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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

特集:ジープの系譜 ~ 世代交代、YJラングラー登場。 Road Champs '92~ Jeep Wrangler

特集:ジープの系譜、いよいよYJに始まるラングラーシリーズのご紹介です。

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'86年、'87イヤーモデルとしてYJのシリーズ名を持つラングラーが発表され、軍用のMBジープをルーツとしたCJシリーズは遂に世代交代を迎える事となりました。初代ラングラーYJ型は、独立したラダーフレームやリーフ式リジッドサスなどオフロード4WDとしての基本的なレイアウトを受け継ぎながら、一部パーツをXJ型チェロキーと共有するなど各部の刷新が図られました。搭載エンジンはCJ-5から採用されていたV8エンジンがなくなり、直4 2.5Lと直6 4.2Lとなり、'91MYから直6はフューエルインジェクション式の4.0Lに変更されています。ダウンサイジングという側面もあったのかも知れませんが、出力がアップしてV8の必要がなくなったのかも知れませんね。モデルイヤーとしては'87から'95まで、実際は'96年半ばまで販売継続されました。

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↑モデルチェンジにあたってはオンロードでの快適性改善が重視され、コアなオフローダーからは不評を買ったとも言われています。

外観はいわゆるジープタイプとも言うべきオープンボディを継承しながら、角ばったホイールアーチなど丸味を帯びたCJ-5, CJ-7よりも直線的なデザインとなりました。角型のヘッドランプはこの時代の流行を物語っている感があり、次世代のTJ型では再び丸型ヘッドランプに戻っているのが興味深い所です。尚、同時期にチェロキーシリーズがXJ型で小型化された事に伴い、CJ系ジープで存在したロングホイールベース版は廃止され、CJ-7の後期モデルと同じ2,370mmのショートホイールベースに一本化されました。CJにあったピックアップはチェロキーのコマンチに引き継がれていますが、チェロキーベースという事で独立式のフレームではなく、いわゆるビルトイン・ラダーフレームタイプとなっており、クライスラーではユニボディと呼んでいたようです。

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↑角型ヘッドランプの採用は当時の流行を感じさせます。オープンモデルでもスチールー製のドアが装備されるようになりました。

今回ご紹介するモデルは我が愛しのブランド(笑)ロードチャンプス製のYJ型ジープラングラー、サハラ仕様です。当方が知り得る限りでは、初代ラングラーの1/43モデルとしては唯一の存在ではないかと思います。こうした車種をフォローしてくれている辺り、ホント有り難いブランドなんですよね~ロードチャンプスは。オープンボディでロールケージ付き、カラーバリエーションはありましたが、ハードトップ付きは存在していないのではないかと思います。件のロールケージが後方に延長され、スペアタイヤの上にセンターハイマウントストップランプが装備されているタイプなので、'92年型以降のモデル化であろうと判断しました。(・・・と、特定出来るくらい考証は正確なんですよロードチャンプスは。)

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↑精密な仕上がりとは言えませんが、実車の特徴を良く捉えたロードチャンプス製1/43モデル。ロールケージやハイマウントストップランプなどから'92モデルイヤー以降と特定出来るくらい考証は正確です。各部開閉機構や可倒シート、トーイングヒッチの装備などは旧い時代のミニカーを彷彿とさせる味わいです。

精密な仕上がりという訳ではありませんが、実車のイメージは良く捉えていると思います。一方でドアや横開きのテールゲートが開閉したり、シートバックが可倒する辺りは、旧い時代のミニカーの文法を踏襲している風情すら感じさせます。リアにはミニカーとしての実用性を重視したトーイングヒッチも装備しています。ヘッドランプやテールランプはクリアパーツで再現されていますし、フロントバンパーにはフォグランプやフックも再現されています。ストライプやロゴも再現して、結構頑張っているのではないでしょうか?知り得る限りではレッドやブルーのボディカラーもありましたが、グリーンのボディにタンの内装のこのカラーリングが最も”らしい”感じがします。ともあれ、イクソのCJ-7やグリーンライトのJK型と並べられるのが嬉しい1台であります。

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今年はカボチャは・・・品切れです。。。 ~NEO '68 FORD F100

今夜辺り、渋谷は大変な事になっていたのでしょうか・・・・。

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・・・という事でハロウィンであります。当ブログでは毎年この時期になると、ハロウィーンといえばジャック・オー・ランタン→ジャック・オー・ランタンといえばパンプキン→パンプキンといえばフォードF100・・・という図式から、'50年代のフォードF100をご紹介して来ました。年によっては1/64モデルに登場願ったりしてなんとか凌いで来たものの、とうとうネタが尽きてしまいました。。。1/43のフォードF100はヤトミンやホットホィールなど未入手のモデルがまだまだあるのですが、毎月のようにアメリカ車の新製品が発売されるようになった昨今では、自分の中で優先順位のあまり高くないこれらのモデルには中々予算が廻りません。いっそこの”恒例行事”自体止めてしまおうかとも思ったのですが、結構長く続けているので悩んだ挙句、苦し紛れに後輩モデルに登場願いました(汗)。

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↑'67年からの世代のF100は、'50年代とは大きく異なる直線主体のボディデザイン。カボチャというイメージはないですね(汗)。

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↑こちらは2013年のハロウィーンでご紹介したロードチャンプスの'56 F100。シンプル・素朴なモデルですが、それゆえの味わいがあります。存在感はNEOと並べても負けてない・・・かも???

今回トップの画像に登場しているグリーンのパンプキンは、ロードチャンプスの'56年型で2013年のハロウィーン記事にメインで登場させた個体。シンプル&素朴なミニカーですが、実車のキャラクターが良く捉えられていて結構お気に入りだったりします。対する後輩モデルは、NEOの'68年型でぐぐっとスタイリングが変わり、直線的で四角いボディとなっています。・・・まあ、かぼちゃというイメージではありませんが、新旧(旧旧!?)2台の共演というカタチにしましたので今年はこれでご容赦を・・・。今回の2台はコーポレートマークやロゴなどの一切ない個人ユース風のモデルですが、ピックアップトラックが自家用車としてごくフツーに使われているアメリカらしい姿と言えるのではないかと思います。

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↑ロングホイールベースにフラットなスタイルサイドのカーゴパネル、スチールホイール+ハーフキャップ、やや尻上がりな車両姿勢など、働くクルマ然とした佇まいが良い雰囲気です。

今回ご紹介するF100は'67モデルイヤーから登場した世代で、先代モデルに対して大型化され、室内居住性や荷室広さが改善されています。この世代までフューエルタンクがキャビン下にあるためガソリン給油口がドアの直後にあります。モデルは米国の法規改正でサイドマーカーランプが設置された'68年型。F100では長い方の3,327mmのホイールベースで、フォードでは”スタイル・サイド”と呼ばれるフラットで実用的なカーゴサイドの姿がこれはこれで好ましい感じです。フルサイズピックアップは車高アップやローダウン、大径のホイール&タイヤでカスタムされた姿もサマになりますが、個人的にはこういうシンプルで実用一点張りな姿に惹かれます。

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↑久々に引っ張り出したら、右側のサイドモールが浮いてました。。。この辺りの脆弱な感じが精密モデルの難点ですね・・・。

モデルはNEOのレジン製完成品。同ブランドでは比較的旧い製品かと思います。例によってボディサイドモールやウインドウモール、ワイパー等にエッチングパーツが奢られた精密なモデルです。鈍い赤のボディカラー、ステーの長いドアミラー、ホワイトのスチールキャップにハーフのメッキカバーといったディテールがベーシックな佇まいをみせていて好ましい仕上がりです。ピックアップやSUVは地上高が高いため、普通の目線でもサスペンションやデフなど下回りのパーツが良く見えるので、NEOの製品としては珍しくそれらシャシー関係のパーツが床板にモールドされています。地味な題材ですが手抜かりなく作りこまれた良い製品だと思います。

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●ハロウィーン記事バックナンバー

Halloween_08.jpg ←2008年のカボチャはコチラ

Halloween_09.jpg ←2009年のカボチャはコチラ

Halloween_10.jpg ←2010年のカボチャはコチラ

Halloween_11.jpg ←2011年のカボチャはコチラ

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Halloween_14.jpg ←2014年のカボチャはコチラ

Halloween_15.jpg ←2015年のカボチャはコチラ

クライスラー強化計画!? 3代目は・・・再掲載のみですみません。。。

今回も引続き、当ブログにおけるクライスラー系車種の対GM/FORD記事アップ数不均衡を多少なりとも改善する「クライスラー強化計画」です。

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↑ホットホイール・クラシックスの1/43版”アメリカンクラシック”の71 CUDA 440。金型はマッチボックス・イエスタイヤーシリーズの流用です。画像のモデルは過去記事でご紹介した、車高を下げる加工を施した個体です。

前々回から初代、2代目バラクーダの1/43モデルをご紹介して来たので、この流れで行くなら今回は3世代目・・・と行きたいのですが、残念ながら当方の手持ちモデルは全て過去にご紹介済み。未入手のモデルやその後発売されたモデルもあるのですが、なんとなく買う気になれないまま今日に至っています。今回は過去ご紹介済みのモデルを新たに撮影しなおしてご紹介しながら、未入手のモデルや今後発売が予定されている製品について触れてみたいと思います。

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↑上のHW版のベースはマッチボックス・コレクティブル、モデル・オブ・イエスタイヤーシリーズに含まれるこちらのモデル。シャシーなど別パーツを多用し立体的に作り込まれています。過去記事はコチラ

●発売済み未入手モデル
3世代目のプリムス・バラクーダ/クーダは実車の人気が高い事もあって、1/43でもモデル化には比較的恵まれていたと言えます。しかしながら年式はなぜか'71年型に偏る傾向があり、幅が広い独特のプロポーションを上手く捉えているとは言いがたい物が多かった用に思います。チャレンジャー共々、模型での再現が難しいフォルムなのかも知れません。

・アーテルコレクティブル '71 CUDA・・・ボディカラーはイエロー、レッドなどがあったかと思います。ボディが上下に厚く、実車のイメージと少々異なる印象のように感じられます。

・BOSS MODEL(SMTS)・・・ホワイトメタルキット&完成品で'70クーダのロードバージョン、Trans-Amレース仕様・'71コンバーチブルなどを製品化していたようです。キット形態のものはショップで見かけましたが高価だったので当時は買えませんでした。全体的な雰囲気は割りと良いようです。完成品は海外オクでもメチャ高いです。。。

・Bos(ベスト・オブ・ショウ)上と似た名前で紛らわしいですが、最新のレジン完成品で海外発売済み、日本への正式入荷はこれから(一部ショップで既取り扱いあり)。貴重な'70年型の製品化ですが画像を見る限りではプロポーションはちょっと微妙か・・・。それでも安ければ買っちゃうのですが、何せレジン製品なので価格は高めです。。。日本に入荷して実物を見てから購入を判断したいと思っています。


●発売予定モデル
・HIGHWAY61・・・兄弟車とも言うべきダッジ・チャレンジャーと共に製品化が予定され、当方も数年前にお世話になっているショップで予約をしたのですが・・・。トランザム7000仕様の'78トランザム共々発売される気配がありません。。。下手をするとHIGHWAY61の1/43シリーズの存続自体が怪しいのか???何とか発売に漕ぎ着けて欲しいものです・・・。

・SPARK MODEL・・・何を隠そう、当方がBosモデル製品に飛びつかないのは、実はこのスパークの予定品に期待しているから・・・。過去の事例を見ても、スパーク製品なら価格と仕上がりのバランスに納得が出来そうだと思っているからなのであります。こちらも嬉しい'70年型、チャレンジャー共々、ロードバージョン(HEMI)とトランザムレース仕様(T/A)の両タイプ、更にはプリマスGTXも・・・。まあこれらも100%発売になるという保証はないのですが、大いに期待したい所です。

※トランザムレース仕様の情報はコチラ
※ロードバージョンの情報はコチラ

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↑ロードチャンプスからは2灯ランプの'70年式でHemiとAARが製品化されていました。ユルい造りですがボディカラーやストライプ、ホワイトレタータイヤなど雰囲気の盛り上げはさすがご当地ブランドです。過去記事はコチラ

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↑こちらがトランザムレース仕様のベースともなったAARバージョン。マットブラックのエンジンフード、サイドのストライプなどもしっかり再現・・・エンジンフードバルジまで作り分けてくれれば完璧だったのですが。。。過去記事はコチラ

そりゃないぜ、ロードチャンプスさんよ!! クライスラー強化計画!? & ミニカー・コラムシフト Vol. 21  ~'69 Plymouth Road Runner ??

当ブログ内でのGM/フォードに対するクライスラー系車種の記事アップ数不均衡を是正する「クライスラー強化計画」、今回は久々のミニカー・コラム・シフト、そしてブログを相互リンクさせて頂いているまくろふぁんです様への勝手連で行ってみたいと思います。

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先頃、ブログを相互リンクさせて頂いているまくろふぁんです様が長年想い焦れた念願のトイを入手され、その喜びを記事の中で「おもちゃの神が舞い降りる瞬間」と綴られていました。この感覚、物凄く良く判るんですよね~。当方も拘って蒐集しているイスラエル方面のミニカーなどで「これは絶対入手出来ないだろう」と思っていた幾つかのモデルを入手した際、同じような想いに捉われた事があったので、その文面からまくろふぁんです様の喜びの大きさが手に取るように分かり、大いに共感したのでした。

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↑何がMOPER MUSCLEだ!何が426 Street HEMIだっ!!と、ツッコミたくなるような(笑)、それはそれでなかなかクールなボックスアート。これでちゃんとしたモデルが入っていれば完璧だったのにね・・・。

・・・ところが長いことモノを蒐集するという趣味を続けていると、そうした素晴らしい逸品との出会いもある反面、時には天を仰いで「そりゃないでしょ!」と言いたくなるような迷品・珍品に出くわす事もあります。当方の場合・・・そう、忘れもしない・・・日本では入手の難しい1/43アメリカ車ミニカーを求めて、eBayの荒海に漕ぎ出したあの頃・・・。箱に収まった小さな画像と共に”Rare!! 1:43 ROAD CHAMPS PLYMOUTH ROADRUNNER”の文字が目に留まったのでした。先回ご紹介した同ブランドのダッジ・スーパービーを入手済だった当方、「おおっ、ロードチャンプスはロードランナーも製品化していたのかっ!!」と大興奮、高い海外送料も顧みず喜び勇んで即決落札したのですが・・・。手元に届いた海外からの段ボール箱を開封すると、そこから現れたのはトンデモな物でした。。。

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↑ダークレッドボディ、エンジンフードの太い2本のストライプ、アイボリーホワイトのバイナルトップ・・・一見、クールに決まったモパーマッスルの1/43ミニカーに見えるのですが・・・。

ご覧頂いているモデルがそれなのですが・・・え?なかなかカッコいいモパーマッスルじゃないかって? いやいや旦那、良~~~くご覧あれ!!何とそれは、ダッジのスーパービーを塗装だけプリマス・ロードランナー風に仕立てた”なんちゃって”モデルなのでありました。。。いやはやまったく、ロードチャンプスは過去にご紹介したアイスクリームトラックのような味のあるモデルや、ハースト・オールズのようなマニアックな車種をなかなかの再現度でモデル化してみたかと思えば、こちらも過去ご紹介済の'69を無理矢理'70風に仕立てたマスタング・ボス302など、今時、新興の弱小ブランドでもやらないような確信犯的成りすましモデルをしれっとリリースしたりしていたのでした。。。

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↑何とこのモデル、先回ご紹介したダッジ・スーパービーに、プリマス風の塗装(正確にはエンジンフードのみ)を施して発売したなんちゃってモデルなのでありました。。。大体、リアはスーパービーのシンボルマークや”DODGE”の文字がプリントされています(笑)。

・・・と言う事で、期待に胸を膨らませ、海外からのブツをを開封した時の当方の落胆と言ったら、そりゃあもう、筆舌に尽くし難いモノがあった訳ですが、、、今になってみると、このモデルを眺めていると何だか頬が緩んでしまうんですよね。とかく保守的で真面目な製品の多い1/43ミニカー界にあって、こんないい加減な代物を堂々と販売しちゃうブランドって、ロードチャンプスを置いて他にないと思うのです(笑)。過去の己の勉強不足を戒める一方、何だかんだ言いつつそれが今や結構なお気に入りの珍品と化している・・・ホント、当方にとっては愛すべきブランドでありますロードチャンプスってヤツは(笑)。

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↑お堅い1/43スケールモデルの世界にあって、これほどスカッと(笑)適当なモデルを販売できるのはロードチャンプス位ではないかと・・・。そう考えるとなかなか愛すべき珍品のような気もします。。。

クライスラー強化計画!? コイツを忘れる所だった!! ~Road Champs '69 Dodge Super Bee

月に3回程度の更新がデフォルトになりつつある当ブログ。。。ま、無理せずマイペースで行きたいと思います。当ブログ内での対GM/フォードに対するクライスラー系車種の記事アップ数不均衡を是正する「クライスラー強化計画」、今度こそプリマスを・・・と思いましたが・・・おっと!危うく当方お気に入りブランドのこのモデルを忘れる所でした。

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今回ご紹介するのはダッジのモパーマッスル、'69スーパー・ビーです。過去に'07ダッジ・チャージャー・SRT8 Super Beeをご紹介した時に黄色いボディの個体をご紹介済ですが、今回はコチラが主役であります。スーパービーはダッジのインターミディエートサイズであるコロネット系列をベースに誕生したマッスルカーで、440マグナムや426ヘミといったハイパフォーマンスエンジンや強化されたサスペンション等をセットアップする一方、快適装備はそのほとんどをオプションとする事でベース価格を低く抑えていた事が特徴的でした。独立した車種だったチャージャーとはまた一味違った渋い魅力のあるクルマだと思います。

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↑このマルーンメタリックの個体にはフロントフェンダーに383(キュービックインチ≒6.3リッター)のバッジが印刷されています。・・・マニアックな作り分けですが、果たして383でこのフードバルジはあったのかしらん?

マッスルカー最盛期に誕生したスーパービーは'68~'70までがコロネットベース、'71ではベースをチャージャーに移しましたが、折からの排ガス規制強化等により1年限りで消滅してしまいました。その後'07モデルイヤーでダッジ・チャージャーの限定車として復活、何回かに渡って限定車として生産されました。復活したチャージャーは4ドアボディという事もあり、個人的にはチャージャーというよりは’70年型辺りのコロネットを連想してしまいます。スペシャリティーのチャージャーがあるにも関わらず、コロネット系にも2ドアクーペが用意されていた'60~'70年代とは隔世の感があります・・・。

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↑こちらは過去にご紹介済のイエローの個体。エンジンフードバルジの側面に”SIX PACK”の表記があります。黄色いボディーにブラックのスチールホイールとバンブルビーストライプが良く似合います。

ミニカーは前述の過去記事でイエローの個体をご紹介済のロードチャンプス製。今回新たにご紹介するのはグレーメタリックとマルーンメタリックの個体。エンジンフードとドアが開閉するのがなんとなく懐かしい感じがしてしまいます(笑)。エンジンルーム内のディテールはこれまた昔懐かしいバスタブ型のレリーフ状表現ですが・・・エアクリーナーのカバーにオレンジの色差しがしてあって、フードを閉じていても光の加減でバルジの穴からその色がチラッと見えたりするのが非常に効果的だったりします。

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↑エンジンフードやドアが開閉するのがなんだか懐かしく、ちょっと嬉しくなってしまいます。(三角窓がボディ側に残っちゃうのはご愛嬌/笑)簡単な事ですが、特徴的なエアクリーナーカバーにオレンジの色差しがしてあるのが効果的。エンジンフードバルジのインテークが貫通しており、フードを閉じていても見る角度によってはその色が垣間見えたりします。

洗練されたヨーロッパの製品に比べると造形や仕上げのユルさも感じられるロードチャンプスですが、細部の拘りやちょっとした演出には、マッスルカーやポニーカーのご当地ブランドらしさにニヤリとさせられる部分もあって、ある意味実車のキャラクターとも合っているような・・・その車種選択と共に、やはり当方にとっては重要なブランドなのでありました。・・・と、日本ではマイナーなブランドであるロードチャンプスを持ち上げておいて、次回こそはプリマスの部へ突入・・・出来るかな!?

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↑さて、次回こそはプリマスのご紹介に突入!?

祝50周年 '69~'70 MUSTANG特集 ~これはカッコ良いかも…Road Champs '69 Mustang Sprots Roof

祝50周年 '69~'70 MUSTANG特集 、ようやくボスでない仕様の登場です。


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以前も記しましたが、ダイキャストモデルを中心に1/43で製品化されている'69~'70マスタングは圧倒的にBoss仕様が多いです。トランザムレースでの活躍など、この世代を象徴するグレードなので、商業的にはまあそうなるのでしょう。もちろんそれはそれで有難いのですが、個人的にはMach1もクールだと思いますし、リアピラーが特徴的なHTルーフのグランデやコンバーチブルも並べてみたいのですが・・・この辺りは各種仕様やボディタイプが出来の良いモデルで製品化されている1/64モデルが羨ましい部分であります。


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↑フォードの標準設定と異なるプチカスタマイズ仕様の'69マスタング。こういうのがカッコ良く仕上がるのもアメリカ車の魅力と言えましょうか。


・・・と言う事で、今回のミニカーであります。ご紹介するのはまたしてもロードチャンプス製、ただしBoss302ではなく、単純に'69 MUSTANGとのみ表記されています。マッハ1などのフォードのカタログモデルとは異なる姿で、設定としてはスタンダードな'69マスタング・スポーツルーフをベースに、各種スポイラーやリアウインドルーバーで外観をドレスアップ、中味もハイチューンエンジン(フードバルジがないのでスモールブロックベース?)や固められた足回り(想像です/笑)などで武装したカスタム仕様と言った感じでしょうか。


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↑こうしたカスタム仕様はアメリカ車やアメリカのクルマ文化を理解しているご当地ブランドならではかも?ロードチャンプスの良い面が出た例といえるでしょうか!?


基本的には前回、前々回ご紹介したBoss302と同じキャストですが、前後のスポイラーやリアウインドルーバーをボディ同色にコーディネートし、黄味の強い鮮やかなレッドのボディを、シルバーのサイドシルで引き締めた姿は中々にカッコ良いです。実際にカリフォルニア辺りに居そうなリアリティのあるクールな仕上がりだと思います。この”分かってる”感タップリな雰囲気は、流石アメリカのご当地ブランドといった感じでしょうか。当方手持ちのロードチャンプス製'69マスタングのなかでも特にお気に入りの1台です。


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↑すっかりお伝えするのを忘れていましたが、ロードチャンプスの'69マスタングはエンジンフードとドアが開閉します。・・・エンジンルーム内は真っ黒で素っ気ないですが、まあそれでも嬉しいです。


さて、中々クールな仕上がりのこのモデル、パッケージにはLIMITED EDITION 1 OF 10,000 PRODUCEDと記されています。10,000個も作って限定生産なのかという疑念もありますが、どうやらパッケージ印刷されている雑誌(パーツ屋さんのカタログ?)の表紙を飾っている実車個体をモチーフにした物のようです・・・って、おいおい、写真のクルマは'68じゃん。。。と言う事で、このモデルもロードチャンプスお得意のいい加減モデルなのでありました。。。でも、クールでカッコ良いから許しちゃう(笑)。ホント、ロードチャンプスは愛すべきブランドです。


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↑スポイラーやウインドルーバーをボディ同色とした後ろ姿もなかなか決まってます。


祝50周年 '69~'70 MUSTANG特集 ~エラーか?確信犯か!? Road Champs '69 Boss302 '70風味

・・・F1グランプリの放送があるとどうしても更新が遅れがち。。。今日は当方の勤め先が珍しくカレンダー通りのお休みなので、台風が心配ですがアップしておきます。


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最新の2015年型マスタングもだんだん目に馴染んできた今日この頃(笑)。ホットホイールやマイストのミニカーも気になりますが、1/43でも早く何処かで製品化してくれないかしらん・・・。さて、マスタング50周年を記念してお送りする '69~'70 MUSTANG特集、本日ご紹介するモデルも'69Boss302であります。この先ご紹介する'70も含め、この世代のマスタングの1/43製品化はBoss302及び429が圧倒的に多いです。'69~'70はマッハ1もカッコ良いのですが・・・。(マスタングには慣れましたがマック1はどうしても馴染めません/笑)


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↑やや紫味を帯びたグレーメタリック。いい加減な仕様なのにそこそこカッコ良いから困ってしまいます(笑)。


ここで少しだけマッハ1について触れておこうと思います。日本でマッハ1と言うと、'71以降のいわゆる”ビッグ・マスタング”を思い浮かべる方が多いかと思いますが、設定されたのは'69年型からでした。スポーツルーフ(それまでのファストバックはこの世代からこう呼ばれるようになった)をベースに351cu.inや428CJ(コブラジェット!ハッタリ効いてるなあ)をチョイスできました。(この当時のパケージオプションやエンジンラインナップは多岐に及んでいるので正確な事は書き切れません。。。)外観は前後スポイラーやリアウインドウのルーバー、ボスとは異なるストライプや2種のエンジンフードスクープ(ラムエア車はシェイカーフード)等々、ボスと較べてもより派手な装いとなっていました。


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↑こちらはブルーメタリック。綺麗な色ですが・・・ストライプの太さや位置がバラバラ。。。


で、モデルはロードチャンプスの'69Boss302なのですが・・・なんか変ですよね。マスタングがお好きな方なら既にお気付きかと思いますが、カタチは'69なのに、エンジンフードからボディサイドに渡る特徴的なストライプは'70Boss302のそれであります。。。実は当方が知らないだけで、こういうカラースキムの'69ボス302が存在したのかも・・・と、少し心配になって画像検索してみても、どうやらそうした個体は正式には存在しないようです(笑)。気付かずに間違えてしまったエラー品か、年式が違う事は認識していながら”なんちゃって”で仕立ててしまった確信犯か!?・・・ロードチャンプスの場合は恐らく後者だろうと思います。


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↑こちらはイエローの個体。・・・何故にこのいい加減仕様をこんなに沢山所有しているのやら。。。


ロードチャンプスは、過去にご紹介した'69ハーストオールズ'69ダッジ・スーパービーのようなマニアックな車種選定、拘った作り込みのモデルや、'53 C3100のアイスクリームカーのような味わいのある製品を送り出す一方、今回のBoss302を始め、'53コルベットを'56以降風の2トーンカラーにしてみたり、果てはダッジをプリマスだと言い切って販売(コレについてはいずれ改めてご紹介しようと思います)する等々、いい加減極まりない商品展開を平気でする愛すべきブランドでありました。。。この辺りの振れ幅の大きさも含めて楽しんじゃうのが、アメリカ車ミニカーコレクションの醍醐味ではないかと思います(笑)。


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↑正しき'69スキームといい加減'70スキームのBoss 302。ボディの黄色の色味も異なっています。同じキャストでも全然印象が異なります。こんなムチャなバリエーションもロードチャンプスの愛すべき部分です。


祝50周年 '69~'70 MUSTANG特集 ~Road Champs '69 Boss302 + 祝発売!! Greenlight

・・・先週は色々と忙しく更新をサボってしまいました。。。


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と言う事で祝50周年 '69~'70 MUSTANG特集、今回も'69ボス302のモデルをご紹介します。実車は先回も記した通り、当時隆盛を極めたTrans-Amレースの為に設定されたグレード。レギュレーション上限に近い302cu.in.(5L)エンジンは、公称290hp、実際には350hp程度のポテンシャルを有していたと言われています。市販バージョンを含めた外観全般のブラッシュアップは先回も記した通り、当時のGM副社長シーモン・E・クヌッセンと共にヘッドハンティングされた日系デザイナー、ラリー・シノダの手になる物でした。”ボス”と言うネーミングは、シノダがクヌッセンを「ボス」と呼んでいた事によるものなのだとか・・・。こうしてトランザムレースに投入されたボス302ですが、残念ながら'69シーズンは強敵シボレーカマロZ28にタイトルチャンピオンの座を奪われ、市販車の販売台数の面でもカマロの後塵を拝する結果となりました。レースでボス302が雪辱を果たすのは、翌'70年の事となります。


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↑'69ボス302の特徴が良く再現されたロードチャンプス製モデル。ブラックアウトされたヘッドランプベゼルやリアウインドウのルーバーなどは、先回ご紹介したハイウェイ61製品よりも雰囲気が出ているかもです。(贔屓目?)赤の個体は交換できるカスタムタイヤ&ホイールとセットでブリスターパックに入れられて販売されたバリエーション。


モデルは1/43で色々と美味しい車種を製品化してくれていたロードチャンプス製。・・・で、これがどうして悪くないのです。流石に細部の仕上がりなどは価格なりな感があるのですが、基本的なプロポーションなどはなかなか良い雰囲気です。'69ボス302の特徴的なカラーリングや前後スポイラーの再現、リアフェンダーのダミースクープやクオーターピラーのバッジがオミットされた様など、ボス302に的を絞った構成となっています。リアウインドウに装着されたルーバーやヘッドランプベゼルがブラックアウトされている点は、先回ご紹介したハイウェイ61製品よりもボス302らしさが盛り上がっているかもです。・・・と、ロードチャンプス贔屓の当方は高評価してしまうのですが、いっぽうで手抜きと言うか、いい加減な製品も多数リリースしているのがロードチャンプス(笑)。次回はそんなうっかりモデルをご紹介したいと思っています。


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↑黄色いボディの方はクラッシック・アドという、プラケースごとブリスターパックされ、アドバタイズ用の写真やイラストのカードが添えられたシリーズの1台でした。


●グリーンライト製60セカンズエレノア発売!


さて、前回軽くお知らせしましたが、グリーンライトの1/43ハリウッドシリーズ第1弾、60セカンズのエレノアが日本でも発売されたのでご紹介したいと思います。モデルそのものは過去にご紹介済のヤトミン製品と同一金型による物のようです。新規金型によるブランニュー製品ではないと言う点ではちょっぴり残念な気もしますが、元々ヤトミン製も悪いモデルではないので安心して見られると言うか・・・。グリーンライトの1/43モデルは従来からOEMモデルが多かったのですが、価格を抑えると言う意味では有効な手法と言えるかも知れません。またプラ製のケースや台座も寸法や形状はヤトミン製に近いようです。大きく異なるのは紙スリーブのグラフィックで、ヤトミン版はあくまで同ブランドのシグネチャーシリーズの1台であるのに対し、グリーンライト版は版権を取得し、映画の作品画像やロゴで雰囲気を大いに盛り上げています。個人的には劇中車ミニカーの場合、パッケージの盛り上げって物凄く重要な要素の1つだと思います。(大袈裟に言えばそれだけにお金を払う価値があるくらい・・・)


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↑画像が小さく分かりにくいですがヤトミンオリジナル版とグリーンライト版比較。グリーンライト版ではホイールやミラーはメッキから塗装に変わっています。ホイールはメッキした上でスポーク部を塗装しています。またリアランプ周辺パネルはブラックアウトされています。


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↑'67シェルビーGT500Eとして映画60セカンズとは切り離して発売されたヤトミン版と版権取得し劇中車である事を前面に押し出したグリーンライトのパッケージ比較。この紙スリーブだけでも買い足す価値があると思います。


基本的に同一のヤトミン、グリーンライト製品ですが、細部の仕上がりが微妙に異なるのがミニカーの面白い所。ボディの塗装はグリーンライトの方がメタリックの粒子感が強く、クリアがタップリ掛かっている印象でツヤがあります。ボディの色味も微妙に異なり、グリーンライト版は実車のイメージ、対するヤトミン版は画面全般にアンバー系のフィルターを掛けた60セカンズ作品中の映像イメージと言う感じでしょうか。ヤトミン版でピカピカのプラメッキだったドアミラーやホイールは塗装仕上げで落ち着いた印象です。その他、当方が気付いたグリンライト版の差異は、ヘッドランプの隣りにあるプロジェクターランプ(?)がブルーに着色されている事、インパネにシルバーの塗装が施されている等々ですが、全般的にはグリーンライト版の方が実車のイメージに近く(ボディの塗装は好みが分かれる所ですが・・・)、仕上がりも向上しているように感じられます。60セカンズについては別途記したいと思うので、今回はモデルのインプレッションのみに留めたいと思います。


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↑全般的にヤトミン版より仕上がりが向上している感のあるグリーンライト版。個人的にはボディカラーやメタリックの粒子感はヤトミン版の方がイメージに近い気がします。タイヤをもっと扁平な物にして車高を下げ、同時にトレッドを拡大するとより魅力的になる思うのですが・・・。


ミニカー・コラム・シフトVol.18; Happy Birthday Mustang ! 愛されて半世紀 50th Anniversary

いやいやいやいや~、めでたい。遂にこの日がやって参りました!!!


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1964年4月17日、初代モデルがニューヨーク・ワールドフェアの会場で発表されてから、今日でちょうどマスタング誕生50周年となりました!!本当にめでたい事です。自動車メーカーとしてでなく、単独の車種として誕生50年を祝えるクルマというのも、そう多くはないのではないでしょうか。


当たり前の事ですが以前このブログで45周年のお祝いをしてから早や5年の歳月が流れているのですね・・・。50周年の今回も、手持ちの1/43モデルで歴代マスタングを振り返りながら、当方なりにお祝いをしたいと思います。前回とはなるべく被らないモデルをご紹介したいと思いますが・・・果たしてどうなりますでしょうか。


●'64 1/2~'66


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記念すべきベビーマスタング。年間50万台超という、クーペボディの単独車種としては空前の大ヒットとなりました。ボディパネルに目立った変更がなかったのは'66年型迄です。尚、'64 1/2年型と言うのはファンの間での呼び方で、フォードの登録上は最初から'65年型となっていました。ファストバックは少し遅れて'65年に入ってから登場しています。ミニカーは往年の名作、テクノのコンバーチブル、ディンキーのファストバック、ソリドのハードトップの揃い踏み。旧いミニカーにはやはり新しい物とは異なる魅力があります。


●'67~'68


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ボディ外板の大部分を変更、トレッドを拡大しスタイリングもよりマッチョになった'67~'68。搭載エンジンも大排気量化・ハイパワー化し、ファストバックルーフはボディ後端までよりなだらかに流れる形状になりました。”ブリット”や”60セカンズ”そして”ワイルドスピード東京ドリフト”など、映画での活躍も多い年式です。ミニカーはマッチボックスの'67ファストバックと、ミニチャンプスの'68ファストバック


●'69~'70


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最初期型からホイールベースは変わらないものの、再びボディ外板を大幅変更、より長く・より幅広くなった'69~'70。歴代の中でも最もワイルドでワルな雰囲気の漂う年式です。当方の周りでもこの世代が好きという人も結構多い年式。モデルはスパークのBoss 302、トランザムレース仕様でまとめてみました。'69はダン・ガーニーのドライブしたマシン、'70はパーネリー・ジョーンズのドライブしたマシン。


●'71~'73


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ホイールベースを初めて延長、直線的な新世代デザインに生まれ変わった'71~'73。マスタングの世代の考え方は、この年式を2代目とするものと、ここまでを初代とする2通りの考え方があります。日本では人気の高い世代ですが、アメリカ本国では販売面では意外と苦戦しました。ミニカーはコーギー製の'71マッハ1"007ダイヤモンドは永遠に”劇中車仕様と、ジョニーライトニング製'71 Boss 351仕様。Boss351は'71のみに存在したレアモデル。


●'74~'78


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'71~'73から一気に小型化され、サブコンパクトのピント/ボブキャットをベースとして誕生、マスタングⅡを名乗った'74~'78。登場初年度はオイルショック影響もあってスマッシュヒットとなりました。コンパクト化されたものの、スタイリングはマスタングらしさを継承していたように思います。当方はNEOのモデルは未入手なので、昨年と同じ1/45の縮尺が惜しいトミカ・ダンディーとユルだけど1/43で嬉しいジルメックス。45周年時とは色違いのモデル。


●'79~93


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フェアモント/ゼファーのFOXシャシーをベースに欧州調のデザインで登場した'79~'93マスタング。パワーアップやコンバーチブルの復活などで長寿を全うしました。ミニカーはノレブJET CARシリーズのクーペ(グリルやバルジから初年度'79のコブラ2.3ターボと推定)、ニューレイのコンバーチブル。ニューレイのモデルは最近になってヘッドランプがクリアレンズの別パーツに改良されています!(凄いぞニューレイ)


●'94~'04


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スタイリングなど原点回帰の傾向を見せながら登場した'94~'04。曲線的なデザインの前期型(~'97)とニューエッジデザインと呼ばれた後期型('98~)があり、専用の4独サスを採用していたコブラは、最終的にはDOHC+スーパーチャージャーで390hpに到達しました。モデルは前期タイプGTがミニチャンプス、後期タイプGTがカスタム&チューニング出来るミニカー、モディファイヤーシリーズの製品。(5年前とは色違い)


●'05~'14


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初代マスタングのDNAを色濃く受け継いで誕生した'05~'14。フォードの戦略はファンからの強い支持を勝ち得たと言えるでしょう。BOSSやシェルビーなど往年のビッグネームも復活し、シェルビーではエンジン出力など、もはや何が何だか分からない世界に・・・。伝統のリジットサスを持った最後の世代となりそうです。ミニカーは登場初年度の'05がオートアート、後期型'13 Boss302がシュコーのプロRシリーズのレジン完成品。


何はともあれおめでとうマスタング!!この調子で60周年、70周年とどんどん行きましょう。最新の2015年型もきっと何処かが1/43で製品化してくれる事でしょう。楽しみに待ちたいです。


より特別な1台 ~ Road Champs '69 Hurst Olds

お送りしてきたオールズモビル442特集、ラストは442のようで442でない!?特別な1台をご紹介したいと思います。


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’60年代に入り、インターミディエートベースのマッスルカーというジャンルの人気を決定的にした1台は'64年にポンティアック・テンペスト/ルマンズにオプション設定されたGTOだと言われています。その後60年代後半にマッスルカーのパワー競争が過熱すると、フォード陣営のトリノ/マーキュリー・サイクロンは428や429cu.in.、クライスラー陣営のダッジ・コロネット・スーパービー/プリマスGTX、ロードランナーは426や440cu.in.など7リッター超の大排気量エンジンを搭載して勝負を挑んで来ます。・・・ところがこの当時GMはインターミディエートには400cu.in.(6.6L)以上のエンジンは搭載しないという自主規制があったため、そのままでは他社の後塵を拝する状況に立ち至りました。


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'68年型ではシルバー&ブラックだったカラーリングは、'69ではホワイト&ゴールドに変更されました。'70年にGMのインターミディエート排気量自主規制が撤廃された事により、ハースト・オールズは1度消滅しますが、’72年以降、各世代のカトラス系をベースに設定された他、ポンティアック・グランプリにもハースト仕様が存在しました。


こうした状況に対し442を擁するオールズモビルが取った施策は、大排気量エンジン搭載車を自社製造の形ではなく、外部製作のチューニングカー(という形にして)販売するという物でした。オールズはシフターなどアフターマーケットのチューニングパーツで有名なハースト社をパートナーとして選び、カトラス及び442をベースに455cu.in.(7.5L)エンジンを搭載、ハースト・オールズとして’68年型から設定しました。’68年型が390hp、'69型はややデチューンしたものの380hpというハイパフォーマンスぶりを誇っていました。翌’70モデルイヤーには件のインターミディエート排気量自主規制が撤廃され、晴れてノーマルの442にも455エンジンが搭載されますが、その生い立ちにおいてハースト・オールズはより特別な存在と言えそうです。


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↑ハースト・オールズはベース車両が442だけでなくカトラスも使用されたため、ハースト・オールズ=442という図式は成立しません。ロードチャンプスのモデルはプロポーションも良好で独特のカラーリングや細部ディテールまでしっかり再現されており、なかなか侮れない仕上がりです。


ミニカーは当ブログにおいては重要ブランドであるロードチャンプス製。その後多くのハースト製ハイパフォーマンスカーに採用されたホワイト&ゴールドのボディカラーを纏った’69ハースト・オールズです。・・・いや~もうね、こういう車種をラインナップに持っていたりするからロードチャンプスはやめられないんですよ。'69のハースト・オールズを1/43でモデル化してくれているのって、ロードチャンプスぐらいではないかと思います。その存在を知った時の当方の驚きと喜びと言ったらそりゃあもう・・・。同ブランドのミニカーの中では、'65シェベルと並んで入手難易度が高いモデルでしたが、数年前に海外ネットオークションにて念願かなって入手した次第。


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↑'69のカトラス系は'70に比べてラジエターグリルが小さく、リアフェンダーの造形も控えめでクリーンなデザイン。しかしハースト・オールズは個性的なフードスクープやリアスポイラーで武装。独特のカラーリングと相まってマッスルカーらしい攻撃的なアピアランスです。'69ハーストと'70 442を並べた様は個人的には至福の眺め。ご満悦状態であります(笑)。


さて、ロードチャンプスのハースト・オールズ、レアと言うだけだったら当方もそれほど興奮しなかったのですが(笑)、これが同ブランドのモデルのなかでも屈指の仕上がりぶりなので嬉しくなってしまうのです。エンジンフードやドアが開閉し、そのチリの合いこそちょっぴり残念なものの、ボディ全体のプロポーションは上々、独特なボディカラーもプリントで美しく再現、時として細部の表現がいい加減な事もある同ブランドですが、メールボックス(郵便箱)型と称されるエンジンフードバルジ、リアに装着されたスポイラー、スタイルドホイールなど、ハースト・オールズとしてマストなディテールも抜かりなくモデル化しています。現在は生産されていないと思われるロードチャンプス、もしそのまま製造・販売を続けていたら、結構立派なモデルを作るブランドに成長していたかも知れないな~などと夢想してしまう1台です・・・。


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↑このハースト・オールズが1/43でカタチになっていると言うのは本当に喜ばしい事です。


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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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