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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

最近の入手品から ~ Spark '76 Chevrolet Monza Le Mans

長かったファイアバード特集を終えて何を採り上げよう・・・今一つイメージが湧かなかったので、最近入手したモデルをご紹介します。

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・・・という事でシボレー・モンザの'76年ルマン24時間出場車です。量産仕様のシボレー・モンザは'74年、サブコンパクトのシボレー・ベガをベースに誕生したFRのスポーツクーペで、兄弟車としてポンティアック・サンバード、オールズモビル・スターファイア、ビュイック・スカイホークなどが展開されました。当時はイタリアンGTをイメージさせると言われたスタイリッシュなクーペボディが特徴で、3ドアのファストバックと、2ドアのノッチバックの2タイプのボディを有していました。開発時はロータリーエンジンの搭載も計画されましたが実現せず、セールスが上向き始めた80年を持って生産を終了。FF化されたJカー、キャバリエのクーペ系に引き継がれました。日本でも日東などからプラモデルが発売されていたので、子供の頃に組み立てて遊んだ方もおられるのではないでしょうか。

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↑元々はIMSAのレギュレーションにあわせて開発されたと思われるレーシングマシン。全体的なイメージは量産型のモンザに近いものの、ルーフやウインドウ類の一部を除いては全く別物です。

・・・ですが今回のモンザはコンペティション・マシン。ルマン出場車ですがベースはIMSA仕様と思われます。ルーフパネルやウインドウシールドなどを量産車と共有しており、外観こそ似ていますがそれ以外は全くの別物。ルマン参戦は残念ながらリタイヤに終わったようですが、IMSAにおけるシボレーモンザは、後にルマン24時間で3勝、デイトナ24時間で2勝する事になるアメリカ人レーサー、アル・ホルバートのドライブにより'76年、'77年と2年連続でチャンピオンシップを獲得しています。

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↑当時のIMSAはタバコのキャメルがメインスポンサー。ルマン仕様のこのマシンにもリアフェンダー後部にキャメルのロゴが見えます。

モデルは最近になってスパークから発売されたレジン完成品。そこらじゅうデカールやエッチングパーツだらけでどこを持ったら良いのやら。。。台座から外すのに気を使いました・・・。ですが、いや~コレ、かなりカッコ良いです。低くワイドなボディ、鮮やかなカラーリング、丸型に換装されたヘッドランプ・・・他のブランドのミニカーがどんどん高額になってゆく中、クオリティを維持しながら価格上昇を比較的抑えてくれているスパーク製品はとても有難いです。'76年のIMSAチャンピオン仕様など、他のバリエーションも予定されているようですが、このモンザを造ったのなら、是非とも同時代のマスタング・コブラⅡIMSA仕様も製品化して欲しいな~と思います。

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↑都内ミニカーショップさんのワゴンセールからサルベージしたジルメックスのモンザ。車高(地上高)が高いので市販のモンザをIMS風にモディファイしたようにも見えます。

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↑同じ題材・縮尺でもこれだけ違う物が出来上がります。どちらが良い・悪いではなく、その違いを楽しんであげたいです(笑)。

さて、このIMSA仕様のモンザですが、少し前に当方は別のモデルを入手していました。・・・それは以前ご紹介したマスタングⅡと同じジルメックス製の1台。都内の絶版ミニカーを扱うショップさんのワゴンセールからサルベージした物です。黒一色のカラーリングながら見紛う事なきIMSA仕様のシェイプです。恐らくスパーク以前では唯一の1/43モデルではないかと思われます。短期間に精密&ユル、2台をゲットしたシボレーモンザ。当方的にはノーマルの市販バージョンも並べてみたい所であります。

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(勝手に)クリスマス恒例 2016年私的ベストモデル

今年ももう、この時期になってしまいました・・・。

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・・・あっという間にクリスマスであります。ブログ開設初期にはたまたま所有していたクリスマス仕様のミニカーをご紹介したり、クリスマス絡みの映画に因んだ劇中車を自作したりといった事をしていましたが、ブログのためにミニカーを買う事はしたくなかったし、モデル製作は甚だスローペースなためその後はネタ切れ。苦し紛れに始めたその年に購入した中からの私的ベストモデルご紹介が当ブログの恒例行事となりました。なので今年もワンパターンで行ってみたいと思います。26年はベスト3のご紹介、ただしそれぞれ1台ではなくテーマに沿った複数台のご紹介です(ズルい)。それではさっそく第3位から・・・。

●第3位・・・スパークFORD GT Mk-Ⅱ'66ルマン 1-2-3フィニッシュ3台

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3位は同じスパークのシェルビーGT350及びGT350-H(ハーツ仕様)と大いに迷ったのですが・・・。やはりヒストリーの偉大さを鑑みると、僅差でコチラに軍配が上がりました。'66年のルマンでフォード悲願の初優勝を1-2-3フィニッシュで飾った3台。ブルース・マクラーレン/クリス・エイモン組のカーNo.2(#1046号車)、パレード走行ゆえの悲劇2位ケン・マイルズ/デニス・ハルム組のカーNo.1(1015号車)、健闘3位ロニー・バックナム/ディック・ハッチャーソン組のカーNo.5(1016号車)。GT-Mk2は過去にご紹介のイクソに夥しいバリエーションがあり、ミニチャンプスも1部製品化していますが、1位~3位が揃っていて、かつプロポーション&フィニッシュにより優れるスパークの製品群はやはり嬉しいです。今年は久々にルマン復活を遂げた新世代フォードGTが初挑戦にしてクラス優勝&全車完走という快挙。その仕様のモデルもTSMから発売予定。来年も楽しみです。

●第2位・・・働くクルマ2台、ビザールダイヤモンドTタンカー&TSM GMフューチャーライナー

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いやはや、今年は大好きな働くクルマ2台が相次いでレジン完成品で発売されるという驚天動地。嬉しい悲鳴を通り越し、財政的には阿鼻叫喚の大惨事でした。。。1台はビザールから発売されたテキサコ・ダイヤモンドTタンカー、通称"Doodle Bug"。1933年に製造されたストリームライン(流線型)の極めてユニークなスタイリングが印象的です。そしてもう1台はTSMから発売になったフューチャーライナー。GMがパレード・オブ・プログレスのために製造したプレゼンテーショーン展示ステージ車両。コンボイを組んでアメリカ・カナダ各地を巡業しました。こちらも初製造が'39~'40年とはにわかに信じがたい前衛的なデザイン。この2台を見ているとこの年代のアメリカは技術的に世界の最先端にいたのだなと思います。

●第1位・・・???

さて、栄えある今年の私的ベストモデル第1位は・・・・!?

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カバヤ世界の神話シリーズから、ユニコーンのフィギュアです!!!・・・・・・・・・???





・・・すみません。ウソをつきました(笑)。





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捕獲が極めて困難な伝説の生物ユニコーン。ミニカーコレクターである当方にも中々捕獲出来ないモデルがありますが、今年はそんな1台を捕獲する事に成功しました。それが何かは・・・あまりに嬉しかったので出し惜しみ(笑)。次回、今年最後の更新としてご紹介したいと思います。・・・ですが、極めて私的な好みのため日本では殆ど知られていないモデルです。これが1位?と、言われてしまうかも知れませんが、あくまで”私的ベストモデル”なので悪しからず・・・。数日中にアップの予定です。


↑日本ではただのお祭りのようになってしまっているクリスマス。本来はもっと厳かなものです。しっとりとしたレナ・ホーンの”Have Yourself A Merry Little Christmas"をどうぞ・・・。

新旧製品で楽しむ1/43モデル ~ Spark / amt Ford GT40 Mk-Ⅱ

先回の新世代フォードGTに続き、今回は往年のGT Mk-Ⅱ、66年のルマン優勝車を新旧製品でご紹介します。

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'63年に計画始動、'64年から参戦を開始したフォードのルマンへの挑戦は、3年目の'66年にして遂に総合優勝、しかもワン・ツー・スリーフィニッシュという華々しい成功を収めるに至りました。その栄えあるルマン初優勝の栄誉にあずかったのが、ブルース・マクラーレン/クリス・エイモンがドライブした漆黒のFORD GT Mk-Ⅱ、カーナンバー2/シャシーナンバー1046号車でした。本来、優勝の栄冠はカーナンバー1、シャシーナンバー 1015号車、ケン・マイルズ/デニス・ハルム組の物となる筈でしたが、ヘンリーフォード2世の指示で1~3位までの3台が連なってのパレード・ゴールを行った結果、予選順位の低かった2号車の方が走行距離が長いという裁定が下され、思わぬ形で順位が入れ替わったのでした。

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↑思わぬ運命の綾で勝利を手にしたブルース・マクラーレン/クリス・エイモン組。2人は共にニュージーランド出身、ブラック&シルバーは同国のナショナルカラーでありました。右フロントフェンダーにはNZのロゴも見受けられます。

このカーNo.2、シャシーNo.1046は栄えあるルマン24時間優勝車という事もあり、1/43に限っても様々なブランドでモデル化されています。当方の手元にもバン、デルプラドイクソミニチャンプスのモデルたちが居るのですが、その後新旧2製品が新たにコレクションに加わりました。・・・先回も記したのですが、去る8月4日、'66年のルマンでこのカーナンバー2を優勝に導いたドライバーの一人であるクリス・エイモン氏が他界されたとの事。その追悼の意味も込め、それらのモデルを一緒にご紹介したいと思います。

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↑低い車高&意外と高い最低地上高、旧い時代のレーシングカーの佇まいが良い雰囲気で再現されていると思います。

先ずはスパークのレジン完成品。当方はGT Mk-Ⅱはミニチャンプスのモデルで終わりにして、スパークのモデルはスルーするつもりだったのですが・・・、お世話になっているショップさんで実物を見たらあっさり自制心を失いました(笑)。スパークの製品はボディが低く、かつロードクリアランスは意外と高い、旧い時代のレーシングカーの佇まいを見事に再現、要所にエッチングパーツを使用した程良い細密感が心地良いです。リアカウルが開閉するミニチャンプス製も嬉しかったのですが、ボディのフォルムはやはり開閉部のないプロポーションモデルの方が安心して見られるようです。う~~ん、ヤバイです。スパークは'66年のGT Mk-Ⅱを続々と発売予定なので、この1台を買ってしまったと言う事は・・・。

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↑降りしきる雨を突いて走るGT Mk-Ⅱ、ドラマチックで味わい深いボックスアートです。

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↑ボディは上下分割のいわゆるモナカ式で、ターンアンダーの強いフォードGTのボディにマッチした構造と言えるでしょう。プロポーション/ディテール共に最良とは言えませんが、却って実車との同時代性を感じさせてくれます。

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↑amt 1/43キットの全容。紙製の外箱、展示用の透明プラケースとインストラクション、各種パーツやデカール・・・簡単ですがエンジンパーツも用意されています。盛り沢山でなかなか興味深いキットです。

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↑amtキットの箱の大きさはこんな感じ。同社の1/25キットの更なるミニチュア化のようで可愛いです(笑)。

そしてもう一つ、長年捜し求めていたのがamtの1/43プラキット。同シリーズは60年代後半の乗用車がメインで、他にはクラス8のトラクターヘッド&トレーラーがラインナップされており、シリーズ唯一のレーシングカーがこのGT40 Mk-Ⅱでした。当方が知り得る限りのamt 1/43プラキットは過去記事にてリスト化しましたが、そのリストで最後まで入手出来なかったのがこのフォードGT。ボディが上下分割式のいわゆるモナカ方式で、正直な所、そのプロポーションは同シリーズの乗用車シリーズのような冴えはみられません。・・・ですが、リアルタイムに限りなく近い時期の製品化であり、味わい深いボックスアートと共に時代の空気を感じさせてくれます。同じ題材でもメーカーや素材、製造時期によってこんなにも味わいが違う・・・それを楽しむのも、また模型趣味の醍醐味と言えるのではないでしょうか。

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ユルくないダンゴ虫 ~BizarRE '33 TEXACO DIAMOND T TANKER "Doodle Bug"

今回は大昔の働くクルマをご紹介します。

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テキサコ・ダイヤモンド・Tタンカーは石油会社のテキサコが主体的に開発した石油タンク車です。1度見たら忘れられない強烈な個性を放つそのデザインは、インダストリアルデザイナーであるノーマン・ベル・ゲデスの事務所が手掛けたとされ、30年台以降世界的な流行となったストリームライン(流線型)を採り入れた極めて前衛的なものとなっています。様々な架装に対応するというトラックの多用途性から離れ、石油タンカーに特化した事で成立し得たカタチと言えるかも知れません。ダイヤモンド社のTシリーズトラックをベースとしているとの事ですが、駆動方式がRRであるなど、基本的なレイアウトが一般のトラックと大きく異なっており、フレームやエンジン、足回りなど、パーツ単位での流用なのではないかと思われます。

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↑流線型の前衛的なフォルムに愛嬌のあるフロントマスク。こんなクルマが1930年代に開発されていたとは驚きです。

このTタンカーの愛称である"Doodle Bug"は日本で言うとウスバカゲロウの幼虫、いわゆるアリジゴクを指す事が多く、一方でダンゴムシを指す事もあるようです。ダンゴムシ自体は別にArmadillidiidaeという名称もあるのですが、テキサコのTタンカーのカタチから連想されるのはどう見てもダンゴムシの方であろうと思われます。前端のキャビン、中央の石油タンク部、リアのエンジンルームが一体化された流線型の車体は、極めてモダーンでありながらどこか愛嬌もあり、可愛いとさえ言えそうなまとまりを見せています。昔のSF映画に出てくる未来の特装車のようで、'30年代にこれだけの車両が実用レベルで開発されていたと言う事実に改めて驚かされます。

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↑実車の存在自体に驚かされ、相次ぐ1/43スケールでのモデル化に驚かされ・・・テキサコTタンカーは驚きの連続です・・・。

さて、そんなテキサコのTタンカーがガチな1/43モデルで、しかも2ブランド競作で製品化されるなど誰が予測し得たでありましょうか?当方はかつてアーテル製のバンク(貯金箱)をご紹介しましたが、近年オートカルトとビザールの2ブランドからレジン製完成品として発売という、まさに驚天動地の仕儀と相成りました。2台のモデルはプロポーションや各部の仕上げに微妙な違いがあり、どちらをチョイスするか非常に悩ましいのですが、当方は実車の画像から受けるイメージに近いのはビザール製の方だと感じてそちらをチョイス。赤いホイールのオートカルトにも後ろ髪を引かれましたが、共に高価なので両方は買えません。。。お世話になっているショップさんで長年貯め込んだポイントと、7月の臨時お小遣いを駆使してどうにかこうにか捕獲しました・・・。

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↑手前がビザール1/43、奥がアーテル製貯金箱です。撮影の関係でビザールの方が長く見えますが、実際はアーテルの方が少し長いです。当方は先にアーテル製の貯金箱ミニカーを入手していたので、その印象が強かったのですが、実車はもっとほっそりしていて車高は当時の乗用車と余り変わりません。アーテル製のモデルは、これはこれでトイカーとしての魅力に溢れた1台だと思います。

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↑箱に関しては、これはもう圧倒的にアーテルの方が魅力に溢れています。アールデコ調のグラフィックが時代の雰囲気を盛り上げています。尚、年式の表記はアーテルが'34年型、ビザールは'33年型となっています。

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↑新江ノ島水族館のおみやげコーナーから連れ帰ったダイオウグソクムシ君とスリーショット(笑)。・・・やっぱり似てますよね?

ビザールのモデルは前述のアーテル製バンクと比較するとボディが細く、やや胴長に感じられますが、言うまでもなくコチラが正規の縮尺モデル。実車の画像と比較すれば納得です(笑)。ランプ類やワイパー、ミラーなど細部まで再現され、大径のタイヤ&ホイールもリアルな仕上がり。・・・ですが、ネットで実車の画像を検索すると、ホイールはボディと同色に塗られているっぽい物が多く、この点はオートカルト/アーテル製のモデルの方がイメージに合っているように思います。尚、当方は未入手ですが、ホットホイールの"haulin' gas"というキャストがこのテキサコTタンカーを思わせるスタイルをしています。思わず赤く塗って逆カスタマイズしてみたくなってしまいます(笑)。

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好きなクルマで元気を出そう ~Spark '66 Shelby GT350 & GT350 Hertz

久しぶりに更新してみました。

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世界では毎日いろんな事が起こっていて、それらを1つ1つ気にしていたら何も出来なくなってしまうのですが・・・。東日本に続いて熊本で起こった地震は、やっぱり見て見ぬふりの出来る事象ではありませんでした。こういう時に安易に自粛などすべきではないという考えをお持ちの方もおられるようですが、当方の場合、それが率直な感覚なのでどうしようもありません。不幸にして亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災された方々が1日も早く通常の生活に戻れる事を願っております。・・・しばらく間が空いてしまいましたが、このブログも通常モードに立て直してゆきたいと思います。

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↑スパークから発売になったシェルビーGT350、後発だけにプロポーションなど良好な仕上がり。'66はクオーターウインドウはルーバーなしがデフォな気がしますが・・・オプションの豊富なマスタング故、こういう仕様もあったのかも知れません。

・・・自らの気持ちを高揚させるため、今回は大好きなマスタング関連の最新製品をご紹介。スパークから相次いで発売になったシェルビーGT350とGT350Hです。シェルビーGT350は初代マスタングをベースにキャロル・シェルビー氏が手を加えて誕生したモデル。当初の主たる目的はマスタングの更なるスポーツイメージ高揚で、SCCAナショナルチャンピオンシップに参戦、'65~'67 Bカテゴリーのナショナルチャンピオンに輝きました。'65モデルはコンペティションベースの性格が強く一般ユーザーには不評だったため、'66モデルではレーシングサスを標準からOPTに格下げ、同時にATやエアコン、折り畳みリアシートがオプションに加えられました。GT350Hの方はレンタカー会社であるハーツが発注した車両で、「レンタ・レースカー」として一般に貸し出されたのだそうです。ブラックのボディにゴールドのストライプが特徴で、同様のプログラムは'06と'16モデルイヤーにも用意されました。

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↑レンタレースカーとしてハーツが発注したシェルビーGT350ハーツ、スパークのモデルは上のノーマルGT350と製造時期が近いのですが、ドアの三角窓などディテールに相違点も見られます。エンジンフードキャッチピンのワイヤーも立体的に表現されるなど、好き者には嬉しい仕上がりぶりです。

モデルは前述の通りスパークの新製品で、ノーマルのGT350、続いてハーツ仕様の順で発売になりました。GT350の1/43モデルはぱっと思いつくだけでもスターター(レジン)、京商、ヴェレム(レジン)、マテル(GT350-R仕様)、イクソなど多々ありますが、初代マスタングはアメリカ車としてはコンパクトなクルマというイメージが強かったのか、プローポーション的にボディが厚めでコロンとした物が多かったように思います。このスパーク製のモデルはマスタングらしい低く長いスマートなプロポーションが再現されていて嬉しくなってしまいます。旧いクルマにしてはトレッドがちょっと広すぎるかな~と思うのと、ノーマルシェルビーGTは'66年型ではリアクオーターウインドウはハーツ仕様と同じようなルーバーの無いシンプルな物が一般的だったかなというのが少々気になる程度です。初代マスタング初期('65~'66)のファストバックは、1/43ではシェルビー仕様ばかりが製品化されているので、スパークさんにはノーマルなフォード・マスタング仕様もリクエストさせて頂きたいです(笑)。


↑当ブログ上で上手く再生出来ない場合は、画面上部の文字をクリックしてYouTubeの大きな画面で視聴下さい。最新アメリカンV8の咆哮をご堪能あれ!!

最後に、シェルビーGT絡みで当方が最近観ていて一番元気が出る動画を・・・。アメリカのモータートレンド誌のガチンコバトル動画、HEAD 2 HEADから、2016 SHELBY GT350R vs 2015 CHEVROLET CAMARO Z28です。現行モデルでシリーズ全体として初めてリジットサスの呪縛を逃れたマスタング、最新のシェルビーGT350Rもとても良い仕上がりになっているようです。特に後半16分を過ぎた辺りからのシェルビーGTのサーキットインプレション、走り出しの加速で2人が(凄すぎて)思わず笑っちゃう辺り、見ているこっちも思わず頬が緩みます。その後は2人ともニヤニヤしっぱなし。「このクルマを1日中サーキットで楽しみたい!!」 レーシングドライバー(元?)で普段はクールなインプレッションの多いRandy Pobst氏がこんなにエキサイトしているのはあまり観た事がありません。その熱い走りを見れば、カマロ、マスタング共々、単なる直線番長などではない実力の持ち主である事がお分かり頂けるのではないかと思います。

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'69~'70 マスタング特集; カラバリで再度のご紹介 POST Hobby '70 Ford Mustang Boss429

'69のご紹介の最後がTrans-Amマシンだったので、'70はTrans-Amマシンで幕を明けましたが、今回からはロードバージョンのご紹介です。

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・・・このモデル、グラバーブルーのみ過去にご紹介済していますが、今回は別カラーを中心に再登場です。過去記事で記した事の繰り返しになってしまいますが、Boss302 がマスタング自体のTrans-Amレースでの戦闘力アップのために企画されたのに対し、Boss429はNASCARでの429エンジンホモロゲーション獲得のために生まれました。当時NASCARで戦っていたのはトリノやマーキュリー・サイクロンでしたが、そのレギュレーションでは車両とエンジンの製造数が500台以上と定められていたものの、それぞれ別で構わないという規定だったため、エンジンの方は高性能モデルが手っ取り早く捌けそうなマスタングに搭載される事となったのでした。

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↑シンプルな単色ボディにエアロパーツや巨大なエンジンフードバルジ、太いタイヤが一種独特の凄味を感じさせます。

そうした特殊な生い立ちゆえか、Boss429はフォードの生産ラインで428エンジンを搭載して生産された後、カークラフト社に運ばれてエンジンを429に換装していたのだそうです。同じ年式でもマッハ1やBoss302が派手なストライプや豪華な装備で華々しい雰囲気だったのに対し、Boss429は至ってシンプルな出で立ちでありながら、エンジンフード上の巨大なインテークやスポイラーなど走るための装備はしっかりと装着されています。その姿からは、得も言われぬ凄味のような物が感じられ、他のグレードとはまた一味違った強烈な魅力を放っているように思います。

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↑レッド・ブルー・ブラックそれぞれにカッコ良いですが、個人的にはグラバー・オレンジも見てみたかった気がします。

モデルはポストホビーブランドで登場したレジン完成品ですが、製造はスパークやビザールでお馴染みのミニマックスが行っており、仕上がりもそれらと近い感じです。プロポーション、ディテール共に上々で'70マスタング、Boss429の魅力をしっかり捉えているように思います。・・・いや~、このモデルが発売された時はホントに嬉しかったです。当方の個人的な感想ですが、1/43の'70マスタングとしては最良の1台と言ってよいのではないかと思います。

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↑プロポーション、各部の表情共に1/43の'70マスタングのモデルとしては最良の1台と言えそうです。・・・が、最近のレジン完成モデルのウインドウ周りの不安定さは何とかして頂きたい所。浮いたりハネたり色々と大変です。。。

本来、高価なレジン完成品でカラーバリエーションを追いかけるべきではない事は重々承知しているつもりなのですが、本当に好きな車種の良質なモデルともなれば話は別。このBoss429の場合はそうした分別はどこかへ吹っ飛んでしまいました(笑)。残念ながらその後POST Hobbyブランドでの1/43アメリカ車の発売はありません。やっぱり日本ではこのスケールでアメリカ車をコレクションしようという人はまだ少ないのでしょうか・・・。もっともっと盛り上がってくれると嬉しいのですが。

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↑ご紹介済みのグラバー・ブルーも改めて撮り直して再アップ。個人的にはこの色が1番のお気に入りです。・・・リアウインドウのモール、浮いてるなあ。。。

'69~'70マスタング特集 Spark '70 Ford Mustang #15 Trans-Am

昨年中に終わらせられなかった50周年記念企画の'69~'70マスタング特集、年を跨いでようやく'70年型に突入です。

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'69年にボディ外板の大部分を変更するスタイルチェンジを行ったマスタング、'70年型での変更はそれに比べると範囲は狭かったのですが、スタイリング的には結構大きな変化を見せていました。何より大きく変わったのはフロントマスクで、最初期型以来、独特のベゼルに収まっていたヘッドランプ('69型は4灯ランプでしたが・・・)がラジエターグリル内に収まり、その外側には'70年型独特なインテーク風のスリットが設けられていました。翌71年にデビューしたビッグ・マスタングへの過渡期的なデザインともいえそうですが、この年式だけの個性的なルックスで個人的にはかなり好きだったりします。

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↑市販モデルを彷彿とさせるボディカラーが特徴的な'70 BOSS 302のワークスマシン。カーNo.15はこの年、ドライバーズ・チャンピオンに輝いたパーネリー・ジョーンズのマシン。

昨年末’69年型の最後をTrans-Amマシンで飾ったので、今年’70年型もTrans-Amマシンでスタートしたいと思います。'70年シーズンのSCCAトランザムは各メーカーのワークス体制が大きく変化し、'69, '69とカマロをシリーズチャンピオンに導いたロジャー・ペンスキーはAMCワークスとなり、シボレーは変わってシャパラルへとスイッチ、フォードはシェルビーが去り、ワークスはバド・ムーア・エンジニアリングのみという布陣に。カマロはこの年から第2世代にスイッチ、ペンスキーもジャベリンでの参戦初年という状況に対し、熟成の進んでいたマスタングは確実にポイントを稼ぎ、この年ついに念願のシリーズチャンピオン、パーネーリー・ジョーンズのドライバーズチャンピオンの2冠を達成、前年の雪辱を果たしたのでした。

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↑前後スポイラーや低い車高、ミニライトのマグホイール、サイド出しのエキゾーストがただならぬ雰囲気を漂わせます。
エンジンフードのクイックオープナーのワイヤーがとても良いアクセントになっています。


モデルは昨年末にご紹介した'69年型のマシンと同じスパークのレジン完成品。ドライバーズ・チャンピオンを獲得したパーネリー・ジョーンズ仕様の#15号車です。発売はこちらの'70の方が先だったように記憶しています。市販モデルと同じグラバー・オレンジにブラックのストライプ、ウイングタイプのリアスポイラー(レースに投入されていたと言う事は、このスポイラーは単なる”こけおどし”ではなく、空力的に実効性のあるパーツだったと言う事です)、ミニライトのマグホイールなどトランザムレーサーらしい出で立ちは観ているだけでワクワクします。

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↑一見派手なリアスポイラーはダテじゃない。フォードに移籍した日系人デザイナー、ラリー・シノダ肝煎りの空力パーツでした。

ミニマックスは今回ご紹介したBOSS 302 Trans-Am仕様に先立って、日本のMARKブランドでBOSS429を製作しています。429は429で独特の凄味があるのですが、派手なストライプやエアロパーツを纏ったBOSS 302やマッハ1のアピアランスもまた魅力的。小回りの利くレジン製品の特性を活かして、是非それらのグレードやコンバーチブル・HTなども製品化して欲しいな~と思います。(無理かな/笑)

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↑ライバル、カマロは'70モデルイヤーからモデルチェンジして第2世代へバトンタッチ。ワークスはロジャー・ペンスキーからあのシャパラルにスイッチしていました。(こちらのモデルもスパーク製。いずれ別途ご紹介したいと思います。)

未年はじめはやっぱりこれで・・・。PREMiUM-X '87 DODGE RAM, Spark '05 DODGE RAM SRT-10

未年の2015年、第1回目の更新は・・・う~~~ん、やっぱりこれしか思いつきません。

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↑羊のぬいぐるみは奥さんから借りました。(笑)

・・・と言う事でダッジ・ラムであります。フォードのFシリーズ、GMのC/Kシリーズ(現シボレー・シルバラード,GMC・シエラ)と並ぶクライスラーのフルサイズ・ピックアップ。Ramという単語は雄羊を意味するようです。(もちろんパソコンのパーツの事ではありません)因みに子羊はLamb、ラム酒はRum、ラムちゃんは・・・(以下略/笑)。ラムの名前はRAM-VANとしてフルサイズバンにも使われていましたが、2009年からは単なる車種名ではなく、クライスラー系のピックアップ及び商用車を含むディビジョン名となっています。

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↑今になってみると、四角四面の実用一点張りなデザインも味があるように思います。スチールホイールにホワイトレターのタイヤが良い雰囲気です。

先ずご紹介するのは初代の'87年型(ミニカー記載による)。ダッジのピックアップ・トラックに正式に”ラム”の名が冠されたのは'81年登場のこの世代からのようです。四角張ったボディデザインはまさに往年のフルサイズピックアップそのものといった佇まいで、後の世代に比べると質実剛健なイメージ。4分割のラジエターグリルは'86モデルイヤーから採用になった模様です。通常型のシングルキャブ、2ドアのままキャビンを延長したエクステンドキャブ、4ドアのクルーキャブ、そして後輪がダブルタイヤになったヘビデューティーユースのデューリー等多彩なバリエーションを誇り、ショートホイールベースで脱着式のハードトップを被せたSUVスタイルのラムチャージャーも存在します。

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↑個人的な好みですが、1/43のダイキャストモデルはこの位の作り込みが丁度良いのではないかと思います。

ミニカーはプレミアムXブランドのダイキャストモデルで、ロングホイールベースのシングルキャブ仕様。日本にはボディカラーがレッド単色のバリエーションも入っていますが、当方はシルバーと濃紺のツトーンカラーをチョイス。同様のツートーンはS130系フェアレディZ等にも見られましたが、70年代末~80年代の流行を感じさせますね。最近の1/43ミニカーとしては比較的安価な価格設定ですが、程良く作り込まれた好ましい仕上がり。このモデルの金型は元々欧州の書店系アイテム、ボンドカーコレクションの「消されたライセンス」劇中車用に起こされた物です。(ボンドカーコレクション仕様はお友達の覆面えるさんのコチラの記事を是非合わせてご覧下さい。 )

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↑2台目以降現行に至るまで、立体感に溢れた大型のラジエターグリル&エンジンフードがクライスラーピックアップの特徴となり、フォードやGMとは一線を画したスタイリングを形作っています。

さて、ダッジ・ラムは'94モデルイヤーに第2世代へとモデルチェンジ。(ミニカーはコチラの過去記事を参照願います)大きく突き出たラジエターグリルが特徴的なスタイリングに生まれ変わった第2世代へと進化し人気を博します。そしてその基本コンセプトを受け継いで誕生したのが'02モデルイヤーに登場した第3世代です。スタイリングは先代の基本イメージを踏襲しつつよりマッチョになりましたが、マッチョなのはスタイリングだけではなく、超ド級スポーツカー、バイパーと同じ8.3リッターV10エンジンを押し込んだSRT-10までもが存在します。日本人の感覚からは考えにくいですが、これもアメリカ流のクルマ文化なのだと思います。その後'09モデルイヤーに現行4世代目にモデルチェンジして今日に至っています。

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↑エンジンフードのスクープやトノカバー、前後スポイラーなどSRT-10の大迫力ボディを的確に再現しています。

モデルはスパーク製のレジン完成品で、バイパーと同じV10エンジンを搭載したSRT-10のクアッドキャブ(クルーキャブ)仕様です。エンジンフードのスクープ、リアベッドのトノーカバーや前後スポイラーなど、迫力満点のスタいリングを見事に再現、見ごたえのある仕上がりとなっています。スパークではこの世代のRAMを色々と製品化しており、他に2ドアショートボディのSRT-10、4輪駆動のクアッド・キャブ、後輪ダブルタイヤのデューリー等もリリースしています。ユニバーサルホビーの2世代目と合わせると1~3世代目までが揃うので、どこかが4世代目を製品化してくれると全世代が揃うのですが・・・。

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祝50周年 '69~'70 MUSTANG特集 Spark '69 Mustang Boss 302 SCCA Trans-Amレース仕様

越年確定の'69~'70マスタング特集ですが・・・午年(うまどし)の最後はやっぱりマスタングで締めくくりたいと思います。

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― レースでの勝利は市販車の販売増に直結する。―
'60年代、NASCARでの戦績が市販車の販売に大きく影響するようになり、その流れはマスタングの爆発的ヒットによって切り開かれたポニーカー市場にも波及する事となりました。'66年にスタートしたSCCA Trans-Amレースを舞台に、60年代後半~70年代初頭にかけて、カマロ/ファイアバードのGM勢、マスタング/クーガーのフォード、チャレンジャー/クーダのクライスラー、そしてジャベリンを擁するAMCによる熾烈な闘いが繰り広げられたのです。


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↑ベースモデルからのボディ幅やトレッドの拡大、コンペティションモデルとしての徹底した軽量化等々、ひたすら戦闘力を高めた'69ボス302。

'68年、強敵ペンスキー・スノコ・カマロの後塵を配したマスタングは、'69年の必勝を期して秘密兵器とも言えるBoss302を開発・投入します。ワークスもそれまでのシェルビーに加えバド・ムーアが合流して万全の体制でレースに臨んだのですが・・・。善戦するも結果はこの年もカマロの勝利に終わり、市販車の販売台数においても逆転を許してしまう結果となってしまったのでした。マスタングが雪辱を果たすのは翌'70年のシーズンになります。

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↑トランザムレース仕様はノーマルボディをベースとしながら迫力満点の佇まい。こうしたマシン達がしのぎを削ったレースはエキサイティングだったに違いありません。

モデルはスパークブランドで発売になった'69マスタングのTrans-Amレース仕様。第9戦ラグナセカと第10戦シアトル・ケント250でステアリングを握ったダン・ガーニーのマシンをモデル化。濃いブルーのボディにBoss302の特徴的なストライプを纏った姿はなかなかに渋いいでたちで、落とされた車高や大きく張り出したフロントスポイラー、ロールケージが張り巡らされた剥き出しのインテリア等々、レーシングマシンらしい迫力が感じられます。特徴的な8本スポークのミニライト製マグホイールも抜かりなく再現されていて嬉しくなります。

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↑他のブランドのミニカーがどんどん高価になってゆく中、スパークの価格はあまり上昇していません。クオリティと価格のバランスは素晴らしいと思います。

個人的な印象ですが、ボディのプロポーションは1/43の'69マスタングとしては最良の1台ではないかと思います。低くワイドなボディ、彫りの深いフロントマスク。スパークでは今後ホワイト/レッド/ブラックに塗られたパーネリー・ジョーンズ仕様のマシンも発売予定との事でこちらも楽しみです。出来る事なら小回りの利くレジン製品の特性を活かして、ロードバージョンのBoss302やMach1等もリリースしてくれると嬉しいのですが・・・。

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↑宿敵マーク・ダナヒューの駆るペンスキー・スノコ・カマロと・・・。コチラもいずれきちんとご紹介したいと思います。

・・・と言う事で、ブログの引っ越しなど色々あった1年でしたが、2015年の更新は今回が最後になると思います。マスタング50周年企画の'69~'70マスタング特集は年内で終わらせる事は出来ませんでしたが、来年も継続して行きたいと思っています。1年間お付き合い下さった皆さま有難うございました。来年もよろしくお願い致します。良いお年をお迎え下さいませ!!

もう1つの年式違い ~SPARK '68 & '66 Oldsmobile Toronado

先回スパーク製C1コルベットの年式違いをご紹介したので、続けて別車種の年式違いをご紹介したいと思います。


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オールズモビル・・・プリマスやマーキュリー、ポンチアックと共に、そのブランドネームは古くからのアメリカ車ファンには郷愁を誘うものとなってしまいました。かつてベーシックブランドのシボレーと上級ブランドのビュイックとの中間に位置したオールズモビル、そのモデルレンジ内で上級パーソナルクーペとして君臨したのがトロナードです。当ブログでも過去に都度ご紹介して来ましたが、キャデラック・エルドラドよりも1年早い'66年型として、大量生産された車種としてはアメリカ初の前輪駆動車となりました。そのドライブトレーンはエンジンは縦置きで隣りにトルクコンバーターが並列して置かれ、チェーンで連結されるという独特な機構を採用したものでした。


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↑'50~'70年代のアメリカ車は1~2年でスタイリングが大きく変化するのがややこしくも面白い所。トロナードも'68年型で大きくイメージが変わりました。


機構面と共に注目を集めたのがそのスタイリングで、ボディサイドがウエストライン(窓下)で膨らまず、側面全体が1枚の大きな面で構成されたようなデザインは当時は非常に新しい物だったようです。全長が5mを優に超える堂々たる大きさの2ドアクーペボディは、'60~'70年代初頭のアメリカ車特有のおおらかさ、伸びやかさが感じられ非常に魅力的です。このデザインは当時のミニカー業界でも注目を集めたようで、ソリドテクノ、コーギー、ピレン(コーギーの金型)、ポリトーイ、ガムダクールなど、1/43近辺(コーギー、ガムダクールはやや小さ目)でも古くからミニカー化された数少ない'60sアメリカ車の1台でした。


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↑個人的な趣味・嗜好の問題ですが、エッチングの多用し過ぎは余り好みではないので、スパークの仕上がりは好感度が高いです。適材適所が良いと思います。


近年の製品ではデルプラドが'67年型スパークが'66年型をリリースしており、プレミアムXでも'66年型の製品化計画があるようです。・・・そして嬉しい事に、スパークでは最初期型の'66に加え、'68年型をも製品化してくれました。’66年にデビューした初代トロナードは、’68年にフロント&リアエンドを中心としたフェイスリフトを実施。フロント周りはよりアクと押し出しの強い個性的なマスクに、リアはテールランプがバンパーにビルトインされたタイプの物になりました。先回のC1コルベットでも記しましたが、こうした変化は大量生産を前提としたダイキャストモデルではフォローが難しい部分。価格の面では苦労もありますが、この年代のアメリカ車が好きな当方にとっては非常に有難い製品展開です。


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↑こちらは過去にご紹介済みの'66年型。1stモデルのブルーメタリックではテールランプ周りの処理に誤りがありましたが、2ndのグリーンメタリックではそれが正しく修正されていました。こうしたきめ細かい対応も素晴らしいと思います。


モデルはスパークの標準的な仕上がりと言えるもので、ワイパーやルームミラーなど部分部分にエッチングパーツを使いながら、それ一辺倒になっていないのが個人的には好ましい感じ。ボディカラーは今回のソリッド・レッドも悪くないのですが、上級パーソナルクーペらしいメタリックカラーのバリエーションも見てみたい気がします。過去にご紹介済の'66と並べるととても良い雰囲気。兄弟車とも言えるビュイックリビエラも、NEOが同様にレジン完成品で様々な年式を製品化してくれた結果、歴代の美味しい部分がかなりフォローできるようになりました。ホント、1/43のアメリカ車モデルも凄い事になったものです・・・。


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↑こういう車種の年式違いは大量生産前提のダイキャストモデルでは難しいのではないかと思います。この辺りは少量生産に適したレジンモデルならではと言えそうです。


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Author:Ponys41
昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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