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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

スクリーンを駆け抜けたクルマ達; Blues Mobile & Illinois State Police from "The Blues Brothers"

・・・少々飽きて来たので「クライスラー強化計画」は今回でひとまず終わりにしたいと思います。

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↑劇中のショッピングモールのシーンを再現。・・・ブルースモビルは過去ご紹介済みの第1弾製品の方です。(フォトレタッチでライトが点灯したような表現にしてあります。ミニカーのライトは点灯しません/笑)

当ブログにおける、GM/フォードに対するクライスラー系車種の記事アップ数不均衡を多少なりとも是正しようというクライスラー強化計画、振り返ってみると昨年の3月末くらいから始めて、マイペースな亀更新ながらおよそ30記事くらいをUPしました。果たして不均衡は是正されたのか?・・・と、カテゴリー欄を見てみると、記事のアップ数は・・・GM=156、フォード=160、クライスラー・・・84。。。やっと半分強といった所でしょうか。まだまだ道のりは険しいのですが、当方自身ちょっと中だるみになってきたのと、他にも色々とご紹介したいブツもあるので、「クライスラー強化計画」は今回でひとまず終了としたいと思います。とりあえずのトリを飾るのは、少し前に発売になったグリーンライトのハリウッドシリーズからの新製品。映画”ブルース・ブラザース(原題;The Blues Brothers)”の劇中車、ブルース・モビルこと'74ダッジモナコのメガフォン付きバージョンと、'77ダッジ・ローヤルモナコのイリノイ州警察仕様です。

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↑ブルースモビルのベースである'74ダッジモナコに関しては、過去記事のミニチャンプス製モデルコーギー版ブルースモビルグリーンライト版第1弾を参照下さい。

先ずはブルースモビルの方ですが、当ブログでも過去にご紹介している通り、グリーンライトでは既に製品化済み。新製品ではルーフに巨大なメガフォンを搭載、「トゥナイトオンリー~」と、遂に再結成になったブルース・ブラザース・バンドのライブコンサート開催の宣伝を行っていた時の仕様を再現しての製品化となりました。今回、色々と確認したくて久しぶりに作品のDVDを観たのですが、ルーフにくくりつた巨大なスピーカーは、公園の放送塔から失敬した物でした。また、ブルースモビルのリアウインドウを打ち抜いたのはイリノイナチの面々と思い込んでいたのですが、ライブの仕事を横取りされたカントリーバンド、グッド・オールド・ボーイズの面々による物でした。

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↑ルーフに巨大なスピーカーを載せた以外は、ボディの汚しや”グッド・オールド・ボーイズ”の面々に打ち抜かれたッリアウインドウなどの再現は前回製品に準じているようです。

さて、ブルースブラザース劇中車として今回新たに製品化されたのは、イリノイ州警察仕様の'77ダッジ・ローヤル・モナコ。基本的にはブルースモビルの'74モナコと同一のボディですが、'75モデルイヤーに上級2車種がローヤル・モナコ、ローヤル・ブルーアムへ改称され、格納式のコンシールドヘッドランプを採用しました。その後'77モデルイヤーではモナコの名称はインターミディエートへと継承され、フルサイズはローヤルモナコ系列だけになりますが、この年限りで消滅しました。ベーシックなモナコよりも大きく立派なラジエターグリルを持ち、コンシールドヘッドランプと相まって高級感のあるスタイリングとなっています。

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↑今回新たに製品化されたイリノイ州警察仕様の'77ダッジ・ローヤル・モナコ。この世代のボディでは最終年式にあたります。この後、ダッジのフルサイズはやや小型化されたセントレジスへと引き継がれました。

劇中、イリノイ州警察のポリスカーは前半のショッピングモールでの一大カーチェイスと、ライブ会場からハイウェイまでの追跡シーンに登場します。今回モデル化された10号車は、ショッピングモールでの追跡にあとから参加した方で、モール内で転覆してぐるぐる回転していた個体です(笑)。劇中は夜間のシーンのためライトが露出していて気づかなかったのですが、、改めて確認するとモナコではなくローヤル・モナコだったのですね。恥ずかしながら、今回グリーンライトのモデルがライト格納状態で製品化されたため初めて気付いた次第です。再確認すると、後半、シカゴ市内でブルースモビルを追跡したシカゴ警察の車両にも、ローヤル・モナコが多数含まれていました。

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↑'74モナコとは大きく表情の異なるローヤルモナコ。ボディの金型は新規に起されているようです。'74ボディ流用でお茶を濁すのではなく、微妙な違いに新作で対応しているのは凄いと思います。

グリーンライトのミニカーですが、ブルースモビルの方はルーフに巨大なスピーカー(まさにメガフォン/笑)を載せた以外は以前の製品と基本的に同じようです。イリノイ州警察のローヤル・モナコは前述の通り顔周りの造形が大きく異なるため、金型が新たに起されているうに思われます。なんとも贅沢な製品化ですが、ひょっとしたらプレミアムXやホワイトボックス版でノーマルのセダン仕様が発売になったりするかもしれません。華やかなメタリックボディ、バイナルトップ、豪華なフルホイールキャップの姿も是非見てみたいな~と思います。・・・フォード・トリノ、シボレーインパラ、ビュイック・グランナショナル等々、ワイルドスピードシリーズを含むグリーンライトの劇中車シリーズのおかげで比較的安価に1/43アメリカ車のバリエーションが増え、嬉しい限りであります。

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↑今回の新製品、ブルースモビルのメガフォン付き仕様と、イリノイ・ステート・ポリスのローヤル・モナコ

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↑先に発売されたシカゴ警察仕様の'75 ダッジ・モナコと今回発売になったイリノイ州警察仕様の'77 ダッジ・ローヤル・モナコ。ミニカーのボディは似ていますが別金型のようです。
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・・・これくらいでちょうど良い!? ~White Box '59 Plymouth Savoy CHP

当ブログにおけるGM/FORDに対するクライスラー系車種の記事アップ数不均衡を是正するクライスラー強化計画、今回は発売になったばかりの新製品をご紹介します。

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さて、今回ご紹介するのは'59プリマス・サヴォイであります。サヴォイという名称は年代によってその意味合いが異なるのでややこしいのですが、'59年型ではプリマスフルサイズのエントリーグレードという位置付けで、その上にベルベディア、フューリー、スポーツフューリーが存在していました。フルサイズの廉価グレードという性格上、自家用と共にポリスカーやタクシーなどにも多くが使用されていたようです。

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↑海外分冊百科のボンドカーコレクションで新規製作されたと思われる'59サヴォイ・セダンの金型。様々な罵詈エーーションを経て、今回はホワイトボックスブランドからCHP(カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール)仕様で登場しました。

この頃のアメリカン・フルサイズはGMやフォードでもトリムレベルによって名称を変えるのが通例となっていて、同じ'59年型だとシボレーでは下からビスケイン/ベルエア/インパラ、フォードなら下からカスタム/フェアレーン/ギャラクシー(追加グレード)といった具合。プリマスの場合は前年の'58モデルイヤーまでは更に下にプラザという廉価グレードがあり、上はベルベディアでサヴォイは中間グレードでした。年式によって位置付けが変わったり、新しい名称が加わったり、フルサイズの名前だった物がインターミディエートに移行したりとアメリカ車の車名の変遷は本当に複雑です。

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↑近年の製品としては比較的安価な製品なので、エッチングパーツなどは奢られていませんが、こういう車種はこれくらいのディテールでも良いのではないでしょうか・・・。

ミニカーは最近、当方にとって頼れる存在となりつつあるホワイトボックスブランドのもの。当方の知る限り、この金型が起こされたのは欧州で展開されていた分冊百科の「ボンドカー・コレクション」ロシアから愛を込めてに登場したタクシー仕様かと思われます。その後別の分冊百科シリーズでオクラホマ・ハイウエィ・パトロール仕様になったり、シカゴのタクシー仕様になったりしました。その生い立ち上、人気のある上級グレードのHTでなくベーシックグレードのセダンでの製品化となりましたが、それゆえ様々なバリエーションが誕生する事にもつながったと言えそうです。今回は映画などでもお馴染みのCHP(カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール)のポリスカー仕様での発売となりました。

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・・・という事で、モデルはダイキャスト製で細部は比較的シンプルな造りとなっており、エッチングパーツは一切無く、ボディサイドのモールディングなどは一体成型+印刷による表現になっています。・・・ですが、ワイパーやアンテナなどはプラ製の別パーツになっていますし、ラジエターグリルもメッキ単色ではなくブラック/シルバーになっている等、価格を考えればなかなか頑張っているのではないかと思います。通常の乗用セダンでの製品化も予定されれいるようなのでそちらもちょっと楽しみです。こういうフツーのクルマのモデルは、やたらと高価になってしまうより、安価にバリエーションが楽しめる方が有り難いように思います。

クライスラー強化計画!? ~ロシアから来たポリスカー  '73 Dodge Coronet LAPD

このモデルは別の機会にご紹介しようと思っていたのですが、FZIRO様から頂いたコメントに関連して急遽登板です。

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ダッジコロネットの名称は、'49年にダッジ初の戦後型としてデビューした歴史ある物です。'59年型を最後に1時途絶えていましたが、'65年からインターミディエート(中型車)として復活。今回ご紹介するのは'71年型として登場した世代。'77年型から名称が変更され、先回ご紹介したフルサイズからモナコの名前を受け継ぎますが、翌'78年に生産終了となってしまいました。プリマス版の兄弟車であるサテライトと共に、ポリスカーとして多くの映画やドラマでもお馴染みの存在でありました。そうそう、我々の世代はトミカの外国車シリーズで慣れ親しんだものでしたね・・・。

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↑映画やTVドラマでお馴染みダッジのインターミディエート、コロネットのポリスカー、しかも意外と製品の少ないLAPD(ロサンジェルス市警察)仕様なのが嬉しい1台です。

インターミディエートとはいってもそこは'70年代初頭のお話。全長5..26m(末期モナコでは5.545m)全幅1.975m、全高1.36mと堂々たるサイズを誇り、搭載エンジンもフルサイズと同等の440cu.in(7.2リッター)マグナムエンジンまでが用意されており、ポリス・インターセプターの多くにもマグナム440が搭載されていたであろうことは想像に難くありません。ポリスカーやタクシーのベースとなる4ドアセダンの他、ワゴンボディがありましたが、プリマス版のサテライトにあった2ドアHTはなく、実質的に同時期のチャージャーがそのポジションとなっていました。

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↑このミニカーはディアゴスティーニの分冊百科、しかもロシアで発売されているシリーズからの1台です。とうほうは海外オークションでロシアの出品者様から入手。

さて、今回ご紹介するミニカーは、ディアゴスティーニがロシアで展開している分冊百科系のシリーズの1台で、何とも嬉しい事に映画でもお馴染みのLAPD(ロサンジェルス市警察)仕様です。ミニカー自体はイクソ系の物のようですが、他のシリーズでタクシー仕様が製作されている他、White Boxシリーズでノーマルのセダン仕様が日本でも発売される予定となっています。イクソ系のモデルはプレミアムXを含め比較的安価な価格設定を維持していますが、このように1つの金型を様々な仕様・ブランドで有効活用する事もその秘訣かも知れません。こうした施策はバリエーション、価格の面から見ればコレクターとして歓迎して良い部分ではないかと思います。

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↑ミニカー自体はイクソ系のモデルのようです。他のシリーズでタクシーになっていた他、ノーマルセダン仕様はWhite Boxブランドで日本へも入荷する予定です。

かつてミニカーコレクターの情報源は直接ショップで仕入れるか、専門誌、同好の士からの口コミによるしかありませんでした。インターネットが普及した今日では、かつては知らなかったモデルが存在している事や、それらをネットショッピングで入手する事も出来るようになりましたが、このモデルもeBayでその存在を知った1台。はるばるロシアから届きました。送料を含めてもかなり安価な価格設定でした。少々時間が掛かりましたが無事到着。出品者様は分冊百科の冊子も同梱して下さいましたが、残念ながらロシア語のためサッパリ読めず。。。写真で雰囲気を楽しむのみであります・・・。

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↑ロシアの出品者様は分冊百科の冊子も送ってくれたのですが・・・残念ながらロシア語で全然読めません。。。写真を眺めて雰囲気を味わうのみです・・・。

クライスラー強化計画!? いきなり劇中車 GREENRiGHT "Bluesmobile" "Cicago Police"

クライスラー強化計画第1弾を何にしようかと思案していたら、タイムリーな新製品の発売が・・・。今回の記事は同じクライスラー系劇中車繋がりで、覆面える様のマーミット製1/25ポインター号の記事へプチ勝手連返しです。

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↑画像はグリーンライト製ミニカーとコーギー製フィギュアの共演です。

・・・と言う事でブルースモビルであります。言うまでもなく、'80年に製作されたコメディ・ミュージカル(!?)の大傑作、”ブルース・ブラザース(原題;The Blues Brothers)”でジェイク(ジョン・ベルーシ)・エルウッド(ダン・エイクロイド)のブルース・ブラザースと共に主役級の大活躍を見せたクルマです。そのブルースモビルのベースになっているのは’74年式のダッジモナコ。'74~'77年の間に製造され、旧き佳きフルサイズセダンとしてモナコの名を名乗った最後の世代となります。'76~'77の上級仕様であるローヤル・モナコ、ローヤル・ブルーアムでは、格納式のコンシールド・ヘッドランプを採用していましいた。その後モナコの名前はコロネットを改称する形で、'77年からインターミディエートに引き継がれる事になりました。

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↑警察払い下げ車両の'74ダッジ・モナコ。昔ながらのフルサイズボディに440エンジンを搭載した元ポリス・インターセプターです。

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↑待望のグリーンライト・ハリウッドシリーズの1/43モデル。プロポーションはちょっぴりビミョ~な感じですが、フロントピラーのスポットランプやブッシュバー、撃ち抜かれたリアウインドウ等々ディテールの拘りはかなりのものです。

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↑劇中車のくたびれた感じをウエザリングで再現。汚しはルーフやタイヤ&ホイールにまで及んでいます。

日本では考えにくい事ですが、アメリカでは退役した古いポリスカーを中古車として一般に払い下げる事が普通に行われているようです。中古とはいえ、高性能なポリス・インターセプターを民間に払い下げてしまって良いんですかね・・・。で、劇中ではジェイクの服役中に先代ブルースモビル=キャデラックをマイクと交換してしまったエルウッドが、次世代ブルースモビルとして選んだのがよりにもよって警察払い下げ車両の'74ダッジ・モナコだったという皮肉な設定でした。・・・が、そこにはエルウッドなりの美学があったようで、コップ・ショック、コップ・サスペンション、440エンジン搭載のブルースモビルは時に神掛かりなポテンシャルを発揮。ジェイクとエルウッドを何度も窮地から救いますが、2人が世話になった孤児院救済というミッション遂行の中でバラバラになってしまったのでした・・・。

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↑こちらは映画の後半、シカゴの市街地に入ったブルース・ブラザースを追跡し、街中に廃車の山を築き上げたシカゴ警察仕様の’75ダッジモナコ。実際の劇中車は'75よりも76や'77の方が多かったです。

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↑モデルはこの時代のライトバーやポリスカー特有のスポットライト等のポイントをしっかり押さえています。深リムのスチールホイールに装着されたタイヤは、この時代の物としてはちょっとハイトが低過ぎる感じです。

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↑う~ん、、当方のつたない撮影技術では分かりにくいかも知れませんが・・・'74 のブルースモビルは横桟基調のラジエターグリルなのに対し、'75のシカゴ・ポリスは格子状グリルなのがお分かり頂けるでしょうか・・・。単にスミ入れの仕方の違いかも知れませんが、モールドが違うように見えなくもない・・・。

ミニカーは個人的にその発売を待ちわびていたグリーンライトの1/43モデル。先にご紹介した新旧エレノアに続くハリウッドシリーズの第2弾となります。製品化されたのはブルースモビルこと'74ダッジモナコと、シカゴ市街に入ったブルース・ブラザースを執拗に追跡し、廃車の山を築きあげたシカゴ警察仕様の'75ダッジ・モナコ・・・製品名に年式まで記載されていますが、果たして違いはあるのかしらん・・・。実車の'74と'75ではラジエターグリルのパターンがちょっと違うかな~という感じですが、この2台のミニカーは・・・よ~~く見るとちゃんとラジエターグリルが作り分けられている!(ように見えます・・・) もっとも、劇中でブルースモビルを追跡していたポリスカーの多くは'76~'77年型だったのですが・・・。

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↑ブルースモビルとシカゴ警察仕様のダッジモナコは、老舗ブランドのコーギーからも発売済。それぞれブルース・ブラザースとポリスオフィサーのフィギュアが付属していました。尚、シカゴ警察仕様は劇中車として発売された訳ではなく、ポリスカーシリーズの一環として発売された物でした。

古くから当ブログを観て下さっている方は或いはご記憶かもしれませんが、このブルースモビルとシカゴ警察仕様のモナコは既にコーギーが1/43で製品化しており、当方もコチラの過去記事にてご紹介しています。双方を比較すると中々興味深いのですが、ボディのプロポーションや各部のフィニッシュはコーギー版の方が優れているように感じます。また、コーギー版はブルースモビルにジェイクとエルウッド、シカゴ警察車にポリスオフィサーのフィギュアが付属している点もポイントが高いです。一方、グリーンライト版は前述の通り'74と'75でグリルを作り分けている(!?)他、ドライバー側フロントピラーに装備されたスポットランプや、イリノイナチの一派に銃撃されて破損したリアウインドーを再現するなど、マニアック度合いでは一歩上を行っていて甲乙が付け難い感じです・・・と、製品の優劣を比較するよりは、ブルースモビルが複数のブランドで1/43ミニカー化されて並べられるという幸せを噛みしめたいな~と思います(笑)。

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↑ブルースモビル、シカゴ警察仕様それぞれ左奥がコーギー、右手前がグリーンライト製です。ボディのプロポーションと全体的な仕上げはコーギー、劇中車としてのディテールの再現度や汚しっぷりはグリーンライトと甲乙付け難い感じです。

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↑ジェイクとエルウッドをあしらったパッケージもやっぱり楽しい仕上がりです。

小さな体躯にデカい顔 ~ FIRST RESPONSE '83 DODGE DIPLOMAT

今回はちょっと渋めの1台をご紹介します。


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↑インターミディエートで全長5mそこそこですが、エラそうな顔をしています。


本日ご紹介するのはダッジ・ディプロマット、'77年に登場したクライスラーのインターミディエートセダンです。ダッジ・アスペン/プリムス・ヴォラーレのシャシーを延長して誕生し、同じMボディとしてはプリムス・グランフューリー、クライスラー・ルバロン、ニューヨーカー/フィフスアベニュー等が存在ました。小さくなったとは言え、全長5mを超えるRWDとして、ポリスカーとしても活躍。シボレー・カプリースやクラウン・ビクトリアと並び、映画やドラマでもお馴染みの存在でした。


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↑小柄(当時の米国基準です/笑)ながらがっしりしたボディといかめしいツラ構えが独特の個性を醸し出しています。


オイルショック以降、デトロイトにダウンサイジングの嵐が吹き荒れていた頃のクルマであり、慣れない小さな寸法に苦心の跡がありありと見られるようなスタイリングです。切り立ったリアウインドー、短いリアオーバーハング。何とか豪華さを保とうと、仰々しいグリルやクロームのモールディングで精一杯飾り立てた結果、なんとも賑やかな外観となっています。大きなアメリカ車が好きな当方は、当時は好きになれないクルマでした。・・・が、今見るとこれはこれでイイ(笑)。小さいけれどがっしりした体躯、威張っているようなデカいツラは何となくブルドックを連想させます。


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↑基本的に以前、映画「ユージュアル・サスペクツ」の劇中車としてご紹介したモーターマックスの金型を使用していますが、各部ディテールはブラッシュアップされています。画像は有りませんが、基本的には床板まで共通です。


ミニカーはポリスカーミニカーを得意とする・・・というか、ほぼポリスカー専門のファースト・レスポンスの製品。同ブランドの例に漏れず多種多様なポリスカーのバリエーションが展開されていますが、今回ご紹介するグリーンメタリックやブルーメタリックのノーマル仕様や、嬉しい事にイエローキャブ仕様も発売されています。似ているな~とは思っていたのですが、どうやら基本的には過去にご紹介したモーターマックス製の金型を使用しているようです。しかし、エンジンフード先端のペンタスターエンブレムがエッチング製になっていたり、タイヤ&ホイールが精度の高いものに交換されていたり、アンテナやドアミラーなどのディテールが追加されていたりと、そこここがグレードアップされています。


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↑ホイール、ライトバー、アンテナ、ブッシュバー・・・アンダカバーカーや郡警察仕様などの単色ボディの個体を製作出来るよう、多数のパーツが付属しています。


さて、先程ノーマル仕様と書きましたが、そこはファーストレスポンス製品。ただのセダンで済む筈はありません(笑)。このミニカーには各種ライトバーやホイール、アンテナ、ノーズに装着するブッシュバーやスポットランプ等々、その筋のパーツがこれでもか!とばかりにテンコ盛りで付属しており、アンダーカバーカー、或いはアンマークドカーと呼ばれる、いわゆる覆面パトカーに仕立てる事が出来るようになっています。彼の地(米国)でもポリスカーモデルの世界では1/43がメジャーな存在のようなので、今後もこうしたポリスカーに使用された車種の製品化を期待したい所であります。


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↑プロトタイプはファーストレスポンスのサイトによると'85という事になっています。その年代では上級モデルは顔付きが変わっていた筈。ベーシックグレードのこの顔(旧型のまま)はポリスカーのベースとしては好適なチョイスでしょう。(因みにオリジナルのモーターマックス版は'83と表記されていました。


三つ子の魂百まで?それとも妥協!? ~Motor Max FORD POLICE INTERCEPTOR CONCEPT

昨年の今日、当方はこの事実を掴んでいませんでした・・・。


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↑映画やドラマでも大活躍したクラウン・ビクトリアのポリスインターセプターは昨年製造が終了。今後フォードのフリートビジネスを担うのはトーラスベースのポリスインターセプターです。


旧き佳きアメリカンフルサイズの伝統を今に伝え続けた一台、我が愛しの”クラウン・ヴィック”は今からちょうど1年前、2011年9月16日ひっそりとその歴史に幕をおろし、(動画はコチラ)代わりにフォードのフリートユースの主力となろうとしているのが本日ご紹介するポリス・インターセプターです。米国フォードの乗用車ラインナップでは今や最大型車種に成り上がったトーラスをベースとし、今年に入ってからデリバリーを開始したようです。ハイパフォーマンスバージョンではトーラスSHO譲りのV6 3.5リッター直噴DOHC、エコブースト・ツインターボエンジンから365hpを絞り出しています。駆動方式は6速コラムATを介したAWD(全輪駆動)。古風なペリメーターフレームシャシーで、OHVではなくSOHC化されたV8エンジンである事ぐらいが目新しい点だったクラウン・ヴィックとは比較にならないハイテク振りです。


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車名はベースのトーラスの名を冠さず、シンプルにポリスインターセプターと呼ばれます。他にエクスプローラーベースのSUVタイプが存在します。2010年にプレス発表され、2011年には各種ショーに出品。販売開始は2012年になってからのようです。


・・・しかし最初にこのポリスインターセプター・・・というか、ベースとなるトーラスを見た時は全然ピンと来なかったのです。低く、長く、幅広く、意外に優雅なボディラインのクラウン・ビクトリアに比べ、背が高く武骨でお世辞にもスマートとは言い難いプロポーション。DOHCツインターボでリッター100馬力越えのハイパワーとはいえ、エンジンがV8ではなく駆動方式がFRでない事も、コンサバな米車ファンの当方には受け入れ難い部分でした。余りにもクラウン・ビクトリアとは異なっている・・・。故に、正直言って余り好きにはなれないクルマだったのでした・・・。


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↑最近の米国製セダンは車高が1500mmを超えている物が多くなっています。このクルマのベースであるトーラスも然り。これはこれでマッシヴでカッコ良いのですが、「低く・長く・幅広く」と言うアメリカン・フルサイズセダンのプロポーションは、過去の物となってしまったようです。


ところがここ最近、自分の中でこのトーラス/ポリスインターセプターがとても気になる存在になっています。きっかけは今回ご紹介するミニカーを入手した事でした。。。我ながら全く馬鹿だな~と思うのですが、ミニカーを掌に載せて眺めている内にそのマッシヴでソリッドなプロポーションが認識され、「・・・これはこれでカッコ良いのではないか!?」と思えるようになってしまったのです。これを子供の頃にブリットやバニシングin60等の映画でマスタングのカッコ良さをインプットされてしまったフォードファン魂の発露と見るべきか、或いは今ある物を受け入れるしかないという諦観と妥協の産物と捉えるかは判断に苦しむ所です。。。


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↑デリバリーが開始された新世代ポリスインターセプター、果たしてクラウン・ビクトリアが築いたマーケットシェアを守る事が出来るのでしょうか!!


ミニカーはモーターマックス製で、プロトタイプは2011年のデトロイトショー等で公開されたコンセプトカーバージョンです。トーラスとしては~'12モデルイヤーまでの初期型の顔付きをしています。米国での販売価格は10ドルそこそこの至って廉価なモデル。ですがボディのプロポーションも悪くありませんし、ディテールもテールランプは塗装で済まされてしまっているものの、ヘッドランプは複雑な形状のベゼルにクリアレンズと言う構成となっています。無塗装ですがインテリアやシャシーのディテールも結構頑張って再現しています。この新生ポリスインターセプター、クラウン・ビクトリアの後を継いで成功作となれるのか、推移を見守ってゆきたいと思います。


禁断の書店系アイテム!? 1/24 HARLEY DAVIDSON '70 ELECTRA GLIDE スクリーンを駆け抜けたクルマ達 ”Electra Glide IN BLUE

予備知識なしに、書店で禁断のアイテムを見つけてしまった・・・ような気がします。


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↑デアゴスティーニのハーレーダビットソン・プレミアム コレクションの外箱、冊子、1/24モデル、そして映画「グライド・イン・ブルー」のDVD。


基本的には車輪が4つ以上ついた乗り物が大好きな当方(笑)。バイクについての興味や知識は少し薄いのですが、ハーレー、特に白バイとして映画やTVドラマで大活躍のエレクトラグライドともなると話は別。個人的にはアメリカを象徴するバイクとして子供の頃から脳裏に焼き付けられています。そんな当方が先頃書店に行った折に見つけてしまったのがデアゴスティーニ・ジャパンのハーレーダビッドソン・プレミアム コレクションシリーズ。縮尺は1/24でプラキットやラージスケールのミニカーと並べられるサイズ。今年の3月から販売されていたようですが全然気が付きませんでした。。。全10種で、全てを購読するとなんと映画イージーライダーでピーターフォンダとデニス・ホッパーが乗り回していた劇中車2台セットが貰えるそう・・・うむ~。。。


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付属のケースは背面が”ハーレーダビットソン”のロゴ入りミラー、ベースが縞鋼板風のなかなかに凝った物。


エレクトラグライドはハーレーのバイクの中でも長寿を誇るモデル。当方は恥ずかしながらこの分冊本を買うまで知らなかったのですが、ハーレーで初めて12Vバッテリーとスターターモータを備えたモデルで、それが名前の由来ともなっているのですね。ミニカーは’70年型のエレクトラグライドで物凄く精密と言う訳ではありませんが、シート下のバッテリーケースやV型2気筒1207ccエンジン等主要部分はらしく再現されています。ちゃんとしたクリアケースに入っているのもコレクターとしては嬉しい点です。・・・ところがこのシリーズ、デアゴスティーニのサイトを調べても出て来ないのです。ネットで調べた中では神奈川県限定との噂も見られましたが・・・良くあるパイロット販売なのか・・・どうなんでしょうね。


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↑バイクにしてこの重厚感。モデルはタンクやフレームがダイキャストらしいですが、樹脂部品が多くそれほど重くはありません。


さて、前述の通り数々の映画やドラマで活躍しているエレクトラグライドですが、当方にとって最も印象的な作品は1973年の”グライド・イン・ブルー(原題;Electra Glide IN BLUE)”でしょうか。子供の頃から筋金入りのアメ車バカ(笑)だった当方は、ハーレーやその他劇中に登場するクルマ目当てでTVで観ました。(ウチの親は子供がこういう作品を見る事をよく許容してくれたものです・・・)当時はスト―リーなどは殆ど理解出来ていなかったと思うのですが、その衝撃的なラストシーンはトラウマになるくらい強烈な印象を残しました。題名のグライド・イン・ブルーはこのラストシーンを象徴しているのだろうと思います。


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↑不本意ながら、頭が三角形のドライバーが夏休みで何処かへ出掛けてしまったので(笑)、台座に固定したままで失礼します。。。


モニュメント・バレーで白バイ警官を務めるジョン。田舎町の平穏で退屈な日常・・・。しかしある老人の不審死をきっかけに殺人課刑事という夢の実現への第一歩を踏み出します。が、そこには彼の理想とはかけ離れた現実が。幻滅と挫折感から結局彼はまた元の白バイ警官に戻るのですが・・・。ロックバンド、シカゴの初期プロデューサーを務めたジェームズ・ウイリアム・ガルシオがメガホンを取り、ピーター・セテラやテリー・キャスらシカゴのメンバーもカメオ出演している本作。イージー・ライダーやバニシング・ポイントに代表されるアメリカン・ニューシネマに分類される作品です。モニュメントバレーの荒涼とした風景も印象的ですが、全般的には淡々とした流れなので、やはりあのラストシーンがなかったら当方の心の中には残らなかっただろうと思います。


夏休みなのでこのモデルを傍らに置いて、改めて作品を観てみようかなと思います。


すごいぞモータマ!!スクリーンを駆け抜けたクルマ達~'83 Dodge Diplomat NYPD from

過去、”スクリーンを駆け抜けたクルマ達”の括りで色々な映画とクルマをご紹介して来ましたが、まさか1/43ミニカーを肴にこの映画をご紹介する事が出来るとは・・・。


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↑映画のシーンを再現したジオラマケースは魅力的ですが・・・ミニカーが1/43である事を考えれば、その大きさが想像頂けるでしょうか?・・・保管が大変。。。


●カーチェイスはありませんが・・・大好きな映画”ユージュアル・サスペクツ”


今回ご紹介するのは、後にX-MEN等を手掛けるブライアン・シンガー監督によるクライムサスペンスの傑作”ユージュアル・サスペクツ(原題;THE USUAL SUSPECTS)”です。警察が押収した銃器類の輸送車襲撃事件が発生。警察は5人の常習犯(ユージュアル・サスペクツ)を逮捕して面通しを行います。・・・しかしこの面通しは周到に計画された策略だったのでした・・・。背後で糸を操っていたのは、犯罪界にその名を轟かせる伝説の男カイザー・ソゼ。ある目的の為に彼ら5人を一同に集めたのですが、果たしてその正体・目的とは?そして男達の運命は・・・!?出演俳優はガブリエル・バーン、ケビン・スペイシー、ベニチオ・デル・トロらひと癖ある実力派揃い。登場人物はみな札付きのワルなのに何故か感情移入してしまいます。'85年度アカデミー賞の助演男優賞と脚本賞を受賞しており、根が単純な当方等はその巧妙なストーリーにすっかり騙されて、あっと驚くラストに気持の良い思いをしました(笑)。超大物俳優のギャラや壮大なセット、華麗な特撮に大金を使わなくても面白い映画は作れるという見本みたいな作品で、劇中カーチェイスはありませんが、当方はこう言うタイプの映画もかなり好きであります。


Motormax_dodge_diplomat_ft1 Motormax_dodge_diplomat_rr1


↑この”伸びやかでない”プロポーションと、不釣り合いな程の立派な顔が何とも言えない独特な魅力を醸し出しています(笑)。様々な映画でお馴染みの存在です。


●ポリスカーに一時代を築いたダッジ・ディプロマット/プリムス・グランフューリー


映画に登場するのはNYPD(ニューヨーク市警察)仕様のダッジ・ディプロマット。ミニカーの表記によると'83年型という事になっています。Mボディ、ダッジ・ディプロマットの登場は'77年型から、姉妹車のプリムス・グランフューリは'82年型からの登場で、上のクラスのフルサイズ、ダッジ・セントレジス/プリムス・グランフューリ(プリムスは車名を継承。)に代わってダッジ/プリムスのトップレンジとなりました。クライスラーにもルバロン('77~'81)、ニューヨーカー/フィフスアベニュー('82~'89)と言う姉妹車が有り'89年まで製造されました。販売台数に占めるポリスカーの比率が高く製造年数が長かった事もあり、ポリスカーに一時代を築きました。上記のユージュアルサスペクツ以外でも多くの映画に登場していますね。


登場当時のダウンサイジングのあおりで全長5.2m、前幅1.9mというアメリカ車のトップレンジとしては異例なほどのコンパクトボディ(縮小後のインターミディエートサイズ)でしたが、小さいながらも何処となくゴツく骨太なボディ、体躯に対してやたらデカくてエラそうな顔付きはなかなか印象的ではあります。私はこのクルマを見ると何となくブルドッグを連想してしまうのですけれど・・・(笑)。


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↑劇中車である事を差し引いても、昔懐かしいNYPD(ニューヨーク市警察)の旧カラーが馴染み深くて良いです。


●モーターマックスの1/43新シリーズ!!


さて、ミニカーは映画の劇中車を扱ったモーターマックスの新しいシリーズ、”Reel RIDES”からの1台。冒頭の画像の通りかなり大きなジオラマケースに収まっています。これは映画の中のシーンを再現したもので、映画の中ではNYPD(ニューヨーク市警察)の1部の警官が、宝石や麻薬の密売人から金を受け取り、護衛を兼ねた闇のタクシーサービスをしていると言う設定でした。主人公達5人が組んだ最初の仕事がこの秘密のタクシーサービス襲撃。モデルは警官2人が空港に宝石の密売人(ベージュのスーツ姿の男)を迎えに来たシーンを再現しています。


ミニカーそのものは劇中のダッジディプロマットNYPD仕様を”ほぼ”再現しています。以前ご紹介したクラウンビクトリアの現行カラーと異なる昔懐かしいブルーとホワイトのツートーンカラーやボディの車番までかなり正確に作り込んでいるのですが、ドアの警察標記は何となくそれっぽくしてあるだけとなっています。映画のストーリーの性格からして、NYPDが使用許可を出すとは思えないのでぼかしてあるものと思われます(笑)。ジオラマケース付きでも通常の1/43ミニカーより安価なので仕上げはそれなりですが、ボディのプロポーションや例のエラそうな面構えなどの雰囲気は良く出ていると思います。映画の劇中車のミニカーと言うのも嬉しいですが、ダッジ・ディプロマット/プリムス・グランフューリのポリスカーは馴染み深い存在なので、1/43化と言うだけでも手放しに歓迎したいモデルです。モーターマックスさんありがとうございます!シリーズを離れて他の警察仕様や、タクシー、ノーマル仕様等も発売して下さいませ。


このシリーズ、現状の他のラインナップは”グリース”の'48フォード2種、”レインマン”の'49ビュイック・ロードマスター、”オールドスクール”(?)の'77ファイアバード(!)、”ロボコップ”のトーラスポリスカーと言うもの。中々興味深いし価格も安価なのですが、ジオラマのケースが何とも大きい事だけが難点であります。。。


IXO Ford Crown Victoria NYPD Police

先回に引き続きフォード・クラウンビクトリア、NYPD仕様のポリスカーをご紹介します。一番下に関連商品(笑)のご紹介もありますので合わせてご覧下さい。


Ixo_crown_vic_nypd_03


↑後ろのイエローキャブは同じイクソのクラウンビクトリア、横を走り抜けている(笑)FedExはモデルパワー製のダッジ・スプリンターです。


ニューヨークから連想するクルマと言えば、多くの人が真っ先に思い浮かべるのはやはりイエローキャブでしょうか。ポリスカーが好きな方ならこのNYPD(New York City Police Department=ニューヨーク市警察)を連想するかもしれませんね。過去ご紹介したCHP(カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール)、LAPD(ロサンゼルス市警察)などと共に映画やTVドラマに”出演”する事も多いので、画像をみればピンと来る方も多いかもしれません。上の画像はニューヨークの雑踏を再現してみようと思ったのですが・・・。ヒトもクルマも数が圧倒的に足りなかったでしょうか。。。


NYPDのポリスカーは、かつては明るいブルーのボディにホワイトのルーフと言うカラーリングだったのですが(個人的にはこちらの方が好き)、最近は経費節減のためかホワイト1色のボディにブルーのストライプというカラーリングになっています。まあ、吊るしの白いセダンをベースに、最小限の変更でなかなかカッコ良いカラーリングにはなっていますね。アメリカのポリスカーはボディサイドに色々とスローガンが書かれている事が多いのですが、NYPDではCourtesy(礼儀正しく・丁寧),Professionalism(プロ意識),Respect(尊敬・敬意)と書かれており、赤い頭文字を指してCPR等と呼ばれる事もあります。最近ではこのクラウンビクトリアの他、シボレー・インパラ、ダッジチャージャー等もポリスカーに採用されているようです。


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↑あとはフロントピラーにスポットランプが欲しい所か・・・。


ミニカーはイクソ製のバリエーション、各部の標記やベクタータイプのライトバー等、NYPDとしての仕様が良く再現されています。前回記したルーフラインの硬さも、派手なカラーリングやライトバーのお陰で余り気になりません。テールランプ下のガーニッシュや、ホイールキャップの装着された姿は、長い歴史(?)を誇るクラウンビクトリアのポリスカーの中では比較的初期の仕様ではないかと思います。(前回ご紹介のノーマル仕様は'00年型。)


イクソのクラウンヴィクトリアはこの他に数種のポリスカーが発売済/予定となっています。NYPD仕様が発売された後、なかなか他のポリスカー仕様が発売されなかったのですが、最近になってモンペリエ警察仕様が発売され、ダーリントン・カウンティー・シェリフ仕様が発売予定となっています。当方の好きなLAPDやCHP仕様も是非製品化して欲しい所なのですが・・・。一番上の画像にちょっとだけ見えるイエローキャブ仕様も発売されています。


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↑スケールが近いとつい欲しくなる&並べたくなるんですよね~(笑)。悪い癖です。。。


・・・さて、今回も関連紹介行ってみましょ~(笑)。今回のネタはダイキャストのヘリコプターモデル、ニューレイ製のスカイパイロットシリーズのベル412、NYPD仕様です。当方、航空機関連の知識は甚だ薄いので、実機の事は詳しく解説出来ません。(スミマセン。。。)・・・が、米国ベル社製のこのカタチ、見覚えのある方も多いかと思います。航空機のモデルとしては余り精密な造りではないのかも知れませんが、NYPDのカラーリングが良く再現されていて嬉しくなります。ローターは畳まれた状態で箱に納まっており、展開すると十字型になります。サイドのドアが開閉するのはダイキャストならではの魅力でしょうか?


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↑画像はクリックでちょっと拡大します。(いつもの事ですが・・・。)


ニューレイのこのシリーズは機種によって縮尺がマチマチなのですが、このベル412はスケール1/48で標準スケールのミニカーと近く、つい並べたくなってしまったのでした・・・。もとより実物のクルマとヘリコプターの大きさの相対比較なんてそうそう出来る事では有りませんから、多少のスケールの違いなど並べても全く違和感ありません。(と言うか何が正しいんだかよく判らないんで気になりません。/笑)このベル412、バリエーションにLAPD仕様も有ったりするから嬉しくなっちゃいます。・・・それにしてもヘリコプターとは言え、航空機の1/48は大きいですね。堂々としていて迫力が有りますが、保管場所にも困ります。。。


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↑このベル412にはちょっと渋くて凄味のあるLAPD(ロス市警)仕様も有ります。(ポリスカーはウェリー製。)


う~~~む。。。ixo MODELS '05 Mustang GT

・・・個人的にはixoって好きなブランドなんですよ。書店でもお馴染みのフェラーリの華麗なバリエーションの一方で、地味~~な大衆車や東欧のクルマを手掛けてみたり、見応え十分なクラシックカーをシリーズ化したり・・・でも、この'05マスタングは正直いただけません。


●ixo JUNIOR FORD MUSTANG GT


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そもそもパーツの簡略化等コストダウンで1/43ミニカーを安価に提供しようというジュニアシリーズなので、ディテールの作り込みが甘いのはしょうがないとしても、プロポーションの良し悪しは製造コストに直結していないと思うのですよ・・・。同じイクソ・ジュニアでも十分見応えのあるモデルもたくさんあるのですけれど、このマスタング、C6コルベットあたりは明らかに原型製作のヤル気が不足してる感じです。プロポーションも今一つだし、顔の印象も良くありません。塗装もボッテリ厚過ぎで実車のシャープなイメージからはかけ離れた印象になってしまっています。ボディカラーが他社で製品化されていないソリッドのレッドな所が僅かな価値かも・・・!?。 価格はホント、2,000円でオツリが来る位なので、いとも簡単に6,000円を超えてしまうような最近の1/43モデルに対して十分なアンチテーゼになっているとは思いますが・・・。


●ixo MODELS FORD MUSTANG GT USA Stallings Police 2005


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↑テールランプの塗り分けや、マフラーカッターなど、それなりに頑張ってはいますね。


後にこの金型を使用した通常版のixo製品も発売されました。それがこちらのモデル。正直、実車の素性は良く判らないです。(汗。。。) ネットで調べるとノースカロライナ州にStallingsという町があってそこのポリスカーらしいのですが、赤いボディを走る2本のストライプやサリーンのレーシングカーを思わせるサイドの馬のグラフィックがカッコ良すぎ!!。パッと見ポリスカーに見えないかもです・・・。ミニカーも塗装のボッテリ感が解消され、アンテナやエッチングのディスクブレーキローター等が追加され、だいぶ印象が良くなっています。通常版ixoの面目を保ったという所でしょうか。


海外のポリスカー系ミニカー専門店のサイトを見ると、この後Lancaster Police仕様も予定されているらしく、こちらは黒をベースにドアが白、ゴールドのストライプが配されルーフにライトバーが装備されたポリスカーらしい外観です。・・・この手があったか!これじゃあプロポーションに不満があってもマスタング・ファンとしては買わない訳にいかないじゃないか・・・トホホ。。。


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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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