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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

奴にとってはクルマも武器だ! スクリーンを駆け抜けたクルマ達(番外編) ~ GAZ3110 VOLGA from THE BOURNE SUPREMACY

本来アメリカ車を1/43モデルでアーカイブするというのが当ブログの主旨ですが(本当か!?)、ここの所すっかり劇中車専門と化しております。。。絶妙なタイミングで素敵なタクシーのミニカーを入手しましたので、こちらのネタで ねこざかなさんとTAXIムービー連動です。但し、アメリカ車は登場しないので当ブログでは番外編であります(笑)。


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↑このクルマがこの仕様でミニカー化されるなんて・・・。劇中車そのものなミニカーを見つけるとホントに嬉しくなってしまいます。


映画「ボーンシリーズ」は現在までに3作が制作されている人気シリーズです。記憶を失い、海上を漂流している所を漁船に救出された一人の男。体に埋め込まれたチップを頼りに訪れたスイス銀行の貸し金庫には複数の国籍のパスポートや銃が預けられており、そこから警察や暗殺者による執拗な追跡を受ける事になります。自分は一体何者なのか?何故命を狙われるのか?トレッドストーンとは一体何なのか?・・・主人公、ジェイソン・ボーンの苦悩と自分探しの逃避行が激烈なアクションと共に描かれます。今回採り上げる“ボーン・スプレマシー(原題THE BOURN SUPREMACY)”はシリーズの2作目にあたりますが、元々ロバート・ラドラムの小説をベースにしているだけに3部作の中編にありがちな中だるみもなく、しっかりしたストーリーを緊迫感溢れるアクションで一気に見せてくれます。


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↑2台共、細部の仕様は劇中車と異なりますが、並べるだけで映画の雰囲気が甦ります。


そしてストーリーの後半、ロシアの市街地を舞台に主人公ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)の駆るGAZ3110ヴォルガのタクシーと、ロシアシークレットサービスのキリル(カール・アーバン)のメルセデス・ベンツ・Gクラスによる激しいカーチェイスがあります。超高級車やバリバリにチューンしたスポーツカーが登場したり、CGによる有り得ないようなド派手なアクションが展開するカーチェイスを見慣れていると地味に感じるかも知れませんが、どちらも一般市民から徴発したフツーのクルマでテクニックを駆使し、限界ギリギリの走行を繰り広げる様はリアルな迫力・緊迫感に溢れています。後半はカーチェイスと言うよりはクルマを使った1対1の肉弾戦の様相を呈しており、クルマは移動の為の道具ではなく武器と化しています。個人的にはこうしたリアリティのあるカーチェイス、大好きです。


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↑GAZ3110ヴォルガ。スタイリング、メカニズム共に微妙なバランスが魅力!?


さて、ボーンが可哀そうなタクシードライバーから徴発したクルマはロシアのGAZ3110ヴォルガ。エンジンフードとトランクリッドが同じ長さなんじゃないかと思えるような愚直なまでの3ボックスセダンボディ、そのくせ異型ヘッドランプやクロームのグリル、樹脂バンパーなどディテールはモダーンな印象で、その微妙なバランスが醸し出す魅力はプジョー504やアルファロメオ・ジュリアスーパーに通じると言ったら誉めすぎでしょうか?(笑)。アンバランスぶりはメカニズム面にも遺憾なく発揮されていて、劇中、やたら吹けの良いサウンドを発していたエンジンはインジェクションの16バルブDOHC、2.3リッター150PSというなかなかに侮れない物ながら、リアサスはリーフリジットという驚愕のスペック・・・。劇中での熱い走りを観てしまうと、ひょっとしたらこのクルマは物凄くカッコ良いのではないか?と思ってしまうので、映画という物の影響は計り知れません(笑)。


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↑床板にはディアゴスティーニの銘しかありませんが、モデルはiSTと同一=イクソ製と思われます。


ミニカーは海外ネットオクを徘徊中に発見した物で、金型はどう見てもiSTシリーズのGAZ3110ヴォルガと同じですが、タクシー仕様となっています。劇中車とは年式が異なるのでバンパーの形状が少々違っていたり、カラーリングも細部は若干異なりますが、黄色いボディにチェッカー柄のストライプは映画のイメージそのもので嬉しくなってしまいます。床板を見るとディアゴスティーニの銘がありましたので、いわゆる書店系のアイテムではないかと思います。海外手配ながらかなり安価に入手したモデルですが、出来は良好で実車の雰囲気を良く捉えています。ミニカーはイクソ製と見て間違いなさそうです。


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↑ホンウェルのGクラス。お値段を考えるとホントに良い出来です。


対するキリルのクルマはお金持ちな感じのご婦人から徴発したメルセデスのGクラス。元々軍用車だった物を民生用の高級SUVに仕立て直したのですから、こんなクルマに体当たりされたらモノコックの乗用車はひとたまりも有りませんよね。コチラのミニカーはホンウェル製。安価ながらそこそこ良い出来で、こうした目的で集めるにはなかなか有難い存在です。サンルーフ付なのが劇中車と大きく異なる点ですが、ボディが黒なので余り目立ちません。どちらのミニカーも劇中車仕様により近付けるならひと手間掛ける必要がありますが、このまま2台並べるだけでも映画の雰囲気が甦って来て嬉しくなります。自分のイージーな性格が有難く感じられる瞬間でもあります(笑)・・・ラーダのポリスカーも欲しいなあ。。。


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↑コチラはイスト版のノーマル仕様GAZ3110ヴォルガ。実は上のモデルを入手前に、密かにタクシーに改造しようと思って入手していたモノ。・・・モタモタしている間に改造の必要が無くなってしまいました。。。トップの画像に晴れてゲスト出演(笑)。






YouTube: The Bourne Supremacy (Teaser)


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宇宙船か?空飛ぶタクシーか!?スクリーンを駆け抜けたクルマ達 ~2015 DS TAXI from BACK TO THE FUTURE PARTⅡ

デロリアンからバック・トゥ・ザ・フューチャーと、久々にねこざかなさんと連動させて頂きましたが、当方のBTTFネタはこれにて打ち止めであります。


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↑映画のシーンを再現してみたのですが・・・如何でしょうか?


と言う訳で先回の続き。ホバーコンバージョンを装備したデロリアンと空中衝突しそうになったのは・・・シトロエンDSのタクシー、但し2015年型(!?)です。このシトロエンDSは、シリーズ2作目の”バック・トゥ・ザ・フューチャーPart-Ⅱ(原題;BACK TO THE FUTURE PART2)”の中で主人公のマーティが2015年の未来にタイムスリップした際、誤って空中ハイウェイの反対車線に飛び込んでしまいあやうく正面衝突しそうになった相手です。


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↑ホントはルーフが外れて室内を見られるらしいのですが・・・レジンなので破損が怖くて外せません。。。


映画では僅かなシーンに登場しただけですが、元ネタのDS自体1955年デビューという旧いクルマでありながら、前衛的な流線形のボディやハイドロニューマチックサス等の先進的なメカニズムで「宇宙船」と形容された傑作車であり、更に未来的なモディファイを施されているので劇中車として非常に魅力的です。この'50年代生まれの「宇宙船」を未来の空飛ぶタクシーとして持ってくるあたり、映画関係者の車種選択の絶妙さとユーモアのセンスには唸らさせられます。


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↑流石実車オーナーの監修だけあって、劇中車の特徴を余す所なく再現しています。


モデルはノレブブランドで発売されたものですが、パッケージにはプロバンスムラージュの銘が記されておりレジン製完成品となります。蓋が上に開く紙箱に入ってメイキングDVDが付属するタイプと、通常のプラケースにミニカーだけが収まっているタイプの2種類があり、どちらも本来はかなり高価な物です。・・・が、当方はちょっとした幸運に恵まれ、プラケース入りを一般的な1/43モデルと同じくらいの価格で入手しました(経緯は詳しくは記しませんが/笑)。タクシー萌えで劇中車好きの当方としては何としても入手したかった念願のアイテムでありました


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↑劇中では共演シーンは少なかった2台。ミニカーなら並べて楽しむ事が出来ます。


このモデルはオランダの熱狂的なシトロエンDSコレクターであるミッシェル・サベロルラ氏が映画の撮影に使われた実車をネットオークションで入手した後、ノレブのファンでもあった同氏が製作を依頼して製品化されたものだったそうです。実車オーナーが徹底的に拘って監修した渾身の一品だけに、その仕上がりは素晴らしいものです。この辺りのストーリーや実車の詳しいディテールはモデルカーズ誌No.169(2010年6月号)に詳しく記載されています。興味のある方は是非ご一読を。


●ちょっと脱線。1/43cc(笑)


シトロエンDSはアメリカ車ではありませんが、その強烈な個性ゆえ大好きなクルマでミニカーも何台か所有しています(それほど珍しい物はありませんが・・・)。普段は1/43cu.in.としてアメリカ車をミニカーでご紹介している当ブログですが、今回は手持ちの1部を番外編としてついでにご紹介しちゃおうかなと思います(笑)。


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↑4つのバルーンに乗ったID19。ハイドロニューマチックサスによる「空飛ぶ絨毯」のような乗り心地を強調する為、実車のカタログ撮影用に製作された車両で、水面に浮かんだような広告写真は有名です。ミニカーはビテス製で1995年にDS誕生40周年モデルとして発売された物。水面に浮かんだ情景を簡単に再現したパッケージとなっています。


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↑TAXI繋がりと言う事で・・・同じくビテス製のTAXI RADIO(無線タクシー?)色合いがちょっとBTTFの劇中車に似ていると思いませんか(笑)。


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↑ヘッドランプがカバーの中に収まったDS21。BTTFのベースもこのタイプですが、個人的には丸目の初期型よりコチラのスタイリングの方が馴染みがあるし好きです。ミニカーはエリゴール製の旧い製品ですがプロポーションは上々です。このタイプのDSはノレブやユニバーサルホビーに出来の良い新しい製品もあるのですが、最近はアメリカ車意外にはなかなか資金が廻りません。。。


・・・と言う事で、たまには欧州車をご紹介するのも楽しいなと思ってしまいました(笑)。


特集の最後は番外編!?~GamdaKoor Chevrolet

気が付けば昨年末からまったり続けているタクシー特集も今回で一応の一区切り。最後は当方の大好きなブランドのミニカーで番外編と行ってみましょう。


I am introducing model cars of taxi from end of last year. Finally, I would like to introduce this one from my favorite brand "GamdaKoor Sabra".


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・・・と言う事で、当方の大好きなガムダクール・サブラであります。'66年型シボレーのタクシーはこのブログのかなり初期に1度ご紹介しているのですが、今回はその別バリエーションとなります。最近GAMDAに関する海外の文献を入手したのでようやく実態が分かったのですが、今回ご紹介するのはサブラのサブナンバーバージョン、つまり2nd.モデルです。ガムダクールではごく1部の例外を除きキャスティングは同じままにカラーリングやデカールを変えてバリエーションモデルが造られました。


Here is one of my favorite brand's model car. This is a GamdaKoor Sabra's '66 Chevrolet Sabra Taxi. I introduced another '66 Chevrolet taxi long time before, that was a1st model but this is a 2nd version. Recently, I bought a great reference book about gamda and Sabra, and I got information about this sub number version. Many of GamdaKoor's model cars have 2nd, 3rd or 4th version with modification about colors and decals or some details.


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イスラエルにこのような黄色いアメリカンフルサイズセダンのタクシーが走っていたかは当方は良く知りません。(恐らくそのような事はなかったのではないかと思います。)基本的にイエローキャブ仕様のミニカーのデカールを変えただけですが、表記を英語の"TAXI”からヘブライ語の"Monit"に変えるだけで随分とイメージが変わります。この個体は残念ながら右ドアのデカールがヨレたまま貼られてしまっていますが、全体的には良いコンディションを保っているのではないかと思います。


I am not sure there were these yellow color's full size American sedan taxi or not in Israel. Basically, there are no difference between 1st and 2nd model except decal. But as a result, this model car's image had quite changed from original one. Unfortunately, decal on right side door has a little wrinkle, but I think overall condition of this one is pretty good.



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今回はもう1台、コチラも過去にご紹介済みの同型ミニカーをご紹介したいと思います。当方がガムダクール・サブラに惚れ込んだ原点とも言うべき1台。子供の頃に散々遊び倒したミニカーです。以前ミニカーコラムシフトでご紹介した通り、クラグスタン・デトロイトシニア/ガムダクールサブラは日本に正規輸入・販売されていました。この1台は当方が子供の頃、両親に誕生日プレゼントとして池袋の東武デパートのオモチャ売り場で買ってもらったもので、或る意味その歴史の生き証人とも言えるミニカーです(大袈裟)


This time, I would like to introduce one more Chevrolet taxi model car. I became a big fan of GamdaKoor Sabra by this one. I think this is a part of evidence that sabra officially imported to Japan. When I was a little child, my parents bought me this for birthday present. They bought this model car at the toy corner of department store.


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子供の頃のお気に入りだった為、幾度となく稚拙な技術でレストアが試みられ、白黒のポリスカーになったり、一時期は水性のポスターカラーで”黄土色”に塗られていた事もありました。・・・行きつけの文房具店に黄色がなかったんですね(笑)。いつしかトランクリッドも失われご覧のような哀れな姿になってしまいましたが、捨てられないんですよね、こういうの・・・。密かにガムダクールになかった乗用車仕様でレストアする野望を胸に秘めたまま今日に至っております。。。


I liked this model car very much and played a lot with, as a result it became a junk. I in the days of the boy could not throw away this model car and tried to restore it several times. once it became a police car, then it came back to a taxi. Finally the model car became as this condition, but I am still planning to restore it again.


タクシーは黄色だけじゃない~Road Champs Caprice Chicago Taxi & ixo MODELS Checker San Francisco Taxi

当方もそろそろタクシー以外のミニカーをご紹介したくなって来ました・・・。ちょっとペースを上げて今回は一挙2台をご紹介しちゃおうと思います。


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↑過去ご紹介済みの”劇中車”ホワイトローズのポリスカーをリペイント&改造した旧型と共に。


さて、アメリカのタクシーと言うと、今まで散々ご紹介して来たようにNYの街と黄色1色のボディカラーが思い浮かぶと思います。しかしアメリカの街はNYだけではないし、タクシーのカラーも全て黄色1色という訳でもありません。今回ご紹介する1台目はロードチャンプス製の'91 or '92シボレー・カプリス。シカゴのタクシーは過去に映画”シカゴ・ドライバー(原題;Chicago Cab)”の劇中車として、ホワイトローズ製のポリスカーを改造したミニカーでご紹介しています。(このロードチャンプス製をリペイントの参考にした事は過去記事でもご紹介済み。)ベージュをベースに前後フェンダーがグリーン、ボディサイドをチェッカー柄のストライプが走ります。チェッカーフラッグをあしらったリアドアのマークはNY版のチェッカーキャブと似ています・・・同じ系列のタクシー会社なんでしょうか!?


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↑ベージュ&グリーンのツートーンのシカゴタクシー。アメリカのタクシーは黄色だけではないというほんの1例です。実車はグリーンの部分が赤い個体もあるようです。


ミニカーは少し前にご紹介したNYイエローキャブと同じキャスト。流麗なボディの'91~カプリスの前期型タイプです。リアのナンバープレート部に"1995"とありますが、これは誤りではないかと思います。プルバックモーターを内蔵している訳でもないのにリアウインドウがブラックアウトされ、後席のディテールが省略されてしまっているのですが、流れるようなボディの雰囲気はそれなりに出ていると思います。塗装が複雑な分、NYのイエローキャブより見栄えが良いような気もします。この辺りのフルサイズセダンはポリスカーやタクシー等バリエーション展開が容易なので、何処か最新の技術でミニカー化してくれないかなあ・・・と思う今日この頃です。


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↑先回のNYと同じ”TAXI OF THE WORLD"シリーズの1台ですが黄色1色のボディとはまた一味違った魅力があります。


今回ご紹介する2台目は、前回のNYと同じディアゴスティーニの”Taxi of  the world”シリーズの1台。同じくチェッカーキャブですが、サンフランシスコの”ベイエリア・キャブ”仕様のミニカーです。書店系アイテムであるこのシリーズは残念ながら日本では途中で販売が中止されてしまい、恐らくこのモデルは国内販売されていないのではないかと思います。NYと同様イエローのボディをベースにしていますが前後のフェンダーがシカゴと同じ様にグリーンに塗られ、グリーンとイエローのチェッカー柄のストライプがボディサイドを走っています。ミニカーを持っていないのでご紹介出来ないのが残念ですが、アメリカ各地にはこれらとは全然異なるカラーリングのタクシーもあるのですが、今回ご紹介の2台とNYのイエローキャブは少しづつ似ている部分があって興味深いです。


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ミニカーは基本的にNYと同じイクソ製のキャストですが、コチラのモデルはラジエターグリル、バンパー、ホイールキャップが高輝度シルバー塗装または艶消し調のメッキ仕上げとなっており、前回比較したNYの2台ともまた異なる仕上がりになっています。個人的にはメッキがキラキラしすぎる前回のNY仕様よりも、コチラの方がしっとり落ち着いた感じで好ましく感じます


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↑サンフランシスコという事で、ユニバーサルホビー製ボンドカーコレクションのダッジ・モナコSFPDにゲスト出演願いました。


アメリカではポリスカーのバリエーションが非常に多くミニカーもコレクションの1ジャンルを成す位製品があるのですが、タクシーはそこまでではないのは残念な所です。当方もコレクションの殆どをご紹介してしまったのでホントはタクシー特集は今回で打ち止めにしようと思ったのですが・・・次回、あと1台だけ番外編(!?)をご紹介して終わりたいと思います。


初回限定890円の衝撃~ixo MODELS Checker Cab

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先回予告しました通りイクソのチェッカーキャブ、通常版とディアゴスティーニ”世界のタクシーコレクション”シリーズの付属版のミニカーを比較してみたいと思います。尚、今回の記事はお友達の覆面えるさんの素敵なフランクリンミント製チェッカーキャブの記事へ勝手連させて頂きます。例によって、当方の甚だ怪しい英文を更にネット翻訳でフランス語にしているので、英文・仏文は物凄く不正確な物になっている可能性大です(笑)。


As I announced at last article, I would like to compare with regular model and "Taxi of the world" version Checker cab of ixo models. This article related to my friend 覆面えるさん's article of 1/24 Checker cab model car. Excuse me, I translated my sentences to English by myself, and translated it to French by internet translator. So I think my sentences are quite inaccurate.


Comme j'ai annoncé à dernier article, j'aimerais comparer avec voiture du modèle régulière et "Taxi du Contrôleur de la version mondial." Cet article a été en rapport avec l'article de mon ami 覆面えるさん de la voiture du modèle de 1/24 taxi du Checker. Excusez-moi, j'ai traduit mes phrases en anglais tout(e) seul(e) et l'ai traduit en français par traducteur de l'internet. Donc je pense que mes phrases sont assez inexactes.


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2003年某日、衝撃のニュースが・・・デルプラド等ちょっとしたブームになっていた書店販売のミニカー付き冊子新シリーズ、ディアゴスティーニ「世界のタクシーコレクション」発売。付属するミニカーはixo製、普通に買ったら3,000円以上する商品です。その第1回目がニューヨーク、ミニカーはチェッカーのニューヨーク・イエローキャブ。初回限定特別価格は衝撃の890円!!タクシー萌えの当方にはそれだけでも十分インパクトがあったのですが、実はそれ以前に前回ご紹介したixo通常版でチェッカー・ニューヨーク・イエローキャブを3,600円で入手済みだった当方にとっては二重のショックだったのでした・・・。


One day in 2003, I saw the magazine "Taxi of the world" at Japanese book store. first issue was about New York city and Checker yellow cab attached to the book. Special price for first issue was 890yen! I was so shocked because I have already bought ixo's regular Checker cab model by over 3,600yen!!


Un jour en 2003, j'ai vu le magazine "Aller en taxi du monde" à librairie japonaise. en premier la question était au sujet de ville de New York et Checker que le taxi jaune a attaché au livre. Le prix spécial pour première question était 890yen! J'ai été bouleversé ainsi parce que j'ai déjà acheté le modèle du taxi du Contrôleur de l'habitué d'ixo par plus de 3,600yen!!


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当方がその雑誌を購入したのは言うまでもありません。家に帰って早速比較をしてみると、その仕上がりはやはり通常版のミニカーとは多少異なっていました。先ず第1に気付くのはルーフ周り。タクシー特有の標識灯の形状、色が違います。更に通常版には無線用と思しきアンテナが生えています。


Of course, I bought that magazine, and compared that attached model car with ixo's regular one. There are some different portions on those model cars. Most distinguished point is the roof. Shape of taxi sign are different, and radio antenna was deleted from magazine ver.


Bien sûr, j'ai acheté ce magazine et ai comparé cela a attaché la voiture modèle avec le régulier d'ixo. il y a des portions différentes sur ces voitures modèle . La plupart a distingué le point est le toit . La forme de signe du taxi est différente et l'antenne de la radio a été effacée de ve du magaziner


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次いで大きな違いは顔周り。バンパー・グリルは通常版は高輝度シルバー塗装、ディアごスティーに版はメッキです。更に通常版はグリルに黒の色差しも施されています。実車のバンパーは'74以降はシルバー塗装でした


Second portion is front end. bumper and radiator grille of regular model are high brightness silver paint, but magazine's one are chrome plated. Also, inside of regular one's radiator grille is painted to black. Actual car's bumper had been painted to silver from '74 model year.


Deuxième portion est fin de devant. pare-chocs et grille de radiateur de modèle de l'habitué sont haute peinture de l'argent de la luminosité, mais magazine un est des plaqués chromés. Aussi, sa grille de radiateur est peinte pour noircir dans habitué. Le pare-chocs de réelle voiture avait été peint pour argenter de 74 années du modèle.


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サイドに回ると、気が付くのはタイヤ&ホイール、通常版モデルはタイヤがホワイトリボン、ホイールキャップのセンター部にもプリントが追加されています。その他、エンブレムやサイドマーカーのプリントもより精細な物になっています。こうした部分もモデルの細密感を盛り上げていると思います。


On side view, there is difference about tire & wheel. Regular model has white wall tire. It also has print on center of hub cap. Additionally, it has more precision print on its body.


Sur vue de côté, il y a la différence au sujet de pneu & roue. Le modèle régulier a le blanc pneu du mur. Il a aussi l'empreinte sur centre de casquette du moyeu. En outre, il a plus d'empreinte de la précision sur son corps.


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リア周りはやはりバンパーやリアランプベゼルの質感が異なります。実写の雰囲気、模型としての細密感共に通常版の方が良いように思います。・・・と言う事で、較べてみれば確かに違うixoのチェッカーキャブ、やっぱり通常版の方が良い出来ではありますが・・・価格の違い程物凄く違うと言う感じではないですね。。。


At the rear end, also bumper and rear combination lamp are different. Surface conditions are same with front end. Personally, I like regular ixo version better than magazine version because of those texture and the mood. But I think these model's difference are not equal to difference of the price.


Aussi le pare-chocs et lampe de la combinaison de l'arrière sont différentes à l'arrière-train. Les conditions de la surface sont mêmes avec fin de devant. Personnellement, j'aime mieux que version du magazine la version de l'ixo régulière à cause de cette texture et l'humeur. Mais je pense que la différence de ce modèle n'est pas égale à différence du prix.


●ミニカーコレクションホビーは万国共通!


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さて、前々回同じ様な書店系アイテム、ボンドカー・コレクションから死ぬのは奴らだのチェッカーキャブをご紹介しましたが、その時高過ぎる車高やリアルさに欠けるタイヤ&ホイールが気になると書きました。この点に関しては今回勝手連させて頂いた覆面えるさんも同じご意見なのですが、同じ事を感じたのは我々日本人だけではなかったようです。コチラのミニカーフォーラムを通じて知り合ったフランスの同好の士、golf63氏はタイヤ&ホイール、更にはリアコンビネーションランプをixoのモデルから移植。そしてリア席には他のモデルから調達したムーア・ボンドも乗車させています。その効果は絶大でボンド映画の劇中車としての魅力が倍増しているように思います。


I introduced model of Checker cab from "Bond car collection" at twice in the previous article. At that time, I said the model car's height is too much. Also the tires and wheels are not good. My French friend golf63 felt same thing. He modified his Checker cab and sent some photos to me. So I would like to introduce his work. He converted tires, wheels and rear combination lamp from ixo model and put James Bond figure to back seat. I think these changes are so effective. The model car got awesome appearance!


J'ai introduit voiture modèle de taxi du Contrôleur de "Bond car collection" à avant deux fois article. À ce temps, j'ai dit que la hauteur de la voiture modèle est trop. Aussi les pneus et roues ne sont pas bonnes. Mon ami français golf63 a senti la même chose. Il a modifié son taxi du Contrôleur et a envoyé des photos à moi. Donc j'aimerais introduire son travail. Il a converti des pneus, roues et lampe de la combinaison arrière d'ixo voiture modèle et le James Bond mise en en arrière siège. Je pense que ces changements sont si efficaces. La voiture modèle a obtenu l'apparence imposante!


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更に氏の友人は同じボンドカーコレクションのランチェロに当方と同じ様な不満を持ったようで、何とルーフの3mmチョップに挑戦しています。コチラもオリジナルに対して随分印象が良くなっています。ミニカーについてファンが感じる事は万国共通なのだなあと、ちょっと嬉しくなりました。この趣味には国籍や人種による違いはないんですね。


Also, one of his friend has similar thinking about Ford Ranchero of same series. He is trying to chop off 3mm of the model cars roof! The model car getting awesome appearance too. I am very glad because model car collectors in all over the world has similar thinking. There are no difference about this hobby by nationalities or human races.


Aussi, un de son ami a le semblable penser au sujet de Ford Ranchero de même série. Il essaie de couper 3mm du toit de voitures modèle! La voiture modèle qui obtient l'apparence imposante aussi. Je suis très heureux parce que collecteurs de voiture modèle dans dans le monde entier a la semblable pensée. Il n'y a aucun différence par les nationalités ou les races humaines au sujet de ce hobby.


スクリーンを駆け抜けたクルマ達~ixo MODELS Checker Cab from

チェッカー・キャブと映画を絡めて語ろうと思ったら、やっぱりこの作品を避けて通る訳にはいきませんね。書きたい事がたくさんある反面、語る事が難しい作品でもありますが・・・まあ、当方なりに頑張ってやってみましょう。


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↑映画のオープニングのイメージで・・・点灯したランプ類やNYの冬の風物詩、セントラルヒーティングのスチームはフォトレタッチで表現しました。


・・・と言う事で”タクシードライバー(原題;TAXI DRIVER)”であります。マーティン・スコセッシ監督、ロバート・デ・ニーロ主演、'76年のアメリカ作品です。共演はシビル・シェパード、ジョディ・フォスター、ハーベイ・カイテル、ピーター・ボイルなど。脚本のポール・シュレイダーは、スタンリー・キューブリック監督の映画”時計仕掛けのオレンジ”に触発されて上院議員を銃撃したアーサー・ブレマーという男の日記に着想を得て本作を書き上げたと言われています。そしてその”タクシードライバー”を観たジョン・ヒンクリーという男が当時のレーガン大統領を狙撃したという負の連鎖・・・映画というものの持つ影響力の大きさを思い知らされます。


主人公のトラビス・ビックルはベトナム戦争で負傷し海兵隊を栄誉除隊。心と体に傷を負い(劇中体を鍛えるシーンで背中に大きな傷痕があるのが見てとれる。)眠れぬ日々が続いていた。それを逆手に取ってタクシードライバーの職を見つけ夜の街を流し始めるが、タクシーのウインドゥスクリーンを通して見るニューヨークは麻薬や売春などの犯罪が渦巻き、瘴気と腐臭を放つが如き世界だった。知性もあり、そうした街を嫌悪する正義感も持ち合わせている(ように見える)彼だったが、友や恋人と呼べるような知人もなく孤独に苛まれ、状況を打開しようという焦燥感と、あがいてもどうにもならないという絶望感からその行動は次第に常軌を逸してゆき・・・



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この映画も観る人によってその評価が大きく分かれる作品ではないでしょうか。本作を観るにあたっては、ベトナム戦争の爪跡や犯罪率の増加など映画製作当時のアメリカの世相を理解しておく必要もあると思います。当方の感想はどうかと言うと・・・正直言って未だはっきりとは答えを見つけられていません。もう何度も観ていますが、この作品が好きなのか嫌いなのか?トラビスに共感出来るのか出来ないのか?・・・とても難しいですね。誤解を恐れず自分の気持ちを正直に記すなら、トラビスに感情移入する事は出来なかった。当方も社交的な方ではないし変なトコが真面目だったりする(・・・と思う/笑)ので、彼の置かれた状況や結末に至る過程について共感出来る部分はあるにしろ、その思考や行動は自己中心的で破滅的であったように思います。


今日のアメリカを舞台にしたら、同じ様な映画を撮っても恐らくここまでのリアリティや差し迫った緊迫感は生まれないでしょう。当方の大好きな作品に90年代のシカゴを舞台にし、同じ様にタクシードライバーの孤独を描いた”シカゴ・ドライバー(原題;CHICAGO CAB)”という作品が有りますが、シリアスな社会ドラマとコメディタッチの作品と言う違いがあるにしろその結末は大きく異なっています。むしろ今日であれば日本を舞台にした方が余程リアリティがある・・・スコセッシやシュレイダーが極東の小さな島国の未来まで予見していたとは思えません。しかしベトナム戦争もなく治安も70年代のNYとは比べ物にならない日本で、トラビスのような人間が生まれる素地が何処かに潜んでいる・・・何か70年代のアメリカと似た閉塞感や頽廃的な空気のようなものが現在の日本で醸成されているのかもしれません。


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↑当方の手持ちのミニカーでは最もチェッカーキャブのイメージを良く捉えていると思えるixoのモデル。見慣れた姿だけにゴツイバンパーも気になりません。


さて、映画の内容が重いだけにミニカーのご紹介が遅くなってしまいました。。。今回ご紹介するチェッカー・キャブはixo製。日本でも(途中まで)販売されたディアゴスティーニの書店系アイテム「世界のタクシーコレクション」の付属モデルではなく、それ以前にixoの通常品として販売された物です。特に年式等は記されていませんが、大型の衝撃吸収バンパーや無線アンテナが装備されているのでかなりモデル末期に近い頃の姿ではないかと思います。何だかんだ言っても流石と言うか、当方の手持ちのミニカーの中では実車のイメージに最も近いように思います。ボディカラーやチェッカー柄のストライプなどの印刷も美しく見応えのあるミニカーです。基本的に同じ金型で造られたミニカーが冊子とセットで”初回限定特別価格'¥890-で売り出された時には卒倒しそうになりましたが(笑)、それでもめげずにディアゴスティーニ版も買って較べてみると、細部のディテールは結構違っていました。この辺りは日を改めて別途ご紹介したいと思います。


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●本文中に入れ込めなかったトリビアを幾つか・・・。


・劇中デ・ニーロが運転するタクシーは言うまでもなくチェッカー・キャブ。今回ご紹介するixo製ミニカーのようなバンパーが大型化された'74年以降のタイプですが、シーンによって車番が違っていたりするようです。コレが撮影時のミスであるとする説や、トラビスが自分のクルマを持たない雇われドライバーだからシフトによって乗るクルマが違うとする説等々、議論の的になっているようです。(極一部ネタ/笑)


・役作りにのめり込む事で有名なデニーロは撮影に先立って約1か月、1日12時間以上NYの街で実際にタクシードライバーを務めたとの事。ある時デニーロである事が客にばれ、失職したと勘違いされて同情されたという逸話があるそうです。


う~ん、この映画について語ろうなんてやっぱり無駄なあがきだったかな。。。とにかく観る側の受け取り方によって様々な解釈が可能な作品でなので、恐らく当方の考え方に共感出来ない方も多い事でしょう。しかし、勧善懲悪の単純な娯楽作品ではないこうした作品はそれで良いのではないかとも思います。色々な受け取り方、解釈が出来るという事は、その作品自体の持つ深みを示していると言えるのではないでしょうか?だからこそ名作として語り継がれ、観続けられているのだと思うのです。


参考資料; ソニーピクチャーズ エンタテイメント DVD「タクシードライバー」 & パッケージクレジット,洋泉社 映画秘宝 Vol.18 SEP.2000号,ディアゴスティーニ 世界のタクシーコレクション No.1 ニューヨーク,ニ玄社 別冊CG 自動車アーカイヴ 80年代のアメリカ車,ウェブサイトIMCDB Internet Movie Cars Database,当方のクルマ&映画無駄知識(笑)


スクリーンを駆け抜けたクルマ達~UNIVERSAL HOBBIES Checker Cab from

長年親しまれた存在だけに、映画やTVへの”出演”も多いチェッカーキャブ。今回は007に登場したクルマのご紹介です。


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↑ジオラマ風台座と共に望遠側(光学ズームx8.6)で撮ってみました。奥行きが詰まって背景との一体感が出たような気がします。


先回も記した通りニューヨークを始めアメリカの風景の一部と言われたチェッカー・キャブ。長年製造されていた事もあり映画への登場も数知れず・・・当方が個人的に印象深いのは特攻野郎Aチームでお馴染みのミスターTなどが出演したD.C.キャブ(原題;D.C.CAB)”やカート・ラッセルが主役のスネーク・ブリスキンを演じ、アーネスト・ボーグナインが運転手役だった”ニューヨーク1997(原題;Escape from New York)”、そして何と言ってもあの”タクシードライバー(原題;TAXI DRIVER)でしょうか・・・。今回ご紹介するミニカーは当ブログでは都度ご紹介しているユニバーサルホビー製のボンドカー・コレクションシリーズの1台。007死ぬのは奴らだ(原題;LIVE AND LET DIE)”に登場したクルマです。


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↑このシリーズのクセで車体が上下に厚ぼったいような気が・・・タイヤ&ホイールも何だか違和感があります。


・・・チェッカーキャブなんて出てたっけ?と思うようなチョイ役だったのですが実車のキャラクター性ゆえか目出度くモデル化されてしまいました。同シリーズではこの作品からは以前ご紹介したコルベットベースのカスタムカー、コルボラードやノバのポリスカー、'64インパラのコンバーチブル等、アメリカ車が多数ミニカー化されています。映画の方は三代目ジェームス・ボンドであるロジャー・ムーアが初めて登場し、テーマ曲をポール・マッカートニー&ウイングスが担当するなど、シリーズの中では色々と変化の多かった作品でした。クリフトン・ジェームス演じるペッパー保安官が登場し、コミカルな要素も増加したように思います。英国情報部支給のいわゆるボンドカーは登場しませんでしたが、主要な舞台にアメリカが含まれておりGMが車両を提供したようでシボレーを始めGM車が大挙登場しました。


Uh_007_checker_cab_2


↑今回のジオラマ風ケースは路面表現のみの簡単な物ですが、背景写真との組み合わせでなかなか魅力的に感じられます。たったこれだけの事で映画の雰囲気が良く伝わって来ます。


ミニカーは最近のこのシリーズのクセで車体が上下に厚いような印象を受けます。またタイヤの径が大き過ぎ、かつ扁平過ぎるようでやや印象を悪くしています。実は悪役ミスター・ビッグの部下である黒人の運転手は乗車していますが、残念ながらボンドは下車した後のようです(笑)。プロトタイプは衝撃吸収バンパーが装着された'74年型以前のモデルで、オーバーライダー付きのバンパーは先回のアーテル製とも次回ご紹介予定のIXO製とも異なるディテール。そういう意味ではちょっと嬉しいミニカー化ではあります。赤味の強いこってりした黄色のボディカラーはなかなか良い雰囲気です。


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↑コチラもズームで撮影。・・・しかしランプベゼルのチップが気になるなあ。。。


007に登場したクルマ達をミニカー化したユニバーサルホビー製のボンドカーコレクション。チェッカーキャブも有難いのですが、出来る事ならこの映画からは'73のカプリスかインパラをモデル化してくれれば色々と利用価値も高かったのですけれどねえ・・・。


アメリカのタクシーと言えば・・・Ertl '59 Checker Cab

しつこく続けて来たタクシー特集(笑)も持ちネタが少なくなって来ました。この辺りで有名なチェッカー・キャブのミニカーをを何台かご紹介したいと思います。


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↑デビューイヤーはトライシェビーと同じ頃の'56年。そのまま80年代まで製造が続き、最後の1台はNYで99年まで現役として活躍していたのですから、様々な世代の人々にとって身近な存在だった事でしょう・・・。


さて、やっぱりアメリカのタクシーと言ったらこのクルマを抜きに語る事は出来ませんよね。チェッカーキャブのデビューは'56年、その時の型式はA8型と言い、後に型式をA11,A11E(ロングホイールベース版)に改めました。'59年からは一般向けの自家用仕様(A10→A12,A12E)も開発され、スーパーバ、マラソン(登場時は上級版、その後この名称に統一。)の名で販売されています。頑強なラダ―フレームシャシー、シンプルなメカニズム、背が高く居住性に優れたボディ(ロングのA11Eでは補助椅子を使えば最大8~9人の乗車が可能)は走行距離も長く酷使される事の多いタクシー業界のニーズに合致しており、'82にチェッカー社の経営悪化により生産継続が出来なくなるまで20年以上の永きに渡って製造されました。長期に渡る活躍によりニューヨークの風景の1部と言われるなど、その存在は単なる自動車ではなく文化的なアイコンにまで昇華しています。


Ertl_checker_cab_ft1_2 Ertl_checker_cab_rr1_2


↑至って素朴なミニカーですが、実車が個性的なだけに見紛う事無きチェッカーキャブです(笑)。バンパーが大型化する以前の姿なのが貴重かもしれませんね。


初めにご紹介するミニカーはアーテルの”ビンテージ・ビークルズ”シリーズの1台で、箱の印刷によれば製造は'88年から。今日的な目で見れば至ってシンプル&素朴な出来ですが、高価なホワイトメタル完成品を除けば1/43ミニカーはこれしかない時代が長く続いたので当方には貴重な存在でありました。モデルの細密化が進む昨今、この素朴な味わいが逆に新鮮と言ったら誉めすぎでしょうか?(笑)'59年型という事になっていますがどの辺が'59年型なのかは当方には良く分かりません。。。実車は長年同じカタチで製造されましたが、'74年型からゴツい衝撃吸収バンパーを装着しており、近年IXOから発売されたミニカーはその仕様になっていますのでその辺が識別点でしょうか・・・。


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↑購入以来20数年、大した手入れもしていませんでしたが・・・どうです、この矍鑠(かくしゃく)たる佇まい。素朴だけど長期保存に耐えるミニカーと、素晴らしい出来ながら数年で劣化が始まってしまう精密なモデルカー。10年、20年というスパンで考えた場合、果たしてどちらが価値ある存在なのでしょうか?


余談ですがこのミニカーは購入してから20年くらい経っており、今回撮影の為に久々に引っ張り出したのですが目立つ塗装の劣化やプラ部品のメッキのヒケもなく、至って良好なコンディションを維持しておりました。撮影にあたっては台所用の中性洗剤を垂らした水をティッシュに含ませて拭い、模型用のコーティング剤で軽く磨いただけです。安価で素朴な作りのミニカーながら天晴れ・・・。本来ダイキャストのミニカーは長期の保存に耐え得るからコレクションホビーとして定着して来た筈であり、この辺りは管理が悪いと数年で塗装が劣化してしまうような最近の脆弱な製品にも大いに見習って欲しい部分であります。少ない資金をやり繰りし、生産数の少ないミニカーを苦労して手に入れても、それが数年でゴミと化してしまうようでは・・・この趣味を続ける気持が萎えてしまいますよホントに。


'70年代のタクシーは Part2・・・MATCHBOX Plymouth Gran Fury

当方のアップがマイペースな事もあってちょっと長すぎの感もある(?)タクシー特集、今回も古めの車種・ミニカーをご紹介したいと思います。


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↑先回ご紹介のディンキー製と2台で夜のNY風・・・例によってライト類はフォトレタッチです。


・・・という事で前回ご紹介したディンキーと同じ'75~'77のプリマス・グランフューリー、今回ご紹介するのはマッチボックス・スーパーキングスシリーズの1台です。車種、年代は奇しくもディンキー製のモデルと同じ。製造開始もディンキーが'78年、このマッチボックスが'79年とほぼ同じ年代でした。(箱や床板の記載を参照しました。)往年のマッチボックス・スーパーキングスは、アメリカ車好きな当方にとってはマスタングのファニーカーやマーキュリークーガー、ダッジ・チャージャー等が印象深いのですが、スケールに一貫性がなく1/43よりも小柄なミニカーが多いのが残念な所です。そんな中でこのプリマス・グランフューリーは奇跡的に(?)ほぼ1/43スケールでモデル化されました。ディンキーと同様ポリスカーやタクシーのバリエーションがあるのはアメリカン・フルサイズセダンのミニカーとしてはお約束でしょう(笑)。


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↑ぶっといタイヤ、タクシーにしては派手なホイール、そして何故かトーイングヒッチ(笑)。でも何となくアメリカンフルサイズの迫力が伝わる佇まいではあります。


さて、ミニカーはと言うと、プロポーション、ディテール共に同時代の小スケールマッチボックスに近いテイストが感じられます。実際この頃のレギュラーシリーズに同じグラン・フューリーのポリスカーがラインアップされていました。プロポーションのちょっとしたデフォルメ、異様に太いタイヤ&派手目のホイール、リアに装備されたトーイングヒッチ等、タクシーとしては???な部分も多々ありますが、アメリカン・フルサイズセダンの迫力と押し出しを良く表現していると思います。同じイギリスのブランド、同じ車種・縮尺のタクシーミニカーなのに、簡易な構造ながらごくまじめな作りのディンキーとはかなり異なるテイスト。マッチボックスの方はフロントドアとトランクが開閉します。


Matchbox_plymouth_taxi_2


↑共にイギリスの老舗ブランド、同じ題材ながらそのテイストは大きく異なります。この辺の面白さもミニカーコレクションの楽しみの1つですよね。


この年代のクライスラー・フルサイズセダンとしては以前ご紹介したコーギーのダッジモナコがあり、コチラは各種ポリスカー、ファイヤーチーフ等のバリエーションの他、ブルースモビル仕様も販売されました。製造された時代やブランドのバックグラウンドが異なるとは言え、イギリスを代表する(した?)3台ブランドが揃ってクライスラーフルサイズをリリースしてたと言うのはなかなか興味深いです。そしてモナコは近々にあのミニチャンプスからも発売される予定になっていて(海外では発売済みで日本入荷未のようです。)この世代のクライスラーフルサイズ、意外と1/43でのミニカー化には恵まれていると言えるかもしれません。


http://www.minichamps.de/datenblatt_neu.php?idps=400144770&SPRACHE=en ←ミニチャンプスのモナコはこんな感じ。


Matchbox_plymouth_taxi_3


↑兄弟車とも言えるダッジ・モナコはコーギー製。フルサイズセダンがたくさん並ぶと何故か嬉しい・・・(笑)。


ミニチャンプスはとりあえずブルーメタリックのノーマルセダンから発売。ノーマル仕様の製品化は意外に少ないので貴重ですが、フルサイズセダンの型を作った以上バリエーション展開をしない筈はないと思われるので、この先どんなミニカーが発売されるのか楽しみであります。


'70年代のタクシーは・・・Dinky Toys '75~'77 Plymouth Gran Fury

比較的新し目のクルマ&ミニカーでご紹介しているタクシー特集ですが、少しだけ古い物をご紹介したいと思います。


Dinky_plymouth_taxi_1


このミニカーはイエローキャブの他にポリスカー、ストックカーのバリエーションがありました。ストックカーは未入手ですがポリスカーは入手済み。いずれ別途ご紹介したいと思います。(出し惜しみ/笑。)


今回ご紹介するイエローキャブはクライスラー製フルサイズセダンであるプリムス・グラン・フューリー、年式までは特定出来ませんが'75~'77モデルイヤーのクルマです。以前 '58ベルベディアをご紹介した時にも記したのですが、プリムスのフルサイズはかつてトリムレベルの違いにより下からプラザ、サヴォイ、ベルベディア、フューリーと呼ばれていました。その後'74年まではフューリーを名乗っていましたが、'75年からフューリーの名前はインターミディエートクラスに取られてしまい、フルサイズは頭にグランを付けてグラン・フューリーと呼ばれるようになりました。以前ブルースモビルでご紹介したダッジ・モナコとは兄弟車にあたると思います。丸いシングルヘッドライトと縦長矩形のクリアランスランプ(?)をベゼルに収めた独特な顔つきをしていますが、丸4灯のオーソドックスなデザインのモデルも存在しました。


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↑'60年代の輝ける製品群に比べ、各部のコストダウンによりトイライクになってしまった'70年代後半~のミニカー達。しかし、今日の細密なモデルを見慣れた目には、却って新鮮に映る・・・と、思いませんか?


ミニカーは古の(と言っても'70年代後半ですが・・・。)ディンキー製。左ドアの紙シールが褪色してしまっている以外はなかなか良好なコンディションだと思います。このキャストのバリエーションとしてはポリスカーやストックカー仕様もありました。前後バンパーやランプ類まで一体成形で床板はプラ、タイヤ&ホイールもプラ一体成型というミニマムな部品構成ですが、ボディのプロポーションはなかなか良く、実車で全長5.6m、全幅2mを超える大柄なボディは1/43でも迫力があります。そのシンプルな出で立ちは、昨今のフルディテールのミニカーを見慣れた目には却って新鮮(!?)に映ります。ガムダクールのシボレーもそうなのですが、往年のアメリカン・フルサイズの堂々たるフォルムは、シンプルなミニカーでこそ際立つのでは?などと思ったりもします


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↑究極の部品点数削減ミニカー(笑)ですが、往年のアメリカン・フルサイズセダンの貫禄・魅力を余すところなく伝えていると思うのですが・・・贔屓目過ぎるでしょうか?


このミニカーはアメリカンフルサイズの魅力が良く引き出されていてお気に入りの1台なのですが、そもそも当方はフルサイズのセダンボディが鮮やかな黄色に塗られているだけで幸せな気分になる特異体質なので、自ずと評価も甘くなっているかもしれません(笑)。


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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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