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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

スクリーンを駆け抜けたクルマ達 ”劇中車風”で版権クリア? GREENLiGHT 1973 FORD FALCON XB

勤め先の夏休みはとっくに終わっていますが、当ブログは”特集:ジープの系譜”終了もあって若干燃え尽き気味(笑)。2週間の長い夏休みとなりました・・・。まだまだ暑い日々が続きますがそろそろ再始動しましょうか。

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・・・と言う事でジープ特集も終わって何をご紹介しようか迷っていたのですが、モデルカーズ誌の最新号が劇中車の特集だったのを見て、グリーンライトから「マッドマックス1作目風」フォード・ファルコンXBの1/43モデルが発売済みだった事を思い出しました。以前オートアートのマッドマックス2劇中車をご紹介した折にも記したのですが、マッドマックスシリーズはハリウッド映画ではなく、特に1作目は低予算で製作された事もあり、諸々の版権関係をきちんと押さえていなかった結果、劇中車のモデルカーもガレージキットを除くとほぼ存在していない状態でした。グリーンライトからは1/18, 1/64に続いて当方念願の1/43モデルが発売となった訳ですが、全スケール共にハリウッドシリーズとしての発売ながら、パッケージには”MAD MAX”の記載は一切なく、FORD FALCON XB(1/18と1/43は'73で1/64は何故か'72)として発売されています。

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↑エンジンフードから突き出たV8スーパーチャージャーユニット、フロントのジャケットや2重のリアスポイラー、回転灯を車内に収めたスリックトップ仕様、前後で径の異なるワイドタイヤと前傾姿勢・・・迫力満点の出で立ちです。

さて、このフォード・ファルコンですが、お好きな方はご存知の通りアメリカ本国フォードの車ではありません。アメリカ版の生産からスタートして独自の発展を遂げたオーストラリア・フォードのモデルで、XB型は'73~'75年型までを指すようです。豪州のファルコンは初代(XK, XL, XM, XP) が米国版ファルコンの初代ベース、2世代目(XR, XT, XW, XY)が米国版の3世代目ベースだったのに対し、3世代目(XA, XB, XC)から豪州フォードオリジナル設計/デザインとなりました。(ホイールベースが同じ事からすると、恐らく2世代目のストラクチャーベースと思われます。)マッドマックス劇中車は前述の通りXB型のクーペをベースとし、V8スーパーチャージャー(劇中設定で実際はダミーだった)やフロントジャケット、リアスポイラー等で武装したM.F.P.(メインフォースパトロール)の追跡専用車という設定でした。因みにノーマル仕様のファルコンXBは過去にオートアート製のモデルでご紹介しています。

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↑1/64、1/18では発売済みだったグリーンライトのファルコンXBに待望の1/43モデル登場。尚、1作目相当仕様の1/18モデルはオートアートからもリリースされています。

”マッドマックス(原題:MAD MAX)”の1作目は、戦争や化石燃料の枯渇により政情不安となりながらも警察機構などは機能しており、ギリギリのところで社会秩序が保たれているといった近未来を舞台としていました。警察と凶暴化した暴走族との抗争から、同僚を半死状態にされ、妻子を奪われた主人公マックスの私憤と復讐のストーリーへと転化してゆくのですが、完全な無政府状態となった2作目以降よりもリアリティがあり(ゆえに観ていてツライという面もありますが・・・)、クルマやバイクの描写も最もマニアックで個人的にはシリーズ中でも最も印象が強いです。低予算の1作目が大ヒット→お金を掛けてシリーズ化→スケールアップに伴って設定がどんどん荒唐無稽化・キャストが豪華化→反比例するようにクルマやバイクの存在感が希薄化・・・という流れはワイルドスピードシリーズとも共通する部分があるように思います。

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↑オートアートのマッドマックス2仕様とのツーショット。う~ん、当方はやっぱり1作目仕様の方がクールで好きです。フロントフェンダーの黄色いマークも再現されて、どうみても劇中車そのものの姿。同じ手法で黄色い4ドアも製品化してくれると嬉しいのですが・・・。

今回ご紹介するのは先述の通り1/43でも発売になったグリーンライトの'73フォード・ファルコンXBです。映画やTVドラマの劇中車を扱うハリウッドシリーズとしての発売で、パッケージにはMAD MAXを想起させるロゴデザインでLAST OF THE V8 INTERCEPTERと記されていますが、映画の作品名表記は一切なし。こうする事で版権関係の問題をクリアしているのではないかと思われます。昨今の1/43モデルとしては比較的安価で、それに伴い仕上がりもそこそこではありますが、フロントフェンダーのMFPのマークも含めどう見ても1作目の劇中車そのものの姿。いやはや嬉しくなってしまいます。1作目のマッドマックス公開からおよそ40年。オーストラリアでは労働賃金上昇などにより競争力が低下し、長年続いたフォードやホールデンの自国生産停止に続き、進出した日本メーカーも現地生産から撤退してしまいました。作品世界ほど悲惨ではありませんが、こと自動車産業に関してはその未来は明るいものではなかったようです。

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酉年納めはサンダーバード! 2017年入手品 ベストモデル ~NEO '70 Ford Thunderbird Two-Door Landau

さて、2017年も本当にあと僅かとなりました。

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先回から続けてお送りする2017年入手品私的ベスト3モデル、今回はいよいよ第1位の発表です。・・・今年のベストモデルは酉年にふさわしく、'70年型フォード・サンダーバード 2ドア・ランドーに決定!!いやいや、長い歴史と数多くのモデルを誇るサンダーバードの中でも、当方が最も好きなのがこの70年型なのであります。1/43スケールでは永らくモデル化に恵まれず、プレミアムXの予定品になったりしながらいつしか立ち消えになったりしていたのですが、嬉しい事にNEOからレジン完成品での発売となりました。

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↑いや~、歴代サンダーバードの中でも最も好きなのがこの'70年~'71年のモデル。遂に1/43で製品化!!ホントに嬉しいです。ネオさん有難うございます。

元々'55モデルイヤーに2シーターのコンパクトなスポーツカーとして誕生したサンダーバード。年を追うごとに大型化・高級化し、特にマスタングの誕生以降は高級パーソナルカー路線へと大きく舵を切る事になります。'67モデルイヤーに登場した5世代目ではラインナップに4ドアモデルも加わる事となり、その後期型として'70モデルイヤーに大幅なデザイン変更を受けたのが今回ご紹介する世代です。全長が優に5mを超える大型の2ドアパーソナルクーペ、中央部が大きく突き出たダイナミックな造形のエンジンフードやラジエターグリルは同時期のポンティアックを彷彿とさせますが、この時期ヘンリーフォードⅡ世がGMから引き抜いたバンキーことシーモン・E・ヌードセンが社長の地位に就いていた事も関係しているのかも知れません。

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↑ボディのプロポーションやカラーのチョイス、美しいモデルで幸せです(笑)。NEOにしては珍しく、エッチングパーツが殆ど使われていませんが、しっとりと落ち着いた仕上がりになっているように思います。

モデルは前述の通りNEOのレジン製完成品。暗めのレッドメタリックにブラックのバイナルトップがこの時代の高級パーソナルカーらしさを盛り上げていて嬉しくなってしまいます。低く長く幅広いというこの時代のアメリカ車に付き物のフレーズがぴったり来るプロポーション、ダイナミックなボディラインをしっかり捉えています。NEOにしては珍しく、エッチングパーツは殆ど使われていませんが、却ってしっとりと落ち着いた上品な仕上がりとなっているようにも思います。すっかり高価になってしまったNEOですが、大好きな車種ゆえ、カラーバリエーションが増えたら欲しくなってしまうに違いありません・・・。

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・・・という事で2017年入手品私的ベスト3、今回は1位と3位にNEO製品がランクイン。やはり車種や年式が当方のツボにはまったのが勝因かと思います。ホントはこのモデルを入手出来たので、酉年の内にサンダーバードの特集を組みたいと思っていたのですが・・・更新ペースがガタ落ちになった結果、ファイアバード特集で力尽きてしまった2017年でありました。まあ干支には関係なく来年の内にも特集を組めたらと思います。・・・という事で、2017年の更新は今回にて終了です。今年は色々な事がありましたし、反省すべき点も多々ありますが、ひとまずブログ開設10周年も迎えることが出来ました。当ブログを訪れて下さった皆様、本当に有難うございました。どうか良いお年をお迎え下さい。

今年はカボチャは・・・品切れです。。。 ~NEO '68 FORD F100

今夜辺り、渋谷は大変な事になっていたのでしょうか・・・・。

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・・・という事でハロウィンであります。当ブログでは毎年この時期になると、ハロウィーンといえばジャック・オー・ランタン→ジャック・オー・ランタンといえばパンプキン→パンプキンといえばフォードF100・・・という図式から、'50年代のフォードF100をご紹介して来ました。年によっては1/64モデルに登場願ったりしてなんとか凌いで来たものの、とうとうネタが尽きてしまいました。。。1/43のフォードF100はヤトミンやホットホィールなど未入手のモデルがまだまだあるのですが、毎月のようにアメリカ車の新製品が発売されるようになった昨今では、自分の中で優先順位のあまり高くないこれらのモデルには中々予算が廻りません。いっそこの”恒例行事”自体止めてしまおうかとも思ったのですが、結構長く続けているので悩んだ挙句、苦し紛れに後輩モデルに登場願いました(汗)。

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↑'67年からの世代のF100は、'50年代とは大きく異なる直線主体のボディデザイン。カボチャというイメージはないですね(汗)。

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↑こちらは2013年のハロウィーンでご紹介したロードチャンプスの'56 F100。シンプル・素朴なモデルですが、それゆえの味わいがあります。存在感はNEOと並べても負けてない・・・かも???

今回トップの画像に登場しているグリーンのパンプキンは、ロードチャンプスの'56年型で2013年のハロウィーン記事にメインで登場させた個体。シンプル&素朴なミニカーですが、実車のキャラクターが良く捉えられていて結構お気に入りだったりします。対する後輩モデルは、NEOの'68年型でぐぐっとスタイリングが変わり、直線的で四角いボディとなっています。・・・まあ、かぼちゃというイメージではありませんが、新旧(旧旧!?)2台の共演というカタチにしましたので今年はこれでご容赦を・・・。今回の2台はコーポレートマークやロゴなどの一切ない個人ユース風のモデルですが、ピックアップトラックが自家用車としてごくフツーに使われているアメリカらしい姿と言えるのではないかと思います。

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↑ロングホイールベースにフラットなスタイルサイドのカーゴパネル、スチールホイール+ハーフキャップ、やや尻上がりな車両姿勢など、働くクルマ然とした佇まいが良い雰囲気です。

今回ご紹介するF100は'67モデルイヤーから登場した世代で、先代モデルに対して大型化され、室内居住性や荷室広さが改善されています。この世代までフューエルタンクがキャビン下にあるためガソリン給油口がドアの直後にあります。モデルは米国の法規改正でサイドマーカーランプが設置された'68年型。F100では長い方の3,327mmのホイールベースで、フォードでは”スタイル・サイド”と呼ばれるフラットで実用的なカーゴサイドの姿がこれはこれで好ましい感じです。フルサイズピックアップは車高アップやローダウン、大径のホイール&タイヤでカスタムされた姿もサマになりますが、個人的にはこういうシンプルで実用一点張りな姿に惹かれます。

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↑久々に引っ張り出したら、右側のサイドモールが浮いてました。。。この辺りの脆弱な感じが精密モデルの難点ですね・・・。

モデルはNEOのレジン製完成品。同ブランドでは比較的旧い製品かと思います。例によってボディサイドモールやウインドウモール、ワイパー等にエッチングパーツが奢られた精密なモデルです。鈍い赤のボディカラー、ステーの長いドアミラー、ホワイトのスチールキャップにハーフのメッキカバーといったディテールがベーシックな佇まいをみせていて好ましい仕上がりです。ピックアップやSUVは地上高が高いため、普通の目線でもサスペンションやデフなど下回りのパーツが良く見えるので、NEOの製品としては珍しくそれらシャシー関係のパーツが床板にモールドされています。地味な題材ですが手抜かりなく作りこまれた良い製品だと思います。

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●ハロウィーン記事バックナンバー

Halloween_08.jpg ←2008年のカボチャはコチラ

Halloween_09.jpg ←2009年のカボチャはコチラ

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スクリーンを駆け抜けたクルマ達 フォードでピンクでサンダーバード? ~ BANDAI '20 ? FORD FAB-1

前々回、当ブログでは「サンダーバードといえばフォードのクルマ」と記しましたが・・・。これも一応フォード車という事でOK?

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↑先回ご紹介した'02 フォードサンダーバードはこんな顔をしてましたが・・・

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↑今回ご紹介するクルマはこんな顔です。

普段は1/43モデルでアメリカ車ばかりご紹介している当方、映画もカーチェイスムービーが大好きですが、SF映画やTV特撮も大好物。特に謎の円盤UFOやスペース1999などのジェリー・アンダーソン物は大好きで、サンダーバードは民放の再放送を観つつイマイのプラモデル(安価なマスコットシリーズや2号のコンテナだけ/笑)を組み立てて遊んで育った世代。人格形成にすら多大な影響を受けているのではないかと思える重要な作品です。オリジナルの50周年にあたる2015年、CGと模型特撮を組み合わせたリブート版が製作され、現在日本でもNHKで放送されている事をご存知の方も多いでしょう。

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↑細長いボディに映画製作当時ニューモデルだったフォード・サンダーバードのスタイリングを移植したような2代目FAB-1。ピンクのボディ、6ホイーラーという点はオリジナルと共通でした。映画版の時代設定は2020年という事になっていましたが、FAB-1も'20年型ということで良いのでしょうか???

既に忘れかけられている感もありますが、サンダーバードは2004年にも劇場用映画としてリメイクされています。オリジナルのスーパーマリオネーションとは異なり、生身の俳優によるライブアクションで製作された同作、本来の救助活動ではなくフッドとの対立を軸にアランの成長を描いた内容でしたが、オリジナル版ファンからの反応は否定的なものが多く、一般的にも興行面では失敗に終わったようです。当方もビデオかDVDを借りて観た事がある筈なのですが、ストーリーなど殆ど憶えていないくらい印象が薄いです。。。今回ご紹介するのはこの2004年版サンダーバードに登場したペネロープの愛車FAB-1(ファブ・ワン)、昔風に言うならペネロープ号であります。

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↑今回ご紹介するにあたり、実車の寸法を確認しようと思いましたが、ネット上の情報は全長7.3~8.2m、全幅1.8~2.1mといった範囲でバラついていました。映画の公式サイトには全長21フィート、全幅5フィートとありますが・・・21フィート≒7.1mの全長はともかく、全幅5フィート≒1.52mって・・・軽自動車じゃあるまいし(笑)。

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↑先回ご紹介した007ダイ・アナザー・デイ劇中車の'02サンダーバードと・・・。奇しくもピンクのボディのサンダーバードですが、フロント周りやエンジンフードのエアインテークにデザインの共通性が見られます。

2004年版FAB-1、その登用に関してはロールスロイスが難色を示し、結果的にフォードにお鉢が廻って来たのでした。全体的なスタイリングはヌメ~っと細長い流線型ですが、フロントフェイスやエンジンフードのインテーク形状などは明らかに当時新型車だった'02~フォード・サンダーバードがモチーフになっています。国際救助隊サンダーバードでフォード・サンダーバード。。。殆どオヤジギャグなノリですが(笑)、2代目FAB-1はオリジナル版にはなかった飛行能力をも備えたスーパーメカで、ライブアクションである事に関連して走行可能な実車が製作されています。BBCの人気自動車番組、トップギアのシーズン4 ・エピソード2では、ジェームズ・メイ氏がその実用性のなさっぷりをレポートしていました(笑)。

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↑モデルは映画の公開当時にバンダイから発売されたレスキューメカニックシリーズの製品。キャノピーが上下に開閉し、室内を覗く事ができます。

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↑更に前輪を折りたたみ、リアのエンジンフードを開き、翼を展開する事で完全ではないものの飛行形態を再現する事が可能です。

2004年版サンダーバードの劇場公開当時、バンダイやタカラから同作の関連模型や玩具が発売されましたが、このモデルはバンダイのレスキューメカニックシリーズとしてサンダーバード1号、2号、4号と共に発売になった物です。全長およそ15cm、幅およそ4.3cmくらいでしょうか。今回のご紹介にあたりモデルの縮尺を特定しようと思ったのですが、実車の寸法はネット上の情報では全長7.3~8.2m、全幅1.8~2.1mとバラついていて、正確なところは分かりませんでした。いずれにしても残念ながら1/43よりもやや小さいのではないかと思います。グラスキャノピーが上下に開閉する他、前輪、リアのエンジンフード、ウイング類が可動し、走行形態と(完全ではないながら)飛行形態の両方を再現出来るという、キャラクター・トイとしては中々の優れモノです。

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・・・さて、この2代目FAB-1をご紹介した以上は、オリジナル版を避けて通る事はできないでしょう。アメリカ車ではありませんが、次回はスクリーンを駆け抜けたクルマ達の番外編として、初代FAB-1=ペネロープ号をご紹介したいと思います。

ガムダクールをもう1台 ~ Gamdakoor Sabra '68 Ford Thunderbird

先週に引続き、わが愛しのブランド、ガムダクールから'68サンダーバードをご紹介します。

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・・・という事でサンダーバードであります。当ブログにおいて、それは英国のSFスーパーマリオネーション作品(とそのリブート版)ではなく、はたまたJR西日本の特急電車でもなく、ましてやアメリカインディアンに伝わる伝説の生物であろう筈もなく、米国フォードのクルマを指します。(ベタで申し訳ないのですがどうしても書きたくなっちゃう/笑) フォードサンダーバードは'55年、コンパクトな2シータースポーツカーとして誕生しました。これは'53年にGMが発売したコルベットを強く意識していたであろう事は想像に難くありません。しかし2シーターのスポーツカーは需要が限られていたため、その後はコルベットとは異なる進化の道を辿って4シーター化・大型化されてゆきました。特に弟分のマスタングが登場してからはその傾向が加速、一時はラインアップに4ドア版までを加え、以降高級パーソナルカー路線をひた走る事となりました。その後初代モデルを彷彿とさせるレトロモダンな'02~'05年型を最後に、残念ながら長い伝統を誇るこの名前は途絶えてしまっています。

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↑'67~サンダーバードはラインナップに4ドアを擁し、高級パーソナルカーへと本格的に舵を切った世代と言えるかと思います。

今回ご紹介する'68年型は、'67モデルイヤーに登場した5世代目で、(アメリカ車の世代をどこで分けるかは中々難しいのですが・・・) まさにマスタングの登場を受けて大きく路線変更を図った世代です。このモデルからリンカーン・コンチネンタル・マークⅢとシャシーを共有、114/116インチの2種類のホイールベースが用意され、従来からの2ドアボディに加えて観音開きのリアドアを備えた4ドアがラインナップに加わりました。その一方、初代以来継承されて来たコンバーチブルが廃止されている事は、このクルマの商品コンセプトの変化を物語っているように思えます。'67~'69までは格納式のコンシールドヘッドランプ、'70~'71は固定ヘッドランプながら中央部が大きく突き出たラジエターグリルでどちらも個性的な顔つきをしています。個人的には後期'70~'71が最も好きなサンダーバードなので、1/43でのモデル化を熱望したい所です。


↑コチラの動画で紹介されているビカビカの'67サンダー、1分27秒辺りと2分34秒辺りで観音開きのドアが開閉されます。

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ミニカーは表題にも記したように当方の大好きなガムダクール製の1台。ラジエターグリル等のディテールから'68年型の2ドアハードトップと思われます。バイナルトップ(日本でいうレザートップ)や馬車の幌枠=ランドー・ジョイントを模したリアピラーのガーニッシュを持たないシンプルな姿でモデル化されています。残念ながらプラスチックケースの大きさに規制されて縮尺は1/43よりやや小さいのですが、実車の低く長いプロポーションは上手く再現されているのではないかと思います。例によってシンプルな部品構成ですが、トランクの開閉機構を備えています。尚、この世代のサンダーバードは1/43でも比較的モデル化に恵まれており、パッと思いつく物でも同じ'68年型がスペインのナコラルから、'69年型が往年のディンキーから、amtのプラキットでは'68と'69がそれぞれ発売されています。また、最近ではブルックリンから'67、NEOから'69がそれぞれ4ドアでモデル化されています。

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↑当方が入手したモデルは、ケースに一般的なガムダクール・サブラとは異なるカードが付属していました。

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↑左から初版であるクラグスタン・デトロイトシニア版のカード、ポピュラーなガムダクール・サブラのカード、そして後期タイプ(?)のカードです。

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↑クラグスタン・デトロイトシニア版のカードの裏面には、全24種の製品リストが記載されていますが、海外の文献によると、クラグスタン版で実際に販売されたのは18車種だったとされています。

先月号のモデルカーズ誌にも掲載されたイスラエル製ミニカーのガムダクール、膨大な色違いやサブナンバーバリエーションを除くと、基本的なラインナップは24種類になります。海外の文献によると、米国クラグスタン社からのオーダーで製造された初版ともいうべきデトロイト・シニアシリーズでは、実際に発売されたのは18車種だったとの事。残る6車種は販売自体をガムダ社自身で行うガムダクール・サブラ版になってから登場したようです。そのラインナップの殆どが'66年型である中、シボレー・カマロ、ポンティアック・ファイアバードキャデラック・デビル、先回ご紹介したシボレーCシリーズピックアップフォード・トリノ、そしてこのサンダーバードの6台が'68年型である事から、おそらくはこれら6台が後から追加されたモデルではないかと推測されます。前述の文献によると、計画ではこの他にも数車種が製品化される計画だったとの事で、もしもそれが発売されていたら・・・と、ついついその姿を想像してしまいます。

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残念、フォード日本市場撤退 ~WHITE BOX '64 Ford Galaxy Sedan

実車のオーナーでもないので偉そうな事は言えないのですが・・・やっぱり淋しいです。

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数日前、新聞の朝刊に目を通しているとフォードの日本市場撤退を報じるニュースが・・・。せっかくマスタングに歴史上初の右ハンドル仕様が設定され、日本の税制にもマッチした2.3リッター・エコブーストエンジンも設定されたばかりだったのに・・・・。まあ、年間の販売台数が5000台前後、シェア1.5%台では無理もない話しでしょうか。マスタングやエクスプローラーなど、アメリカ車らしい車種はもちろん、フィエスタやフォーカスなどは欧州市場でも非常に高い評価を受けているのですが・・・。日本の場合、輸入車はバッグなどと同じようにブランドモノと見ている人が多いという事なのかも知れませんね。フォードやオペルのようなアメリカ資本系のブランドは厳しいのでしょう・・・。

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↑シンプル&ボクシーで伸びやかなこの時代のアメリカ車らしいプロポーション、当時のフォード・アイデンティティであった大きな丸いテールランプが魅力的な1台。

・・・という事で今回はフォードへの惜別の意味も込め、アメリカフォードらしい1台をご紹介したいと思います。フォードギャラクシーは今回ご紹介する世代ではフォードフルサイズセダン系列の上級車種(翌'65からは最上級バージョンたるLTDが登場)。'60モデルイヤーに登場した世代ですが、ボディ外板は都度スタイルチェンジされて年式ごとに異なっていました。ベーシックなカスタムを含めたボディバリエーションは、2/4ドアセダン、2ドアHT/コンバーチブル、4ドアセダン/ハードトップ、更にワゴン系のカントリーセダン/カントリースクワイアと多彩なバリエーションを誇りました。同時期のGM系車種と比べるとちょっぴり古臭く、クライスラー系とくらべると実直で真面目・・・そんなフォードらしい質実剛健な感じが中々良い味わいを醸し出しているように思います(愛情を込めた表現です/笑)。

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↑モデルはホワイトボックス名義で発売になった物。シンプルな造りですが、その文価格もリーズナブルになっています。日本車をメインにしたファースト43もそうですが、細密化・高額化へのアンチテーゼとしてこういう行き方もあって良いのではないかと思います。

ミニカーはホワイトボックスの1/43モデル。華やかな2ドアHT/コンバーチブルや4ドアHTではなくセダンがチョイスされているのが渋い所。なぜならば、この金型は元々海外の書店系アイテムとしてポリスカーやタクシーなどで登場済みなのでありました。高級なギャラクシーをベースとした例はポリスカーには存在したようですが、果たしてタクシーに使われた例は果たしてあったのでしょうか・・・。まあ、ベーシックグレードのカスタムとのスタイリングの差異は少ないのですが・・・。エッチングパーツなし、グリル等へのスミ入れもなしというシンプルな仕上がりですが、明るめのブルーメタリックというアメリカ車に多く見られるボディカラー、60年代アメリカ車らしい伸びやかなプロポーションで全体としての印象は悪くありません。個人的には価格がこれの2倍になってしまうくらいなら、この程度のディテールで価格を安く抑えるのもアリなんじゃないかと思います。・・・このモデルでも昔に比べたら高いのですが。。。物凄く好きな車種なら高価でも頑張って買うのでしょうが、そこそこ好きみたいな車種は高いと買えませんよね・・・。

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最近日本でも良く目にするホワイトボックスですが・・・ミニカーそのものはイクソ系と共通のキャストが多いようです。PCT系という事かと思いますが、ホワイトボックスとしてのホームページはなく、ミニカーの外箱にはドイツのショップ(ディストリビューター?)であるModel Car WorldのURLが記載されています。全般的にシンプルな作りながら価格も低めに設定されており、高額にシフトしてしまっている物の多い1/43ミニカーの中では比較的買いやすい製品と言えそうです。前述のように書店系アイテムとして金型が起こされた車種も多く、この辺りがリーズナブルな価格の秘密と言えるのかも知れません。が、ダイキャストのモデルにはレジンとはまた別の良さがあるので、PTCの施策は大歓迎。このギャラクシーは同じホワイトボックスからイエローキャブ仕様も発売の予定になっており、今からそちらも楽しみであります。

今年のカボチャは・・・消防車!! ~MATCHBOX '53 FORD F100

今週は”クライスラー強化計画”を一休みしてちょっと早目のアップ・・・というのも、今日はハロウィーンだからであります!

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ハロウィーンと言えばジャックオーランタン→ジャックオーランタンと言えばパンプキン→パンプキンと言えばフォードF100・・・という単純な発想で毎年お送りしているハロウィーンネタ。昨年はフォードF100の1/43モデルが枯渇してしまったため1/64モデルに登場願いましたが、今年はとても良い雰囲気の1/43モデルを入手出来ました。

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↑'53フォードF100をベースとした消防車。画像検索すると、実際にこのクラスの消防車両が存在したようです。

今日アメリカで最も売れているクルマ、それはフォードのフルサイズピックアップ、Fシリーズで毎年年間60~70万台という、途方もない台数が製造・販売されています。このFシリーズの内、'53~'56モデルイヤーの2世代目モデルは”パンプキン”の愛称で親しまれいる事は毎年のように記しています(笑)。

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↑ジャックオーランタンと並べると、このクルマがパンプキンの相性で呼ばれる事も納得出来るような・・・。

今年ご紹介するのはマッチボックスの'53 F100。フロントウインドウが後傾しており、サイドにラップラウンドしていない'53~'55の特徴をしっかり捉えた造形です。仕様はご覧の通りファイアー・トラック=消防車。ただし特定の市町村の消防署仕様ではなく、マッチボックス50周年記念仕様として2002年に発売された物です。

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↑モデルはイエスタイヤ―シリーズのバージョンと比べると、床板がプラになるなど安価な仕様になっていますが、荷台に積まれた消防装備や機器類によってなかなか賑やかな仕上がりです。

このミニカーはシャシーがダイキャストからプラスチックに置き換えられた比較的安価な仕様で、カラーリングもソリッドではなくメタリックレッドとなっています。しかし荷台に積まれたホースやサイドに装着されたスコップや斧などに細かく彩色がなされ、中々良い雰囲気を醸し出しています。

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かつてご紹介したシボレー3100のハーレーダビットソン仕様もそうですが、マッチボックスのオールドピックアップは精密モデル的作り込みと置物的味わい深さが程よくバランスして非常に魅力的です。最新のマッチョなピックアップも良いですが旧いモデルも捨てがたいな~と思います。

●過去にご紹介したパンプキンたち

Halloween_08.jpg ←2008年のカボチャはコチラ

Halloween_09.jpg ←2009年のカボチャはコチラ

Halloween_10.jpg ←2010年のカボチャはコチラ

Halloween_11.jpg ←2011年のカボチャはコチラ

Halloween_12.jpg ←2012年のカボチャはコチラ

Halloween_13.jpg ←2013年のカボチャはコチラ

Halloween_14.jpg ←2014年のカボチャはコチラ

今年のカボチャは・・・ネタ切れ 1/64cu.in.(笑)

・・・勝手に恒例化しているこの企画、とうとうネタが尽きました。。。


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↑「ボクたち、1/43スケールじゃないからジャックランタンの陰からこっそりごあいさつするよ。」・・・大丈夫、小スケールモデルだって1/43と同等に愛してますよ(笑)。


毎年この時期、ハロウィーン→ジャック・オー・ランタン→パンプキン→FORD F100という安易な図式で毎年お送りしているこの企画・・・なのですが、、とうとうフォードの愛すべきカボチャ、'50sフォードF100=パンプキン1/43モデルの手持ちが枯渇してしまいました。。。ヤトミン製など未入手のモデルもあるにはあるのですが、ブログのネタにするためにミニカーを買う事はしたくないので(・・・ウソです。ホントはそういう所に廻すお小遣いがないだけ。/笑)、今年は1日だけの”1/64cu.in.”で3インチモデルにピンチヒッターで登場願おうと思います。


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↑'56フォード・パネルバンのハーレーダビッドソン仕様はこんな5台セットに入っていた物。出かけた折、高速のサービスエリアで発見しました。


さて、1/64スケール或いは3インチモデル、はたまた小スケールなどと言われるモデルも、マッチボックスやホットホイールに加え、近年はJADA、M2、オートワールド、グリーンライトなど米国車を主体にしたブランドが増え、F100も精巧な製品が多数登場しています・・・が、それなりにお値段も張るので、1/43で手一杯の現状ではなかなか手が廻りません。。。。なので当方は長年のコレクションの中からお気に入りの2台をご紹介したいと思います。どちらもこのジャンルでは老舗ブランド、ホットホイールのモデルです。


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↑ミニカのロゴの入ったいわゆる赤箱。MADE IN HONGKONGの刻印と共に懐かしい感じです。日本での名称はサイクルホーラーでした。


1台目は旧い香港製(懐かしい響きです)ホットホイールの赤箱ミニカシリーズから、箱の表記はサイクルホーラー、本来の名前は'56 High Tail Haulerのようです。(和名の”ホーラー”はどうやらハウラーの事のようですね・・・)'56 F100ステップサイドに2台のモーターサイクルを積載しています。本名の通りヒップアップした車両姿勢やクラシックなフレア塗装が魅力的な1台。このモデルは大昔のワンダーランドマーケットで購入した物だったと記憶しています。


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↑パネルバンの方は名称はシンプルに'56 FORD・・・クールなカラーリングやハーレーのロゴ、逆アリゲータータイプのエンジンフードカウルがイカしてます。


2台目は割と最近の製品、モデル名は単純に'56 FORD、コチラはパネルバン、カラーリングはハーレーダビットソン仕様です。逆アリゲータータイプにモディファイされたエンジンフードと突き出たエンジンクリーナー、ナロードデフがクールな仕上がり。シルバーをベースにしたカラーリングやドアにプリントされたハーレーのロゴが嬉しい・・・。このモデルはハーレー仕様のペイントを施された5台セットのギフトパックに入っていた物で、確か何処かに出掛けた際に高速道路のサービスエリアで捕獲した物だった筈です。


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・・・と言う事で、例年以上に無理矢理感満載でお送りした今年のハロウィーン記事、来年はどうなります事やら。。。


●過去のハロウィーン記事へは下のリンクからどうぞ・・・。


Match_53_f100_3 2008年のカボチャ Mattel_55_ford_panel_van_1_2 2009年のカボチャ


Halloween2010_1_2 2010年のカボチャ  Rc_f100_texaco_4 2011年のカボチャ


Roadch_56_ford_f100_1_2 2012年のカボチャ  Halloween_2013_1 2013年のカボチャ


ステーションワゴンと言えばグリーン!? ~KESS '68 FORD LTD Country Squire

60年代のステーションワゴン特集、またもやフォードに戻ります・・・。


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今回ご紹介する'68年型はフォードフルサイズの'65~'68モデルイヤーまでの世代の最終年式にあたります。当初デュアルヘッドライトをタテに並べたいわゆる”タテ目”でデビューしたこの世代、当方は過去にディンキー製の4ドアをご紹介していますが、最終年式の’68年型ではベーシックなカスタム系及びギャラクシーには普通の横並びデュアルヘッドライトが、この世代から設定された最上級トリムレベルであるLTD(リミテッド)にはコンシールドヘッドライトが採用されていました。この年からワゴン上級版であるカントリースクワイヤにもLTDの名が冠され、ランチワゴンに対する高級化がより一層推し進められています。


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↑LTDの名が冠せられ、ワゴンボディにコンシールドヘッドランプが組み合わされました。・・・この無駄な感じがたまりません(もちろん良い意味です/笑)。


モデルはKESSと言うイタリアのブランドの製品で、最近メジャーなレジン製完成品となります。グリーンメタリックの塗装の美しさ、フェイク・ウッドトリムの質感など、非常に魅力的な仕上がりです。バリエーションとしてはこのグリーンメタの外にソリッドのレッド+ウッドトリムもあります。どちらの色もそれぞれの良い雰囲気で、本当は両方欲しくなってしまうのですが・・・レジン製完成モデルの例に漏れず、やっぱりなかなかのお値段なので、泣く泣くグリーンメタに絞った次第。先回のビュイックとカブリ気味ではありますが、アイボリーホワイトと共にステーションワゴンにはこの明るいグリーンメタリックが良く似合うように思います。


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↑ボディカラーのチョイス、各部の質感、とても良い雰囲気で美しいモデルだと思います。


・・・と、ここでふと或る手持ちミニカーの事を思い出しました。それは幼い頃にも所有していたマッチボックスのマーキュリー・コミューター。引っ張り出してみると・・・そうそう、これこれ、思えば当方のステーションワゴン=グリーンメタリックというイメージは、子供の頃にこのマッチボックスによって醸成されていたのかも知れません。もう一台、'76~'78のマーキュリー・クーガー・ビレジャーワゴンも出て来ましたので合わせてご紹介しておきます。


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↑マッチボックスNo.73、マーキュリー・コミューター。フルサイズをベースとしたステーションワゴン、フロントマスクからすると'68年型でしょう。当方の手持ちはスーパーファストホイールになった以降のモデル。テールゲートからは2匹の犬が顔を覗かせています。最近のHWにもこうしたモデルがありますが、ルーツはこのマッチボックスであろうと思われます。


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↑こちらは'77~'79のマーキュリー・クーガー・ビレジャー・ワゴン。マスタングをベースに誕生した2ドアスペシャリティーのクーガーも、後にはサンダーバードベースとなってラグジュアリー化。末期にはモンテゴ系を吸収・統合して4ドアセダンやワゴンをもラインアップするようになりました。こちらはワンコは居ませんが、テールゲートが開閉します。リアバンパーにはトーイングヒッチが設定されていたような形跡が見られますね。


マッチボックスのミニカーは、リンカーンやマーキュリー・クーガーなど、フォード系車種はグリーンメタリックが多かったですし、実車もグリーンメタリックはアメリカ車全般に似合う色だとは思うのですが・・・都度感じる事ですが、子供の頃に刷り込まれた印象というのは、やはり後々への影響が大きいものなのだなあと思います。


'60年代のステーションワゴン ~PREMiUM X '64 Ford Country Squire

気を取り直して60年代のステーションワゴン特集、2回目もプレミアムX製のフォードフルサイズです。


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↑肥後もっこすさんのアイデアを頂戴してみました。マッチボックスのインターナショナルスカウトと並べてキャンプ風・・・。フギュアは毎度の面々ですみません。。。


60年代のアメリカ車は毎年のようにスタイルチェンジを繰り返し、1年でボディパネルの大部分を刷新してしまう事も良くありました。今回ご紹介する'64フォード・カントリースクワイヤは、前々回ご紹介した'60ランチワゴンと世代的には同世代、その初年度と最終年度にあたります。’60年代らしく四角張ったスタイリングですが、丸いテールライトなど全体的には保守的なスタイリングで、'60年型と並べると、どっちが新型?と迷う感じすらします。どちらかと言えば'60年型の方がフォードらしからぬ感じで、'64の方がコンサバなフォードらしいデザインと言えるかも知れません。


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↑GMに比べるとやや保守的で、質実な感じのするフォードらしいスタイリング。それでもその大きさと押し出しの強さはなかなかのものです。この味わいはGM・クライスラーとはまた異なる魅力です。


カントリースクワイヤはフォードが他社に先んじて取り組んできたステーションワゴンの中でも最上級に位置するモデルで、華やかなクロームモールディングやウッドトリム(リアルウッドではなくフェイクな辺りは大量生産を旨とするアメリカらしさといえましょうか・・・。)を纏った華やかな出で立ちです。フルサイズセダンをベースとした堂々たるワゴンボディは貫録十分で、無駄に厚いドアパネルやテールゲートがこの時代のアメリカ流の豊かさを感じさせる部分です。これを魅力と感じるか否かがアメリカ車好きになる・ならないの分かれ道かも知れません(笑)。


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↑長大なボディ、分厚いドアやテールゲートにアメリカ流の豊かさを感じます。丸いテールランプはこの時代のフォードのアイデンティティでした。


ミニカーは前回と同じプレミアムX製のダイキャストモデル。アイボリーホワイトとウッドトリムのコントラストはアメリカン・フルサイズステーションワゴンの王道とも言うべき組み合わせではないかと思います。個人的にもステーションワゴンと言うと、真っ先に思い浮かぶのがこのアイボリーホワイト、または明るいグリーンメタリックとウッド・トリムの組み合わせです。ウッドトリムの色調や質感も良い雰囲気ですし、エンジンフードのFORD文字など立体感のあるクローム調で、こうした表現は新しい時代の製品である事を感じさせる部分です。


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↑ボンドカーコレクションの1台として先に発売された赤いボディの個体との比較。画像では分かりにくいかも知れませんが、窓廻りのクロームなど質感が向上しています。


先回の'60年型同様、この'64カントリースクワイヤの金型も、ヨーロッパで展開されている書店系アイテム、ボンドカーコレクションで起こされた物です。登場する作品はゴールドフィンガーで、ゴールドフィンガーが所有するアメリカの厩舎で使用されていました。このボンドカーコレクション仕様は当方も入手しており、'11年5月にご紹介しています。(もう3年以上前になるのか・・・。)2台を比較すると、ワイパーがエッチング製になっていたり、窓周りがクロームっぽい表現になっているなど、やはり各部がグレードアップされているのが分かります。反面、ボンドカーシリーズの方のボディ同色スチールホイールも中々素敵です。


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↑ミニバンやSUVに取って代わられてしまったステーションワゴンですが、当方はこれぞアメリカという旧き佳きおおらかな雰囲気が大好きです。


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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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