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(勝手に)クリスマス恒例 2016年私的ベストモデル

今年ももう、この時期になってしまいました・・・。

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・・・あっという間にクリスマスであります。ブログ開設初期にはたまたま所有していたクリスマス仕様のミニカーをご紹介したり、クリスマス絡みの映画に因んだ劇中車を自作したりといった事をしていましたが、ブログのためにミニカーを買う事はしたくなかったし、モデル製作は甚だスローペースなためその後はネタ切れ。苦し紛れに始めたその年に購入した中からの私的ベストモデルご紹介が当ブログの恒例行事となりました。なので今年もワンパターンで行ってみたいと思います。26年はベスト3のご紹介、ただしそれぞれ1台ではなくテーマに沿った複数台のご紹介です(ズルい)。それではさっそく第3位から・・・。

●第3位・・・スパークFORD GT Mk-Ⅱ'66ルマン 1-2-3フィニッシュ3台

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3位は同じスパークのシェルビーGT350及びGT350-H(ハーツ仕様)と大いに迷ったのですが・・・。やはりヒストリーの偉大さを鑑みると、僅差でコチラに軍配が上がりました。'66年のルマンでフォード悲願の初優勝を1-2-3フィニッシュで飾った3台。ブルース・マクラーレン/クリス・エイモン組のカーNo.2(#1046号車)、パレード走行ゆえの悲劇2位ケン・マイルズ/デニス・ハルム組のカーNo.1(1015号車)、健闘3位ロニー・バックナム/ディック・ハッチャーソン組のカーNo.5(1016号車)。GT-Mk2は過去にご紹介のイクソに夥しいバリエーションがあり、ミニチャンプスも1部製品化していますが、1位~3位が揃っていて、かつプロポーション&フィニッシュにより優れるスパークの製品群はやはり嬉しいです。今年は久々にルマン復活を遂げた新世代フォードGTが初挑戦にしてクラス優勝&全車完走という快挙。その仕様のモデルもTSMから発売予定。来年も楽しみです。

●第2位・・・働くクルマ2台、ビザールダイヤモンドTタンカー&TSM GMフューチャーライナー

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いやはや、今年は大好きな働くクルマ2台が相次いでレジン完成品で発売されるという驚天動地。嬉しい悲鳴を通り越し、財政的には阿鼻叫喚の大惨事でした。。。1台はビザールから発売されたテキサコ・ダイヤモンドTタンカー、通称"Doodle Bug"。1933年に製造されたストリームライン(流線型)の極めてユニークなスタイリングが印象的です。そしてもう1台はTSMから発売になったフューチャーライナー。GMがパレード・オブ・プログレスのために製造したプレゼンテーショーン展示ステージ車両。コンボイを組んでアメリカ・カナダ各地を巡業しました。こちらも初製造が'39~'40年とはにわかに信じがたい前衛的なデザイン。この2台を見ているとこの年代のアメリカは技術的に世界の最先端にいたのだなと思います。

●第1位・・・???

さて、栄えある今年の私的ベストモデル第1位は・・・・!?

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カバヤ世界の神話シリーズから、ユニコーンのフィギュアです!!!・・・・・・・・・???





・・・すみません。ウソをつきました(笑)。





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捕獲が極めて困難な伝説の生物ユニコーン。ミニカーコレクターである当方にも中々捕獲出来ないモデルがありますが、今年はそんな1台を捕獲する事に成功しました。それが何かは・・・あまりに嬉しかったので出し惜しみ(笑)。次回、今年最後の更新としてご紹介したいと思います。・・・ですが、極めて私的な好みのため日本では殆ど知られていないモデルです。これが1位?と、言われてしまうかも知れませんが、あくまで”私的ベストモデル”なので悪しからず・・・。数日中にアップの予定です。


↑日本ではただのお祭りのようになってしまっているクリスマス。本来はもっと厳かなものです。しっとりとしたレナ・ホーンの”Have Yourself A Merry Little Christmas"をどうぞ・・・。
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明るい未来は見えているか!? ~TSM '54 GM FUTURLINER

振り返るにはまだちょっと早いですが、当方にとって今年は商用車系で魅力的ながら高額なモデルが続出した大変な1年でした。。。

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フューチャーライナー。その名を知らずとも、個性的な姿を目にした事のある方は多いのではないでしょうか?同車は1940年に12台が製造され(英語版ウィキには'39年のニューヨーク・ワールドフェア出展されたとの記述もあり詳細不明です。。。)、GMによる将来技術を展示する巡回型イベント”パレード・オブ・プログレス”に使用され全米とカナダ各地を巡りました。この技術展示イベント自体は1936年から開催されており、当初はストリーム・ライナーと呼ばれる別の流線型トラックが使用されていました。フューチャーライナーは第2次世界大戦による中断を挟んで、'40~'41と'53~'56年の間にこの大役を果たし、驚いた事にその後は一般に売却されたとの事です。内9台の現存が確認されています。

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↑日本風に言うなら”戦前”のクルマですが、それを全く感じさせない斬新なデザイン。レトロフューチャーな最近のショーカーと言っても通用しそうです。モデルは50年代のパレード・オブ・プログレス再開に際してルーフなど変更された後の姿。製品の箱には'54年型との表記がありました。

車両中央の高い位置にレイアウトされたコックピット、前後ダブルタイヤ(前輪はダブルタイヤがステア!)、バスのような一体ボディ、ストリームラインの鉄道車両との近似性が感じられるリブ成型されたボディサイドパネル等々、戦前の製作とは思えない前衛的なデザインです。英語版ウィキの記述では、GMの初代スタイリング担当副社長であるハーリー・アールの手になる物とされていますが、別ソースではロバート・E・ビングマンという人の名が挙がっています。アールの指揮の下、ビングマンをリーダーとするプロジェクトチームがまとめたという事ではないかと思われます。'40年当時は航空機のようなグラスキャノピーでしたが、'53年のパレード再開時の改装でエンジン換装と共に1部デザインが変更され、主にドライバーの暑さ対策として一般的なルーフに改められたようです。

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↑全長およそ10m、全高3.5m、全幅2.4mのボディに対し、ホイールベースが6.3mと長いのが特徴的です。推測ですが取り回しはあまり良くなかったのではないでしょうか。

モデルはTSM製のレジン完成品。フューチャーライナーのスケールモデルとしては、レトロ1-2-3の1/10モデル(!)やノレブとグリーンライトの1/64などがありましたが、今年は何と1/43でTSMとNEOの2ブランドが競作するという異常事態(笑)。買えるものなら両方欲しい所ですが・・・金銭的に全く無理。当方が何とか入手したTSMのモデルは、レジン製ながらボディサイドが開き、昇降式の照明塔を格納した状態と展開した状態にセットする事が可能となっています。(照明塔は載せ換えるだけ)ステージ上には当時の展示を再現した模型の模型を置くようになっており、走行状態とパレード展示状態の両方を再現する事が可能です。一方、当方未入手のNEOのモデルは、窓が透けていてコックピットが再現されているようで・・・一長一短でどちらを選ぶかなかなか悩ましい所です。

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↑ご覧のようにステージの扉を開いて、照明塔を展開した状態にセットし、展示物を置く事でパレードの展示状態を再現する事が可能です。扉の開閉はちょっと怖いです・・・。

12台のフューチャーライナーの内、今回TSMがモデル化したのは”Out of the City Muddle”という展示を行っていた7号車。前述の通りレジン製ながらボディ左サイドのステージ扉開閉機構を備えているのが大きな魅力です。(金属製のヒンジが使われていますが、何せレジン製なので壊れやしないか、歪みやしないかと開閉時はヒヤヒヤものですが・・・。)この個体は実車が現存しており、ピーターパン・バスラインズというバス会社が所有しています。一時期は同社オリジナルのグリーンカラーに塗られていた事があり、何とその仕様のモデルがNEOから発売になるようです。TSMは展示の異なる別号車を製品化するようですし、ニュルンベルク・トイフェアーの限定品でブルーのモデルも存在するので興味は尽きないのですが・・・いやいや、これ以上は買えない買わない。この1台で満足しておかないと、お小遣いがいくらあっても足りそうもありません・・・。


↑コチラの動画はナショナル・オートモーティブ・アンド・トラックミュージアムに保管されている10号車のレストアの様子等を収めたもの。40年代のグラスキャノピー時代の姿も見られます。

参照元:
ウィキペディア英語版 https://en.wikipedia.org/wiki/GM_Futurliner
フューチャーライナー.com http://www.futurliner.com/index.html

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帰ってきたFORD GT ~ TSM '15 FORD GT Chicago Auto Show Ver.

今回は新生フォードGTを、嬉しいニュース、悲しいニュースと共にご紹介したいと思います。

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1966年、悲願のルマン制覇を成し遂げたフォードGT、2003年に続き2回目の復活を果たす事になりそうです。新生FORD GTはカーボンファイバーのボディにアルミ製の前後サブフレームという構成で究極の軽量化を達成。フロントエンドや丸いテールランプにオリジナルの面影を宿しますが、キャビンからエンジンルーム、テールエンドへと左右から絞り込まれたボディと後輪が独立しているかのように見える全体のフォルムは初代・2代目とは全くの別物。最新のエアロダイナミックテクノロジーから生み出されたであろう事は想像に難くありません。一方意外なのはそのパワーユニット。伝統のV8ではなく、3.5リッターV6をツインターボやデュアル・フューエルインジェクションで武装。最高出力は600hpを超えていると言われています。市販バージョンは今年後半にデリバリーが開始されるのだとか・・・。

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↑フロントマスクや丸いテールランプに初代の面影を宿す新フォードGT、しかしボディ全体のフォルムは最新の構造やエアロダイナミックにのっとり大きな変貌を遂げています。

さて、この新生フォードGTですが、1966年のMk-Ⅱによるルマン初制覇から50周年にあたる今年、サルトサーキットにも帰って来ました。そして何と復帰1年目にしてLM-GTE Proクラスで初優勝という快挙を成し遂げたのです。ポルシェのリタイヤなどライバルのトラブルに助けられた側面もあったようですが、フェラーリ488GTEや、ポルシェ911RSR、アストンマーチン・バンテージ、そして同じアメリカのコルベットC7Rを相手にしての結果ですから大したものです。出場4台全車が完走、クラス1位・3位・4位を占めたというリザルトも初優勝50周年にふさわしい成果だと思います。

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↑実車の市販開始前にTSMから登場した1/43モデル、実車の複雑なボディ構造、シャープなエッジと曲線が織り成すフォルムを上手く再現していると思います。当方はシカゴ・オートショーに展示されたシルバー&ブラック・ストライプ仕様を入手。・・・3台全部はムリです。。。

モデルはTSM(トゥルー・スケール・ミニチュアーズ社)製のレジン完成品。実車の複雑なボディ形状を手際良く再現、ウインドウの処理や塗装も美しいと思います。実車の市販が開始される前に、早くも3バリエーションが展開済み。最初に発売になったのがブルーメタリックのデトロイトショー仕様、ついでシルバーのシカゴ・オートショー仕様とイエローのLAショー仕様が発売になっています。きっと実車のデリバリーが開始されたら量産仕様も発売になるのでしょうが・・・果たしてお金が廻るかどうか。。。今年のルマン優勝仕様が発売されるならそちらも欲しいし・・・。

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1966年、初めてルマン優勝の栄冠を手にしたMk-Ⅱ(スパーク製)とツーショット。50年後に初挑戦でクラス優勝を成し遂げた新GTの功績は素晴らしいです。・・・一方、ブルース・マクラーレン氏と共にその初優勝のMk-Ⅱ、カーNo.2 1046号車をドライブしたクリス・エイモン氏が去る8月3に日に亡くなりました。2人は共にニュージーランド出身で、ブラックはニュージーランドのナショナルカラーでもありました。

新生フォードGTの活躍に気を良くして、'66年の優勝車であるGT-MkⅡと並べて撮影などしていたのですが、・・・何と言うタイミングか悲しいニュースが舞い込んで来ました。今を去ること50年前、ブルース・マクラーレン氏と共にそのGT-Mk-ⅡカーNo.2、シャシーNo.1046を駆り、数奇な運命の末フォードにルマン初優勝をもたらしたレーシング・ドライバー、クリス・エイモン氏が8月3日に享年73歳で亡くなられたとの事。今年のフォードGTのルマン優勝は彼の眼にはどう映った事でしょうか・・・。謹んでご冥福をお祈りしたいと思います。

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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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