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惜別、この先リモはどうなってしまうんだろう?Sun Star '00 LINCOLN LIMOUSINE

余りの嬉しいニュースでまたまた飛び入り企画が入ってしまいましたが、気を取り直して”最近のアメリカ車・フォード編”今回は長~~~いクルマでいってみましょう。


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↑ixo製の'67年型とSan Star製の'00年型リムジン。これもまた佳きアメリカの伝統ですよね。


・・・果たして2000年型のこのクルマを”最近”と言っていいのか微妙な所ですが、フェイスリフトを受けつつ昨年まで生産されていたので、まあ、良しとして下さい。・・・そう、つい最近まで・・・非常に残念ですが、このストレッチド・リモのベースになっているリンカーン・タウンカーは、マーキュリーのグランド・マーキス共々とうとう2009年のモデルラインナップから落されてしまいました(合掌)。訂正;事情は良く判りませんが2010年モデルでも販売が継続されています。(2009年12月13日。)残るフォード・クラウンヴィクトリアも一般ユーザー向けは既に2007年型で終了、旧き良き独立フレームのフルサイズアメリカンは、ポリスカータクシーのフリートユース向けに辛うじて残るのみとなりました。


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既に後継車種とも言えるリンカーンMKSが発表されている以上、仕方がないと言えば仕方がないのですが、前輪駆動でV8エンジンも無しというのは時代の要請とはいえ、無責任な一アメリカ車ファンとしては一抹の寂しさを禁じ得ません。まあ、今の米自動車メーカーはそんな事を言っていられるような状況では無いのですけれど・・・。リンカーン・タウンカーについて簡単に触れておくと、フォード・クラウンヴィクトリア、マーキュリー・グランドマーキスと同じ独立した”パンサー”と呼ばれるフレームを持ち、4.6リッター、SOHC V8エンジンを搭載したフルサイズ・セダンで、言うまでもなくそれらの中では最も高級・高価なレンジに属するクルマです。兄弟車共々カナダの工場で生産されていました。



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↑う~ん。画像が普段に比べ大幅に横長です(笑)。(クリックでちょっと拡大。)


モデルはサンスター製、前述の通りリンカーン・タウンカーをベースにしたストレッチ・リムジンのミニカーです。1/43とはにわかには信じがたい長さです(笑)。当方の知っている限りではカラーバリエーションはお見せしている3種類、白いのはハリウッド、黒いのはワシントンDC界隈に似合いそうですね(笑)。写真では判りにくいですが、全車バイナルトップ仕様になっていて、皮シボの質感やツヤの具合もなかなかリアルに仕上がっています。向かい合わせのリアシートや、ミニバー、サンルーフとリムジンらしい見せ場がたくさんあります。また、最近の1/43ミニカーには珍しくエンジンフードが開閉します。時々コレのボディをぶった切って、ノーマルのリンカーン・タウンカーにしてみたいと言う誘惑にかられるのですが・・・ダイキャストのボディではなかなか難しそうですね。


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ベースになる大型セダンの減少に伴い、ストレッチリムジンの行方も大いに気になる所です。キャデラックの次期大統領用リムジンはピックアップ&SUVのシャシーをベースにしているという話も聞いた事があります。豪華で優雅なストレッチ・リムジンも過去の遺物になっちゃうんでしょうか?その内生き残ったクラウンヴィクトリアがリモになったりして!?・・・それはそれで面白いかもしれません。


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スクリーンを駆け抜けたクルマ達~

お送りして来た"007ゴールドフィンガー"劇中車、最後に舞台をアメリカに移してからの登場車両をご紹介したいと思います。007シリーズは作品によって様々な自動車メーカーが車両を提供していますが、フォード程多くの作品に自社のクルマを登場させているメーカーも無いのではないかと思います。古い作品ではこのゴールドフィンガーの他、サンダーボール作戦女王陛下の007ダイヤモンドは永遠に、新しい方ではダイ・アナザー・デイ~最新作慰めの報酬と言った具合です。(最近までアストン自体もフォードが所有していましたし・・・。)


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さて、ゴールドフィンガーでは作品の前半、スイスで早々に当時ブランニューモデルだったマスタングを登場させていますが、舞台がアメリカに移った後半はもうフォード車のオンパレード。上のモデルはゴールドフィンガー所有の'64年型リンカーンコンチネンタルで、映画の中では、哀れアメリカン・マフィアのソーロー氏諸共圧縮機でぺちゃんこにされてしまいます。何も人一人を始末するのにそんな手の込んだ事をする必要もない気もするのですが、(しかも後で金をより分けなきゃいけない・・・)当時のアメリカの機械文明のスケールの大きさ(大袈裟さ?)を表現したかったのかもしれません。


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モデルはユニバーサルホビー製の"THE JAMES BOND CAR COLLECTION"シリーズの新製品。ゴールドフィンガーの牧場で金塊を積み込んでいるシーンをジオラマ化したケースに納まり、トランクは開いた状態で固定されています。本来、冊子付きミニカー(ミニカー付き冊子?)として欧州で安価に販売されている商品なのでコスト的に色々制約もあるのかもしれませんが、このリンカーンの1/43モデルは新製品が少ないのでトランクを閉じた姿も見てみたかった所です。それと覆面えるさんがコチラで紹介されていたように、ボディカラーは渋いブルーメタリックだった筈なのですが、モデルはソリッドの黒に塗装されています。元々暗めの色でシーンによっては黒に見えない事もないのですが・・・これは明らかに考証ミスと思われます。


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もう1台はCIAのエージェントであり、ボンドの友人でもあるフィリックス・ライターとその同僚が乗りまわしていた'64年式のサンダーバード・コンバーチブル。サンダーバードは先代の”ロケットサンダー”からちょうどフルモデルチェンジしたばかりのニューモデルでした。フィリックス・ライターはフレミングの原作ではもっと俊英として描かれていたと思うのですが、本作では拉致されているボンドを見て「お楽しみだな・・・。」などと呑気な事を言ったり、追跡中に買い食いしているようなちょっと迂闊な人物(笑)として描かれていましたね。


ミニカーは同じユニバーサルホビーのシリーズの1台。正直、車種によって出来の良し悪しにバラツキのあるこのシリーズにあって、このサンダーバードはかなり出来が良いと言えると思います。シャープかつ彫りの深いキャスティングで、実車のプロポーションを見事に再現していて見応えが有ります。幌をダイキャストで一体成型しているのでオープン状態などのバリエーションを作り分ける事は出来ないのが残念。ボンドシリーズを離れて別バリエーションなども見てみたい所なのですが・・・。車内には映画の俳優さんに良く似たフィギュアが乗車しており、ドアに腕を乗せたポーズなど、映画の雰囲気をこれまた良く再現していて微笑ましいです。


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↑CIAのフィリックス・ライター氏はなかなか良く似ています。ポーズやいかにもな服装もイイ感じ。


その他、ゴールドフィンガーに登場したフォード車としては、覆面えるさんがコチラで紹介されているカントリー・スクワイヤ、金属の塊になってしまったリンカーンを運んだランチェロ等がありました。ユニバーサルのこのシリーズ、いつ終わるとも、(日本で発売されるかも。。。)判らないので、その内製品化されるかもしれません。1/43米車コレクターとしては大いに期待したい所であります。


Dinky Toys '64 Lincoln Continental

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'61年登場のリンカーン・コンチネンタルです。保守的なスタイリングのクルマが多かったフォードの中ではシンプル&クリーンでモダンなスタイリングに感じられます。同年代のキャデラックがよりきらびやかで派手なスタイルだったのと較べると、それとはまた異なるどっしり落ち着いた雰囲気を持っており、よりフォーマルな印象を受けます。全長5.4m x 全幅2mというボディサイズは数年後のフルサイズに較べるとそれほど大きくないのですが、水平基調でボクシーなスタイルのため実際以上に大きく感じられます。


ボディ構造面ではセンターピラーのない観音開き(ドアが前後に開く)である事が目新しく、そのためリアドアのハンドルが前側についています。このドア構造のまま4ドアのコンバーチブルまであったのですが、巨大なモノコックボディで果たしてボディ剛性は大丈夫だったのでしょうか・・・?。黒塗りの同車が映画”マトリックス”の中でも印象的に使われていましたが、存在感のあるスタイルと他とは違うドアの開き方があの映画のトーンに良く合っていたと思います。


モデルは英ディンキー製で、ラジエターグリルのディテールからすると'64年型かと思われます。これで本当に1/43?と思う位やっぱり大きいです。貫禄ある実車の雰囲気を良く捉えていますし、リアがやや沈み込んだような車両姿勢も大型車の重量感を感じさせてくれます。しかし、ややぞんざいに塗り分けられたルーフや明るいブルーに成型されたインテリアは今ひとつ高級感に欠けるような気が・・・。この時代のディンキーのモデルも前輪ステア機構を備えていますが、テクノ等と違いステアした方向とボディのロール方向が逆のためカウンターステアを当てたような状態になります。これはこれでマニアックな処置と言えなくもない???。


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Author:Ponys41
昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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