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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

特集を、終えたとたんに新製品。(字余り) ~ PREMiUM-X '70 Dodge Challenger R/T

当ブログ内における、GM/フォードに対するクライスラー系記事アップ数不均衡を多少なりとも是正しようという「クライスラー強化計画」は先回で打ち止めにしたのですが、その直後にお世話になっているショップさんから予約商品入荷のメールが・・・。

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'64年4月、マスタングの爆発的ヒットによって開拓されたポニーカー・マーケットに対し、GMは即座にカマロ/ファイアバードを投入。AMCもジャベリン/AMXを開発して市場に参入しました。対するクライスラーはどちらかと言えばマッスルカーの領域にあるインターミディエートベースのチャージャー、コンパクトセダンであるヴァリアントをベースとした派生モデルのバラクーダが持ち駒で、完全に専用デザインのクーペボディを纏ったポニーカーを持たない状況が続いていました。ダッジ・チャレンジャーは3世代目のプリマス・バラクーダと共に、対マスタング/カマロ/ファイアバード・・・加えて言うならAMCジャベリンの刺客として登場したクライスラー初の生粋ポニーカーと言えるでしょう。

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↑加熱するポニーカーマーケットに対するクライスラーの回答がチャレンジャーであり、クーダでした。R/Tはロード・アンド・トラックの略で、シリーズ中のホットバージョンでした。

そのデビューは'70モデルイヤー、インタミディエート系の足回りを使用したこともあり、ライバルたちに対して車幅が広い事が特徴的です。ワイド&ローのノッチバッククーペボディはプリマス版クーダと近いイメージもありますが、ホイールベースが異なるなど、両車の間には意外と異なる部分も多いです。”挑戦者”という車名の通り、相手を睨みつけるような彫りの深いマスクが印象的です。ライバルに対してデビューが遅く、2年後にはオイルショックと排ガス対策からヘミエンジンを失うなど逆風もあり、商業的にはライバルに差をつけられた部分もあります。が、それゆえ今日では希少性が高く、価格が高騰しているのですから皮肉と言えば皮肉なものです・・・。

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↑今回のモデルはプレミアムXから発売になった物ですが、その金型はグリーンライトのワイルドスピードX2劇中車仕様で初お目見えした物です。

ミニカーはプレミアムXブランドでの発売になりますが、金型そのものはグリーンライトの1/43ワイルドスピードシリーズ、2作目の劇中車仕様">2作目の劇中車仕様で初お目見えになった物かと思います。その後同じグリーンライトで劇中車ではない(・・・事になっている)ホワイト(バニシング・ポイント風)、イエロー(TVシリーズNCIS風)のボディが発売になり、今回プレミアムXから仕様を若干変更しての登場となりました。プレミアムX、グリーンライト、海外分冊百科系内で同じ金型を共用する例は他にも多々あるのですが、スケールメリットを活かして安価に供給してもらえるのであれば、個人的にはこうした施策は大歓迎です。

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↑オレンジのボディがグリーンライトのワイルドスピードX2劇中車、ホワイトボディは同ブランドのバニシング・ポイントこっそり劇中車(笑)、そしてブルーメタリックがプレミアムX版です。

プレミアムX化にあたってはディテールの細密化が図られ、ウインドウやホイールアーチ部のモール、バッジ類はクローム風の表現(フィルム貼り付け?)がなされ、エンジンフードにはエッチングのキャッチピン、リアエンドにはスポイラーが追加されました。ボディカラーはブルーメタリックにブラックのバイナルトップという組み合わせで、ボディカラーのメタリック化も仕上がりが良いように感じる一因になっているようです。全体的な仕上がりは上々なのですが、前述のクロームモールの表現は品質的にはやや不安定で、当方の入手した固体はきちんとシルバーが回っていない部分がありました。グリーンライト版の印刷の方が安心して見られるのが残念な所。この辺りは改善をお願いしたいなと思いました。

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スクリーンを駆け抜けたクルマ達; Blues Mobile & Illinois State Police from "The Blues Brothers"

・・・少々飽きて来たので「クライスラー強化計画」は今回でひとまず終わりにしたいと思います。

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↑劇中のショッピングモールのシーンを再現。・・・ブルースモビルは過去ご紹介済みの第1弾製品の方です。(フォトレタッチでライトが点灯したような表現にしてあります。ミニカーのライトは点灯しません/笑)

当ブログにおける、GM/フォードに対するクライスラー系車種の記事アップ数不均衡を多少なりとも是正しようというクライスラー強化計画、振り返ってみると昨年の3月末くらいから始めて、マイペースな亀更新ながらおよそ30記事くらいをUPしました。果たして不均衡は是正されたのか?・・・と、カテゴリー欄を見てみると、記事のアップ数は・・・GM=156、フォード=160、クライスラー・・・84。。。やっと半分強といった所でしょうか。まだまだ道のりは険しいのですが、当方自身ちょっと中だるみになってきたのと、他にも色々とご紹介したいブツもあるので、「クライスラー強化計画」は今回でひとまず終了としたいと思います。とりあえずのトリを飾るのは、少し前に発売になったグリーンライトのハリウッドシリーズからの新製品。映画”ブルース・ブラザース(原題;The Blues Brothers)”の劇中車、ブルース・モビルこと'74ダッジモナコのメガフォン付きバージョンと、'77ダッジ・ローヤルモナコのイリノイ州警察仕様です。

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↑ブルースモビルのベースである'74ダッジモナコに関しては、過去記事のミニチャンプス製モデルコーギー版ブルースモビルグリーンライト版第1弾を参照下さい。

先ずはブルースモビルの方ですが、当ブログでも過去にご紹介している通り、グリーンライトでは既に製品化済み。新製品ではルーフに巨大なメガフォンを搭載、「トゥナイトオンリー~」と、遂に再結成になったブルース・ブラザース・バンドのライブコンサート開催の宣伝を行っていた時の仕様を再現しての製品化となりました。今回、色々と確認したくて久しぶりに作品のDVDを観たのですが、ルーフにくくりつた巨大なスピーカーは、公園の放送塔から失敬した物でした。また、ブルースモビルのリアウインドウを打ち抜いたのはイリノイナチの面々と思い込んでいたのですが、ライブの仕事を横取りされたカントリーバンド、グッド・オールド・ボーイズの面々による物でした。

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↑ルーフに巨大なスピーカーを載せた以外は、ボディの汚しや”グッド・オールド・ボーイズ”の面々に打ち抜かれたッリアウインドウなどの再現は前回製品に準じているようです。

さて、ブルースブラザース劇中車として今回新たに製品化されたのは、イリノイ州警察仕様の'77ダッジ・ローヤル・モナコ。基本的にはブルースモビルの'74モナコと同一のボディですが、'75モデルイヤーに上級2車種がローヤル・モナコ、ローヤル・ブルーアムへ改称され、格納式のコンシールドヘッドランプを採用しました。その後'77モデルイヤーではモナコの名称はインターミディエートへと継承され、フルサイズはローヤルモナコ系列だけになりますが、この年限りで消滅しました。ベーシックなモナコよりも大きく立派なラジエターグリルを持ち、コンシールドヘッドランプと相まって高級感のあるスタイリングとなっています。

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↑今回新たに製品化されたイリノイ州警察仕様の'77ダッジ・ローヤル・モナコ。この世代のボディでは最終年式にあたります。この後、ダッジのフルサイズはやや小型化されたセントレジスへと引き継がれました。

劇中、イリノイ州警察のポリスカーは前半のショッピングモールでの一大カーチェイスと、ライブ会場からハイウェイまでの追跡シーンに登場します。今回モデル化された10号車は、ショッピングモールでの追跡にあとから参加した方で、モール内で転覆してぐるぐる回転していた個体です(笑)。劇中は夜間のシーンのためライトが露出していて気づかなかったのですが、、改めて確認するとモナコではなくローヤル・モナコだったのですね。恥ずかしながら、今回グリーンライトのモデルがライト格納状態で製品化されたため初めて気付いた次第です。再確認すると、後半、シカゴ市内でブルースモビルを追跡したシカゴ警察の車両にも、ローヤル・モナコが多数含まれていました。

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↑'74モナコとは大きく表情の異なるローヤルモナコ。ボディの金型は新規に起されているようです。'74ボディ流用でお茶を濁すのではなく、微妙な違いに新作で対応しているのは凄いと思います。

グリーンライトのミニカーですが、ブルースモビルの方はルーフに巨大なスピーカー(まさにメガフォン/笑)を載せた以外は以前の製品と基本的に同じようです。イリノイ州警察のローヤル・モナコは前述の通り顔周りの造形が大きく異なるため、金型が新たに起されているうに思われます。なんとも贅沢な製品化ですが、ひょっとしたらプレミアムXやホワイトボックス版でノーマルのセダン仕様が発売になったりするかもしれません。華やかなメタリックボディ、バイナルトップ、豪華なフルホイールキャップの姿も是非見てみたいな~と思います。・・・フォード・トリノ、シボレーインパラ、ビュイック・グランナショナル等々、ワイルドスピードシリーズを含むグリーンライトの劇中車シリーズのおかげで比較的安価に1/43アメリカ車のバリエーションが増え、嬉しい限りであります。

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↑今回の新製品、ブルースモビルのメガフォン付き仕様と、イリノイ・ステート・ポリスのローヤル・モナコ

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↑先に発売されたシカゴ警察仕様の'75 ダッジ・モナコと今回発売になったイリノイ州警察仕様の'77 ダッジ・ローヤル・モナコ。ミニカーのボディは似ていますが別金型のようです。

21世紀に向けた上級モデル ~NEO '02 Chrysler 300M

今回は80年代から更に進んで、'90年代末~2000年代のクライスラーをご紹介します。

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先回インペリアルの時に記したように、'1970年代末の経営危機がアイアコッカの手腕によって回避されると、その後クライスラーは徐々に元気を取り戻し、製品ラインナップも魅力的になっていったように思います。この時期のクライスラーはKカー以降、吸収合併したAMCの技術も踏まえラインナップの前輪駆動化を推進していました。ダッジ・ストラタスやイントレピッド、イーグル・ビジョンそして今回の300M等々・・・'90年代後半~2000年代前半のクライスラー車はエンジンフードが短く、キャビンが前進したキャブフォワードルック&低い車高の近未来的なフォルムが特徴的で、それまでのアメリカ車とは異なる魅力を感じさせたものでした・・・。

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↑ノーズが短くキャビンが前進した”キャブフォワード”デザインは、それまでのアメリカ車とは異なる新しい魅力を放っていました。当時、来るべき21世紀にふさわしい新しいカタチだなと感じた物でした・・・。

300Mの登場は'99モデルイヤー、当時のクライスラーラインナップの中ではフルサイズとされ、LHSに続く上級モデルでした。全長5m超、全幅1.9m弱という堂々たるサイズは、2度のオイルショックでボディのダウンサイジングに追いまくられていた時期に比べると、軽量化やFF化など合理的な設計によって再び拡大するゆとりが生じたという事なのかも知れません。しかしながら、トップレンジにしてエンジンが3.5リッターV6というのは時代性を感じさせます。300Mは'04モデルイヤーまで製造・販売されましたが、ダイムラーとの提携を経てデビューした次世代の300CではFRに回帰、エンジンもハイパワーV8が復活して今日に至っています。

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↑NEOのモデルは当方の主観的感覚からすると、イメージよりやや腰高な印象を受けます。タイヤももっと扁平な方が”らしい”感じがします。

モデルは前回の'81インペリアルと同様にNEOのレジン製完成品。当ブログでも過去に色々とご紹介していますが、歴代クライスラー300は1/43でも比較的製品化に恵まれています。・・・ですが、まさかこの世代の300Mが製品になるとは思いませんでした。この時期のクライスラー車は結構好きな事もあって喜んで購入したのですが・・・。綺麗な仕上がりではあるのものの、何かが違うという印象を拭えません。当方の感覚的には実車はもっとボディが薄くて地を這うように車高が低いイメージですし、タイヤのハイトももうすこし低く扁平な方がそれらしいような気がします。

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↑同時期のダッジイントレピッド(ホンウェル/カララマ)と・・・。仕上がりは荒いですが、ホンウェル製モデルは実車のイメージを上手く捉えているように思います。

エッチングパーツなどを多用した同ブランドの作風は、'80年代くらいまでのクロームパーツてんこ盛りな車種だとその魅力を余すところなく伝えてくれるのですが、今回の300Mような'50年代とは質の異なる曲線を多用したボディやウインドシールドを持つ車種には余り向いていないのかも知れません。・・・とは言え、やはり貴重な1/43化ですし、ノレブの300Cホンウェル/カララマのダッジ・イントレピッド辺りと並べて眺めるのもオツなもの・・・。先ずはその存在を素直に喜びたいと思います。

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80年代初頭のフラッグシップモデル ~ NEO '81 Chrysler Imperial Coupe

当ブログにおけるクライスラー系車種の記事アップ数不均衡を(多少なりとも)是正する「クライスラー強化計画」。今回は80年代初頭のフラッグシップモデルをご紹介します。

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70年代末期、倒産の危機に瀕していたクライスラー。しかし、ヘンリーフォード2世との確執の末にフォード社を辞して移籍したリー・アイアコッカが辣腕を振るい、'81年のFWD小型車Kカー(プリマス・リライアント/ダッジ・エアリーズ)シリーズ、それに続くミニバン(プリマス・ボイジャー/ダッジ・キャラバン)の大ヒットにより奇跡の回復を遂げました。その復活の礎となったKカー(軽自動車じゃありませんよ/笑)と同じ'81モデルイヤー、クライスラー伝統の名前を復活させたフラッグシップ・モデルがインペリアルでした。

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↑80年代のアメリカ車としては伸びやかなフォルムを見せるクライスラー・インペリアル。ネオクラシック調のデザインは同時期のキャデラックセビルなどとの近似性を感じさせます。

新生インペリアルは従来のフルサイズセダンから一転、同時期のコルドバをベースとしたパーソナルクーペとして登場。スラントしたノーズに格納式のヘッドランプ、独立したクロームのラジエターグリル、ルーフ後端のラインがリアフェンダーに深く流れ込んだネオクラシック調のデザインが個性的です。この当時のアメリカでは、容赦ない小型化により伸びやかさを失ったクルマが多かったので、インペリアルの優雅なボディはアメリカ車らしい伝統を受け継ぐ物として好意的に感じられた物でした。このクルマを改造したリムジンが、映画”キャノンボールⅡ”で主演のバート・レイノルズクルマとして登場したのをご記憶の方もおられるかも知れませんね。

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↑モデルはネオのレジン製完成品。各部のモール類やワイヤーホイール等、エッチングパーツを多用した作風が実車の魅力を上手く引き出しているように思います。

モデルは比較的古いNEO/AMERICAN EXCELLENCE製品。同ブランドお得意のレジン完成品で、ボディ各所のクロームパーツの表現にエッチングが多用された精密な仕上がり。プロポーションも上々で、実車の持つスマートで伸びやか、かつクラシカルなフォルムを良く捉えていると思います。明るいブルーメタリックのボディにエッチングのパーツが映え、同系色でコーディネートされたインテリアも細かく作り込まれてなかなか魅力的な仕上がりになっていると思います。

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↑その特徴を最も良く表すリアビュー。意欲的なデザインだと思いますが、'81~'83と短命に終わりました。

80年代のアメリカ車は、70年代の度重なるオイルショックや不景気によりガタガタになった状態から新たな道を歩み始めた時期と言えるかと思います。GMではカマロ/ファイアバード、フォードではサンダーバード/クーガー、トーラス/セーブルなど、大胆な変化を遂げたモデルが多々あります。この時期の米国車を結構な割合で1/43モデル化してくれるという意味では、やはりNEOは有り難いブランドだな~と思います。・・・価格がお高いのが厳しくはありますが。。。

・・・これくらいでちょうど良い!? ~White Box '59 Plymouth Savoy CHP

当ブログにおけるGM/FORDに対するクライスラー系車種の記事アップ数不均衡を是正するクライスラー強化計画、今回は発売になったばかりの新製品をご紹介します。

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さて、今回ご紹介するのは'59プリマス・サヴォイであります。サヴォイという名称は年代によってその意味合いが異なるのでややこしいのですが、'59年型ではプリマスフルサイズのエントリーグレードという位置付けで、その上にベルベディア、フューリー、スポーツフューリーが存在していました。フルサイズの廉価グレードという性格上、自家用と共にポリスカーやタクシーなどにも多くが使用されていたようです。

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↑海外分冊百科のボンドカーコレクションで新規製作されたと思われる'59サヴォイ・セダンの金型。様々な罵詈エーーションを経て、今回はホワイトボックスブランドからCHP(カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール)仕様で登場しました。

この頃のアメリカン・フルサイズはGMやフォードでもトリムレベルによって名称を変えるのが通例となっていて、同じ'59年型だとシボレーでは下からビスケイン/ベルエア/インパラ、フォードなら下からカスタム/フェアレーン/ギャラクシー(追加グレード)といった具合。プリマスの場合は前年の'58モデルイヤーまでは更に下にプラザという廉価グレードがあり、上はベルベディアでサヴォイは中間グレードでした。年式によって位置付けが変わったり、新しい名称が加わったり、フルサイズの名前だった物がインターミディエートに移行したりとアメリカ車の車名の変遷は本当に複雑です。

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↑近年の製品としては比較的安価な製品なので、エッチングパーツなどは奢られていませんが、こういう車種はこれくらいのディテールでも良いのではないでしょうか・・・。

ミニカーは最近、当方にとって頼れる存在となりつつあるホワイトボックスブランドのもの。当方の知る限り、この金型が起こされたのは欧州で展開されていた分冊百科の「ボンドカー・コレクション」ロシアから愛を込めてに登場したタクシー仕様かと思われます。その後別の分冊百科シリーズでオクラホマ・ハイウエィ・パトロール仕様になったり、シカゴのタクシー仕様になったりしました。その生い立ち上、人気のある上級グレードのHTでなくベーシックグレードのセダンでの製品化となりましたが、それゆえ様々なバリエーションが誕生する事にもつながったと言えそうです。今回は映画などでもお馴染みのCHP(カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール)のポリスカー仕様での発売となりました。

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・・・という事で、モデルはダイキャスト製で細部は比較的シンプルな造りとなっており、エッチングパーツは一切無く、ボディサイドのモールディングなどは一体成型+印刷による表現になっています。・・・ですが、ワイパーやアンテナなどはプラ製の別パーツになっていますし、ラジエターグリルもメッキ単色ではなくブラック/シルバーになっている等、価格を考えればなかなか頑張っているのではないかと思います。通常の乗用セダンでの製品化も予定されれいるようなのでそちらもちょっと楽しみです。こういうフツーのクルマのモデルは、やたらと高価になってしまうより、安価にバリエーションが楽しめる方が有り難いように思います。

続・フツーなインターミディエート Neo '78 Dodge Monaco

さ、今回も当ブログにおけるGM/FORDに対するクライスラー系車種の記事アップ数不均衡を(多少なりとも)是正する「クライスラー強化計画」を遂行致します。

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↑う~ん、フロントバンパーにプッシュバー、フロントピラーにスポットランプを装着したくなっちゃいます・・・。

先週ご紹介したダッジのインターミディエート、コロネット系列は、'77モデルイヤーに入ると突如フルサイズからモナコの名前を襲名します。どういう意図でこのような移行がなされたのかはよく分かりませんが、伝統の名前であるモナコをインターミディエートに譲ったフルサイズは、ローヤルモナコと呼ばれるようになりました。同じような事はプリマスでも一足早く起きていて、'75モデルイヤーにインターミディエートがサテライトからフューリーに改名、フルサイズはグランフューリーを名乗るようになっています。

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↑ダッジのインターミディエートは'77年のフェイスリフトで角型4灯ヘッドランプのタテ目にスタイルチェンジ。同時に名前をコロネットからモナコへと変更します・・・しかし翌年'78年には消滅してしまいました・・・。

'77のフェイスリフトでは、ボディの基本的なシルエットはそのままに主にフロントマスクの変更が行われ、標準タイプの角型ライトをタテに2段に配置した点が特徴的でした。どことなく'60年代のポンティアックやフォードを連想させるいわゆる”タテ目”ですが、この標準角4灯ヘッドランプによるタテ目はシボレーのシェベルやモンテカルロ、フォードのLTDⅡやグラナダなど、70年代中盤~後半のアメリカでは割とポピュラーな処理でありました・・・そうそう、日本にもルーチェ・レガートなんてクルマがありましたっけ。

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↑わずか2年間の製造でしたが、この車種はポリスカーやタクシーとしての需要も大きく、一時期のTVドラマや映画でもお馴染みの存在でありました。

モデルはNEOのレジン製完成品で、発売・当方の購入もかなり以前の事となりました。例によって各部にエッチングのパーツをちりばめた精巧な造りですが、リアバンパーの取り付け位置を含めテールがやや下がり気味な事と、エッチング板に透明のレジンを盛ったようなヘッドランプが、特徴的なタテ並びランプとは分かりにくい点がちょっぴり残念でしょうか・・・。プラ台座の裏側に残しておいた値札を見ると、諭吉様お一人で若干のお釣りが来る価格でした。・・・最近はNEOもじわじわと値上がりし、従来以上に購入がためらわれる状況となってしまいました。。。

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さて、このモナコですが、4ドアセダンでモデル化されているのは言うまでもなくポリスカーやタクシーのバリエーションを販売するためと思われ、実際にそうした仕様でも発売されています。今回ご紹介しているのはノーマルなセダン仕様ですが、渋めなグリーン1色の塗装や深リムのスチールホイールにハーフキャップといういでたちは、シンプルを通り越してスパルタンな印象で、どう見ても警察のアンダーカーバーカーにしか見えないのであります(笑)。

フツーなインターミディエート・・・ WHITEBOX '73(?) Dodge Coronet Sedan

当方自身、ちょっと飽きてきた感もありますが・・・当ブログにおけるGM/フォードに対するクライスラー車の記事アップ数不均衡を多少なりとも是正するための「クライスラー強化計画」、粛々と続けたいと思います・・・。

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今回ご紹介するのは'73年型(?)のダッジ・コロネットであります。年式を”?”としたワケは、ミニカーのケースには'73と表記されているものの、中央が小さく尖ったラジエターグリルは'72年型の特徴であり、一方、リアバンパーにビルトインされたテールランプが2分割なのは、'71~'73までのこのボディのどの年式ともマッチしないからなのです。細部の考証が甘かったのか、それともこういう仕様が存在したのか分かりません。個人的には'72年型ではないかなと思っています。

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↑'71モデルイヤーに登場したダッジ・インターミディエートのコロネット。ミニカーの台座には'73の表示がありますが、ラジエターグリルの形状は'72のような気が・・・。

インターミディエートサイズのダッジコロネットは'65年にデビュー、同じ名前は'50年代にはフルサイズのクルマに使われていました。今回のモデルは'71年型でデビューした世代で、この時期のアメリカン・セダンとして典型的なスタイリングだと言えるかと思います。'71~'75年の間はセダンとワゴンのみのラインナップ、'75年に2ドアHTが復活した後、'77年モデルイヤーには上級車種であるフルサイズシリーズからモナコの名前を継承しました。セダンはポリスカーやタクシーとしてもお馴染みの存在です。

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↑モデルはイクソ系の金型を使用したホワイトボックスの製品。過去ご紹介済みのロシアの分冊百科のLAPD仕様と同じボディです。ラジエターグリルがメッキのままなのが惜しいですが、プロポーションやカラーリングなどは中々良い雰囲気。ポリスカーやタクシーでないノーマル仕様もオツなものです。

ミニカーはイクソ系の金型を使用したホワイトボックスブランドの製品。このブランドに関しては今一つ良く分からない部分があるのですが、外箱にはドイツのミニカーショップ(ディストリビューター?)であるモデルカー・ワールドのURLが記載されているので、そちらの特注或いはオリジナルブランドなのかも知れません。このコロネットの金型は、過去に当ブログでもご紹介済したロシアで展開された分冊百科のLAPDポリスカーと同一の物。他にタクシーシリーズにも使われたようです。

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↑余り高額になり過ぎるより、1/43モデルはこのくらいのバランスでも良いのではないでしょうか・・・。

安価な価格設定のため”さらっとした”仕上がりで、ラジエターグリルにスミ入れがなくメッキのままなのが惜しいですが、ボディのプロポーションやゴールドのボディ&アイボリーのバイナルトップなど中々良い雰囲気です。ホワイトボックスやプレミアムX、そしてイクソ自体の製品の1部は分冊百科と同じ金型が使用されていますが、それゆえ価格設定も低く抑える事が可能なのかもしれません。個人的には精密で高額なレジン完成品より、このくらいの製品の方が有り難いような気がする今日この頃です・・・。

クライスラー強化計画!? 3代目は・・・再掲載のみですみません。。。

今回も引続き、当ブログにおけるクライスラー系車種の対GM/FORD記事アップ数不均衡を多少なりとも改善する「クライスラー強化計画」です。

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↑ホットホイール・クラシックスの1/43版”アメリカンクラシック”の71 CUDA 440。金型はマッチボックス・イエスタイヤーシリーズの流用です。画像のモデルは過去記事でご紹介した、車高を下げる加工を施した個体です。

前々回から初代、2代目バラクーダの1/43モデルをご紹介して来たので、この流れで行くなら今回は3世代目・・・と行きたいのですが、残念ながら当方の手持ちモデルは全て過去にご紹介済み。未入手のモデルやその後発売されたモデルもあるのですが、なんとなく買う気になれないまま今日に至っています。今回は過去ご紹介済みのモデルを新たに撮影しなおしてご紹介しながら、未入手のモデルや今後発売が予定されている製品について触れてみたいと思います。

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↑上のHW版のベースはマッチボックス・コレクティブル、モデル・オブ・イエスタイヤーシリーズに含まれるこちらのモデル。シャシーなど別パーツを多用し立体的に作り込まれています。過去記事はコチラ

●発売済み未入手モデル
3世代目のプリムス・バラクーダ/クーダは実車の人気が高い事もあって、1/43でもモデル化には比較的恵まれていたと言えます。しかしながら年式はなぜか'71年型に偏る傾向があり、幅が広い独特のプロポーションを上手く捉えているとは言いがたい物が多かった用に思います。チャレンジャー共々、模型での再現が難しいフォルムなのかも知れません。

・アーテルコレクティブル '71 CUDA・・・ボディカラーはイエロー、レッドなどがあったかと思います。ボディが上下に厚く、実車のイメージと少々異なる印象のように感じられます。

・BOSS MODEL(SMTS)・・・ホワイトメタルキット&完成品で'70クーダのロードバージョン、Trans-Amレース仕様・'71コンバーチブルなどを製品化していたようです。キット形態のものはショップで見かけましたが高価だったので当時は買えませんでした。全体的な雰囲気は割りと良いようです。完成品は海外オクでもメチャ高いです。。。

・Bos(ベスト・オブ・ショウ)上と似た名前で紛らわしいですが、最新のレジン完成品で海外発売済み、日本への正式入荷はこれから(一部ショップで既取り扱いあり)。貴重な'70年型の製品化ですが画像を見る限りではプロポーションはちょっと微妙か・・・。それでも安ければ買っちゃうのですが、何せレジン製品なので価格は高めです。。。日本に入荷して実物を見てから購入を判断したいと思っています。


●発売予定モデル
・HIGHWAY61・・・兄弟車とも言うべきダッジ・チャレンジャーと共に製品化が予定され、当方も数年前にお世話になっているショップで予約をしたのですが・・・。トランザム7000仕様の'78トランザム共々発売される気配がありません。。。下手をするとHIGHWAY61の1/43シリーズの存続自体が怪しいのか???何とか発売に漕ぎ着けて欲しいものです・・・。

・SPARK MODEL・・・何を隠そう、当方がBosモデル製品に飛びつかないのは、実はこのスパークの予定品に期待しているから・・・。過去の事例を見ても、スパーク製品なら価格と仕上がりのバランスに納得が出来そうだと思っているからなのであります。こちらも嬉しい'70年型、チャレンジャー共々、ロードバージョン(HEMI)とトランザムレース仕様(T/A)の両タイプ、更にはプリマスGTXも・・・。まあこれらも100%発売になるという保証はないのですが、大いに期待したい所です。

※トランザムレース仕様の情報はコチラ
※ロードバージョンの情報はコチラ

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↑ロードチャンプスからは2灯ランプの'70年式でHemiとAARが製品化されていました。ユルい造りですがボディカラーやストライプ、ホワイトレタータイヤなど雰囲気の盛り上げはさすがご当地ブランドです。過去記事はコチラ

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↑こちらがトランザムレース仕様のベースともなったAARバージョン。マットブラックのエンジンフード、サイドのストライプなどもしっかり再現・・・エンジンフードバルジまで作り分けてくれれば完璧だったのですが。。。過去記事はコチラ

クライスラー強化計画!? 1/43では2代目も稀少 ~ amtプラキット CUSTOM CUDA

今週も”クライスラー強化計画”、引続き当ブログにおけるGM/FORDに対するクライスラー系記事アップ数不均衡を多少なりとも是正したいと思います。

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さて、先回は初代バラクーダの1/43モデルをご紹介したので、今回は2代目モデルをご紹介・・・しようと思うのですが、初代に続き2代目バラクーダも1/43ではさっぱりモデル化に恵まれず。当方の知る限りではダイキャスト、ホワイトメタル、レジンを通じても製品は皆無。唯一の存在と思われるのがamtのプラキット、しかもカスタム仕様でノーマルには組めないというモデルなのでありました。今回はその姿をご紹介すべく、当方にて塗装・組み立てをしてみました・・・・・?????
 
 ・・・ゴメンなさい。ウソをつきました。。。 
         m(_ _)m

 
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トップの画像はプラキットのボックスを撮影したものであります(汗)。。。当方は例によって仮組みまではしたものの、本格的には手をつけていません。個人的にはカスタム仕様からノーマルに戻したいと思っているのですが・・・全くの言い訳ですが(笑)、最近このamtの1/43キットは海外オクでも徐々に価格が上がっており、なまじ箱付き美品で入手してしまうと、おいそれとは手がつけにくかったりするのです。ましてや貴重な絶版キットの改造に着手し、いじり掛けで放置するなど犯罪にも等しい暴挙かも!?(既に仮組みしちゃってるじゃん!とツッコまれそうですが・・・笑)

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↑箱付き未組み立てで入手した絶版キット。接着剤不要のスナップキットなので仮組みしてみましたが・・・。ここから先は中々踏み出せません。

・・・ですがそんな当方にも強い見方があります。それが時折ネットオークションに出品される組み立て済みのジャンクコンディション品。その多くは出品者(?)が子供の頃に組み立てた物で、ハケ塗りで「これでもかっつ!!」という位厚塗りされていたりするという共通の傾向を持っています(笑)。このカスタム・クーダも数台まとめたジャンク品を海外オクで入手したもの。前オーナーは本来スナップキットである筈のこのキットを接着剤を使ってガッチリ組み上げ、その後ボディをクールなブラックにしたくなったようです。ついでに三角窓まで黒くカスタマイズしてあります。若き情熱を感じさせる仕上がりです。(当方にもたくさん身におぼえがあります/笑)

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↑こちらは組み立て済み・ジャンクコンディションで入手した中の1台。このモデルをレストアすれば、心置きなく改造が出来そうですが・・・。

このキットの製品名称はCUSTOM 'CUDAで、ベースは明らかに'67~'69の2世代目プリマス・バラクーダですがヘッドランプが見当たりません。(コンシールド化した想定か?) テールランプや左右分割になったリアバンパーも実車とは異なりますし、何よりサイドウインドウの形状が決定的に異なります。ですが、それらを除けばボディの基本的なプロポーションは良好で、手を入れれば素晴らしい2代目バラクーダの1/43モデルになりそうなポテンシャルを感じます。・・・改造したいですが、そのためには先ずこのコテコテ厚塗りを何とかせねばなりません・・・。

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↑このハケ塗り塗料を剥離するのは結構大変そうであります・・・。

クライスラー強化計画!? ~GamdaKoor Sabra '66 Plymouth Barracuda

当ブログにおける対GM/FORDとのクライスラー系車種記事アップ数不均衡を多少なりとも是正しようと言う「クライスラー強化計画」、長々続いたレイバンマスクに続いては久々にバラクーダのご紹介です。

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↑過去記事でご紹介したイエロー&ブラックストライプに対して新たに入手したホワイト&ブラックストライプ。ラジエターグリルの中央部がボディカラー色なのが'66の特徴です。

1964年4月のマスタング登場により巻き起こったポニーカー旋風、コンパクトでスタイリッシュなボディデザイン、低廉なベース価格と豊富なオプション、その気になればV8エンジンで力強い走りも楽しめるというコンセプトは瞬く間に一大市場を形成し、GMからはカマロ/ファイアバード、AMCからはジャベリンと、続々と競合車が送り出される事となりました。・・・ではクライスラーはどうだったかというと?・・・ダッジでは66年にインターミディエートベースのチャージャーを市場に投入しましたが、実はプリマスはマスタングに先立つ事数ヶ月、'64年の初頭にこのバラクーダを誕生させていたのです。

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↑過去記事でご紹介したイエロー&ブラックストライプも、その後よりコンディションの良い個体を入手出来ました。

しかし初代バラクーダはマスタングほどに大きな反響を呼ぶ事はありませんでした。フォードはサブコンパクトのファルコンをベースにマスタングを開発した際、デザイン面では全く独立した専用クーペボディを与えました。しかしバラクーダはボディ前半が基本的にベースとなったバリアントと共通だった事でやや地味な印象となってしまった事も一因だったのかもしれません。とは言え、サイドに回りこんだ大きなリアウインドウを持つファストバッククーペデザインは、軽快でクライスラーらしからぬ瀟洒な雰囲気を持っていてそれはそれで十分以上に魅力的です。バラクーダは'67年に登場した2世代目もバリアントをベースとしたクーペ版であり、完全に独立したデザインになるのは3代目の'70年型を待たねばなりませんでした。

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↑こちらは品番8114/1と”/1”というサブナンバーで区部されるバリエーションモデル、”ISRAEL H. Q. STAFF CAR”。・・・ですが、バリアントならともかく、クーペのバラクーダは軍では使用されないんじゃ・・・。本来はルーフにイスラエル軍(?)マークのシールが貼られていますが、当方の所有する固体は残念ながら欠品です。。。

ミニカーは当ブログではお馴染み、イスラエル製のガムダクール・サブラの'66年型=初代モデルの最終年式です。当ブログのごく初期にご紹介していますが、その後よりコンディションの良い個体と別カラー版を入手したので再度の登場となりました。ガムダクールは'60年代から'70年代に掛けてアメリカ車を中心とした1/43近辺のラインアップを展開していましたが、当初はアメリカのクラグスタン社からの生産委託を受けてデトロイトシニアシリーズとして販売されたのが起源。ゆえに当時新型だったアメリカ車のモデルが多く、今日に至るも1/43では製品化されていない車種が多いのが当方にとっては最大の魅力です。

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↑クラグスタン・デトロイトシニア、ガムダクール・サブラの両シリーズは、積み重ね可能なプラスチック製の「スタッカブル・ポケット・ガレージ」に収められて販売されました。
同ブランドのミニカーは統一サイズのプラスチックケース、「スタッカブル(積み重ねられる)ポケットガレージ」に入れられていたため車種によって縮尺がばらばらだったのですが、このバラクーダは実車がコンパクトなため1/43で製作されています。今の所この世代のバラクーダの1/43モデルは他に高価なホワイトメタル完成品があるくらいなので、そういう意味では非常に貴重な存在と言えます。アルミ挽き物のホイールやシャシーと一体の前後バンパー・ラジエターグリルなど古色蒼然たるディテールですが、プロポーションはなかなかに実車のイメージを良く捉えているように思います。このプロポーションの良さがこのブランドのモデルの最大の魅力。そのラインナップと共に当方が愛して止まない理由なのであります。

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↑他にもまだカラーバリエーションがあるのですが、入手は段々難しなってきています・・・。
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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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