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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

新旧製品で楽しむ1/43モデル ~ Spark / amt Ford GT40 Mk-Ⅱ

先回の新世代フォードGTに続き、今回は往年のGT Mk-Ⅱ、66年のルマン優勝車を新旧製品でご紹介します。

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'63年に計画始動、'64年から参戦を開始したフォードのルマンへの挑戦は、3年目の'66年にして遂に総合優勝、しかもワン・ツー・スリーフィニッシュという華々しい成功を収めるに至りました。その栄えあるルマン初優勝の栄誉にあずかったのが、ブルース・マクラーレン/クリス・エイモンがドライブした漆黒のFORD GT Mk-Ⅱ、カーナンバー2/シャシーナンバー1046号車でした。本来、優勝の栄冠はカーナンバー1、シャシーナンバー 1015号車、ケン・マイルズ/デニス・ハルム組の物となる筈でしたが、ヘンリーフォード2世の指示で1~3位までの3台が連なってのパレード・ゴールを行った結果、予選順位の低かった2号車の方が走行距離が長いという裁定が下され、思わぬ形で順位が入れ替わったのでした。

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↑思わぬ運命の綾で勝利を手にしたブルース・マクラーレン/クリス・エイモン組。2人は共にニュージーランド出身、ブラック&シルバーは同国のナショナルカラーでありました。右フロントフェンダーにはNZのロゴも見受けられます。

このカーNo.2、シャシーNo.1046は栄えあるルマン24時間優勝車という事もあり、1/43に限っても様々なブランドでモデル化されています。当方の手元にもバン、デルプラドイクソミニチャンプスのモデルたちが居るのですが、その後新旧2製品が新たにコレクションに加わりました。・・・先回も記したのですが、去る8月4日、'66年のルマンでこのカーナンバー2を優勝に導いたドライバーの一人であるクリス・エイモン氏が他界されたとの事。その追悼の意味も込め、それらのモデルを一緒にご紹介したいと思います。

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↑低い車高&意外と高い最低地上高、旧い時代のレーシングカーの佇まいが良い雰囲気で再現されていると思います。

先ずはスパークのレジン完成品。当方はGT Mk-Ⅱはミニチャンプスのモデルで終わりにして、スパークのモデルはスルーするつもりだったのですが・・・、お世話になっているショップさんで実物を見たらあっさり自制心を失いました(笑)。スパークの製品はボディが低く、かつロードクリアランスは意外と高い、旧い時代のレーシングカーの佇まいを見事に再現、要所にエッチングパーツを使用した程良い細密感が心地良いです。リアカウルが開閉するミニチャンプス製も嬉しかったのですが、ボディのフォルムはやはり開閉部のないプロポーションモデルの方が安心して見られるようです。う~~ん、ヤバイです。スパークは'66年のGT Mk-Ⅱを続々と発売予定なので、この1台を買ってしまったと言う事は・・・。

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↑降りしきる雨を突いて走るGT Mk-Ⅱ、ドラマチックで味わい深いボックスアートです。

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↑ボディは上下分割のいわゆるモナカ式で、ターンアンダーの強いフォードGTのボディにマッチした構造と言えるでしょう。プロポーション/ディテール共に最良とは言えませんが、却って実車との同時代性を感じさせてくれます。

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↑amt 1/43キットの全容。紙製の外箱、展示用の透明プラケースとインストラクション、各種パーツやデカール・・・簡単ですがエンジンパーツも用意されています。盛り沢山でなかなか興味深いキットです。

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↑amtキットの箱の大きさはこんな感じ。同社の1/25キットの更なるミニチュア化のようで可愛いです(笑)。

そしてもう一つ、長年捜し求めていたのがamtの1/43プラキット。同シリーズは60年代後半の乗用車がメインで、他にはクラス8のトラクターヘッド&トレーラーがラインナップされており、シリーズ唯一のレーシングカーがこのGT40 Mk-Ⅱでした。当方が知り得る限りのamt 1/43プラキットは過去記事にてリスト化しましたが、そのリストで最後まで入手出来なかったのがこのフォードGT。ボディが上下分割式のいわゆるモナカ方式で、正直な所、そのプロポーションは同シリーズの乗用車シリーズのような冴えはみられません。・・・ですが、リアルタイムに限りなく近い時期の製品化であり、味わい深いボックスアートと共に時代の空気を感じさせてくれます。同じ題材でもメーカーや素材、製造時期によってこんなにも味わいが違う・・・それを楽しむのも、また模型趣味の醍醐味と言えるのではないでしょうか。

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クライスラー強化計画!? 1/43では2代目も稀少 ~ amtプラキット CUSTOM CUDA

今週も”クライスラー強化計画”、引続き当ブログにおけるGM/FORDに対するクライスラー系記事アップ数不均衡を多少なりとも是正したいと思います。

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さて、先回は初代バラクーダの1/43モデルをご紹介したので、今回は2代目モデルをご紹介・・・しようと思うのですが、初代に続き2代目バラクーダも1/43ではさっぱりモデル化に恵まれず。当方の知る限りではダイキャスト、ホワイトメタル、レジンを通じても製品は皆無。唯一の存在と思われるのがamtのプラキット、しかもカスタム仕様でノーマルには組めないというモデルなのでありました。今回はその姿をご紹介すべく、当方にて塗装・組み立てをしてみました・・・・・?????
 
 ・・・ゴメンなさい。ウソをつきました。。。 
         m(_ _)m

 
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トップの画像はプラキットのボックスを撮影したものであります(汗)。。。当方は例によって仮組みまではしたものの、本格的には手をつけていません。個人的にはカスタム仕様からノーマルに戻したいと思っているのですが・・・全くの言い訳ですが(笑)、最近このamtの1/43キットは海外オクでも徐々に価格が上がっており、なまじ箱付き美品で入手してしまうと、おいそれとは手がつけにくかったりするのです。ましてや貴重な絶版キットの改造に着手し、いじり掛けで放置するなど犯罪にも等しい暴挙かも!?(既に仮組みしちゃってるじゃん!とツッコまれそうですが・・・笑)

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↑箱付き未組み立てで入手した絶版キット。接着剤不要のスナップキットなので仮組みしてみましたが・・・。ここから先は中々踏み出せません。

・・・ですがそんな当方にも強い見方があります。それが時折ネットオークションに出品される組み立て済みのジャンクコンディション品。その多くは出品者(?)が子供の頃に組み立てた物で、ハケ塗りで「これでもかっつ!!」という位厚塗りされていたりするという共通の傾向を持っています(笑)。このカスタム・クーダも数台まとめたジャンク品を海外オクで入手したもの。前オーナーは本来スナップキットである筈のこのキットを接着剤を使ってガッチリ組み上げ、その後ボディをクールなブラックにしたくなったようです。ついでに三角窓まで黒くカスタマイズしてあります。若き情熱を感じさせる仕上がりです。(当方にもたくさん身におぼえがあります/笑)

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↑こちらは組み立て済み・ジャンクコンディションで入手した中の1台。このモデルをレストアすれば、心置きなく改造が出来そうですが・・・。

このキットの製品名称はCUSTOM 'CUDAで、ベースは明らかに'67~'69の2世代目プリマス・バラクーダですがヘッドランプが見当たりません。(コンシールド化した想定か?) テールランプや左右分割になったリアバンパーも実車とは異なりますし、何よりサイドウインドウの形状が決定的に異なります。ですが、それらを除けばボディの基本的なプロポーションは良好で、手を入れれば素晴らしい2代目バラクーダの1/43モデルになりそうなポテンシャルを感じます。・・・改造したいですが、そのためには先ずこのコテコテ厚塗りを何とかせねばなりません・・・。

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↑このハケ塗り塗料を剥離するのは結構大変そうであります・・・。

祝50周年 '69~'70 MUSTANG特集 ~1/43プラキットの'69マスタング

先回の予告通り、ナコラル製ミニカーの元ネタと思われる1/43プラキットをご紹介します。

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↑1/43プラキットの箱を、一般的な1/25キットの箱と比較。・・・ミニチュアのミニチュアみたいで可愛いです(笑)。

amtやレベル、モノグラム等々、米国のクルマ・プラキットと言うと1/25~1/24がポピュラーな存在で、1部1/32のモデルが存在する事をご存じの方も多いかと思います。しかし、当ブログのユーザータグにamtプラキットという欄を設定してある通り、種類は限られていますが1/43スケールのキットも存在しました。そのラインナップには今日に至るも1/43でも製品化されていない車種や年式のモデルが含まれており、当方にとっては非常に有難い存在となっています。

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↑未塗装の仮組状態ですみません。。。プロポーションはサイドビューは上々、個人的な好みで言うと、実車の幅広感がやや不足しているように思います。

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↑amtのプラキットとナコラル製ダイキャストミニカーの比較。プロポーション、パーツの構成、各部ディテールなどとても良く似ています。

製品仕様は接着剤不要のスナップキットで、インテリアはバスタブタイプとパーツ構成はミニマムですが、ボディのプロポーションは秀逸でプラ製らしいシャープな切れ味が非常に魅力的です。また、シャシー周りの再現度の高さも米国製クルマキットの良き伝統をしっかり受け継いでいて嬉しくなります。そして、このシリーズに'69マスタングが含まれており、それが先回ご紹介したナコラル製のミニカーの参照元になっていると思われます。

●amt 1/43 '69マスタング・プラキットのバリエーション

このシリーズは長年に渡って何度か再販されているため、パッケージなどにいくつかバリエーションがあります。先ずはアメリカの1/25~1/24プラキットをそのまま縮小したような比率の箱に納められた初期モデル。小さい方の箱はクルマのキットのみ、少し大きい方の箱は完成後ディスプレイ出来る透明ケースが付属しています。どちらが古いものなのかは当方はよく分かりません。バンパーやホイールなどはメッキが施されています。

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↑一番小さなこの箱はディスプレイ用の透明ケースは付属していません。キットの完成写真をベースにしたシンプルなグラフィックです。パーツの成型色は鮮やかなイエローで、バンパー等はメッキされています。

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↑こちらは少し大きな箱にディスプレイ用の透明プラケースとパーツがセットされています。外箱のグラフィックデザインは同時期の1/25キットと似ていてなかなか味わい深いです。パーツの成型色はレジンキットのようなベージュ。やはりバンパー等はメッキパーツです。デカールも付属し歴代で最も豪華な仕様です。

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↑コチラはamtと共にMATCHBOXのロゴが入った平たい箱に納められたモデル。成型色は濃いめのオレンジか赤といった色調。上のタイプとは異なるグラフィックのデカールが付属。

2番目は箱にマッチボックスの銘が入ったタイプ。”STREET MAGIC”というタイトルが冠されており、箱の形は平たいタイプに変わって、上蓋と下箱に分かれたタイプとなりました。この時のモデルはバンパーやグリル、ホイールなどのメッキがオミットされ、ウインドウとタイヤ以外は全て同色でモールドされています。その代りといってはなんですが、上の物とは異なるストライプなどのデカールが追加されています。

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↑'80年代末~'90年代頃に日本でも流通したこちらのタイプ。成型色は水色でバンパー等はメッキ、ただしデカールは付属しません。

こちらは'80年代末~'90年代に日本でも比較的多く流通したタイプ。バンパーやホイールはメッキされていますがデカールは付属しません。箱の比率は上のamt MATCHBOXの物に近いですが、フタは上面が開くタイプになり、組み立て説明のインストラクション図は裏面に印刷されています。パーツの成型色は、コルベット以外は全車種ライトブルーに統一されていました。

・・・最後にこのamt製1/43プラキットのラインナップを、当方が知り得る限りですがリスト化しておこうと思います。乗用車の他にクラス8の大型トラックも数点ありますのでリストに入れておきました。トレーラーの運送会社違いなどはフォローしていません。(ひょっとしたら他にも製品があるかも知れませんが悪しからず・・・)

●amt 1/43プラキットリスト(知り得る限り)
・'36 FORD COUPE (3 WINDOW)
・'48 FORD (2 DOOR COUPE)
・'57 CHEVY BEL AIR (2 DOOR HT)
・'64~ VETTE SHOWROD (非スプリットウインドウ C2 CORVETTE COUPE カスタマイズ仕様)
・'66 FORD MARKⅡ (FORD GT40 Mk-2 ルマン優勝車仕様)
・'49~'66? VOLKSWAGEN MINIBUG (TYPE-Ⅰビートル・プチカスタム仕様
・61~'67? JAGUAR XKE (恐らくSERIES-Ⅰと思われます。)
・'68 CHEVRORET CAMARO (カスタマイズ仕様
・'67 PONTIAC GTO (カスタマイズ仕様
・'68 PONTIAC FIREBIRD (マッチボックス時代にはFIREBIRD 400と表記)
・'68 FORD MUSTANG (ファストバック)
・'68 FORD MUSTANG CUSTOM (カスタマイズ仕様
・'67~'68 MERCURY COUGAR CUSTOM (カスタマイズ仕様)
・'68 FORD THUNDERBIRD
・'67~'69 CUSTOM 'CUDA (PLYMOUTH BARRACUDA 2DOOR COUPE カスタマイズ仕様
・'69 CHEVROLET CHEVELLE SS 396
・'69 CHEVROLET CAMARO SS (コンシールドヘッドランプ仕様)
・'69 CHEVROLET CORVETTE (C3 クーペ)
・'69 FORD MUSTANG (マッチボックス時代はMACH 1と表記)
・'69 FORD TORINO
・'69 FORD THUNDERBIRD
・'69 MERCURY COUGAR
・'69 AMC AMX
・PETERBILT 359 (ボンネットタイプ トラクターヘッド単体 又はトレーラーとのセット)
・PETERBILT 359 WRECKER (ボンネットタイプ 大型レッカー車)
・KENWORTH K-123 (キャブオーバータイプ トラクターヘッド単体 又はトレーラーとのセット)
・KENWORTH K-123 AERODYNE (上記の寝室ルーフが高いタイプ トラクターヘッド単体)
・FRUEHAUF 40 FOOT REEFER(40フィート冷蔵トレーラー単品)
・FRUEHAUF 40 FOOT PANEL VAN (40フィートパネルバントレーラー単品)

エアロダインを除く大型トラックのキットは、後年何故かエレールから再販されました。

年式不明のカスタムコルベット ~amt 'VETTE SHOWROD

越年確定のC2コルベット特集(汗)。今回は一風変わった古(いにしえ)の1/43プラキットです。


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↑1/25キットのボックスをそのまま縮小したような1/43キット。スケールモデルのスケールモデルのようでなかなか可愛いです。


今回のご紹介はamtが展開していた1/43スケールのプラキットから’VETTE SHOWRODです。amtの1/43キットはノーマルストック状態で組み立てられる車種とカスタマイズ仕様で組みあがる車種とに分かれていましたが、このC2コルベットは後者。アメリカのプラキットは1/25スケールではストック・カスタム等を作り分けられる物も存在しますが、廉価な1/43キットでは流石にそこまでは考えていなかったようです。ねこざかなさんとFZIROさんにコルベットネタで勝手連を頂いておりますが、そちらへの勝手連返しに好適なネタは現在海を渡っている最中(笑)。・・・今回は古典プラキット繋がりで、覆面えるさんの箱付き美品コグレC2キットへの勝手連返しとさせて頂きます。


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↑海外オクで箱付き組み立て済の出品を安価にゲット。未塗装なのでアメリカキットのボックスアートのような単色カラー化して誤魔化してみました(笑)。


さて、モデルは見紛う事なきC2コルベットではありますが、ノーマルより鋭く尖ったフロントノーズやフェンダーから突き出たサイド出しのマフラーによって、年式の特定が不可能な状態となっております。。。リアウインドウが左右一体タイプなので’63年式でない事だけは確かですが、その他の年式のC2コルベットは、フロントグリルやフロントフェンダーのルーバー形状・数が主な外観識別ポイントとなっているのですっかりお手上げであります。バルジのないプレーンなエンジンフードも各年式共に存在しましたし・・・。


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↑各部がカスタマイズされた姿ですが、C2コルベットクーペの魅力をしっかり捉えた造形です。


上記ノーズ形状やサイドマフラーの他、横長角型に変更されたテールランプ、2個に増設されたフューエルキャップ、サイドのキャラクターラインの上まで拡大されたホイールアーチ形状など、’ヴェット ショーロッドの名の通り様々なカスタマイズが施されています。検索してもそのものズバリな実車画像はヒットしなかったので、amtオリジナルデザインかと思います。流石に餅は餅屋というか、そのセンスはアメリカンでカッコ良くはあるのですが、ストック好きの当方としては貴重な「’63年型以外の」C2コルベットクーペの1/43モデルとして、ノーマルにも組めるようにして欲しかったな~と思う所であります。


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↑フロント廻りはノーマルより中央部が鋭く尖ったスタイリング。C2と言うよりむしろC3に近い形状ですね。画像では分かりにくいですが、リアは特徴的な丸4灯のテールランプが長方形の物に変更されています。


・・・と、カスタマイズされたC2コルベットの1/43プラキットをご紹介しましたが、美しいルーフラインや筋骨逞しい抑揚のあるフェンダーラインの切れ味は、流石老舗のamt!と唸らさせられる優れモノ。プロポーションの再現に一切妥協はありません。これをベースに各部をノーマルに戻す作業を行えば、素晴らしい「’63年型以外」のSTOCK C2クーペの1/43モデルになるように思うのですが・・・構想ばかりでさっぱり作業の進まない当方には、何年かかっても達成できない課題となりそうです。。。


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↑C2クーペのダイナミックなイメージを見事に捉えたサイドビュー。ストック仕様に改造したくなってしまいます。


レストア途上のジャンクプラキット ~amt 1/43 '68 Pontiac GTO

・・・と言う事で前回ご紹介したamt製1/43プラキット、レストアを開始した1台をご紹介したいと思います。(完成はしていませんが。。。)


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今回ご紹介するamt 1/43プラキットは’68ポンティアックGTO、キット自体がカスタム仕様となっているモデルです。同じようなコンディションのキット3台と共に、国内のネットオークションで格安でお譲り頂いた物です。上の画像は入手したそのままの状態で撮影しましたが、恐らくは少年時代の前オーナーによって正しく組み立てられ、正しく遊びのお供となった後、ボロボロになって天寿を全うしようとしていた所を、当方の如き変なオジサンに落札され(笑)レストアと相成ったのでした。


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キットはブラックのボディにベージュのインテリアというクールなセンスで塗装されていましたが、痛みが激しいため先ずは分解して塗装を剥離しました。このシリーズは接着不要のスナップキットなので、分解の手間が掛からないのは幸いでした。画像では簡単に未塗装状態に戻ったように見えるかも知れませんが、塗装後長い年月を経た塗膜はなかなかに頑固で、100円ショップで買った蓋付きタッパウェアーでプラモ用の薄め液に長時間漬け込み、時々ハケでこすったりしてようやくココまで来ました。作業の過程でかなりの量の脳細胞が失われたと推察されます(笑)。


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古くなって劣化しているのか、ボディ各部は脆くなっていて取扱いに気を遣いました。やはり長い年月を経て色々と損傷している部分が見受けられました。


①オモチャ箱の中で他のキットと積み重なっていたのか、ルーフとエンジンフードにはゴムタイヤと触れていた為に溶けてしまった跡があります。どちらもプレスラインやウインドーモール等の微妙なモールディングに影響が及んでいてちょいと厄介です。


②フロントピラーは左右共に折れてしまっています。amtの1/43キットはピラーが細いので最も破損しやすい部分です。しっかり補修・補強してあげないといけません。


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ウインドーパーツは小キズだらけでしたが、幸いヒビ割れはありませんでした。800番~2000番まで徐々に目の細かい耐水ペーパーに切り替えながら水研ぎし、コンパウンドで仕上げました。研磨後ひび割れ防止のためクレポリメイトを塗布しておきました。


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他のモデルのタイヤと接していて溶けた部分は、先ず盛り上がった部分をカッターやノミで削り落とします。続いてプラ板にプラモ用の接着剤を塗って溶かした物を爪楊枝でこそげ取って盛り付けました。乾燥後にヤスリとペーパーで仕上げます。・・・が、ウインドーモール部等これ以上の微細な作業は1度サフェーサーを吹かないと・・・もはや当方の眼では見えましぇ~ん。。。


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折れたフロントピラーは幸いにも欠損はしていなかったので、プラ用接着剤で慎重に位置を合わせ、裏にΦ0.3mmの真鍮線をあてがって瞬間接着剤でがっちり固めました。かなり丈夫な印象になりました。


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分解・塗装剥離・損傷部を補修して仮組みしたGTO。カスタム仕様ではありますが全体的なプロポーション、実車の印象把握の素晴らしさには惚れ惚れします。カスタム仕様の為形状の異なる前後バンパーやテールランプ周りはなんとかしてオリジナル形状に改造、ドアハンドルや3角窓を追加してストック状態で仕上げて上げたいと考えていますが・・・亀の歩みなので果たしていつになりますやら。。。


ミニカー・コラム・シフトVo.13 レストア待ち(続け・・・)の1/43ジャンク・プラキット達 ~amt 1/43 PLASTIC KITS

気まぐれミニカー・コラム・シフト、Vol.13は1/43のプラキットをご紹介したいと思います。


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近年1/43ミニカーにおいて、アメリカ車の製品化も昔とは比べ物にならない質&量となって来ました。普段はダイキャストを中心に1/43完成品のミニカーをご紹介している当ブログ。かつてはアメリカ車の”まっとうな”1/43完成品は非常に少なく、コレクションの幅を拡げるためにはプルバックモーター内蔵の安価なトイカー(これはこれでとても奥深い世界/笑)や、逆に高価なレジン、ホワイトメタルキットなどに頼らざるを得ませんでした。


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↑amt製の1/43プラキット。このパッケージのモデルは日本でも比較的多く流通したのでご存じの方も多いのではないでしょうか?ここにはありませんが’69AMXも存在します。


そうした中で、そう数は多くないものの、車種的にとても良い所を突いている貴重なジャンルとして1/43スケールのプラキットがあります。最近でも童友社がシェルビーGT500やフォードGTを発売していましたし、モノグラムのシェルビーコブラ289やC2コルベットConv.も精密で非常に出来の良いキットでした。アメリカ車以外ならフランスのエレールが老舗と言って良いでしょう。レジンやホワイトメタルのキットに比べれば、ずっと安価に手に入れる事の出来たとても有難い存在でありました。


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↑amt MATCHBOX時代のStreet Magicシリーズはバンパーやホイールのメッキが省かれています。一番上の初期箱は’68カマロですが、カスタム仕様で発売されストック仕様には組めません。


しかし、当方にとってこの分野で車種のチョイス、製品数共に群を抜いているのはご当地ブランドのamtではないかと思います。エンジンレスのスナップキット(接着剤不要キット)でパーツ構成はミニマムですが、ボディプロポーション、ディテールのシャープさは流石といった感じです。’69コルベット、カマロ、シェベル、トリノ、マスタング、AMXなどは日本でもそれなりに流通していたのでご存じの方も多いのではないでしょうか?


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↑同社の1/25キットをそのまま縮小したような初期箱。箱絵も中々良い雰囲気でミニチュアのミニチュアみたい(笑)。小さい方の箱はクルマのキットのみ、ちょっと大きい箱は完成後のディスプレイ用に透明プラのケースが付属しています。


実はこのシリーズ、他にも色々と当方的にオイシイ車種が製品化されていたのです。そうしたキットは国内のショップやオークションでは殆ど出廻る事がなく、海外のオークションでも箱付き未組立の美品は結構競争率が高かったりします。なのでとうほうは組み立て済やジャンクコンディションの物も含め少しずつ買い集めています。今回はそんなレストア待ちのプラキットを何台かご紹介しようと思います。


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先ずはGMから。’68ポンティアック・ファイアバードは海外ネットオクで4台まとめて入手した内の1台。プラ地肌に乱暴にハケ塗りで赤いボディカラーが塗装されています。幸いパーツの欠品やウインドーパーツのひび割れもなくレストア出来そうです。アーテルやコーギー、ガムダクールなどにダイキャストミニカーがありますが、プロポーションはこのキットの方がベターかと思います。


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続いてフォードから・・・。同じ4台セットで落札した’68マスタング2+2。日本では’69のキットは比較的見掛けますが’68はレア。ボディのプロポーションはこちらも上々だと思います。キットにはノーマル仕様とカスタム仕様の2種類が存在しました。無塗装ボディにウインカーなどの色差しとデカール貼りが行われています。タイヤ&ホイールは欠品だったので手持ちの’69キットの物を仮に履かせました。このホイールは’68でもバッチリです。


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続いては念願だった1台、上の2台とは別に海外オクで入手した’69マーキュリー・クーガー!!。初代クーガーもディンキーサンスターはじめ~'68は新旧色々とミニカー化されていますが、’69~’70は1/43モデルに恵まれず、当方が知っている限りではボンドカーコレクションのあのボコボコのモデルぐらいなので非常に貴重です。ボディサイドに弧を描いて下降するプレスラインが嬉しい1台。ホイールが黒く塗られてしまっており、リアウインドウには接着剤が盛大にはみ出しています。ペーパーを当てれば綺麗になるかどうか・・・。


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最後はクライスラーから・・・。年式は特定できませんが2代目のクーダです。この世代のクーダも1/43ではモデル化に恵まれていない車種。amtのキットはカスタム仕様でフロント&リア周り、サイドウインドウの形がストックとは異なります。この個体は国内のネットオークションで入手したものでやはりハケでブルーに塗装されリアバンパーが欠品しています。


・・・と言う事でレストアを待つamtキットをご紹介しましたが、完成するのはいつになりますやら。。。実は亀の歩みながら既にレストアを始めたキットもありますので、途中経過ではありますが次回ご紹介してみたいと思います。


POST Hobby '70 Mustang Boss 429

いや~、良い時代になった物です。こういう製品が1/43で発売されるとは・・・。


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↑こういうビューもかなりカッコ良いです♪。


当方が心待ちにしていた製品が発売になりました。ポストホビーさんの'70 マスタング・ボス429であります。BOSS429は’69~’70年型のマスタングに設定された特別なグレード。同じBOSSでも302がマスタング自体のSCCAトランザムレース出場ホモロゲーション取得のために製作されたのに対し、こちらは429cu.in.エンジンそのものを500機量産し、NASCARのストックカー用ホモロゲーションを得るために企画された物でした。


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↑レジン製ですがシャシーも一通り再現されているので低いアングルでのシルエットもなかなか良いです。(排気管は別パーツ)


NASCARで実際にこの429cu.in.エンジンを搭載して活躍したのはフォード・トリノやマーキュリー・サイクロンでしたが、NASCARのレギュレーションではエンジン・車両のそれぞれ500台という量産台数が課せられていたものの必ずしもその両方がセットである必要なかった事から、手っ取り早く500基のエンジンを捌くため、こうした高性能バージョンにお金を払うユーザー層が多そうなマスタングに白羽の矢が立ったのでした。


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↑飾り気のないシンプルなボディは却って不気味な迫力を予感させます。


ベースのマスタングは’69年に大幅なスタイルチェンジを行い、より低く長く彫りの深いダイナミックなデザインとなり、'70型ではデビュー以来の独特なヘッドランプベゼルを廃し、ランプをグリル内に収めた独特な顔付きとなっていました。BOSS429はリバールージュ工場で製造されたボディ(出荷時には428エンジンを搭載していた)に、リマ工場で製造された429エンジンをフォードGT40の開発にも携わったカークラフト社で搭載・調整して完成させるという方法で生産された正に特別なマスタングでした。


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↑オリジナルと'71~ビッグマスタングの過渡期のような独特のスタイリングが'70の魅力だと思います。


巨大なエンジンをカバーするフードバルジとフロントスポイラー以外はスタンダードなスポーツルーフのマスタングとほぼ同じシンプルなボディである事も、却ってスパルタンでスペシャルな雰囲気を醸し出しています。この辺りは大胆なカラーリングや各種アクセサリーで派手に装ったマッハ1やボス302とは、また一味違った存在感・魅力があるように思います。


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↑車高は実車よりも低めにセットされているような感じがしますが、同様に車高が低めのミニチャンプス製マスタング達と並べた時の相性は良いようです。


モデルはレジン製完成品。製造を担当したのはスパークでお馴染みのミニマックス社で、パッケージの裏面にもSPARKとMINIMAXの銘が印刷されています。マスタング歴代で最もマッチョでワルな感じのする実車の雰囲気を良く捉えているように思います。車高は実際よりもやや低めにセットされているようにも感じますが、これはこれでカッコ良いです。ミニチャンプスの’68や’71マッハ1と並べた時の違和感は少ないかもしれません(笑)。


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↑グラバーブルーの'70 BOSS 429はマッチボックスからも発売されていました。同じ色でも模型的解釈は随分異なります。個人的なイメージでは明度は2台の中間くらいかな~という気もするのですが・・・。


ボディカラーはブラック・レッド・ブルーの3色が発売されており、どれもそれぞれに良いのですが、当方が個人的にお気に入りなのは今回ご紹介しているグラバーブルー。'69~'72頃まで設定されていた色なので、やはり一番決まっている感じがします。同様に設定されていたグラバー・オレンジも欲しくなりますが、そちらはスパークの方でトランザムレース仕様が発売予定になっているようです。(・・・という事はBOSS302として製品化されるという訳です!!)


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↑'69マスタングの1/43はベストと言える物がないので、AMTの1/43プラキットをベースにBOSS 429に仕立てつつ自分好みにモディファイ中。


'69~'70マスタングの1/43モデルは色々と面白い物もあるのですが、仕掛かり中のAMTプラキットが一向に完成しないのでご紹介出来ずにいます。今回のモデルの発売を機に製作を加速させたいな~とは思っているのですが・・・・(汗)


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