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海外分冊百科恐るべし・・・ Hachette Collections Grayhound Super Scenicruiser GMC PD-4501

2015年最後の更新は、栄えある(?)”2015年私的ベスト購入モデル”に輝いたグレイハウンド・シーニクルーザー、海外分冊百科の1/43モデルで締めくくりたいと思います。

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書店で購入できる分冊百貨にはさまざまなジャンルの商品がありますが、ミニカーが付属するシリーズも多々ある事は皆さんもよくご存知かと思います。日本でも国産名車コレクションが延長に次ぐ延長で、最近では外国車も巻き込んで独自の発展を続けていますね・・・。ミニカーコレクションが大人のホビーとして定着しているヨーロッパでは、ルマンカー、ラリーカー、軍用車や消防車を経て、ついにはバスの1/43モデルが付属するシリーズまで登場しています。いやはや、海外の分冊百科恐るべしであります。今回ご紹介するのはアシェット・コレクションズが欧州で展開する”AUTO BUS”というシリーズで世界各国のバスが網羅され、嬉しい事にそのラインナップに当方の大好きなグレイハウンドのシーニクルーザーも含まれていたのでした。

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↑'54~'56年にかけて1001台が製造されたと言われるGMC シーニクルーザー。画像の上部に入れた年式は海外オクの出品の多くに習いましたが、同車は'61~'62年にエンジン/トランスミッション換装を含む更新修繕を受け、”スーパー・シーニクルザー”と呼ばれるようになりました。このミニカーは車体側面にその表記があります。


↑このシリーズの動画を見つけたので貼っておきます。今のところ展開されているのはフランスだけかも?

シーニクルザーに関しては過去にコーギー製の1/50モデルをご紹介していますが、GMC PD-4501はグレイハウンド社とGMが共同で開発した長距離バス車両です。前回ご紹介した時には今一つ資料が見つけられなかったのですが、海外版のウィキに詳しい記述があり、開発初期のGX1(完全な2階建てバス)GX2(後輪2軸の2レベルボディ)と呼ばれるプロトタイプが著名なデザイナー、レイモンド・ロウイの手になるもので、シーニクルーザーはGX2をベースに誕生したと見て良さそうです。全長12.19mのモノコックボディは前半が低床で後半が高床のキャビン+床下カーゴエリアとなっており、途中でキックアップしたルーフラインと前面展望窓が特徴的です。前傾したサイドウインドウやコルゲート処理(ボディサイドのリブ)がスピード感にあふれて非常に魅力的。その近代的なデザインは、登場が'54年とは思えない斬新なものです。

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↑モデルは嬉しい1/43スケールで、全長28.5cmという堂々たるサイズ。車体はプラ製で重量は軽めですが、シャープなモールドでボディサイドのリブなども美しく再現されています。

'54~'56年にかけて1001台が製造されたシーニクルーザーは外観だけでなくインテリアの装備や機構面も先進的で、客席はエアコン・タバコの排煙装置を完備、長距離走行に備え洗面設備も備えていました。エアサスによる快適な乗り心地、パワートレインは登場時にはGM製4.7L 150HP ディーゼルエンジンx2基をフールドカップリングを介して3速MT x 2段の副変速機=6速ミッションに接続するツインエンジン方式が取られていました。しかし通常のバス車両と異なるドライビングが運転手に不評だったり技術的トラブルもあったようで'61~'62年に掛けて更新修繕が行われ、デトロイトディーゼル製の9.3L V8 ディーゼルエンジン+4速マニュアルミッションというコンベンショナルな方式に改められました。この更新を受けた車両は”スーパーシーニクルーザー”と呼ばれ、今回ご紹介するミニカーもその時期の仕様となっているようです。

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↑過去にご紹介したコーギー製の1/50モデルとの比較(車両後端合わせ)。当然のことながら1/43モデルは一回り大きい事がお分かり頂けると思います。コーギーのミニカーも魅力的な仕上がりですが、やっぱり乗用車と同一縮尺は嬉しいです。

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↑・・・という事で、やっぱり同一縮尺だと並べたくなっちゃいます(笑)。最近発売になったホワイトボックスの'64フォード・ギャラクシーと。こういうフツーのクルマとの並びが魅力的に感じてしまう当方(笑)・・・シーニクルーザーはボディ前半が低床なので意外とコンパクトに見えます。

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↑分冊百科ゆえこのようなブリスターパックに入って販売されているようです。バスは車種によって長かったり・高かったり色々なので致し方ない所でしょうか・・・。

さて、肝心のモデルですが前述の通り縮尺は1/43、全長およそ28.5cmの堂々たるサイズで迫力満点。何より同一スケールの乗用車ミニカーと並べられるのが最高に嬉しいポイント。シャープなディテールのボディは樹脂製で、この辺りが安価な分冊百科として成立し得る秘密でしょうか。全体的にはプラ製のHOゲージ鉄道模型車両と似た雰囲気で、代わりにシャシーはダイキャスト製で、ちょっぴりですが手にした時の重量感に寄与しています。当方は海外のネットオークションで入手しましたが、最安の出品者を探した結果、送料を含めても昨今の1/43乗用車ミニカーよりも安価に入手する事が出来ました。モデルは簡単なブリスターパックに入っており、台紙の裏面にはバングラディッシュ製とありました。いやはやミニカーの製造も凄い事になってますね・・・。

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さて、2015年の当ブログの更新はこれにて終了です。1年間お付き合い下さった皆様、有難うございました。来年もマイペースに更新してゆく所存です。何卒よろしくお願い申し上げます。
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クリスマス恒例 2015年 私的ベストモデル

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今年もたくさんの魅力的なモデルカーが発売され、当方もたくさんの良い出会いに恵まれました。残念ながらクリスマス仕様のミニカーの入手はなかったので、2015年のクリスマスもここ数年恒例にしている「今年入手した私的ベストモデル」のご紹介で行きたいと思います。今年はどうしてもベスト3まで絞り込めず。。。ベスト5までにした上に5位、3位、2位は2台一組でのご紹介です(ズルイ/笑)。

●第5位 BOS MODELS '91 CHEVROLET CAPRICE SEDAN & NYC TAXI

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さて、先ずは第5位、BOSモデルズの'92シボレー・カプリス セダン & ニューヨークタクシー仕様。フォードのクラウン・ビクトリアと並び、ひところは映画やドラマでもポリスカーやタクシーで大活躍していたこの世代のカプリス、ロードチャンプスやキンスマートなど安価なモデルは色々とありましたが、今日的なクオリティの高い製品には恵まれていませんでした。そこへ発売になったのがBOSモデルズのこの2台。是非ともポリス仕様も発売して頂きたいところであります。

●第4位 NEO '85 FORD MUSTANG GT TWISTER Ⅱ

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アメリカ車としては1/43でのモデル化に比較的恵まれているフォード・マスタング・・・ですが、'74~のマスタングⅡと'79~のこの世代のマスタングはあまり良い製品がありませんでした。このモデルは車種選択にNEO的なひねりが感じられますが、この世代の1/43としては最良の部類に入るのではないかと思います。NEOはマスタングⅡも製品化してくれていて個人的には大変有り難いブランドであります。

●第3位 CAST VEHICLE '10 FORD MUSTANG GT & '10 CHEVROLET CAMARO SS

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さて、第3位ですが・・・愛しのトイカー、キャストビークルのプルバックカーの'10マスタングGT & '10カマロSSの2台!とにかく安価な割りにはプロポーション良好、フィニッシュもそこそこ頑張っていてコストパフォーマンスの高い製品です。特にマスタングの方はロードバージョンの'10~'14年型としては1/43では初の製品化ではないかと思われ、そういう意味ではファンには非常に貴重なモデルと言えます。

●第2位 GREENLIGHT "BULLITT" '68 FORD MUSTANG GT & '68 DODGE CHARGER R/T

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続いて私的ベストモデル第2位は・・・グリーンライトのブリット劇中車、'68マスタング390GTと'68チャージャーR/Tの2台。1/43のブリット劇中車としては、マスタングはミニチャンプスやヤトミンなどがリリースしていましたが、敵役のチャージャーの方は1部レジンキット等を除けば製品化に恵まれていませんでした。今回グリーンライトからは主役のブリット刑事が駆るマスタングと殺し屋2人組のチャージャーが同時に製品化。チャージャーはモチロン嬉しかったのですが、マスタングもなかなか良い仕上がりでした。

●特別賞 1/43フィギュア フランク ブリット刑事 & メイドリアン・ペース

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ブリットの劇中車が登場したところでカーモデル以外の特別賞発表!!ネットで発見・購入した「ブリット」のフランク・ブリット刑事(スティーブ・マックィーン)の1/43フィギュアと、その入手がご縁でお知り合いになった作者様から頂戴した「バニシングin60」のメイドリアン・ペース(H・Bハリッキー)。どちらも劇中車の1/43モデルと並べる事でお互いを引き立てあい、魅力を発揮します。

●第1位 Hachette Collections GRAY HOUND SCENICRUISER GMC PD-4501

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2015年、輝ける私的ベストモデル第1位は・・・ヨーロッパで展開されているアシェットの分冊百科、AUTO BUSシリーズのグレイハウンド・シーニクルーザー GMC PD-4501に決定!GMとグレイハウンドバスが共同で開発した長距離バス、当方は過去記事でコーギー製の1/50モデルをご紹介していますが、嬉しい事に1/43でもモデル化されました。コーギー製も見ごたえのあるモデルでしたが、やはり同一スケールで乗用車と並べられるのは嬉しいものです。このモデルに関しては、次回詳しくご紹介したいと思っています。

・・・最近は1/43モデルの価格がどんどん高騰し、当方も色々なものを諦めているというのが正直な所です。が、そうした中でも本当に欲しい物は頑張って買いました。他にも気に入っているモデルは多々有るのですが、あえてベスト5を選出してみた次第。来年も良いモデルと出会えると良いなと思います・・・出来ればあまり高額でないと良いのですが(笑)。

やっぱり行きました・・・第93回ワンダーランドマーケット

・・・なんだかんだで、やっぱりワンダーランドマーケットを覗いて来ました。

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2015年の最後となる第93回ワンダーランドマーケット、出店数、来場者共にかなり多かったように思います。当方は開場からお昼頃まで現地にいましたが、モデル探しや知り合いの方とのご挨拶など、楽しい時間を過ごしました。

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今回も会場オークションに参加はしませんでしたが、出品物はしっかりチェック。自分の探している物がないのが残念だったりほっとしたり・・・(笑)。

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更に毎回興味深い実車展示、今回はお馴染みマルモチフィアットと共に当方の大好物な渋めのフォード車2台。1台は'63のギャラクシー、そしてもう1台は・・・'64マーキュリーコメット!しかもエンジンフードからすると404搭載車か?フォード版のファルコンの兄弟車ですが、やはり一味違う雰囲気です。

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こちらも恒例化しつつあるHWを中心としたカスタム作品の展示とくじ引き。美しい仕上がりとセンスには唸らされました。

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最後に今回の当方の捕獲品、テクノのトロナードの白と今の所ブランド不明のフォード・クラウンビクトリアのNYPD仕様。ウェリーとも違うしマイストでもなさそうだし・・・そしてファーストレスポンスのフォード・ポリスインターセプター、SFPD仕様を安価に見つけたのでゲット。気が付けばこのキャストは初入手でした。果たして来年はどんな出会いがあるのか・・・今から楽しみです。

12月20日(日)は第93回ワンダーランドマーケットです。

来る12月20日(日)は2015年最後のワンダーランドマーケットが開催されます。

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↑前回のワンダーランドマーケットで当方が入手したモデルの1台。個人的には訪れる度に何かしら新たな出会いがあります。

日本最大級のアンティークトイ&ホビーのノミの市、ワンダーランドマーケット。ティントーイ,ダイキャスト,プラモデル,キャラクターグッズ,カタログ,書籍・・・大きな会場にこれらのアイテムが一堂に会する様は壮観です。恒例の会場オークションも開催予定のようです。

●第93回ワンダーランドマーケット
・日時; 2015年12月20日(日) 10:00~16:00
・場所; 横浜産貿ホール
・入場料; 1,000円
・主催; 横浜元町サンセット さん


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↑前回の会場オークション出品物の1部

たくさんのアンティークトイの中からお気に入りの品が見つかるかも・・・。
何かと慌ただしい年末ですが、時間をとって訪れられればと思います。

クライスラー強化計画!? ~ レイバンマスク上級版 JOHNNY LIGHTNING '71 Plymouth GTX

さて、クライスラー強化計画、今回ご紹介するのは'71年型プリマス・インターミディエートの最上級バージョンです。

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今回ご紹介するのは'71プリマスGTXであります。過去に'69年型や70年型をご紹介した時にも記しましたが、プリマスのインターミディエートの頂点に君臨するのがGTX。搭載エンジンは440マグナムや426ヘミで、当時のモパーマッスルではおなじみのユニットです。基本的なボディプロポーションは全トリムレベル共通で、その独特の形状からレイバンマスクなどと称されるラジエターグリルは、細部のデザインを変えつつ翌'72モデルイヤーまで継承されました。

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↑スパルタンなロードランナーに対し、GTX,のディテールはクロームモールディングの付加など、ラグジュアリー寄りな味付けがなされているように思います。

サテライト系2ドアボディは'73年にボディパネルやフロントマスクなどの改変を受けながら'74モデルイヤーまで生産されました。その後プリマスのインターミディエートは'75モデルイヤーからは名前をフルサイズ系から引き継いだフューリーに改称。セダンとHT系が基本的に同じフロントマスクに統一され、HT系はより明確なノッチバックスタイルとなり、性能のマイルド化と合わせるようにスポーティーというよりはどちらかというとラグジュアリーな佇まいを見せるようになって行きました・・・。

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↑ミニカーはジョニーライトニングの数少ない1/43モデルで、MAGMASシリーズの1台。先回ご紹介したロードランナーと、同一金型でのバリエーションです。

ミニカーは基本的に先回ご紹介した'71ロードランナーと同じキャストで、ジョニーライトニングのMAGMASシリーズの1/43モデルです。床板がメッキされた金属製である点や、タイヤ&ホイールが当時のJLの3インチモデルに似た構成の樹脂製である点もロードランナーと共通です。ボディカラーはソリッドのレッドになり、ロードランナーにあったストライプが廃された代わりにサイドシルやホイールアーチ部のクロームモールディングが追加されて仕様の作り分けが成されています。

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↑'71のプリマス・インターミディエート・マッスル、ロードランナーとGTXの並び。同じミニカーブランドの製品で、こうした違いが並べられるのは違和感がなくて嬉しいものです。

ロードランナー同様、らしいカラーリングや仕上げ、床板まで金属製のためずっしりとした重量感が嬉しい反面、やはりタイヤ&ホイールの表現が惜しい感じです。この部分の表現がリアルだったら全体としての印象がりがずっと良くなっていたのではないかと思うのですが・・・ともあれこのレイバンマスクの'71サテライト系マッスルをロードランナーとGTX双方で製品化してくれた意義は大きいといえそうです。この先ご紹介予定の他ブランドの'71サテライト系はモデルはGTXばかりなので、特にロードランナー版は貴重な存在です。

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クライスラー強化計画!? ~レイバンマスク Johnny Lightning '71 Plymouth Road Runner

気が付けば今年もあっという間に12月。今月はワンダーランドマーケットや毎年恒例のクリスマス企画もあって忙しいですが、合間をみてクライスラー強化計画を推進したいと思います(笑)。

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さて、久しぶりのクライスラー強化計画、プリマス・ロードランナー/GTX系の続きです。クライスラーのインターミディエート系列、ダッジ・コロネット/プリマス・サテライトは'71モデルイヤーでモデルチェンジを敢行し、この際プリマス版は廉価仕様だったベルベディアの名が廃止されました。ボディは4ドアセダン、5ドアワゴン、2ドアHTクーペを擁し、この世代からセダン・ワゴン系に対しHT系のホイールベースが短縮されたのが特徴的です。HT系はベースモデルからサテライト、サテライト・セブリング、ロードランナー、GTXというラインナップになります。

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↑その独特な顔つきからレイバンマスクなどと称される'71~'72サテライト系2ドアモデル。国内外を問わず、ロードランナー/GTXは'68~'70の人気が高いようですが、当方はこの世代が大好物。

この世代の'71~'72年型HTは、バンパーがぐるりとラジエターグリルを取り囲んだ独特のフロントエンドから”レイバンマスク”などと称されています。(これは日本特有の呼び方かも知れません)ボディは長く低い流麗なラインを描き、この時代のインターミディエート・マッスルらしい伸びやかなスタイリングが魅力的です。スポーツグレードたるロードランナー/GTX系はお馴染みの440マグナムや426ヘミ等のハイパフォーマンスエンジンが選択可能でした。個人的にパフォーマンスの面でも頂点に達していた60年代末から'70年代初頭のマッスルカーはツボな車種が多く、この'71~'72サテライト系は'69~'72オールズ442、'70~'71マーキュリー・サイクロンと共に当方の3大お気に入りだったりします。

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↑長さを強調したボディのデフォルメ、正確に再現されたボディカラーやストライプなどなかなか良い雰囲気なのですが・・・その昔の3インチモデルのようなタイヤが残念。。。

今回ご紹介するミニカーは、在りし日のジョニーライトニングからリリースされた数少ない1/43モデルです。MAGMASシリーズと称し、HWなどを扱うショップを通じ日本国内でも少量が流通していました。市販車のモデルとしては他に'68カマロ、'71マスタング、'70チャレンジャーがラインナップされていました。ボディのプロポーションは実車の長く低く流麗なボディを更に長く伸ばしたようなディフォルメが施されています。プラムクレイジーのボディカラーや特徴的なストライプ、前後スポイラーなどの再現と共になかなかに好ましい仕上がりです。シャシーはメッキされた金属製で手にするとずっしりとした重さが嬉しい1台です。

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↑先代モデルと並べるの図。こうして見ると、'70年型にして既にグリルの形がレイバン気味なのが興味深いです。

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↑シャシーはメッキの施された金属製。タイヤは車両内側から見ると中空になっていて、トレッド面には金型の抜き勾配とフランジがついており、同じ時期のJL製3インチモデルと同じような造りになっています。

このモデルで残念なのがタイヤ&ホイール。パッケージにクレーガーホイール装着!と謳われているのですが、ややその径が小さく、タイヤは1方向抜きの樹脂製で、内側は空洞、トレッド面は金型の抜き勾配とフランジ面が気になります。車軸にピアノ線を用いたいわゆるスーパーファストホイールで、全体的に同時代のJL製3インチモデルをそのまま大きくしたような構成となっています。ボディの仕上がりが良いだけに、よりリアルなホイール&タイヤが装着されていたら、その印象は数段高くなっていたのではないかと思われます。次回はこのモデルの別バージョンをご紹介する予定ですが、それが何かは・・・大体ご想像の通りです(笑)。

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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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