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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

スクリーンを駆け抜けたクルマ達(番外編)~The Italian Job Vol.2

スクリーンを駆け抜けたクルマ達、アメリカ車の登場しない番外編”ミニミニ大作戦(原題;The Italian Job)”の第2回目です。


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↑このセットの発売は1999年、買ってから何気に10年も経っている・・・齢は取りたくないものです。。。


今回、まずご紹介するのは前回とは別のコーギーのセットです。前回ご紹介したミニの3台セットを若干仕様変更した上で、映画のラストで”大変な事”になってしまう(笑)ベッドフォードのコーチとセットにしたものです。このセットの主役はどちらかと言うとバスのほうで、日本のバスとは異なるフロントエンジンリアドライブで、そのためにラジエターグリルを備える事、及び前2軸の車軸配置で2軸がステアする事などが特徴のようです。劇中でもアルプスの峠道でその2軸前輪が右に左にステアする様が捉えられていました。(ホイール・キャップが今にも外れそうでヒヤヒヤします。/笑)


ミニカーはビートルズのマジカルミステリーツアー劇中車と同じキャストのようで、ミニミニ大作戦の劇中車とはスタイルが若干異なります。・・・しかし、そのカラーリングや車体のロゴなどをしっかり再現、嬉しい事に特徴的な前2軸ステアのギミックを備えていて映画の雰囲気満点の仕上がりです。・・・ただ、非常に残念な事に、3台のミニは1/43、ベッドフォード・コーチは1/50なので、バスの中にミニを格納する事は出来ないのですが・・・(笑)。


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↑前2軸がステアするのが物凄く嬉しいベッドフォード・コーチ。やはりアメリカのバスとは異なる雰囲気です。


今回のセットのミニクーパーはどちらかと言うと脇役っぽい感じがします。と言うのも、前回のセットでダイヤカット風だったヘッドランプは単純なメッキのプラパーツに変わっているし、ホイールは8本スポークのミニライトではなく、メッキのホイールキャップとなり、ラジエターグリルも劇中車よりも後の時代のMk-Ⅲ風の物に変更の上、ドライビングランプもオミットされてしまっているのです。ミニカー全体の仕様としてはミスタービーンのミニ(1/36と1/43があった)に近い仕様となっており、劇中車としての考証は2~3歩後退してしまっています。


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↑まあ、味はあるのですが、各部の考証がいい加減なので何となくバスの添え物的な感じがしてしまう3台のミニクーパー達。グリルやバンパーはタイプが違う上に銀塗装。。。


さて、ミニミニ大作戦その他の登場車両、今回は2台のジャガーEタイプとフィアット・ディノ・クーペをご紹介したいと思います。ジャガーEタイプは赤のロードスターと黒またはダークブルー?のクーペが劇中に登場。チャーリー一味がスイスを超えてイタリアに向かう足として登場したのですが、どちらもマフィアのブルドーザーによって・・・映画に登場したのはシリーズ1と呼ばれる初期のモデルで、特に赤のロードスターの方はごく初期に製造された1台とも言われています。劇中主人公、チャーリー・クローカーの愛車、アストンマーチンDB4と共に”大変な事”になってしまうのですが(笑)、映画の撮影後レストアされたと言われています。ジャガーはともかく、アストンは”物凄い大変な事”になってしまったので・・・果たして本当にレストアされたのでしょうか???。


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↑長年私の中ではクーペの劇中車のカラーはグリーンだったのですが・・・完全な勘違いだったようで実際はブラック、または黒に近いダークブルーでした。。。古い製品ですが、このミニカーのグラマラスな曲線ボディは今見ても美しいと思います。(小さい画像はクリックでポップアップします。)


ミニカーはイタリアの旧ボックスモデル製。Eタイプは人気車種ゆえ様々なメーカーが製品化しており、このモデルより後にエッチング製のワイヤーホイールを装着する等、より精密なモデルも登場しています。しかし、たとえワイヤーホイールが太目の樹脂製だろうと、ヘッドランプが透明樹脂のカタマリだろうと、ボディのプロポーションや全体的な雰囲気・バランス等、当方は今でもこのモデルが1番好きです。細かなディテールより、クルマの持つ魅力がとても良く表現された美しいモデルだと思います。・・・本来ならチャーリーのアストンDB4もご紹介したい所ですが、残念ながらロードースターの1/43はなかなか見つからないのです。クーペはビテスなどにあったのですが・・・。


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↑イタリアの新しいブランド、エディソン・ジョカトーレのフィアット・ディノ・クーペ。ユルめの仕上がりの車種も見受けられますが、この車はなかなか美しい仕上がりです。


今回最後にご紹介するのはイタリアンマフィアが乗っていたフィアット・ディノ・クーペです。フィアット・ディノはフェラーリエンジンのホモロゲーション獲得にフィアットが一肌脱ぐ形で、ピニンファリーナデザインのスパイダーとベルトーネ(に在籍していたジウジアーロ)デザインのクーペ、それぞれに美しく、全く異なるスタイルのボディにフェラーリの2リッターおよび2.4リッターエンジンを搭載して販売されました。映画の劇中車は渋いダークブルーのカラーリングでしたが、ミニカーは待てど暮らせどダークブルーが発売されないんですよね・・・。


フィアット・ディノクーペのミニカーは、以前イタルデザインのマスタングをご紹介した時に古のマーキュリー製モデルをご紹介していますが、今回ご紹介のミニカーはイタリアの新しいブランド、エディソン・ジョカトーレ製です。このシリーズ、多くの車種が日本にも輸入され比較的安価に販売されていますが、プロポーションやディテールはその価格を考えればなかなか頑張っていると言えそうです。劇中車とは異なりますが、ややグリーン味を帯びたニュアンスのあるグレーメタリックのボディはそれはそれで美しいものです。


・・・さて、お送りしているスクリーンを駆け抜けたクルマ達(番外編)”ミニミニ大作戦(原題;The Italian Job)”次回は愛すべきイタリア車達をご紹介したいと思います。


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スクリーンを駆け抜けたクルマ達(番外編)~The Italian Job Vol.1

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↑画像はフォトレタッチで遊んでます。ミニカーのライトは点灯しません(笑)。


普段、1/43ミニカーでアメリカ車をご紹介している当ブログですが、当方とて「米車以外は認めない!」と言う所までガチガチに偏狭な訳ではなく、欧州車や日本車にも好きなクルマはたくさんあります。そんな中でもミニはその筆頭に挙がる1台。アメリカ車とは方向性が180°くらい異なりますが(笑)、横置きFFレイアウト、小さなタイヤを四隅に配し、実用性を極限まで追求したパッケージングを世に問うたサー・アレック・イシゴニスの功績は真に偉大であり、歴史に名を残す名車だと思います。そんなミニが今年の8月26日で誕生50周年だったとの事・・・。先にマスタングの45周年を記事にしましたが、今年は色々なクルマが歴史的節目を迎えているようですね。


・・・なので今回はミニの誕生50周年を祝し、”スクリーンを駆け抜けたクルマ達”シリーズの番外編”(アメリカ車は一切登場しないので・・・/笑)として”ミニミニ大作戦(原題;The Italian Job)”・・・'69年のオリジナル版をご紹介したいと思います。 尚、この記事はタイトル繋がりでお友達のねこざかなさんのコチラの記事との勝手連となっております。古のミニのお宝ミニカー満載の記事を是非一緒にご覧下さい。


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映画ミニミニ大作戦、アメリカ車は一切登場しませんが、カーチェイス・ムービー好きには避けて通れない作品であります。'03年になってリメイクされた新作の方が馴染み深いという方も多いかと思いますが、オリジナルは'69年に製作されました。出資元がパラマウントなので半分アメリカ映画と言う事になっていますが、舞台はイギリス、スイス、そしてイタリア、監督ピーター・コリソン、出演マイケル・ケイン、ノエル・カワード、ロッサノ・ブラッツィ、ラフ・ヴァローネ等主要関係者もイギリス人を中心としたヨーロッパの人々と言う事で、ストーリー的にも実質的にはイギリス映画と見るべきでしょう。劇中、マイケル・ケイン演じるチャーリー・クローカーのセリフで、「アメリカ人は偉大だ、若い才能にチャンスを与えてくれる・・・。」と言う下りがあるのですが、これは映画に出資してくれたパラマウントを指しているのかもしれません・・・。


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↑紙箱の映画のオリジナルロゴや味のあるイラストが良い雰囲気です。(発売は1992年。)


刑務所を出所したばかりのチャーリー・クローカー(ケイン)の元に、仕事仲間であるロジャー・ベッカーマン(ブラッツィ)の死の報せと彼の残した世紀の犯罪計画がもたらされます。それは中国政府からフィアットに届いた400万ドルの金塊強奪作戦。チャーリーは刑務所内から英国犯罪界を仕切る大物、ブリッジャー氏(カワード)に協力を要請し作戦を開始します。その大胆な計画とは!?・・・トリノの町を交通渋滞でマヒ状態に陥れ、その間隙をついて金塊を3台のミニクーパーで運び出そうとするのですが・・・。イギリス人の犯罪チームとイタリアン・マフィア、イタリア警察が入り乱れての一大追跡合戦となります。3台のミニクーパーを始め名車が多数登場。勿体ない~!と叫びたくなるシーンの連続。元気に走り回るミニの愛らしさとカッコ良さ・・・カーチェイス好きには堪えられない傑作ムービーです。


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↑コーギーのミニクーパーは味わい系の仕上がり。後に同じコーギーから、バンガーズブランドで別型のよりリアルな劇中車ミニカーが発売される事になります。


この映画の劇中車ミニカーは、主役のミニクーパーを始め色々と製品化されています。先ず最初にご紹介するのは、この映画の1/43劇中車ミニカーとしては恐らく最初に発売されたと思われるコーギー製、赤、白、青のミニクーパー3台セットです。映画に登場したミニはオースチン版のクーパーS MkⅠでした。映画のVHSビデオが発売された'90年代、バブル真っ盛りの頃はフルレストア450万円なんて値がついたクーパーもありましたから、映画のラスト近い”例の”シーンでは思わずため息が出てしまいます。


製品はダイヤカット風のヘッドランプを装備したミニカー、味わい深いイラストの書かれた紙箱等、全体にノスタルジックな仕上がりとなっています。ミニカーそのものは同社がモンテカルロラリー仕様等で発売しているのと基本的に同じキャストで、並びは実車と異なりますがグリルの前にドライビングランプが装備され、エンジンフードの革製ストラップはプリントで再現されています。付属のカードによると生産数は6000セットと言う事になっています。正直、出来は手放しで喜べるものではないのですが、その味わい深さはそれはそれで魅力的。イギリスの老舗コーギーの製品である事や、劇中車としてお初である事を良しとすべき製品だと思います。


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↑この個性のカタマリみたいなスタイリング、好き嫌いがハッキリしそうですが・・・当方は大好きです。カーチェイスでパトカーが3枚目を演じさせられてしまうのは万国共通の宿命ですね(笑)。


さて、この映画でミニに次ぐ重要な役者(クルマ)は?と聞かれたら、当方はアルファ・ロメオ・ジュリア・スーパーを挙げたいと思います。劇中では川に流されたり、ほかのクルマに押し潰されたりとすっかり3枚目な役回りを負わされてしまいましたが、その強烈な個性を放つスタイリングと熱い走りは、やはり名車と呼ぶにふさわしいと思います。今回ご紹介するのは言うまでもなくイタリア警察仕様のポリスカー。この仕様のミニカーもいくつか製品がありますが、当方が入手したのは本家イタリアはプロゲットKの製品。劇中車ミニカーと言う訳ではありませんが、良好なプロポーションとそこそこのディテールで、コーギーのミニと並べても違和感の少ない仕上がりです。


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↑勿体無かったですよねえ・・・でも劇中で衝突の瞬間は映りませんでした。ひょっとして・・・と、勘繰りたくなっちゃいます(笑)。


最後に映画のオープニングで、我々を「あっ」と言わせた(笑)ランボルギーニ・ミウラ P400。チャーリーの仕事仲間、ベッカーマンがイタリアンマフィアの手に掛った時に運命を共にしたクルマです。軽快かつ優雅なクインシー・ジョーンズのテーマ曲に乗って、スイスの峠道を颯爽と駆けていましたが、トンネルの中でブルドーザーに激突、そのまま谷底の川に突き落とされてしまいました・・・。崖から落ちる時にリアのカウルが外れ、エンジンが搭載されていないのが見えてしまう事はファンの間では割と有名な話ですよね・・・ミニカーは言わずと知れたミニチャンプス製。”まつ毛”付き、朱赤とゴールドのボディは映画の劇中車に近いと思うのですが如何でしょうか?同社の製品としては結構古い物で、近年の製品と比べるとディテールはあっさりしていますが、それでもプロポーションの切れ味の鋭さや塗装の美しさは流石。出来の良いモデルは写真映りが違います(笑)。


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↑こういう事をしようと思うと、やっぱりパトカーはたくさん欲しくなってしまう(笑)。


・・・と言う事で映画”ミニミニ大作戦”に登場するクルマのミニカーはまだまだ沢山あります。なので、あと数回に渡ってご紹介しちゃおうと思います。しばらく”スクリーンを駆け抜けたクルマ達(番外編)”が続きますがご容赦下さいませ。。。


ミニカーコラムシフトVol.4 ~タイヤが溶ける奇病

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子供の頃、友人達の間でUFOや雪男、ツチノコ等の超常現象を扱った本やTV番組が流行ったりしませんでしたか?当方はそうした本の中で『脳が溶ける奇病』というのを読んで、「なんて怖い病気なんだろう。」「こんな病気にだけはなりたくない。」と、恐れおののいたものでした(笑)。・・・脳が溶けちゃうのとは比べ物になりませんが、我々ミニカーコレクターにとって、怖~い病気があります。それは・・・重度の亜鉛中毒症・・・はたまた極度の買い物依存症・・・新製品の売り切れに対する過度の恐怖症・・・ではなく・・・タイヤが・ ・ ・ 溶ける・ ・ ・ 奇病です。


・・・・・という事で(笑)、特に古(いにしえ)の絶版ミニカーを蒐集しているコレクターさんは、こうした病魔に侵されたミニカーを1台や2台お持ちの方も多いのではないでしょうか?プラスチックの筆箱や下敷きに消しゴムのかすがこびりつき、それらが溶けて融合してしまうあの現象です。原因はゴム製のタイヤに含まれる可塑剤で、これがプラ製の部品を侵してしまうのです。症例としては大きく分けて以下のような2タイプがあります。


症例1.プラスチック台座が溶ける奇病・・・。


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これは症状としては比較的軽いほうですが、古の絶版ミニカーだけでなく、最近の製品でも発症する危険があるので厳重な注意が必要です。古いミニカーだとオートピレン等に良く見られる現象ですが、当方の体験では新製品として入荷したての最新モデルにして、すでに兆候の現われている物がありました。症状が軽いうちは、プラケースの側にタイヤの跡が残る程度で済みますが、病状が進むとタイヤがパンクしたように凹んだり、最悪の場合は台座とタイヤが癒着してしまいます。


対策は多くの方が色々な方法をブログやウェブサイトで紹介されています。ミニカーと台座の間にワッシャー等を挟んでタイヤと台座が接地しないようにする方法を採る方が多いようですが、ただでさえ面倒なミニカーの着脱が更に面倒になるので、当方は台座のタイヤが接地する部分に紙製のマスキングテープを貼り付ける方法を採っています。合わせて、台座にミニカーを固定するビスの締め付けを心持ち緩めるようにしています。これは緩め過ぎるとケースの中でミニカーが暴れ、傷付きやパーツの破損に至る恐れがあるので注意深い調整が必要です。


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↑ミニカーのホイールベースに応じて、タイヤの接地しそうな部分にテープを貼ります。


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↑ミニカーを固定する際は、ネジの締め具合を若干緩めにしています。


(※上記の方法は長期間に渡る安定性の実績データがないので参考としてご覧下さい。)


症例2.タイヤとホイールが溶けて融合してしまう奇病・・・。


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↑クレーガー風のなかなかカッコ良いホイールだったのですが・・・ご覧のようにタイヤとホイールが融合して不気味な緑色に変色しています。。。こうなるともうお手上げです・・・。


ああ、考えるだに恐ろしい・・・。この症状こそが我々ミニカーコレクターの最も恐れる状態の一つではないでしょうか。先に挙げた可塑剤に加え、樹脂材料の質にも問題があるのかもしれませんが、タイヤとホイールが溶けて融合してしまう症例です。当方の手持ち品では、スペインはナコラル製のサンダーバードが発病してしまいました。。。こうなるともうお手上げ。患部を切除して新しいホイール&タイヤを移植するか、或いは素焼きの茶器や本皮革製品のように、それを歳月が醸し出す味わいとして愛でるしかありません。。。


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↑タイヤ&ホイール以外は至って程度良好なので、尚更悔やまれる所です。


最近の製品に将来このような症状が現れるかは分かりませんが、当方の同好の士からはコンビニ系アイテムで”タイヤが変形して丸くなくなる病”や、”タイヤがゆるゆるになって外れやすくなる病”といった良く似た症例が報告されています。本日のお題の”タイヤが溶ける奇病”の他にも、”メッキパーツの輝きがなくなる病”や”塗装がブツブツになる皮膚病”(実際は塗装下でダイキャストそのものに発生している酸化現象=いわゆる白錆。)など他の病魔の危険性も看過出来ません。近年の製品が10年後、20年後にどうなっているかは予測がつきません。・・・そこは誰も見た事のない未知の領域なのです。。。


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↑ご覧のように箱付きでなかなかの美品だったのですが・・・。クリックで拡大しますが、箱に記されたラインアップ、車名のみのシンプルさがなかなか素敵(笑)。当方の興味は言うまでもなく品番100番台のアメリカ車達・・・。


スクリーンを駆け抜けたクルマ達~'65~'66 Mustang from

今回のお題はいつも楽しいコメントを頂いている桃色ジープさんのアイデアを基にしました。同時にこの記事を同じ趣味を持つフランスの皆さんにも送りたいと思います。以下、いい加減な自己流英訳文とそれをインターネット翻訳で翻訳した仏文を併記します。どちらも多分甚だ不完全でお恥ずかしいのですが、まあ、気持が伝われば良いかと・・・(笑)。

J'ai écrit cet article basé sur mon ami 桃色ジープさん 'idée s. J'aimerais présenter aussi ceci pour mes amis français.


I wrote this article based on my friend 桃色ジープさん's idea. I would like to present this for my French friends too.


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お盆休みの頃、普段は寂しいわがブログへのアクセスが突然倍増しました。何事かと思ったら、あるフランスの方が検索で当方のブログを見つけ、彼の地のミニカーフォーラムにリンクを貼って下さったのでした。フランス語は100%判らないのでどうしようかと迷いましたが、eBayで鍛えたブロークンイングリッシュ(笑)を翻訳サイトでフランス語に翻訳してご挨拶してみたところ、何とか気持ちは通じたようで優しく迎え入れて頂きました。因みにリンクして頂いたのはイスラエル製のミニカー、ガムダクールの記事でした。当ブログにたまに海外からアクセスがあると、その多くがガムダクールについての検索からで、海外ではガムダクールの人気があるのか、世界的にもガムダクールを扱うサイトやブログが少ないかのどちらかなのでしょう(笑)。


http://www.forum-auto.com/automobile-pratique/modelisme-modeles-reduits/sujet30-108885.htm


Pendant fêtes de l'été, ma page du blog avait été liée à forum de la voiture du modèle français et les accès à mon blog paginent augmenté soudainement.
L'article lié de ma page était au sujet de Gamdakoor. J'ai mis une fois mon message en anglais et l'ai traduit en français par traducteur de l'internet. Alors j'ai essayé de communiquer avec les gens français. Nous avons communiqué ce chemin.


During summer holidays, my blog page had been linked from French model car forum, and access to my blog page suddenly increased. The linked article of my page was about Gamdakoor. I put my message once in English and translated it to French by internet translator. Then I tried to communicate with French people. We have communicated that way.


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と言う事で、映画”男と女(原題;un homme et une femme)” をご紹介します。普段当方がご紹介しているカーチェイスムービーや007シリーズとはかなり異なる作品ですね。クロード・ルルーシュ監督による'66年のフランス映画です。或る男と女が、お互いの子供を預ける寄宿学校で出会った事からストーリーが始まります。大人の男女の物語ゆえ、きれい事ばかりでなく打算や過去への苦悩なども描き出されますが、現在と過去、登場人物の感情がモノクロームと淡く美しい色調の映像で行き交い、有名なスキャットのテーマ曲も印象に残る名作です。


・・・が、それだけだったら当方がこのブログで取り上げる筈はない訳でして・・・主人公の男が(多分)フォードのワークスドライバーと言う設定で、私の大好きなマスタングが印象的に使われています。1台は主人公が普段の足として使用している赤のコンバーチブル。このコンバーチブルに関しては年式がはっきりしない事がマスタングファンの間で語り草になっているそうで、確かにラジエターグリルは'65年型ですがホイールキャップは'66年型の物が装着されています。


Ce temps, j'aimerais parler "un homme et une femme" qui ont dirigé par Claude Lelouch à film célèbre presque mondial. L'histoire a commencé lorsque l'homme et femmes ont rencontré à l'internat de leurs enfants. Elles sont personne adulte, donc l'histoire était passionnée pas seul mais aussi agonie. Passé et le présent vient et va par belle couleur et image monochrome. Aussi la belle musique est si impressionnante.


Bien sûr ma page du blog est au sujet de voitures du modèle américaines. Ainsi, j'aimerais discuter approximativement deux Ford Mustangs utilisé solennellement dans ce film. On est une voiture décapotable rouge, 65 ou 66. Je ne pourrais pas décider la voiture est 65 ou 66. Le gril de radiateur apparences 65 mais casquette du Moyeu apparences 66.


The story started when the man and women met at their children’s boarding school. They are adult person, so the story was not only passionate but also agony. Past and present come and go by beautiful color and monochrome image. Also beautiful music is so impressive.


Of course my blog page is about American model cars. So, I would like to talk about two Ford Mustangs used in this movie impressively. One is a red convertible, '65 or '66. I could not decide the car is '65 or '66. The radiator grill looks '65 but Hub cap looks '66.


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もう1台は主人公がモンテカルロラリーに出場したラリー仕様のHT。マスタングでモンテ?と思われるかもしれませんが、当時のフォードはヨーロッパにおけるブランドイメージ高揚のため、積極的にモータースポーツに参戦しており、マスタングも実際にモンテカルロラリーにエントリーしていました。ラリーを終えた男の元に女から祝福と男への愛を告げる電報が届きます。男はラリーカーのマスタングに飛び乗り夜を徹して女の元へ駆けつけるのです。マスタングのライトを点滅させて合図する浜辺での再会シーンはとても印象的でした。


ミニカーはフランスの映画に敬意を表してソリドの製品をチョイス。共に過去にもご紹介済みですが今回は映画がメインなのでご容赦下さい。。。アイボリーのHTは中古で入手した物ですが、ご覧の通り元はラリー仕様のミニカー。前オーナーがデカールをきれいに剥がしているのですが、ちょうど良い感じに映画に登場するクルマのような外観になっています。赤のコンバーチブルはソリドが後年になって発売した製品で、HTに比べるとプラ製の細かいパーツを多用していて時代の流れを感じます。以前もご紹介しましたがソリドのマスタングHTは私の一番のお気に入り。こうしてノンオリジナルなコンディションのラリー仕様改をご紹介するヒントを下さった桃色ジープさん有難うございました。


Un autre on est un 65 HT rallye la version. L'homme est conducteur professionnel et il est entré à Monte Carlo rallye par Mustang. Après fini le rallye, il a reçu un télégramme de la femme. Il a couru pour la rencontrer par le Mustang du rallye. La scène que l'homme a encore rencontré la femme sur une plage était si impressionnante aussi.


Pour respect au beau film français, j'aimerais présenter le Ford Mustangs de Solido. J'ai attrapé ce blanc HT par vente aux enchères de l'internet. Le propriétaire précédent a enlevé la décalcomanie du rassemblement de la voiture modèle. Donc les apparences de voiture modèle comme la voiture dans le film. L'autre, la voiture décapotable rouge est un plus nouveau modèle que modèle HT. La voiture modèle a beaucoup de parties plastiques. il y a différence de génération entre HT et voiture décapotable.


Another one is a ’65 HT rally version. The man is a professional driver and he entered to Monte Carlo rally by Mustang.  After finished the rally, he received a telegram from the woman. He ran to meet her by the rally Mustang. The scene that the man met again the woman on a beach was so impressive too.


For respect to the beautiful French movie, I would like to introduce Solido’s Ford Mustangs. I got this white HT by internet auction. Former owner took off rally decal from the model car. So the model car looks like the car in the movie. The other one, red convertible is a newer model than HT model. The model car has a lot of plastic parts. there are difference of generation between HT and convertible.




アメリカ車のミニカーを軸にいろいろな出会いが広がりました。ブログを通じて色々な方と知り合う事が出来たり、フランス語は100%わからない当方が、インターネットの翻訳サービスでなんとかコミュニケーションできてしまう・・・ITテクノロジーの進化に感謝であります。


Par modèle de voitures américaines, j'ai obtenu occasions de connaître l'un l'autre avec beaucoup de gens. J'aimerais dire merci à blogs, traducteur de l'internet et toute autre technologie de l'information.


By model of American cars, I got opportunities to know each other with lots of people. I would like to say thank you to blogs, internet translator and any other information technology.


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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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