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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

スクリーンを駆け抜けたクルマ達; Blues Mobile & Illinois State Police from "The Blues Brothers"

・・・少々飽きて来たので「クライスラー強化計画」は今回でひとまず終わりにしたいと思います。

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↑劇中のショッピングモールのシーンを再現。・・・ブルースモビルは過去ご紹介済みの第1弾製品の方です。(フォトレタッチでライトが点灯したような表現にしてあります。ミニカーのライトは点灯しません/笑)

当ブログにおける、GM/フォードに対するクライスラー系車種の記事アップ数不均衡を多少なりとも是正しようというクライスラー強化計画、振り返ってみると昨年の3月末くらいから始めて、マイペースな亀更新ながらおよそ30記事くらいをUPしました。果たして不均衡は是正されたのか?・・・と、カテゴリー欄を見てみると、記事のアップ数は・・・GM=156、フォード=160、クライスラー・・・84。。。やっと半分強といった所でしょうか。まだまだ道のりは険しいのですが、当方自身ちょっと中だるみになってきたのと、他にも色々とご紹介したいブツもあるので、「クライスラー強化計画」は今回でひとまず終了としたいと思います。とりあえずのトリを飾るのは、少し前に発売になったグリーンライトのハリウッドシリーズからの新製品。映画”ブルース・ブラザース(原題;The Blues Brothers)”の劇中車、ブルース・モビルこと'74ダッジモナコのメガフォン付きバージョンと、'77ダッジ・ローヤルモナコのイリノイ州警察仕様です。

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↑ブルースモビルのベースである'74ダッジモナコに関しては、過去記事のミニチャンプス製モデルコーギー版ブルースモビルグリーンライト版第1弾を参照下さい。

先ずはブルースモビルの方ですが、当ブログでも過去にご紹介している通り、グリーンライトでは既に製品化済み。新製品ではルーフに巨大なメガフォンを搭載、「トゥナイトオンリー~」と、遂に再結成になったブルース・ブラザース・バンドのライブコンサート開催の宣伝を行っていた時の仕様を再現しての製品化となりました。今回、色々と確認したくて久しぶりに作品のDVDを観たのですが、ルーフにくくりつた巨大なスピーカーは、公園の放送塔から失敬した物でした。また、ブルースモビルのリアウインドウを打ち抜いたのはイリノイナチの面々と思い込んでいたのですが、ライブの仕事を横取りされたカントリーバンド、グッド・オールド・ボーイズの面々による物でした。

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↑ルーフに巨大なスピーカーを載せた以外は、ボディの汚しや”グッド・オールド・ボーイズ”の面々に打ち抜かれたッリアウインドウなどの再現は前回製品に準じているようです。

さて、ブルースブラザース劇中車として今回新たに製品化されたのは、イリノイ州警察仕様の'77ダッジ・ローヤル・モナコ。基本的にはブルースモビルの'74モナコと同一のボディですが、'75モデルイヤーに上級2車種がローヤル・モナコ、ローヤル・ブルーアムへ改称され、格納式のコンシールドヘッドランプを採用しました。その後'77モデルイヤーではモナコの名称はインターミディエートへと継承され、フルサイズはローヤルモナコ系列だけになりますが、この年限りで消滅しました。ベーシックなモナコよりも大きく立派なラジエターグリルを持ち、コンシールドヘッドランプと相まって高級感のあるスタイリングとなっています。

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↑今回新たに製品化されたイリノイ州警察仕様の'77ダッジ・ローヤル・モナコ。この世代のボディでは最終年式にあたります。この後、ダッジのフルサイズはやや小型化されたセントレジスへと引き継がれました。

劇中、イリノイ州警察のポリスカーは前半のショッピングモールでの一大カーチェイスと、ライブ会場からハイウェイまでの追跡シーンに登場します。今回モデル化された10号車は、ショッピングモールでの追跡にあとから参加した方で、モール内で転覆してぐるぐる回転していた個体です(笑)。劇中は夜間のシーンのためライトが露出していて気づかなかったのですが、、改めて確認するとモナコではなくローヤル・モナコだったのですね。恥ずかしながら、今回グリーンライトのモデルがライト格納状態で製品化されたため初めて気付いた次第です。再確認すると、後半、シカゴ市内でブルースモビルを追跡したシカゴ警察の車両にも、ローヤル・モナコが多数含まれていました。

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↑'74モナコとは大きく表情の異なるローヤルモナコ。ボディの金型は新規に起されているようです。'74ボディ流用でお茶を濁すのではなく、微妙な違いに新作で対応しているのは凄いと思います。

グリーンライトのミニカーですが、ブルースモビルの方はルーフに巨大なスピーカー(まさにメガフォン/笑)を載せた以外は以前の製品と基本的に同じようです。イリノイ州警察のローヤル・モナコは前述の通り顔周りの造形が大きく異なるため、金型が新たに起されているうに思われます。なんとも贅沢な製品化ですが、ひょっとしたらプレミアムXやホワイトボックス版でノーマルのセダン仕様が発売になったりするかもしれません。華やかなメタリックボディ、バイナルトップ、豪華なフルホイールキャップの姿も是非見てみたいな~と思います。・・・フォード・トリノ、シボレーインパラ、ビュイック・グランナショナル等々、ワイルドスピードシリーズを含むグリーンライトの劇中車シリーズのおかげで比較的安価に1/43アメリカ車のバリエーションが増え、嬉しい限りであります。

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↑今回の新製品、ブルースモビルのメガフォン付き仕様と、イリノイ・ステート・ポリスのローヤル・モナコ

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↑先に発売されたシカゴ警察仕様の'75 ダッジ・モナコと今回発売になったイリノイ州警察仕様の'77 ダッジ・ローヤル・モナコ。ミニカーのボディは似ていますが別金型のようです。
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続・フツーなインターミディエート Neo '78 Dodge Monaco

さ、今回も当ブログにおけるGM/FORDに対するクライスラー系車種の記事アップ数不均衡を(多少なりとも)是正する「クライスラー強化計画」を遂行致します。

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↑う~ん、フロントバンパーにプッシュバー、フロントピラーにスポットランプを装着したくなっちゃいます・・・。

先週ご紹介したダッジのインターミディエート、コロネット系列は、'77モデルイヤーに入ると突如フルサイズからモナコの名前を襲名します。どういう意図でこのような移行がなされたのかはよく分かりませんが、伝統の名前であるモナコをインターミディエートに譲ったフルサイズは、ローヤルモナコと呼ばれるようになりました。同じような事はプリマスでも一足早く起きていて、'75モデルイヤーにインターミディエートがサテライトからフューリーに改名、フルサイズはグランフューリーを名乗るようになっています。

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↑ダッジのインターミディエートは'77年のフェイスリフトで角型4灯ヘッドランプのタテ目にスタイルチェンジ。同時に名前をコロネットからモナコへと変更します・・・しかし翌年'78年には消滅してしまいました・・・。

'77のフェイスリフトでは、ボディの基本的なシルエットはそのままに主にフロントマスクの変更が行われ、標準タイプの角型ライトをタテに2段に配置した点が特徴的でした。どことなく'60年代のポンティアックやフォードを連想させるいわゆる”タテ目”ですが、この標準角4灯ヘッドランプによるタテ目はシボレーのシェベルやモンテカルロ、フォードのLTDⅡやグラナダなど、70年代中盤~後半のアメリカでは割とポピュラーな処理でありました・・・そうそう、日本にもルーチェ・レガートなんてクルマがありましたっけ。

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↑わずか2年間の製造でしたが、この車種はポリスカーやタクシーとしての需要も大きく、一時期のTVドラマや映画でもお馴染みの存在でありました。

モデルはNEOのレジン製完成品で、発売・当方の購入もかなり以前の事となりました。例によって各部にエッチングのパーツをちりばめた精巧な造りですが、リアバンパーの取り付け位置を含めテールがやや下がり気味な事と、エッチング板に透明のレジンを盛ったようなヘッドランプが、特徴的なタテ並びランプとは分かりにくい点がちょっぴり残念でしょうか・・・。プラ台座の裏側に残しておいた値札を見ると、諭吉様お一人で若干のお釣りが来る価格でした。・・・最近はNEOもじわじわと値上がりし、従来以上に購入がためらわれる状況となってしまいました。。。

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さて、このモナコですが、4ドアセダンでモデル化されているのは言うまでもなくポリスカーやタクシーのバリエーションを販売するためと思われ、実際にそうした仕様でも発売されています。今回ご紹介しているのはノーマルなセダン仕様ですが、渋めなグリーン1色の塗装や深リムのスチールホイールにハーフキャップといういでたちは、シンプルを通り越してスパルタンな印象で、どう見ても警察のアンダーカーバーカーにしか見えないのであります(笑)。

フツーなインターミディエート・・・ WHITEBOX '73(?) Dodge Coronet Sedan

当方自身、ちょっと飽きてきた感もありますが・・・当ブログにおけるGM/フォードに対するクライスラー車の記事アップ数不均衡を多少なりとも是正するための「クライスラー強化計画」、粛々と続けたいと思います・・・。

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今回ご紹介するのは'73年型(?)のダッジ・コロネットであります。年式を”?”としたワケは、ミニカーのケースには'73と表記されているものの、中央が小さく尖ったラジエターグリルは'72年型の特徴であり、一方、リアバンパーにビルトインされたテールランプが2分割なのは、'71~'73までのこのボディのどの年式ともマッチしないからなのです。細部の考証が甘かったのか、それともこういう仕様が存在したのか分かりません。個人的には'72年型ではないかなと思っています。

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↑'71モデルイヤーに登場したダッジ・インターミディエートのコロネット。ミニカーの台座には'73の表示がありますが、ラジエターグリルの形状は'72のような気が・・・。

インターミディエートサイズのダッジコロネットは'65年にデビュー、同じ名前は'50年代にはフルサイズのクルマに使われていました。今回のモデルは'71年型でデビューした世代で、この時期のアメリカン・セダンとして典型的なスタイリングだと言えるかと思います。'71~'75年の間はセダンとワゴンのみのラインナップ、'75年に2ドアHTが復活した後、'77年モデルイヤーには上級車種であるフルサイズシリーズからモナコの名前を継承しました。セダンはポリスカーやタクシーとしてもお馴染みの存在です。

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↑モデルはイクソ系の金型を使用したホワイトボックスの製品。過去ご紹介済みのロシアの分冊百科のLAPD仕様と同じボディです。ラジエターグリルがメッキのままなのが惜しいですが、プロポーションやカラーリングなどは中々良い雰囲気。ポリスカーやタクシーでないノーマル仕様もオツなものです。

ミニカーはイクソ系の金型を使用したホワイトボックスブランドの製品。このブランドに関しては今一つ良く分からない部分があるのですが、外箱にはドイツのミニカーショップ(ディストリビューター?)であるモデルカー・ワールドのURLが記載されているので、そちらの特注或いはオリジナルブランドなのかも知れません。このコロネットの金型は、過去に当ブログでもご紹介済したロシアで展開された分冊百科のLAPDポリスカーと同一の物。他にタクシーシリーズにも使われたようです。

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↑余り高額になり過ぎるより、1/43モデルはこのくらいのバランスでも良いのではないでしょうか・・・。

安価な価格設定のため”さらっとした”仕上がりで、ラジエターグリルにスミ入れがなくメッキのままなのが惜しいですが、ボディのプロポーションやゴールドのボディ&アイボリーのバイナルトップなど中々良い雰囲気です。ホワイトボックスやプレミアムX、そしてイクソ自体の製品の1部は分冊百科と同じ金型が使用されていますが、それゆえ価格設定も低く抑える事が可能なのかもしれません。個人的には精密で高額なレジン完成品より、このくらいの製品の方が有り難いような気がする今日この頃です・・・。

クライスラー強化計画!? コイツを忘れる所だった!! ~Road Champs '69 Dodge Super Bee

月に3回程度の更新がデフォルトになりつつある当ブログ。。。ま、無理せずマイペースで行きたいと思います。当ブログ内での対GM/フォードに対するクライスラー系車種の記事アップ数不均衡を是正する「クライスラー強化計画」、今度こそプリマスを・・・と思いましたが・・・おっと!危うく当方お気に入りブランドのこのモデルを忘れる所でした。

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今回ご紹介するのはダッジのモパーマッスル、'69スーパー・ビーです。過去に'07ダッジ・チャージャー・SRT8 Super Beeをご紹介した時に黄色いボディの個体をご紹介済ですが、今回はコチラが主役であります。スーパービーはダッジのインターミディエートサイズであるコロネット系列をベースに誕生したマッスルカーで、440マグナムや426ヘミといったハイパフォーマンスエンジンや強化されたサスペンション等をセットアップする一方、快適装備はそのほとんどをオプションとする事でベース価格を低く抑えていた事が特徴的でした。独立した車種だったチャージャーとはまた一味違った渋い魅力のあるクルマだと思います。

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↑このマルーンメタリックの個体にはフロントフェンダーに383(キュービックインチ≒6.3リッター)のバッジが印刷されています。・・・マニアックな作り分けですが、果たして383でこのフードバルジはあったのかしらん?

マッスルカー最盛期に誕生したスーパービーは'68~'70までがコロネットベース、'71ではベースをチャージャーに移しましたが、折からの排ガス規制強化等により1年限りで消滅してしまいました。その後'07モデルイヤーでダッジ・チャージャーの限定車として復活、何回かに渡って限定車として生産されました。復活したチャージャーは4ドアボディという事もあり、個人的にはチャージャーというよりは’70年型辺りのコロネットを連想してしまいます。スペシャリティーのチャージャーがあるにも関わらず、コロネット系にも2ドアクーペが用意されていた'60~'70年代とは隔世の感があります・・・。

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↑こちらは過去にご紹介済のイエローの個体。エンジンフードバルジの側面に”SIX PACK”の表記があります。黄色いボディーにブラックのスチールホイールとバンブルビーストライプが良く似合います。

ミニカーは前述の過去記事でイエローの個体をご紹介済のロードチャンプス製。今回新たにご紹介するのはグレーメタリックとマルーンメタリックの個体。エンジンフードとドアが開閉するのがなんとなく懐かしい感じがしてしまいます(笑)。エンジンルーム内のディテールはこれまた昔懐かしいバスタブ型のレリーフ状表現ですが・・・エアクリーナーのカバーにオレンジの色差しがしてあって、フードを閉じていても光の加減でバルジの穴からその色がチラッと見えたりするのが非常に効果的だったりします。

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↑エンジンフードやドアが開閉するのがなんだか懐かしく、ちょっと嬉しくなってしまいます。(三角窓がボディ側に残っちゃうのはご愛嬌/笑)簡単な事ですが、特徴的なエアクリーナーカバーにオレンジの色差しがしてあるのが効果的。エンジンフードバルジのインテークが貫通しており、フードを閉じていても見る角度によってはその色が垣間見えたりします。

洗練されたヨーロッパの製品に比べると造形や仕上げのユルさも感じられるロードチャンプスですが、細部の拘りやちょっとした演出には、マッスルカーやポニーカーのご当地ブランドらしさにニヤリとさせられる部分もあって、ある意味実車のキャラクターとも合っているような・・・その車種選択と共に、やはり当方にとっては重要なブランドなのでありました。・・・と、日本ではマイナーなブランドであるロードチャンプスを持ち上げておいて、次回こそはプリマスの部へ突入・・・出来るかな!?

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↑さて、次回こそはプリマスのご紹介に突入!?

クライスラー強化計画!? ~モパー軍団の末弟 '68 Dodge Dart GTS

ワンダーランドマーケットと静岡ホビーショーを長々引っ張った上に先週1回サボリの当ブログ(笑)。手薄だったクライスラー系車種をフォローする強化計画に戻りたいと思います。。。

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今回ご紹介するのはダッジのコンパクトカーであるダートです。この車名は'60年にダッジのフルサイズの内で最も短いホイールベースを持つシリーズに名付けられましたが、代を追うごとに小型化し、'63年型からはコンパクトクラスのクルマへと生まれ変わりました。コンパクトクラスとはいっても兄弟車のプリマスバリアントよりホイールベースが長く、全長もセダンでは5m弱とライバルのシボレー・コルベアやフォードファルコンよりもかなり大柄で、車幅が1.8m以下とスリムとは言え、一体どこがコンパクトなの?とツッコミたくなるようなサイズでありました・・・。

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↑コンパクトベースの末弟ながら、モパーマッスルらしいワルな雰囲気の外観は血統を感じさせます。搭載エンジンもGTSでは340cu.in.(5,6L)のV8エンジンが標準となっていました。

そんな微妙なコンパクトクラスのダートですが、そのエンジンルームにV8を押し込んだ高性能モデルが存在した点はライバル達と同じ。'67年末には今回ご紹介するV8エンジンを標準搭載したGTSがラインナップに加わります。340cu.in.(5.6L)のスタンダードの他、426(7L) ヘミや440マグナムさえも用意されていたのですから、末弟でありながらある意味最強のモパーマッスルだったと言えるかも知れません。外観も同時期のモパーマッスル達と同じバンブルビーストライプを纏うなど、マッチョな雰囲気の盛り上げにも抜かりがありません。小さいながらもどこかワルな雰囲気が漂うあたりはクライスラーの血統を受け継いだクルマと言えると思います。

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↑モデルはハイウェイ61のレジン製完成モデル。高価ですがこうした車種のラインナップは小回りの効くレジンならではと言えるかも知れません。製品名は単純に1968 DODGE DARTですが、ボディの各所にGTSの表記が見られます。

モデルの方は以前'69マスタングBoss 302をご紹介したHIGHWAY61のレジン完成品です。例によって窓廻りなどにエッチングパーツが奢られていますが、ワイパーがオミットされていたり、ホイールが一般的なシルバー塗装だったりするなど、高価な割には物凄く精密と言う訳でもありません。しかしながらこういう車種はやはり大量生産を前提とするダイキャストでは製品化しにくいでしょうから、レジンであるが故の展開と思うので、そういう意味では大いに感謝したい所であります・・・。

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↑ご紹介しているブラックの他、レッドとイエローのバリエーションもあり。どれも良く似合っているのですが・・・すべてを買いそろえるには予算が。。。

このモデル、今回ご紹介したブラックの他、レッド(というかピンク?)やイエローもあってどれもそれぞれに魅力的だったのですが、何せ高価だったので全色買い揃えるのはちょっと無理・・・。さんざん悩んだ挙句一番ワルな感じのするブラックをチョイスしたのでした・・・。前述の通りレジンゆえに製品化されたとも言えるのですが、それ故バリエーションまでは揃えられないという、コレクターとしては悩ましいジレンマに陥ってしまうのでありました。。。

クライスラー強化計画!? ~ロシアから来たポリスカー  '73 Dodge Coronet LAPD

このモデルは別の機会にご紹介しようと思っていたのですが、FZIRO様から頂いたコメントに関連して急遽登板です。

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ダッジコロネットの名称は、'49年にダッジ初の戦後型としてデビューした歴史ある物です。'59年型を最後に1時途絶えていましたが、'65年からインターミディエート(中型車)として復活。今回ご紹介するのは'71年型として登場した世代。'77年型から名称が変更され、先回ご紹介したフルサイズからモナコの名前を受け継ぎますが、翌'78年に生産終了となってしまいました。プリマス版の兄弟車であるサテライトと共に、ポリスカーとして多くの映画やドラマでもお馴染みの存在でありました。そうそう、我々の世代はトミカの外国車シリーズで慣れ親しんだものでしたね・・・。

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↑映画やTVドラマでお馴染みダッジのインターミディエート、コロネットのポリスカー、しかも意外と製品の少ないLAPD(ロサンジェルス市警察)仕様なのが嬉しい1台です。

インターミディエートとはいってもそこは'70年代初頭のお話。全長5..26m(末期モナコでは5.545m)全幅1.975m、全高1.36mと堂々たるサイズを誇り、搭載エンジンもフルサイズと同等の440cu.in(7.2リッター)マグナムエンジンまでが用意されており、ポリス・インターセプターの多くにもマグナム440が搭載されていたであろうことは想像に難くありません。ポリスカーやタクシーのベースとなる4ドアセダンの他、ワゴンボディがありましたが、プリマス版のサテライトにあった2ドアHTはなく、実質的に同時期のチャージャーがそのポジションとなっていました。

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↑このミニカーはディアゴスティーニの分冊百科、しかもロシアで発売されているシリーズからの1台です。とうほうは海外オークションでロシアの出品者様から入手。

さて、今回ご紹介するミニカーは、ディアゴスティーニがロシアで展開している分冊百科系のシリーズの1台で、何とも嬉しい事に映画でもお馴染みのLAPD(ロサンジェルス市警察)仕様です。ミニカー自体はイクソ系の物のようですが、他のシリーズでタクシー仕様が製作されている他、White Boxシリーズでノーマルのセダン仕様が日本でも発売される予定となっています。イクソ系のモデルはプレミアムXを含め比較的安価な価格設定を維持していますが、このように1つの金型を様々な仕様・ブランドで有効活用する事もその秘訣かも知れません。こうした施策はバリエーション、価格の面から見ればコレクターとして歓迎して良い部分ではないかと思います。

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↑ミニカー自体はイクソ系のモデルのようです。他のシリーズでタクシーになっていた他、ノーマルセダン仕様はWhite Boxブランドで日本へも入荷する予定です。

かつてミニカーコレクターの情報源は直接ショップで仕入れるか、専門誌、同好の士からの口コミによるしかありませんでした。インターネットが普及した今日では、かつては知らなかったモデルが存在している事や、それらをネットショッピングで入手する事も出来るようになりましたが、このモデルもeBayでその存在を知った1台。はるばるロシアから届きました。送料を含めてもかなり安価な価格設定でした。少々時間が掛かりましたが無事到着。出品者様は分冊百科の冊子も同梱して下さいましたが、残念ながらロシア語のためサッパリ読めず。。。写真で雰囲気を楽しむのみであります・・・。

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↑ロシアの出品者様は分冊百科の冊子も送ってくれたのですが・・・残念ながらロシア語で全然読めません。。。写真を眺めて雰囲気を味わうのみです・・・。

クライスラ―強化計画!? ~ブルースモビルのベース車両 MINICHAMPS '74 Dodge Monaco

タイムリーな新製品発売により、ブルースモビルでスタートしたクライスラー強化計画。今回はブルースモビルのベースとなった'74ダッジ・モナコをご紹介したいと思います。

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先回ブルースモビルのご紹介でも触れましたが、モナコはこの世代までが伝統的なフルサイズセダン。先代までは同じフルサイズラインに下級グレードのポラーラがが存在しましたが、’74年型でこのボディに移行した際にモナコ/カスタム/ブルーアムとなり、’75モデルイヤーから上級モデルがローヤル・モナコ、ローヤル・ブルーアムと改称されコンシールド式のヘッドランプでリンカーンなどと似た雰囲気の顔付きになっています。ベーシックなモナコはポリスカー、タクシーなどに活用された事は言うまでもありません。やがて時は流れ、払い下げられたポリスカーの1台がブルースモビルになるのですね(笑)。

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↑旧き佳きアメリカンフルサイズとしてはダッジ最後の世代となった'74~ダッジモナコ。ブルースモビルとしてポピュラーな存在となった車種ですね。

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↑大きさが大きさだけに伸びやかなフォルムですが、ボディ後方に向かって下降するボディサイドのプレスラインなど、意外と優雅なスタイリングだったりします。

この世代のモナコ系列は僅か4年間で製造終了し、ダッジ・フルサイズ伝統の名称はひとクラス下のインターミディエートだったコロネットを改称する形で継承されます。その後ダッジは各部の設計を刷新し、1周り小さく近代化された新フルサイズのダッジ・セントレジスをデビューさせますが、こちらも僅か3年で製造が打ち切られクライスラー系はフルサイズセダン不在の時代が長く続く事となるのでした・・・。

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↑'74ダッジモナコはブルースモビルの”ご利益”もあってか、1/43でも数社が製品化する人気車種ですが、今の所ノーマルな市販セダン版を発売しているのはミニチャンプスだけと思われます。

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↑ブルーメタリックは単色ボディ、グリーンメタリックの方は黒のバイナルトップと作り分けられているのも嬉しい点です。

アメリカン・フルサイズセダンはひとたび金型を起こせばポリスカーやファイアチーフカー、タクシーとしてバリエーションを作りやすいため、各年代で代表的な車種が製品化されています。そうした中でもこのダッジ・モナコは人気の高い車種で、1/43でもコーギー、ミニチャンプス、オートワールド、グリーンライトから発売されています。内コーギーとグリーンライトがブルースモビルを製品化しているのは先回ご紹介している通り。やっぱりモデル化人気の要因として大きいのではないかと思います。

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↑この2台の他にゴールド/黒バイナルトップも発売されています。当方はブルー単色は比較的安価に入手出来ましたが、最近のミニチャンプスは価格が高めにシフトしているのがツライ所です・・・。

今回ご紹介するのはミニチャンプスの製品。やはりポリスカー、ファイヤーチーフ、タクシー等のバリエーションが展開されていますが、ノーマルのセダンを発売しているのは今の所ミニチャンプスだけです。何だかんだ言ってもやはりプロポーション・フィニッシュ共に安定感のある仕上がりです。先述の通りポリスカー等で製品化される事の多いフルサイズセダン、ノーマル仕様での製品化は意外と少ないので貴重な存在です。ミニチャンプスは或る時期、このモナコや'70チャレンジャー、'68チャージャー、'74フォード・トリノなどアメリカ車を製品化していた時期がありました。その車種選択は色々と劇中車を展開するつもりなのでは?と密かに期待したのですが、残念ながら今の所そのような動きはありません・・・。

クライスラー強化計画!? いきなり劇中車 GREENRiGHT "Bluesmobile" "Cicago Police"

クライスラー強化計画第1弾を何にしようかと思案していたら、タイムリーな新製品の発売が・・・。今回の記事は同じクライスラー系劇中車繋がりで、覆面える様のマーミット製1/25ポインター号の記事へプチ勝手連返しです。

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↑画像はグリーンライト製ミニカーとコーギー製フィギュアの共演です。

・・・と言う事でブルースモビルであります。言うまでもなく、'80年に製作されたコメディ・ミュージカル(!?)の大傑作、”ブルース・ブラザース(原題;The Blues Brothers)”でジェイク(ジョン・ベルーシ)・エルウッド(ダン・エイクロイド)のブルース・ブラザースと共に主役級の大活躍を見せたクルマです。そのブルースモビルのベースになっているのは’74年式のダッジモナコ。'74~'77年の間に製造され、旧き佳きフルサイズセダンとしてモナコの名を名乗った最後の世代となります。'76~'77の上級仕様であるローヤル・モナコ、ローヤル・ブルーアムでは、格納式のコンシールド・ヘッドランプを採用していましいた。その後モナコの名前はコロネットを改称する形で、'77年からインターミディエートに引き継がれる事になりました。

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↑警察払い下げ車両の'74ダッジ・モナコ。昔ながらのフルサイズボディに440エンジンを搭載した元ポリス・インターセプターです。

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↑待望のグリーンライト・ハリウッドシリーズの1/43モデル。プロポーションはちょっぴりビミョ~な感じですが、フロントピラーのスポットランプやブッシュバー、撃ち抜かれたリアウインドウ等々ディテールの拘りはかなりのものです。

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↑劇中車のくたびれた感じをウエザリングで再現。汚しはルーフやタイヤ&ホイールにまで及んでいます。

日本では考えにくい事ですが、アメリカでは退役した古いポリスカーを中古車として一般に払い下げる事が普通に行われているようです。中古とはいえ、高性能なポリス・インターセプターを民間に払い下げてしまって良いんですかね・・・。で、劇中ではジェイクの服役中に先代ブルースモビル=キャデラックをマイクと交換してしまったエルウッドが、次世代ブルースモビルとして選んだのがよりにもよって警察払い下げ車両の'74ダッジ・モナコだったという皮肉な設定でした。・・・が、そこにはエルウッドなりの美学があったようで、コップ・ショック、コップ・サスペンション、440エンジン搭載のブルースモビルは時に神掛かりなポテンシャルを発揮。ジェイクとエルウッドを何度も窮地から救いますが、2人が世話になった孤児院救済というミッション遂行の中でバラバラになってしまったのでした・・・。

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↑こちらは映画の後半、シカゴの市街地に入ったブルース・ブラザースを追跡し、街中に廃車の山を築き上げたシカゴ警察仕様の’75ダッジモナコ。実際の劇中車は'75よりも76や'77の方が多かったです。

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↑モデルはこの時代のライトバーやポリスカー特有のスポットライト等のポイントをしっかり押さえています。深リムのスチールホイールに装着されたタイヤは、この時代の物としてはちょっとハイトが低過ぎる感じです。

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↑う~ん、、当方のつたない撮影技術では分かりにくいかも知れませんが・・・'74 のブルースモビルは横桟基調のラジエターグリルなのに対し、'75のシカゴ・ポリスは格子状グリルなのがお分かり頂けるでしょうか・・・。単にスミ入れの仕方の違いかも知れませんが、モールドが違うように見えなくもない・・・。

ミニカーは個人的にその発売を待ちわびていたグリーンライトの1/43モデル。先にご紹介した新旧エレノアに続くハリウッドシリーズの第2弾となります。製品化されたのはブルースモビルこと'74ダッジモナコと、シカゴ市街に入ったブルース・ブラザースを執拗に追跡し、廃車の山を築きあげたシカゴ警察仕様の'75ダッジ・モナコ・・・製品名に年式まで記載されていますが、果たして違いはあるのかしらん・・・。実車の'74と'75ではラジエターグリルのパターンがちょっと違うかな~という感じですが、この2台のミニカーは・・・よ~~く見るとちゃんとラジエターグリルが作り分けられている!(ように見えます・・・) もっとも、劇中でブルースモビルを追跡していたポリスカーの多くは'76~'77年型だったのですが・・・。

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↑ブルースモビルとシカゴ警察仕様のダッジモナコは、老舗ブランドのコーギーからも発売済。それぞれブルース・ブラザースとポリスオフィサーのフィギュアが付属していました。尚、シカゴ警察仕様は劇中車として発売された訳ではなく、ポリスカーシリーズの一環として発売された物でした。

古くから当ブログを観て下さっている方は或いはご記憶かもしれませんが、このブルースモビルとシカゴ警察仕様のモナコは既にコーギーが1/43で製品化しており、当方もコチラの過去記事にてご紹介しています。双方を比較すると中々興味深いのですが、ボディのプロポーションや各部のフィニッシュはコーギー版の方が優れているように感じます。また、コーギー版はブルースモビルにジェイクとエルウッド、シカゴ警察車にポリスオフィサーのフィギュアが付属している点もポイントが高いです。一方、グリーンライト版は前述の通り'74と'75でグリルを作り分けている(!?)他、ドライバー側フロントピラーに装備されたスポットランプや、イリノイナチの一派に銃撃されて破損したリアウインドーを再現するなど、マニアック度合いでは一歩上を行っていて甲乙が付け難い感じです・・・と、製品の優劣を比較するよりは、ブルースモビルが複数のブランドで1/43ミニカー化されて並べられるという幸せを噛みしめたいな~と思います(笑)。

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↑ブルースモビル、シカゴ警察仕様それぞれ左奥がコーギー、右手前がグリーンライト製です。ボディのプロポーションと全体的な仕上げはコーギー、劇中車としてのディテールの再現度や汚しっぷりはグリーンライトと甲乙付け難い感じです。

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↑ジェイクとエルウッドをあしらったパッケージもやっぱり楽しい仕上がりです。

未年はじめはやっぱりこれで・・・。PREMiUM-X '87 DODGE RAM, Spark '05 DODGE RAM SRT-10

未年の2015年、第1回目の更新は・・・う~~~ん、やっぱりこれしか思いつきません。

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↑羊のぬいぐるみは奥さんから借りました。(笑)

・・・と言う事でダッジ・ラムであります。フォードのFシリーズ、GMのC/Kシリーズ(現シボレー・シルバラード,GMC・シエラ)と並ぶクライスラーのフルサイズ・ピックアップ。Ramという単語は雄羊を意味するようです。(もちろんパソコンのパーツの事ではありません)因みに子羊はLamb、ラム酒はRum、ラムちゃんは・・・(以下略/笑)。ラムの名前はRAM-VANとしてフルサイズバンにも使われていましたが、2009年からは単なる車種名ではなく、クライスラー系のピックアップ及び商用車を含むディビジョン名となっています。

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↑今になってみると、四角四面の実用一点張りなデザインも味があるように思います。スチールホイールにホワイトレターのタイヤが良い雰囲気です。

先ずご紹介するのは初代の'87年型(ミニカー記載による)。ダッジのピックアップ・トラックに正式に”ラム”の名が冠されたのは'81年登場のこの世代からのようです。四角張ったボディデザインはまさに往年のフルサイズピックアップそのものといった佇まいで、後の世代に比べると質実剛健なイメージ。4分割のラジエターグリルは'86モデルイヤーから採用になった模様です。通常型のシングルキャブ、2ドアのままキャビンを延長したエクステンドキャブ、4ドアのクルーキャブ、そして後輪がダブルタイヤになったヘビデューティーユースのデューリー等多彩なバリエーションを誇り、ショートホイールベースで脱着式のハードトップを被せたSUVスタイルのラムチャージャーも存在します。

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↑個人的な好みですが、1/43のダイキャストモデルはこの位の作り込みが丁度良いのではないかと思います。

ミニカーはプレミアムXブランドのダイキャストモデルで、ロングホイールベースのシングルキャブ仕様。日本にはボディカラーがレッド単色のバリエーションも入っていますが、当方はシルバーと濃紺のツトーンカラーをチョイス。同様のツートーンはS130系フェアレディZ等にも見られましたが、70年代末~80年代の流行を感じさせますね。最近の1/43ミニカーとしては比較的安価な価格設定ですが、程良く作り込まれた好ましい仕上がり。このモデルの金型は元々欧州の書店系アイテム、ボンドカーコレクションの「消されたライセンス」劇中車用に起こされた物です。(ボンドカーコレクション仕様はお友達の覆面えるさんのコチラの記事を是非合わせてご覧下さい。 )

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↑2台目以降現行に至るまで、立体感に溢れた大型のラジエターグリル&エンジンフードがクライスラーピックアップの特徴となり、フォードやGMとは一線を画したスタイリングを形作っています。

さて、ダッジ・ラムは'94モデルイヤーに第2世代へとモデルチェンジ。(ミニカーはコチラの過去記事を参照願います)大きく突き出たラジエターグリルが特徴的なスタイリングに生まれ変わった第2世代へと進化し人気を博します。そしてその基本コンセプトを受け継いで誕生したのが'02モデルイヤーに登場した第3世代です。スタイリングは先代の基本イメージを踏襲しつつよりマッチョになりましたが、マッチョなのはスタイリングだけではなく、超ド級スポーツカー、バイパーと同じ8.3リッターV10エンジンを押し込んだSRT-10までもが存在します。日本人の感覚からは考えにくいですが、これもアメリカ流のクルマ文化なのだと思います。その後'09モデルイヤーに現行4世代目にモデルチェンジして今日に至っています。

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↑エンジンフードのスクープやトノカバー、前後スポイラーなどSRT-10の大迫力ボディを的確に再現しています。

モデルはスパーク製のレジン完成品で、バイパーと同じV10エンジンを搭載したSRT-10のクアッドキャブ(クルーキャブ)仕様です。エンジンフードのスクープ、リアベッドのトノーカバーや前後スポイラーなど、迫力満点のスタいリングを見事に再現、見ごたえのある仕上がりとなっています。スパークではこの世代のRAMを色々と製品化しており、他に2ドアショートボディのSRT-10、4輪駆動のクアッド・キャブ、後輪ダブルタイヤのデューリー等もリリースしています。ユニバーサルホビーの2世代目と合わせると1~3世代目までが揃うので、どこかが4世代目を製品化してくれると全世代が揃うのですが・・・。

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小さな体躯にデカい顔 ~ FIRST RESPONSE '83 DODGE DIPLOMAT

今回はちょっと渋めの1台をご紹介します。


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↑インターミディエートで全長5mそこそこですが、エラそうな顔をしています。


本日ご紹介するのはダッジ・ディプロマット、'77年に登場したクライスラーのインターミディエートセダンです。ダッジ・アスペン/プリムス・ヴォラーレのシャシーを延長して誕生し、同じMボディとしてはプリムス・グランフューリー、クライスラー・ルバロン、ニューヨーカー/フィフスアベニュー等が存在ました。小さくなったとは言え、全長5mを超えるRWDとして、ポリスカーとしても活躍。シボレー・カプリースやクラウン・ビクトリアと並び、映画やドラマでもお馴染みの存在でした。


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↑小柄(当時の米国基準です/笑)ながらがっしりしたボディといかめしいツラ構えが独特の個性を醸し出しています。


オイルショック以降、デトロイトにダウンサイジングの嵐が吹き荒れていた頃のクルマであり、慣れない小さな寸法に苦心の跡がありありと見られるようなスタイリングです。切り立ったリアウインドー、短いリアオーバーハング。何とか豪華さを保とうと、仰々しいグリルやクロームのモールディングで精一杯飾り立てた結果、なんとも賑やかな外観となっています。大きなアメリカ車が好きな当方は、当時は好きになれないクルマでした。・・・が、今見るとこれはこれでイイ(笑)。小さいけれどがっしりした体躯、威張っているようなデカいツラは何となくブルドックを連想させます。


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↑基本的に以前、映画「ユージュアル・サスペクツ」の劇中車としてご紹介したモーターマックスの金型を使用していますが、各部ディテールはブラッシュアップされています。画像は有りませんが、基本的には床板まで共通です。


ミニカーはポリスカーミニカーを得意とする・・・というか、ほぼポリスカー専門のファースト・レスポンスの製品。同ブランドの例に漏れず多種多様なポリスカーのバリエーションが展開されていますが、今回ご紹介するグリーンメタリックやブルーメタリックのノーマル仕様や、嬉しい事にイエローキャブ仕様も発売されています。似ているな~とは思っていたのですが、どうやら基本的には過去にご紹介したモーターマックス製の金型を使用しているようです。しかし、エンジンフード先端のペンタスターエンブレムがエッチング製になっていたり、タイヤ&ホイールが精度の高いものに交換されていたり、アンテナやドアミラーなどのディテールが追加されていたりと、そこここがグレードアップされています。


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↑ホイール、ライトバー、アンテナ、ブッシュバー・・・アンダカバーカーや郡警察仕様などの単色ボディの個体を製作出来るよう、多数のパーツが付属しています。


さて、先程ノーマル仕様と書きましたが、そこはファーストレスポンス製品。ただのセダンで済む筈はありません(笑)。このミニカーには各種ライトバーやホイール、アンテナ、ノーズに装着するブッシュバーやスポットランプ等々、その筋のパーツがこれでもか!とばかりにテンコ盛りで付属しており、アンダーカバーカー、或いはアンマークドカーと呼ばれる、いわゆる覆面パトカーに仕立てる事が出来るようになっています。彼の地(米国)でもポリスカーモデルの世界では1/43がメジャーな存在のようなので、今後もこうしたポリスカーに使用された車種の製品化を期待したい所であります。


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↑プロトタイプはファーストレスポンスのサイトによると'85という事になっています。その年代では上級モデルは顔付きが変わっていた筈。ベーシックグレードのこの顔(旧型のまま)はポリスカーのベースとしては好適なチョイスでしょう。(因みにオリジナルのモーターマックス版は'83と表記されていました。


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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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