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祝!!コルベット60周年 C3特集; 最終形態 ~ixo MODELS '81 Chevrolet Corvette

祝!!コルベット60周年 C3特集、そろそろネタが尽きてきました・・・。最後が過去にご紹介済のモデルと言うのは心苦しいですが、年式上の都合なので悪しからず・・・。


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↑ブルーメタリックのソリド製’68アイアンバンパー、ロードチャンプスの’78シルバーアニバーサリー、そしてイクソ(多分)の’81最後期モデル。長い年月の中で、そのスタイリングも結構大きく変化しています。


’68年型としてのデビューから’82年までの長きにわたって生産されたC3コルベット。最終時期にあたる’81,’82モデルイヤーは、前回ご紹介した~’80年型までに対して若干のデザイン変更がありました。長年鋭い逆スラントだったノーズがスラントノーズとなって下顎が突き出し、リアはダックテール状のスポイラーが付加されています。厳しい排ガス規制により動力性能的には厳しい時期でしたが、スタイリング的にはC3中でも最もマッチョなイメージになったと言えるかも知れません。


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↑過去ご紹介済ですが、C3最後期のスタイリングを示す1/43モデルとして改めてご紹介。’81~’82がご覧のような姿でした。


この後数カ月のブランクを経て’83年の後半、’84年型としてC4コルベットがデビュー。モデルイヤー的には公式には’83年型コルベットは存在せず、うるさい事を言えばその歴史にはモデルイヤーで1年、実際の期間で言うと数カ月のブランクがある事になります。・・・ですがそのような些細な事はコルベットという偉大なアメリカンスポーツカーにとっては取るに足らない事柄でしょう。書くだけ野暮ってモノでした。。。新型C7のパフォーマンスや、更なるホットバージョンの追加も大いに期待したいところです。


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↑~’80まではフロントノーズが鋭い逆スラント、'81~’82はスラントノーズになりました。モデルは前回ご紹介したロードチャンプス製シルバーアニバーサリーとの比較です。


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↑リアは’81~’82ではダックテールのスポイラー形状が付加されています。・・・初期モデルへの先祖帰り的な面もあるでしょうか?全般にかなりマッチョなデザインです。


モデルは過去にもご紹介している通り、海外ネットオークションでケース無しのルース品を入手した物。床板にはブランドの刻印が無く、CHEVROLET CORVETTEと車名のみが記されています。床板の固定ネジが3角頭だったり、ドライバー側の窓だけが開いた状態になっている辺りはイクソの作風が感じられます。当方の知る限り、イクソの通常品でこのC3が販売された事はない筈で、アルタヤなど欧州で展開されている書店系アイテムとして販売された物ではないかと思われます。


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↑モデルは海外ネットオークションでルース品として入手した物。イクソが欧州の書店系アイテムとして製造した物と思われます。


ボディのプロポーションも上々で、細部の色差しやディテールなども近年の製品として標準的な仕上がりではないかと思います。あるいは書店系のアイテムでなかったら、タイヤのホワイトレターやインテリアなど更に細かい色差しがなされていたかも・・・!?当方は鮮やかな黄色のボディからは、どうしてもH・Bハリッキーの映画”ジャンクマン(原題;THE JUNKMAN)”を連想してしまいます(笑)。コルベットのヒストリーを1/43で再現する上では、C3最終期のモデルとして貴重な1台。是非ともイクソ、あるいはプレミアムX通常品として、カラーバリエーションなどを展開して欲しいところであります。


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祝!!コルベット60周年 C3特集; ・・・に25thアニバーサリー ~ Road Champs '78 Corvette Silver Anniversary

祝!!コルベット60周年 C3特集、今回は25周年時の限定車をご紹介します。


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C3コルベットは’68MY(モデルイヤー)のデビューから’82MYまでの間に何度かデザイン変更を行っていますが、’78MYでは比較的大きな変化が見られました。リアウインドウがパッセンジャーの背後に切り立ったタイプから、なだらかなファストバックで側面に廻りこんだ大型ガラスへと変更されたのです。この変更は同時にリアシート後方に実用性の高いラゲッジスペースをも生み出しました。クルマ大好き少年だった当方は、このモデルチェンジをリアルタイムで見ていましたが、凄く印象が変わったなと思った事を今でもよく覚えています。


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↑ロードチャンプスらしからぬ(?)鋭い切れ味を見せるコルベット・シルバーアニバーサリー。1/43のC3としては個人的には屈指のモデルだと思っています。


この大きなスタイル変更のあった’78年は、コルベット誕生25周年の年でもありました。そこで登場したのが記念限定車のシルバー・アニバーサリーです。ちょうどA-CARS誌の10月号に実車が掲載されていたのですが、シルバーとグレーメタリックツートーンに塗り分けられた記念車両は、総計15,283台が製造されたのだそうです。同じ’78年、C3はインディーペースカーに選ばれ、そのレプリカも限定車として生産されました。このクルマの登場から更に35年の月日が流れたとは・・・齢は取りたくないものです。。。


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↑コルベット誕生25周年の記念モデルを再現しています。今から35年も前の話なんですね・・・。ロードチャンプスでは同年のインディペースカーレプリカ仕様も製品化していました。


さて、ミニカーは1/43でアメリカ車をコレクションする当方には重要ブランドであるロードチャンプスの製品・・・。ユルめな出来のモデルも多い同ブランドですが、このコルベットはご覧頂の通りなかなかの仕上がり。まずボディのプロポーションが秀逸で、細長くグラマラスなC3のフォルムをしっかりと捉えています。ビシッとエッジの出たフェンダーの峰など、かっちりとした各部の造形も冴えわたって素晴らしいです。開閉するドアのチリも同ブランドとしては例外的な合いの良さです(笑)。


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↑前回ご紹介したサクラのモデルとの比較。リアウインドウの変更で大きくイメージを変える事に成功しています。同時に実用的なカーゴスペースも実現されました。


ホワイトレターのタイヤ&ホイールも実車の仕様にバッチリ合っていますし、ボディのピンストライプやブラックアウトされたウインドウモールなども丁寧に再現されています。拘る時はしっかり拘る同ブランドの良い面が出た好製品で、知識なしで見たらロードチャンプス製とは気付かないかも知れません。実は当方はこの個体が初めて入手したロードチャンプス製品だったので、それ故同ブランドに良い印象を持っているのかも知れません。このキャストには前述したインディーペースカーレプリカ仕様もあるのですが当方は未入手。機会があればそちらも入手したいものです。


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↑個人的にお気に入りのソリド製とロードチャンプス製のC3コルベット。最初期と後期の揃い踏みです。


祝!!コルベット60周年 C3特集; 樹脂バンパーへの移行 ~ SAKURA CHEVROLET CORVETTE STINGRAY

今回はC3コルベットのスタイリングの変遷をご紹介する都合上、過去にご紹介済のモデルを再掲載します。


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祝!!コルベット60周年 C3特集、往年のミニカーによるアイアンバンパーのご紹介もそろそろネタ切れ・・・。時代を少し先に進めたいと思います。以前にも記した通り、’68MY(モデルイヤー)にデビューしたC3コルベットは’73MYにフロントバンパーのみがスチールから樹脂製のボディ一体タイプの物に変更されました。フロント樹脂バンパー、リアスチールバンパーの過渡期的デザインはこの1年のみで、当方は残念ながらこのタイプの1/43モデルは未入手です。ダンバリーミントのコールドキャスト製品が存在するので、機会に恵まれれば是非とも入手したい所であります。


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↑サクラ製「世界の名車シリーズ」No.3のコルベット・スティングレー。樹脂バンパー装備、ガラスハッチ無しの中期C3は、1/43の世界では何気に貴重な存在。リア下部にオーバーライダー形状がある事から、'75~'77年式ではないかと思われます。


その後C3コルベットは’74年に入るとリアも樹脂一体バンパーに変更されます。フロントは鋭い逆スラント、リアはスラントしたボディに丸4灯のテールランプが埋め込まれ、非常に一体感のあるデザインとなっています。この世代ではやはりアイアンバンパーの初期モデルが一番人気なのだと思いますが、樹脂バンパーのモデルもグッとモダンになった印象で、これはこれでカッコ良いですね。この後’78MYからリアウインドウがサイドに廻り込んだガラスハッチとなり、’81年にフロントがスラントノーズとなった後、若干のブランクを経て’84MYのC4へとバトンタッチしています。


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↑箱には単にスティングレーと記されていますが、ミニカーの床板にはCHEVROLET CORVETTE STINGRAYとあります。やや腰高感があるものの、コルベットらしさは再現されています。ホイールまでダイキャスト製で重量感のあるミニカーです。


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↑各部開閉は往年のミニカーのお約束。リトラクタブル・ヘッドランプの開閉が嬉しい。


ミニカーは先回のダイヤペットに続き日本のブランド、サクラ製の1台。同社のミニカーと言うと往年のサクラペットやスーパーカーシリーズが思い浮かびますが、コルベットはそれらとは別の「世界の名車シリーズ」No.3となります。ダイヤペットの1/43コルベットはナコラル製でしたが、こちらは床板にしっかりMADE IN JAPANの刻印があるオリジナル製品。エンジンフード、ドアに加え床板のレバーでリトラクタブルライトが開閉するのが嬉しいポイント。プロポーションはやや腰高で、ボディに対してタイヤがやや小さいように思います。が、C3らしさは存分に感じられますし、何よりこの'74~'77MYの1/43モデルは意外とないので、なかなかに貴重な1台と言えそうです。


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↑こちらは同じサクラ「世界の名車シリーズ」No.2、ポンティアック・ファイアバード。俗にイーグルマスクと呼ばれる’77~’78年型です。ミニカーはトランザム7000を彷彿とさせる、黒いボディのバリエーションもあったようです。


さて、サクラ”世界の名車シリーズ”は一体どんなラインナップだったのか?以前から気になっているのですが、ネットなどで調べてもなかなかヒットして来ません。実は当方の手元には同シリーズのNo.2 ’77ポンティアック・ファイアーバードがありまして、また、覆面えるさん家ではNo.1のメルセデスベンツ450SLCを紹介されています。(流石えるさん!)その他、中島登先生の著書、保育社カラーブックス「世界のミニカーⅡ」の18ページには、”国産各社のニューモデル”として、N0.7 ロールスロイス・シルバーレイスが紹介されていました。少なくとも他にNo4~6がありそうなので、果たしてどんな車種が網羅されていたのか、個人的には非常に興味があります。・・・どなたかご存知の方はいらっしゃるでしょうか?


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↑実車製造時期のリルタイムな日本製ミニカーで、1/43のアメリカ車というのは珍しいのではないかと思います。このシリーズの他の車種が何なのか・・・気になります。


祝!!コルベット60周年 C3特集; ダイヤペット、時々ナコラル。Diapet INTER '69 Corvette

祝!!コルベット60周年 C3特集、今回はちょっと面白いモデルをご紹介したいと思います。


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↑Diapet INTERの名で販売された1/43の’69コルベット・・・その実体はスペイン、ナコラル製のミニカーです。


今回ご紹介するのはダイヤペットのC3コルベット・・・同ブランドのC3と言うと、品番G-76、樹脂バンパーの後期モデルが一般的には知られています。(縮尺は多分1/40)しかし今回のモデルはアイアンバンパーの1/43モデル、品番はS-101となります。箱にはこの番号とは別に600という数字も印刷されていますが、当方はダイヤペットの番号体系に明るくないので意味は分かりません。・・・実はこのミニカー、ダイヤペットとして開発されたヨネザワオリジナル金型ではなく、スペインはナコラル製のミニカーです。ダイヤペット・インターと銘打ち、ヨネザワオリジナルと同じデザインの箱に入れられて販売されていたようです。


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↑日本では知名度が余り高くないスペイン製ミニカー、ナコラル。プロポーションなどはなかなかの物ですが・・・。


日本では知名度が余り高くないナコラルのミニカーですが、プロポーションはどうしてなかなかの物と言えます。このコルベットもややロングノーズを強調し過ぎ(・・・と言うかテールが寸詰まり気味)ながら、コークボトルラインの実車のフォルムを上手く再現しています(後述しますが、これにはある秘密が隠されています・・・。)フロントフェンダーのスティングレーバッジは省略されていますが、ご丁寧な事にリアのナンバープレートに1969の刻印がありました。ドアが開閉しますが、ヒンジ部にバネ等は仕込まれておらず、当方の手持ち個体はユルユルの状態です。。。


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↑全般にコンディションはまあまあですが、残念ながらリアバンパーのサイドに回り込んだ部分は左右共に折損しているようです。


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↑捕獲済みのダイヤペット・インター=ナコラル・インターカーズ。No. S-104 ’69AMX, S-102 '69 MUSTANG, S-101 '69 CORVETTE・・・どれもスケールは1/43でプロポーションも良好です。AMXとマスタングは見慣れた大きさのダイヤペット箱ですが、コルベットのそれは一回り小さいです。


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↑過去にご紹介したナコラル・インターカーズの'68サンダーバードの箱には、Ref 101 Corvette, 102 Mustang, 103 Camaro, 104 AMX, 105 Thunderbird, 106 Cougerの6車種が記載されています。この内、恐らくクーガーは発売されずにデトマソ・マングスタに差し替えられたと思われます。


ダイヤペット・インターのラインナップがどれ程の物だったのかは知りませんが、当方の手元には他に’69マスタング、AMXがあり、どちらもミニカー本体はナコラル製です。過去に'68サンダーバードをご紹介していますが、本家ナコラル・インターカーズというシリーズ内のRef101が今回の’69コルベット(数字はダイヤペット版と同じですね。)、102が’69マスタング、103が’68カマロ、104が’69AMX、105が'68サンダーバードと、’60sアメリカ車好きには魅惑的なクルマが揃っています。尚、当方所有するサンダーバードの箱では106がマーキュリークーガーとなっていますが、恐らくこのモデルは発売されておらず、106はデトマソ・マングスタに変更となった模様です。・・・ナコラルのデトマソ・マングスタは、うる様のこちらの記事を是非合わせてご覧下さい。


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↑シルバーのモデルはamtの1/43プラキット・・・相変わらず作り掛けの放置モデルですみません。。。ナコラルのアメリカ車ラインナップは全てamtの1/43プラキットと同一年式・同一車種で、ボディサイズ、プロポーション共々とてもよく似ています。(シルバーのamtキットは当方がリトラクタブルランプ部を凸モールドから凹モールドにしたり、ループライン等を若干修正したりしています。)


・・・実はこのダイヤペットインター、と言うかナコラル・インターカーズシリーズにはもう一つヒミツがあって(笑)、アメリカ車のラインナップやそのプロポーションがamtの1/43プラキットに酷似しているのです。ナコラルの米国車ミニカー、amtコピー疑惑(!?)を裏付ける決定的な証拠としては両社の’68カマロがあるのですが(笑)・・・その辺りは機会を改めて検証してみたいと思います。アメリカamtのプラキットを参考にスペインのナコラルがミニカーを製造し、それを日本のヨネザワが輸入してダイヤペット箱に納め販売した・・・。まさしく”インター”ナショナルな展開の末に、このミニカーは当方の手元にやって来たのです。


祝!!コルベット60周年 C3特集; ゴールデンジャッキ未装備車 ~CORGI '69 Chevrolet Corvette Stingray Coupe

C3特集、前回のディンキーに続き、英国の老舗ブランド、コーギーのモデルをご紹介します。


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コーギーのC3コルベット、その初期モデルはクロームメッキ+カラークリアの華やかなボディカラーを身に纏い、同社お得意のゴールデンジャッキ機構を装備していました。これは最近のレーシングマシンよろしく、ボディに内蔵されたジャッキにより車体を保持し、タイヤを脱着する事が出来る機構。ゴム製タイヤ&ダイキャストホイール自体の外観もリアルで好ましい仕上がりとなっています。この初期モデルはお友達のfziroさんのコチラの記事を是非合わせて御覧下さい。


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↑このモデルは過去にご紹介済みなのですが、C3特集に際して再登場させました。ボディのプロポーション等は良い雰囲気だと思います。


当方所有の個体は、ホットホイールの登場によって世界を席巻したファストホイールを履いた後期モデル。ボディは一般的なメタリック塗装で、初期製品に対しある意味リアルな仕上がりとなっています。エンジンフード、リトラクタブルヘッドランプの開閉、Tバールーフの着脱は継承されましたが、前述の通りジャッキアップ機構がオミットされ、何とも無粋な樹脂一体成型のタイヤ&ホイールが装着されています。コーギー製のアメリカ車では少数派の正統1/43スケールであり、ボディのプロポーションもシャープで上々なだけに残念な部分です。


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↑フロントフェンダーにスティングレーのバッジ。なので'69と判断しました。’70以降はクリアランスランプやエアアウトレット等、細部のディテールが異なります。


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↑ミニのランニング・コンポーネンツをFRPボディと組み合わせて誕生したミニマーコス。当方が唯一所有する「ゴールデン・ジャッキ」装備車です。


・・・コーギーのゴールデンジャッキ機構はC3コルベットの外、カマロやファイアバード、トロナードなども装備していた筈ですが、どれも縮尺が1/43よりやや小さ目なので当方は何となく入手しないまま今日に至っています。当方所有の唯一のゴールデンジャッキ装備車は、英国のライトウェイトスポーツ、ミニマーコス。初代ミニのパワートレインをサブフレームごとFRPボディと組み合わせて誕生したキットカー。侮るなかれルマン24時間レースに出場し、’66年には総合15位完走という戦績を誇ります。


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↑タイヤを装着しジャッキを畳むと、車軸の上の白いパーツが下がってホイールを保持する仕組みになっています。


さて、件のゴールデンジャッキ機構ですが、床板レバーを引き起こす事で車高を保持し、同時にタイヤがシャフトからフリーになり脱着する事が出来ます。4輪すべてを取り外す事が出来ますが、その姿はなんとなくタイヤ盗に遭ったクルマのようでちょっぴり寂し気です(笑)。・・・冗談はさておき、子供たちの遊びの中では、レース中のピットインやガソリンスタンドでの整備シーンなど楽しく演出できそうなギミックです。往年のミニカーには大人のコレクターだけを対象にした近年のモデルとはまた一味違った魅力があります。


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↑各種ギミックと共に、ダイヤカットのジュエルライトも往年のミニカーらしい味わいです。このコルベットは前後に合計8個という大盤振舞い。なかなか良く光を拾います。


祝!!コルベット60周年 C3特集; 不思議な存在感 ~DINKY TOYS '69 Corvette Stingray

今回は覆面えるさんのコチラの記事に丸カブリ勝手連致します。


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↑独特なプロポーション、ランプを上げた姿は一度見たら忘れられないかも・・・!?


1/43スケールのミニカーの世界で、アメリカ車の選択肢が大きく拡がったのはホワイトメタルやレジン製品を除けばごく最近の事。特に当方の大好きな'60s~'70sのクルマ達はマスタングやキャデラック、サンダーバード、オールズ・トロナード等を除くと、リアルタイムで製品化されたミニカーは余り多くありません。当方がイスラエル製のガムダクール・サブラという日本では余りメジャーではないブランドのミニカーを拘って集めているのは、当時そうした中で、’60年代のアメリカ車を数多くリリースしてくれていたからだったりします。


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↑ミニカーには特に年式は標記されていませんが、”スティングレー”という事なので’69としました。’70以降はグリルのクリアランスランプの形やフロントフェンダーのエアアウトレット形状が異なります。


このような状況にあっても、流石にコルベットは人気車種。C2以降の各世代はリアルタイムでの製品化に比較的恵まれていた車種と言えると思います。この先C3コルベットのスタイルの変遷を出来る範囲でご紹介しようと思いますが、その前にアイアンバンパーの当時モノミニカーを何台かご紹介しておこうと思います。有名どころでは今回ご紹介するディンキー、コーギー、それに鉄道模型で有名なメルクリン製(当方は残念ながら未入手)などがあるでしょうか。


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↑端的に言えば余り似ていないと言う事になってしまいますが、極めて印象的な造形です。


・・・と言う事でディンキー製のC3であります。一口にディンキーと言っても、イギリス・ディンキーとフランス・ディンキーとが存在していた事はビンテージミニカーを蒐集している皆さんは良くご存じの事と思います。仏ディンキーのモデルが実車に忠実なプロポーションの物が多いのに対し、英ディンキーのモデルは少々(かなり?)デフォルメが強いという印象があります。日本では仏ディンキー製のモデルの方が評価が高いのではないでしょうか。


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↑リトラクタブルヘッドランプ以外に、エンジンフード、ドアもフル可動します。


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↑このようなプラ製ケースに収まっていました。


今回ご紹介するコルベット・スティングレーは英ディンキー製。ご覧の通り、かなり強目のデフォルメ(!?)で実車のプロポーションとはかなり異なる印象です。全長なども正確な1/43よりもかなり長めになっています。単に「似てね~。」の一言で済ませてしまえばそれまでですが、実車が個性的なだけにコルベット以外の何物でもありませんし、何と言うか、1度見たら忘れられないような強烈な印象、存在感のようなものを持ったモデルだと思います。プロポーション重視主義の当方ですが、これはこれで”アリ”と思います(笑)。


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↑トイライクなシンプルな造りですが、プロポーションの良さは流石なノレブ製マスタング。星条旗柄のストライプは印刷とステッカーの混成です。


さて、先週・今週(もはや先々週と先週?)はねこざかなさんから勝手連を頂いております。ナッシュ・メトロポリタンC3コルベットでお題は「星条旗柄」。手持ちを探ってみましたが、ぱっと思い浮かんだのはマスタングだけでした。。。(過去にご紹介済みのモノとしては、ティンズ・トイズ製のフォード・エコノラインも有りましたが・・・。)


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↑この世代のマスタングの1/43モデルはなかなかに貴重。格子のグリル(白いので飛んじゃってますが。。。)とエンジンフードのバルジから、登場初年度’79のコブラと判断しました。


ブツはノレブ製、ジェットカーシリーズの’79マスタング・コブラ。ミニカーが低迷していた暗黒時代の製品で、およそ1/43とは思えないようなシンプルなパーツ構成ですが、この世代のマスタング、特に初期タイプの1/43モデルとして貴重な存在です。素朴なモデルですがそこはノレブ製、プロポーションの良さなどはなかなか侮れないものがあります。色を塗り替えてタイヤ&ホイールを取り換えてやれば大化けしそうな気もしますが・・・こうして見ると「星条旗」も悪くないですね・・・(笑)。


祝!!コルベット60周年 C3特集; Conv.もやっぱりカッコ良い ~Sun Star '69 Corvette Conv.

クーペに続きC3初期のアイアンバンパーコンバーチブルをご紹介します。


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コルベットと言えばクーペ!?それともコンバーチブル!?どちらがお好きでしょうか?元々’53年にデビューした初期C1はオープンボディが主体のクルマだったと言えるでしょう。しかし'63年にC2クーペがボートテールの大胆なスタイリングでデビューしてからというもの、以降のモデルはどちらかと言えばクーペがデザインの主体になっているようにも見えます。当方の個人的な主観では、最新のC7はコンバーチブルの方が”らしい”ような気もしますが・・・。


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↑C2以降、どちらかと言えばクーペがスタイリングの主体になっているようにも見えるコルベットですが、やっぱりコンバーチブルもカッコ良いです。C3では'75MYを最後に姿を消す事になります。


C3もデビュー当時はクーペ・コンバーチブル両タイプのボディが存在しましたが、米国の安全基準の強化や大気汚染の深刻化等、諸々の理由から’75年型を最後にコンバーチブルはドロップしてしまいます。これはコルベットに限った事ではなく、’70年代中盤には多くのアメリカ車のラインナップからコンバーチブルが姿を消しました。コルベットに再びコンバーチブルが登場するのは、次世代のC4になった後、’86年の事でした。


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↑同じ1/43スケールですが、ブルーのソリド製はスリークでスマートな方向へ、ゴールドのサンスター/ビテス製はグラマラスで迫力のある方向へとデフォルメされた結果、御覧のような異なる仕上がりとなっています。その良し悪しを判定するよりも、それぞれの解釈の違いを楽しむべきかと思います。


ミニカーはポルトガル時代のビテスから発売になったキャストで、当方が所有しているのはサンスターブランドの物。年式は’69年型となっており、デビュー2年目のモデルとなります。C3コルベットはデビューした’68年にはC2時代に付されたスティングレーの名を冠しておらず、翌’69年にその名が復活しています。’68と’69のスタイリングは殆ど同じですが、’69はフロントフェンダー、エアアウトレットの少し上に”Stingray"のバッジが取り付けられています。


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↑グラマラスなボディラインを強調し、迫力満点の仕上がりを見せるサンスター/ビテスの'69コルベット。実車の特徴をどういう方向に拡大・再現するかも見どころの1つですね。


サンスター/ビテスのC3は、特徴的なコークボトルラインのフェンダーをやや誇張気味に表現しています。サイド出しのマフラーとも相まって迫力満点なルックスですが、前回のソリド製に比べるとちょっぴりスマートさに欠けるような気もします。この辺り、ブランド毎の実車イメージの再現の違いを比べるのもミニカーコレクションの面白味と言えるのではないでしょうか。実車をレーザースキャンして正確なプロポーションを再現するのも良いのですが、個人的にはやり過ぎない範囲でのデフォルメもまた良しだな~と思っています。


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↑歴代コルベット、出来る限りクーペとコンバーチブルの両方をフォローしたいと思っています。


祝!!コルベット60周年 C3特集; Solido '68 Corvette

C3コルベット特集、先ずはお気に入りのこのモデルから・・・。


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鋭く尖ったノーズ、グラマラスな曲線を描くフェンダーライン・・・。’68年にデビューした3代目コルベット=C3は、ボートテールが特徴的だったC2同様、エキサイティングなボディデザインを纏って登場しました。そのスタイリングキューは日系人デザイナー、ラリー・シノダ氏の手になる'65年のショーカー、マコシャーク だと言われています。瀟洒なロードスターとしてデビューしたコルベットも代を重ねる毎に逞しくなり、強力な心臓を得て動力性能も大幅に向上しました。先代C6辺りからは、高価なヨーロッパのスーパースポーツと互角に渡り合えるポテンシャルを有しているのはご存じの通りです。


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↑ブルーメタリックのボディカラーは実車でも定番。ソリド製の通常仕様です。


C3コルベットの中でも’68~’72までのモデルは、前後にスチール製のバンパーを持つことから俗に”アイアン・バンパー”と呼ばれ、特に人気の高いモデルとなっています。その後’73MYにはリアにスチールバンパーを残したまま、フロントのみ樹脂製の衝撃吸収バンパーを採用。この折衷デザインは僅か1年のみの姿となっています。以降、ラストイヤーまでの間に何度か大きなデザイン変更を行っていますが、可能な部分は今後手持ちのモデルでフォローして行きたいと思います。


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↑赤いボディのこちらはレーシング仕様のモデルのデカールを剥がしたもの。


ミニカーはフランスの老舗、ソリドの少し前の製品。近年のハイディテールモデルを見慣れた目にはシンプルに過ぎると映るかも知れません。・・・が、C3コルベットのグラマラスなフォルムをこれほど見事に再現したモデルもそうはないように思います。当方の個人的な嗜好はエッチングのワイパーや細かい色差しよりも先ずプロポーション、実車イメージの把握とその凝縮・再現にあるので、このモデルは手持ちのC3コルベットのモデルの中でも特に気に入っている1台です。ファーストイヤー'68年型と言う事もあり、特集に際して真っ先にご紹介した次第。


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↑ディテールはシンプルですが、プロポーションは良好、やや長めにデフォルメされた感じのボディは実車のイメージを上手く捉えていると思います。


ブルーメタリックの方はロードバージョンの通常品で、カラーも含めて当方の実車イメージにピッタリ。赤の方は実はレーシングバージョンだった物。本来は片側にデカール貼り付け済となっていましたが、当方は一度分解してボディを水に浸け、デカールを剥がしてしまいました。ミニカーにはちゃんと1台分のデカールが添付されていますので、その気になれば元に戻すことは可能ですが、当方はレース仕様よりロードゴーイング仕様の方が好みなんですよね・・・。レーシング仕様に戻る事は、多分永久にないと思います(笑)。


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↑個人的にはミニカーで最も大事な点は、良好なプロポーション・実車イメージの把握・再現だと思っています。


祝コルベット誕生60周年 C3特集

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昨年からネット上でもコルベットの誕生60周年が取り沙汰されています。記念すべき初代モデル、C1がデビューしたのが’53モデルイヤー。昨年からすっかりお祝いモードだったのですが、個人的にはどうしてもモデルイヤーで考えてしまうので、昨年内に60周年と言われても正直ピンと来ませんでした。C7もデビューしたし、やっぱり今年がコルベットの60周年にふさわしいと思うのですよね・・・。


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↑画像はソリド製の’68年型。シンプルながらプロポーションの良いモデルです。


当ブログではこれまで、C1、C2まで特集を組んでコルベット1/43モデルをご紹介して来ました。なので、今回はコルベット60周年のお祝いの意味も込めて、C3コルベットを特集しようと思います。C3は’68モデルイヤーにデビューし、’82モデルイヤーまで続いた息の長いモデル。初期のアイアンバンパーから後期のグラスハッチを備えたモデルまでスタイリングの変遷も興味深いものが有ります。全てを網羅出来ている訳ではありませんが、次回からご紹介したいと思います。


(スタイリングの変化を説明するため、1部過去にご紹介済のモデルも再登場致します。)


ミニカー・コラム・シフト Vol.9 推薦図書? ~死の24時間レース

今回は思いつきのスピンオフ企画。C1コルベット特集で話がルマン24時間レースに及んだ所で、ちょっと脇道にそれて子供の頃に大好きだった本をご紹介してみたいと思います。


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↑子供の頃のお気に入りの本と、イクソのアストンマーチンDBR1、そして何故かC3コルベットのルマン仕様!?


・・・と言う事で、本日ご紹介するのは当方が子供の頃に夢中で読んだクルマの本、「死の24時間レース」です。この物語は前書きによるとミカエル・ギブソンという英国人が著したもので、'62年に子供向けの「リアル・ライフ・アドベンチャー」シリーズの1冊として発行されたそうです。日本では集英社「ジュニア版・世界の冒険シリーズ」として刊行され、初版発行は昭和46年、画像は当方が子供の頃に買ってもらった本で昭和47年の第3刷版です。・・・うむ~、、40年近い大古書ですな。


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↑味わい深い挿絵は松本秀実氏の手によるもの。氏のイラストは身近な所では長年自動車雑誌「ドライバー」誌の表紙を飾っていました。・・・その隣の落書きは子供の頃の当方の仕業。作品中に登場するコルベットはC1ではなくC3に脳内補完されていました(笑)。ちょっぴりモンザGTもミックスされてますね。。。


ストーリーはビンセント・アストン・レーシングチームに所属する主人公、新人レーシングドライバーのイアン・マンローが、先輩ドライバーの不慮の怪我に伴い急遽レギュラードライバーとしてルマンに出場。アストンマーチンを駆り、ライバルのフェラーリやジャガーと死闘を繰り広げる・・・といった内容。白熱するレースの模様はもちろん、レース前のプラクティスや車検などの様子も克明に描かれています。改めて読み返してみると40代半ば過ぎの当方でも十分楽しめる・・・と言うより、正直子供にはちょっと難し過ぎるように感じました。


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↑子供の頃、何度となくこのページを開いては、心をときめかせた物でした・・・。本は散々読み古されて崩壊寸前。。。ページを完全に開いての撮影やスキャンは躊躇しました。悪しからず・・・。


ところでこのストーリー、ノンフィクションの形を取っていますが、主人公のイアン・マンローをはじめとする登場人物やビンセント・アストンというレーシングチーム等は全て架空の物です。登場するクルマは全て実在の物で、主人公の乗るアストンマーチン(挿絵や写真からするとDBR1)、フェラーリ(同330TRI/LM)、マセラッティ (Tipo 151)、ジャガーD、ジャガーE、そしてコルベットなどなど・・・'60~'62年頃にルマンに出場していたクルマたちなのですが、ルマンに於いてこれらの車種全てが全て一堂に会して開催された年はありません。また、物語の結末のレースリザルトも、そうした結果だった年はありませんでした。


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↑本を買ってもらったばかりの頃は、読むと言うよりは写真や挿絵を見て楽しんでばかりいたような気がします。


恐らく本書を執筆するにあたって作者が数年間の出場車両をミックスさせたか、翻訳の段階で日本側で入れ違ったかしたのだと思いますが、欧米ではこうした完全な史実でない物もノンフィクションとして扱われていたのだとか・・・最も、コルベットと言えばC3、良くてC2ぐらいしか知らなかった子供の頃の当方、本を読みながら脳内ではコルベットは完全にC3としてイメージされていたのでした(笑)。・・・と言う事で半ば強引ではありますが、今回ご紹介のミニカーはビテス製の'68コルベット、”GREDER RACING LE MANS 1968”であります。。。


Vitesse_corvette_le_mans_1


Vitesse_corvette_le_mans_2

↑ビテスのコルベットはフェンダーの抑揚をやや誇張気味にデフォルメした迫力満点のフォルム。


このマシンの戦績は調べてみたのですが良く分かりませんでした。実はスティーブ・マックイーンの映画「栄光のルマン」にこんな黄色と黒の個体が脇役でチラッと登場したのが印象的だったので購入していた物です(単純/笑)。通常のクーペとは異なるハードトップルーフで、開いた状態でカバーリングされたヘッドランプや大きく張り出したリアフェンダー等、レーシングマシンらしいディテールがしっかり再現されており、細かく貼り込まれたデカール共々、このブランドのマニアックぶりが遺憾なく発揮されていると思います。


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Vitesse_corvette_le_mans_4

↑販売された年代を考えると、やはりこの頃のビテスはマニアックだったなあと思います。


さて、この子供向けの本「死の24時間レース」にはもう1話、ある伝説のレーシングドライバーの生涯を綴った伝記が短編として収録されていました。そのお話は・・・次回ご紹介したいと思います。


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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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