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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

最新製品による'60年代の前衛 ~Spark '66 Oldsmobile Toronado

今回ご紹介するのは発売されたばかりのスパーク新製品です。


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↑当方のお気に入り、ソリド製のモデルと・・・どちらも良い雰囲気です。


オールズモビル・・・上級のビュイック/キャデラックとベーシックなシボレーの中間に位置するこの魅力的なブランドは、同じ様なポジションでややスポーティー寄りだったポンティアックと共に残念ながら現在ではブランドそのものが消滅してしまっています。個人的にはカトラスやそのスポーツバージョンの442、今回ご紹介するトロナードなど好きなクルマが多かっただけに非常に残念です。フォードの中級ブランドだったマーキュリーもそうですが、今日のアメリカでは「中くらい」というのは生き残りにくい状況なのかも知れません。


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↑プロポーションや佇まいは正確なスケールダウンと言うよりはややデフォルメが入った雰囲気でしょうか・・・。


トロナードそのものについては過去記事で、GM・・・というか本格的な量産車としては米国初の前輪駆動車であることや、そうした機構面と共に先進的なスタイリングが大きな話題となった事を記しました。'63年にデビューしたビュイック・リビエラや、'67年にデビューした同じFFのキャデラック・エルドラードと共にGMを代表する高級パーソナルクーペでした。当ブログでもその1部をご紹介していますが、実車の登場した60年代に多くのミニカーメーカーがこぞって製品化した事実は、そのスタイリング・インパクトの強さをを如実に物語っているのではないかと思います。


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↑ソリド('66)、スパーク('66)、テクノ('67)・・・往年の製品も素晴らしい出来です。


今回ご紹介するモデルはスパークの最新製品。ここの所NEO/アメリカンエクセレンスと共にたくさんのアメリカ車を製品化してくれています。美しいブルーメタリックの塗装、繊細なディテール、良好なプロポーションで嬉しくなってしまいます。と同時に、このモデルを眺めて再認識させられたのが過去にご紹介した往年のソリド、テクノ製モデルの素晴らしさ。'60年代に於いて、既に実車のダイナミックかつ個性的なスタイリングを的確・かつシャープに再現している点についてはスパークと甲乙付け難い・・・というか、個人的な好みでは勝っているのではないかとさえ思えてしまいます。


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↑デルプラドの'67とのリアビュー比較。テールランプはデルプラドの方が考証的には正しいです・・・。


ところでこのモデル、お気付きになった方は「おや?」と思われたかもしれませんが、考証上間違いと思われる部分があります。・・・それはテールランプの表現で、スパークのモデルでテールランプとして赤くなっている部分の上段は、実車ではボディカラーとなっています。この辺りは過去にご紹介したデルプラド製モデルが最も正確に再現しています。まあ、カタチ的には実車の処理よりスパークのモデルの方が自然な見え方で、どうしてこうしなかったのか不思議な感じもするのですが・・・。その辺りも前衛的なデザインで鳴らしたトロナードらしさの発露なのかも知れません。


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↑この年代のアメリカ車が近年の造り込みで1/43化されるのはやっぱり嬉しいです。


●関連記事


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↑ソリド製'66 Toronado の記事はコチラ


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↑テクノ製'67 Toronado の記事はコチラ


Delprado_67toronado_ft1


↑デルプラド製'67 Toronado の記事はコチラ


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スクリーンを駆け抜けたクルマ達 ~'71 Ford Econoline from 007 Diamonds Are Forever

ヨーロッパで販売されている冊子付きミニカー、映画007シリーズに登場した劇中車を1/43でモデル化する「THE JAMES BOND CAR COLLECTION」シリーズ。100号を超えるロングランとなっていますが、残念ながらそろそろ打ち止めが近いようです。


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↑毎回映画のシーンを再現したジオラマケースに収まるボンドカーコレクション。簡単な物ですがなかなか効果的です。


今回ご紹介するのは2代目ボンド役ジョージ・レイゼンビーが”女王陛下の007” 1作で降板してしまい、急遽ショーンコネリーが復活した ”007ダイヤモンドは永遠に(原題;Diamonds Are Forever)” にほんの端役として登場、億万長者ウイラード・ホワイトお抱えの科学者メッツ教授が密輸ダイヤを研究所に運ぶのに使用した'71年型フォード・エコノラインです。映画の中ではエコノラインの荷室に隠れたボンドがホワイトの所有する研究所に潜入するのに成功しました。


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↑ユニバーサルホビーからイクソ製に替わったミニカー。ディテールもシャープで中々に良い出来です。


劇中車は'71年型のフォード・エコノラインで、同車の2世代目に当たるモデルです。元々初代エコノラインはVWタイプⅡに対抗すべく'61年にファルコンをベースに誕生し、エンジンを床下にレイアウトしたコンパクトなキャブオーバーワンボックスバン/クラブワゴンでした。'68年にモデルチェンジしたこの2代目は、エンジンをフロントに搭載しボディも拡大。オプションで5リッター V8も選べるようになりました。FRといっても完全な2ボックス型ではなく室内に大きなエンジンカバーが突き出たようなセミキャブ的なレイアウトとなっています。


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↑映画の中でも端役だし、車種的にもとっても地道な感じ(笑)。こういうクルマがモデル化されるのもこの「ボンドカーコレクション」の嬉しいところ。


ミニカーはこのシリーズを手掛けてきたユニバーサルホビー製・・・ではなく、お友だちの覆面えるさんからの情報によると途中からイクソ製に切り替わったとの事です。(・・・そう言えばえるさん家では元々イクソの金型を使ったカジノロワイヤル劇中車のクラウンビクトリアを紹介されていました。)欧州では安価に販売されているこのシリーズですが、その出来は中々の物で、映画でも端役だったこんな地味なクルマをよくぞここまで再現してくれましたと言う感じ・・・。劇中車を再現した渋めのメタリックカラーも働くクルマらしくて好ましく、アメリカ車の1/43コレクターの当方としては、ホント、このシリーズには感謝・感謝であります。


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↑お陰様でこんな2世代の並びも。過去ご紹介済みのティントイズ製4代目と・・・。


この手の冊子付きミニカー(ミニカー付き冊子?)の製造メーカーが途中で変わる事は日本の国産名車コレクションなどでもありましたが、イクソはこのシリーズで起こした金型を自社オリジナル製品としても活用する計画のようで、以前ご紹介した「ゴールドフィンガー」の'64カントリースクワイヤや、当方未入手ですが「慰めの報酬」のフォードブロンコⅡ、そしてこのエコノラインをイクソの別ブランド、プレミアムXで仕様を変えて発売する予定との情報を海外のミニカーショップのサイトで見掛けました。それぞれ2色づつボンドカーコレクションとは異なるカラーリングで発売されるようで、既に金型は存在しているので実現の可能性も高そう・・・それはそれで楽しみに待ちたい所であります。


●関連記事


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劇中車仕様'71 Mustang Mach1の記事はコチラコチラコチラ


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劇中車'68 Cadillac Hearseの記事はコチラ


やっぱり、行ってしまいました・・・。第80回ワンダーランドマーケット

当方の勤め先は只今木・金休業を実施中ですが・・・。


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↑開場の10時前に到着すると、既にたくさんの人々が列を作って待っていました。


やっぱり行ってしまいました・・・去る8月7日(日)の第80回ワンダーランドマーケット。勤め先には私事都合で有給休暇を申請して・・・。体内時計が平日モード(笑)だったので早くに目が覚めてしまい、初めて10時の開場前に現地入り。・・・既に熱心なファンの方々が列を作って待っていました。並んだ当方の後ろにも長い列が出来ました。やはり早い時間は熱気が違います。


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会場の雰囲気はいつもの通りで壮観ですが、やはり早い時間は一段と人が多いですね。当方のお目当てはダイキャストの1/43モデルが中心ですが、古(いにしえ)のティントーイなど、やはり味わい深くて買い物そっちのけで見入ってしまいます。


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最近始まったフリマ出店もだんだん増えてきました。個人コレクションの放出やジャンクコンディションのミニカーなど、一味違った出品はこちらもなかなかに興味深く楽しいものがあります。


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毎回数台の実車が展示されますが、第80回の今回はゴージャス。最初はフェラーリ2台が並びましたが途中で車両入れ替え。なんとランボのミウラさんが・・・流石にこのクルマが爆音と共に会場に入って来た時は人だかりが出来ていました。


そして今回の収穫は・・・


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ディンキーの'65マスタングファストバック。同じアイボリーホワイトは1台所有していますが、ルーフに目立つチップがあったりしてコンディションは今一つだったのです。今回入手のモデルは紙シールのグリルやドアトリムもしっかりしたベターなコンディション。ニアミント位かな。


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もう1台はフランクリンミントの'63コルベア。4枚のドアとリアのエンジンフードが開閉します。新製品時の1/10位のお値段で譲って頂きました。思わず「えっ、ホントですか?」と聞き直してしまいました(笑)。有難うございました。


・・・と言う事で、行けば何かしら欲しかった物が見つかるワンダーランドマーケット。次回は年末2011年12月18日(日)開催予定。今から楽しみです。(今からすっかり行く気満々/笑)


革新と保守の狭間!? ~ Neo '69 Buick Riviera GS

リビエラ祭り後半戦。2nd.ジェネレーション、NEOの'69モデルのご紹介です。


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↑既出のガムダクール'66と。優雅な雰囲気の'66~'67に対し、やや個性の強い'68~'69というイメージでしょうか。


過去、ガムダクールの'66モデルで記した通り、リビエラは'66年型で2代目にスイッチしました。低く広く長いボディ、流れるようなルーフラインを持った流麗なパーソナルクーペの王道をゆくスタインリングですが、同じ年に前輪駆動のオールズモビル・トロナードが、翌'67年には同じく前輪駆動のキャデラック・エルドラードがデビューしているので、GMの高級パーソナルクーペとしてはリビエラだけが特別な存在というイメージはやや薄れたように思います。・・・まあ、それでも押し出しと存在感はたっぷりとあるスタイリングではありますが。


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'66年から'67年に掛けてはスタイルに大きな変化は見られませんでしたが、’68にフロント&リアを中心としたフェイスリフトを行い、再びややアクの強い個性が戻って来たように思います。これが ’70年型になると特徴的な格納式ヘッドランプが廃止され、リアのホイールアーチにはスパッツが装着されるという復古調のクラシカルなデザインとなり、その翌年にはあのボートテールの3代目が個性を爆発させるという・・・リビエラというクルマのデザインの変遷を見ていると、革新と保守の間を行ったり来たりしているような印象を受けます。今回ご紹介した’68~’69モデルは革新と保守の中間に位置していると言った感じでしょうか。


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↑この時代のアメリカ車特有の、低く、長く、流れるようなボディフォルム。素敵です。


http://www.youtube.com/watch?v=GjnHUm5BNHo


↑今回のモデルと異なる'66年型ですが、特徴的なヘッドランプの動きを収めた動画を貼りました。前回の'65のそれとはまた異なるユニークな動き・・・一言で言うと「白目を剥く感じ」です(笑)。開始49秒あたりにご注目!


今回ご紹介するミニカーはネオの’69ビュイック・リビエラGSです。先に記したようにフロント&リア周りをフェイスリフトしてちょっぴりアクの強さが戻って来たボディを、同ブランドの標準的仕様であるレジン製ボディ+エッチングパーツてんこ盛りでハイディテールにまとめています。ボディ下部のクロームガーニッシュもエッチング板の貼り付けで表現されており、どちらが良いか悪いかは別として、やはり塗装による塗り分け表現とは異なる表情を見せています。


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↑ゴールド~ブラウンメタのボディカラーは確かに'60~'70年代のアメリカ車には多かったのですが・・・ミニカーとして並べる場合には違ったバリエーションも欲しくなります。


このモデルで唯一気になる事と言ったら、それはボディカラーでしょうか。・・・いえ、単体で見るなら決して似合わないと言う訳ではなく、むしろとても良く似合っているのですが、このゴールド~ブラウンメタのボディ+ベージュ系のバイナルトップという組み合わせはNEOのそれまでの製品に非常に多く見られる組み合わせなのです。コレクションとして並べて楽しむ事を考えると、もう少し華やかな色でも良かったかも・・・。’69リビエラの場合、日本に余り入って来ていないアメリカンエクセレンス版はダークレッドメタにブラックのバイナルトップでコチラもなかなか素敵なのですが・・・高いからカラバリまで手が回りません。。。


夏の陣、8月7日(日)は第80回ワンダーランドマーケットです!・・・が、、

つい先頃、第79回ワンダーランドマーケットに行ったばかりのような気がしていたのですが、あれから既に4カ月近くが経過してしまいました・・・齢は取りたくない物です。。。(笑)


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↑画像は4月に開催された第79回の様子。場所は今回と同じ横浜産貿ホールです。


・・・と言う事で今週末日曜日、日本最大級のアンティークトーイのノミの市、早くも今年2回目となる第80回ワンダーランドマーケットが開催されます。ダイキャストミニカー、ティントーイ、プラモデル、キャラクタートイ・・・etc。トイミュージアムを見学する気分で見るだけでも楽しいかも・・・(我慢できればですが。。。/笑)


●第80回ワンダーランドマーケット


日時;2011年8月7日(日)  AM10:00~PM4:00


場所;横浜産貿ホール


入場料;¥1,000- (主催、横浜サンセットさんのサイトで割引券を印刷すると¥800-)


・・・が、当方の勤め先は平日の電力使用削減の為、土日出勤による輪番操業を実施中。。。う~~~ん、どうしよう。。。やっぱり有給を取るべきか・・・ここの所の新製品ラッシュでお財布の中味は寂しいし・・・揺れるオヤジ心です(笑)。


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Ponys41

Author:Ponys41
昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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