1/43cu.in.

1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

今年のカボチャはパネルバン ~MATTEL '55 FORD PANEL VAN

早いもので今年もあっという間にハロウィンのシーズン。昨年のこの時期はマッチボックス製の”パンプキン” '53Ford F-100ピックアップをご紹介していました。何年続くか分かりませんが、今年はパネルバンで行ってみたいと思います。


Mattel_55_ford_panel_van_1


↑ジャック・オー・ランタンは去年と同じ物を使い廻しました・・・頂き物なので初期投資ゼロ、追加投資ゼロ(笑)。


・・・と言う事でFord F100であります。シボレーCシリーズと並ぶアメリカの代表的なピックアップトラック、今日まで続くフォードFシリーズの古(いにしえ)の姿と言えましょうか。今回ご紹介するのはキャブと一体のボディを持ったパネルバンバージョンです。フォードF100=パンプキンというニックネームは、丸っこいけど凸凹ゴツゴツしたその外観から来ているのだろうと思うのですが、パネルバンともなるともう、その丸さに拍車が掛ってカボチャっぽさ更にUP(笑)。昨年も記したように思いますが、実物は小山のように大きなクルマです。


Mattel_55_ford_panel_van_ft Mattel_55_ford_panel_van_rr


↑ボディはドアまでがピックアップと共通で後半を作り分けているようです。シンプルなパネルバンはピックアップとはまた違う魅力があります。


ミニカーはマテルがホットホイール・コレクティブルとして発売した数少ない1/43シリーズの1台。このモデルは相互リンクして頂いているトイズモデルズカルト管理人様もコレクションされています。プロポーション、ディテールのシャープさなど流石と言う感じですが、そこはやっぱりホットホイール。たとえ1/43だろうと、おいそれと吊るしの状態でミニカー化したりはしません(笑)。このモデルは”ジョーのスピードショップ”の営業車(笑)という設定になっていますが、ファットなリアタイヤを履いたホッドロッド風の佇まいとなっています。タイヤだけでなくホイールも実に分かったチョイス。この辺りのノリを楽しめるか否かでマテルのミニカーに対する評価は大きく変わって来るような気がします。


Mattel_55_ford_van_ft2 Mattel_55_ford_van_rr2


↑ホットロッド風の佇まいはこのクルマのキャラに良く合っていると思います。ピックアップよりコチラの方がカボチャっぽい!?


このHWの1/43コレクティブルは、他に同じF100のピックアップ版や'32FORDのホッドロッド、スチュードベーカーのファニーカー、シェルビーGT350R、'71プリマスGTX等が発売されていて車種選定や出来もなかなか良かったのですが、残念ながらその後シリーズが拡充される事はなかった模様です。同じシリーズの'66シェルビー350GTRや'71 GTXはクロームメッキのアメリカン・クラシックス・シリーズに転用されました。HWを扱った雑誌等でもこれらのシリーズは全く触れられていない事が多く、1/43スケールファンとしては何とも寂しい限り・・・。邪険に扱われるような代物ではないと思うんですけどね~。やっぱりHWファンはあの大きさ(小ささ)が好きで、1/43ファンは真面目で精巧な出来のモデルが好きという事なのでしょうか・・・?当方の趣味・嗜好はやっぱりちょっと特殊なのかもしれません。。。


Mattel_55_ford_panel_van_2


↑このモデルはエンジンフードの開閉が可能。その中味もタダモノではなさそうです・・・。



1_43cuinheader_1_0_2 1_43cuinheader_2_0_2



このブログのあらましをご紹介するウェブページもハロウィーンバージョンに衣替え中。よろしかったら覗いてみて下さい



http://1-43cu-in.blog.ocn.ne.jp/blog/welcome-to-143cuin-ver2.html


スポンサーサイト

スクリーンを駆け抜けたクルマ達~女王陛下の007再び・・・Austin Mini from On Her Majesty's Secret Service

ココはアメリカ車ミニカーのブログの筈では!?と、お叱りを受けそうですが・・・ミニネタをもう1つ。今回の記事はお友達の覆面えるさんのコチラの記事への超出遅れ勝手連返しであります。勝手連を頂いた時に既にミニミニ大作戦ネタを仕込中だった上に、50周年の流れでいすゞエルフまで道を踏み外しちゃった(笑)のですっかり遅くなってしまいました。。。えるさん申し訳ありません。。。 <(_ _)>


On_her_majestys_007_1


↑例によって点灯したヘッドランプ等はフォトレタッチです。ミニカーのライトは点灯しません。


・・・と言う事でボンドカー・コレクションであります。書店で販売されるミニカー付き冊子、日本ではパイロット販売版が発売早々に休止されてしまったのですが、海外では未だバリエーションが増え続けているようで、時々海外のネットオクをチェックすると「あ゛~っ、、また知らないのが増えてるっ!」となる訳です(笑)。


Uh_austin_mini_ft Uh_austin_mini_rr


↑プロポーションはちょっと上下に伸び気味・・・ドライバーのフィギュアを良く見せる為?


今回ご紹介のオースチンミニも脇役キャラも良い所で、”女王陛下の007(原題;ON HER MAJESTY'S SECRET SERVICE)”にちょっとだけ登場したクルマです。映画のカーチェイスシーンで、逃げるボンドとトレーシーの乗った'69マーキュリー・クーガー、追いかけるイルマ・ブント他ブロフェルドの手下のベンツ220SEが乱入した氷上レースのサーキットで、カーチェイスのあおりを喰らって転覆してしまう可哀そうなクルマなのです。実は当方は同じシリーズのクーガーのミニカーをご紹介した時にビテスのミニを代役に使ったのですが、まさかこんなサブキャラまでミニカー化されるとは思いませんでした。


On_her_majestys_007_3_2 On_her_majestys_007_4_2


↑ユニバーサルホビー製なのにコーギーのロゴとはこれ如何に!?他所のブランド名を記したミニカーと言うのも珍しいかも・・・。


ミニカーはコーギーやビテス等他社で発売済みのモデルとは全く異なるキャスト、確かユニバーサルホビー自体もミニは別金型を持っていたような気もしますが恐らく新金型です。プロポーション的には何となく上下に伸びてしまったような感じに見えますが、前輪がステアした状態で、草レース(この場合は氷上レース)のドライバー氏が乗っているので中々活き活きとした表情を見せています。面白いのはユニバーサルホビー製なのにルーフにコーギーの見慣れたロゴマークが入っている事。映画の劇中車にも有ったのかな?バックのサーキットの写真にもロゴマークが見えますから、映画のスポンサーをしていたのかも知れません。


On_her_majestys_007_2


↑くどいようですがヘッドランプはフォトレタッチです(笑)


Uh_69_cougar_ft Uh_69_cougar_rr


↑トレーシーの'69マーキュリークーガーは同じボンドカーコレクションからの1台


Vitess_mb300_ft Vitess_mb300_rr


↑追手のベンツはビテスの300SE、劇中車とはちょっと異なります。クーガー共々過去にご紹介済。


アメリカ車を登場させないとまた”番外編”になっちゃうので、同じシリーズのクーガーを再度引っ張り出して映画のシーンの再現を仕切り直しでやってみました(笑)。やっぱり劇中そのままのカラーリングの方がしっくりるみたいです。ここまで来たら「いっその事イルマブントのベンツ220や、他の巻き込まれグルマ(フォード・エスコートやビートル)まで製品化しちゃって頂きたい。」なんて思ってしまう当方、脇役キャラまで枠を広げるならモデル化して欲しい車種は他にも色々あります。こんな辺境ブログをユニバーサルホビーの方が見ている訳もありませんがちょっとリスト化してみます(笑)。


●ボンドカーコレクションで発売して欲しい劇中車、私的リスト。


・'64 フォード・ランチェロ (ゴールドフィンガー)押し潰されたリンカーン付きで。


・'64 フォード・カントリースクワイア (ゴールドフィンガー)前輪はステアしないで欲しい。 


・'71 サンダーバード2ドア・ランドウ (ダイヤモンドは永遠に)ゲイの殺し屋2人付きで・・・。


・'71 フォード・カスタム ポリスカー (ダイヤモンドは永遠に)太ったシェリフ付き横転前で・・・。


・'68 キャデラック ハース(霊柩車) (ダイヤモンドは永遠に)棺桶付きで。


・'73 シボレー・インパラ ポリスカー (死ぬのは奴らだ)もちろんペッパー保安官付きで(笑)。


・・・と言う事で、当方はやっぱりアメリカ車であります。果たして皆さんはどの劇中車をモデル化してほしいでしょうか!?


ミニカー・コラム・シフトVol.5~もう1台の50周年に想う・・・ISUZU ELF

ミニの誕生50周年に敬意を表し、4回に渡って映画”ミニミニ大作戦”を特集しましたが、我が日本にも今年50周年を迎えたクルマがあります。アメリカ車を1/43モデルカーでアーカイブするのが目的(!?)の当ブログですが、道を踏み外しついでに(笑)そちらについても触れてみたいと思います。


Elf_1


今年50周年を迎えた国産車とは・・・小型トラックのベストセラー、いすゞエルフであります。奇しくも・・・本当に偶然にもミニと全く同じ1959年8月26日に発表されました。(1号車のラインオフは、ミニが同年の5月8日、エルフが6月だったようです。)エンジン横置き前輪駆動で実用車の礎を築いた英国のミニと、日本の物流を支え続けた縁の下の力持ち、エルフが全く同じ年の同じ日に発表されたというのも考えれば物凄い偶然ですね・・・。ミニの一族には拡大したノッチバックのトランクを備え、各部を豪華に装ったライレー・エルフというクルマもあったりして、何やら只ならぬ縁を感じてしまったりしまわなかったり(笑)。


Elf_2


↑いすゞ・エルフとライレー・エルフのご対面(笑)。こう言うお遊びが簡単にできるのもミニカーならでは!?


Vitesse_riley_elf_ft Vitesse_riley_elf_rr


↑ライレー・エルフとウーズレー・ホーネットはミニのトランクを拡大して各部を豪華に仕立てたモデル。”妖精”の意を持つ名前にはこのクルマの方がふさわしいかも・・・。


ご覧頂いているミニカーは先代エルフの初期モデルがエムテック製、先代の最終形と現行はいすゞ自動車がノベルティ用に製造したモデルです。このミニカー、トラックショーでアンケートに答えると記念品として貰えたりしたようですが、非売品の為ネットオクでとんでもない額に競り上がっているのを見た事もあります。嬉しい事に全車1/43で、建機と同じ1/50になってしまう事の多いトラックのミニカーとしては貴重な存在と言えそうです。


Mtech_isuzu_elf_ft Mtech_isuzu_elf_rr


↑エムテック製の先代初期タイプのモデル。実車のカタログ仕様のモデル化です。


Promo_isuzu_elf_ft2 Promo_isuzu_elf_rr2


↑いすゞ自動車がノベルティ用に製作したミニカー、先代の最後期タイプのモデル化。


Promo_isuzu_elf_ft1 Promo_isuzu_elf_rr1


↑同じくいすゞ自動車のノベルティ品。最新型の現行モデル。なかなか良くできています。


思えば国産車でめでたく50周年を迎えたクルマ、或いは今後50周年を祝えそうなクルマは数える程しかありません。或る時期から国内メーカーは多くの伝統ある名前を捨て商品ラインナップの刷新を図りました。ユーザー層の若返りなど色々狙いもあったのでしょうが、結果として私のようなオジサンには何となく馴染みのない、ネーミングの語感だけは爽やかだけど何だか薄っぺらで全然印象に残らないようなクルマばかりが増えたような気がします。発売してもあまり売れないと見ると、そのクルマを育てようとせずに1~2世代でさっさと捨ててしまい、また別の、いかにも売れそうな流行りに乗った新車種を投入する・・・と言うような事を繰り返しているように見えます。


Norev_ae86_levin_ft Norev_ae86_levin_rr


↑今年の東京モーターショーには、トヨタがあの”ハチロク”の名を冠したショーカー(市販の可能性大!)を出品するのだとか・・・。最近の国産車には余り興味が持てなかったのですが、このクルマは期待大です。ミニカーは国産名車シリーズのAE86レビン。私の好きな3ドアの前期型なのが嬉しい1台でした。


我々以上の世代にとっては自動車は憧れの存在でした。ところが、最近の若い人達の多くはクルマには殆ど興味がないようです。我々と違い生まれた時から家にクルマが有るのが当たり前の彼等にとっては、クルマは単なる道具の1つであって憧れの対象とはなりにくいのかもしれません。・・・が、しかしその一方で憧れの対象となるような魅力やヒストリーを持ったクルマが国産車からどんどんなくなっているのもまた事実と言えるでしょう。前述のように、クルマを白物家電(古っ!!)などと同じような使い捨ての商品にしてしまったメーカーの側にもクルマ離れの一因があるような気がしてなりません。


鶏が先か卵が先か・・・クルマ離れの根が何処にあるのかは難しい問題ですが、人々を魅了するような素敵なクルマが1台でも多く50周年を祝えるようになればいいなあ・・・と、クルマを道具ではなく、趣味の対象としてしか見る事が出来ない変なオジサンは思うのでした(笑)。


スクリーンを駆け抜けたクルマ達(番外編)~The Italian Job Vol.4

スクリーンを駆け抜けたクルマ達、アメリカ車の登場しない番外編、”ミニミニ大作戦(原題;The Italian Job)”の4回目、このお題もそろそろネタ切れ。。。最後はミニカーのご紹介と共に、その題名について考えてみました。


The_italian_job_vol4


↑最後は手持ちの劇中登場車両、賑やかに”ほぼ”全員集合させてみました(笑)。


ミニミニ大作戦の劇中車のミニカー、今回はバンガーズのミニミニ大作戦5台セットと、古のマーキュリーのフィアットカートランスポーターをご紹介して最後を締めたいと思います。


●ミニミニ大作戦のミニクーパーとしてはとりあえず決定版!?(バンガーズ5台セット)


Vanguards_mini_cooper_ft1 Vanguards_mini_cooper_rr1 Vanguards_mini_cooper_ft2 Vanguards_mini_cooper_rr2 Vanguards_mini_cooper_ft3 Vanguards_mini_cooper_rr3


バンガーズはコーギーが展開する別ブランドの1つですが、主役のミニクーパーは1回目、2回目でご紹介した本家(?)コーギーブランドのミニミニ大作戦セットとは全く別のキャスティングで、より実車に近いプロポーションとなっています。エンジンフードのストラップは同じように印刷で表現されていますが、グリルの前のドライビングランプは劇中車と同じ正しき配置の3灯、ミニライトのマグホイールもよりリアルな物となっていて精密感の高い仕上がりになっています。ボディカラーもやや渋めのタータンレッドやオールドイングリッシュホワイト等のボディカラーが良い雰囲気で再現されています。このキャストは同ブランドで様々なバリエーションが発売されており、つい最近もミニ50周年記念3台セットとしてミニバンと共に発売されたばかりです。


Vanguards_jaguar_e_ft1 Vanguards_jaguar_e_rr1 Vanguards_morris_ft Vanguards_morris_rr


さて、セットに含まれる残りの2台はジャガーEタイプのロードスターの方と、輸送車の扉を爆破する訓練に使われ、うっかり丸ごと爆破されちゃった可哀そうなモーリス・コマーシャルバンです。劇中車のバリエーションとしては貴重な物ですが、ジャガーはどうせならクーペと揃いの2台で欲しかったし、有り物のキャストでまとめた感もあってセットとしての説得力には少々欠けているような気もします。しかしイタリア国旗の色をあしらった紙箱は中々魅力的だし、ミニクーパーの出来が良いので買っておいてよかったなあと思える物ではあります。


●武装輸送隊の退路を阻んだ・・・フィアット・カートランスポーター


Mercury_fiat_car_tranpo_ft2 Mercury_fiat_car_tranpo_rr2 Mercury_fiat_car_tranpo_ft1 Mercury_fiat_car_tranpo_rr1


最後にご紹介するのはファイアット・カートランスポーターです。映画の中では、チャーリー一味がフィアット武装輸送隊を襲撃する際、前後の退路を阻むために使いました。映画に登場するのは赤いキャブと黒いキャブの2車体連結タイプでした。大型のトラックでありながら、人の良さそうなツラ構えで全然威圧感がありません(笑)。最近の欧州の大型トラックの逞しさを考えると、ほのぼのとした良い時代だったのかなぁ等と思ってしまいます。


Mercury_fiat_auto_tranpo_1 Mercury_fiat_auto_tranpo_2


ミニカーは古のマーキュリーの傑作。映画と同じ2車体連結タイプと通常タイプがあります。2車体連結タイプは赤いキャブで映画のイメージそのもの。どちらもボディ後部の車載用リフトが手回しプーリーによって昇降するギミックを持っていて、製造後40年位経た現在もしっかり可動します。・・・もっとも紐が切れるのが怖くてミニカーを載せて遊ぶ気にはなれませんが(笑)。


Mercury_fiat_auto_tranpo_3 Mercury_fiat_auto_tranpo_4


素朴な味わいのミニカーも良いのですが、或る意味それ以上に趣深いのがそのパッケージ。ミニカーと言うよりティントーイの紙箱のようなイメージですが、手書きの箱絵が何とも言えぬ雰囲気です。日本での商標登録のゴタゴタから、残念な事にメーカーマークの上に無粋な"MADE IN ITALY"の紙シールが貼り付けられています。当方の手持ちは1部のシールが自然に剥がれて、マーキュリーのマークが顔を出しています。まあ、これも貴重な歴史の証人という事にしておきましょう・・・。


●他にもミニカーが欲しい劇中車はまだまだ・・・。


色々ご紹介してきたミニミニ大作戦劇中車、そろそろネタ切れとなりました・・・。が、この映画には他にも色々魅力的なクルマが登場しています。・・・全部ミニカーで欲しい。


1.フィアット・アーマード・コンボイ


Ij4_05 Ij4_06 Ij4_07 Ij4_08


黄金を運んだフィアットの武装輸送隊、ダッジは比較的簡単にそれらしいものが手に入りそうですが、金色の現金輸送車や放水銃を装備した装甲車は製品化の望み薄です。同様にバイクも1/43モデルって少ないですよね・・・。


2.チャーリー・クローカー達が使った他のクルマ


Ij4_03 Ij4_04


チャーリー達が犯行現場まで行くのに使い、強奪した現金輸送車を牽引したロングボディのレンジローバー、ヘッドランプが中央に寄った初期タイプは製品が少ないのではないでしょうか?・・・実は改造ベースとしてエレールの1/43プラキットを入手済みなのですが、”いつかは手掛けたいプラキット”リストに入ったまま放置プレーです(笑)。同様にチャーリー一味の足になっていたコンマースのバン。ベース車両があれば派手なカラーリングもデカール自作で何とかなりそうですが・・・オックスフォード辺りが安く製品化してくれると嬉しいのですが・・・。


3.チャーリー・クローカーの愛車アストンマーチンDB4オープン


Ij4_01 Ij4_02


そして、ランボルギーニ・ミウラと同じ運命をたどったチャーリーの愛車アストンDB4です。以前記したようにクーペの1/43モデルはビテス製があるのですが、オープンがなかなか見つかりません。実車はこの映画の撮影後レストアされたそうですが、谷底に落とされて修復できるの?・・・と思ったら、フロントガラスを潰される所までは本物、そこから先のシーンはランチア・アッピアを改造したフェイクが使われたとする説があるそうです。谷底へ落ちてゆく時、エンジンフードが通常の後ろヒンジで開いている(本物のDB4は前ヒンジ。)なのがその証なのだとか・・・。DVDをお持ちの方は確認をしてみては!?


●イタリアンな仕事ってどんな仕事なんだろう・・・?


さて、映画の題名、”イタリアン・ジョブ”についてです。映画のストーリーがイギリスの窃盗団によるイタリアでの大仕事ですから、普通に考えれば題名の意味は「イタリアでの大仕事」とかそんな感じになると思うのですが、ただ単にそういう意味だったら英題の付け方はもう少し違う言い回しになったのでは?という気もします。単にインパクトのある、憶えやすい題名と言う事だったのかもしれませんが、個人的には何となくそこに比喩的表現、あるいはスラング的な意味合いが隠されているのでは?と考えてしまったりします。


Ij4_09 Ij4_10


イタリアから連想する意味合いを良い方向に考えると、「芸術的な仕事」とか、「手際の良い仕事」という感じで、一つの都市を大混乱に陥れる規模の大きな計画や、大渋滞を尻目に思いもよらぬ逃走ルートでまんまと逃げおおせてしまう手際の良さに釣り合うように思います。逆に悪い方向で考えると、「いい加減な仕事」とか「見通しの甘い計画」といった雰囲気で、これは鮮やかに作戦成功!と、思ったら・・・!?のラストシーンに符合しますし、メンバーの人選に問題が有り、コンピューターのエキスパート”ピーチ教授”が女性に対する特殊な嗜好から、作戦遂行中に逮捕されてしまうのも、一歩間違えば計画とん挫の危機でした(笑)。


Ij4_11 Ij4_12


・・・と、少ない知識であれこれ考えを巡らせても、当方は英語の専門家でもないし、文化人類学の権威でもないので答えが出るわけでもありません。。。邪推はこの位にしておこうと思います。残りの劇中車を手にする事が出来たらまた番外編でご紹介したいと思います・・・が、ハードルの高そうな車種ばかり残っちゃったので一体いつになりますやら・・・


スクリーンを駆け抜けたクルマ達(番外編)~The Italian Job Vol.3

スクリーンを駆け抜けたクルマ達、アメリカ車の登場しない番外編、”ミニミニ大作戦(原題;The Italian Job)”3回目は愛すべきイタリアのフツーのクルマ達と人々のお話です。


The_italian_job_vol3


映画ミニミニ大作戦、ストーリーの骨子は上海の工場建設資金として中国政府からフィアットに届けられた400万ドルの金塊強奪作戦でした。チャーリー一味・・・と言うかアルプスで死んだベッカーマンの作戦は、トリノの交通管制センターに侵入、信号機のコントロールプログラムに細工して町を未曾有の交通マヒ状態に陥れ、その混乱に乗じてフィアット武装輸送隊を襲撃、博物館や教会、ショッピングアーケードや下水管等、一般道路を避けた逃走ルートを3台のミニクーパーで逃げる。と言う破天荒なものでした。


Ij1 Ij2


映画の見所はそれこそ多々あるのですが、当方が面白いなと思った事の1つは世紀の大作戦で大渋滞に巻き込まれたイタリアの人々の描写でした。・・・フィアット・チンクエチェントのキャンバスルーフに腰かけ余裕で新聞に目を通す男、良く見ると足でクラクションを踏みつけています。・・・対向車の美人をナンパしようとする男と、男に往復ビンタで応酬する女傑。・・・運転中なのにやおらワインを飲み始めるオジサン。・・・タバコ片手にギャンブルを始める修道院の少年達・・・などなど。その描写がイギリス人の目から見た誇張されたイタリア人像なのか、それともイタリア人が本来持ち合わせている気質なのかは当方にはよく判りませんが、渋滞なんて日常茶飯事、今に動き始めるさ。それよりこの時間を他の楽しみに振り向けようぜ。的なお気楽さは時間に追われる現代の日本人には何とも羨ましいものに感じられます。


Ij3 Ij4


・・・と言う事で、手持ちのミニカーから大渋滞に巻き込まれた一般車両っぽい物をピックアップしてご紹介します。必ずしも劇中車だから買ったものではありません。映画に登場していないクルマもあるかもしれませんが悪しからず・・・。


(以下画像は全てクリックでちょっとだけ拡大します。)


●フィアット500(マーキュリー&ビテス)


Mercury_fiat_500_l_ft Mercury_fiat_500_l_rr Vitesse_fiat_500_f_ft Vitesse_fiat_500_f_rr


今ではすっかり希少車になってしまったチンクエチェント、この映画のトリノの街には正に溢れ返っていました(笑)。当方の手持ちは古のマーキュリーとビテス製。マーキュリーのチンクはとにかく可愛い1台で、ちょっとなびいたリアエンド等、ディフォルメが良い味わいになっています。対するビテスは樹脂パーツを多用した細かい作り。色もなかなか良い感じです。


●フィアット600(オートピレン&プロゲットK)


Auto_pilen_seat_600_ft Auto_pilen_seat_600_rr Progetto_k_fiat_600d_ft Progetto_k_fiat_600d_rr


フィアット500同様溢れ返っていたのがセイチェント、チンクよりちょっぴり大きいボディとエンジン、紺のミニカーはスペインのピレン(・・・なので正確にはセアト600)、古いミニカーですがプロポーションは中々の物です。もう一台はご当地イタリアのプロゲットK、少しくすんだ感じの白いボディとハープキャップのホイール等、ベーシックな出で立ちが魅力です。


●フィアット600ムルティプラ(マーキュリー&ブルム)


Mercury_fiat_600_multipla_f Mercury_fiat_600_multipla_r Brumm_fiat_600_multipla_f Brumm_fiat_600_multipla_rr


フィアット600をベースにしたマルチパーパス・ミニミニバン。小さなボディに2+2+2という3列シートを押し込んでいます。イタリアではタクシー等にも重宝されたようで、運転手のフィギュアが付属したモデルもあります。当方の手持ちは例の日本での商標問題で、床板のマークを削りとられてしまった可愛そうなマーキュリー製と後年のブルム製。どちらも2トーンのボディカラーが可愛いです。


●フィアット850べルリーナ&クーペ(マーキュリー)


Mercury_fiat_850_ft Mercury_fiat_850_rr Mercury_fiat_abarth1000_ft Mercury_fiat_abarth1000_rr Mercury_fiat_850_coupe_ft Mercury_fiat_850_coupe_rr


更にちょっぴり大きなフィアット850、べルリーナとクーペ、スパイダーでは全く異なるスタイルをしていました。当方の手持ちはやはりご当地、古のマーキュリー製。ベルリーナはシルバーのノーマル版とアイボリーに赤いストライプのアバルト1000仕様、クーペはブルーメタリックのノーマル仕様。オレンジ色のスパイダーなんかも欲しい所ではありますが・・・。


●フィアット1500(エディルトーイ)



Edil_toys_fiat_1500_ft_2 Edil_toys_fiat_1500_rr Edil_toys_fiat_1500_1 Edil_toys_fiat_1500_2


当時のフィアットではちょっと高級?なかなか良いスタイルでお気に入りの1500は今は亡きイタリアのエディルトーイ製。ダイヤカットで輝くデュアルヘッドライト、エンジンフード、トランクに加えて4枚のドアが全て開閉可能と言う意欲作。樹脂の品質のせいか、パーツの変形や破損している個体も多いのが玉にキズではあります。


●アルファロメオ・ジュリェッタ(リオ)&ジュリエッタスプリント(バン)


Rio_alfa_giulietta_ft Rio_alfa_giulietta_rr Bang_alfa_giulietta_sprint_ Bang_giulietta_sprint_rr


アルファのジュリア以前のべルリーナの代表格であるジュリエッタ。クーペのスプリントも美しいですが、セダンもなかなか味があります。ミニカーはやはりイタリアのブランドであるリオ。シンプルながら渋い仕上がりでなかなか良い味わいが有ります。スプリントの方はバンモデル製。エッチングパーツなども多用した極めて美しい仕上がりのミニカーです。


●アルファロメオ・ジュリアTI(仏ディンキー)


Dinky_giulia_ti_ft Dinky_giulia_ti_rr


本家イタリア製を始め、ジュリアのミニカーは数あれど、個人的に最高傑作はこのフランスディンキー製ではないかな~と思います。古さを全く感じさせないプロポーション、渋いグレーメタリックのボディカラー、エンジンフード、トランクの開閉に加え、フロントドアの窓が上下します。お約束のジュエルヘッドライトやメタルのホイール等、らしいディテールも時代を感じさせてくれて嬉しくなってしまいます。


さて、ご紹介してきた愛すべきイタリアのフツーのクルマ達、最新の製品が全く無い事に気付かれたでしょうか?当方が大人の(?)コレクターとしてミニカーコレクションを始めたのはいつの頃からかハッキリしませんが、数が増え始めたのはやはり社会人になってからだと思います。特に社会人になりたての頃は、自分自身で働いた収入があり、会社の寮住まいで自由にできるお金も増えたので、ミニカーショップにせっせと通って国や年代を問わず好きなクルマのミニカーを買いまくっていたように思います。今回ご紹介したミニカー達の多くもその頃買い込んだ物。対象を絞り込んでいる今日ではおいそれと手が出せなくなってしまったモデルも多いな~と、何だか複雑な心境になってしまいました。。。


1/43cu.in.検索タグ
過去記事の検索は以下のタグをご利用下さい。
プロフィール

Ponys41

Author:Ponys41
昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

カレンダー
09 | 2009/10 | 11
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
ビジュアルリンク
















QRコード
QR
検索フォーム
FC2カウンター

12345678910111213141516171819202122232425262728293031 10