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祝!!コルベット60周年 C3特集; Solido '68 Corvette

C3コルベット特集、先ずはお気に入りのこのモデルから・・・。


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鋭く尖ったノーズ、グラマラスな曲線を描くフェンダーライン・・・。’68年にデビューした3代目コルベット=C3は、ボートテールが特徴的だったC2同様、エキサイティングなボディデザインを纏って登場しました。そのスタイリングキューは日系人デザイナー、ラリー・シノダ氏の手になる'65年のショーカー、マコシャーク だと言われています。瀟洒なロードスターとしてデビューしたコルベットも代を重ねる毎に逞しくなり、強力な心臓を得て動力性能も大幅に向上しました。先代C6辺りからは、高価なヨーロッパのスーパースポーツと互角に渡り合えるポテンシャルを有しているのはご存じの通りです。


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↑ブルーメタリックのボディカラーは実車でも定番。ソリド製の通常仕様です。


C3コルベットの中でも’68~’72までのモデルは、前後にスチール製のバンパーを持つことから俗に”アイアン・バンパー”と呼ばれ、特に人気の高いモデルとなっています。その後’73MYにはリアにスチールバンパーを残したまま、フロントのみ樹脂製の衝撃吸収バンパーを採用。この折衷デザインは僅か1年のみの姿となっています。以降、ラストイヤーまでの間に何度か大きなデザイン変更を行っていますが、可能な部分は今後手持ちのモデルでフォローして行きたいと思います。


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↑赤いボディのこちらはレーシング仕様のモデルのデカールを剥がしたもの。


ミニカーはフランスの老舗、ソリドの少し前の製品。近年のハイディテールモデルを見慣れた目にはシンプルに過ぎると映るかも知れません。・・・が、C3コルベットのグラマラスなフォルムをこれほど見事に再現したモデルもそうはないように思います。当方の個人的な嗜好はエッチングのワイパーや細かい色差しよりも先ずプロポーション、実車イメージの把握とその凝縮・再現にあるので、このモデルは手持ちのC3コルベットのモデルの中でも特に気に入っている1台です。ファーストイヤー'68年型と言う事もあり、特集に際して真っ先にご紹介した次第。


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↑ディテールはシンプルですが、プロポーションは良好、やや長めにデフォルメされた感じのボディは実車のイメージを上手く捉えていると思います。


ブルーメタリックの方はロードバージョンの通常品で、カラーも含めて当方の実車イメージにピッタリ。赤の方は実はレーシングバージョンだった物。本来は片側にデカール貼り付け済となっていましたが、当方は一度分解してボディを水に浸け、デカールを剥がしてしまいました。ミニカーにはちゃんと1台分のデカールが添付されていますので、その気になれば元に戻すことは可能ですが、当方はレース仕様よりロードゴーイング仕様の方が好みなんですよね・・・。レーシング仕様に戻る事は、多分永久にないと思います(笑)。


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↑個人的にはミニカーで最も大事な点は、良好なプロポーション・実車イメージの把握・再現だと思っています。


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祝コルベット誕生60周年 C3特集

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昨年からネット上でもコルベットの誕生60周年が取り沙汰されています。記念すべき初代モデル、C1がデビューしたのが’53モデルイヤー。昨年からすっかりお祝いモードだったのですが、個人的にはどうしてもモデルイヤーで考えてしまうので、昨年内に60周年と言われても正直ピンと来ませんでした。C7もデビューしたし、やっぱり今年がコルベットの60周年にふさわしいと思うのですよね・・・。


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↑画像はソリド製の’68年型。シンプルながらプロポーションの良いモデルです。


当ブログではこれまで、C1、C2まで特集を組んでコルベット1/43モデルをご紹介して来ました。なので、今回はコルベット60周年のお祝いの意味も込めて、C3コルベットを特集しようと思います。C3は’68モデルイヤーにデビューし、’82モデルイヤーまで続いた息の長いモデル。初期のアイアンバンパーから後期のグラスハッチを備えたモデルまでスタイリングの変遷も興味深いものが有ります。全てを網羅出来ている訳ではありませんが、次回からご紹介したいと思います。


(スタイリングの変化を説明するため、1部過去にご紹介済のモデルも再登場致します。)


待望の1台 ~Franklin Mint '59 Ford Fairlane 500 Skyliner

長々(ダラダラ!?)続けて来たLate '40s & '50s特集、この1台でひとまず終了です。


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何だかんだ言っても、当方はやはりフォードのクルマが好きなのですね。より先進的なデザインのGMや、ワルな魅力を放つクライスラーにも大好きな車種はたくさんあるのですが、子供の頃に「ブリット」と「バニシング in 60」でマスタングの魅力を強烈に刷り込まれてしまった事がその最大の要因であろうと思われます。今回ご紹介する’59フェアレーン/カスタム系も'50sのクルマの中ではかなり好きな1台。・・・いえ、百花繚乱の’50年代後半の中では比較的地味なデザインだと思いますし、GMのクルマの比べると、やや古く見えるかも知れません。・・・ですがそんな地味で野暮な風情もフォードらしい感じがして、好き者には好ましく感じられます(笑)。


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↑デュアルヘッドライトの厳めしい顔付き、この頃のフォードのアイデンティティである丸いテールランプ、コンチネンタルキットもサマになってます。


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↑数あるフランクリンミントの1/43モデルの中でも、傑作と呼べる1台ではないかと思います。


フェアレーンはこの時代においては、サンダーバードを除く全車種が同一コンポーネントを共有していた基幹車種、フォードシリーズの上級版にあたります。’59年型では上級のフェアレーン系とベーシックのカスタム系のホイールベースが118インチに統一され、最上級のギャラクシーが新たに追加されました。スカイライナーは’57年型から登場したモデルで、ハードトップのルーフが電動でトランクに格納される機構を採用していました。今日ではCC(クーペカブリオレ)等と呼ばれるものですが、’50年代にこの機構を実用化していたと言うのはなかなか凄い事なのではないかと思います。


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↑フランクリンミントの1/43モデルの例に漏れず、ドアやエンジンフードが開閉しますが・・・。


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↑このモデルで更に素晴らしいのは、特徴的なリトラクタブル・ルーフの機構が再現されている事。お約束の途中停止状態(笑)。


何を隠そう、今回'50年代以前のクルマを特集しようと思ったのは、念願だったこのモデルを入手出来た事もきっかけの1つでした。仕上がりはフランクリンミントらしく精密なもので、エンジンフードやドアの開閉機構を持ち、実車でも定番のツートンカラー、別パーツ化されたクロームパーツ、デュオトーンのインテリアなどが再現されていて嬉しくなってしまいます。・・・ですがこのモデルの本当に素晴らしい点は、実車の最大の特徴であるリトラクタブルルーフを再現している点にあります。(電動ではなく手動ですが。/笑)床下にあるボタンを押すとトランクリッドが僅かにポップアップし、中に格納されたハードトップを引き出す事が出来ます。(機構的には過去にご紹介したノレブのキャデラックXLRと似ています。)


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↑その動作は手動になりますが、ルーフをトランクルームに格納する事が出来、ハードトップとオープンの2種類の姿を楽しむ事が出来ます。(画像はクリックで少し拡大します。)


ミニカーとしての名称は”1959 FORD SKYLINER"となっており、1/43の”The Classic Cars of the Fiftys"シリーズの第2弾として発売された内の1台となります。フランクリンの1/43モデルの中ではレア度が高く、海外ネットオクでも高価に競り上がる場合が多いモデルです。当方も何度も涙を飲みました。。。この個体はオークションではなくアメリカの某ショップで販売されていた物。箱、パンフレット無しのルース品でエンジンフード後端に1箇所チップがありますが、塗装の荒れもなく、ルーフの動作も完全な上々のコンディション。好きな車種でもあり、またフランクリンミントの1/43モデルでも屈指の傑作モデルなので入手出来た嬉しさはひとしおのものがありました。一口に精密モデルと言っても、やはりフランクリンミントには独特の魅力やオーラが感じられるように思います。


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↑御覧の通りHT状態もしっかり再現。どちらも姿もそれぞれに魅力的です。


・・・と言う事で、’50s特集はひとまず終了。はて、次回からは何をご紹介しましょうか・・・。


特集 Late '40s & '50s; 史上稀に見る・・・ '58 Edsel Bermuda Wagn & Citation Conv.

Late '40s & '50s;特集、今回も巻きで2台まとめてご紹介!!


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エドセルという名前はフォード社にとっては由緒正しきものです。その由来はもちろん、ヘンリーフォードⅠ世の息子であり、若くして病に倒れなければフォード社を背負って立つべき存在であったエドセル・フォードその人の名前から来ています。(フェラーリで言えばディーノといった感じでしょうか。)当ブログでは便宜上カテゴリーをフォードに分類していますが、それは単なるフォードの1車型ではなく、リンカーンを頂点とするフォード社において、ベーシックブランドのフォードと中級ブランドマーキュリーの更に中間に位置する第4のブランドとなる筈のものでした。


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↑バミューダはフォードをベースとしており、下のサイテーションよりホイールベースが短くなっています。セダン、HT系のショートホイル―ベースは「ペーサー」「レンジャー」という名前でした。


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↑サイテーション/コルセアはホイールベースの長いマーキュリーフルサイズをベースとしており、やはりセダン/HTなど多彩なボディバリエーションを持っていました。


ところが皮肉な事に、エドセルシリーズはアメリカの自動車史上でも稀に見る失敗作として歴史にその名を留める事となってしまいました・・・。その失敗がどれ程のものだったかというと、同時期のシボレーフルサイズが年間50~60万台という販売台数を示していたのに対し、エドセルシリーズの販売台数は発売開始の’58年からの3年間でおよそ11万台、最終年の60年型に至っては年産僅か2809台と殆ど売れていないに等しい状況となり、フォード期待の新ブランドは早々に消滅の憂き目に遭いました・・・。当時のアメリカで”エドセル”と言う単語が、「失敗した」とか「しまった」という意味のスラングとして使われていたというのですから、フォード社にとってこれほど不名誉な事はありません。


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話は少々脇道にそれますが、心を持ったフォルクスワーゲン・ビートル=ハービーが主人公のディズニー映画”ラブ・バッグ(原題;The Love Bag)”第1作の冒頭で、人間の主人公、ジム・ダグラスに、相棒でメカニックのテネシーが自身の芸術作品を披露するシーンがあり、その作品の中央にはエドセルのラジエターグリルが据えられていました。これはエドセルにまつわる顛末を知ってる当時のアメリカ人にとっては笑い所であり(つまりテネシーの作品が失敗作という意味)、 テネシーという人物のどこか抜けた所がある・・・或いは紙一重の天才かも知れないというキャラクターを手際良く紹介する事にもなっていたように思います(笑)。


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↑ミニチャンプスのエドセル・バミューダは数種のカラーバリエーションがありますが、このモデルはフォード社100年記念パッケージの物。某ショップのレンタルケースで定価の半分以下でゲットしました。’50sらしいカラーリングが良い雰囲気です。


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↑ヤトミンのエドセル・サイテーションもカラーバリエーションがありますが、当方はコントラストが強烈なブラック/レッドの2トーンをチョイス。個性的なデザインが引き立ちます。タイヤや細部の仕上げが向上すれば、更に印象が良くなるように思います。


商業的失敗の原因は、開発時の大規模なマーケットリサーチに時間をかけ過ぎたため、クルマがデビューした頃には消費者のニーズが変化してしまっていたとか、この時期中級車全般の販売が不調な時期だった、或いは単に個性的に過ぎたデザインが不評だったためとも言われています。もっとも50年代後半のアメリカ車デザインは美しい物・醜い物百花繚乱で、当方の個人的な感覚では、このクルマだけが際立って醜悪と言う感じはしないのですが・・・。タテ長のラジエターグリルは「馬の首」とか「女性の〇〇」とか色々と揶揄されていたようです。


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↑’50年代後半は他にも強烈な個性を放つデザインのクルマがたくさんあったので、エドセルだけが不評と言うのはなんとなくピンと来ない感じがします。


さて、そんな不遇のエドセルですが、その歴史的意義(!?)の為か’58年型はモデル化には比較的恵まれていて、1/43でもブルックリンなどのホワイトメタル製品、フランクリンミント等があり、近年ではスパークも製品化しています。当方の手持ちはサーモンピンク、グレー、ホワイトのカラーリングが素敵なミニチャンプスのバミューダワゴン、シンプルな作りですがブラック・レッドの2トーンがなかなかインパクトのあるヤトミンのサイテーション・コンバーチブルの2台。こうしてミニカーで見ると個性的でなかなか魅力のあるなクルマなのですが・・・。


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Author:Ponys41
昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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