワンマンバス”なる商品で、家に帰って調べてみると、メーカーの希望小売価格は何と3,980円!購入した個体は箱がややくたびれた様子だったとは言え、定価からすると半値以下のバーゲンプライスだった事になります。当方が入手した架空のカラーリングの他、京急バスと阪急バス仕様のバリエーションがあるようです。全長29センチ弱と、そこそこの大きさの路線バス1台にコントローラー、停留所x2個が付属しています。バスのモデルはどこにもメーカー名や車種名がありませんが、1世代前のいすゞエルガ・ノンステップバスで、この手のトイカーにありがちなボディのデフォルメもなく、スケールモデルと言って良いプロポーション&ディテールに仕上がっています。ホイールベースから推測すると1/38~1/40といった所でしょうか。1/43よりちょっと大きいのが当方的にはやや残念な所・・・。

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↑何より乗り物大好き少年&オジサンのハートをがっちり掴んで離さないのがこの降車ボタン型コントローラー。長さ10cm程に拡大されていますが、その色使いやフォルム、ぼんやり光る「とまります」の文字がとってもリアル♪ 左側のスタートボタン(押すと裏面のスピーカーから走行音、右側のホーンボタン(クラクションがファン・ファンと2回鳴る)に比べて、オレンジの停車ボタン(押すとピンポ~ン♪つぎとまりますのアナウンス)の大きさがこの商品のコンセプトを如実に物語ります(笑)。

商品名がラジコンでなくIRリモコンなのは、前輪がステアせず基本的に直線上でのゴー&ストップしか出来ないから?・・・トイカーとして面白くないと思われるかもしれませんがさにあらず。出来の良いバスのモデルもさる事ながら、この製品の最大の魅力はコントローラーなのです。冒頭の当方の少年時代に共感された方ならお分かり頂けるかと思うのですが、なんとコントローラーが大きな降車ボタンのカタチをしているのです!コントローラーの左側のスタートボタンを押すとエンジン音と共にバスがスタート、右側のボタンで随時クラクションを鳴らすことが出来ます。そして、降車ボタンを押すと・・・ピンポ~ン♪ 「次停まります」の音声の後におもむろにバスが停車します。メーカーさんの製品紹介ページのコピーの通り、まさに「降車ボタンをひとりじめ」であります。アクション的にはこの降車ボタンを押してからしばし惰行するのが絶妙なのです。

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↑車両側のスイッチをONにするとヘッドライトが点灯、降車ボタンを押すとブレーキランプが点灯するという芸の細かさをも見せてくれます。

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↑手動ですがルーフのクーラー脇のレバーを引くと扉が開閉します。前扉はグライドドア、中扉は引き戸とリアル。付属するバス停も良い雰囲気で楽しいですが、この架空カラーと、京急バス、阪急バス仕様でそれぞれ形が異なります。う~んマニアック。

前述の通りバス停が2つ付属しているので、適当な距離を置いて2つのバス停を置き、1つ目のバス停を発車、クラクションを鳴らしたりしつつ、タイミングを見計らって降車ボタンを押し、上手く2つ目のバス停に止めるなんていうのがデフォな遊び方なのかも知れません。バス本体はスイッチオンでヘッドランプが点灯、降車ボタンを押すと停車時にブレーキランプが点灯します。車体の屋根のレバーをスライドすると前扉・中扉が同時開閉するのですが、中扉は引き戸、前扉は折り戸ではなグライドドアと中々マニアックであります。また床板のレバーで電動走行とコロ走行を切り替える機能付き!・・・なかなかにバスマニア乗り物好きな男の子の心理を分かった商品企画と思います。1/43でグレイハウンドバスなんか作ってくれたら最高ですが・・・あちらのバスには降車ボタンなんて付いていないかも知れませんね・・・。

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↑それにつけてもスケールが1/43じゃないのが惜しい!(個人的感想です/笑)
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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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