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特集を、終えたとたんに新製品。(字余り) ~ PREMiUM-X '70 Dodge Challenger R/T

当ブログ内における、GM/フォードに対するクライスラー系記事アップ数不均衡を多少なりとも是正しようという「クライスラー強化計画」は先回で打ち止めにしたのですが、その直後にお世話になっているショップさんから予約商品入荷のメールが・・・。

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'64年4月、マスタングの爆発的ヒットによって開拓されたポニーカー・マーケットに対し、GMは即座にカマロ/ファイアバードを投入。AMCもジャベリン/AMXを開発して市場に参入しました。対するクライスラーはどちらかと言えばマッスルカーの領域にあるインターミディエートベースのチャージャー、コンパクトセダンであるヴァリアントをベースとした派生モデルのバラクーダが持ち駒で、完全に専用デザインのクーペボディを纏ったポニーカーを持たない状況が続いていました。ダッジ・チャレンジャーは3世代目のプリマス・バラクーダと共に、対マスタング/カマロ/ファイアバード・・・加えて言うならAMCジャベリンの刺客として登場したクライスラー初の生粋ポニーカーと言えるでしょう。

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↑加熱するポニーカーマーケットに対するクライスラーの回答がチャレンジャーであり、クーダでした。R/Tはロード・アンド・トラックの略で、シリーズ中のホットバージョンでした。

そのデビューは'70モデルイヤー、インタミディエート系の足回りを使用したこともあり、ライバルたちに対して車幅が広い事が特徴的です。ワイド&ローのノッチバッククーペボディはプリマス版クーダと近いイメージもありますが、ホイールベースが異なるなど、両車の間には意外と異なる部分も多いです。”挑戦者”という車名の通り、相手を睨みつけるような彫りの深いマスクが印象的です。ライバルに対してデビューが遅く、2年後にはオイルショックと排ガス対策からヘミエンジンを失うなど逆風もあり、商業的にはライバルに差をつけられた部分もあります。が、それゆえ今日では希少性が高く、価格が高騰しているのですから皮肉と言えば皮肉なものです・・・。

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↑今回のモデルはプレミアムXから発売になった物ですが、その金型はグリーンライトのワイルドスピードX2劇中車仕様で初お目見えした物です。

ミニカーはプレミアムXブランドでの発売になりますが、金型そのものはグリーンライトの1/43ワイルドスピードシリーズ、2作目の劇中車仕様">2作目の劇中車仕様で初お目見えになった物かと思います。その後同じグリーンライトで劇中車ではない(・・・事になっている)ホワイト(バニシング・ポイント風)、イエロー(TVシリーズNCIS風)のボディが発売になり、今回プレミアムXから仕様を若干変更しての登場となりました。プレミアムX、グリーンライト、海外分冊百科系内で同じ金型を共用する例は他にも多々あるのですが、スケールメリットを活かして安価に供給してもらえるのであれば、個人的にはこうした施策は大歓迎です。

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↑オレンジのボディがグリーンライトのワイルドスピードX2劇中車、ホワイトボディは同ブランドのバニシング・ポイントこっそり劇中車(笑)、そしてブルーメタリックがプレミアムX版です。

プレミアムX化にあたってはディテールの細密化が図られ、ウインドウやホイールアーチ部のモール、バッジ類はクローム風の表現(フィルム貼り付け?)がなされ、エンジンフードにはエッチングのキャッチピン、リアエンドにはスポイラーが追加されました。ボディカラーはブルーメタリックにブラックのバイナルトップという組み合わせで、ボディカラーのメタリック化も仕上がりが良いように感じる一因になっているようです。全体的な仕上がりは上々なのですが、前述のクロームモールの表現は品質的にはやや不安定で、当方の入手した固体はきちんとシルバーが回っていない部分がありました。グリーンライト版の印刷の方が安心して見られるのが残念な所。この辺りは改善をお願いしたいなと思いました。

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スクリーンを駆け抜けたクルマ達; Blues Mobile & Illinois State Police from "The Blues Brothers"

・・・少々飽きて来たので「クライスラー強化計画」は今回でひとまず終わりにしたいと思います。

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↑劇中のショッピングモールのシーンを再現。・・・ブルースモビルは過去ご紹介済みの第1弾製品の方です。(フォトレタッチでライトが点灯したような表現にしてあります。ミニカーのライトは点灯しません/笑)

当ブログにおける、GM/フォードに対するクライスラー系車種の記事アップ数不均衡を多少なりとも是正しようというクライスラー強化計画、振り返ってみると昨年の3月末くらいから始めて、マイペースな亀更新ながらおよそ30記事くらいをUPしました。果たして不均衡は是正されたのか?・・・と、カテゴリー欄を見てみると、記事のアップ数は・・・GM=156、フォード=160、クライスラー・・・84。。。やっと半分強といった所でしょうか。まだまだ道のりは険しいのですが、当方自身ちょっと中だるみになってきたのと、他にも色々とご紹介したいブツもあるので、「クライスラー強化計画」は今回でひとまず終了としたいと思います。とりあえずのトリを飾るのは、少し前に発売になったグリーンライトのハリウッドシリーズからの新製品。映画”ブルース・ブラザース(原題;The Blues Brothers)”の劇中車、ブルース・モビルこと'74ダッジモナコのメガフォン付きバージョンと、'77ダッジ・ローヤルモナコのイリノイ州警察仕様です。

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↑ブルースモビルのベースである'74ダッジモナコに関しては、過去記事のミニチャンプス製モデルコーギー版ブルースモビルグリーンライト版第1弾を参照下さい。

先ずはブルースモビルの方ですが、当ブログでも過去にご紹介している通り、グリーンライトでは既に製品化済み。新製品ではルーフに巨大なメガフォンを搭載、「トゥナイトオンリー~」と、遂に再結成になったブルース・ブラザース・バンドのライブコンサート開催の宣伝を行っていた時の仕様を再現しての製品化となりました。今回、色々と確認したくて久しぶりに作品のDVDを観たのですが、ルーフにくくりつた巨大なスピーカーは、公園の放送塔から失敬した物でした。また、ブルースモビルのリアウインドウを打ち抜いたのはイリノイナチの面々と思い込んでいたのですが、ライブの仕事を横取りされたカントリーバンド、グッド・オールド・ボーイズの面々による物でした。

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↑ルーフに巨大なスピーカーを載せた以外は、ボディの汚しや”グッド・オールド・ボーイズ”の面々に打ち抜かれたッリアウインドウなどの再現は前回製品に準じているようです。

さて、ブルースブラザース劇中車として今回新たに製品化されたのは、イリノイ州警察仕様の'77ダッジ・ローヤル・モナコ。基本的にはブルースモビルの'74モナコと同一のボディですが、'75モデルイヤーに上級2車種がローヤル・モナコ、ローヤル・ブルーアムへ改称され、格納式のコンシールドヘッドランプを採用しました。その後'77モデルイヤーではモナコの名称はインターミディエートへと継承され、フルサイズはローヤルモナコ系列だけになりますが、この年限りで消滅しました。ベーシックなモナコよりも大きく立派なラジエターグリルを持ち、コンシールドヘッドランプと相まって高級感のあるスタイリングとなっています。

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↑今回新たに製品化されたイリノイ州警察仕様の'77ダッジ・ローヤル・モナコ。この世代のボディでは最終年式にあたります。この後、ダッジのフルサイズはやや小型化されたセントレジスへと引き継がれました。

劇中、イリノイ州警察のポリスカーは前半のショッピングモールでの一大カーチェイスと、ライブ会場からハイウェイまでの追跡シーンに登場します。今回モデル化された10号車は、ショッピングモールでの追跡にあとから参加した方で、モール内で転覆してぐるぐる回転していた個体です(笑)。劇中は夜間のシーンのためライトが露出していて気づかなかったのですが、、改めて確認するとモナコではなくローヤル・モナコだったのですね。恥ずかしながら、今回グリーンライトのモデルがライト格納状態で製品化されたため初めて気付いた次第です。再確認すると、後半、シカゴ市内でブルースモビルを追跡したシカゴ警察の車両にも、ローヤル・モナコが多数含まれていました。

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↑'74モナコとは大きく表情の異なるローヤルモナコ。ボディの金型は新規に起されているようです。'74ボディ流用でお茶を濁すのではなく、微妙な違いに新作で対応しているのは凄いと思います。

グリーンライトのミニカーですが、ブルースモビルの方はルーフに巨大なスピーカー(まさにメガフォン/笑)を載せた以外は以前の製品と基本的に同じようです。イリノイ州警察のローヤル・モナコは前述の通り顔周りの造形が大きく異なるため、金型が新たに起されているうに思われます。なんとも贅沢な製品化ですが、ひょっとしたらプレミアムXやホワイトボックス版でノーマルのセダン仕様が発売になったりするかもしれません。華やかなメタリックボディ、バイナルトップ、豪華なフルホイールキャップの姿も是非見てみたいな~と思います。・・・フォード・トリノ、シボレーインパラ、ビュイック・グランナショナル等々、ワイルドスピードシリーズを含むグリーンライトの劇中車シリーズのおかげで比較的安価に1/43アメリカ車のバリエーションが増え、嬉しい限りであります。

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↑今回の新製品、ブルースモビルのメガフォン付き仕様と、イリノイ・ステート・ポリスのローヤル・モナコ

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↑先に発売されたシカゴ警察仕様の'75 ダッジ・モナコと今回発売になったイリノイ州警察仕様の'77 ダッジ・ローヤル・モナコ。ミニカーのボディは似ていますが別金型のようです。

続・フツーなインターミディエート Neo '78 Dodge Monaco

さ、今回も当ブログにおけるGM/FORDに対するクライスラー系車種の記事アップ数不均衡を(多少なりとも)是正する「クライスラー強化計画」を遂行致します。

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↑う~ん、フロントバンパーにプッシュバー、フロントピラーにスポットランプを装着したくなっちゃいます・・・。

先週ご紹介したダッジのインターミディエート、コロネット系列は、'77モデルイヤーに入ると突如フルサイズからモナコの名前を襲名します。どういう意図でこのような移行がなされたのかはよく分かりませんが、伝統の名前であるモナコをインターミディエートに譲ったフルサイズは、ローヤルモナコと呼ばれるようになりました。同じような事はプリマスでも一足早く起きていて、'75モデルイヤーにインターミディエートがサテライトからフューリーに改名、フルサイズはグランフューリーを名乗るようになっています。

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↑ダッジのインターミディエートは'77年のフェイスリフトで角型4灯ヘッドランプのタテ目にスタイルチェンジ。同時に名前をコロネットからモナコへと変更します・・・しかし翌年'78年には消滅してしまいました・・・。

'77のフェイスリフトでは、ボディの基本的なシルエットはそのままに主にフロントマスクの変更が行われ、標準タイプの角型ライトをタテに2段に配置した点が特徴的でした。どことなく'60年代のポンティアックやフォードを連想させるいわゆる”タテ目”ですが、この標準角4灯ヘッドランプによるタテ目はシボレーのシェベルやモンテカルロ、フォードのLTDⅡやグラナダなど、70年代中盤~後半のアメリカでは割とポピュラーな処理でありました・・・そうそう、日本にもルーチェ・レガートなんてクルマがありましたっけ。

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↑わずか2年間の製造でしたが、この車種はポリスカーやタクシーとしての需要も大きく、一時期のTVドラマや映画でもお馴染みの存在でありました。

モデルはNEOのレジン製完成品で、発売・当方の購入もかなり以前の事となりました。例によって各部にエッチングのパーツをちりばめた精巧な造りですが、リアバンパーの取り付け位置を含めテールがやや下がり気味な事と、エッチング板に透明のレジンを盛ったようなヘッドランプが、特徴的なタテ並びランプとは分かりにくい点がちょっぴり残念でしょうか・・・。プラ台座の裏側に残しておいた値札を見ると、諭吉様お一人で若干のお釣りが来る価格でした。・・・最近はNEOもじわじわと値上がりし、従来以上に購入がためらわれる状況となってしまいました。。。

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さて、このモナコですが、4ドアセダンでモデル化されているのは言うまでもなくポリスカーやタクシーのバリエーションを販売するためと思われ、実際にそうした仕様でも発売されています。今回ご紹介しているのはノーマルなセダン仕様ですが、渋めなグリーン1色の塗装や深リムのスチールホイールにハーフキャップといういでたちは、シンプルを通り越してスパルタンな印象で、どう見ても警察のアンダーカーバーカーにしか見えないのであります(笑)。

フツーなインターミディエート・・・ WHITEBOX '73(?) Dodge Coronet Sedan

当方自身、ちょっと飽きてきた感もありますが・・・当ブログにおけるGM/フォードに対するクライスラー車の記事アップ数不均衡を多少なりとも是正するための「クライスラー強化計画」、粛々と続けたいと思います・・・。

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今回ご紹介するのは'73年型(?)のダッジ・コロネットであります。年式を”?”としたワケは、ミニカーのケースには'73と表記されているものの、中央が小さく尖ったラジエターグリルは'72年型の特徴であり、一方、リアバンパーにビルトインされたテールランプが2分割なのは、'71~'73までのこのボディのどの年式ともマッチしないからなのです。細部の考証が甘かったのか、それともこういう仕様が存在したのか分かりません。個人的には'72年型ではないかなと思っています。

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↑'71モデルイヤーに登場したダッジ・インターミディエートのコロネット。ミニカーの台座には'73の表示がありますが、ラジエターグリルの形状は'72のような気が・・・。

インターミディエートサイズのダッジコロネットは'65年にデビュー、同じ名前は'50年代にはフルサイズのクルマに使われていました。今回のモデルは'71年型でデビューした世代で、この時期のアメリカン・セダンとして典型的なスタイリングだと言えるかと思います。'71~'75年の間はセダンとワゴンのみのラインナップ、'75年に2ドアHTが復活した後、'77年モデルイヤーには上級車種であるフルサイズシリーズからモナコの名前を継承しました。セダンはポリスカーやタクシーとしてもお馴染みの存在です。

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↑モデルはイクソ系の金型を使用したホワイトボックスの製品。過去ご紹介済みのロシアの分冊百科のLAPD仕様と同じボディです。ラジエターグリルがメッキのままなのが惜しいですが、プロポーションやカラーリングなどは中々良い雰囲気。ポリスカーやタクシーでないノーマル仕様もオツなものです。

ミニカーはイクソ系の金型を使用したホワイトボックスブランドの製品。このブランドに関しては今一つ良く分からない部分があるのですが、外箱にはドイツのミニカーショップ(ディストリビューター?)であるモデルカー・ワールドのURLが記載されているので、そちらの特注或いはオリジナルブランドなのかも知れません。このコロネットの金型は、過去に当ブログでもご紹介済したロシアで展開された分冊百科のLAPDポリスカーと同一の物。他にタクシーシリーズにも使われたようです。

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↑余り高額になり過ぎるより、1/43モデルはこのくらいのバランスでも良いのではないでしょうか・・・。

安価な価格設定のため”さらっとした”仕上がりで、ラジエターグリルにスミ入れがなくメッキのままなのが惜しいですが、ボディのプロポーションやゴールドのボディ&アイボリーのバイナルトップなど中々良い雰囲気です。ホワイトボックスやプレミアムX、そしてイクソ自体の製品の1部は分冊百科と同じ金型が使用されていますが、それゆえ価格設定も低く抑える事が可能なのかもしれません。個人的には精密で高額なレジン完成品より、このくらいの製品の方が有り難いような気がする今日この頃です・・・。

クライスラー強化計画!? コイツを忘れる所だった!! ~Road Champs '69 Dodge Super Bee

月に3回程度の更新がデフォルトになりつつある当ブログ。。。ま、無理せずマイペースで行きたいと思います。当ブログ内での対GM/フォードに対するクライスラー系車種の記事アップ数不均衡を是正する「クライスラー強化計画」、今度こそプリマスを・・・と思いましたが・・・おっと!危うく当方お気に入りブランドのこのモデルを忘れる所でした。

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今回ご紹介するのはダッジのモパーマッスル、'69スーパー・ビーです。過去に'07ダッジ・チャージャー・SRT8 Super Beeをご紹介した時に黄色いボディの個体をご紹介済ですが、今回はコチラが主役であります。スーパービーはダッジのインターミディエートサイズであるコロネット系列をベースに誕生したマッスルカーで、440マグナムや426ヘミといったハイパフォーマンスエンジンや強化されたサスペンション等をセットアップする一方、快適装備はそのほとんどをオプションとする事でベース価格を低く抑えていた事が特徴的でした。独立した車種だったチャージャーとはまた一味違った渋い魅力のあるクルマだと思います。

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↑このマルーンメタリックの個体にはフロントフェンダーに383(キュービックインチ≒6.3リッター)のバッジが印刷されています。・・・マニアックな作り分けですが、果たして383でこのフードバルジはあったのかしらん?

マッスルカー最盛期に誕生したスーパービーは'68~'70までがコロネットベース、'71ではベースをチャージャーに移しましたが、折からの排ガス規制強化等により1年限りで消滅してしまいました。その後'07モデルイヤーでダッジ・チャージャーの限定車として復活、何回かに渡って限定車として生産されました。復活したチャージャーは4ドアボディという事もあり、個人的にはチャージャーというよりは’70年型辺りのコロネットを連想してしまいます。スペシャリティーのチャージャーがあるにも関わらず、コロネット系にも2ドアクーペが用意されていた'60~'70年代とは隔世の感があります・・・。

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↑こちらは過去にご紹介済のイエローの個体。エンジンフードバルジの側面に”SIX PACK”の表記があります。黄色いボディーにブラックのスチールホイールとバンブルビーストライプが良く似合います。

ミニカーは前述の過去記事でイエローの個体をご紹介済のロードチャンプス製。今回新たにご紹介するのはグレーメタリックとマルーンメタリックの個体。エンジンフードとドアが開閉するのがなんとなく懐かしい感じがしてしまいます(笑)。エンジンルーム内のディテールはこれまた昔懐かしいバスタブ型のレリーフ状表現ですが・・・エアクリーナーのカバーにオレンジの色差しがしてあって、フードを閉じていても光の加減でバルジの穴からその色がチラッと見えたりするのが非常に効果的だったりします。

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↑エンジンフードやドアが開閉するのがなんだか懐かしく、ちょっと嬉しくなってしまいます。(三角窓がボディ側に残っちゃうのはご愛嬌/笑)簡単な事ですが、特徴的なエアクリーナーカバーにオレンジの色差しがしてあるのが効果的。エンジンフードバルジのインテークが貫通しており、フードを閉じていても見る角度によってはその色が垣間見えたりします。

洗練されたヨーロッパの製品に比べると造形や仕上げのユルさも感じられるロードチャンプスですが、細部の拘りやちょっとした演出には、マッスルカーやポニーカーのご当地ブランドらしさにニヤリとさせられる部分もあって、ある意味実車のキャラクターとも合っているような・・・その車種選択と共に、やはり当方にとっては重要なブランドなのでありました。・・・と、日本ではマイナーなブランドであるロードチャンプスを持ち上げておいて、次回こそはプリマスの部へ突入・・・出来るかな!?

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↑さて、次回こそはプリマスのご紹介に突入!?

クライスラー強化計画!? & スクリーンを駆け抜けたクルマ達 ~GREENLiGHT '69 Dodge Charger Daytona from Fast & Furious 6

当ブログ内での対GM/フォードに対するクライスラー系車種の記事アップ数不均衡を是正する「クライスラー強化計画」、今回は先回ご紹介したホワイトの'70チャレンジャーと同時期に発売になったモデルをご紹介します。

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と言う事で、今回はグリーンライトの1/43ワイルドスピード劇中車シリーズの1台、6作目ユーロミッションでドミニクがドライブした'69チャージャーデイトナです。シリーズ6作目となるユーロミッションはロシアで発生した軍事用のチップ強奪事件に絡み、FBIのホブスがドミニクに捜査への協力を依頼する事から始まります。5作目MEGA MAXのラストで暗示されていた通り、死亡したと思われていたレティが記憶を失って生存していた事も分かり、ヨーロッパを舞台に例によってド派手な奪還作戦が展開されました・・・。ドムのドライブしたチャージャー・デイトナは、チップ奪還作戦の為にテズがオークション会場で調達した内の1台。元々日本車等スポコン(スポーツコンパクト)車による非合法ストリートレースの世界を背景にスタートした同シリーズも、回を追うごとにアメリカンマッスルカー等がアクションの主体となり、ストーリーやアクションもより派手で荒唐無稽な物へと変化しているように思います。

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↑コンペティションベースであるチャージャー・デイトナのレストモッド(レストア&モディファイ)仕様という想定の劇中車。実際はノーマルのチャージャーをベースにしていると思われますが、リアスポイラーの高さなどは劇中車としてのカッコ良さを考えたリファインがなされているようです。

さて、劇中車のチャージャー・デイトナですが、いわゆる「Restomod」と呼ばれるモディファイを受けた設定になっています。この辺りはこのミニカーをいち早く入手されたhirokiさんが3回にわたって記事にされているので、そちらを合わせてご覧下さい。(コチラコチラコチラ。hirokiさん、丸投げ勝手連ご容赦下さい/笑)実車のチャージャー・デイトナはコンペティションベースとして僅か50台が製造された激レア車なので、劇中車は恐らくノーマルのチャージャーをベースに製作されたレプリカであろうと思われます。色々調べてみると、ノーズはオリジナルのデイトナより短く、リアスポイラーは低くデザインされているようです。巨大なノーズコーンやリアのスポイラーと共にデイトナの大きな特徴であるファストトップ(デイトナのベースとなったチャージャー500から採用された、標準ルーフに対してより空力特性に優れたラウンドリアガラス)への改造はトランクリッドの変更を伴う大規模なものとなるため、かなりの困難が伴ったであったろうと思われます。あるいはチャージャー500をベースとした改造かも知れませんが、それとて500台限定生産の希少車。劇中車の実態が如何なるものだったのか気になります・・・。(コチラに劇中車の製作途上の姿や細部ディテールの貴重な画像が見られるサイトがありました!)
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↑モデルは安価なグリーンライトの1/43ワイルドスピードシリーズのなかでは上々の仕上がり。他仕様への転用を考えない劇中車専用金型として割り切り故の完成度なのかも知れません。

ミニカーの方はhirokiさんも仰られていた通り、1/43としては比較的リーズナブルなこのシリーズの中では仕上がりの良い製品と思います。(同じシリーズでも、先に発売されたポルシェなどはかなりハズレな仕上がりかと・・・)各部がスムージングされたダークレッド~マルーンメタリックのボディカラーや、固定ランプ化された独特のフロントマスク、落とされた車高と深リムの大径ホイール等々、劇中車の特徴を良く捉えています。インパネやステアリング、ロールバーなど内装にも頑張って色差しがなされています。この金型は劇中車仕様以外への転用は不可能と思われるので、却って使い回しを考えずに忠実な仕様再現が可能だったのかも知れません。映画の全世界的な人気を考えれば、金型費が回収できるだけの販売も期待出来るという事なのでしょう。

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↑劇中車のノーズはオリジナルのデイトナより短いとの事。ならば1/43モデルで比較を・・・って、1/43モデルの細部寸法は余りあてにはなりませんが。。。この画像でもノーズの長さの差は今一つ良く分かりませんね・・・。比較しているのは過去にご紹介済のユニバーサルホビー製の'69ダッジ・チャージャー・デイトナのロードバージョンです。

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↑こちらはオリジナルに比べて劇中車のスポイラーが低いことが分かります。オリジナルのデイトナのスタビライザー・ウイングは、開発にあたってNASAの協力を仰いだとも言われています。ノーズコーンの長さ共々、いわば勝つためのマシンとして性能追及と、劇中車としてのカッコ良さの違いでしょうか。興味深い部分です。

前回のバニシング・ポイント同様、最後に余談というかトリビアというか・・・本作、ワイルド・スピード ユーロ・ミッション(原題;FAST & FURIOUS6)”には、敵方の特殊車両としてフリップ・カーという全体がクサビ型のバギーのような車両が登場するのですが、その必殺技が対向車両の下に潜り込んで相手を横転させるという物でした。初めてにそのシーンを観た時、当方のアタマの中をよぎったのは・・・「これってH・Bハリッキーの幻の遺作、”バニシングin60 2(原題;Gone in 60 Seconds 2)”のスライサーそのものじゃん!」でした。それがハリッキーに対するオマージュなのか、最近何かと話題のパ〇リなのか、はたまた他人のそら似(笑)なのかは判りませんが、スライサーの動画を見つけましたので皆さんもご覧になってみて下さい。


↑撮影中の事故で監督・主演のH・Bハリッキーが亡くなり、未完成のまま幻の作品となったバニシングin60 2。ユーロミッションのフリップカ―のシーンを観てすぐに思い浮かんだのがこの作品に登場する”スライサー”でした。

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クライスラー強化計画!? スクリーンを駆け抜けたクルマ達~ これはどう見ても…'70 Dodge Challenger from VANISHING POINT

当ブログ内での対GM/フォードに対するクライスラー系車種の記事アップ数不均衡を是正する「クライスラー強化計画」、今度こそプリマスを・・・と思っていたら、今週もお世話になっているショップさんから「ご予約商品入荷のお知らせ」メールが・・・。

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↑劇中の夜の出発のイメージで・・・。久しぶりにフォトレタッチでライトを光らせました。実際のミニカーのライトは点灯しません(笑)。

今回入手したのはグリーンライトのワイルドスピードEURO MISSION劇中車のダッジ・チャージャー・デイトナ(次回ご紹介予定)と同ブランドの'70ダッジ・チャレンジャーR/T(ホワイト)。・・・プリマスのご紹介はまた先延ばしになりそうです(笑)。チャレンジャーの方の金型は基本的には先にご紹介したワイルドスピードX2劇中車仕様と同一で、特にそれとは謳われていないのでごく普通の'70 R/T仕様な訳ですが・・・。ホワイト1色のボディカラーや新たに起こされたスタイルド・スチールホイールを纏ったその姿からは、これはもう、いやが上にもカーチェイスムービーの傑作、”バニシング・ポイント(原題;VANISHING POINT)”を連想せざるを得ません。ボディが単色となった事でフォルムが良く判るようになったためか、新規パーツのホイールのお蔭か、或いはバニシング・ポイントのオーラ(単なる当方の思い込み?)によってか、仕上がりはワイスピ版のオレンジより良いように感じられます。

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↑グリーンライト製1/43モデルながら、特に劇中車とは謳われていない'70チャレンジャーR/T。しかしホワイト単色のボディはどうしてもバニシング・ポイントを連想させます。エンジンフードキャッチピンの有無、ドアミラーの形状と数、トランク下のリアパネルが黒く塗られている点がオリジナル版の劇中車との大きな相違点。因みに'97年のリメイク版のチャージャーはこの部分が黒く塗られている代わりにドアミラーがボディ同色のホワイト…。細部に拘るとなかなか悩ましい感じです(笑)。

作品についてはアメリカ車好き、モパー好きな方なら多くを語る必要もないでしょう。リチャード・C・サラフィアン監督、バリー・ニューマン主演によるアメリカンニューシネマ期の傑作。元海兵隊員で叙勲経験もあり、警官となるも善良であったがゆえに警察を追われた一人の男。その後レーサーとしても大成出来ずクルマの陸送屋に身を窶しているコワルスキーは、そんな自分の境遇を振り払おうとするかのように、デンバーからサンフランシスコまで15時間でダッジ・チャレンジャーを運べるか薬の売人と賭けをして出発。途中追跡してきた白バイ2台を振り切った事から指名手配され、進路にまたがる各州の警察から執拗な追跡を受ける事に・・・。スピード(アンフェタミン)を貪りながら自らのドライビングテクニックを駆使し、警察の無線を傍受していたDJのスーパーソウルらの助力を得て追跡をかわすコワルスキー。しかし、カリフォルニア州に入ると、サンフランシスコを目前にしてブルドーザー2台による強力なバリケードが・・・。コワルスキーはためらう事なく、消失点(バニシング・ポイント)に向かってチャレンジャーを加速させるのだった―。

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↑ワイスピ劇中車版のオレンジ+ブラック版の時は、正直、価格なりの仕上がりだな~と思ったのですが、ボディが単色になった故か、出来の良いスチールホイール+ホワイトレタータイヤのお蔭か、個人的にはそれより数段良い印象を受けます。価格含め積極的に良いモデルと言えそうです。

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さて、ここで幾つかバニシングポイントに関連したトリビアを。~ 今は活動休止状態になってしまっていますが、サウンドガーデンのクリス・コーネルと、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロ、ティム・コマ―フォード、ブラッド・ウィルクの4人で結成されたバンド、オーディオ・スレイヴの”Show Me How to Live”という曲のプロモビデオでバニシング・ポイントのシーンが使用されています。映画のシーンと新たに撮影されたバンドメンバーの映像が巧みにミックスされ(部分的には映画のシーンに4人のシルエットがCGで合成されていたりする)、テンポの良い編集でスピード感満点の映像に仕上がっています。当方はCochiseという曲が気に入って彼らのCDを購入していたので、このPVを初めて見た時はかなりビックリしたものでした。クリス・コーネル(007カジノロワイヤルのテーマ曲も担当)という人は、バニシング・ポイントのコレクターズエディションDVDの特典映像内でも作品について語ったりしているので、きっと強い思い入れがあるのでしょうね・・。



オリジナルが'71年に公開されたバニシング・ポイントは、'97年にヴィゴ・モーテンセン主演でリメイクされています。リメイク版のコワルスキーは過去の境遇や陸送屋という職業は同じでしたが、身重で危険な状態に陥った妻の元へ駆け付けたい善良な男として描かれています。この辺りは時代の空気の違いかもしれませんが、そうした主人公や作品の位置付けはともかく、本作ではモパーマニアの保安官とコワルスキーによるチャレンジャーvsチャージャーのカーチェイスが展開されます。チキンレース状態になった2台のR/Tエンブレムがクローズアップされたり、保安官が「モパーを捕まえられるのはモパーだけだ」と言ったり、保安官のチャージャーがブリットを彷彿とさせるブラックにブラックバイナルトップの'68チャージャーだったりと、コアなファンにはニヤリとさせられるシーンが盛り沢山・・・。DVD/ブルーレイ化されていないのが残念でなりません。

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↑リメイク版は時代性の違いかコワルスキーの描かれ方は大きく異なってましたが、劇中チャレンジャーvsチャージャーのカーチェイスは鳥肌モノのカッコ良さ!国内盤DVD/ブルーレイ化を切望します!ミニカーの世界なら、先に発売されたブリット仕様の'68チャージャーと組み合わせれば、簡単にこのシーンの雰囲気を楽しめます。チャージャーのリアバランスパネルに「女房や犬よりダッジが命」のステッカーを張らないと!(笑)

クライスラー強化計画!? ~'69とは大違い。 PREMiUM X '70 Dodge Charger 500

当ブログ内での対GM/フォードに対するクライスラー系車種の記事アップ数不均衡を是正する「クライスラー強化計画」、オートワールドの'70チャージャーR/Tは相変わらず家庭内行方不明。そろそろプリマスのご紹介に移行しようと思っていたのですが・・・。

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金曜日、いつもお世話になっているショップさんから嬉しくも恐ろしい「予約商品入荷のお知らせ」メールが・・・(笑)。今回の入荷はプレミアムXの'70 ダッジ・チャージャー500。当ブログ的にはとってもタイムリーな発売でした。・・・500と言えばNASCARのコンペティションベースとして、空力改善の為に延長したノーズと固定ヘッドランプ、ファストトップと呼ばれるノーマルと異なる形状のルーフを採用した特別な存在と言うのが当方の基礎知識でした。500をベースにあの独特なノーズやウイングを装着して誕生したチャージャー・デイトナについては過去にこちらの記事でご紹介しています。

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↑'69では特別な存在だった500のネーミングは、'70では量産モデルの中間グレードという位置付けへと変化していました。

ところが今回入手したモデルは、外観的にはごく普通の'70チャージャー。・・・そもそも'70で500?と気になって調べてみると、'70チャージャーにおける500の名称は一般的な量産モデルの1グレード、しかもスタンダードモデルとR/Tの中間に位置するミドルグレードに与えられたものでした。'69ではコンペティションベースとして500台限定生産された特別なモデル、'70では量産の中間グレードと、たった1年の違いでその名前の意味は大幅に異なる物なのでありました・・・。中間グレードでのミニカー化というのも或る意味貴重で個人的にはオツな物ですが、R/T仕様は(恐らく同一金型で)グリーンライト版で製品化の予定があるようです。

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↑プレミアムXのモデルは価格を考えればなかなか良い仕上がりと言えると思います。・・・が、テールランプが考証的に正しいかどうかは当方には良く判りません。

モデルの方は'70の特徴であるサラウンドタイプのラジエターグリルが再現されています。が、リア廻りの方は・・・本来'70の500とR/Tには左右が繋がったように見えるテールランプが採用されていた筈なのですが、このモデルには'69と同じタイプのテールランプが装着されています。'70でもスタンダードモデルのテールは'69と同じだった(らしい)ので、或いは500でもそういう個体があったのかも?調べてみたのですが今一つよく分かりませんでした。・・・余談ですが、ワイルドスピードでドムの愛車であった黒い'70チャージャー、そのテールランプが'69と同じ左右分割タイプだったのは、改造のベースが500やR/Tでなく、スタンダードモデルだったのかも知れません。(当方の推測の域を出ませんが・・・)

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↑今回ご紹介するプレミアムXの'70チャージャーと、グリーンライトの'68チャージャーブリット仕様はボディなどの基本部分は同一の金型による物のようです。

全体としては渋いブルーメタリックのボディに黒のバイナルトップのカラーやクロームモールディングの再現など雰囲気の良い仕上がりとなっています。このモデル、どうもダイキャストのボディ部分や床板などは先に発売になったグリーンライトのブリット劇中車仕様の'68年型と同一のように見えます。両年式で異なるボディサイドのマーカーランプ('68は小さな丸型、'69~'70は長方形)は印刷で処理されています。この手法であればラジエターグリルさえ新作すれば'69年型も簡単に製作出来る筈・・・。出来る事なら'69も製品化して頂いて、ジェネラルリーやダーティ・メリー クレイジー・ラリー仕様の劇中車も製品化して欲しいな~と思います。

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↑70年当時のクライスラー広報資料のグレード展開イラストによると、'70のベーシックグレードはボディ同色のリアパネルに、'69に似た左右分割タイプのテールランプを装着していたようです。果たして500にもこのテールランプを装備した例があったのか???

クライスラー強化計画!? ~最新型・・・に近いモデル American Heritage '12 Dodge Charger R/T

当ブログ内での対GM/フォードに対するクライスラー系車種の記事アップ数不均衡を是正する「クライスラー強化計画」、結局夏休みはまた1回サボってしまいました。。。気を取り直して続けたいと思います。。。(汗)

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先回ご紹介した4世代目の後、FF小型車のオムニをベースとした5代目を最後に途絶えていたチャージャーの復活は、2006モデルイヤーまで待たねばなりませんでした。復活した6代目はそれまでの2ドアクーペから一転、ハードトップ風の4ドアセダンへと姿を変えていました。しかしその力感溢れるスタイリングや、旧型とは言えメルセデスベースのシャシー+ヘミV8エンジンという組み合わせによるパフォーマンスの高さはチャージャーの名に恥じぬものだったと言えるかと思います。小型FFベースだった5代目に較べれば、遥かにダッジらしさやマッスルカーらしさを備えていたように思います。

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↑'11モデルイヤーで大幅なスタイルチェンジを行った6代目チャージャー。よりシャープでマッチョなデザインと言えると思います。その後'15モデルイヤーで再び大きなスタイルチェンジを行っています。

初期タイプの'06, '07年型は過去にノレブの製品(コチラコチラ)でご紹介していますが、今回ご紹介するのは2011年に大幅なスタイルチェンジを行った、現時点で言えば”中期型”とも言うべきモデルです。ボディはよりエッジの立ったものになり、大型化されたラジエターグリルやボディサイドのキャラクターライン、左右が繋がったテールランプなどから、当方は何となく'70年型を連想してしまいます。'15年型では再度スタイリングが大幅に変更され、LEDを使用したヘッドランプなどにより表情が大きく変化しています。

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↑モデルはアメリカン・ヘリテージ・モデルス名義ですが、金型はファーストレスポンスと同一の物と思われます。

さて、ミニカーの方はアメリカン・ヘリテージ・モデルス製。ですが、金型そのものはポリスカー仕様をメインとするファースト・レスポンスと同一の物と思われます。それをベースにアンマークドポリスカー(覆面パト)仕様でもなく完全な市販仕様に仕立てたものです。ホイールの径やタイヤの偏平率はこれで良いのか!?といったツッコミをしたくなる部分もありますが、中期~後期タイプがミニカー化される事は少ないので有難い製品と言えるでしょう。アメリカン・ヘリテージ版には特に年式の表記はありませんが、ベースとなった(?)ファースト・レスポンス版は2012年型と言う事になっているのでそれに倣っておきました。ノレブの初期タイプと並べるとなかなかオツなものです(笑)。

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↑左右が繋がったテールランプは、何となく'70年型を想起させます。

この辺り、フォードのポリスインターセプター(2013年にフェイスリフトしたトーラスベース)等もしかりですが、アメリカでもポリスカーのミニカーは1/43スケールが例外的にポピュラーな事もあり、ポリスカー仕様をラインナップしている実車は1/43で製品化される確率が高くなります。ダッジ・チャージャーの場合、アメリカンヘリテージ版とは別にファーストレスポンス版にもアンマークドポリスカー仕様があり、そちらにはスチールホイールや各種ライトバー、アンテナなどのオプションパーツが付属するらしいのですが、ボディカラーがグレーメタやゴールドなど”それっぽい”物になるので悩ましい所。アメリカンヘリテージ版のR/Tらしいボディカラーは、やはり市販バージョンとして魅力的な物と言えるのかも知れません・・・。

クライスラー強化計画!? マッスルからラグジュアリーへ NEO '76 Dodge Charger

ワンダーランド・マーケットの報告も済んだ所で、またもやクライスラー強化計画に戻ってダッジ・チャージャーご紹介の続きです。

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ダッジのスペシャリティクーペとして'66年に誕生したチャージャー。初代、2代目とワルなイメージとハイパフォーマンスが魅力のマッスルカーとして独特の存在感を放っていましたが、先にご紹介した3代目辺りからオイルショックの影響を受け、強力なパワーユニットの消滅と共にそのキャラクターは少しづつ変化を強いられるようになりました。そして'75モデルイヤーに誕生した4世代目は、もはやマッスルカーではなく、どちらかと言えばラグジュアリーなパーソナルクーペと言ったイメージのモデルとなっていました。

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↑かつてのワルなカッコ良さは何処へやら、ジャガーを彷彿とさせるラグジュアリーなパーソナルクーペへと変貌した4世代目のチャージャー。オイルショックや排ガス対策など、時代の流れの影響も色濃く感じられるモデルです。

直線基調の2ドアHTボディは、どことなくジャガーのXJ系を彷彿とさせる異径丸4灯のマスクが特徴的です。が、それはチャージャー専用の物ではなく、ベースとなったコロネット系のHTと基本的に共通のボディであり、クライスラー版として誕生したコルドバとも同一の物であったため、残念ながら独自性と言う面では大きく後退した感は否めませんでした。チャージャーのボディをベースとしたマグナムの誕生と共にその栄光の名は一度姿を消し、後の'80年代にオムニをベースとした小型FFクーペに使われた時期もありましたが、らしいモデルとしての復活はクライスラー300のシャシーを使用した2005年型まで待たねばなりませんでした・・・。

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↑モデルはNEOのレジン完成品。エッチングパーツや美しい塗装は見応えがあります。カラーコーディネートされたバイナルトップの質感も良い感じ。・・・ですがウインドウ周りは危なっかしい感じがします・・・。

モデルの方はこの年代のアメリカ車にはめっぽう強いNEOの製品。先にご紹介した3台目共々、1/43で歴代チャージャーを並べる上でとても有難い製品化でありました。正直、初代や2代目に比べて地味な3代目や4代目に大枚をはたくのは辛くもあるのですが、そうした車種の製品化が可能なのがレジン製モデルの強みとも言えるので・・・毎度の事ですがこの辺りはコレクターとしては悩ましい部分であります・・・。

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↑同じダッジチャージャーでも、人気の高い2代目や、ポリスカーのベースとなる6代目などはモデル化にも恵まれていますが、この世代辺りは少量生産に適したレジン製品ならではのモデル化と言えそうです。

そのフィニッシュは美しいワインレッドメタリックの塗装やエッチングを多用した精密な仕上がりで見応えがありますが、透明なフィルムを張り付けてエッチングのサッシュで押えただけのウインドウ類は長期的な安定性の面でやや不安な感じもします。尚、海外ショップの限定モデルにはシルバーボディ+ブラックのバイナルトップのバリエーションも存在するようです。高価格故カラーバリエーションまではフォロー出来ませんが、このチャージャーの発展形とも言えるマグナムの製品化は密かに期待していたりします(笑)。
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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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