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- Date: Sun 27 10 2013
- Category: フォード > FORD
- Tags: Road_Champs
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今年のカボチャは・・・パンプキン on パンプキン ~Road Champs ’56 FORD F100
当ブログでは毎年ハロウィンと言えば、勝手に恒例にしているコレであります(笑)。
↑1/43のフィギュアは余り持っていないので、毎回同じメンバーで失礼します。。。
と言う事で、フォードのピックアップ・トラックF100、通称パンプキンです。アメリカのベストセラーピックアップであるFシリーズのご先祖様。’53年から’56年までの第2世代は”パンプキン=かぼちゃ”と呼ばれて親しまれており、カスタムカーのベースとしても高い人気を誇っています。愛称の由来を正確には知らないのですが、多分丸っこくてなおかつゴツいそのスタイリングから来ているのではないかと思います。毎年ハロウィン→ジャックオーランタン→パンプキン→フォードF100という単純な連想でお送りしているこの企画、早や6回目となりました。
↑お世辞にも精密とは言えないロードチャンプスのフォードF100。ですがその作風は’50年代のクルマと相性が良いのか、なかなか良い味わいがあります。
・・・とは言ったものの、、F100のミニカーを無尽蔵に所有している訳でもないのでちょっとネタ切れ気味。。。今回ご紹介するロードチャンプス製の’56フォードF100、このグリーンの個体は実は当ブログで過去に登場済です。ピックアップは働くクルマとして様々なカラーリングの施されたモデルも楽しいのですが、ちょっとくすんだソリッドカラーに塗られたシンプルな仕様もまた捨て難い味があります。そんなミニカーに生活感漂う小物を積んだりすると、置物としても良い味わいになるような気がします・・・。
↑石粉粘土でお手軽工作したかぼちゃは直径8~9mmといった所でしょうか。有機物は左右対称とか気にしないで済むので気が楽ですね・・・。1個だけガンダムマーカーで顔を描いてジャックオーランタンにしてみました。
と、無理矢理話をつなげて荷物を積んでみました。いえ、実は前からこれをやってみたかったのです。パンプキン on フォード・パンプキン(笑)。材料は以前、映画「シカゴ・ドライバー」のフィギュアもどきを製作した際に購入した「精選石粉粘土 ソフトタイプ」なるもの。造形は例によって手で捏ねて爪楊枝1本で整えるという荒ワザ(笑)。ヘタの部分は爪楊枝を刺して適当な長さにカットした物です。乾燥後プラ用塗料のセミグロスの黄色とオレンジ(鉄道模型用のカラーです)を適宜混ぜた物を筆塗りし、ヘタに緑色を色差しして完成。何となくカボチャのようなカタチをした物体が6個出来上がりました。(集中力、6個で枯渇/笑)
↑ちょっとくすんだグリーン単色のボディ。これはこれでまた良いものです。
出来上がったかぼちゃをF100に積んでみると・・・「お~、なかなか楽しい~♪」ロードチャンプスのミニカーの素朴な味わいと、当方のつたない技量によるカボチャがバランスして何ともほのぼのした雰囲気(自画自賛)。精密な”模型”も良いですが、こうした”味わい系”のモデルにもまた違った良さがあります。おやじさんやイヌ、ネコのフィギュアを組み合わせると生き生きとした情景になったような気が・・・・・・・・ と、自らの技術力のなさを味わいに転化させ(誤魔化し)つつ、なんとか今年のハロウィン企画を乗り切りました。。。
↑ちょっとしたひと手間ですが楽しい雰囲気になりました。・・・こうなると何だか地面を作りたくなって来ます・・・。
●過去のパンプキンは以下のリンクからどうぞ・・・
- Date: Sun 20 10 2013
- Category: GM > Chevrolet
- Tags: MATCHBOX 働くクルマ
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コストダウンは程々に ~MATCHBOX '55 Chevrolet 3100
C3コルベット特集も終了、次は何をご紹介しようかと考えていたらこのモデルが届きました。・・・なので今回は ねこざかなさんのこちらの記事に勝手連発動です。
・・・ゆえあってC3100のTow-Truck(レッカー車)が欲しかったのです。フォードのFシリーズやダッジのラムと共にアメリカのピックアップトラックを代表するシボレーC/Kシリーズのご先祖様。’55年の中盤にデビューした戦後型シボレーピックアップの第2世代です。トライシェビーなど乗用車にも通じるスタイリッシュなデザインでカメオの名で親しまれました。
↑細かいディテールは省かれていますが、ボディのプロポーション自体はコレクティブル版譲りで悪くありません。こういう作風のミニカー、当方は嫌いではないのですが・・・。
1/43のC3100というと、アーテル、マッチボックス等で製品化されていて、当方は過去にマッチのクリスマスバージョンをご紹介しています。最近は慢性的資金難ゆえ、出来るだけ安い物をと色々物色していると・・・海外ネットオークションでマッチボックス製のモデルを格安で発見しました。日本円にして1000円そこそこ、送料を合わせても2000円でお釣りがくるぐらいのお値段でした。
↑一見コレクティブル版をコストダウンしたように見えるモデルですが、実際は金型自体も全く別物のようです。
そのモデルは一見しただけで各部が簡略化され、コストダウンが図られている事がネットの画像でも分かりました。別パーツだったラジエターグリルとヘッドランプはボディと一体のキャスティングとなり、窓廻りや荷台に積まれた工具など細部の塗装も省かれています。ですが先のクリスマス仕様でオリジナルの雰囲気の良さを知っている故、この値段でマッチボックスのC3100が手に入るなら・・・そう思って購入したのでした。
↑フロント周りはラジエターグリルやヘッドランプがボディと一体成型でバックミラーもありません。窓廻りなど各部の色差しも省かれています。
↑リア周りはテールゲートの開閉機構が省かれ、プレスされた”CHEVROLET"文字も省略されてしまっています。テールランプもありませんね。
・・・ところが届いてみてビックリ。各部のコストダウンぶりは当方の想像を超えていました。別パーツだと思っていたルーフのライトまでもがボディと一体成型、というかオリジナルではボディの前廻り、エンジンフードからキャビン廻りまでとリアのベッド(荷台部分)までが別体だったのですが、今回のモデルはボディ全体が一体成型になっています。どちらも同じマッチボックスのモデルですが、どうやら金型は異なるようです。
↑コレクティブル版はフロアパネルとラダーフレームやメカニカルパーツが別パーツで立体的に再現されています。
↑対してこちらは前後バンパーまで一体成型。車体内側に補強リブが丸見えになっているタイヤ&ホイールは流石にちょっと・・・。
コレクティブル版ではシャシーもしっかり作り込みがなされ、ラダーフレームやサスペンション、エンジン、ミッション、ドライブシャフト等が別パーツで立体的に表現されています。対する今回のモデルは前後のバンパーまでもがプラの一体成型で、メッキ処理でキラキラしています。・・・まあこの辺りは簡略化の常套手段ですが、ちょっと残念なのはタイヤ&ホイール。一体成型のプラ製で、アメリカ車には不似合いな細幅。車両内側は補強用のリブが丸見えになっています。流石にこれはスケールモデルとしてはどうかなと思いました。
↑上のコレクティブル版はエンジンフード、キャビンまでとカーゴボックス(荷台)部分が実車と同じように別体、下のモデルはボディ全体が一体成型です。同じマッチボックスの1/43モデルですが、金型は別物ではないかと思います。
最近、ミニカーの価格が高額になっている要因は色々あるのでしょうが、ディテールの作り込みがどんどん細密化している事も理由の一つではないかと思います。もちろんそれ自体は悪い事ではないのですが、当方なぞ高額なレジン製品等にはついて行けなくなりつつあります。。。とは言え、安く造るために余りに色々と省いたり割り切り過ぎてしまうのも考え物です。ミニカーの造り込みと価格のバランス、なかなか難しい物ですね。
↑こちらは過去にご紹介済みのコレクティブル版。旧い製品ですが各部の作り込みはかなりの物です。当方は新製品時にリアルタイムで購入しましたが、当時は通常の1/43モデルの倍近い高価な製品でした。
- Date: Sun 13 10 2013
- Category: GM > C3 Corvette
- Tags: iXO
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祝!!コルベット60周年 C3特集; 最終形態 ~ixo MODELS '81 Chevrolet Corvette
祝!!コルベット60周年 C3特集、そろそろネタが尽きてきました・・・。最後が過去にご紹介済のモデルと言うのは心苦しいですが、年式上の都合なので悪しからず・・・。
↑ブルーメタリックのソリド製’68アイアンバンパー、ロードチャンプスの’78シルバーアニバーサリー、そしてイクソ(多分)の’81最後期モデル。長い年月の中で、そのスタイリングも結構大きく変化しています。
’68年型としてのデビューから’82年までの長きにわたって生産されたC3コルベット。最終時期にあたる’81,’82モデルイヤーは、前回ご紹介した~’80年型までに対して若干のデザイン変更がありました。長年鋭い逆スラントだったノーズがスラントノーズとなって下顎が突き出し、リアはダックテール状のスポイラーが付加されています。厳しい排ガス規制により動力性能的には厳しい時期でしたが、スタイリング的にはC3中でも最もマッチョなイメージになったと言えるかも知れません。
↑過去ご紹介済ですが、C3最後期のスタイリングを示す1/43モデルとして改めてご紹介。’81~’82がご覧のような姿でした。
この後数カ月のブランクを経て’83年の後半、’84年型としてC4コルベットがデビュー。モデルイヤー的には公式には’83年型コルベットは存在せず、うるさい事を言えばその歴史にはモデルイヤーで1年、実際の期間で言うと数カ月のブランクがある事になります。・・・ですがそのような些細な事はコルベットという偉大なアメリカンスポーツカーにとっては取るに足らない事柄でしょう。書くだけ野暮ってモノでした。。。新型C7のパフォーマンスや、更なるホットバージョンの追加も大いに期待したいところです。
↑~’80まではフロントノーズが鋭い逆スラント、'81~’82はスラントノーズになりました。モデルは前回ご紹介したロードチャンプス製シルバーアニバーサリーとの比較です。
↑リアは’81~’82ではダックテールのスポイラー形状が付加されています。・・・初期モデルへの先祖帰り的な面もあるでしょうか?全般にかなりマッチョなデザインです。
モデルは過去にもご紹介している通り、海外ネットオークションでケース無しのルース品を入手した物。床板にはブランドの刻印が無く、CHEVROLET CORVETTEと車名のみが記されています。床板の固定ネジが3角頭だったり、ドライバー側の窓だけが開いた状態になっている辺りはイクソの作風が感じられます。当方の知る限り、イクソの通常品でこのC3が販売された事はない筈で、アルタヤなど欧州で展開されている書店系アイテムとして販売された物ではないかと思われます。
↑モデルは海外ネットオークションでルース品として入手した物。イクソが欧州の書店系アイテムとして製造した物と思われます。
ボディのプロポーションも上々で、細部の色差しやディテールなども近年の製品として標準的な仕上がりではないかと思います。あるいは書店系のアイテムでなかったら、タイヤのホワイトレターやインテリアなど更に細かい色差しがなされていたかも・・・!?当方は鮮やかな黄色のボディからは、どうしてもH・Bハリッキーの映画”ジャンクマン(原題;THE JUNKMAN)”を連想してしまいます(笑)。コルベットのヒストリーを1/43で再現する上では、C3最終期のモデルとして貴重な1台。是非ともイクソ、あるいはプレミアムX通常品として、カラーバリエーションなどを展開して欲しいところであります。
- Date: Sat 05 10 2013
- Category: GM > C3 Corvette
- Tags: Road_Champs
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祝!!コルベット60周年 C3特集; ・・・に25thアニバーサリー ~ Road Champs '78 Corvette Silver Anniversary
祝!!コルベット60周年 C3特集、今回は25周年時の限定車をご紹介します。
C3コルベットは’68MY(モデルイヤー)のデビューから’82MYまでの間に何度かデザイン変更を行っていますが、’78MYでは比較的大きな変化が見られました。リアウインドウがパッセンジャーの背後に切り立ったタイプから、なだらかなファストバックで側面に廻りこんだ大型ガラスへと変更されたのです。この変更は同時にリアシート後方に実用性の高いラゲッジスペースをも生み出しました。クルマ大好き少年だった当方は、このモデルチェンジをリアルタイムで見ていましたが、凄く印象が変わったなと思った事を今でもよく覚えています。
↑ロードチャンプスらしからぬ(?)鋭い切れ味を見せるコルベット・シルバーアニバーサリー。1/43のC3としては個人的には屈指のモデルだと思っています。
この大きなスタイル変更のあった’78年は、コルベット誕生25周年の年でもありました。そこで登場したのが記念限定車のシルバー・アニバーサリーです。ちょうどA-CARS誌の10月号に実車が掲載されていたのですが、シルバーとグレーメタリックツートーンに塗り分けられた記念車両は、総計15,283台が製造されたのだそうです。同じ’78年、C3はインディーペースカーに選ばれ、そのレプリカも限定車として生産されました。このクルマの登場から更に35年の月日が流れたとは・・・齢は取りたくないものです。。。
↑コルベット誕生25周年の記念モデルを再現しています。今から35年も前の話なんですね・・・。ロードチャンプスでは同年のインディペースカーレプリカ仕様も製品化していました。
さて、ミニカーは1/43でアメリカ車をコレクションする当方には重要ブランドであるロードチャンプスの製品・・・。ユルめな出来のモデルも多い同ブランドですが、このコルベットはご覧頂の通りなかなかの仕上がり。まずボディのプロポーションが秀逸で、細長くグラマラスなC3のフォルムをしっかりと捉えています。ビシッとエッジの出たフェンダーの峰など、かっちりとした各部の造形も冴えわたって素晴らしいです。開閉するドアのチリも同ブランドとしては例外的な合いの良さです(笑)。
↑前回ご紹介したサクラのモデルとの比較。リアウインドウの変更で大きくイメージを変える事に成功しています。同時に実用的なカーゴスペースも実現されました。
ホワイトレターのタイヤ&ホイールも実車の仕様にバッチリ合っていますし、ボディのピンストライプやブラックアウトされたウインドウモールなども丁寧に再現されています。拘る時はしっかり拘る同ブランドの良い面が出た好製品で、知識なしで見たらロードチャンプス製とは気付かないかも知れません。実は当方はこの個体が初めて入手したロードチャンプス製品だったので、それ故同ブランドに良い印象を持っているのかも知れません。このキャストには前述したインディーペースカーレプリカ仕様もあるのですが当方は未入手。機会があればそちらも入手したいものです。
↑個人的にお気に入りのソリド製とロードチャンプス製のC3コルベット。最初期と後期の揃い踏みです。