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宇宙船か?空飛ぶタクシーか!?スクリーンを駆け抜けたクルマ達 ~2015 DS TAXI from BACK TO THE FUTURE PARTⅡ

デロリアンからバック・トゥ・ザ・フューチャーと、久々にねこざかなさんと連動させて頂きましたが、当方のBTTFネタはこれにて打ち止めであります。


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↑映画のシーンを再現してみたのですが・・・如何でしょうか?


と言う訳で先回の続き。ホバーコンバージョンを装備したデロリアンと空中衝突しそうになったのは・・・シトロエンDSのタクシー、但し2015年型(!?)です。このシトロエンDSは、シリーズ2作目の”バック・トゥ・ザ・フューチャーPart-Ⅱ(原題;BACK TO THE FUTURE PART2)”の中で主人公のマーティが2015年の未来にタイムスリップした際、誤って空中ハイウェイの反対車線に飛び込んでしまいあやうく正面衝突しそうになった相手です。


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↑ホントはルーフが外れて室内を見られるらしいのですが・・・レジンなので破損が怖くて外せません。。。


映画では僅かなシーンに登場しただけですが、元ネタのDS自体1955年デビューという旧いクルマでありながら、前衛的な流線形のボディやハイドロニューマチックサス等の先進的なメカニズムで「宇宙船」と形容された傑作車であり、更に未来的なモディファイを施されているので劇中車として非常に魅力的です。この'50年代生まれの「宇宙船」を未来の空飛ぶタクシーとして持ってくるあたり、映画関係者の車種選択の絶妙さとユーモアのセンスには唸らさせられます。


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↑流石実車オーナーの監修だけあって、劇中車の特徴を余す所なく再現しています。


モデルはノレブブランドで発売されたものですが、パッケージにはプロバンスムラージュの銘が記されておりレジン製完成品となります。蓋が上に開く紙箱に入ってメイキングDVDが付属するタイプと、通常のプラケースにミニカーだけが収まっているタイプの2種類があり、どちらも本来はかなり高価な物です。・・・が、当方はちょっとした幸運に恵まれ、プラケース入りを一般的な1/43モデルと同じくらいの価格で入手しました(経緯は詳しくは記しませんが/笑)。タクシー萌えで劇中車好きの当方としては何としても入手したかった念願のアイテムでありました


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↑劇中では共演シーンは少なかった2台。ミニカーなら並べて楽しむ事が出来ます。


このモデルはオランダの熱狂的なシトロエンDSコレクターであるミッシェル・サベロルラ氏が映画の撮影に使われた実車をネットオークションで入手した後、ノレブのファンでもあった同氏が製作を依頼して製品化されたものだったそうです。実車オーナーが徹底的に拘って監修した渾身の一品だけに、その仕上がりは素晴らしいものです。この辺りのストーリーや実車の詳しいディテールはモデルカーズ誌No.169(2010年6月号)に詳しく記載されています。興味のある方は是非ご一読を。


●ちょっと脱線。1/43cc(笑)


シトロエンDSはアメリカ車ではありませんが、その強烈な個性ゆえ大好きなクルマでミニカーも何台か所有しています(それほど珍しい物はありませんが・・・)。普段は1/43cu.in.としてアメリカ車をミニカーでご紹介している当ブログですが、今回は手持ちの1部を番外編としてついでにご紹介しちゃおうかなと思います(笑)。


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↑4つのバルーンに乗ったID19。ハイドロニューマチックサスによる「空飛ぶ絨毯」のような乗り心地を強調する為、実車のカタログ撮影用に製作された車両で、水面に浮かんだような広告写真は有名です。ミニカーはビテス製で1995年にDS誕生40周年モデルとして発売された物。水面に浮かんだ情景を簡単に再現したパッケージとなっています。


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↑TAXI繋がりと言う事で・・・同じくビテス製のTAXI RADIO(無線タクシー?)色合いがちょっとBTTFの劇中車に似ていると思いませんか(笑)。


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↑ヘッドランプがカバーの中に収まったDS21。BTTFのベースもこのタイプですが、個人的には丸目の初期型よりコチラのスタイリングの方が馴染みがあるし好きです。ミニカーはエリゴール製の旧い製品ですがプロポーションは上々です。このタイプのDSはノレブやユニバーサルホビーに出来の良い新しい製品もあるのですが、最近はアメリカ車意外にはなかなか資金が廻りません。。。


・・・と言う事で、たまには欧州車をご紹介するのも楽しいなと思ってしまいました(笑)。


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道など必要ない!? スクリーンを駆け抜けたクルマ達 ~SKYNET DELOREAN TIME MACHINE from BACK TO THE FUTURE PARTⅡ

先回デロリアンDMC-12をご紹介した所、お友達のねこざかなさん連動記事をアップして下さいました。と言う事でお礼の連動返しはBTTF(バック・トゥ・ザ・フューチャー)絡みのコチラです。


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↑ミニマムの道具立てで映画のイメージを再現したかったですが・・・ちょっとキビシイ。。。


映画”バック・トゥ・ザ・フューチャー(原題;BACK TO THE FUTURE)”は1985年ロバート・ゼメキス監督、マイケル・J・フォックス主演で製作されたSFコメディ(?)映画。大ヒットシリーズだけにストーリーその他は当方がここで記すまでもないでしょう(完全なる手抜き)。主人公のマーティが誤って過去へ行ってしまった事から起こるタイムパラドックスにより、過去と未来が複雑に絡み合って事件が連続するシナリオは、大ヒットしただけあって中々良く練られていたのではないでしょうか。元々予定されていなかったPartⅡ(1989年)、PARTⅢ(1990年)もまるで最初から計画されていたかのように破綻なくストーリーが繋がっていたように思います。


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↑中外に至るまで、劇中車のディテールが再現されていて嬉しい仕上がり。


しかし、お話が単なるタイムトラベルものと言うだけだったら当方がココで取り上げる事はない訳でして・・・映画そのものと共に大人気となったのがデロリアンDMC-12をベースとしたタイムマシンの存在でしょう。製作者のドク=エメット・ブラウン博士(クリストファー・ロイド)が「どうせタイムマシンを作るならカッコイイ方がいい。」と豪語しただけに、元々近未来感覚溢れるDMC-12をベースにクールさ(寒さは関係ない!)とちょっぴり素人仕事くささを加味した絶妙のメカデザインとなっているように思います。現実世界では比較的短期間で生産停止・会社倒産に追い込まれてしまったデロリアンDMC-12ですが、映画の劇中車として永らく人々の記憶に留まる事になったのは喜ぶべき事ではないかと思います。


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↑特徴的なガルウイングドアから室内のディテールを覗き見る事が出来るのも高ポイント。


ミニカーは以前ご紹介したナイトライダーのK.I.T.T.や一連の西部警察シリーズでお馴染みのスカイネットが販売している物。・・・ですがパッケージを見るとスカイネットと共にビテスのロゴが並んで印刷されています。ミニカーそのものはビテス製のデロリアンDMC-12をベースに劇中車仕様に改装されている物のようです。このあたりはきっとねこざかなさん家で詳しく記事にしてくれるのではないかと思います。(人頼み。。。)当方が入手したのはPARTⅡ仕様、家庭のゴミから核融合でエネルギーを発生させる「ミスター・フュージョン」や空を飛べる「ホバー・コンバージョン」を装備した、シリーズ屈指の高機能かつ最もカッコ良い仕様です。ボディを這うハーネス類や室内に装備されたタイムサーキット、フラックス・キャパシターなども再現された嬉しい仕上がり。ガルウイングドアを開けてその室内を見る事が出来るのもポイントが高いと思います。


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↑発売元はスカイネットですが、ミニカーの製造はビテス。床板にもその銘が刻まれていました。


・・・それにしてもBTTF PARTⅡで設定されていた未来は2015年。今から4年後、映画の製作時からはほぼ4半世紀後の世界だった訳ですが、現実世界では後4年でクルマが空を飛ぶ事が一般化する所まではいかなそうですし、核分裂すら手に余っているようでは家庭ゴミで核融合を起こすミスターフュージョンも実用化されそうもありません。。。と、物想いに耽りながら快調に空を飛ばしていたら、おおっと、何かとぶつかりそうになったぞっ!!!・・・と言う事で次回の記事にTO BE CONTINUED・・・(笑)。


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↑「何と」ぶつかりそうになったかは、お分かりになる方には分かりますよね(笑)。


夢の跡 ~ VITESSE Delorean DMC-12

先回ポンティアック・グランプリ絡みでジョン・Z・デロリアン氏について触れたので、今回は氏の造ろうとした理想のスポーツカー、DMC-12をご紹介します。


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↑比較的最近の製品としては珍しくドア開閉可能。やはりガルウイングはインパクトがあるという事でしょうか?


先回も記した通り、GTOやグランプリを誕生させ、ポンティアックのスポーティー・イメージを定着させたジョン・ザッカリー・デロリアンですが、GMを辞し自らの名を冠したデロリアン・モーター・カンパニー(DMC)を設立して長年の夢であった理想のスポーツカーを量産する事を試みます。そうは言ってもクルマの開発・生産には莫大な費用が必要で、資金難に陥ったDMCはイギリス政府からの資金提供を受けて北アイルランドに工場を建設。'81~'82年の間におよそ8,500台を生産しますが、慢性的な資金難や量産車の品質問題に加え、デロリアン自身の薬物所持(かなり恣意的なおとり捜査によるものだったと何処かで読んだ記憶があります。)など公私に渡る問題もあって同社は倒産の憂き目に遭ってしまいました。その後薬物所持の件ではデロリアンは無罪を獲得していますが、こうした一連の流れはプレストン・タッカーとの近似性を想起させられてしまいます。


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↑イタルデザインによる低く幅広い特異なプロポーション。エンジンはリアに搭載されています。時代背景から大人し目のパワーユニットで、リアルスポーツカーとは言えない性格になってしまったのは残念な所です。


DMC-12というクルマに関しては、「あの映画」での活躍もあって誰もが名前とカタチは知っているのではないかと思います。スタイリングはジウジアーロ率いるイタルデザインが担当。一連のアッソシリーズとも共通する低くシャープなフォルム、メルセデス300SLを想わせるガルウイングドアやFRPの表面にステンレスの薄板を貼り付けた独特のフィニッシュが特徴的です。メカニズムの熟成はコーリン・チャップマン率いるロータスカーズに委ねられていたようで、ロータスのクルマに似たX型のバックボーンフレームに、PRV製の2.85Lエンジンを何とリアにマウントしていました。理想のクルマを造ると言っても全てを自から手掛けるのではなく、適材適所でその道のプロに任せる手法は、時代の故かアメリカ的分業社会のなせる業でしょうか。


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↑実車のステンレス無塗装フィニッシュのボディをやや誇張気味に再現しています。


さて、DMC-12の1/43ミニカーは、当方の知る限りではミニチャンプスとビテスから発売されていました。どちらも良い出来ですが、ミニチャンプス製は発売当時としては非常に高価なモデルだったのでパス。当方は後年になってビテス製を入手しました。(実はこのモデル、お友達のねこざかなさんにお譲り頂いた物です。)近年の製品としては珍しく、特徴的なガルウイングドアが開閉します。また、実車のステンレス・フィニッシュのボディをやや誇張気味に再現している辺り(・・・ちょっと、ブロンズ調の煙草入れっぽい/笑)は好みが分かれそうですが、FRP製のフロント&リアセクションとの質感の違いを含め、模型的なデフォルメとして当方は結構好きであります。


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↑同じくイタルデザインの作品、アッソシリーズの1台、フィオーリ(後のいすゞピアッツァ)と。シャープなウエッジシェイプのフォルムには何処となく共通性も感じられます。(アッソ・ディ・フィオーリはルミノのレジン製モデル。)


ビテス製デロリアンにはこのプロダクション仕様の他、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズの劇中車仕様がPart1~3までそれぞれラインナップされており、日本ではアオシマのスカイネットシリーズとしても発売されています。次回はその内の1台をご紹介したいと思いますが・・・当方、仕事の関係で日曜日から1週間ほど出張する事になりました。次回の更新はちょっと遅れるかと思います。まあ、元々週イチのカメ更新なんで大した違いはないかもしれませんが・・・(汗)。


ポンティアックも忘れちゃ困る・・・ ~NEO '72 Pontiac Grand Prix

先回のご紹介はスパークのトロナード、その少し前にはNEO/スパークのリビエラもご紹介しましたが・・・おっと、ポンティアックを忘れちゃいけません。


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↑ポンティアック・グランプリとGTOは当時のジェネラルマネージャー、ジョン・Z・デロリアンの情熱が生み出したクルマ・・・デロリアンと言えばGMを辞して理想のスポーツカーを作ろうとしたDMC12・・・ということで、ビテス製のDMC12と並べてみました。


さて、GM製の上級パーソナルクーペとしては過去にオールズモビル・トロナードやビュイック・リビエラをご紹介して来ました。またキャデラック・エルドラドに関してはいずれ特集を組んでご紹介したいと思っています。・・・と、ここで忘れてはならないのがポンティアックの存在。ポンティアックのパーソナル・クーペ、グランプリはビュイックのリビエラに先立つ'62年に誕生しています。しかしその成り立ちは独自のボディを持った単独車種ではなく、ポンティアックのフルサイズ系の派生車で、ボンネヴィルクーペの内外装を豪華に装ったモデルでした。


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↑プロトタイプは'71年にヘッドランプが2灯式に改められた後の'72年型。グリルから独立したヘッドランプが立体的に配された独特の顔つきです。


そのグランプリが独自のボディを持った単独車種になるのは '69年型から。当時ポンティアックのジェネラルマネージャーだったジョン・Z・デロリアンの指揮の元、インターミディエート系のホイールベースを延長したシャシーに低く長く、エンジンフード中央が鋭く突き出た個性的なスタイリングのボディを構築していました。インターミディエートのシャシーを母体としている事からトロナードやリビエラとは異なるセグメントと捉えられているようで、同じような成り立ちの車種としてはシボレーのモンテカルロがありました。


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↑全体的なプロポーションはロングノーズ・ショートデッキでこの時代の米国車の典型的なプロポーション。トランクリッドも立体的な造形です。


モデルカーは様々な年代のアメリカ車を独特のチョイスでモデル化してくれているNEOの製品。このグランプリもデビュー時の'69年型ではなく'72年型でリリースして来ました。デビュー時は4灯式のデュアルヘッドライトでしたが、'71以降はエンジンフードから盛り上がったプレスラインの先端に2灯式のヘッドランプが突き出たようなより個性的なデザインとなっています。先のリビエラと並んで、NEOのラインナップの中では比較的”華”のある車種といった感じでしょうか・・・(笑)。


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↑細密な仕上がりですが、ガラス類は相変わらずちょっと危なっかしいカンジ・・・。


アメリカンエクセレンス版にはより派手なルックスでスポーティーなHurst仕様も存在しましたが、当方が入手したのは日本国内で一般的に流通したNEO版です。渋いグリーンメタリックのボディにアイボリーホワイトのバイナルトップ、グリルやウインドゥ・モールにエッチングパーツを奢った同ブランドの標準とも言える細密な仕上がりです。・・・このブランドのモデルをご紹介する都度に言ってしまう事ですが、1/43でアメリカ車をハイディテールにモデル化してくれる事は全くもって素晴らしい事ながら、レジン製故に発売ペースが早く、一月に2~3台のリリースが続いたりするともう・・・1台/月ぐらいで配分して頂けると有難いのですが。。。


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Author:Ponys41
昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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