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今年のカボチャは・・・準軍事組織車両!? ~Road Champs '56 FORD F100

C2コルベットの車種別特集中ではありますが、気が付けば今年もこの時期になっていました・・・。


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↑2012年の10月末に2つのカボチャ、フォードF100とジャック・オー・ランタン。


10月末と言えばハローウィン→ハロウィンと言えばジャック・オー・ランタン→ジャック・オー・ランタンと言えばパンプキン→パンプキンと言えばフォードF100という単純なノリで毎年この時期にフォードF100の記事をお送りして来ましたが、回を重ねて今年で5回目となりました。・・・なのですが例年の如く全くの準備不足。。。この記事のためにF100のミニカーを買い足す事をしている訳でもないのでだんだんネタも尽き気味に・・・(汗)。手持ちの中からなんとか未紹介のブツを掘り出しましたので・・・まあ行ってみましょうか。


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ロードチャンプスの作風はこうした’50年代のクルマとマッチして、ほのぼのとした味わいになります。フリントピラーが前傾した’56年型で、左右ドア、テールゲートが開閉します。


Fシリーズピックアップは今日でも年間60~70万台(!)を売り上げるフォードの大ベストセラー。その内’53年~’56年までのモデルはパンプキンの愛称で親しまれ、今日でも高い人気を誇っています。パンプキン(カボチャ)という愛称が何に由来する物なのか当方は正確には知らないのですが、恐らくはその丸っこいようなゴツいような独特のスタイリングから来ているのではないかと思います。その圧倒的な存在感は日本のカスタムカーショーや米国車系のイベントでも定番の存在ですね。


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↑準軍事組織の車両が果たしてこんな派手なオレンジ色に塗られていたのでしょうか?まさにパンプキンそのものと言った感じです。


・・・と言う事でご紹介するのは今年もロードチャンプスの1台です。過去ハロウィンネタでテキサコ仕様(2011年)、ユニオンパシフィック鉄道仕様(2010年)をご紹介していますが、今年ご紹介するのはコーストガード仕様であります。コーストガード?海の監視員?よく分からなかったので調べてみると、アメリカの場合はUnited States Coast Guard (USCG)=アメリカ沿岸警備隊の事で、準軍事組織であり治安維持・救難捜索・環境保全などの活動を行っているようです。日本では海上保安庁が英語名でJapan Coast Guard (JCD)を名乗っています。


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↑今日の任務はビーチに打ち寄せられた巨大なジャック・オー・ランタンの撤去作業(笑)。ビーチの環境保全も重要な仕事です。


モデルはカボチャにピッタリなオレンジ色のボディでドアにアメリカ沿岸警備隊のマークがプリントされています。荷台には何やら木材のようなものが積まれているのですが、これは一体何に使われるのやら・・・。調べる前はビーチを監視しているライフガードのお兄さんの連絡車位に思っていたのですが、実は意外とお堅い組織の車両である事が分かりました。ミニカーのカラーリングや仕上がりが味のある物だったのでちょっと予想外でしたが、このような事、ミニカーをブログでご紹介しようと思わなかったら一生調べずに終わったかも知れません(恥)。


Match_53_f100_1 ←2008年のカボチャはコチラ


Mattel_55_ford_panel_van_1 ←2009年のカボチャはコチラ


Halloween2010_1 ←2010年のカボチャはコチラ


Rc_f100_texaco_1 ←2011年のカボチャはコチラ


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ビビッとこない・・・。MINICHAMPS '63 Chevrolet Corvette

まだまだ続く’63コルベットクーペ、今回はミニチャンプス製のモデルです。


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ミニチャンプスがC2コルベットを製品化する(それもクーペとコンバーチブルの両方!)と知った時、当方は大いに期待しました。「きっと1/43最良のC2コルベットが手に入るに違いない!!」と・・・。しかし過去の経験に照らし合わせても、大き過ぎる期待は時として裏切られる事がままあるものです。発売されたモデルはカッチリとしたモールディングで塗装も綺麗な同ブランドらしい仕上がりでした。・・・しかしクーペの方は何かが違う。お気に入りになるミニカーと言うのは、ショップで手に取った瞬間に「コレだよ、コレ!!」と、ビビッと来るものですが、このモデルには残念ながらその感じがありませんでした。。。


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↑同じミニチャンプスの米国車でも、’68マスタング’69マローダーなどは感動モノだったのですが・・・。どうもGM系のクルマはさらっと製品にしているような感じがします。


ミニカーに対する評価も人それぞれだとは思いますが、当方の個人的な見立てではどうも全体的にカッチリ出来過ぎているというか、端正過ぎてアメリカ車の持つ奔放な躍動感やダイナミックな力強さが表現しきれていないような印象です。ボディカラーがシルバーという事もあるのかも知れませんが、フェンダーの峰などにエッジがピッと通っているのが却って硬質過ぎて、変な言い方ですが実車のボディがFRP製である感じがしないと言うか何と言うか・・・当方のイメージするC2クーペとはやや異なる印象でした。


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↑このようなアングルだとボディに対してキャビンの幅が狭すぎるように感じるので・・・皆さんはどう感じられるでしょうか?


C2コルベットというクルマはアメリカ車としてはコンパクトですし、車幅もどちらかと言えば狭い方に属するかと思いますが、プロポーションの面でもミニチャンプスのクーペは何となくウエストラインが高くてやや腰高な感じがするのと、ルーフというかキャビンの幅がボディに対して狭すぎるような印象があります。また、サイドウインドウ周りのクロームモール等が省略されていたり、タイヤもホワイトリボンやレターの無いブラックウォールだったりと、ディテールに関してもあっさりしていて、何と言うか、執念のような物が感じられません。最近、ミニチャンプスのモデルは高いし、予約してなかったらこのクーペは買わなかったかも・・・。


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・・・と、単に当方の期待値が勝手に高すぎただけなのかも知れませんが、ことクーペに関してはちょっぴり残念だった感のあるミニチャンプスのC2コルベット。しかしコンバーチブルに関して言えば「ビビッと来る」期待通りの仕上がりでした。同じシリーズの同一車種で同時期の発売なのに不思議な物ですが・・・。次回はそのコンバーチブルをご紹介したいと思います。


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↑同じ時期に同じミニチャンプスから発売されたC2コルベット。当方の場合、コンバーチブルはグッと来たのですが、クーペは今一つな印象でした。


オリジナルを超えるのは難しい・・・。~delprado '63 Chevrolet Corvette

・・・C2コルベット特集、またしても'63クーペであります。。。


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C2コルベット車種別特集、今回ご紹介するのは冊子とセットで書店で発売されていたパートワーク(分冊百科)、デルプラドの”世界の名車コレクション”シリーズのモデルです。以前同ブランドのオールズモビル・トロナードのご紹介でも触れたのですが、非常に多くの車種を網羅していた同ブランドの1/43モデル、ラインアップの拡充の為、様々な手段を講じてミニカーを調達していたようです。当方の手持ち品を観察するだけでも以下の3タイプに分類出来るのではないかと思います。


TYPE-1・・・デルプラドオリジナル品。床板に"delprado"のロゴが立体的に刻印されている。


オールズモビル・トロナード、’69カマロConv、キャデラック・セビル等。


TYPE-2・・・他ブランド製品をOEM供給した物


 ’68ファイアバード(Ertl)、フォード・エクスカ―ジョン(アンソン)、プリムス・ベルベディア(UH)等


TYPE-3・・・他ブランドミニカーのそっくりさん。


'68マスタング、’63コルベット(共にマッチボックス)、64ポンティアックGTO(フランクリンミント)等


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↑単体で見ればデルプラドのミニカーの中では比較的良く出来たモデルだと思います。フロント周りが随分とゴツくなっちゃってるのが惜しい・・・。


で、コルベットはやはりC2登場初年度の’63年型、スプリットウインドーのクーペモデルです。デルプラドのモデルとしては比較的出来の良い方ではないかと思いますが、当方が見た限りでは前回ご紹介したマッチボックスのモデルを参考にしているようです。床下の表現は簡略化されていますが、ボディのプロポーションからパーツの構成、ボディカラーに至るまでよく似ています。タイヤにホワイトリボン印刷用段差が設けられている所までも同じですが、デルプラド版では印刷は省かれちゃってるのはご愛嬌(笑)。参考にしたモデルのチョイスは良かったのですが、コスト的制約もあってオリジナルを超える事は難しかったようです。


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↑ホワイトウォールタイヤのモデルがマッチボックス、ブラックウォールがデルプラド。良く似ていますが、ボディーのプロポーションも微妙に異なる事がお分かり頂けるでしょうか?


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↑床下はマッチボックスを参考にしつつ、コストダウンの為樹脂で一体成型されています。デルプラドのロゴも刻印されていますね。


様々な分冊百科を販売し、世界の名車コレクションも夥しい数のバリエーションを誇ったデルプラドですが、残念ながら日本ではデルプラドジャパンは倒産してしまいました。その後在庫として残ったミニカーがコンビニでブラインド販売されるなど悲しい過去も秘めています。車種的に中々面白い所を突いている物も多かったのですが、正直、仕上がりの甘いモデルが多かったので、この先どれだけの個体がコレクターの手元に残ってゆくのか・・・何となく行く末が案じられるシリーズであります。


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↑デルプラドジャパンの倒産後、残っていたミニカーはブリスターパックごとこのような箱に入れられ、コンビニでブラインド販売されました。確か500円だったと思います。この個体は会社の同僚が不要になった物を定価で引き取りました。・・・何処となく寂し気?


ダイキャストモデル的様式美 ~MATCHBOX '63 Corvette Stingray

C2コルベット特集、2台目はマッチボックス・コレクティブルシリーズの製品です。


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本日ご紹介するのはマッチボックス・コレクティブルシリーズの1台、先回のフランクリンミントと同じくC2登場初年度の’63年型、左右分割型のリアウインドーが特徴的なクーペモデルです。今回の特集にあたり、C2は歴代コルベットの中でも1/43モデル化に恵まれた車種になったと記したのですが、もう少し正確に言うとモデル化の大部分はこの最初期型スプリットウインドーの’63年型クーペです。本音を言えば他の年式、特に427cu.in.エンジンを搭載した’66~’67なども製品化して欲しいところではあります。


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↑カタログ写真のような低目の車高が決まってなかなかカッコ良いです。


大くくりにはイエスタイヤ―シリーズの範疇に含まれるらしいこのコレクティブルシリーズ、日本では90年代に1部のショップが輸入・販売したのではないかと思います。過去ご紹介したC1コルベット’66シェベル’66フェアレーン’67GTO’69チャージャー’71クーダ’71チャレンジャー等々、1/43アメリカ車モデルがまだまだ少なかった時代に絶妙な車種選択と当時としては精密感溢れるクオリティでリリースしてくれた有難いシリーズでした。・・・しかし当方は当時このC2コルベットを国内のショップで見た記憶がありません。見掛けたら絶対購入していたと思うのですが、当方は後年になって海外ネットオクで入手しました。日本に入って来ていたとしても流通量は少なかったのではないかと思います。


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↑塗装や仕上げも美しく、ずっしりした重さと相まって満足度の高い1台です。


さて、肝心のモデルの方は車高が実車よりも更に低くデフォルメされており、かなりカッコ良い仕上がりです。C2の流麗かつ力感に溢れたフォルムをよく捉えているように思います。細部の作り込みは当時のモデルとしてはかなり細密感のあるものだと思います。ブルーメタリックのボディカラーも美しいですし、クロームパーツの質感やバッジ類のプリントも綺麗でクオリティが高く感じられます。このC2に限った話ではないのですが、ドアミラーの造形や取り付け位置がややぶっきらぼうなのが気になる点かも知れません。床板も金属で重量も重く、ダイキャストモデルとして満足度の高い1台です。


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↑このモデルは下廻りも造り込まれています。フロアパネルはフラットブラック、メインフレーム部はグロスブラックで塗り分けられています。


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↑前回撮り忘れたのでフランクリンミントの床下も掲載しておきます。こちらはエンジンフードが開閉するのでエンジンは単体で組んだものが搭載されています。


またこのシリーズはダイキャストの1/43ミニカーとしては床下の再現も凝っていて、エンジンやトランスミッションも彫り深く再現・彩色され、マフラーも別パーツで立体感たっぷりです。このC2コルベットの場合は更にフロアパネルとフレームが別パーツとなっており、グロスを変えた黒塗装で見応えのある仕上がりとなっています。絶妙にデフォルメされたプロポーションと共に、実物のリアルな再現と言うよりはダイキャストモデル的解釈と様式美と言った感じでしょうか。実は後年になって気付いたのですが、書店で発売されていた某ミニカー付冊子のモデルがこのマッチボックスに良く似ています。次回はそちらをご紹介したいと思います。


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↑C2コルベットの良さを引き出すデフォルメがなされているように思います。


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Author:Ponys41
昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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