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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

'69~'70 マスタング特集; MATCHBOX '70 Ford Mustang Boss429 2バージョン

さて、前回に引き続き、今回もBoss429のご紹介です。

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過去に都度ご紹介しているので、Boss429に関して記すべき知識がネタ切れ気味になって来ました。。。先回も記したように、Boss429はNASCARでの429エンジンのホモロゲート取得条件である車両、エンジンそれぞれ500台の生産を早急にクリアすべく、高性能バージョンには目がないユーザーの多いマスタングに搭載して販売された物でした。目的が目的だけに生産台数は非常に少なく、'69が859台、'70が499台となっており、数あるクラシックマスタングの中でも希少性の非常に高い1台となってます。登場時に比べ大きくなったとは言え、当時のインターミディエートよりコンパクトなマスタングのボディに429キュービックインチ=7リッター超のエンジンはさぞかし強烈なパフォーマンスを発揮した事でしょう。

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↑鮮やかなグラバーオレンジ単色のボディにマットブラックのスポイラーやフードバルジが渋カッコ良いBoss302。ダイキャストのモデルにはレジンとはまた違った魅力があるように思います。

今回ご紹介するのはマッチボックス・コレクティブルのモデルです。グラバー・オレンジの個体は同ブランドのモデル・オブ・イエスタイヤ―シリーズとして発売されました。発売当時1/43のアメリカ車、特に'60~'70年代のマッスルカー・ポニーカーの製品はまだまだ少なく、GMやクライスラー系を含めそうした車種を多数製品化してくれたこのシリーズはとても嬉しい存在でした。シリーズ全体を通じてシャシー周りの再現が凝っており、排気系やサスペンションなどの足回りが別パーツで構成されていて非常に見応えがあります。当方は有名ショップさんが独自で仕入れたと思われる物をリアルタイムで購入しました。当時としては造り込みが凝っていた事もあり、高価なのを頑張って購入した記憶があります。

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↑コチラのグラバーブルーの個体はマッチボックス・コレクティブル・プラチナシリーズの1台。白いインテリアとのコントラストが素敵です。

グラバーブルーの個体の方はマッチボックス・コレクティブル・プラチナシリーズとして発売された物で、上記のシリーズと異なるカラーバリエーションとした上で、金属製の缶ケースに収められていたのが特徴です。ミニカー自体はボディカラー以外は大きな違いはないようです。このシリーズが日本に入って来ていたか当方は良く知りません。手持ちの個体は海外ネットオークションで入手しました。久々に引っ張り出して改めて眺めてみると、プロポーションやディテールのシャープさは最新の製品とは比べられませんが、ずっしりとしたダイキャストのボディや凝った作り込みは独特の魅力を感じさせます。シリーズ全体を通して、今なお輝きを失っていないと改めて思いました。

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↑別パーツで再現されたシャシー周り、フォードのブルーに塗られたオイルパンなどが良い感じ。アメリカ車好きにはこういう所が嬉しかったりします。

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↑プラチナシリーズはこのような缶ケースに収められているのが特徴。・・・これが結構場所を喰うのですが。。。
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'69~'70 マスタング特集; カラバリで再度のご紹介 POST Hobby '70 Ford Mustang Boss429

'69のご紹介の最後がTrans-Amマシンだったので、'70はTrans-Amマシンで幕を明けましたが、今回からはロードバージョンのご紹介です。

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・・・このモデル、グラバーブルーのみ過去にご紹介済していますが、今回は別カラーを中心に再登場です。過去記事で記した事の繰り返しになってしまいますが、Boss302 がマスタング自体のTrans-Amレースでの戦闘力アップのために企画されたのに対し、Boss429はNASCARでの429エンジンホモロゲーション獲得のために生まれました。当時NASCARで戦っていたのはトリノやマーキュリー・サイクロンでしたが、そのレギュレーションでは車両とエンジンの製造数が500台以上と定められていたものの、それぞれ別で構わないという規定だったため、エンジンの方は高性能モデルが手っ取り早く捌けそうなマスタングに搭載される事となったのでした。

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↑シンプルな単色ボディにエアロパーツや巨大なエンジンフードバルジ、太いタイヤが一種独特の凄味を感じさせます。

そうした特殊な生い立ちゆえか、Boss429はフォードの生産ラインで428エンジンを搭載して生産された後、カークラフト社に運ばれてエンジンを429に換装していたのだそうです。同じ年式でもマッハ1やBoss302が派手なストライプや豪華な装備で華々しい雰囲気だったのに対し、Boss429は至ってシンプルな出で立ちでありながら、エンジンフード上の巨大なインテークやスポイラーなど走るための装備はしっかりと装着されています。その姿からは、得も言われぬ凄味のような物が感じられ、他のグレードとはまた一味違った強烈な魅力を放っているように思います。

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↑レッド・ブルー・ブラックそれぞれにカッコ良いですが、個人的にはグラバー・オレンジも見てみたかった気がします。

モデルはポストホビーブランドで登場したレジン完成品ですが、製造はスパークやビザールでお馴染みのミニマックスが行っており、仕上がりもそれらと近い感じです。プロポーション、ディテール共に上々で'70マスタング、Boss429の魅力をしっかり捉えているように思います。・・・いや~、このモデルが発売された時はホントに嬉しかったです。当方の個人的な感想ですが、1/43の'70マスタングとしては最良の1台と言ってよいのではないかと思います。

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↑プロポーション、各部の表情共に1/43の'70マスタングのモデルとしては最良の1台と言えそうです。・・・が、最近のレジン完成モデルのウインドウ周りの不安定さは何とかして頂きたい所。浮いたりハネたり色々と大変です。。。

本来、高価なレジン完成品でカラーバリエーションを追いかけるべきではない事は重々承知しているつもりなのですが、本当に好きな車種の良質なモデルともなれば話は別。このBoss429の場合はそうした分別はどこかへ吹っ飛んでしまいました(笑)。残念ながらその後POST Hobbyブランドでの1/43アメリカ車の発売はありません。やっぱり日本ではこのスケールでアメリカ車をコレクションしようという人はまだ少ないのでしょうか・・・。もっともっと盛り上がってくれると嬉しいのですが。

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↑ご紹介済みのグラバー・ブルーも改めて撮り直して再アップ。個人的にはこの色が1番のお気に入りです。・・・リアウインドウのモール、浮いてるなあ。。。

'69~'70マスタング特集 Spark '70 Ford Mustang #15 Trans-Am

昨年中に終わらせられなかった50周年記念企画の'69~'70マスタング特集、年を跨いでようやく'70年型に突入です。

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'69年にボディ外板の大部分を変更するスタイルチェンジを行ったマスタング、'70年型での変更はそれに比べると範囲は狭かったのですが、スタイリング的には結構大きな変化を見せていました。何より大きく変わったのはフロントマスクで、最初期型以来、独特のベゼルに収まっていたヘッドランプ('69型は4灯ランプでしたが・・・)がラジエターグリル内に収まり、その外側には'70年型独特なインテーク風のスリットが設けられていました。翌71年にデビューしたビッグ・マスタングへの過渡期的なデザインともいえそうですが、この年式だけの個性的なルックスで個人的にはかなり好きだったりします。

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↑市販モデルを彷彿とさせるボディカラーが特徴的な'70 BOSS 302のワークスマシン。カーNo.15はこの年、ドライバーズ・チャンピオンに輝いたパーネリー・ジョーンズのマシン。

昨年末’69年型の最後をTrans-Amマシンで飾ったので、今年’70年型もTrans-Amマシンでスタートしたいと思います。'70年シーズンのSCCAトランザムは各メーカーのワークス体制が大きく変化し、'69, '69とカマロをシリーズチャンピオンに導いたロジャー・ペンスキーはAMCワークスとなり、シボレーは変わってシャパラルへとスイッチ、フォードはシェルビーが去り、ワークスはバド・ムーア・エンジニアリングのみという布陣に。カマロはこの年から第2世代にスイッチ、ペンスキーもジャベリンでの参戦初年という状況に対し、熟成の進んでいたマスタングは確実にポイントを稼ぎ、この年ついに念願のシリーズチャンピオン、パーネーリー・ジョーンズのドライバーズチャンピオンの2冠を達成、前年の雪辱を果たしたのでした。

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↑前後スポイラーや低い車高、ミニライトのマグホイール、サイド出しのエキゾーストがただならぬ雰囲気を漂わせます。
エンジンフードのクイックオープナーのワイヤーがとても良いアクセントになっています。


モデルは昨年末にご紹介した'69年型のマシンと同じスパークのレジン完成品。ドライバーズ・チャンピオンを獲得したパーネリー・ジョーンズ仕様の#15号車です。発売はこちらの'70の方が先だったように記憶しています。市販モデルと同じグラバー・オレンジにブラックのストライプ、ウイングタイプのリアスポイラー(レースに投入されていたと言う事は、このスポイラーは単なる”こけおどし”ではなく、空力的に実効性のあるパーツだったと言う事です)、ミニライトのマグホイールなどトランザムレーサーらしい出で立ちは観ているだけでワクワクします。

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↑一見派手なリアスポイラーはダテじゃない。フォードに移籍した日系人デザイナー、ラリー・シノダ肝煎りの空力パーツでした。

ミニマックスは今回ご紹介したBOSS 302 Trans-Am仕様に先立って、日本のMARKブランドでBOSS429を製作しています。429は429で独特の凄味があるのですが、派手なストライプやエアロパーツを纏ったBOSS 302やマッハ1のアピアランスもまた魅力的。小回りの利くレジン製品の特性を活かして、是非それらのグレードやコンバーチブル・HTなども製品化して欲しいな~と思います。(無理かな/笑)

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↑ライバル、カマロは'70モデルイヤーからモデルチェンジして第2世代へバトンタッチ。ワークスはロジャー・ペンスキーからあのシャパラルにスイッチしていました。(こちらのモデルもスパーク製。いずれ別途ご紹介したいと思います。)

未年はじめはやっぱりこれで・・・。PREMiUM-X '87 DODGE RAM, Spark '05 DODGE RAM SRT-10

未年の2015年、第1回目の更新は・・・う~~~ん、やっぱりこれしか思いつきません。

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↑羊のぬいぐるみは奥さんから借りました。(笑)

・・・と言う事でダッジ・ラムであります。フォードのFシリーズ、GMのC/Kシリーズ(現シボレー・シルバラード,GMC・シエラ)と並ぶクライスラーのフルサイズ・ピックアップ。Ramという単語は雄羊を意味するようです。(もちろんパソコンのパーツの事ではありません)因みに子羊はLamb、ラム酒はRum、ラムちゃんは・・・(以下略/笑)。ラムの名前はRAM-VANとしてフルサイズバンにも使われていましたが、2009年からは単なる車種名ではなく、クライスラー系のピックアップ及び商用車を含むディビジョン名となっています。

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↑今になってみると、四角四面の実用一点張りなデザインも味があるように思います。スチールホイールにホワイトレターのタイヤが良い雰囲気です。

先ずご紹介するのは初代の'87年型(ミニカー記載による)。ダッジのピックアップ・トラックに正式に”ラム”の名が冠されたのは'81年登場のこの世代からのようです。四角張ったボディデザインはまさに往年のフルサイズピックアップそのものといった佇まいで、後の世代に比べると質実剛健なイメージ。4分割のラジエターグリルは'86モデルイヤーから採用になった模様です。通常型のシングルキャブ、2ドアのままキャビンを延長したエクステンドキャブ、4ドアのクルーキャブ、そして後輪がダブルタイヤになったヘビデューティーユースのデューリー等多彩なバリエーションを誇り、ショートホイールベースで脱着式のハードトップを被せたSUVスタイルのラムチャージャーも存在します。

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↑個人的な好みですが、1/43のダイキャストモデルはこの位の作り込みが丁度良いのではないかと思います。

ミニカーはプレミアムXブランドのダイキャストモデルで、ロングホイールベースのシングルキャブ仕様。日本にはボディカラーがレッド単色のバリエーションも入っていますが、当方はシルバーと濃紺のツトーンカラーをチョイス。同様のツートーンはS130系フェアレディZ等にも見られましたが、70年代末~80年代の流行を感じさせますね。最近の1/43ミニカーとしては比較的安価な価格設定ですが、程良く作り込まれた好ましい仕上がり。このモデルの金型は元々欧州の書店系アイテム、ボンドカーコレクションの「消されたライセンス」劇中車用に起こされた物です。(ボンドカーコレクション仕様はお友達の覆面えるさんのコチラの記事を是非合わせてご覧下さい。 )

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↑2台目以降現行に至るまで、立体感に溢れた大型のラジエターグリル&エンジンフードがクライスラーピックアップの特徴となり、フォードやGMとは一線を画したスタイリングを形作っています。

さて、ダッジ・ラムは'94モデルイヤーに第2世代へとモデルチェンジ。(ミニカーはコチラの過去記事を参照願います)大きく突き出たラジエターグリルが特徴的なスタイリングに生まれ変わった第2世代へと進化し人気を博します。そしてその基本コンセプトを受け継いで誕生したのが'02モデルイヤーに登場した第3世代です。スタイリングは先代の基本イメージを踏襲しつつよりマッチョになりましたが、マッチョなのはスタイリングだけではなく、超ド級スポーツカー、バイパーと同じ8.3リッターV10エンジンを押し込んだSRT-10までもが存在します。日本人の感覚からは考えにくいですが、これもアメリカ流のクルマ文化なのだと思います。その後'09モデルイヤーに現行4世代目にモデルチェンジして今日に至っています。

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↑エンジンフードのスクープやトノカバー、前後スポイラーなどSRT-10の大迫力ボディを的確に再現しています。

モデルはスパーク製のレジン完成品で、バイパーと同じV10エンジンを搭載したSRT-10のクアッドキャブ(クルーキャブ)仕様です。エンジンフードのスクープ、リアベッドのトノーカバーや前後スポイラーなど、迫力満点のスタいリングを見事に再現、見ごたえのある仕上がりとなっています。スパークではこの世代のRAMを色々と製品化しており、他に2ドアショートボディのSRT-10、4輪駆動のクアッド・キャブ、後輪ダブルタイヤのデューリー等もリリースしています。ユニバーサルホビーの2世代目と合わせると1~3世代目までが揃うので、どこかが4世代目を製品化してくれると全世代が揃うのですが・・・。

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Author:Ponys41
昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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