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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

'60年代のステーションワゴン~ GamdaKoor Sabra '64 Chevrolet Chevelle

現在の世界情勢的には、このブランドのミニカーをご紹介するのはやや気が引ける面もあるのですが、停戦合意も成されたようですし・・・せっかくステーションワゴンを特集している最中でもあり、ミニカー自体は40年くらい前に造られたものなのでご了承願いたいと思います。


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今回ご紹介する’64年型シボレー・シェベルはGMインターミディエートAボディのシボレー版。'64~'6の第1世代の中でも最初期のモデルとなります。GMの他のブランドの兄弟たちに対して最もベーシックにして、最も量販されたシェベル。スタイリング的にはシンプル&クリーンなイメージですが、同時にスポーティーな雰囲気も感じられるのがシボレーらしいと言えましょうか。量販車種ゆえ、シリーズには2ドアHT/COUPE/CONV, 2/4 DOOR SEDAN, 2/4 DOOR WAGONと非常にワイドなバリエーションを誇っていました。


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↑シンプル・素朴なパーツ構成ながらアメリカ車らしいフォルムを再現するこのシリーズ。当方が愛して止まないのはこのためです。こちらは初版たるクラグスタン デトロイトシニア時代のモデル。フロントフェンダーにV型のレリーフがない事にご注目。


ミニカーは当方にとっては重要ブランドであるガムダクール・サブラ。イスラエル製のミニカーで元々は米国のクラグスタン社がガムダ社に製造を依頼し、自社ブランドのデトロイトシニアシリーズとして販売した事に端を発します。同シリーズの初版発売は'60年代後半だったため、ラインアップの大部分は'66~'68年式の米国車で占められています。しかしシェベル・ワゴンは'64年型をプロトタイプとしており、フォードGTと共に実車の年式的には最も古い物となっています。また車種によってスケールがまちまちだったこのシリーズ、シェベルは残念ながら1/43よりやや小さ目で、1/45程度かと思われます。


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↑こちらはガムダクール・サブラになってからのモデル。同じ色、同じ仕様ですが、フロントフェンダーにV型のレリーフが追加されています。画像検索すると、こんなに大きくありませんが、実車には似たような形のバッジが付いている個体もあるようです(SS?)。


ミニカーの仕上がりはこのシリーズの例に漏れず、ミニマムなパーツ構成で素朴なものです。しかしプロポーションは良好で、この時代のアメリカ車の伸びやかなフォルムがよく捉えられていると思います。このモデルはワゴンボディであるゆえにバリエーションが非常に多く、当ブログでも過去に軍用車仕様や救急車、ファイヤーチーフ仕様などをご紹介しています。品番違いで8100がノーマルのステーションワゴン、8101がアンビュランス8102がファイヤーチーフ仕様となり、更にスラッシュ以下の番号で区分される2次的なバリエーションが存在します。


●ガムダクール・サブラ(品番8100) シェベル・ステーションワゴンのバリエーション


8100(1st.)・・・ノーマルステーションワゴン ボディカラーバリエーション多数


8100/1(2nd.)・・・UN仕様 ホワイト ルーフとドアに”UN”のデカール


8100/2(3rd.)・・・ポリス仕様 ホワイト ルーフにパトライト、ドアとエンジンフードにデカール


8100/3(4th)・・・兵員輸送車 ツヤ消しベージュ エンジンフードデカール、ルーフ紙シール


8100/4(5th)・・・イスラエルポスト レッド 郵便車?ドアにデカール


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↑クラグスタン版とガムダクール版の床板の比較。ガムダクール版には文字の周りに型改修したような跡が見受けられます。


て、前述のようにガムダクールのシェベル・ステーションには基本ナンバー+サブナンバーによるバリエーションが多数存在します。全てをご紹介するにはスペースが足りないので機会を改めさせて頂こうと思いますが、実はこれ以外にサブナンバーで分類されない(或いはサブナンバーが確認されていない)バリエーションが2種類存在します。次回は’60年代ステーションワゴン特集の締めくくりとしてその2台をご紹介しようと思います。


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↑モデルのテールゲートは下ヒンジで開閉可能です。


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ステーションワゴンと言えばグリーン!? ~KESS '68 FORD LTD Country Squire

60年代のステーションワゴン特集、またもやフォードに戻ります・・・。


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今回ご紹介する'68年型はフォードフルサイズの'65~'68モデルイヤーまでの世代の最終年式にあたります。当初デュアルヘッドライトをタテに並べたいわゆる”タテ目”でデビューしたこの世代、当方は過去にディンキー製の4ドアをご紹介していますが、最終年式の’68年型ではベーシックなカスタム系及びギャラクシーには普通の横並びデュアルヘッドライトが、この世代から設定された最上級トリムレベルであるLTD(リミテッド)にはコンシールドヘッドライトが採用されていました。この年からワゴン上級版であるカントリースクワイヤにもLTDの名が冠され、ランチワゴンに対する高級化がより一層推し進められています。


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↑LTDの名が冠せられ、ワゴンボディにコンシールドヘッドランプが組み合わされました。・・・この無駄な感じがたまりません(もちろん良い意味です/笑)。


モデルはKESSと言うイタリアのブランドの製品で、最近メジャーなレジン製完成品となります。グリーンメタリックの塗装の美しさ、フェイク・ウッドトリムの質感など、非常に魅力的な仕上がりです。バリエーションとしてはこのグリーンメタの外にソリッドのレッド+ウッドトリムもあります。どちらの色もそれぞれの良い雰囲気で、本当は両方欲しくなってしまうのですが・・・レジン製完成モデルの例に漏れず、やっぱりなかなかのお値段なので、泣く泣くグリーンメタに絞った次第。先回のビュイックとカブリ気味ではありますが、アイボリーホワイトと共にステーションワゴンにはこの明るいグリーンメタリックが良く似合うように思います。


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↑ボディカラーのチョイス、各部の質感、とても良い雰囲気で美しいモデルだと思います。


・・・と、ここでふと或る手持ちミニカーの事を思い出しました。それは幼い頃にも所有していたマッチボックスのマーキュリー・コミューター。引っ張り出してみると・・・そうそう、これこれ、思えば当方のステーションワゴン=グリーンメタリックというイメージは、子供の頃にこのマッチボックスによって醸成されていたのかも知れません。もう一台、'76~'78のマーキュリー・クーガー・ビレジャーワゴンも出て来ましたので合わせてご紹介しておきます。


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↑マッチボックスNo.73、マーキュリー・コミューター。フルサイズをベースとしたステーションワゴン、フロントマスクからすると'68年型でしょう。当方の手持ちはスーパーファストホイールになった以降のモデル。テールゲートからは2匹の犬が顔を覗かせています。最近のHWにもこうしたモデルがありますが、ルーツはこのマッチボックスであろうと思われます。


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↑こちらは'77~'79のマーキュリー・クーガー・ビレジャー・ワゴン。マスタングをベースに誕生した2ドアスペシャリティーのクーガーも、後にはサンダーバードベースとなってラグジュアリー化。末期にはモンテゴ系を吸収・統合して4ドアセダンやワゴンをもラインアップするようになりました。こちらはワンコは居ませんが、テールゲートが開閉します。リアバンパーにはトーイングヒッチが設定されていたような形跡が見られますね。


マッチボックスのミニカーは、リンカーンやマーキュリー・クーガーなど、フォード系車種はグリーンメタリックが多かったですし、実車もグリーンメタリックはアメリカ車全般に似合う色だとは思うのですが・・・都度感じる事ですが、子供の頃に刷り込まれた印象というのは、やはり後々への影響が大きいものなのだなあと思います。


'60年代のステーションワゴン ~MATRIX '65 Buick Sports Wagon

夏休みも終わりなのでサボろかと思いましたが・・・頑張ってアップします。


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’60年代のステーションワゴン特集、今回はGMのクルマをご紹介します。ビュイック・スポートワゴンはフルサイズではなく、当時のインターミディエートをベースに誕生したワゴンです。インターミディエートといってもそこは'60年代、'80年であればフルサイズと言って良いほどの堂々たるサイズな上に、上級モデルたるスポートワゴンは通常のセダン/ワゴンに対して、ホイールベースが5インチ延長されていました。基本的にはGM A-プラットフォームを使用、オールズモビルのビスタクルーザーとは兄弟車種であり、'64~'67モデルイヤーはその第1世代にあたります。


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↑キックアップしたルーフとスカイライトウインドウがステーションワゴンとしての豊かさを盛り上げています。この時代のアメリカの豊かさを象徴するようなクルマだと思います。


基本的なスタイリングもベースとなったビュイック・スカイラーク系と同一ですが、前述の通り5インチ長いホイールベースと、リア席の上部でキックアップしたルーフ、そしてなによりスカイライトと名付けられた4枚の天窓がステーションワゴンとしての特別な雰囲気を醸し出しています。兄弟車のオールズ・ビスタクルーザーもそうですが、このスタイリングはワゴンとして非常に魅力的なものだと思います。なんとも豊かなイメージで、こういう盛り上げ方はやっぱりGMは上手いな~と思わせるものがあります。


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↑美しいグリーンメタリックのボディ、特徴を捉えたルーフ周りの造形が、モデルカーとしても非常に魅力的な1台だと思います。


モデルはマトリックス製のレジン完成品で、本来非常に高価なモデルです。当方はお世話になっているショップさんのセール時に、更に貯めていたポイントまで投入して何とかゲット。これがフェラーリやランボルギーニだったら発売と同時にあっという間に店頭から消えてしまうのでしょうが、それに比べればアメリカ車のこうした車種を買おうと言う人はまだ少ないようで、どうにかこうにか捕獲出来た次第です。。。


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↑1stジェネレーションも素敵ですが、'68~の2ndジェネレーションがこれまたカッコ良いのです。個人的にはオールズ・ビスタクルーザーの'69~'70辺りの1/43化をリクエストしたいです。


近年のレジン完成品の例に漏れず、また、クロームモールてんこ盛りのこの時代のアメリカ車という題材な事もあって、エッチングパーツを多用した精密な仕上がりとなっています。明るいグリーンメタリックの塗装も美しく、優雅な曲線を描くティンティッドウインドー(着色ガラス)のスカイライトウインドウもしっかり再現されています。高価なモデルなので、よほどの事がなければスルーしたくなる所ですが、豊かな'60年代を象徴するような優雅なワゴンはどうしても手元に置いておきたくなってしまったのでした・・・


'60年代のステーションワゴン ~PREMiUM X '64 Ford Country Squire

気を取り直して60年代のステーションワゴン特集、2回目もプレミアムX製のフォードフルサイズです。


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↑肥後もっこすさんのアイデアを頂戴してみました。マッチボックスのインターナショナルスカウトと並べてキャンプ風・・・。フギュアは毎度の面々ですみません。。。


60年代のアメリカ車は毎年のようにスタイルチェンジを繰り返し、1年でボディパネルの大部分を刷新してしまう事も良くありました。今回ご紹介する'64フォード・カントリースクワイヤは、前々回ご紹介した'60ランチワゴンと世代的には同世代、その初年度と最終年度にあたります。’60年代らしく四角張ったスタイリングですが、丸いテールライトなど全体的には保守的なスタイリングで、'60年型と並べると、どっちが新型?と迷う感じすらします。どちらかと言えば'60年型の方がフォードらしからぬ感じで、'64の方がコンサバなフォードらしいデザインと言えるかも知れません。


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↑GMに比べるとやや保守的で、質実な感じのするフォードらしいスタイリング。それでもその大きさと押し出しの強さはなかなかのものです。この味わいはGM・クライスラーとはまた異なる魅力です。


カントリースクワイヤはフォードが他社に先んじて取り組んできたステーションワゴンの中でも最上級に位置するモデルで、華やかなクロームモールディングやウッドトリム(リアルウッドではなくフェイクな辺りは大量生産を旨とするアメリカらしさといえましょうか・・・。)を纏った華やかな出で立ちです。フルサイズセダンをベースとした堂々たるワゴンボディは貫録十分で、無駄に厚いドアパネルやテールゲートがこの時代のアメリカ流の豊かさを感じさせる部分です。これを魅力と感じるか否かがアメリカ車好きになる・ならないの分かれ道かも知れません(笑)。


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↑長大なボディ、分厚いドアやテールゲートにアメリカ流の豊かさを感じます。丸いテールランプはこの時代のフォードのアイデンティティでした。


ミニカーは前回と同じプレミアムX製のダイキャストモデル。アイボリーホワイトとウッドトリムのコントラストはアメリカン・フルサイズステーションワゴンの王道とも言うべき組み合わせではないかと思います。個人的にもステーションワゴンと言うと、真っ先に思い浮かぶのがこのアイボリーホワイト、または明るいグリーンメタリックとウッド・トリムの組み合わせです。ウッドトリムの色調や質感も良い雰囲気ですし、エンジンフードのFORD文字など立体感のあるクローム調で、こうした表現は新しい時代の製品である事を感じさせる部分です。


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↑ボンドカーコレクションの1台として先に発売された赤いボディの個体との比較。画像では分かりにくいかも知れませんが、窓廻りのクロームなど質感が向上しています。


先回の'60年型同様、この'64カントリースクワイヤの金型も、ヨーロッパで展開されている書店系アイテム、ボンドカーコレクションで起こされた物です。登場する作品はゴールドフィンガーで、ゴールドフィンガーが所有するアメリカの厩舎で使用されていました。このボンドカーコレクション仕様は当方も入手しており、'11年5月にご紹介しています。(もう3年以上前になるのか・・・。)2台を比較すると、ワイパーがエッチング製になっていたり、窓周りがクロームっぽい表現になっているなど、やはり各部がグレードアップされているのが分かります。反面、ボンドカーシリーズの方のボディ同色スチールホイールも中々素敵です。


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↑ミニバンやSUVに取って代わられてしまったステーションワゴンですが、当方はこれぞアメリカという旧き佳きおおらかな雰囲気が大好きです。


バニシングin60、トリロジー・コンプリートBOX Blu-Ray届く!!

すみません。'60年代のステーションワゴン特集、いきなり1回お休みです。。。


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以前ご紹介したバニシングin60単品DVD/Blu-Ray、更にジャンクマン、バニシングin60デッドライン、及び撮影中の事故によりH・Bハリッキー自身が他界してしまった事から幻の作品となってしまったバニシングin60 Ⅱの撮影済みシーンを収めたBlu-Rayコンプリート・トリロジーBOX が無事発売され、当方の手元にも届きました。


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↑バニシングin60単品はBlu-Ray, DVDで発売、コンプリートボックスはBlu-Rayのみ、数量限定発売だそうです。どちらもジャケットは日本劇場公開時のパンフレットの絵柄が使用されています(感涙。。。)・・・そう、当方は単品・セット両方を買ったバカ者です。H. B.ハリッキーファンとしてはこれぐらいの事は・・・DVDも欲しいかも(←大バカ)


パッケージジャケットは嬉しい事に、日本劇場公開時のパンフレットやポスターで使用されたイラストが使用されています。いや~もう、最高です。ファンの心理しっかり掴んだマーケティング、素晴らしいと思います。映像の画質は元が元だけに、DVDでも充分だったのでは・・・という気もしますが、ともあれ再び新品ソフトが買えるようになった事は喜ばしいです。いやはや(株)ハピネット様、本当にお有難うございました~。


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↑トリロジー・コンプリートボックスの方は1巻ずつ別ケースになっているのではなく、ご覧のようなアウターケース&インナーケースに4枚のディスクが収まっている仕様。アウターボックスはアメリカ本国版に似ていますが、インナーはご覧の通り!ディスクもピクチャー仕様でバニシングin60とジャンクマンは同じテイストで仕上げられています。


・・・そして、気になっていたバニシングin60とジャンクマンのTV放送版日本語吹き替えは・・・バニシングin60は最後の最後のシーン編集が差し替わってしまっているのがちょっぴり残念ですが、いや~嬉しいです。感涙モノです。あのセリフやあの曲、そしてこの曲も!!個人的には買って損のない物だったとだけ申し上げておきましょう!!


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↑ダメ押しでボックスセットにはバニシングin60とジャンクマンの国内劇場版パンフレットの縮小版が同梱されています。いやはや、ファンには堪らない内容であります。


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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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