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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

スクリーンを駆け抜けたクルマ達~UNIVERSAL HOBBIES Checker Cab from

長年親しまれた存在だけに、映画やTVへの”出演”も多いチェッカーキャブ。今回は007に登場したクルマのご紹介です。


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↑ジオラマ風台座と共に望遠側(光学ズームx8.6)で撮ってみました。奥行きが詰まって背景との一体感が出たような気がします。


先回も記した通りニューヨークを始めアメリカの風景の一部と言われたチェッカー・キャブ。長年製造されていた事もあり映画への登場も数知れず・・・当方が個人的に印象深いのは特攻野郎Aチームでお馴染みのミスターTなどが出演したD.C.キャブ(原題;D.C.CAB)”やカート・ラッセルが主役のスネーク・ブリスキンを演じ、アーネスト・ボーグナインが運転手役だった”ニューヨーク1997(原題;Escape from New York)”、そして何と言ってもあの”タクシードライバー(原題;TAXI DRIVER)でしょうか・・・。今回ご紹介するミニカーは当ブログでは都度ご紹介しているユニバーサルホビー製のボンドカー・コレクションシリーズの1台。007死ぬのは奴らだ(原題;LIVE AND LET DIE)”に登場したクルマです。


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↑このシリーズのクセで車体が上下に厚ぼったいような気が・・・タイヤ&ホイールも何だか違和感があります。


・・・チェッカーキャブなんて出てたっけ?と思うようなチョイ役だったのですが実車のキャラクター性ゆえか目出度くモデル化されてしまいました。同シリーズではこの作品からは以前ご紹介したコルベットベースのカスタムカー、コルボラードやノバのポリスカー、'64インパラのコンバーチブル等、アメリカ車が多数ミニカー化されています。映画の方は三代目ジェームス・ボンドであるロジャー・ムーアが初めて登場し、テーマ曲をポール・マッカートニー&ウイングスが担当するなど、シリーズの中では色々と変化の多かった作品でした。クリフトン・ジェームス演じるペッパー保安官が登場し、コミカルな要素も増加したように思います。英国情報部支給のいわゆるボンドカーは登場しませんでしたが、主要な舞台にアメリカが含まれておりGMが車両を提供したようでシボレーを始めGM車が大挙登場しました。


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↑今回のジオラマ風ケースは路面表現のみの簡単な物ですが、背景写真との組み合わせでなかなか魅力的に感じられます。たったこれだけの事で映画の雰囲気が良く伝わって来ます。


ミニカーは最近のこのシリーズのクセで車体が上下に厚いような印象を受けます。またタイヤの径が大き過ぎ、かつ扁平過ぎるようでやや印象を悪くしています。実は悪役ミスター・ビッグの部下である黒人の運転手は乗車していますが、残念ながらボンドは下車した後のようです(笑)。プロトタイプは衝撃吸収バンパーが装着された'74年型以前のモデルで、オーバーライダー付きのバンパーは先回のアーテル製とも次回ご紹介予定のIXO製とも異なるディテール。そういう意味ではちょっと嬉しいミニカー化ではあります。赤味の強いこってりした黄色のボディカラーはなかなか良い雰囲気です。


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↑コチラもズームで撮影。・・・しかしランプベゼルのチップが気になるなあ。。。


007に登場したクルマ達をミニカー化したユニバーサルホビー製のボンドカーコレクション。チェッカーキャブも有難いのですが、出来る事ならこの映画からは'73のカプリスかインパラをモデル化してくれれば色々と利用価値も高かったのですけれどねえ・・・。


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アメリカのタクシーと言えば・・・Ertl '59 Checker Cab

しつこく続けて来たタクシー特集(笑)も持ちネタが少なくなって来ました。この辺りで有名なチェッカー・キャブのミニカーをを何台かご紹介したいと思います。


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↑デビューイヤーはトライシェビーと同じ頃の'56年。そのまま80年代まで製造が続き、最後の1台はNYで99年まで現役として活躍していたのですから、様々な世代の人々にとって身近な存在だった事でしょう・・・。


さて、やっぱりアメリカのタクシーと言ったらこのクルマを抜きに語る事は出来ませんよね。チェッカーキャブのデビューは'56年、その時の型式はA8型と言い、後に型式をA11,A11E(ロングホイールベース版)に改めました。'59年からは一般向けの自家用仕様(A10→A12,A12E)も開発され、スーパーバ、マラソン(登場時は上級版、その後この名称に統一。)の名で販売されています。頑強なラダ―フレームシャシー、シンプルなメカニズム、背が高く居住性に優れたボディ(ロングのA11Eでは補助椅子を使えば最大8~9人の乗車が可能)は走行距離も長く酷使される事の多いタクシー業界のニーズに合致しており、'82にチェッカー社の経営悪化により生産継続が出来なくなるまで20年以上の永きに渡って製造されました。長期に渡る活躍によりニューヨークの風景の1部と言われるなど、その存在は単なる自動車ではなく文化的なアイコンにまで昇華しています。


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↑至って素朴なミニカーですが、実車が個性的なだけに見紛う事無きチェッカーキャブです(笑)。バンパーが大型化する以前の姿なのが貴重かもしれませんね。


初めにご紹介するミニカーはアーテルの”ビンテージ・ビークルズ”シリーズの1台で、箱の印刷によれば製造は'88年から。今日的な目で見れば至ってシンプル&素朴な出来ですが、高価なホワイトメタル完成品を除けば1/43ミニカーはこれしかない時代が長く続いたので当方には貴重な存在でありました。モデルの細密化が進む昨今、この素朴な味わいが逆に新鮮と言ったら誉めすぎでしょうか?(笑)'59年型という事になっていますがどの辺が'59年型なのかは当方には良く分かりません。。。実車は長年同じカタチで製造されましたが、'74年型からゴツい衝撃吸収バンパーを装着しており、近年IXOから発売されたミニカーはその仕様になっていますのでその辺が識別点でしょうか・・・。


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↑購入以来20数年、大した手入れもしていませんでしたが・・・どうです、この矍鑠(かくしゃく)たる佇まい。素朴だけど長期保存に耐えるミニカーと、素晴らしい出来ながら数年で劣化が始まってしまう精密なモデルカー。10年、20年というスパンで考えた場合、果たしてどちらが価値ある存在なのでしょうか?


余談ですがこのミニカーは購入してから20年くらい経っており、今回撮影の為に久々に引っ張り出したのですが目立つ塗装の劣化やプラ部品のメッキのヒケもなく、至って良好なコンディションを維持しておりました。撮影にあたっては台所用の中性洗剤を垂らした水をティッシュに含ませて拭い、模型用のコーティング剤で軽く磨いただけです。安価で素朴な作りのミニカーながら天晴れ・・・。本来ダイキャストのミニカーは長期の保存に耐え得るからコレクションホビーとして定着して来た筈であり、この辺りは管理が悪いと数年で塗装が劣化してしまうような最近の脆弱な製品にも大いに見習って欲しい部分であります。少ない資金をやり繰りし、生産数の少ないミニカーを苦労して手に入れても、それが数年でゴミと化してしまうようでは・・・この趣味を続ける気持が萎えてしまいますよホントに。


スクリーンを駆け抜けたクルマ達~女王陛下の007三たび・・・Universal Hobbies Mercedes Benz 220S

下線文

タクシーを特集中ではありますが、余りそればかり続けているのもなんですし、fziroさんに007ネタで勝手連して頂いたので、垂涎のお宝、黄金銃レプリカへの勝手連返しと、更に覆面えるさんのドクターノオ劇中車、当方も大好きな'57ベルエアConv.への勝手連で三たび女王陛下の007劇中車をお送りしたいと思います。


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↑女王陛下の007のカーチェイスシーンを再現。今回の主役は敵車の”ハネベン”220Sです。いつものパターンでランプ類はフォトレタッチで光らせました。実際のミニカーは点灯しません(笑)。


ユニバーサルホビー製ミニカー付き冊子のボンドカーコレクション、海外では相変わらず新作のリリースが続いていて随分マイナーな脇役キャラも増えています。このシリーズは当ブログでも過去に色々ご紹介して来ましたし、女王陛下の007に至っては先ず主役とも言える '69マーキュリークーガーConvを、その後まさかの発売で第2回目として脇役の可哀そうなオースチン・ミニをご紹介して来ました。2回目の記事の時に、「ここまで来たらいっその事イルマブントのベンツ220や、他の巻き込まれグルマ(フォード・エスコートやビートル)まで製品化しちゃって頂きたい。」なんて言っていたのですが、それがあっさり現実になってしまったのでした。・・・と言う事で3度目の”女王陛下の007(原題;ON HER MAJESTY'S SECRET SERVICE)”劇中車のご紹介です。


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↑車中にはマシンガンを手にしたイルマブント他ブロフェルドの手下4人が乗車。ルーフのキャリアに積まれたスキー板など、劇中車のディテールをしっかり再現しています。


劇中に登場するメルセデスベンツの220Sとその一族は'59年から生産されたタイプで'、50年代にアメリカで大流行したテールフィンの影響を受け、小ぶりなフィンを持つリアスタイルから日本では”ハネベン”の愛称があります。生粋のメルセデスファンには”アメリカ市場に迎合し墜落したデザイン”などと揶揄された事もあるようですが、当方はこのスタイル嫌いじゃないです。(アメリカ車が好きだから或る意味当たり前か?/笑)どちらかというと押し出しの強さやアグレッシブさが前面に出ている昨今のベンツより、この頃のタテ目から'70年代位のクルマの方が落ち着きと気品があるような気がするのは当方だけでしょうか?


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↑例によってジオラマ風ケースに収まるの図。簡単な物ですが背景との組み合わせでなかなか良い雰囲気に仕上がっています。


さて、映画の中でのこのクルマは落ち着きとも気品とも甚だ無関係に(笑)、カーチェイスシーンでボンドとトレイシーを追うブロフェルドの手下達が乗車していたものです。ミニカーの方は車中でマシンガンを手にした女傑イルマブント他ブロフェルドの手下や、ルーフに積まれたスキー板など劇中車をしっかり再現していてなかなか良い雰囲気。出来・不出来にバラツキのある同シリーズではまあまあ頑張っている方ではないかと思いますが、このシリーズの癖でキャビンの天地寸法が高めな感じもあり、非常に良い出来のクーガーと並べるとちょっとだけ見劣りしてしまうような気もします。


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↑車種によってはキャビンの天地寸法が高過ぎるのもこのシリーズの癖のように思います。


以前も記しましたが劇中大活躍の'69クーガーは英国情報部がボンドに支給した物ではなく、この作品のボンドガール、トレーシーの愛車という設定で登場します。そしてカーチェイスシーンでステアリングを握っていたのもボンドではなくトレイシーでした。007シリーズで唯一ボンドが結婚を決意したのも、そうした彼女の男勝りな一面に惹かれたのでしょうか?カーチェイスのラスト、クーガーの体当たりを食らったベンツは転覆、炎上してしまいましたが、乗っていたブロフェルドの手下達は辛くも逃げ出して助かりました。もしもこの時イルマブントが助からなかったら、映画は大きく異なる結末を迎えていたかも・・・。でも、もしそうなっていたら、この作品がシリーズ屈指の名作と呼ばれる事もなかったのかもしれませんね。。。


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↑ボンドカーコレクション、女王陛下の007からマーキュリー・クーガー、メルセデス・ベンツ220S、オースチン・ミニクーパーの揃い踏み。女王陛下~からは他に本来のボンドカーであるアストンDBSや英国情報部協力者のビートル等も発売されています。(当方は未入手。)


'70年代のタクシーは Part2・・・MATCHBOX Plymouth Gran Fury

当方のアップがマイペースな事もあってちょっと長すぎの感もある(?)タクシー特集、今回も古めの車種・ミニカーをご紹介したいと思います。


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↑先回ご紹介のディンキー製と2台で夜のNY風・・・例によってライト類はフォトレタッチです。


・・・という事で前回ご紹介したディンキーと同じ'75~'77のプリマス・グランフューリー、今回ご紹介するのはマッチボックス・スーパーキングスシリーズの1台です。車種、年代は奇しくもディンキー製のモデルと同じ。製造開始もディンキーが'78年、このマッチボックスが'79年とほぼ同じ年代でした。(箱や床板の記載を参照しました。)往年のマッチボックス・スーパーキングスは、アメリカ車好きな当方にとってはマスタングのファニーカーやマーキュリークーガー、ダッジ・チャージャー等が印象深いのですが、スケールに一貫性がなく1/43よりも小柄なミニカーが多いのが残念な所です。そんな中でこのプリマス・グランフューリーは奇跡的に(?)ほぼ1/43スケールでモデル化されました。ディンキーと同様ポリスカーやタクシーのバリエーションがあるのはアメリカン・フルサイズセダンのミニカーとしてはお約束でしょう(笑)。


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↑ぶっといタイヤ、タクシーにしては派手なホイール、そして何故かトーイングヒッチ(笑)。でも何となくアメリカンフルサイズの迫力が伝わる佇まいではあります。


さて、ミニカーはと言うと、プロポーション、ディテール共に同時代の小スケールマッチボックスに近いテイストが感じられます。実際この頃のレギュラーシリーズに同じグラン・フューリーのポリスカーがラインアップされていました。プロポーションのちょっとしたデフォルメ、異様に太いタイヤ&派手目のホイール、リアに装備されたトーイングヒッチ等、タクシーとしては???な部分も多々ありますが、アメリカン・フルサイズセダンの迫力と押し出しを良く表現していると思います。同じイギリスのブランド、同じ車種・縮尺のタクシーミニカーなのに、簡易な構造ながらごくまじめな作りのディンキーとはかなり異なるテイスト。マッチボックスの方はフロントドアとトランクが開閉します。


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↑共にイギリスの老舗ブランド、同じ題材ながらそのテイストは大きく異なります。この辺の面白さもミニカーコレクションの楽しみの1つですよね。


この年代のクライスラー・フルサイズセダンとしては以前ご紹介したコーギーのダッジモナコがあり、コチラは各種ポリスカー、ファイヤーチーフ等のバリエーションの他、ブルースモビル仕様も販売されました。製造された時代やブランドのバックグラウンドが異なるとは言え、イギリスを代表する(した?)3台ブランドが揃ってクライスラーフルサイズをリリースしてたと言うのはなかなか興味深いです。そしてモナコは近々にあのミニチャンプスからも発売される予定になっていて(海外では発売済みで日本入荷未のようです。)この世代のクライスラーフルサイズ、意外と1/43でのミニカー化には恵まれていると言えるかもしれません。


http://www.minichamps.de/datenblatt_neu.php?idps=400144770&SPRACHE=en ←ミニチャンプスのモナコはこんな感じ。


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↑兄弟車とも言えるダッジ・モナコはコーギー製。フルサイズセダンがたくさん並ぶと何故か嬉しい・・・(笑)。


ミニチャンプスはとりあえずブルーメタリックのノーマルセダンから発売。ノーマル仕様の製品化は意外に少ないので貴重ですが、フルサイズセダンの型を作った以上バリエーション展開をしない筈はないと思われるので、この先どんなミニカーが発売されるのか楽しみであります。


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Author:Ponys41
昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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