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クライスラー強化計画!? スクリーンを駆け抜けたクルマ達~ これはどう見ても…'70 Dodge Challenger from VANISHING POINT

当ブログ内での対GM/フォードに対するクライスラー系車種の記事アップ数不均衡を是正する「クライスラー強化計画」、今度こそプリマスを・・・と思っていたら、今週もお世話になっているショップさんから「ご予約商品入荷のお知らせ」メールが・・・。

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↑劇中の夜の出発のイメージで・・・。久しぶりにフォトレタッチでライトを光らせました。実際のミニカーのライトは点灯しません(笑)。

今回入手したのはグリーンライトのワイルドスピードEURO MISSION劇中車のダッジ・チャージャー・デイトナ(次回ご紹介予定)と同ブランドの'70ダッジ・チャレンジャーR/T(ホワイト)。・・・プリマスのご紹介はまた先延ばしになりそうです(笑)。チャレンジャーの方の金型は基本的には先にご紹介したワイルドスピードX2劇中車仕様と同一で、特にそれとは謳われていないのでごく普通の'70 R/T仕様な訳ですが・・・。ホワイト1色のボディカラーや新たに起こされたスタイルド・スチールホイールを纏ったその姿からは、これはもう、いやが上にもカーチェイスムービーの傑作、”バニシング・ポイント(原題;VANISHING POINT)”を連想せざるを得ません。ボディが単色となった事でフォルムが良く判るようになったためか、新規パーツのホイールのお蔭か、或いはバニシング・ポイントのオーラ(単なる当方の思い込み?)によってか、仕上がりはワイスピ版のオレンジより良いように感じられます。

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↑グリーンライト製1/43モデルながら、特に劇中車とは謳われていない'70チャレンジャーR/T。しかしホワイト単色のボディはどうしてもバニシング・ポイントを連想させます。エンジンフードキャッチピンの有無、ドアミラーの形状と数、トランク下のリアパネルが黒く塗られている点がオリジナル版の劇中車との大きな相違点。因みに'97年のリメイク版のチャージャーはこの部分が黒く塗られている代わりにドアミラーがボディ同色のホワイト…。細部に拘るとなかなか悩ましい感じです(笑)。

作品についてはアメリカ車好き、モパー好きな方なら多くを語る必要もないでしょう。リチャード・C・サラフィアン監督、バリー・ニューマン主演によるアメリカンニューシネマ期の傑作。元海兵隊員で叙勲経験もあり、警官となるも善良であったがゆえに警察を追われた一人の男。その後レーサーとしても大成出来ずクルマの陸送屋に身を窶しているコワルスキーは、そんな自分の境遇を振り払おうとするかのように、デンバーからサンフランシスコまで15時間でダッジ・チャレンジャーを運べるか薬の売人と賭けをして出発。途中追跡してきた白バイ2台を振り切った事から指名手配され、進路にまたがる各州の警察から執拗な追跡を受ける事に・・・。スピード(アンフェタミン)を貪りながら自らのドライビングテクニックを駆使し、警察の無線を傍受していたDJのスーパーソウルらの助力を得て追跡をかわすコワルスキー。しかし、カリフォルニア州に入ると、サンフランシスコを目前にしてブルドーザー2台による強力なバリケードが・・・。コワルスキーはためらう事なく、消失点(バニシング・ポイント)に向かってチャレンジャーを加速させるのだった―。

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↑ワイスピ劇中車版のオレンジ+ブラック版の時は、正直、価格なりの仕上がりだな~と思ったのですが、ボディが単色になった故か、出来の良いスチールホイール+ホワイトレタータイヤのお蔭か、個人的にはそれより数段良い印象を受けます。価格含め積極的に良いモデルと言えそうです。

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さて、ここで幾つかバニシングポイントに関連したトリビアを。~ 今は活動休止状態になってしまっていますが、サウンドガーデンのクリス・コーネルと、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロ、ティム・コマ―フォード、ブラッド・ウィルクの4人で結成されたバンド、オーディオ・スレイヴの”Show Me How to Live”という曲のプロモビデオでバニシング・ポイントのシーンが使用されています。映画のシーンと新たに撮影されたバンドメンバーの映像が巧みにミックスされ(部分的には映画のシーンに4人のシルエットがCGで合成されていたりする)、テンポの良い編集でスピード感満点の映像に仕上がっています。当方はCochiseという曲が気に入って彼らのCDを購入していたので、このPVを初めて見た時はかなりビックリしたものでした。クリス・コーネル(007カジノロワイヤルのテーマ曲も担当)という人は、バニシング・ポイントのコレクターズエディションDVDの特典映像内でも作品について語ったりしているので、きっと強い思い入れがあるのでしょうね・・。



オリジナルが'71年に公開されたバニシング・ポイントは、'97年にヴィゴ・モーテンセン主演でリメイクされています。リメイク版のコワルスキーは過去の境遇や陸送屋という職業は同じでしたが、身重で危険な状態に陥った妻の元へ駆け付けたい善良な男として描かれています。この辺りは時代の空気の違いかもしれませんが、そうした主人公や作品の位置付けはともかく、本作ではモパーマニアの保安官とコワルスキーによるチャレンジャーvsチャージャーのカーチェイスが展開されます。チキンレース状態になった2台のR/Tエンブレムがクローズアップされたり、保安官が「モパーを捕まえられるのはモパーだけだ」と言ったり、保安官のチャージャーがブリットを彷彿とさせるブラックにブラックバイナルトップの'68チャージャーだったりと、コアなファンにはニヤリとさせられるシーンが盛り沢山・・・。DVD/ブルーレイ化されていないのが残念でなりません。

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↑リメイク版は時代性の違いかコワルスキーの描かれ方は大きく異なってましたが、劇中チャレンジャーvsチャージャーのカーチェイスは鳥肌モノのカッコ良さ!国内盤DVD/ブルーレイ化を切望します!ミニカーの世界なら、先に発売されたブリット仕様の'68チャージャーと組み合わせれば、簡単にこのシーンの雰囲気を楽しめます。チャージャーのリアバランスパネルに「女房や犬よりダッジが命」のステッカーを張らないと!(笑)
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クライスラー強化計画!? ~'69とは大違い。 PREMiUM X '70 Dodge Charger 500

当ブログ内での対GM/フォードに対するクライスラー系車種の記事アップ数不均衡を是正する「クライスラー強化計画」、オートワールドの'70チャージャーR/Tは相変わらず家庭内行方不明。そろそろプリマスのご紹介に移行しようと思っていたのですが・・・。

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金曜日、いつもお世話になっているショップさんから嬉しくも恐ろしい「予約商品入荷のお知らせ」メールが・・・(笑)。今回の入荷はプレミアムXの'70 ダッジ・チャージャー500。当ブログ的にはとってもタイムリーな発売でした。・・・500と言えばNASCARのコンペティションベースとして、空力改善の為に延長したノーズと固定ヘッドランプ、ファストトップと呼ばれるノーマルと異なる形状のルーフを採用した特別な存在と言うのが当方の基礎知識でした。500をベースにあの独特なノーズやウイングを装着して誕生したチャージャー・デイトナについては過去にこちらの記事でご紹介しています。

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↑'69では特別な存在だった500のネーミングは、'70では量産モデルの中間グレードという位置付けへと変化していました。

ところが今回入手したモデルは、外観的にはごく普通の'70チャージャー。・・・そもそも'70で500?と気になって調べてみると、'70チャージャーにおける500の名称は一般的な量産モデルの1グレード、しかもスタンダードモデルとR/Tの中間に位置するミドルグレードに与えられたものでした。'69ではコンペティションベースとして500台限定生産された特別なモデル、'70では量産の中間グレードと、たった1年の違いでその名前の意味は大幅に異なる物なのでありました・・・。中間グレードでのミニカー化というのも或る意味貴重で個人的にはオツな物ですが、R/T仕様は(恐らく同一金型で)グリーンライト版で製品化の予定があるようです。

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↑プレミアムXのモデルは価格を考えればなかなか良い仕上がりと言えると思います。・・・が、テールランプが考証的に正しいかどうかは当方には良く判りません。

モデルの方は'70の特徴であるサラウンドタイプのラジエターグリルが再現されています。が、リア廻りの方は・・・本来'70の500とR/Tには左右が繋がったように見えるテールランプが採用されていた筈なのですが、このモデルには'69と同じタイプのテールランプが装着されています。'70でもスタンダードモデルのテールは'69と同じだった(らしい)ので、或いは500でもそういう個体があったのかも?調べてみたのですが今一つよく分かりませんでした。・・・余談ですが、ワイルドスピードでドムの愛車であった黒い'70チャージャー、そのテールランプが'69と同じ左右分割タイプだったのは、改造のベースが500やR/Tでなく、スタンダードモデルだったのかも知れません。(当方の推測の域を出ませんが・・・)

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↑今回ご紹介するプレミアムXの'70チャージャーと、グリーンライトの'68チャージャーブリット仕様はボディなどの基本部分は同一の金型による物のようです。

全体としては渋いブルーメタリックのボディに黒のバイナルトップのカラーやクロームモールディングの再現など雰囲気の良い仕上がりとなっています。このモデル、どうもダイキャストのボディ部分や床板などは先に発売になったグリーンライトのブリット劇中車仕様の'68年型と同一のように見えます。両年式で異なるボディサイドのマーカーランプ('68は小さな丸型、'69~'70は長方形)は印刷で処理されています。この手法であればラジエターグリルさえ新作すれば'69年型も簡単に製作出来る筈・・・。出来る事なら'69も製品化して頂いて、ジェネラルリーやダーティ・メリー クレイジー・ラリー仕様の劇中車も製品化して欲しいな~と思います。

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↑70年当時のクライスラー広報資料のグレード展開イラストによると、'70のベーシックグレードはボディ同色のリアパネルに、'69に似た左右分割タイプのテールランプを装着していたようです。果たして500にもこのテールランプを装備した例があったのか???

クライスラー強化計画!? ~最新型・・・に近いモデル American Heritage '12 Dodge Charger R/T

当ブログ内での対GM/フォードに対するクライスラー系車種の記事アップ数不均衡を是正する「クライスラー強化計画」、結局夏休みはまた1回サボってしまいました。。。気を取り直して続けたいと思います。。。(汗)

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先回ご紹介した4世代目の後、FF小型車のオムニをベースとした5代目を最後に途絶えていたチャージャーの復活は、2006モデルイヤーまで待たねばなりませんでした。復活した6代目はそれまでの2ドアクーペから一転、ハードトップ風の4ドアセダンへと姿を変えていました。しかしその力感溢れるスタイリングや、旧型とは言えメルセデスベースのシャシー+ヘミV8エンジンという組み合わせによるパフォーマンスの高さはチャージャーの名に恥じぬものだったと言えるかと思います。小型FFベースだった5代目に較べれば、遥かにダッジらしさやマッスルカーらしさを備えていたように思います。

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↑'11モデルイヤーで大幅なスタイルチェンジを行った6代目チャージャー。よりシャープでマッチョなデザインと言えると思います。その後'15モデルイヤーで再び大きなスタイルチェンジを行っています。

初期タイプの'06, '07年型は過去にノレブの製品(コチラコチラ)でご紹介していますが、今回ご紹介するのは2011年に大幅なスタイルチェンジを行った、現時点で言えば”中期型”とも言うべきモデルです。ボディはよりエッジの立ったものになり、大型化されたラジエターグリルやボディサイドのキャラクターライン、左右が繋がったテールランプなどから、当方は何となく'70年型を連想してしまいます。'15年型では再度スタイリングが大幅に変更され、LEDを使用したヘッドランプなどにより表情が大きく変化しています。

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↑モデルはアメリカン・ヘリテージ・モデルス名義ですが、金型はファーストレスポンスと同一の物と思われます。

さて、ミニカーの方はアメリカン・ヘリテージ・モデルス製。ですが、金型そのものはポリスカー仕様をメインとするファースト・レスポンスと同一の物と思われます。それをベースにアンマークドポリスカー(覆面パト)仕様でもなく完全な市販仕様に仕立てたものです。ホイールの径やタイヤの偏平率はこれで良いのか!?といったツッコミをしたくなる部分もありますが、中期~後期タイプがミニカー化される事は少ないので有難い製品と言えるでしょう。アメリカン・ヘリテージ版には特に年式の表記はありませんが、ベースとなった(?)ファースト・レスポンス版は2012年型と言う事になっているのでそれに倣っておきました。ノレブの初期タイプと並べるとなかなかオツなものです(笑)。

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↑左右が繋がったテールランプは、何となく'70年型を想起させます。

この辺り、フォードのポリスインターセプター(2013年にフェイスリフトしたトーラスベース)等もしかりですが、アメリカでもポリスカーのミニカーは1/43スケールが例外的にポピュラーな事もあり、ポリスカー仕様をラインナップしている実車は1/43で製品化される確率が高くなります。ダッジ・チャージャーの場合、アメリカンヘリテージ版とは別にファーストレスポンス版にもアンマークドポリスカー仕様があり、そちらにはスチールホイールや各種ライトバー、アンテナなどのオプションパーツが付属するらしいのですが、ボディカラーがグレーメタやゴールドなど”それっぽい”物になるので悩ましい所。アメリカンヘリテージ版のR/Tらしいボディカラーは、やはり市販バージョンとして魅力的な物と言えるのかも知れません・・・。

クライスラー強化計画!? マッスルからラグジュアリーへ NEO '76 Dodge Charger

ワンダーランド・マーケットの報告も済んだ所で、またもやクライスラー強化計画に戻ってダッジ・チャージャーご紹介の続きです。

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ダッジのスペシャリティクーペとして'66年に誕生したチャージャー。初代、2代目とワルなイメージとハイパフォーマンスが魅力のマッスルカーとして独特の存在感を放っていましたが、先にご紹介した3代目辺りからオイルショックの影響を受け、強力なパワーユニットの消滅と共にそのキャラクターは少しづつ変化を強いられるようになりました。そして'75モデルイヤーに誕生した4世代目は、もはやマッスルカーではなく、どちらかと言えばラグジュアリーなパーソナルクーペと言ったイメージのモデルとなっていました。

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↑かつてのワルなカッコ良さは何処へやら、ジャガーを彷彿とさせるラグジュアリーなパーソナルクーペへと変貌した4世代目のチャージャー。オイルショックや排ガス対策など、時代の流れの影響も色濃く感じられるモデルです。

直線基調の2ドアHTボディは、どことなくジャガーのXJ系を彷彿とさせる異径丸4灯のマスクが特徴的です。が、それはチャージャー専用の物ではなく、ベースとなったコロネット系のHTと基本的に共通のボディであり、クライスラー版として誕生したコルドバとも同一の物であったため、残念ながら独自性と言う面では大きく後退した感は否めませんでした。チャージャーのボディをベースとしたマグナムの誕生と共にその栄光の名は一度姿を消し、後の'80年代にオムニをベースとした小型FFクーペに使われた時期もありましたが、らしいモデルとしての復活はクライスラー300のシャシーを使用した2005年型まで待たねばなりませんでした・・・。

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↑モデルはNEOのレジン完成品。エッチングパーツや美しい塗装は見応えがあります。カラーコーディネートされたバイナルトップの質感も良い感じ。・・・ですがウインドウ周りは危なっかしい感じがします・・・。

モデルの方はこの年代のアメリカ車にはめっぽう強いNEOの製品。先にご紹介した3台目共々、1/43で歴代チャージャーを並べる上でとても有難い製品化でありました。正直、初代や2代目に比べて地味な3代目や4代目に大枚をはたくのは辛くもあるのですが、そうした車種の製品化が可能なのがレジン製モデルの強みとも言えるので・・・毎度の事ですがこの辺りはコレクターとしては悩ましい部分であります・・・。

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↑同じダッジチャージャーでも、人気の高い2代目や、ポリスカーのベースとなる6代目などはモデル化にも恵まれていますが、この世代辺りは少量生産に適したレジン製品ならではのモデル化と言えそうです。

そのフィニッシュは美しいワインレッドメタリックの塗装やエッチングを多用した精密な仕上がりで見応えがありますが、透明なフィルムを張り付けてエッチングのサッシュで押えただけのウインドウ類は長期的な安定性の面でやや不安な感じもします。尚、海外ショップの限定モデルにはシルバーボディ+ブラックのバイナルトップのバリエーションも存在するようです。高価格故カラーバリエーションまではフォロー出来ませんが、このチャージャーの発展形とも言えるマグナムの製品化は密かに期待していたりします(笑)。
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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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