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1年越しの宿題; スクリーンを駆け抜けたクルマ達~'90 Chevrolet Caprice Chicago Taxi from "Chicago Cab"

・・・さて、TAXI特集をお送りしていますが、昨年のクリスマスから1年越しの宿題を提出します(笑)。

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↑例によってフォトレタッチでアチコチ光らせました。実際のミニカーは点灯しません(笑)。

1年前のクリスマスに映画”シカゴ・ドライバー(原題;Chicago Cab)”とその劇中車であるシボレー・カプリスのタクシーをご紹介したのですが、その時点ではミニカーのみ9割方完成という状態でした。「完成した姿は来年のクリスマスにでも・・・」と冗談半分で書いたのですが、ほぼ1年間の放置プレーの後に若干の進展が有りましたのでご報告します(笑)。


映画の内容や出演者等は昨年の記事を参照して頂くとして、今回は作り足した分の内容を補足したいと思います。再現したかったのは映画の最後に乗せた乗客、黒人建築家とのやり取りのシーン。タクシーに乗り込んできた男はオーダーしてある夕食を取りに行って戻って来たいと告げます。走りだして早々、クリスマスソングを歌い出す男。 「・・・また変な奴が乗って来たぞ・・・。」 と、うんざり気味のタクシードライバー。



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ドライバー;「ご機嫌ですね・・・。」 乗客;「・・・ああ、そうらしい。仕事はどうだい?」 「疲れたな・・・忙しくて。あなたは?」 「忙しいよ。こんな時間に夕食だからね。戻ったらまた仕事さ。」「仕事は何を?」 「建築家だよ。」「そりゃすごいな。」 「・・・そう思える時も有るけどね。」


その後道すがらつらつらと会話をかわすドライバーと客。お互いの親の事、直前に乗せた女性客の境遇・・・静かに更けてゆくシカゴの夜。タクシーの運転手と乗客、全く知らない者同士の心がつかの間通じ合う・・・。去り際、激務に疲れ落ち込むドライバーに、建築家の客は料金と共にたくさんのチップを手渡します。


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「こんなに受け取れないよ!」 「いいから取っといてくれ」 「いいやダメだ。」 「なあ、クリスマスじゃないか!」 「・・・・・・。」 「だろう?」 「・・・あの・・・メリークリスマス。」 「君も。・・・元気出せ。」 握手を交わす2人。しかし客が降り、タクシーのドアが閉じられると通じ合っていた心と心もフッと断ち切られてしまいます。またまた落ち込んでしまうタクシードライバー。 気持ちを紛らわせるためにつけたラジオから流れて来たのはリナ・ホーンの唄う「Have yourself a merry littel christmas」の厳かなメロディだった・・。



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●ミニカーやその他の工作について・・・。


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ミニカーの方は昨年の状態からタイヤ&ホイールを交換しました。。。劇中車はハーフキャップもないスチールホイールに細いホワイトリボンのタイヤ。かつてはホイールキャップが装着されていたのに、1つ、また1つと失われてしまったといった風情。ホイールは某レジンキットのストックカーから流用。タイヤはホワイトメタルやレジンキット用に分売されている物を使いました。ホワイトリボンの表現は耐久性を含めた良い方法を模索中。いずれ何らかの方法で対応したいと思っています。ミニカーは雰囲気の合うタイヤ&ホイールを履かせると結構映えるものだなと思います。(画像が暗くて殆ど見えませんネ。。。)


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↑使用した唯一の道具、爪楊枝と大きさを比較して下さい!・・・お地蔵さんじゃありませんよ。。。

そして今回、無謀にも映画の登場人物をフィギュア化する事を試みました。・・・・・結果は惨憺たるもので”何となく人類のようなカタチをした物体”が2個出来上がりました(笑)。塗装してクルマに載せてしまえば何となくそれらしなるかなと・・・(汗。。。)最初は、オーブンで焼くと固まるタイプの粘土使おうと思ったのですが、買いに行ってビックリ!下手なミニカー1台分位のお値段ではありませんか!!・・・上手くゆく保証もなかったので、すぐ隣に並んでいたおよそ300円程の”精選石粉粘土・ソフトタイプ”なるものをチョイスしました。。。


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何しろ1/43サイズのフィギュアは小さいので悪戦苦闘。右腕をつければ左足がもげる、いじり廻している内に乾燥してしまう・・・といった有り様でストレスが溜りましたが、要所には真鍮線を埋め込んだりしながら爪楊枝1本でなんとか造形を誤魔化しました(笑)。・・・顔を俳優さんに似せるなんて事はとてもとても・・・当方には当分出来そうもありません。。。良く乾燥させてからプラモ用の塗料で彩色しました。造形は大変でしたが彩色はなかなか楽しい作業でした!


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↑背景は映画からキャプチャーしたので、タクシーがもう1台居るのは御愛嬌です(笑)。


更にケースを兼ねたディスプレイ台をごく簡単に作りました。・・・100円ショップで買ってきたケースに、プラバンで路面をそれっぽく作ったのと映画からキャプチャーした背景を印刷してセットしただけです。(汗。。。)この辺りは都度ご紹介しているユニバーサルホビー製のボンドカーコレクションの影響を多分に受けています。登場人物のフィギュアとごく簡単なジオラマで、まるで映画のワンシーンを切り取ったような活き活きとした雰囲気が伝わるんだな~と言う事を実感したからなのですが、やってみて分かった事は、1/43でフィギュアを似せるのって至難のワザなんだなと言う事でした。。。


日本ではクリスマスと言うと、とかく浮かれ騒ぐお祭り的な側面が強調されがちですが、 (不景気な今年はそうでもないかな・・・)この映画を観ていると、クリスマスは人々が普段よりほんの少しだけ優しくなれる・・・そんな時なのかな?などと柄にもない事を考えてしまうのでした。


映画”シカゴ・ドライバー” 1999年アメリカ映画 (ビデオ発売元;日本コロムビア)


                   ・・・DVD化熱烈希望。 


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スクリーンを駆け抜けたクルマ達~'87~'90 Chevrolet Caprice from "Chicago Cab"

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そろそろクリスマスのシーズンですが、この機会にご紹介したい映画が有ります。・・・と、言っても万人にオススメ出来る作品ではありません。”シカゴ・ドライバー(原題;CHICAGO CAB)”と言う名の映画ですが、この作品を観た人の評価は「心に沁みる良い作品だね。」、「退屈で寝ちゃったよ・・・。」のどちらかに2分されるのではないかと思います。ジャンルとしてはコメディに分類されるようですが、一言でいうと非常に淡々とした映画です。大好きなカーチェイスやドラマチックな盛り上がりが有る訳でもないのですが、当方の評価は前者だった訳で・・・こうした淡々とした中に人生の哀歓が滲み出るような作品も、実は結構好きだったりするのです。


主人公はシカゴのタクシードライバー、作品の中ではその名前すら語られません。映画は仕事に追い立てられる彼の1日を追っているのですが、クリスマスのシーズンだと言うのにタクシーに乗り込んでくる客は厭な奴やアブナイ奴、悲しい人生や境遇を背負い込んだ人達ばかり・・・。おまけに客席のアームレストは壊れるわ、修理を試みても上手く行かないわ、人のため善かれと思って取った行動は裏目に出るわ・・・「どうして何もかもこうなんだ・・・。」ゴツイ顔の割に繊細で優しいドライバーの心は擦り切れ、疲れ果ててしまいます。クリスマスの夜、果たして彼の心は救われるのでしょうか・・・。


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↑どうしてもご紹介したくて画像はキャプチャーしちゃいました・・・ゴメンなさい。。。


企画・製作は自身も乗客の一人として登場するジョン・キューザック、その他”ハンニバル”のジュリアン・ムーア、X-ファイルのジリアン・アンダーソン等が出演していますが、何と言っても主人公のタクシードライバーを演じるポール・ディロンという俳優さんが実に良い味を出しています。(オースティンパワーズやファイトクラブ等に出演しているらしい。)劇中、タクシーのラジオから流れてくる名曲、Lena Horneの唄う"Have yourself a merry little Christmas"(残念ながらサントラ未収録。)も心に沁みる良い作品なのですが、本作は日本ではDVD未発売、当方はレンタル落ちの中古VHSを所有しています。


この映画もクルマ絡みでなかったら、或いは当方のアンテナには引っ掛からなかったかもしれません。映画で主人公の乗るタクシーは'87~'90年式のシボレー・カプリース。映画の製作が'99年なので、その時点でおよそ10年落ちと言う事になります。映画に登場する他のタクシーは、皆新しい丸っこいカタチのカプリースやクラウン・ヴィクトリアでした。映画のラスト、走り去る凸凹だらけで引退寸前のタクシーの後姿、その何と絵になる事か・・・。くたびれてヨレヨレになりながら尚走り続けるタクシーの姿は、ドライバーの人生そのものを映しているのかもしれません。


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↑う~ん。チェッカー柄のストライプ、ちょっとヨタっちゃいましたね~。貼り直そうかなあ・・・。


画像のミニカーはホワイトローズ製のポリスカーを分解・リペイントして劇中車のタクシーに仕立て直した物です。元がどこのポリスカーだったかはナイショ。以前ご紹介したCHP仕様ではないとだけ申しておきましょう。各部の表記や劇中と同じナンバープレート等は専用のデカールを使用してインクジェットプリンターで自作しました。(ドロー系のソフトを持ってないので、原図は何とエクセルで作成/笑)劇中のような凸凹でくたびれた感じを表現する事も考えたのですが、当方の技量では汚くなるだけという予感がしたので止めておきました(笑)。この時期にブログでご紹介する事を目標に比較的短期間でここまで製作したのでアラも目立ちますし、細部の色差しやクリア塗装等の仕上げも済んでいませんが、好きな映画の劇中車でもあり自分で手掛けたモデルはやはり愛着もひとしおです。とりあえず何とかカタチにしてご紹介は間に合わせたので、進化・完成した姿はまた来年のクリスマスにでもご紹介したいと思います(笑)。


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”シカゴドライバー(原題;CHICAGO CAB)” 1999年 アメリカ映画 ビデオ発売元;日本コロムビア


White Rose '88 Chevrolet Caprice CHP

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前回ちらっと予告しましたが、ことCHPのポリスカーとなると'60年代・'70年代は穴になってまして・・・'57フォードの次はいきなり'80年代に飛んじゃいます。(笑)


今回は'88シボレー・カプリースをご紹介します。シボレーのフルサイズ、インパラ/カプリースは'77年のフルモデルチェンジと同時に大幅なダウンサイジングを敢行しました。とは言え、全長約5.4m、全幅1.9mのボディはまだまだ貫禄充分、基本的に同じモデルのまま'90年まで実に13年間に渡り製造されました。映画やTVドラマでもお馴染みの存在と言えるのではないかと思います。'86年から車名がカプリースに1本化され、'87年、ヘッドランプが角型4灯から異型角のフラッシュな物に変更されました。'60年代前半とはまた異なる、シンプル&クリーンな直線基調のデザインです。


モデルはホワイトローズ製で、ヘッドランプが変更された後期タイプをモデル化しており、パッケージの表記は'88年型となっています。長年製造されポピュラーな存在であるにも関わらず、この世代のインパラ/カプリースは意外とモデル化に恵まれていないのですが、1/43スケールでは幸いにもこのモデルが様々なポリスカーのバリエーションで販売されました。ブラック&ホワイトのボディにベージュのインテリア、正しきCHP仕様で嬉しくなります。リアフェンダーのスローガン”Safety & Service"もくっきりと表現されています。


これはこれで大事なコレクションなんですが、もう1台入手してガンメタあたりにリペイントして、アンダーカバーカー仕様にしてみたくなっちゃいます。・・・イエローキャブも良いな~。(笑)


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Author:Ponys41
昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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