1/43cu.in.

1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

Road Champs '65 Mustang GT

・・・という事で、先ずは比較的新しいモデルから。

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ロードチャンプスはアメリカのJAKKS Pacific社が展開している(展開していた?)ブランドで、どちらかと言うとカプリスやクラウンヴィクトリアをベースとした膨大なポリスカーのバリエーションで知る人は知っている存在です。1950年代~90年代のクルマも色々とラインナップしており、アメリカ車を1/43スケールでコレクションしようという私のような人間には有り難い存在です。

モデルはアメリカ系のメーカーらしい、ツボを心得た車種選択とマニアックなディテールのモデルがある一方、違う年式のカラーリングが施されていていい加減だったりする事もあり、良く言えばおおらかで大陸的であります。

このマスタングはというと、貴重なノーマルフォードバージョンのファストバックモデルでパッケージには1965 FORD MUSTANG GTとありますが、ラジエターグリルは'65タイプ、ホイールキャップは'66タイプ、そしてクォーターピラー部は特徴的なルーバーが無く'66シェルビーGT350風になっていて少々アヤシイ仕様となってます。プロポーションはフロントウインドがやや寝すぎている感がありますが、リアビューなどは中々良い線行っているのではないかと思います。
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'64 1/2~'66 Mustangミニカーバリエーション

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ここからまたマスタングに戻って、'64 1/2~'66マスタングのミニカーを何台かご紹介しましょう。どこまでを初代マスタングというかは諸説ありますが、'64 1/2から'70までを第一世代とするのが一般的です。上の写真は初期のフォード社の広告写真の並びを、1社で3つのボディタイプ全てを網羅しているロードチャンプスのミニカーで再現してみたものです。

初期のマスタングは実車が大ヒットしたクルマなだけに、新旧様々なミニカーが発売されているのですが、残念ながら出来が良いと思えるモデルは余り多くないのです。ボディタイプとしてはコンバーティブルが比較的多いように思います。各社のモデルをご紹介しますが、さて、どれが一番実車のイメージを良く捉えていますでしょうか?

Brooklin Model '63 Oldsmobile Starfire

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少し年代が戻りますが、1963年型のオールズモビル・スターファイアです。フルサイズの88系の上級モデルで、強力な394cu.in CDIエンジンを搭載したモデルです。長くて広くてそして四角い、60年代初頭から中期にかけてのアメリカ車の典型的なスタイルをしています。同じ名前は70年代に入ってから、サブコンパクトのシボレーモンザの姉妹車にも使われました。オールズモビルは、いずれご紹介するトロナードや442・オーロラ等個人的に好きなクルマが多かったのですが、GMの経営合理化により残念ながらブランドそのものが消滅してしまいました。

モデルはブルックリンのホワイトメタル製。キャデラックやビュイックほど高級でなく、ポンティアックほどスポーティーでもないごく普通のアメリカ車、それゆえ私のような日本人から見るといかにもアメリカ車らしくて好ましく感じられるスタイルです。渋いマルーンメタリックのボディとコーディネートされたインテリア、ボディサイドを引き締めるストライプ・・・。ホワイトメタルの持ち味を活かして、どっしりとしたアメリカンフルサイズらしさを再現した好ましいモデルだと思います。

Dinky Toys '66 Ford Galaxie 500

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↑いわゆるタテ目のヘッドランプはこの時代の流行でした。

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↑それまでの丸いテールランプが四角に変化しています。

ギャラクシーはフォードのフルサイズで、1966年型としては最上級のLTD(リミテッド)と廉価版のカスタムとの中間に位置するシリーズです。フォードに限らず、この頃のアメリカ車は同じボディでもトリムレベルによって呼称が変わるクルマが多かったようです。428cu.in.のV8が標準の長く低い堂々たるボディは、これぞアメリカンフルサイズという風格に満ちていると思います。デュアルヘッドライトを縦に並べたいわゆる”タテ目”は、ポンティアックやフォード、ランブラー等、60年代に多くのアメリカ車に採用されていました。

モデルはフランスディンキー製で、ポリスカーやタクシー以外では珍しいフルサイズの4ドアセダンです。プロポーションはより低く長く見えるようにデフォルメされいるようにも感じられますが、タイヤの径が小さ目で他のクルマと並べると車高が低く見えます。特筆すべき点としてはエンジンフード、トランクリッドに加え4枚のドアが全て開閉する事が挙げられます。プロポーションを重視する近年のモデルと違い、この時代のミニカーは各部の開閉機構、点灯式のヘッドライト、前輪のステア機構等、様々なアイデアが盛り込まれていて、作り手のクラフトマンシップのようなものを感じることが出来ます。

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↑各部を開いた状態は中々壮観な眺めです。

Ertl Collectibles '64 Chevrolet Impala SS

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ローライダーもクールですが、ノーマル仕様ってやっぱり見ていて安心します。

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↑コンバーチブルを模したルーフラインが特徴的です。

続いて同じく1964年型シボレー・インパラSSです。インパラというと個性的なスタイリングの'59型や'58型が思い浮かびますが、この'64型はそれらに比べるとだいぶシンプルなスタイルです。(それでもその大きさ故に中々の押し出しですが・・・。)フルサイズボディながらリーズナブルな価格で好調な販売を記録しました。
”SS”はSuper Sportsの略で'61型から設定されたハイスペックエンジン、強化された足廻り等のパッケージオプションでした。'64型では独立したグレードとなり、基本的な性格はややマイルドなものとなっていたようです。


モデルはアーテル社”AMERICAN MUSCLE”シリーズの中では比較的少ない1/43スケール。シャシー等も細かく造り込まれ、黒いボディに赤の内装もバッチリ決まっています。ルーフがプラスチック製の別パーツになっているので、コンバーチブルのバリエーションが有ったか、或いは計画されていたのかも知れません。(私は見た事ありません。) 残念ながらエンジンフードとトランクリッドの材質が悪いらしく、表面がガサガサしていてエンジンフードを開けたらヒンジが折れてしまいました。。。このシリーズは1/43でも出来の良いモデルも多く、もっと色々なクルマをモデル化して欲しかったなあと思います。

EAGLE COLLECTIBLES '64 Plymouth Belvedere

初期マスタングはまだまだたくさんモデルがありますので、それらの前に同時代のクルマ達を何台かご紹介しましょう。

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ボディカラーはホワイトの他にブラック、レッドがあったと思います。

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50年代の終焉と共に全盛を誇ったテールフィンは急速に影を潜め、アメリカ車のスタイルは直線的でボクシーなものへと変化してゆきます。1964年型プリマス・ベルヴェディアは翌年からインターミディエートに分離される直前のモデル。装備や仕様等のトリムレベルの違いによりサヴォイ,ベルヴェディア,フューリー,スポーツフューリーと名を変えます。一見地味なスタイルですが最強エンジンは426cu.in.の”マックスウェッジ”が選択可能。ストックカーやドラッグレースで活躍し、かのリチャード・ぺティ氏もこのボディのマシンを駆っていたのでした。

写真のモデルはユニバーサルホビー社のイーグルシリーズで、シンプルながらアメリカ車らしい伸びやかなプロポーションを再現。幅の広いホワイトリボンタイヤも良い雰囲気です。上級のフューリーでなく、ごくノーマルな仕様である事がかえって味があって良いと思います。

BROOKLIN MODEL '63 1/2 Ford Falcon Sprint

マスタングを語る上で触れない訳にはいかないクルマがあります。マスタングの母体となった初代フォードファルコンをご紹介しましょう。

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↑インパネ上のタコメーターがスポーツモデルであることを物語ります。

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ファルコンは1960年にデビューし、シボレーコルベア、同シェビーⅡ、プリマスバリアント等と共にコンパクトカーブームの一角を成しました。マスタングとは異なり、実直でシンプルこの上ないT型以来のフォードらしいクルマでした。写真のモデルはブルックリン製のホワイトメタルモデル。(こうした高価なモデルは所帯持ちになってしまった今日では中々買えません。。。)'63 1/2型として追加されたスポーティーグレードのスプリントで、新しいハードトップルーフや260cu.in.のV8が特徴です。'64年型ではボディが一新されてしまったので短命に終わったモデルと言えそうです。こうした車種がモデル化されるのも、少量生産のホワイトメタルならではと言えましょうか。

ホワイトメタルモデル特有のずっしりとした重さ・がっちりとした造りで、'50~'60年代のフォード車のアイデンティティであった丸いテールランプが中々チャーミングです。

Dinky Toys '65 Mustang Fast Back

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上の白いモデルはフェンダーのエンブレムがデカールで床板がカシメ、下の黄色いモデルはエンブレムがモールディングで床板がネジ止めです。製造時期の違いと思われます。

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5年、マスタングに新しいバリエーション、ファストバッククーペが加わります。ルーフが後端に向かってなだらかに下降するスタイルで2+2とも呼ばれました。ボディバリエーションの出揃ったマスタングは年間50万台を超える販売台数を記録し、アメリカのみならず欧州や日本にも”スペシャリティーカー”という新しいジャンルを大流行させる事になったのでした。

初期マスタングのファストバックは、1/43モデルでは殆どがシェルビーGTになってしまい、ノーマルのフォード版は実はあまり多くありません。上の写真は英国ディンキーの古いモデルでボディのプロポーションは中々良いのではないかと思います。エンジンフード・トランク・ドアが全て開閉可能です。この他ではコーギー製のモデルも有名ですが、1/43よりも僅かにサイズが小さく当方は入手しないまま今日に至っています。

Minichamps '64 1/2 Mustang Conv.

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初代マスタングは1964年4月という、アメリカ車としてはやや中途半端な時期にハードトップとコンバーチブルの2タイプで発売されました。(通常、米国では年末に翌年の新型車を発表します。このため最初期のマスタングは'64 1/2年式と呼ばれるのですが、これはフォード社の正式な呼称ではないそうです。)

ソリドに続いては、一転して新しい製品のミニチャンプス製コンバーチブルです。さすがと言うか写真だけなら1/18と言っても判らない位の出来栄えです。ヘッドランプが少々大きいように感じますが、個人的には初期マスタングのコンバチのモデルとしては1/43では最良ではないかと思います。

日本では赤のボディに赤の内装のモデルが最初に発売され、ごく最近ライトブルーのボディーにダークブルー内装の仕様が発売されました。写真の白ボディー、赤内装はアメリカ向けのフォード社100周年記念モデルで、日本には正規には入って来ていないかもしれません。ボンドカーのアストンマーチンDB5とセットで”ゴールドフィンガー”セットとして発売してくれると嬉しいなあと思うのですが・・・。

Solido '64 1/2 or '65 Mustang HT

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ドアが開きますが、開けるとドアの縁やフェンダーの塗装が剥がれます。開けない事をオススメします

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この時代のソリド製品は電球が仕込まれていて室内を照らす物があり、このモデルもそうでした。
先ず最初にご紹介したいのは、1964年中盤にデビューした初代マスタングです。リー・アイアコッカ氏の卓抜なる着想の元開発されたマスタングは、コンパクトでスタイリッシュなクーペ専用デザイン、軽快な走行性能、大衆車であるファルコンのコンポーネンツを最大限活用した事による低価格、ベース車両+豊富なオプションによるフルチョイスシステムの導入等により爆発的なヒットとなりました。ベースモデルは直6エンジンでしたが、オプションで289cu.in.のV8エンジンをチョイスする事が出来ました。

写真は記念すべきマスタングの初代モデルにして最もベーシックな2ドアHTです。'65年にファストバックボディが追加されてからこのように呼ばれました。)ソリド製の古い製品で、私のコレクションの中でも最も好きなモデルです。何より初代マスタングの精悍で彫りの深いフロントフェイスのイメージを良く捉えていますし、ボディ全体もフェンダーの峰やエンジンフード中央の折れ線など実車のシャープなスタイルをよく再現していると思います。カラーも朱色に近い赤のボディに白のインテリアや、スカイブルーのボディに赤の内装等、ダイヤカットのヘッドランプと共に古きよき時代の雰囲気を良く伝えてくれるモデルだと思います。

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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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