1/43cu.in.

1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

One horsepower for every cubic inch. ~Matchbox '57 Chevrolet Corvette

C1コルベット特集、今回は'57年型ですが・・・果たしてそのトピックとは!?


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↑基本的には同じ金型と思われるマッチボックスの'56&'57コルベット。コレクティブル版の'57はオープン状態を再現するため、シート後方部分が金型改修されたのではないかと思います。


今回ご紹介する'57年型C1コルベット、外観は前年のモデルと大きく変わる所はありませんが、アメリカンリアルスポーツとしてメカニズム的には更なる進化を遂げていました。最も大きく変わったのは搭載されるV8エンジンで、前年の265cu.in.(4.3リッター)から283cu.in.(4.6リッター)に排気量アップ。様々なチューンがありましたが、この年のトピックとしてラムジェット・フューエルインジェクションの採用があり、最大283bhpを絞り出し”One horsepower for every cubic inch"つまり1キュービックインチあたり1hpと宣伝されました。


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↑マッチボックス・ディンキー版では問題だったピラー周りもメッキになって良い雰囲気。・・・後ろから見るとちょっと太すぎますが。。。


こうした動力性能アップにより、この年のコルベットの生産台数は前年比ほぼ2倍の6,339台にのぼりました。前年大きくイメージを変えたボディスタイルはこの年は殆ど変っていなかったのですから、コルベットというクルマに対して性能への期待が如何に大きかったかと言う事が覗えるるような気がします。こうして年々パワーアップを図りスポーツ色を強めていった結果、生産台数は徐々に増加してゆき、'60年型では10,000台の大台を超えることになります。


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↑このミニカーはルーフがまさにコンバーチブル(笑)。3タイプの姿を楽しむ事が出来ます。


ミニカーは前回ご紹介した'56と同じマッチボックス製ですが、こちらはイエスタイヤーシリーズに属するコレクティブル版です。先回のマッチボックスディンキー版よりも細かく作り込まれており、パーツの付け替えによりオープン、幌クローズド、ハードトップの3種類の姿を楽しむ事が出来ます。近年では効率よく金型費を回収するため、色々と手を変え品を変えバリエーションモデルが展開される傾向にありますが、このミニカーは1台で3度オイシイなかなか気前の良いモデルといえるかもしれません(笑)。・・・まあそのための犠牲もあって、幌なしの時はトランク部分に幌やハードトップを取り付ける為の穴が見えてしまうのですが。。。


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↑この'56からのコルベット、オープンはもちろんカッコ良いのですが、ハードトップもなかなかサマになっていると思います。


C1コルベット、翌年の'59年型からヘッドランプが4灯式のデュアルタイプになりますが、そちらは次週、別のモデルでご紹介したいと思います。


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窓枠をシルバーで塗りたくなる! ~MATCHBOX '56 Corvette

・・・今回はC1コルベット初の大幅なスタイルチェンジを行った'56年型をご紹介します。


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↑同じC1コルベットでも、'53と'56ではスタイリングが大きく異なります。


'53年にデビューした初代C1コルベット。前回ご紹介した通り'55年型で初めてV8エンジンをオプション設定しましたが、翌'56年型では外観を大幅にイメージチェンジすると共にV8エンジンを標準設定としました。スタイリングは'55年のモトラマに出品されたショーカーのビスケイン、2種類のラサールⅡ のイメージを取り入れ'53~'55までの瀟洒な雰囲気から一転。よりスポーティーでアグレッシブなデザインとなり、265cu.in.から最大で240hpを絞り出すV8エンジンの標準化と相まってリアルスポーツ色がより一層強まったように感じられます。


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↑この世代のコルベット、ボディーカラーはレッド/ホワイトのツートーンが最も似合うように思います。


'53年型から'62年型までの初代コルベットを総称してC1と呼びますが、今回の大幅なスタイルチェンジの後、'58年型でヘッドランプが4灯式となり、'61年型でリアデザインが次世代のC2型を先取りした物に変化しています。個人的にはC1の中ではこの'56~'57の2灯ヘッドランプのスタイルが一番好きだったりします。


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それにしても、ガラスと一体成型の窓枠にシルバーを色差ししたい誘惑に駆られます。


この'56~'57の1/43モデルとしてはフランクリンミント製が比較的有名で人気もあるのではないかと思います。その作り込みは同社の製品らしく素晴らしいのですが、プロポーション的にはちょっとポッチャリしていてスポーツカーらしさという点では今一つな感もあります。なので当方は細かいディテールは気にせず、あえてこのマッチボックス製を所有しています。


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↑年式違いで並べても同じブランドの製品なので違和感が少ないように思います。


このモデルはユニバーサルホビー社がマッチボックスとディンキー両方の商標権を所有していた頃に”マッチボックス・ディンキー”シリーズとして発売された物です。ご覧の通りディテールはさほど精密ではありませんが、プロポーションは実車のスポーティな感じを上手く捉えているように思います。同じマッチボックスでも先にご紹介した'53のように幅が広すぎるような感じもありません。このキャストはその後コレクティブル版でちょっとした進化を遂げる事になるのですが、その辺りは次回ご紹介したいと思います。


意義深き'55、意義深きハードトップ? ~Road Champs '55 Chevrolet Corvette

・・・と言う事で'53に続いて'55年型C1コルベットのご紹介です。


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↑ChevroletのVが大文字なのは間違いではありません。V8搭載のシンボルとして実車がこのようになっていたのです。


C1コルベットは前回ご紹介した'53年型が初年度モデルですが、今回ご紹介する'55モデルは外観の変化は少ないものの、コルベットの歴史上初めてV8エンジンがオプション設定された記念すべきモデルです。'55時点で搭載されたのは265cu.in.(4.3リッター)195hpで、合わせて3速MTも選択出来るようになりました。こうしたリアルスポーツ化の動きにはエンジニア謙テストドライバーであるゾーラ・アンカス・ダントフの存在が大きかったと言われています。


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↑外観は'53と大きく変わる所はありませんが、その心臓部には初のV8エンジンが搭載されています。


翌'56年型からはV8エンジン搭載モデルが標準化され、ボディスタイルもより男性的でスポーティな方向にシフトされてゆく事になります。この'55年型では外観の変化は殆どありませんでしたが、そういう意味では今日に続くリアルアメリカンスポーツとしてのコルベットの方向性が顕在化した重要な転換点だったと言えるのかもしれません。V8エンジン搭載の証として、フロントフェンダーのChvroletロゴのVが他の文字より大きな金文字になっていました。


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↑ロードチャンプスの作風は、こうした'50年代のクルマだと良い味わいに感じられます。


ミニカーは1/43アメリカ車中心の当ブログでは重要ブランドであるロードチャンプス製。同ブランドの他のミニカー同様、素朴な出来ながらご当地ブランドらしい拘りが随所に見られ(・・・る場合とそうでない場合がある/笑)愛すべき存在であります。先回のマッチボックス製よりかなり車幅が狭く再現されていますが、どちらが正しいのかは判断しかねます。個人的な感覚では、2台の中間ぐらいが良い感じなのではないかと思われます(笑)。V8エンジン搭載の証であるVの字が大きくなった”CheVrolet”バッジもプリントでしっかり再現されています。


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↑1/43でも比較的各年式が揃うコルベット。当方は主要年式をオープン&クローズドボディで揃えたいという野望を密かにいだいています(笑)。


このロードチャンプス製の'55コルベット、画像でご覧頂いている通りハードトップ仕様でモデル化されています。'56年型以降ならともかく、~'55の最初期型でハードトップでの1/43ミニカー化は余り多くないのではないかと思われます。実車の記述としては’56のマイナーチェンジでハードトップが設定されたとされる事が多いのですが、画像検索するとHT付きの実車の画像も僅かながらヒットします(コチラコチラコチラ)。この辺りはファクトリーメイドなのかアフターマーケット製品なのか当方には詳細な事は分かりません。。。ともあれ、実車の歴史上重要な'55のV8搭載モデル、マッチボックスの'53と異なるハードトップ付きでの製品化と言う事で、「コルベットのヒストリーを1/43でアーカイブする上では何気に意義深いミニカーである。」と、勝手な贔屓目で見ております(笑)。


オリジナルは軽快に!? ~ Matchbox '53 Chevrolet Corvette

・・・と言う事でさっそくオリジナルの'53からご紹介です。


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↑前回と同じく'55年に登場したライバルのサンダーバード(ミニチャンプス製)と・・・。


初代コルベットの誕生は'53年。1月にプロトタイプがモトラマで発表された後、この年の内に300台ほどが生産されたようです。この点に関しては、書籍やネット上で量産開始を'53年とするものと、'54年からとする2種類の記述が見られます。多くのミニカーやプラキットが'53年型として発売されているので、当方は初年度は'53年なのかなあと思っています。最大の特徴は量産車初となるFRP製のボディで、同じC1でも'56以降のモデルとはスタイリングが大きく異なっています。どちらかと言うと瀟洒で上品なイメージなのはハリー・アールのセンスのなせる業か、コンペチターがヨーロッパ製のスポーツカーだったからでしょうか・・・。


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↑後のコルベットと較べると瀟洒で女性的なデザインだと思うのですが・・・如何でしょうか?


搭載エンジンはブルーフレームと呼ばれる直6、3,859cc/150psで、スポーツカーとしての動力性能には実はさほど見るべき所はありませんでした。'60年代にはC2やC3で6.9~7リッター超のエンジンを搭載。最新のC6でも最強モデルのZR-1では600hp超えでニュルでも欧州製スーパースポーツカーと堂々渡り合えるコルベット。今や名実共にアメリカン・リアルスポーツの最高峰といった感がありますが、この最初期モデルはV8エンジンの設定すらなく、どちらかと言えば軽快なロードースターといった趣きだったようです。こうした初期コルベットのキャラクターは、'55年に登場したフォードサンダーバードがV8エンジンを搭載して好評を博した事などもあって変化していったようです。


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↑マッチボックスのミニカーは幅が広目でがっちりした印象です。


ミニカーはマッチボックス製で、当方が所有しているのはイエスタイヤーシリーズの一環として発売されたコレクタブル版です。後年、同じキャストで仕様を簡略化した物がバレットジャクソンシリーズとしてブリスターパック入りの白・黒の2色のバリエーションで発売されました。(当方未所有。)コレクティブル版は床板までダイキャストでずっしりと重く、インテリアも細かく彩色されていて旧い製品としては良い出来ではないかと思います。アイボリーホワイトのボディにやや彩度を抑えた赤の内装が良い雰囲気です。


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↑古い製品ですが、当時としてはとても良く造り込まれたモデルだったという印象があります。


このモデル、ミニカーとしての味わいは良い雰囲気ですが、実車に対する当方の個人的なイメージよりは車幅が広くてややがっちりした印象です。次回ご紹介予定の別のモデルと比べると、全長・ホイールベースは概ね同じですが車幅はかなり異なっています。どちらのモデルが正確な1/43なのかは敢えて確認していません。こういう事は突き詰めてもあまり幸せにはなれないので・・・(笑)。


・・・引き続き次回は'55年型をご紹介します。何故'55かはお好きな方ならピンと来るかと思いますが、その辺りは次の週末(?)のお楽しみです。


久しぶりの車種別特集; C1コルベット

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↑ほぼ同じ時期に登場した2シーターのコルベットとサンダーバード。しかしこの2台はその後全く異なる歴史を歩む事になります。(サンダーバードのモデルはミニチャンプスの'55)


ここの所ワンダーランドマーケットや静岡ホビーショーなど模型系のイベントが相次いだり、NEOを中心として個人的にツボな車種が相次いで発売された事もあり、特定の車種に拘ったご紹介が出来ていませんでした。新製品はいつ何が発売になるかは予測できない部分がありますが、夏までイベントもひと段落と言った感じなので、久しぶりに車種別特集をやってみたいと思います。


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↑今回の画像はデジカメのセピア調モードを使って撮影してみました。


今回の特集はコルベット、初代C1から現行のC6まで50年以上に渡り世代を重ねているアメリカン・スポーツカーのパイオニアです。流石にというか実車の人気振りを反映して1/43ミニカーでも各世代が比較的良く揃います。極端な例としてはダンバリーミントがコルベット50周年で発売した樹脂(コールドキャトまたはレジン製?/当方未入手)50台セット・・・つまりモデルイヤー毎に1台(!)という物もありますが、それ以外でもコツコツ集めればそれなりにまとまります。


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↑結局その後フォトショップエレメントでコントラストや明度をいじっちゃいましたが・・・(汗)。


頑張っても週イチの亀更新な当ブログでは、C1~C6を一気にご紹介するとどれぐらい時間が掛ってしまうか分かりません。。。なので今回は初代モデルにあたるC1のみにフォーカスしてご紹介して行きたいと思います。全ての年次、ボディタイプが揃う訳ではありませんが、次回からご紹介してゆきたいと思います。


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Author:Ponys41
昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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