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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

MINICHAMPS '68 Mustang Fastback 2+2

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↑写真に撮ってみると、その出来の良さを再認識させられるモデルです。


3月の終わりと共に'67~'68 マスタングも一区切り。最後に真打登場(!?)です。・・・このモデルの発売をどれだけ待った事か。手に取った時は天を仰ぎ「ああ、有難うポールズ・モデルアート社さん!!」と、心の中で叫びました(笑)。


ミニチャンプスの'68マスタングはブラック→ブルーメタリック→ゴールドの順に発売され、この間に映画”ブリット”の劇中車仕様が発売されました。(このモデルは別の括りでご紹介の予定。)イメージはバッチリ。厳密・正確なスケールダウンというよりは、実車のカタログ写真等、広角レンズで長さと広さを強調したイメージをそのまま3D化したような雰囲気を持っています。写実的、冷徹で面白みがない等といわれる事もあるミニチャンプスですが、実はこうしたデフォルメを結構やっています。特にスポーツカー系は車高を低くしたり、フロントガラスを寝かせたりといった処理を様々な車種のモデルで見る事が出来ます。どうしてなかなか実車のイメージ再現に意を注いでいるという事でしょうか・・・。


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↑ポニーエンブレムがオフセットしているブラックと、正しい仕様のゴールドの比較


ブリット仕様を別にすれば、ゴールドのモデルが私のお気に入り。何故かといえばラジエターグリル&ポニーエンブレムが、このカラーのみ正規の仕様になっているからです。一方ゴールドも含めホイールがメーカー純正品でなくアメリカンレーシング社製のアルミホイールとなっているのは前述の”ブリット仕様”を考慮しての事と思われますが、新たなバリエーションでホイールも含めた完全なノーマルバージョンも是非リリースして欲しい所です。(このホイールはこれでカッコ良いのですけれど・・・。)ゴールドが好きな理由はもう1つあって、このボディーカラーは子供の頃からローンスター製の1/64モデルでお馴染みだったのでした。今回、特別出演で並べて記念撮影してみました。(笑)


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↑当ブログ初の1/64モデル。英国ローンスター製マスタングとの並び。・・・ちょっと色味が違いました。。。


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Brooklin Models '68 Mustang GT

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続いて'68年型のマスタングをご紹介します。前年に大幅なスタイルチェンジを行ったので外観に大きな差異は見られません。米国の交通法規の改正に伴い、前後フェンダーにサイドマーカーランプが装備されるようになりました。同時にエンジンフードにもウインカーランプが装備されましたが、この機能的意味は?・・・ドライバーのためならインパネで充分な気がするし・・・。法規改正をファッションとして取り入れたのかもしれませんね。その他ではボディサイドのエアインテーク風の部分やリアパネル等クルマのマイナーチェンジとしては珍しくシンプル化する方向で変更されており、個人的には'68のスタイルは大好きです。(・・・まあ、映画”ブリット”ですっかり洗脳されているからかもしれませんが。。。)


画像はブルックリン・モデルのホワイトメタル完成品。'50sのクルマの製品が多い同社では珍しい'60年代後期の車種のモデル化でした。朱色がかった赤のボディカラーがいかにも'60年代の雰囲気を醸し出しています。今回ご紹介するノーマル・フォード版の他、同じ'68年型シェルビーGT500も製品化しています。(こちらはまた別の機会にご紹介の予定。)特にフォード版の'68は1/43では比較的近年まで製品化に恵まれておらず貴重な存在でありました。近年ではカスタムカー仕様にモディファイされて販売されているようです。例によってホワイトメタル製らしいずっしりとした重さで、見た目もがっちりした重厚な雰囲気です。同社の作風は正直'60年代以降のクルマには不向きな感もありますが(個人的感想)、リアの彫りの深い造形等なかなか見応えがあります。ボディサイドに"GT"のバッジがモールドされ、ホイールとリアのガスキャップには独特な縦書きのGTの文字が見えます。これら実車のディテールを忠実に再現している点はとても好ましいモデルだと思います。


流用か?コピーか??delprado '67 Mustang

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続けてマッチボックス'67マスタングのバリエーション・・・ではありません。かつて書店で販売されていたデルプラドの製品です。最近コンビにでも再販されていたミニカーですが、上の写真で見ると一見マッチボックスに非常に良く似ています。購入した当初は「ああ、マッチの金型を流用したんだな・・・。」と思ったのですが、な~んとなく印象が違います。細部を良く観てみると少しづつ異なる部分が散見されました。


Delprado_mustang_1


1. 先ずはヘッドランプ、上の写真で見ると、デルプラドの方がやや車体中央側に位置していて寄り目になっちゃってるのが判るでしょうか?


2. バンパー下のウインカー、大きさが異なります。色差しの違いだけではないようです。


3. フロントウインドーにモールドされたワイパーの形状が異なります。


Delprado_mustang_2


4. フロントウインドウの上端線、マッチは端に行くに従い微妙にカーブしていますが、デルは殆ど直線です。(写真ではちょっと判りにくいでしょうか。。。)


5. リアウインドーのコーナー部、マッチはRが付いていますが、デルは殆どピン角になってます。シルバーの印刷で誤魔化されている訳ではないようです。明らかに金型が異なります。


ちなみに床板はマッチが金属製で最初の”マッチボックス・ディンキー”時代はカシメ固定、”コレクティブル”以降はネジ止め、デルプラドはプラの床板&カシメでエンジン、ミッション等のレリーフも全く異なる形をしています。


殆ど間違い探しの世界ですが、ボディ本体の金型部分にも違いが見られますので、この2台は同一の製品ではないと思われます。この他、両社のアメリカ車では'63コルベット・スティングレーも似ている部分が多いです。たくさんの車種をミニカー化する上で、他社のモデルを参考にしたのかもしれません。ミニカーの場合、コピーがオリジナルを凌駕するケースはあまりないみたいですね。


Matchbox '67 Mustang Fast Back 2+2

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マッチボックス3番目のバリエーション。マスタング発売40周年記念バージョンで、以前ご紹介した'65 Mustang Conv.と'70 Mustang Boss 302と共に3車種各2色の6種類で発売されました。'67年型は上のブラック+レッドストライプ、下のブルーメタリック+ホワイトストライプでの発売。実車の写真等でも良く見かけるので、個人的には上のブラックがこのマッチボックスの金型では一番のお気に入り。赤のインテリアもスポーティな雰囲気です。この金型の歴代バリエーションを並べてみると、タイヤ&ホイールの出来、そのクルマのイメージにマッチするカラーリングというのがモデルの印象を大きく左右するのだなあと改めて感じました


ホイールの色差しやタイヤのホワイトレターもそれ以前のモデルに比べるとすっきりした印象になっていますが、エンジンフードのプレス部分にウィンカーのオレンジをプリントしてしまったのは蛇足だったかも?。ここにウインカーが設置されたのは'68年型からだと思うのですが・・・。それはともかくこのバージョンもマッチボックスの商標がマテルに渡ってからの発売。プラスチックケースではなくブリスターパックに入って売られていました。アメリカにおける1/43モデルの有り方やステータスの低さを示しているように感じてしまいます。


次回はこのマッチボックスに良く似た???デルプラドのモデルをご紹介します。


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Matchbox '67 Mustang Fast Back 2+2 (Part-3)

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続けてマッチボックスのバリエーション、こちらはフォード社100周年モデルです。この金型2回目の流用、2002年の発売でした。


フォード社100周年関係のミニカーというと、ミニチャンプスの一連の製品が馴染み深いですが、マッチボックスブランドでもこの'67マスタングの他、'53 F100ピックアップ、'55サンダーバード、'69ブロンコが発売されていました。(その他1/64や1/24の製品もあったようです。)・・・といってもこの頃にはマッチボックスブランドはマテルの保有になっていて、このミニカーの床板には"MATCHBOX"と"DINKY"のロゴに加えて、"Mattel, Inc."の刻印が加えられています。イギリスの代表的なミニカーブランド2つが中国を経てアメリカのマテル社に渡り、同じミニカーの床板に刻印されているというのも何やら複雑な気持にさせられます。


モデルの方はホワイトのボディにシンプルにGTストライプが配され、タイヤもホワイトレターではなく細身のホワイトリボンでノーマルな仕様を再現した好ましい仕上がりです。GTストライプがボディサイドに入った事でボディの厚ぼったさが緩和されているように感じますし、リアピラーのルーバー部や、リアフェンダーのエアインテーク風ガーニッシュ部への蛇足な色差しもなくなりスッキリしました。ボディの色味が今日風の純白なのが残念、アイボリーホワイトにしてくれたらバッチリだったのですが・・・。


Matchbox '67 Mustang Fast Back 2+2 (Part-2)

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こちらは前々回ご紹介した”マッチボックス・ディンキー”で新作した金型を、”マッチボックス・コレクティブル”シリーズに流用した製品です。基本的に同じキャスティングですが、ボディの塗装やタイヤ&ホイールの違いで随分違う印象に感じられます。このホイールは同じコレクティブルシリーズの'70年型マスタングBOSS429の物を流用しているので、'67年型用としては?なのですが、タイヤの太さ、トレッドの広さが改善されて随分見た感じが良くなっています。(ゴテゴテ飾り過ぎで、ややクドイ感もありますが・・・。)


このコレクティブルシリーズは先にご紹介した'66シェベル'66フェアレーンのように、このシリーズ用に新規に作製されたモデルと、'67マスタングや'57ベルエアのようにマッチボックス・ディンキーシリーズから仕様を変えて流用された物とが存在します。新規作製されたモデル達は床板のサスペンションや排気管等が別パーツ化されて立体感に溢れていますが、流用されたモデル達は簡単なレリーフ表現のみで見栄えが随分違います。


この”マッチボックス・コレクティブル”バージョンの'67マスタングには、ご紹介したレッド&ホワイト・ストライプの他に、ダークブルー単色のバリエーションも存在します。


Western Models '67 Mustang HT

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続けて'67年型HTのモデルをご紹介します。HT/Conv.もファストバッククーペ同様'67年からボディ外板を一新するフェイスリフトを行っていますが、プラキットや1/64モデルも含め以外にモデル化されていなかったりします。ご紹介するのはウェスタン・モデル製のホワイトメタル完成品で、1/43では非常に貴重なモデル化です。同社は'67コンバーチブルもモデル化していたのですが、高価だったため両方を入手する事は出来ませんでした。同社の他のモデルにも共通するがっちりした彫りの深い造形です。実車の正確なスケールダウンという感じではありませんが、迫力があって'67年型らしさはとても良く出ているように思います。


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同じ赤のHT同士で、私の大好きなソリドの初期型と比較してみました。台形になったラジエターグリルやより立体的になったヘッドランプベゼル、ドア断面の違い等がお分かり頂けるでしょうか?


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リア廻りはご覧のような違い。シャープで軽快な初期型、彫りが深くややアクの強くなった'67~。好みの分かれる所ですが当方は・・・どちらも好きです。それぞれに良さがあって選べません。(笑) '67以降スタイル的にははファストバックの人気が高かったようですが、HT/Conv.もなかなかカッコ良いのではないかと思います。


Matchbox '67 Mustang Fast Back 2+2

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先ずは順当に'67年型モデルからご紹介しましょう。モデルはマッチボックス、正確にはマッチボックス・ディンキー等と呼ばれていた時期の製品です。後にマッチボックスブランドで何度か仕様を変えて販売されていますがこの仕様での発売が初、'90年代初頭の事だと思います。ボディカラーは白のバリエーションもありました。床板や箱にマカオ製と記されています。


ミニカーショップの店頭で木型モデルの写真を見かけ、このモデルが発売予定である事を知った時、私は大いに期待したものでした。当時'67~'68マスタングの1/43モデルは殆ど無く、私が所有していたのはブルックリンモデルのホワイトメタル製'68年型のみでした。木型モデルの写真を見る限りプロポーションも良さそうに思えました・・・が、発売された製品を手にした時、正直ちょっとがっかりした記憶があります。木型の写真では良好に思えたプロポーションも製品になると実車の迫力が感じられず、タイヤが細く奥に引っ込んでいたのでその印象を更に悪くしてしまっているように感じられました。映画”ブリット”の'68年型の渋さを期待していたグリーンメタリックのボディカラーも何となく軽薄な感じで、リアピラーのルーバー部やリアフェンダーのエアインテーク風のガーニッシュ部等、余計な色差しも相まって今ひとつな仕上がりになってしまっています。


いきなり不満ばかり書き連ねてしまいましたが、私の知る限りシェルビーを除く'67年型ファストバックの1/43モデル化は、今日に至るもこのマッチボックス製と、マッチボックスに限りなく似ている(?)デルプラド製のみではないかと思われます。(ブルックリン、ミニチャンプス製は'68年型。)その意味ではとても貴重なモデル化ですし、後にボディカラーやタイヤ/ホイールに改良を受け印象もだいぶ良くなりました。今回それらのモデルもご紹介しようと思っています。


'67~'68 Mustang, ポニーカーからマッスルカーへ。

6768mustang


↑画像奥はIXO製'65 Shelby 350GT, 手前はミニチャンプス製'68 Mustang fastback 2+2です。(画像処理で色は変えています。)


まだまだご紹介したい'60年代中盤のアメリカ車はたくさんありますが、ひとまずマスタングに戻りたいと思います。


マスタングは'67年モデルイヤーに初の大幅なフェイスリフトを行います。初期モデルのイメージを受け継ぎながら、ボディ外板はほぼ全面的に新しくなり、よりダイナミックで筋肉質なデザインとなりました。最も大きな変化のあったのは上の画像のファストバック・クーペで、初期モデルが浅いノッチを残した軽快なスタイルであるのに対し、'67~モデルではルーフがテールエンドまでより緩やかに流れる形状に変わっています。独特のフロント&リアエンドもより彫りの深い造形になり、ボディサイドの断面も全く異なるものになりました。


変わったのは外観だけではありません。ディメンション的にも全長・全幅共に大きくなった他、ホイールベースは変わらないもののV8エンジン搭載モデルではトレッドも2インチ拡大されました。搭載エンジンにも大きな変化があり、それまで289cu.in.のみだったV8エンジンは、'67MYに390cu.in. '68MYに427cu.in. 428cu.in. CJ (コブラ・ジェット)とより大排気量、ハイパワーのエンジンが選べるようになります。それまでのコンパクトなボディ、軽快なスタイルと走行性能を有するポニーカーから、より大きくパワフルなマッスルカーへと変化の兆しを見せ始めたといえるでしょう。


'67年にはマスタング最大のライバル、カマロ/ファイアーバードやマスタングの兄弟車ともいえるマーキュリークーガー等が登場。'60年代終盤から'70年代初頭にかけてモパー達を始めマッスルカーが最も輝いた時代が到来します。初期モデル程のバリエーションはありませんが、先ずはマスタングからご紹介します。


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Author:Ponys41
昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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