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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

妖しさ全開!! ~ Spark '65 Buick Riviera

・・・それでは早速スパーク'65 ビュイック・リビエラのご紹介です。


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以前、フランクリンミントのモデルでご紹介した通り、独立した車種としては'63年型として登場したビュイック・リビエラ。'65年にフェイスリフトを行い雰囲気が大きく変わりました。'63,~'64年型は登場した年代を考えると先進的でシンプルかつクリーンなデザインでしたが、今回ご紹介する'65年型はフロント廻りやリア廻りを中心としたデザイン変更で大きくイメージを変える事に成功しています。


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↑漆黒のボディ、低目の車高と相まって、実車同様の妖しい雰囲気を醸し出しています。


最大の特徴は一般的な横並びだったデュアルヘッドライトをタテ型に変更し、更にクラムシェルと呼ばれる電動カバーで覆ったヒドゥン型とした事で、一見した感じはメーカの純正デザインと言うよりはカスタムカー的な雰囲気を湛えており、何ともいえない妖しさというか艶めかしさに溢れたスタイリングとなりました。そうした独特のキャラクター性という面では、かのファンタスティックな'71のボートテールスタイルを上回っているかもしれません。リア廻りは'63~'64ではトランクリッド下にあったテールランプがバンパーにビルトインされています。


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http://www.youtube.com/watch?v=fKTAVWYfSnE


↑独特の動作をするクラムシェルヘッドランプ。動画はコチラからどうぞ。(最近何故かYouTubeの動画が上手く貼れません。。。)


このクラムシェル型ヘッドランプはカバーが中央部から上下に割れるように開いてタテ型の4灯ヘッドランプが露出する構造になっており、その動作は古(いにしえ)のSFメカっぽいというか、個人的には映画「宇宙戦争」('50年代のオリジナルの方)のウォーマシンの偵察カメラを連想してしまいます。その独創的な動作を収めた動画がありましたのでご紹介しておきます↑。


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↑スパークからは今後'60年代のアメリカ車が色々と登場の予定。楽しみです。


さて、ミニカーはスパークのレジン製完成品で、プロポーション・ディテール共に中々に美しい逸品です。漆黒のボディカラーや低目にセットされた車高と相まって、実車の妖しげな雰囲気を実に良く再現しています。個人的にこの年式のリビエラのスタイリングは大好きなのですが、フェイスリフトされた年式なのでよもや1/43でモデル化されるとは思っていませんでした。スパークの2010年版カタログでその製品化がアナウンスされた時には物凄く嬉しかったのですが、製品は期待に違わぬ良好な出来でした。


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リビエラ祭り!!・・・間が埋まる!?

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↑NEOの'69とスパークの'65どちらも1/43でモデル化されるとは思っていませんでした。


以前、当ブログで小特集を組んで'63, '66, '71のビュイック・リビエラをご紹介した事がありましたが、ここに来てスパークが'65, NEO/AMERICAN EXCELLENCEが'69と、発売済みのモデルの隙間を埋めるような製品を一気にリリースしてくれました。どちらも過去にご紹介済みの年式とは大きくイメージの異なるクルマで嬉しい限り。両社共、ここの所矢継ぎ早に1/43のアメリカ車をリリースしてくれちゃっていて、もう「殺す気かっ!!」って感じなのですが、そんなこんなで当方は入手済みのモデルも引っ張り出して、一人ビュイック・リビエラ祭りに突入中(笑)。次回から、スパーク'65、ネオ'69と続けてご紹介してゆきたいと思います。


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↑手持ちの歴代リビエラそろい踏み!ガムダクールの'66は1/43よりやや小さ目。


●過去ご紹介済みのリビエラは下記リンクを参照下さい。


Franklin_63_riviera_ft1 ←フランクリンミント'63はコチラ。


Corgi_buick_riviera_ft2 ←コーギー'63はコチラ


Gamdakoor_riviera_ft1 ←ガムダクール'66はコチラ


Yatming_71_riviera_rr3_2 ←ヤトミン'71はコチラ


ミニカー・コラム・シフト Vol.10 推薦図書?(の続き) ~天国でも走る男

前回ご紹介した本、「死の24時間レース」には後半に別の短編が収められていました。そのお話とは・・・。(今回は久々に米国車の登場しない番外編です。)


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と、言う事で本日ご紹介するのは「死の24時間レース」に収められた短編「天国でも走る男」であります。これはイタリアの伝説的なレーシングドライバー、タッツィオ・ヌボラーリ;Tazio Nuvolari (1892~1953)の生涯を書いた伝記です。「空飛ぶマニトバ人」と呼ばれアルファロメオやアウトウニオンのドライバーとして活躍し、あのエンツォ・フェラーリやフェルディナンド・ポルシェをして「最高のレーシングドライバー」と言わしめた男・・・。しばしば性能的に劣るマシンで出走し、その持てるポテンシャルを限界まで引き出し、劇的な逆転勝利を飾るというレース運びで英雄的な人気を博しました。また、いわゆるドリフト走行を編み出したのはこのヌボラーリだとする説もあるそうです。


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↑本に掲載されているヌボラーリの写真。身長162センチ、小柄で痩せた体格からは想像できないような激しい走りを見せたそうです。


本書の記述によると、タッツィオ・ヌボラーリ(本の中ではタジオ・ヌボラーリと記されている。)は1892年、マニトバ(マントバ)に近いカステルダリオで農場主の長男として生まれ、子供の頃から裸馬に飛び乗ってスピードを楽しんでいたのだそうです。モーターサイクルからレースキャリアをスタートして1921年から4輪レースにも出場するようになり、1924年に4輪レースで初優勝。以降数々のレースで優勝を重ねます。勝利の一方、その激しい走りから事故や怪我も多く、大怪我をしても次のレースに現れる事から「不死身の男」「7つの命を持つ男」などと呼ばれました。・・・50代まで現役レーサーとして活躍したヌボラーリですが、1953年に「ユニフォーム(レーシングスーツ)を着せてくれ。」という言葉を残してこの世を去り、その墓標には「君は天国でもはやく走るだろう。」と刻まれていると本書は結んでいます。


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↑本書には”「ユニフォームを着せてくれ・・・。」そう言い残してヌボラーリはこの世を去った。墓石には「きみは、天国でも、はやく走るだろう」と刻まれている”と記されています。


本書にはいくつかヌボラーリらしいエピソードを持つレースが記述されており、その中でもかつての僚友バルツィのクルマに暗闇でヘッドライトを消して背後から迫り、追い抜いて優勝した1930年のミッレミリアや、ヒットラーの厳命下で必勝を期すドイツチーム、性能に圧倒的な差のあるアウトウニオンやメルセデスを敵に回し、給油トラブルで下位に落ちながら驚異的な追い上げで逆転優勝した1935年ニュルブルクリンクのドイツGPなどは今日まで語り継がれる逸話となっています。


(35年のドイツGPの動画を上手く貼れなかったので、下記のリンクでご覧下さい。)


http://youtu.be/ATWZgxlCknw


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↑アルファロメオのエンジンフードに輝く跳ね馬のエンブレム・・・歴史の1ページです。物凄く精密と言う訳ではありませんが、雰囲気満点の佇まいはイタリア本国のブランドならではでしょうか。前輪にキャンバー角がついていたりするのがお分かり頂けるでしょうか?


今回ご紹介するミニカーは'35年のアルファロメオ・ティーポB・スクーデリア・フェラーリです。フェラーリ社の創始者エンツォ・フェラーリ自身アルファロメオのレーシングドライバーであり、彼のスクーデリア・フェラーリはアルファロメオのセミワークスチームとして出発していますが、その頃ヌボラーリが駆っていた仕様のミニカーです。イタリア・リオ製のモデルで物凄く精密というわけではありませんが、こうした旧い時代の機械らしいクルマのモデルというのもとても魅力的ですね。(こうしてどんどん幅が拡がるからミニカーコレクションという趣味は危険。/笑)


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当時決して安くはなかったこのミニカー。購入の決め手はヌボラーリのフィギュアでした。アルファロメオのステアリングに手を掛けて微笑んでいるような絶妙のポージングです。


このミニカーは社会人になったばかりでコレクションの幅が拡大していた頃に購入した物で、当時としては結構高価なモデルでした。単に彼のマシンというだけだったら、或いはこのミニカーを買う事はなかったかも知れません。購入の決め手になったのはクルマの傍らに佇むヌボラーリのフィギュアでした。1/43のフィギュアは小さいので、そう言われればヌボラーリかな?と言う感じですが、やはり子供の頃に摺り込まれた事象というのは強烈で(笑)、今でも買って良かったな~と思える大切な一台です。まあ、何と言うか・・・全く持って・・・三つ子の魂百までとはまさしくこうした事を言うのでしょうかね(笑)。


ミニカー・コラム・シフト Vol.9 推薦図書? ~死の24時間レース

今回は思いつきのスピンオフ企画。C1コルベット特集で話がルマン24時間レースに及んだ所で、ちょっと脇道にそれて子供の頃に大好きだった本をご紹介してみたいと思います。


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↑子供の頃のお気に入りの本と、イクソのアストンマーチンDBR1、そして何故かC3コルベットのルマン仕様!?


・・・と言う事で、本日ご紹介するのは当方が子供の頃に夢中で読んだクルマの本、「死の24時間レース」です。この物語は前書きによるとミカエル・ギブソンという英国人が著したもので、'62年に子供向けの「リアル・ライフ・アドベンチャー」シリーズの1冊として発行されたそうです。日本では集英社「ジュニア版・世界の冒険シリーズ」として刊行され、初版発行は昭和46年、画像は当方が子供の頃に買ってもらった本で昭和47年の第3刷版です。・・・うむ~、、40年近い大古書ですな。


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↑味わい深い挿絵は松本秀実氏の手によるもの。氏のイラストは身近な所では長年自動車雑誌「ドライバー」誌の表紙を飾っていました。・・・その隣の落書きは子供の頃の当方の仕業。作品中に登場するコルベットはC1ではなくC3に脳内補完されていました(笑)。ちょっぴりモンザGTもミックスされてますね。。。


ストーリーはビンセント・アストン・レーシングチームに所属する主人公、新人レーシングドライバーのイアン・マンローが、先輩ドライバーの不慮の怪我に伴い急遽レギュラードライバーとしてルマンに出場。アストンマーチンを駆り、ライバルのフェラーリやジャガーと死闘を繰り広げる・・・といった内容。白熱するレースの模様はもちろん、レース前のプラクティスや車検などの様子も克明に描かれています。改めて読み返してみると40代半ば過ぎの当方でも十分楽しめる・・・と言うより、正直子供にはちょっと難し過ぎるように感じました。


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↑子供の頃、何度となくこのページを開いては、心をときめかせた物でした・・・。本は散々読み古されて崩壊寸前。。。ページを完全に開いての撮影やスキャンは躊躇しました。悪しからず・・・。


ところでこのストーリー、ノンフィクションの形を取っていますが、主人公のイアン・マンローをはじめとする登場人物やビンセント・アストンというレーシングチーム等は全て架空の物です。登場するクルマは全て実在の物で、主人公の乗るアストンマーチン(挿絵や写真からするとDBR1)、フェラーリ(同330TRI/LM)、マセラッティ (Tipo 151)、ジャガーD、ジャガーE、そしてコルベットなどなど・・・'60~'62年頃にルマンに出場していたクルマたちなのですが、ルマンに於いてこれらの車種全てが全て一堂に会して開催された年はありません。また、物語の結末のレースリザルトも、そうした結果だった年はありませんでした。


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↑本を買ってもらったばかりの頃は、読むと言うよりは写真や挿絵を見て楽しんでばかりいたような気がします。


恐らく本書を執筆するにあたって作者が数年間の出場車両をミックスさせたか、翻訳の段階で日本側で入れ違ったかしたのだと思いますが、欧米ではこうした完全な史実でない物もノンフィクションとして扱われていたのだとか・・・最も、コルベットと言えばC3、良くてC2ぐらいしか知らなかった子供の頃の当方、本を読みながら脳内ではコルベットは完全にC3としてイメージされていたのでした(笑)。・・・と言う事で半ば強引ではありますが、今回ご紹介のミニカーはビテス製の'68コルベット、”GREDER RACING LE MANS 1968”であります。。。


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↑ビテスのコルベットはフェンダーの抑揚をやや誇張気味にデフォルメした迫力満点のフォルム。


このマシンの戦績は調べてみたのですが良く分かりませんでした。実はスティーブ・マックイーンの映画「栄光のルマン」にこんな黄色と黒の個体が脇役でチラッと登場したのが印象的だったので購入していた物です(単純/笑)。通常のクーペとは異なるハードトップルーフで、開いた状態でカバーリングされたヘッドランプや大きく張り出したリアフェンダー等、レーシングマシンらしいディテールがしっかり再現されており、細かく貼り込まれたデカール共々、このブランドのマニアックぶりが遺憾なく発揮されていると思います。


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↑販売された年代を考えると、やはりこの頃のビテスはマニアックだったなあと思います。


さて、この子供向けの本「死の24時間レース」にはもう1話、ある伝説のレーシングドライバーの生涯を綴った伝記が短編として収録されていました。そのお話は・・・次回ご紹介したいと思います。


ルマンに挑んだコルベット ~TOP MODEL Chevrolet Corvette Cunningham Le Mans 1960 N.3

お送りして来たC1コルベット特集。残念ながら'61~'62の1/43モデルは未入手。最後にルマンに初挑戦した'60コルベットをご紹介して終わりたいと思います。


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↑前回ご紹介したビテスのノーマル仕様と。こういう姿もサマになります。


1960年の第28回ルマン24時間レースに計4台のコルベットが初めて出場しました。3台はカニンガム・レーシング、1台はキャスナー・モーター・レーシング・ディビジョンからのエントリー。この内カニンガムのカーナンバー3とキャスナーのカーナンバー4の2台が完走し、今回モデルでご紹介するジョン・フィッチ、ボブ・グロスマン組のカーナンバー3が総合8位、GT-5リッタークラスで優勝という快挙を成し遂げました。このリザルト、実はGT-3リッタークラスのフェラーリ250GT SWBより下位なのですが、初挑戦でクラス優勝というリザルトはV8エンジンを得たコルベットのポテンシャルの高さを示していたと言えるのではないでしょうか。


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↑カニンガム・レーシングのカーNo.3はルマン初挑戦にしてクラス優勝という快挙を成し遂げました。


その後ブランクも多々あるもののコルベットはルマンへの挑戦を続け、今年もC6Rが総合11位、GT2クラスで優勝したのは記憶に新しい所です。当方の手元にもそうした歴代コルベットのルマン出場車のモデルが数台あるので、いずれ機会を捉えてご紹介出来ればと思います。基本的には市販車の好きな当方ですが、レーシングマシンにはそれとはまた別の魅力を感じてしまうのも事実です。


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↑エッチングパーツも使用したレジン完成品ですが全体の雰囲気はどちらかと言うと味わい系。


今回のモデルはイタリアのTOPモデル製。このブランドのミニカーはこれ1台しか所有していないので良く分かりませんが、コルベットのボディはレジン製です。そうしたモデルから連想される超精密な造りとは異なるアットホーム(?)な出来で、良く見るとホイールも真円ではないような・・・どちらかと言うと味わい系の仕上がりなような印象を受けます。しかしエンジンフードのキャッチピンやワイパーなど要所には繊細なエッチングパーツも奢られ、精密にして味わい深いという独特のバランスと雰囲気を醸し出しています。


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↑当方は手持ち製品のない'61~'62は、上の画像の'58 ~ '60のボディ前半と、'63~ C2の後半を組み合わせたような過渡期的なスタイリングをしています。黒い'63 C2 Conv.はミニチャンプス製。近年1/43製品が充実して来たC2は、日を改めて別途ご紹介したいと思います。


さて、冒頭でもお伝えした通り、C1コルベットの最後を締めくくるべき'61'62年型、ボディ後半が次世代のC2を先取りしたスタイルになっていた世代ですが、残念ながら当方はこれらの年式の1/43モデルは未入手。古くはソリドの製品(ミニカー暗黒時代のモデルで、プロポーションは良い物の仕上がりは安っぽかった・・・)があったように思いますし、最近ではコルベット50周年記念モデルとしてダンバリーミントが'61, '62共に50台セットの中で製品化していました。・・・なので今回は'60のフロントと'63のリアを同時にご紹介してお茶を濁します。。。(笑)首尾よくダンバリー辺りを入手できたらまたご紹介したいと思います。悪しからず・・・。


デュアルヘッドライト化 ~VITESSE '60 Chevrolet Corvette

電力使用抑制の為の輪番操業で、勤め先の7月~9月の休日が木曜日・金曜日となりました。今週は月の変わり目で木曜日は出勤。。。ブログ更新も調子狂いました。。。(・・・単なる言い訳です・・・すいません/笑)


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↑一口にC1コルベットと言っても、年式によってそのスタイリングは大きく異なります。


さて、C1コルベット特集、そろそろ手持ちのモデルが少なくなって来ました。本日ご紹介するのはヘッドランプがデュアル(4灯)化された'58~'60までのモデルです。'57年のパワーアップ以降、コルベットの量産市販車としての状況は徐々に安定化していったようです。'58年には生産台数が1万台の大台に近付き、膨大な利益をGMにもたらす・・・とは言えないまでも、シボレーのイメージリーダーとして存続してゆけると考えられるようになったようです。


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↑本当は付属のデカールを貼り込むべきなのですが、ボディカラーが今一つ気に入らず未貼り付けのままです。。。


'58年のスタイルチェンジでは、ヘッドライトが4灯化されると共に、そのライトを左右に分かつようなクロームトリムがフロントフェンダーの峰に沿って走り、エンジンフードルーバー、ボディサイドのエアインテーク、トランクリッドを走る2本のクロームなどが付加されています。ただし、この年のスタイルチェンジは要素を増やしすぎたと判断されたのか、翌'59年にはエンジンフードのルーバーやトランクリッドのクロームトリムが省かれ'60年型までほぼそのまま引き継がれました。


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↑当時は精密でマニアックな製品と感じた物ですが・・・今見るとなかなか素朴ですね。


今回ご紹介するミニカーはポルトガルのビテス製です。WRCマシンやテールフィン華やかなりし'50sのアメリカ車などでミニカー界に彗星の如く現われた同社の初期の製品です。特徴的なのはラリーカーのデカール貼り付けやドアミラーなど小パーツの取り付けをユーザーに委ねていた点で、その昔ソリド製品の一部等に見られた手法ではありますが、完成品主体のダイキャストミニカーに於いて、シリーズとしてここまで大々的に採用された例は他に類を見ない事だったように思います。今日的な目で見るとそれ程でもないかもしれませんが、当時はまるでレジン製組み立てキットのようなマニアックな印象を受けたものでした。


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↑ご覧のようにデカール貼り込みやミラーなど別パーツの取り付けはユーザーに委ねられていました。


この'60年型コルベットも、特徴的なツートーンカラー部分やコルベットのエンブレムなどがデカールとして付属し、買った人が貼り付けるようになっており、インストラクションと共に2重底になった透明プラケースの底部に収納されていました。・・・貼り付け自体はさほど難しくなさそうなのですが、当方はなんとか入手したこのモデルのボディカラーに納得出来ず、もう長い事デカール未貼り付けのままにしています。個人的にはこの時代のコルベットと言うとソリッドの赤やスカイブルー等が定番のような気がしてしまうのですが・・・塗りかえるなんて言うのも大変なのでデカールはいつまでたっても貼られる事がないかも知れません。。。


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Author:Ponys41
昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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