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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

祝!!マスタング55周年(2か月遅れ。。。)

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体調不良等もあってだいぶ更新をサボりました・・・雑誌A-carsの7月号はマスタング特集。表紙に55周年の文字が躍っているのを見て4月17日がマスタングの記念すべき日である事をリマインドされました。なんたる不覚!奇しくも'71~'73マスタングを特集中ではありますが、丸々2か月遅れの今日、めでたき日をお祝いしたいと思います。

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'64年4月17日に発表になったオリジナル・マスタング。戦後のベビーブーマー世代を中心に爆発的なヒットとなり、’66年には年間55万台を超える販売を記録しました。後にマスタングの中核となるファストバックは'65年になってから登場。モデルは同じイクソ系で各ボディタイプ揃えてみました。コンバーチブル、HTはプレミアムX。ファストバックの'66シェルビーGT350は書店系の国産名車シリーズで発売になったもの。

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'67MY(モデルイヤー)、オリジナルのイメージを強く残しながらボディ外板を刷新。ファストバックのルーフはボディ後端までなだらかに流れるラインとなりました。トレッドを拡大してボディ全般がよりマッチョで力強いデザインとなっています。映画”ブリット”や”60セカンズ”で活躍したのはこの世代。モデルはプレミアムXの'67 & '68ファストバック。

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'69MY、更にボディ外板を変更、ボディサイズは更に大きくなりました。加熱するTrans-Amレースでの勝利を目指したBOSS302と、NASCAR向けのエンジンホモロゲーション獲得を目指したBOSS429が誕生。302は'70年にTrans-Amレースのシリーズチャンピオンをカマロから奪還する事に成功します。モデルはグリーンライトの映画”ジョンウイック”劇中車仕様'69 BOSS429と、旧ソビエト製メーベートイ・マテルのコピーである'70 BOSS302。

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'71MY、ついにホイールベースをも延長して更に大型化。ボディデザインは初代のイメージから離れ、直線的なスタイルに改められました。販売面では苦戦しましたが、”バニシングin60”や”007ダイヤモンドは永遠に”、”ビッグマグナム77”など数々の映画で派手なカーチェイスを演じ、日本でもお馴染みの存在です。モデルはプレミアムXの'71 & '73マッハ1。'73の1/43化は貴重です。

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'74MY、前年までの販売不振を受け、なんとサブコンパクトのピントをベースに一気に小型化して誕生したマスタングⅡ。折からのオイルショックや排ガス規制で動力性能的には見るべきものがなくなってしまいましたが、小さくなってもデザインはマスタングらしさを維持していました。モデルはNEOのノッチバック・ギアと、グリーンライトのファストバック・コブラⅡ。ようやくこの世代のファストバックに”まっとうな”1/43スケール製品が!!(喜)

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'79MY、フェアモント系のFOXシャシーをベースにフルモデルチェンジを敢行。デザインも”いかにもアメリカン”なものから欧州フォードにも通じるインターナショナルなものとなりました。個人的にはマスタングが”スラントノーズになってしまった”衝撃のモデルでしたが、そんな当方の思いとは関係なく、'93モデルイヤーまでの長寿を全うしました。モデルはアーテルのGTと台湾製1/43プルバックモデル、ROAD KINGS(?)の2ドアH/T。

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'94MY、原点回帰のデザインでフルモデルチェンジ。前期は丸みを帯びたデザインでしたが、後期は当時のフォード”ニューエッジ”デザインを纏ってイメージが大きく変わっています。コブラでは量産マスタング史上では初めてリアサスがリジットから独立式に変更されていました。モデルはロードチャンプス製前期型コブラとモディファイヤー製後期型GT。後期モデルの1/43モデルは貴重な存在です。

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'05MY、先代から更に一歩進んでより原点回帰の方向性を強めたモデルチェンジを実施。非常に好評を持って迎えられ、かつてのライバルであるカマロやチャレンジャーの再登場を促し、ポニーカー復権の礎となりました。HOTバージョンとしてBOSSやシェルビーの名も復活、5リッター300hpでスタートしたV8は天井知らずの馬力競争へと突入してゆく事となりました。モデルはミニチャンプス製の'05GTと、キャストビークル製'10GT。

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'15MY、先代の登場からちょうど10年めにして、現行モデルがデビュー。シリーズ全体としては初めてリジットのリアサスと決別。クーペらしく低められた全高、最新の2.3L 4気筒エコブーストハイパフォーマンス仕様では2005年型V8をも上回る330hpを発揮するなど、最新型にふさわしい完成度の高いモデルとなっています。モデルは'15GTがノレブ、'16シェルビーGT350がシェルビーコレクティブル。'17以降のモデルはTSMからアナウンスされており、登場が待たれます。

・・・ご存知の方も多いかと思いますが、フォードは北米市場においてマスタングを除く一般的な乗用車の販売から撤退する事を表明しており、今後はSUVとピックアップトラックに軸足を移してゆく事になりそうです。日本市場撤退もそうですが、メーカーとして生き残るべく大鉈を振るっている同社。今は販売好調なので良いですが、この先のマスタングの行く末が気掛かりです。デビュー以来途切れることなく続いて来た名車の歴史、どうか次の節目である60周年を祝えますように。(どうかマスタングの名を冠した4ドアセダンやSUVが発売されませんように。)・・・って、その時このブログが継続しているかどうかは甚だ怪しいのですが。。。
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'71~'73 Mustang特集: 確信犯的非劇中車!? GREENLiGHT '71 Ford Mustang Mach1

本日、平成最後の更新となります。・・・が、特別な事をするでもなく'71~'73マスタング特集を継続します。

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先にご紹介したミニチャンプスやジョニーライトニング製品に見られるように、この年代のマッハ1というと派手なストライプやブラックアウトされたエンジンフード、前後スポイラー、マグナムホイール等を装備した派手な外観を想像します。しかしそれはエクステリアのオプション部品をフル装着した姿。それらをチョイスしない場合、マッハ1としてのベーシックな外観は今回ご紹介するモデルのようになります。すなわちボディのロワーをブラックまたはシルバーに塗り分け、フロントフェンダーとリアにMach1のロゴ+リアにはストライプ、ハニカムタイプの専用ラジエターグリルとリアパネル+ウレタン製FRTバンパー、スチールホイールにクロームのリム+ハブキャップといった内容になります。

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↑マスタングのスポーツグレードであるマッハ1も、外装オプションを選択しないとこのようなシンプルな外観となります。スマートなボディフォルムが際立つので、これはこれでアリと思います。

オプション満載状態に比べると遙かにおとなしいマッハ1ノンオプション仕様の外観ですが、細長いボディのフォルムがより明確に感じられ、これはこれで良いと思います。特徴的なツインインテークのエンジンフードは351及び429エンジン搭載車には標準装着、302エンジン搭載車には無料オプションだったそうで、更に言うとフードインテークから吸気を行うラムエアとして実際に機能したのは351と429のラムエア仕様のみでした。・・・ところで、このシンプルな仕様でブライトレッドのマッハ1というと、どうしても映画”007 ダイヤモンドは永遠に(原題: )を連想せざるを得ません。007劇中車のミニカーは1/43だけでもコーギー製リアルタイム製品&リバイバル版、ユニバーサルホビー製の分冊百科系アイテム、ミニチャンプスと多数製品化されており、劇中車を得意とするグリーンライトからも劇中車仕様が発売になると期待していたのですが・・・。

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↑パッケージには007劇中車を示す記載は一切なく、フォードのブルーオーバルが大きく配されたりしています。

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↑グリーンライトの1/43モデルとしては珍しく、ノーマル仕様として発売されたブライトレッドの'71 Mustang mach 1。しかしそのナンバープレートはCA52H6となっており、007劇中車のそれと同じです。車高はミニチャンプスとは逆にやや高めにセットされているようです。(画像はミニチャンプス製007仕様との並び)

当方の予想に反して、グリーンライトのモデルは通常仕様の'71 Mach1として発売されました。パッケージにはフォードのブルーオーバルが大書され、007やジェームス・ボンドの表記は一切ありません。・・・が、しかし。そのナンバープレートを良~~く見るとCA52H6となっています。上部の細かい表記はよく見えませんが、これは007の劇中車が装着していたナンバープレートです。或いは劇中車仕様で製品化の企画が進行していて、何らかの理由によりそれが出来なくなったのかも知れません。製品としては非劇中車一般仕様となっていますが、その実態は隠れ劇中車!?・・・まあ、それもこれも実車が一般的なマッハ1だったが故に可能だったと言えるでしょうか(笑)。

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↑グリーンライトの'71マッハ1仕様はフロントフェンダーの峰の抑揚やフロントマスクの逆スラント度合いなどをやや強調気味に表現しているように思います。

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↑床下は排気管のテールエンドを除いて一体成形無塗装というシンプルな構成。価格を考えれば妥当な所でしょうか・・・。

純粋にスケールモデルとしてみると、その仕上がりは近年の製品としては標準的なものと言えるかと思います。床下周りはエキゾーストのエンド部以外は一体成形で処理されています。ミニチャンプス製と比べると少々寂しいですが、近年の1/43モデルとしては比較的安価なのでこの辺りは致し方ないでしょう。ボディのプロポーションはフロントフェンダーの抑揚やマスクの逆スラント度合いなどがやや誇張気味に表現されているように感じます。グリーンライトではこのモデルに先立って、映画”バニシングin60(原題:GONE IN 60 SECONDS)”劇中車のエレナー仕様を発売しており、ホイールはそちらと共通かと思います。この製品がプレミアムXやイクソブランドでなく、GLで発売となったのは、やっぱり劇中車として企画されていたのではないかな~と勘ぐってしまいます。

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'71~'73 Mustang特集; 車高落ち過ぎ!? Minichamps '71 Ford Mustang Mach1

やっと再開出来そうです・・・。

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パソコン不調から急遽の入れ替えとなり、まあ~色々と大変でした。ブログを巡る環境整備に関しても、デジカメ関連の管理ソフトの再インストールやら、画像処理ソフトPhotoshop Elementsのアップデート、過去に撮影した膨大な画像のバックアップ、果ては画像で多用しているフォントの再調達(デフォルトでは入っていなかった。。。)などなど・・・当たり前に出来ていた事を再度行えるようにするだけでも手間が掛かりました。どうにかこうにか再アップの目処が立ってほっとしている所です。・・・ということで気を取り直して'71~'73マスタング特集、今回はミニチャンプス製モデルのご紹介です。

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↑ビッグマスタングと言えばマッハ1、そしてこの派手な出で立ちの印象が強いですが、これはExterior Decor Groupというオプション群を色々と装着した姿。それらを選択しなければマッハ1でももう少しシンプルな姿になります。

登場初年度の'71モデルイヤー、マッハ1に設定されていたエンジンはV8の302、351(2バレル、4バレル、コブラジェット)、429(コブラジェット/スーパーコブラジェット)の3タイプ6種類。翌年の'72モデルイヤーには排ガス規制の影響でビッグブロック429と351CJがラインアップから落とされてしまいます。(351はCJに代わり新たにHOが登場) '71と'72では外観こそほとんど違いがないものの、心臓部は転機に差し掛かっていたと言えると思います。尚、この世代のマッハ1の特徴的なツインスクープのエンジンフードは、351/429エンジン搭載車には標準でしたが、最小エンジンの302搭載車では無料オプション設定だったとの事。この条件で画像検索すると稀にフードスクープを持たないマッハ1を見る事が出来、何か”部品が足りない感”があってとても興味深いです。

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↑ミニチャンプス製のモデルは安定した仕上がりではありますが、実車の持つ迫力の再現という意味ではなんとなく物足りない感じもしてしまいます。近年の1/43モデルの水準を引き上げたブランド故、期待値が高くなっているのかも知れませんが・・・。

モデルはミニチャンプス製の'71マッハ1仕様で、過去にご紹介済みの007ダイヤモンドは永遠にの劇中車仕様であるブライト・レッドと、通常仕様として発売されたグリーン/イエローがあります。ケース台座の表記ではイエローはグラバー・イエロー、グリーンはダーク・グリーンとなっています。しかしダーク・グリーンは文字通りダークなメタリックカラー。・・・なのでこれはおそらく間違いで、グラバー・ライムが正しいかと思います。今回ご紹介する通常版はブラックに塗られたエンジンフードや特徴的なサイドストライプ、前後スポイラーやリアウインドウ・ルーバー、そしてマグナム500ホイールを纏ったおなじみの姿となっています。発売当時はミニチャンプスからのビッグマスタング発売という事で嬉しく思ったことを記憶しています。

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↑当方が知る限りでは、同ブランドの通常製品カラーバリエーションはグリーンとイエローの2色のみかと思います。

全般的にプロポーションやフィニッシュも良好で、床下も排気系が別パーツになるなど作り込まれているのですが、フロントマスクの目尻が下がった感じでやや精悍さに欠けるのと、車高を余りにもベタベタに下げ過ぎているのが残念な所。(これじゃ前輪ステア出来ないのでは!?)この時代のアメリカ車となればタイヤもホワイトレターを奢ってもらいたい所ですし、雰囲気の盛り上げがひと味足りない感じがしてしまいます。・・・とまあ色々書きましたが、それもこれもミニチャンプスというブランド故に期待値が高まってしまったという事かも知れません。

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'71~'73 Mustang特集 ; 貴重なバリエーション Johnny Lightning '71 Mustang Boss 351

'71~'73マスタング特集、本日のご紹介は、'71モデルイヤーにのみ存在した貴重な存在です。

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'71モデルイヤーに登場した通称”ビッグ・マスタング”、初年度にはマッハ1とは別のもう一つの高性能バージョンがありました。それは'69~'70にも設定されていたBOSS(ボス)仕様。'69~'70ではマスタング自身がトランザムレースを闘うための302と、トリノやサイクロンがNASCARを闘うためのエンジンホモロゲーション獲得を目的とした429の2種類でしたが、'71モデルイヤーに設定されたのは351cu.in(キュービックインチ)≒5.8L、高圧縮比から330HPを絞り出すBOSS専用チューンエンジンでした。基本的な外観に大きな変化は見られませんでしたが、エンジンフードの塗り分けや、スタンダードモデルと共通のベーシックなスチール製のフロントバンパーなどがマッハ1との識別点でしょうか。

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↑このボディのマスタングにボス仕様が存在した事は、日本では余り知られていないかも知れませんね。その希少性からすればもっと評価されて良いと思うのですが・・・。

'71マスタングにBOSS 351が設定された理由は、当時エンジンのダウンサイジング化を推進しようとしていたNASCARのエンジンホモロゲーションをクリアする事で、トランザムレースでマスタング自体が闘うための物では有りませんでした。年々厳しくなる排ガス規制もあり、BOSS 351はわずか1年でドロップしてしまいますが、'69~'70のBOSS 302や429に比べると神格化された存在となっていないのは少々残念ではあります。しかし、マスタングでホモロゲーションの規定製造台数をクリアしたフォードのレーシングスモールブロックエンジンは、その後長きに渡って活躍する事となりました。そうした意味では存在意義の高いモデルであったと言えるのかも知れません。

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↑前回ご紹介したマッハ1仕様との並び。エンジンフードのカラーリングの違いがお分かり頂けると思います。フロントバンパーの形状は、BOSS仕様のスチールバンパーにより近いと思われます。

モデルカーは前回のマッハ1と同じジョニーライトニング製の1/43スケール、MAGMASシリーズからの1台。基本的にはマッハ1仕様とのカラーリング違いのモデルですが、BOSS 351としての製品化は1/43では恐らく唯一、他のスケールを含めても製品は少なく、極めて貴重な存在と言えます。そういう目で改めてJLのモデルを見ると、フロントバンパーはマッハ1が装着していたウレタンタイプではなく、BOSSが装着していたスチールバンパーをプロトタイプとしているようで、その意味ではマッハ1よりはBOSS351としての製品化に重きが置かれていたと見る事も出来ます。

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↑先回のマッハ1でも記しましたが、ボディそのものは実車の特徴を良く捉えたモデルと思います。実写同様、もっと評価されても良いのではないかと思います。

JLのMAGMASシリーズは'70チャレンジャーもメジャーなR/TではなくT/Aで製品化しており、この辺りのチョイスのマニアックさはご当地ブランドならではと言えるかも知れません。先回も記した通りタイヤ&ホイールなど、少々残念な部分もありますが、ビッグマスタングらしい直線的で”薄べったい”ボディのシェイプを上手く捉えており、前後スポイラーや美しいボディカラーの再現と相まって、個人的には好感度の高いモデルです。もしも金型が残っているのなら、シャシーやタイヤ&ホイールを改良して再販してくれないかな・・・などと思ってしまいます。

'71~'73 Mustang特集 ; 意外とお気に入り Johnny Lightning '71 Mustang Mach1

結局、今月もサボリ入りました。。。めげずに'71~'73マスタング特集を続けます・・・。

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'71モデルイヤーにデビューした”ビッグ・マスタング”、そのボディバリエーションは従来と同じ。2ドアハードトップとコンバーチブル、そして'69年型からスポーツルーフと呼ばれるようになったファストバックの3タイプでした。次世代のマスタングⅡとその次のFOXマスタング初期にはコンバーチブルが存在せず、その復活には長い時間が掛かりました。元々ベースモデルに様々なオプションを用意するというフルチョイスシステムでスタートしたマスタングも、徐々に専用グレードが設定されるようになり、'71~はHT系をベースとしたラグジュアリーイメージのグランデ、スポーツルーフをベースとした高性能バージョンのマッハ1、NASCAR用のエンジンホモロゲーション獲得を視野に入れたBOSS351('71年のみ)などがラインナップされされていました。

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↑マッハ1というと、この世代のこの姿を思い浮かべる方が圧倒的に多いのではないかと思います。エンジンフードを含むストライプ、スポイラー類を装着していない個体もありますので、これらはオプションだったのだろうと思います。

高性能バージョンのマッハ1(最近はマック1と呼ばれる事も多いですね・・・。)は、'69年型から設定されていましたが、日本で”ムスタング・マッハ1”というとこの世代をイメージされる方が圧倒的なのではないかと思われます。2つのスクープを備えたエンジンフードや派手なスポイラー、ストライプなどによるアピアランスがそれだけ強い印象を与えると言う事かも知れません。'71年型ではパフォーマンスの面でも351cu.in.クリーブランド、429cu.in.スーパーコブラジェットラムエア等、高出力エンジンでアメリカンスペシャリティカーのパイオニアとしての面目を保っていましたが、'72, '73とモデルイヤーが進むにつれ、排ガス規制等でパワーダウンを余儀なくされて行く事となります。

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↑モデルのホイールはクレーガータイプの物が装着されています。(これはこれでカッコ良いですが・・・)タイヤは樹脂製でトレッドパターンもないプリミティブな物で、前輪より後輪の径が大きい辺りは、当時の1/64ジョニーライトニングとよく似たテイストです。エンジンフードが開閉してプラメッキのエンジンが覗けますが、余り大きく開きません・・・。シャシーは金属製でディテールはそれなりに再現されているものの、全体がメッキされていて同時代のJL製1/64モデルに似ています。

今回ご紹介するミニカーは、かつてジョニーライトニングがリリースした数少ない1/43スケールシーリーズ、"MAGMAS"にラインナップされていた物です。ストックカーやファニーカー、カスタムカーなどを含むラインナップの中に、市販車としては'71マスタングのほかに'68カマロ、'70チャレンジャーT/A、'71プリマスGTX/ロードランナーが含まれていました。チャレンジャーのT/Aや'71プリマスは、1/43での製品化があまり多く無い車種なので有り難いものでした。また'71マスタングも1/43でBOSS351仕様の製品化は今もって唯一の存在では無いかと思います。

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↑細部の仕上がりには気になる所もありますが、ボディのプロポーションは実車の直線的で細長いイメージを良く捉えていると思います。特にブルーのモデル化カラーリング的にもお気に入り。赤の方は実車の画像検索をしてもストライプはブラックばかりなのですが・・・こういうカラースキームって存在したんでしょうか?

JLの製品は、当方が知る限りでは'71~'73マスタングの1/43モデルとしては前回ご紹介したコーギー製品についで古い物ではないかと思います。当時の同ブランドの1/64モデルをそのまま大きくしたような構成で、シャシーはメッキされた金属製でずっしりと重く、タイヤはゴムではなく樹脂製で車体外側に向かって一方向に型抜きされています。このためタイヤの内側は空洞になっていたりして、仕上がりの面で疑問符が付く面もあるのですが、ボディのプロポーションはなかなか良く、個人的には後年のミニチャンプスやプレミアムX製品より好みだったりします。タイヤ&ホイールをリアルな物に換えるだけで印象が激変するのではないか・・・そんなポテンシャルを感じさせる製品です。

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'71~'73 Mustang特集 ; ビッグマスタング誕生。 Corgi '71 Mustang Match1

久々の車種別特集、'71~'73マスタングをスタートします。

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'64年4月にニューヨーク・ワールドフェアで発表されるや、年間50万台を超える大ヒットモデルに成長したマスタング、'67年と'69年にボディパネルの大部分を変更するてこ入れを行って来ましたが、その販売は徐々に下降線を辿っていました。これに対しフォードは更なる大規模変更を計画します。このプロジェクトの中心人物はマスタングの生みの親とも言えるアイアコッカではなく、ヘンリー・フォードⅡ世がGMから引き抜いてきたシーモン・E・クヌッセンでした。クヌッセンは'68年、共にGMから移籍してきたデザイナーのラリー・シノダと共に'69年型モデルの改良に取り組み、この過程でボス302とボス429を生み出し、302をカマロへの刺客としてTrans-Amレースに送り込みました。これはモータースポーツでの活躍を市販車のイメージとセールスアップに繋げるという、クヌッセン自身がポンティアックやカマロで取った手法そのものでした。

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↑'71年に登場したマスタングはそれまでとは大きく異なる直線的でより_長く幅広いデザインで登場、ボディサイズもインターミディエートのトリノなどに近い物となっていました。

そして'71年モデルとして新たに誕生したマスタングはそれまでのイメージと大きく異なる、より長く、より広く、直線的なボディデザインへと変貌を遂げました。それまで全長や全幅を徐々に拡大してきたマスタングでしたが、この年式では初めてホイールベースが拡大されました。それは僅か1インチ程ではありますが、生産ラインの変更など莫大な設備投資が必要であったであろう事は想像に難くありません。近年、マスタングの世代分けに関しては~'73までを第1世代と捉える考え方が主流になりつつありますが、前述の通りホイールベースが変更されている事や、スタイリングがそれまでと大きく異なるため、個人的にはこの'71~'73を第一世代に含める考え方には違和感を感じます。

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↑コーギーの製品は'71~'73マスタングの1/43モデルとしては実車と同時期に発売された唯一の製品化と思われます。当初、”007 ダイヤモンドは永遠に”の劇中車として発売された際はエンジンフードのバルジ部分が黒い別体樹脂パーツでしたが、その後のバリエーション展開時にオミットされてしまいました。

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↑コンディションが余り良くありませんが、このようなウインドウボックスに特に固定されずに入れられていました。

さて、ミニカーの方は年代の古い物から順にご紹介して行きたいと思います。今回ご紹介するのはコーギー製のマスタング・マッハ1、品番329です。このキャストは元々映画"007 ダイヤモンドは永遠に(原題;Diamonds are forever)”の劇中車仕様モデルとして'72年に品番391として発売となったものです。(ミニカーの発売は'72年ですが、映画の公開は'71年だったので、マスタングの年式は'71年としました。)劇中車仕様のミニカーは過去にご紹介していますが、今回ご紹介するのはボンドカーバージョンから仕様変えになったもので、黒いプラスチックで成型されていたエンジンフードのバルジ部分がオミットされてただの凹みとなっており、この部分とルーフ、ドアに紙シールが貼られています。

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↑ディテール表現などは近年の製品と比ぶべくもありませんが、プロポーションや実車の印象把握には優れており、個人的にはミニチャンプスやプレミアムX製品より好みだったりします。

その後何度かボンドカー仕様として中国製造で再生産されていますが、樹脂成型のエンジンフードは1度も復活していません。ボディカラーはグリーンメタリック、床板と一体になったロワー部分がホワイトとなっています。画像検索をしても正規品と思われる他のボディカラーはヒットしませんので、他のカラーバリエーション無いと思われます。ガラスがクリアーオレンジで内装が白、ドアが開閉し、フロントシートが可倒出来る点は初期のボンドカー仕様と同様ですが、ホイールのパターンは変更になっています。当方の知る限りでは実車とリアルタイムで製造された唯一の1/43 '71~'73マスタングではないかと思われます。旧い製品ですがボディのプロポーションは良好で、実車の印象把握と言う点では後年の製品に見劣りしていないと感じます。・・・まあ、子供の頃からのお気に入りモデルなので、ちょっぴり贔屓目になっているかも知れません。

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'71~マスタングへの橋渡し!? Autocult '70 Ford Mustang Milano Concept

楽しみにしているブルーレイソフトがなかなか届きません・・・。

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・・・先にリマスター劇場再上映を観て来たフェラーリの鷹のブルーレイ、某所で予約しているのですが発売になったのに一向に発送連絡が来ません。一応明日が配送期限なので明日になっても届かなければ問い合わせてみようと思いますが・・・発売になったら即観たいと思って予約したのに・・・。これなら予約なんかせずに発売になってから注文した方がよっぽど早く手元に届きそうです。この場でご紹介する気満々で記事の準備までしていたのですが。。。劇場再上映を観たから良いようなものの、何とも釈然としない気分です。・・・とひとしきり愚痴った所で気を取り直して(笑)、本日は別のブツをご紹介したいと思います。昨年末、2018年の私的購入品ベスト3選定後に滑り込み入荷したオートカルトのFord Mstang Milano Concept 1970であります。(2018年私的購入モデル・特別賞受賞/笑)

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↑ワイドアンドローのプロポーションは翌年市販車として登場する”ビッグ・マスタング”の先駆けとも言えるイメージ。海外のサイトでは豪州フォード製ファルコンXBのモチーフになったというような記述も見られました。

実車は純然たるショーカーで市販モデルではありません。ミラノの名を冠していますが、イタリアのショーで発表されたわけではなく、'70年のシカゴオートショーに出品されました。名前の由来はヨーロッパのレースで活躍するプロツーリングのレーシングカーにインスパイアされたからとの事ですが、色々調べてみたものの、それがどのマシンを指しているのかは分かりませんでした。美しいパープルのメタリックのボディは、エンジンフードやフロントフェンダーに'69~シェルビーGTとの近似性が感じられますが、市販マスタングより遥かに低く、カスタムカーのチョップドルーフのような特異なプロポーションとなっています。

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↑ボディ全体のプロポーションからはマスタングらしさも感じられますが、フロントマスクやテールランプなどのディテールには、量産型マスタングとの近似性は余り感じられません。

全体としてより長く、幅広く見える見えるスタイリングは、翌年登場する事になる'71~'73のビッグ・マスタングを髣髴とさせるようにも思えます。このクルマの大きな特徴はリアセクションで、シルバーに色分けされた中に縦長の大きなテールランプが配されています。このテールランプは加速時はグリーン、巡航時はオレンジ、ブレーキング時は赤く点灯するのだそうです。当時としても交通法規に準拠していなかったと思われるので、ショーカーとしての実験的な提案でしかないのでしょうが、動画などが残っているなら実際の点灯状態を見てみたいものです。

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↑美しいボディカラーやプロポーションなど見ごたえはあるのですが、窓ガラスやサッシュの取り付けは脆弱で危なっかしい感じです。いつも思うのですが、レジンモデルの窓廻りの表現って、これがベストなんでしょうかね・・・。

モデルはオートカルトのレジン完成品で、1/43モデルとしては高額な商品でもあり、当方は先にご紹介したJeepのキャブオーバー4WDトラック、FC150以来2台目の購入となりました。大好きなマスタングのレアなショーカーともなれば、頑張らざるを得ません(笑)。パープルメタリックのボディはプロポーションも良好で美しいのですが、当方の入手した個体はウインドウやエッチング製のモール類の取り付けが危なっかしい感じで、価格から期待する完成度とはやや乖離があるようにも感じました。JEEP FC150にはそのような感じはなかったので、この辺りはハンドメイドゆえの個体差かも知れません。いずれにしても数あるマスタングの中でもこのモデルを選んでくる辺りは、このブランドならではと言う感もあり、その製品化は素直に喜ばしい物であります。

スクリーンを駆け抜けたクルマ達 ~ 実はあまり観ていませんでした・・・チャーリーズ エンジェル '76 FORD MUSTANG COBRA Ⅱ

・・・いやいや、もう9月ですよ。

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と言う事で、相変わらず”特集:ジープの系譜”終了で燃え尽き続行中(笑)の当方、今回何をご紹介しようか迷いましたが、先回のい黒いインターセプターと同じ時期にグリーンライトから発売された劇中車モデルがあるのでご紹介しておこうと思います。作品は日本でも人気の高かったTVシリーズ、”チャーリーズ・エンジェル(原題:Charlie's Angels)”であります。”チャーリー”の探偵事務所に所属する3人の女性探偵(原題は複数形なのでチャーリーの天使たちですね)を主人公とした探偵ドラマでした。放送時期は意外と長くて、'76年~'81年まで5シーズンに渡って放送されたようです。

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↑チャーリーズ・エンジェルの劇中車仕様で登場したグリーンライトのマスタングコブラⅡですが、外観はノーマルそのものです。

個人的にはファラ・フォーセットの印象が強いですが、彼女がレギュラー出演していたのは第1シーズンだけなのですね・・・。ケイト・ジャクソン、ジャクリーン・スミス、シェリル・ラッドといったお馴染み&そうそうたる顔ぶれの他、シェリー・ハック、タニア・ロバーツもレギュラーで出演していたのを今回調べて知りました。・・・って、実は当時、当方はこのシリーズを観た事が殆どなかったのです。なんというか見てはいけないもののような気がして・・・うぶな少年でしたね(笑)。このチャーリーズエンジェルの劇中車としてグリーンライトのハリウッドシリーズから発売されたのが'76マスタング・コブラⅡであります。少年時代の当方、マスタングが登場すると知っていたらこのシリーズを一生懸命観ていたかも知れません。

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↑仕上がりは価格なりの感もありますが、とにかくマスタングⅡの1/43モデルとして貴重な存在であります。

さて、劇中車とはいえ、このマスタング・コブラⅡにはボンドカーよろしく特別な装備があるようでもなく、カラーリングもごく普通なノーマル仕様なのですが、マスタング好きの当方にとってはこれが却って大変嬉しい事なのであります。・・・と言うのも、マスタングⅡの1/43モデルは極めて少なく、当方が知ってる&所有しているのはNEOのノッチバックモデルとジルメックス製のチューンドバージョンのファストバックくらいです。(マッチボックス スーパーキングスのマスタングⅡはファニーカーですし・・・。)GLはこのチャーリーズエンジェル仕様のコブラⅡを1/64と1/18でも製品化しており、1/18にはエンジンフード上でポーズをとるファラ・フォーセットのフィギュアが付属します。・・・残念ながら1/43には付属しませんでした。。。

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↑ボディが一気に小型化されたマスタングⅡですが、こうして見るとそのスタイリングにはマスタングらしさが上手く盛り込まれています。

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↑パッケージは御馴染みの3人のシルエットなど、ハリウッドシリーズらしい楽しさに溢れています。

モデルの仕上がりは、やはり価格の安さに応じてそこそこという感じですが、前述の通りマスタングⅡファストバックの今日的水準の1/43モデルとして貴重な存在です。ホイールの彫りをもう少し深くして金属調のシルバーで塗装し、タイヤにホワイトレターなど印刷してあげるだけでかなり雰囲気が良くなりそうです。グリーンライトではこの金型を使用して、劇中車仕様でないコブラⅡやキングコブラの製品化を予定しているようでこちらも楽しみ。海外模型店のサイトなどを見ると、グリーンライトはハリウッドシリーズで新旧ミニミニ大作戦のミニクーパー、クリスティーン、ジョンウイックなど続々製品化を予定しているようで楽しみです。1/43モデルの価格が全般的に高くなって来ている昨今、アメリカ車好き、劇中車好きの当方にとって、グリーンライトは頼もしい存在であります。

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スクリーンを駆け抜けたクルマ達 ”劇中車風”で版権クリア? GREENLiGHT 1973 FORD FALCON XB

勤め先の夏休みはとっくに終わっていますが、当ブログは”特集:ジープの系譜”終了もあって若干燃え尽き気味(笑)。2週間の長い夏休みとなりました・・・。まだまだ暑い日々が続きますがそろそろ再始動しましょうか。

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・・・と言う事でジープ特集も終わって何をご紹介しようか迷っていたのですが、モデルカーズ誌の最新号が劇中車の特集だったのを見て、グリーンライトから「マッドマックス1作目風」フォード・ファルコンXBの1/43モデルが発売済みだった事を思い出しました。以前オートアートのマッドマックス2劇中車をご紹介した折にも記したのですが、マッドマックスシリーズはハリウッド映画ではなく、特に1作目は低予算で製作された事もあり、諸々の版権関係をきちんと押さえていなかった結果、劇中車のモデルカーもガレージキットを除くとほぼ存在していない状態でした。グリーンライトからは1/18, 1/64に続いて当方念願の1/43モデルが発売となった訳ですが、全スケール共にハリウッドシリーズとしての発売ながら、パッケージには”MAD MAX”の記載は一切なく、FORD FALCON XB(1/18と1/43は'73で1/64は何故か'72)として発売されています。

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↑エンジンフードから突き出たV8スーパーチャージャーユニット、フロントのジャケットや2重のリアスポイラー、回転灯を車内に収めたスリックトップ仕様、前後で径の異なるワイドタイヤと前傾姿勢・・・迫力満点の出で立ちです。

さて、このフォード・ファルコンですが、お好きな方はご存知の通りアメリカ本国フォードの車ではありません。アメリカ版の生産からスタートして独自の発展を遂げたオーストラリア・フォードのモデルで、XB型は'73~'75年型までを指すようです。豪州のファルコンは初代(XK, XL, XM, XP) が米国版ファルコンの初代ベース、2世代目(XR, XT, XW, XY)が米国版の3世代目ベースだったのに対し、3世代目(XA, XB, XC)から豪州フォードオリジナル設計/デザインとなりました。(ホイールベースが同じ事からすると、恐らく2世代目のストラクチャーベースと思われます。)マッドマックス劇中車は前述の通りXB型のクーペをベースとし、V8スーパーチャージャー(劇中設定で実際はダミーだった)やフロントジャケット、リアスポイラー等で武装したM.F.P.(メインフォースパトロール)の追跡専用車という設定でした。因みにノーマル仕様のファルコンXBは過去にオートアート製のモデルでご紹介しています。

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↑1/64、1/18では発売済みだったグリーンライトのファルコンXBに待望の1/43モデル登場。尚、1作目相当仕様の1/18モデルはオートアートからもリリースされています。

”マッドマックス(原題:MAD MAX)”の1作目は、戦争や化石燃料の枯渇により政情不安となりながらも警察機構などは機能しており、ギリギリのところで社会秩序が保たれているといった近未来を舞台としていました。警察と凶暴化した暴走族との抗争から、同僚を半死状態にされ、妻子を奪われた主人公マックスの私憤と復讐のストーリーへと転化してゆくのですが、完全な無政府状態となった2作目以降よりもリアリティがあり(ゆえに観ていてツライという面もありますが・・・)、クルマやバイクの描写も最もマニアックで個人的にはシリーズ中でも最も印象が強いです。低予算の1作目が大ヒット→お金を掛けてシリーズ化→スケールアップに伴って設定がどんどん荒唐無稽化・キャストが豪華化→反比例するようにクルマやバイクの存在感が希薄化・・・という流れはワイルドスピードシリーズとも共通する部分があるように思います。

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↑オートアートのマッドマックス2仕様とのツーショット。う~ん、当方はやっぱり1作目仕様の方がクールで好きです。フロントフェンダーの黄色いマークも再現されて、どうみても劇中車そのものの姿。同じ手法で黄色い4ドアも製品化してくれると嬉しいのですが・・・。

今回ご紹介するのは先述の通り1/43でも発売になったグリーンライトの'73フォード・ファルコンXBです。映画やTVドラマの劇中車を扱うハリウッドシリーズとしての発売で、パッケージにはMAD MAXを想起させるロゴデザインでLAST OF THE V8 INTERCEPTERと記されていますが、映画の作品名表記は一切なし。こうする事で版権関係の問題をクリアしているのではないかと思われます。昨今の1/43モデルとしては比較的安価で、それに伴い仕上がりもそこそこではありますが、フロントフェンダーのMFPのマークも含めどう見ても1作目の劇中車そのものの姿。いやはや嬉しくなってしまいます。1作目のマッドマックス公開からおよそ40年。オーストラリアでは労働賃金上昇などにより競争力が低下し、長年続いたフォードやホールデンの自国生産停止に続き、進出した日本メーカーも現地生産から撤退してしまいました。作品世界ほど悲惨ではありませんが、こと自動車産業に関してはその未来は明るいものではなかったようです。

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酉年納めはサンダーバード! 2017年入手品 ベストモデル ~NEO '70 Ford Thunderbird Two-Door Landau

さて、2017年も本当にあと僅かとなりました。

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先回から続けてお送りする2017年入手品私的ベスト3モデル、今回はいよいよ第1位の発表です。・・・今年のベストモデルは酉年にふさわしく、'70年型フォード・サンダーバード 2ドア・ランドーに決定!!いやいや、長い歴史と数多くのモデルを誇るサンダーバードの中でも、当方が最も好きなのがこの70年型なのであります。1/43スケールでは永らくモデル化に恵まれず、プレミアムXの予定品になったりしながらいつしか立ち消えになったりしていたのですが、嬉しい事にNEOからレジン完成品での発売となりました。

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↑いや~、歴代サンダーバードの中でも最も好きなのがこの'70年~'71年のモデル。遂に1/43で製品化!!ホントに嬉しいです。ネオさん有難うございます。

元々'55モデルイヤーに2シーターのコンパクトなスポーツカーとして誕生したサンダーバード。年を追うごとに大型化・高級化し、特にマスタングの誕生以降は高級パーソナルカー路線へと大きく舵を切る事になります。'67モデルイヤーに登場した5世代目ではラインナップに4ドアモデルも加わる事となり、その後期型として'70モデルイヤーに大幅なデザイン変更を受けたのが今回ご紹介する世代です。全長が優に5mを超える大型の2ドアパーソナルクーペ、中央部が大きく突き出たダイナミックな造形のエンジンフードやラジエターグリルは同時期のポンティアックを彷彿とさせますが、この時期ヘンリーフォードⅡ世がGMから引き抜いたバンキーことシーモン・E・ヌードセンが社長の地位に就いていた事も関係しているのかも知れません。

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↑ボディのプロポーションやカラーのチョイス、美しいモデルで幸せです(笑)。NEOにしては珍しく、エッチングパーツが殆ど使われていませんが、しっとりと落ち着いた仕上がりになっているように思います。

モデルは前述の通りNEOのレジン製完成品。暗めのレッドメタリックにブラックのバイナルトップがこの時代の高級パーソナルカーらしさを盛り上げていて嬉しくなってしまいます。低く長く幅広いというこの時代のアメリカ車に付き物のフレーズがぴったり来るプロポーション、ダイナミックなボディラインをしっかり捉えています。NEOにしては珍しく、エッチングパーツは殆ど使われていませんが、却ってしっとりと落ち着いた上品な仕上がりとなっているようにも思います。すっかり高価になってしまったNEOですが、大好きな車種ゆえ、カラーバリエーションが増えたら欲しくなってしまうに違いありません・・・。

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・・・という事で2017年入手品私的ベスト3、今回は1位と3位にNEO製品がランクイン。やはり車種や年式が当方のツボにはまったのが勝因かと思います。ホントはこのモデルを入手出来たので、酉年の内にサンダーバードの特集を組みたいと思っていたのですが・・・更新ペースがガタ落ちになった結果、ファイアバード特集で力尽きてしまった2017年でありました。まあ干支には関係なく来年の内にも特集を組めたらと思います。・・・という事で、2017年の更新は今回にて終了です。今年は色々な事がありましたし、反省すべき点も多々ありますが、ひとまずブログ開設10周年も迎えることが出来ました。当ブログを訪れて下さった皆様、本当に有難うございました。どうか良いお年をお迎え下さい。
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