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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

ミニカー・コラム・シフトVol.1~クラグスタンの謎 Cragstan Detroit Senior

・・・と言う事でミニカー・コラム・シフト第1回目は”クラグスタンの謎”をお送りします。


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クラグスタンの謎


何やら安物のミステリー小説の題名みたいですが、以下はイスラエル製のミニカーにまつわるお話しです(笑)。下の画像は前々回ソリドのモデルでもご紹介した'66オールズモビル・トロナード、今回はクラグスタンのデトロイトシニアシリーズの1台です。・・・クラグスタン?デトロイトシニア?聞いた事のないミニカーだと思われた方も多いかと思いますが、当ブログで以前から都度ご紹介しているガムダクール・サブラと基本的に同一のモデルでイスラエル製です。'60~'70年代頃に販売されていたようで、シンプルな構造&素朴な味わいですが、プロポーションはなかなか素晴らしい物が多いのです。上の画像のように積み重ねられるプラ製のケース、”スタッカブル・ポケットガレージ”に入っていた為車種によって縮尺がマチマチでした。・・・残念ながらこのトロナードはケースの大きさに制約されたのか車幅がせまくて実車のワイド&ローな雰囲気が欠けていて、縮尺も1/43より小さ目ですが。。。(以下小さい画像はすべてクリックでちょっと拡大します。)


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●クラグスタンはイスラエルの地名?(笑)


以前から色々と調べてはいたのですが、クラグスタン・デトロイトシニアとガムダクール・サブラの関係は当方には謎でした。クラグスタンと言う語感が何となくエキゾチックなフレーバーを感じさせるので、てっきりイスラエルの地名か何かではないかと思い込み地図帳で探してみた事もあります(笑)。そうこうする内、お友達のfziroさん覆面えるさんの記事やコメントからクラグスタンと言うのがアメリカの玩具メーカー、或いは玩具を扱う商社であるという事が判りました。同社はダイキャストのミニカーよりはティントーイが有名なようで海外のネットオークションで検索しても殆どがティントーイの出品です。日本製のティントーイも同社の扱いで米国内で販売されていたようですし、ダイキャストではお友達のねこざかなさん尾羽さんが拘って集めておられるAHIもクラグスタン名義で販売された物が有るようです。


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●僅かな手持ち資料を調べて見ると・・・。


手元にある数少ない貴重な資料、故中島登先生の著書、保育社カラーブックス491「世界のミニカーⅡ」を繰ってみると、国別ブランド名リスト イスラエルの項に以下の様に記されています。


Detroit        メタルダイキャスト  1/43  日本輸入  乗用車


Gamda      メタルダイキャスト  1/43  日本輸入  乗用車、バス、特装車


    Gamda-kool   プラ/ダイキャスト   1/43  日本輸入  乗用車


Sabra        メタルダイキャスト  1/43  日本輸入  乗用車


デトロイト、ガムダそれにサブラがそれぞれ別ブランドとしてリスティングされ、ガムダクールはガムダの1シリーズと位置付けられているようです。氏の別の著書、保育社カラーブックス127「世界のミニカー」には当方の手持ちよりも古い時代のミニカーがガムダとして写真と共に紹介されていました。これらのモデルが日本に輸入されていた証拠が一番上の画像のジャンクコンディションのシボレータクシー。当方が子供の頃にデパートのオモチャ売り場で買ってもらった物です(笑)。


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●判って来た(気がする・・・)クラグスタンとガムダクールの関係


日本では採り上げられる事の少ないこれらのシリーズ、ネットで日本語の記事を検索してもあまりヒットして来ません。最近、海外のサイトを検索して幾つか興味深い記述を見つけました。個人の方の書かれた記事ですので100%信用出来るか判りませんが、それらによるとこのシリーズは元々クラグスタン社がイスラエルのガムダ社に製造を委託してデトロイトシニアシリーズとして米国等で販売した物のようです。その後クラグスタン社が契約を更新しなかった為、ガムダ社が独自のブランド、サブラシリーズを立ち上げ、自前で販売を継続したという事のようです。たまたまですが当方の手持ちの中で'66ビュイックリビエラのクラグスタン・デトロイトシニア版とガムダ・サブラ版が有りましたので比較画像をお見せします。そう言われて見てみるとガムダクール・サブラのロゴ周辺は、金型改修した跡が見受けられます。↓


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以上が当方が少ない知識と資料、ネットを使って調べた結果です。・・・クラグスタンが製造・供給契約を更新しなかったと言う事は、主要マーケットであるアメリカでの販売が芳しくなかったという事かも知れません。今も昔も彼の地では標準スケールは不人気なんでしょうか?トホホ・・・。


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↑上は両シリーズで唯一の欧州車、VWビートルです。どうです?味わいの深さなら古のディンキーやCIJにもヒケを取らない堂々たる貫禄でしょ???(笑)


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突然ですが・・・”ミニカー・コラム・シフト”はじめます。(Vol.0)

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さて、'60~'70年代を中心に、アメリカ車を1/43ミニカーでアーカイブしようと言う目的で開設した当ブログ(本当か!?)毎回同じパターンでミニカーをご紹介するだけではつまらないな~と思うようになって来ました。


・・・そこで不定期で、気が向いた時に、ミニカーや実車について思っている事、時事ネタ、小ネタをつらつらと記してみたいと考えました。題して”ミニカー・コラム・シフト” (笑)。


思いつきの企画なので果たしていつまで続けられるのか、どの位のスパンで記事をアップ出来るか分かりませんが、取り敢えずはじめてみようかなあと思います。・・・ミニカーをコラムでシフトします。(意味不明。。。)


・・・と言う事で次回、Vol.1のお題は ~クラグスタンの謎~ です。明日か明後日にはアップ出来るかと・・・。お時間のある方はどうぞお気軽にお付き合い下さいませ。/Ponys41


'60年代の前衛~Solido '66 Oldsmobile Toronado

今回から数回に渡り、オールズモービル・トロナードのミニカーをご紹介したいと思います。


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トロナードはオールズモビルが誇る大型のパーソナル・ラグジュアリー・クーペ。第2次大戦前のコード等特殊な例を別にすれば大量生産されたアメリカ車としては初のFF(前輪駆動)車として'66モデルイヤーにデビューを飾っています。同じく巨大な前輪駆動車として知られ、実質的に兄弟車である'67~キャデラック・エルドラードより1年早いデビューとなりました。近年主流のエンジン横置ではなく縦置きのFFで、7リッターV8エンジンとトルクコンバーターは車体中央から助手席側(左側)にオフセットしてレイアウトされ、ドライバー側にトランスミッションとデファレンシャルが置かれてチェーンで接続されていました。何故GMが実用性が求められる小型車でなく、大型のパーソナル・カーであるトロナードやエルドラドをFF化したのかは判りませんが、流麗なクーペボディでありながらドライブシャフトがない事を利してフロントベンチシートで6人乗りのインテリアを実現していました。


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ボディのスタイリングは'60年代中盤と言うデビュー時期を感じさせないモダンなもの。一般的なアメリカ車のコンシールドヘッドランプとは異なり、イタリアンスポーツカーよろしく瞼が上に開くリトラクタブルヘッドライトやボディがウエストラインで膨らまずルーフからドア・フェンダーまで1枚の大きな面で構成されたデザインは当時としては非常に斬新、個性的かつ美しく、GMスタイリングの先進性をアピールするイメージリーダー的役割を果たしました。マッスルカーも良いのですが、エルドラードやリビエラ、サンダーバード等、伸びやかな大型パーソナルクーペも何とも言えず好きなんですよね~。


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↑カラーバリエーション。独特の深みのある色合いはシルバー+カラークリア塗装によって得られた物のようです。どの色も似合っていて魅力的です。(クリックでちょっと拡大。)


その衝撃的なデザインは多くのミニカーメーカーにも魅力的と映ったようで、実車が現役だった'60年代ににコーギー、テクノ、ポリトーイ、ピレン、ガムダクール等多くのメーカーからミニカーが発売されました。中でも当方が最も好きなのがこのソリド製のモデル。たくさんのギミックを盛り込んだデンマークのテクノ製と甲乙つけ難いですが、FFであるが故?のフロントのマスが大きく、リアに行くにしたがってしゅーっと細くなる実車の竜頭蛇尾的なプロポーションの再現はソリドの方が1枚上手なように思います。シャープで彫りの深いボディはまさに”ソリッド”な印象で、つくづく古のソリドは素晴らしいミニカーを造っていたなあと思います。テクノほど多芸ではありませんが、以前ご紹介したマスタングHTと同じく、ドアを開くと通電して室内等が点灯するギミックが装備されています。


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↑ボディカラーは当方の知る限りではダークレッドメタ、ライトブラウンメタ、ゴールドの3種類。ゴールドはバンパー、ホイールのメッキが省略されています。ベレムで再販されたモデルにはピンクなんてボディカラーもありました・・・。


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↑伸びやかなサイドビュー。シャープかつ実車のイメージを良く捉えたプロポーションは往年のソリドの素晴らしい美点です。


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↑この時代はボックスも凝っていてなかなか味わい深いです。


・・・所でトロナード、トロネード、トルネード、皆さん一番しっくり来る呼び方は果たしてどれですか?(笑)


犬のお話しではありません。~Corgi Greyhound Scenicruiser

さて、長かった最近のアメリカ車シリーズもひと段落、また古(いにしえ)のアメリカ車ご紹介に戻ろうかと思います。今回は犬のマークでお馴染みグレイハウンドバス、fziroさん、覆面えるさんとの時間差勝手連となっております。


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↑ビテスの'55シボレーベルエアと・・・写真ではあまり気にならないかもしれませんが、1/43の乗用車と並べるのはやっぱりちょっと厳しいです。色の抜けた古いカラー写真風にしてみました。

シーニクルーザーは大陸横断等の長距離輸送の為に、バス会社であるグレイハウンドとGMによって開発・製造された大型バスです。余り資料がないので確かな事は言えないのですが、名前はSCENIC(景色の良い、眺めの良い)とCRUISER(巡洋艦、遊覧船)を組み合わせた造語ではないでしょうか?製造開始は'54年からで、2基のV型ディーゼルエンジンを並列に配置し、各々フールドカップリングを介して1基のギアユニットに接続させたツインエンジン(!)を搭載。(片方が死んでも走行可能という、長距離運行時の安全性への配慮との事です。)エアサス、オーバードライブ6速トランスミッション、パワーステアリング等、'50年代中盤と言う事を考えると先進的なメカニズムを誇ったと言えるのではないでしょうか。


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↑ミニカーには当時のグレイハウンドのリーフレット復刻版が付属しています。画像はその中からのツインエンジンの写真の引用です。

室内は座席毎に調整可能な冷暖房、タバコの排煙装置、洗面設備などを備え快適で楽しい旅行を約束しています。内外装のデザインには「口紅から機関車まで」の著書でも知られる有名な工業デザイナー、レイモンド・ローウィが関わったとされており、その存在感はハンパな物ではありません。途中から大きくキックアップしたルーフとパノラミックな前面展望窓、前傾した客席窓などスピード感に溢れたデザイン。後の日本の観光バスにも多大な影響を与えているのではないでしょうか。強度を増すため波板状のプレスが施された金属地色のボディ(ステンレス?)は当時のアメリカ製鉄道車両との近似性も感じられます。


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ミニカーはコーギー社製のヴィンテージバスラインズシリーズの1台。2004年にシーニクルーザー誕生50周年エディションとして発売された物のようです。実車は運行路線毎に微妙にカラーリングが異なっていたようでミニカーも数種のバリエーションが有り、当方が入手したのはニューヨークの物。1/50スケールでも全長は堂々たる24cm。がっちりとした彫りの深いモールドで波板状の車体リブもしっかり再現されており、塗装&印刷の美しさも相まって非常に見応えのあるミニカーです。以前007ゴールドフィンガーのロールスロイスをご紹介した時にも記しましたが、コーギーの作風と古いクルマの魅力が出会うと、相乗効果で魅力・味わいが倍増するように思います。個人的にこのテイストは非常に好み・・・なのでお気に入りの1台になりました。


発売当時から知っていて大いに気になる存在だったのですが、スケールが1/50で1/43の乗用車と並べられない事と、値段がお高い(諭吉様お一人分+α)だったので躊躇している内に国内のショップ店頭からは消えてしまい未入手でした。・・・ところが最近、覆面えるさん、fziroさんの記事を読んですっかり感化されてしまい、夜な夜な「グレイハウンド~~~。」とうなされて居たとか居ないとか・・・・(笑)。海外のネットオークションで探しまくり、海外発送有りの出品を発見、レートの関係もあってかなりお安く入手出来ました。大きく重いミニカーだったので送料が嵩みましたが、同じ出品者から幾つかまとめてモデルを購入し送料を台数割りにした結果(笑)、ちょっと高目の1/43ミニカー1台分とほぼ同じぐらいの価格でゲット出来ました。


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●最後に覆面えるさんとfziroさんの記事をご紹介致します。当方のように買ったばかりの近頃の製品ではなく、年月を刻んだ風格のある逸品です。是非合わせてご覧下さい。


・覆面えるさんの古の日本から見たアメリカへの憧憬を感じさせるティントーイはコチラコチラ


・fziroさんが幼少の頃から所有する宝物のマッチボックスミニカー、貴重な実車動画へのリンク、旅情を誘うバスターミナルの画像他はコチラ


・・・バス、、、ヤバイです。だんだんフィッシュボウルとかも欲しくなって来ました・・・。


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↑コーギー、グレイハウンド、、もし犬関係の検索で来られた方がいたらごめんなさい。。。

スクリーンを駆け抜けたクルマ達~

”最近のアメリカ車クライスラー編”今回は映画絡み。ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFTに登場したダッジバイパーSRT10です。


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↑映画冒頭のカーチェイスシーンの再現。スケールの異なるミニカーですが何とか誤魔化しました。。。


ダッジバイパーはクライスラーの本格的”スポーツカー”で、ビッグ3が量産するクルマの中ではアメリカンスポーツの雄、シボレーコルベットに対抗しうる唯一の存在ではないでしょうか。初代モデルの登場は'92モデルイヤーから。搭載エンジンは先回ご紹介したダッジ・ラムのV10を基本としており、スポーツカーとピックアップトラックのエンジンのベースが同じというのは、こうしたクルマに純粋でストイックな物を求めるヨーロッパや日本では考えにくい発想なのではないかと思います。もっとも、そのエンジンは当時クライスラー傘下にあったランボルギーニの手も借りて徹底的にブラッシュアップされており、ブロックのアルミ化、ヘッドの4バルブ化等により軽量化とパワーアップが図られていました。


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↑京商のシェルビー・コブラ427S/Cと。こちらは同じ1/43なのに随分クルマの大きさが違います。


バイパーの開発にはかのキャロル・シェルビー氏も関わっていたとされており、その成り立ちやコンセプトにはメーカーの違いを超えた近似性が感じられます。この頃クライスラーのクルマにはスポーツグレードにシェルビーの名を冠したモデルが存在しますが、バイパーの誕生にはフォード時代からのキャロル・シェルビー氏とリー・アイアコッカ氏の親密な関係も影響しているのかもしれません。映画に登場したのは'93MYでモデルチェンジしたタイプ。スタイリングの開発には日本人デザイナーも関わったとされ、自動車メーカーのデザイン部門のインターナショナル化を感じさせられます。デザイン変更だけでなく各部の軽量化やエンジンの一層のパワーアップが図られていました。


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↑ミニカーはルース品の上床板にも年式の表記が有りません。当方には外観から年式が判断できないので登場初年度の'03年型としておきました。


ミニカーは箱なしルース状態・格安で某有名ミニカーショップのマイショップコーナーで販売されていたもの。床板にはメーカー・ブランドの刻印等は一切ないのですが、ネジの頭が三角のタイプである事や、ディスクブレーキのパーツ構成等の作風にはIXOっぽいテイストが感じられます。プロポーションや各部のディテールも水準の出来でコスト・パフォーマンスには大満足の一品。ただ、ドアミラーは床板にセロテープで貼り付けられていましたが・・・。


・・・で、映画のお話。”ワイルド スピードX3 TOKYO DRIFT(原題;FAST AND FURIOUS TOKYO DRIFT)”はワイルドスピードシリーズの3作目として製作された作品。高校生の主人公ショーン(ルーカス・ブラック)が止む追えぬ事情から日本で生活する事になり、日本で出会ったドリフトに目覚めてゆくと言ったストーリー。2作目まではポール・ウォーカー主演でストーリーにも関連性が有りましたが、この3作目は主人公も別人で舞台も東京。映画の最後の最後で”あの男”が登場する事で全2作と初めて話に関連性が生まれます。


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↑主人公の乗る'70モンテカルロはジョイライドの小スケール。他の車種に比べるとデフォルメが少なくて好ましい仕上がり。HWやJLに比べるとちょっと大きくてサイズ的には中途ハンパな感じが・・・。


・映画の後半、主人公の駆る'67マスタングは日産のRB26DETTエンジンを搭載していましたが、実際日本でこうした車両を製作しているショップもあります。こうしたメチャクチャとも思えるパーツのスワップはアメリカでは結構フツーに行われているらしく、聞いた話ではポルシェ911のリアにアメリカンV8を搭載なんて荒技もアリなんだそうです。デフやらミッションはどうなってるんだろう・・・。


・カーチェイスシーンは日本で撮影したシーンとアメリカで撮影したシーンを組み合わせているらしいのですが、違和感はあまり感じません。DVDのメーキングでスタッフが「木に照明を施したら日本ぽくなった。」と言っていたのには笑いました。個人的には周囲に日本のタクシーや軽自動車がたくさん走っていたのがリアルさの一因かとも思います。(夜の渋谷に平ボの軽トラは余り居ないかもしれませんが・・・。)きっと日本からこうした車両を持って行って撮影したんでしょうね。


・映画にはDK(ドリフト・キング)の異名を持つ人物も登場しますが、スタントをコーディネートした本物の”ドリフト・キング”土屋 圭市氏がカメオ出演しているのも興味深い所です。


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↑ジョイライドからは後半に主人公の乗るRB26DET搭載の'67マスタングも発売、デフォルメが激しく、劇中車じゃなかったら当方は買わなかったかも・・・。


冒頭の画像は映画の掴み、ショーンがいざこざからストリートレースをするハメになり、結果国外追放的に日本に来るきっかけになったシーンです。主人公は後方の'70シボレー・モンテカルロをドライブ、バイパーは金持ちのボンボンの乗るクルマとして登場しました。アメリカじゃ高校生がこんなクルマに乗ってるのか?日本にあんなサブカルチャー的ドリフトレースの世界があるのか?と、ツッコミたくなる部分も多々ありますが、'67マスタングも大活躍したし、まあ良しとしましょう。シリーズ最新作は主要登場人物を第1作のオリジナルキャストに戻して今年公開される予定との事。こちらも楽しみですね。


・・・と言う事でネタも尽きてきたので最近のアメリカ車シリーズはこれにてひとまず終了します。さて、次は何をご紹介しようかな~。


ダイムラー・クライスラーの遺産と働くダッジ~Model Power Dodge Sprinter & Universal Hobbies Dodge Ram 2500

最近のアメリカ車クライスラー編、乗用車を往年の名車のチラ見せと共にご紹介して来ましたが、ここでちょっと目先を変えてみようかなと思います。


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今回ご紹介するのは働くクライスラー、先ずはフルサイズバンのダッジ・スプリンターです。外観を見て頂ければ一目瞭然。メルセデス・ベンツ・スプリンターのOEM(相手先ブランド供給)車です。(・・・同じ会社だったから姉妹車と言った方が良いかも・・・!?)それまで存在したいかにもアメリカンなダッジ・ラムバンを過去の物にしてしまいました。搭載エンジン等、細かな事は良く判りませんが、外観は全くと言って良いほどメルセデスベンツ版と同じ。ラジエターグリルがダッジの4分割グリルになっているあたりが僅かな違いでしょうか・・・。有るべき所にスリーポインテッドスターが無いので何となく物足りない感じもしてしまいます(笑)。ダイムラーとクライスラーの関係は途切れてしまいましたが、このクルマの販売は継続されています。いわばダイムラー・クライスラーの遺産と言った所ですが、メルセデス版共々最新モデルは顔廻りが大幅に変更されてイメージが大きく変わっています。


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↑4分割グリルはダッジの証し・・・でも、やっぱりグリルの中央に丸いエンブレムがある方がしっくりしますね・・・。


ミニカーはモデルパワーから販売された物。このブランド、どちらかと言うとミニカーよりも鉄道模型のアクセサリーやミリタリーモノ等の方が馴染み深いのではないでしょうか?中々良い出来ですが床板にはHighSpeedの銘が・・・実車同様のOEMでありました(笑)。バンボディである事を利してカラーバリエーションを展開しているのは商用車ミニカーの定石通り。FedExが2バリエーションとDHL,それにアンビュランスのバリエーションが有ったようです。・・・当方は「せめてカラーリングだけでもアメリカらしい物を。」と言う事でフェデックスをチョイス。(・・・ホントはカラバリを買い揃える根性と資金が無かっただけです。。。)


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↑う~ん、荷物の積み過ぎでお尻が沈んじゃってる感じです・・・。


合わせてご紹介するのはダッジラム。ちょっと古いモデルになってしまいますが、'94年~の世代のミニカーです。言わずと知れたフルサイズ・ピックアップトラックで、後にバイパーにも転用されたV10エンジン(!)を搭載したモデルも存在します。アメリカ人でなければ考え付かないようなエンジンフード中央部&ラジエターグリルが大きく盛り上がったタフで力強いスタイリングが強烈な印象を放っており、この世代で築き上げた基本的なテーマは今日の最新モデルまで継承されています。


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↑働くクルマもクライスラーが造るとこうなります(笑)。こう言う”素”な感じもアメリカらしくて良いです。リアのベッドの内側は樹脂製のカバーが装着されているみたいですね・・・。


ミニカーはユニバーサルホビー製で豊富なカラーバリエーションを誇っていました。新製品当時の価格も比較的安価でしたが、細部のディテールやプロポーションは上々です。アメリカのピックアップと言えば単なる仕事グルマではなくRV的な使われ方をする場合も多いですが、完全ドノーマルのシングルキャブだと何となくワークホース的に見えて来ますね。スパーク製のもう少し最近のタイプの製品も存在しますが、外観のインパクトに比例して!?おサイフへのインパクトも大きそうだったので(笑)未入手です。


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↑上の画像は当ブログの第2回目の記事からのリサイクル。この時既に今回の2台が紛れていました。


こうしたワークホースを含め、新旧のクルマを取り混ぜて並べると、現代アメリカの路上が再現されたかのようで嬉しくなって来ます。・・・と言う事で名脇役として買い集めた”働くクルマ”も、いつしか結構な数が揃っていたりして・・・・。絞った筈のコレクションの領域は、油断するとすぐ拡がってしまうのでした。。。


新たなる挑戦者~NewRay '06 Dodge Challenger Concept (1/48。。。)

ありきたりなタイトルでスミマセン。。。”挑戦者”で既にお判りの方も多いかと思いますが、今回ご紹介する最近のクライスラーはダッジ・チャレンジャーです。


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ダッジ・チャレンジャー、何と素敵な響きでしょう・・・。初代モデルは'70年に登場。マスタングが開拓したポニーカー市場への、やや遅れたクライスラーの回答がダッジチャレンジャー/プリマス・バラクーダでした。バラクーダ/クーダの方はバリアントの派生車として誕生した初代から数えて3代目にあたるモデルですが、チャレンジャーの方は'70年型が初代モデルとなるブランニューモデルでした。映画バニシング・ポイントの影響も有り、我々日本人にも強烈な印象を与え、本国アメリカでもカルト的な人気誇る同車ですが、発売当時は排ガス規制による'72年のHEMIエンジンのドロップ、その後に勃発した第1次オイルショックの影響を受け、'74年に消滅してしまっていました。('80年代にギャランΛのクライスラーバージョンの名前として使われた事もありますが・・・。)


そのチャレンジャーの名前が復活したのは'06年。ショーカーとして一般に公開され、その後'08年に量産モデルが登場しています。コンポーネンツの多くはクライスラー300/ダッジ・チャージャーと共通。そのため'70年登場のオリジナルと比べるとボディサイズが大型化されており、結果的にライバルのマスタングやカマロと比べてもかなり大柄になっています。スタイリングは一見するとオリジナルに忠実に見え、まるで'70年型の各部をスムージングして大径ホイール/タイヤを履かせたようにも見えます。が、よくよく見るとウエストラインが高くボディが厚くマッシブになっていたり、バンパーが樹脂一体型になっている辺りは最近のクライスラーデザインの文法に則っていると言えそうです。


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ミニカーはニューレイ製のシティ・クルーザーシリーズの1台。量産版ではなくショーカーバージョン。海外のネットオークションで安価に入手した物で、価格の割には良い出来・・・なのですが・・・・スケールが・・・・・何故か、何故か1/48なのであります。。。う~~~ん、、、惜しいなあ。。。オクの出品は1/43という表示だったのですが・・・アチラの方のおおらかさというかアバウトさに返す言葉もありません。箱の大きさ的には余裕があるし何故1/48なのか理解に苦しみます。まさか飛行機のモデルと並べたかった訳でも無いでしょうが・・・一番上の画像、1/43のマッチボックス製'71年型のモデルと並べると一回り小さくなっちゃってます。実車の関係とは逆になっている訳ですが、不景気な昨今、実車もこれ位で作った方が良かったりして・・・・なんて事はやっぱりないですかね(笑)。以下に手持ちのミニカーで年式や仕様の違いを幾つかご紹介しておきます。


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チャレンジャーと言えばアメリカンニューシネマの傑作として名高い”バニシング・ポイント”の印象が強烈に焼き付いています。当然劇中車のミニカーは1/18,1/24等色々出ているのですが・・・残念ながら1/43は今の所有りません。以前レジン完成品の白いモデルが有りましたが高くて買えませんでした。。。画像はジョニーライトニングの1/64”Hollywood on Wheels"シリーズの1台。これも入手難で値段も高かった。。。当方はブリスターはどんどん開けちゃうんですがコレは怖くて開けられませんでした・・・が、今回思い切ってブリバリしちゃいました。


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チラ見せに留めておきますが(笑)、'70チャレンジャーの1/43はジョニーライトニング(!)のMagmasシリーズからT/A仕様が発売されていました。少なくとも画像のグリーンとオレンジのバリエーションがありました。もう間もなくミニチャンプスからグリーンのR/T仕様が発売される筈です。


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冒頭の画像の'71R/Tはマッチボックス製。貴重な1/43モデルで出来も良いのですが、心の底では「'70にして”バニシング・ポイント”仕様も発売して欲しかった・・・。」と言う気持ちもちょっとありましたね・・・。


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'72年以降、フロントグリル等各部のマイナーチェンジを受けた姿を1/64スケールでお見せします。ミニカーはマッチボックスとマスダヤ・ポケッター名義のプレイアート。カラーリングやプラスチック製のバイナルトップルーフ等が似ていますが、デフォルメのキツイマッチより、プレイアートの方がリアルかも・・・。


更にその上へ~NOREV '06 Dodge Charger SRT8

前回に続きダッジ・チャージャーです。今回は伝統のグレード、R/Tよりもさらに高性能版となるSRT8をご紹介します。


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↑新旧2台の特別なチャージャー。生まれた目的は異なりますが、それぞれの時代でラインナップの頂点に立つクルマです。


先回ご紹介した現行モデルのチャージャーはR/Tで、Road and Track、つまり”街乗りとサーキット走行を両方こなすぜ”という意味の伝統あるスポーツグレードの名称です。そのR/Tでもエンジンは5.7リッターHEMI V8 368hp('09モデル)と十分な性能を備えていますが、更なる高性能バージョンとして登場したのがSRT8です。そのエンジンは6.1リッター425hpというハイパワー振り。外観もインテークバルジを備えたエンジンフードやリアスポイラー、20インチの大径ホイールでよりマッチョに武装されています。その後R/Tにデイトナバージョン等も登場していますが、現在においてはSRT8がチャージャーのラインナップの頂点に君臨しています。


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ミニカーはR/T版と同じくノレブ製。バルジを備えたエンジンフードやサンルーフ、リアスポイラー等各部がR/Tと異なる仕様になっています。ボディカラーは当方の所有しているブラックメタリックの他、ダークブルーメタリックも存在するようです。R/Tより更に凄味を増したスタイリングで、スパルタンなイメージのカラーリングとも相まって迫力満点の仕上がりです。


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さて、トップの画像で並べているのは往年のダッジ・チャージャー・デイトナ。NASCAR参戦を目的に製作されたスペシャルマシンで、同じ目的で製作されたチャージャー500を発展させたクルマです。ノーズコーンと呼ばれる独特なフロントマスクや高く聳え立ったリアスポイラー、ノーマルと異なるプレーンで空気抵抗の少ないルーフ形状等、徹底したエアロチューンが施されていました。残念ながら'69年シーズンはかのリチャード・ペティがフォードのトリノ・タラテガをドライブしていたためシリーズチャンピオンは獲得出来ませんでしたが、そのコンセプトは翌年のプリマス・ロードランナー・スーパーバードに受け継がれたのでした。


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↑チャージャー・デイトナのミニカーはイーグルレース(ユニバーサル・ホビー)製。個人的にはデイトナよりノーマル・チャージャーの外観の方が好きなのですが、これはこれで歴史に残る偉大なる1台と言えそうです。


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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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