1/43cu.in.

1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

夏のワンダーランドマーケットに行って来ました。

今日は曇りがちで朝は時折雨もパラついていましたが、午前中は比較的涼しく過ごしやすい1日でした。そんな中、今年2回目となる日本最大級のアンティークトイのノミの市、第98回ワンダーランド・マーケットに行って来ました。

ワンダーランド170730_01

当方はちょっと出遅れて10時半ごろ現地入り。フリマも含め出店も多く、来場者も多く盛況に感じました。
例年通り会場オークションやHWカスタムコンテストも行われていたのですが、今回は余り長時間現地に居られなかったので写真撮れませんでした。。。スミマセン。


ワンダーランド170730_03

恒例の実車展示、お馴染みマルモチフィアットにロータスエリーゼ、そして2CVのフルゴネット。エリーゼは室内を覗き込んでその着座位置の低さにビックリ。これぞスポーツカーという感じでした。

ワンダーランド170730_04

ワンダーランド170730_05

2CVフルゴネットはヤレ具合が良い感じ♪ 荷室の床も錆びて穴が開いていたりしますが、それが味わいになるのもこうした車種ならではでしょうか。

ワンダーランド170730_06

丸餅博士ことKさんとはしばしお話しする機会があったのですが、フィアットのパーツの入手自体はそれほど大変ではないものの、モノによっては当たり外れが大きいのだそうです。やはり旧いクルマの維持は情熱がないと難しいのですね・・・。

ワンダーランド170730_07

で、今回の当方の捕獲品。コーギーのリンカーン・コンチネンタル・リムジンとソリドのマスタングラリー仕様、マッチボックスのダットサン126Xの3台。リンカーンは各部開閉に加え、車内のTV点灯機構が有名。入手した個体は残念ながら電池の液漏れ跡があって作動せず・・・整備すれば復活するかも!?ですが外観は程度良好で大満足です。マスタングのラリー仕様は入手済みですが・・・この個体はデカールの欠けが殆どなくコンディションが上。ソリドのマスタングは大好きなだけに、程度の良い個体を目にすると抑制が効きません(笑)。マッチのダットサン126X、何故かこのクルマ好きなんです。こちらは初入手ですがやはりコンディションは良好です。

ワンダーランド170730_02

・・・と言う事で今回も色々と良い物が見つかりました。毎回何かしら新しい発見のあるワンダーランドマーケット、次の開催は冬12月、次回も楽しみです!!
スポンサーサイト

追悼マーティン・ランドーさん スクリーンを駆け抜けたクルマ達 ~映画タッカー & '48 Tucker

酉年ファイアバード特集中ではありますが、悲しい訃報に接したので号外であります。

Solido_48_TUCKER_01.jpg

近頃、俳優や音楽アーティストなど、馴染み深い方々の訃報に接する機会が多くなりました。それは取りも直さず自身が歳を取った事を意味するのですが・・・1つ、また1つと悲しい報せがある都度になんとも切ない気持ちになります。日本では余り大きく扱われませんでしたが、去る2017年7月15日、米俳優のマーティン・ランドー氏が突発的な合併症のため入院先の病院で亡くなりました。(享年89歳)近年は名バイプレーヤーとして存在感を示し、エド・ウッドで演じたベラ・ルゴシ役でアカデミー賞助演男優賞するなど活躍されていましたが、日本では米TVシリーズ、スパイ大作戦のローラン・ハンド役や、英TVシリーズのスペース1999でのジョン・コーニッグ指揮官役などでお馴染みではないでしょうか。個人的には、アルフレッド・ヒッチコック監督の”北北西に進路を取れ(原題:North by Northwest)”で冷酷非情な敵役、レナードを演じていたのが彼だと知ったのは随分後になってからの事です。ご冥福をお祈りしたいと思います。今回は彼の出演した作品から、自動車絡みという事で映画”タッカー(原題:TUCKER THE MAN AND HIS DREAM)”と'48年型タッカーをご紹介したいと思います。

      Solido_48_TUCKER_07.jpg
↑何故か日本ではDVD/ブルーレイ化されないタッカー。当方は数年前にVHSを中古で買い直しました。。。クルマ絡みの映画ではこういう事が多いので、VHSデッキはまだまだ手放せません。

映画は実在の人物で子供の頃からクルマに魅了され、自らの理想とする新型車を世に送り出そうとしたプレストン・トーマス・タッカーと、彼を支える家族や仲間がクルマを開発する過程や、彼の車の革新性に危機感を持った大企業(まあ、当時のビッグ3を指すのでしょうね)と、それに結託した政治家との暗闘が描かれています。この作品でマーティン・ランドー氏は、最初はタッカーのアイデアを夢物語だとあざ笑っていたものの、徐々に彼の情熱に共感し、資金や設備の調達に奔走する腹心のエイブ・キャラッツを演じています。受賞こそ逃しましたが本作でアカデミー助演男優賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞では見事助演男優賞を受賞しました。主演のタッカー役はジェフ・ブリッジスで、敵対するファーガソン議員役のロイド・ブリッジスと親子共演を果たしました。製作ジョージ・ルーカス、監督フランシス・フォード・コッポラという一級の作品ながら、日本ではDVD/ブルーレイソフト化されていないのは何故?個人的にはサウンドトラックをジョー・ジャクソンが手掛けた事も驚きでした・・・。

Solido_48_TUCKER_03.jpg

Solido_48_TUCKER_04.jpg
↑ファストバックルーフ、絞り込まれたノーズとそこに設置された可動式の前照灯、空気力学を取り入れた個性的なデザインの'48タッカーセダン。その独特のスタイルからトーピードー(魚雷)とも呼ばれます。

さて、クルマの方の'48年型タッカーは、全長5,5m、全幅2m超の大型4ドアセダンです。リアに水平対向6気筒5.5Lエンジンを搭載したRR(リアエンジン・リアドライブ)のレイアウト、前部中央に配置されステアリング操作に連動して角度を変える前照灯などのユニークな特徴に加え、間に透明フィルムを挟み、割れても飛散しない合わせガラス、室内ピラー廻りのパッド化、シートベルトの装備など、乗員の安全対策を徹底していた点が特筆されます。・・・ですが、そうした先進性が却って大手メーカーの癇に障ったのか、タッカーの事業は詐欺事件として刑事告発されるに至り、最終的にタッカーは裁判では勝訴するものの、車両の製造はプロトタイプ1台を含め50台+αで終わってしまいました。この50台という数字は、広大なB29爆撃機製造工場跡地や施設の払い下げを受ける際に一定期間内に製造する事を条件として義務付けられた台数であり、それをクリア出来た事も裁判勝訴の一因と言えそうです。スタイリング面でもファストバックのルーフや中央に向かって絞り込まれたノーズなど個性的で、大量生産されていたら名車として語り継がれていただろうなと思います。刑事事件によって事実上葬り去られ、映画によって脚光を浴びたという点では、ジョン・Z・デロリアン氏と彼のスポーツカーDMC-12 との近似性を感じずにはいられません。

Solido_48_TUCKER_05.jpg

Solido_48_TUCKER_06.jpg
↑ソリド製のモデルは別パーツのメッキ部品をパチパチはめ込む簡易な構造ですが、プロポーションなどの印象把握は悪くないと思います。この辺りは老舗ブランドの伝統が引き継がれていると言えましょうか。個人的にはマッチボックス系、ヤトミンよりはソリド製の方が好ましく感じられます。

映画化された事もあってか、'48 タッカーは1/43でも比較的多く製品化されています。当方が入手したソリド製のモデルは、仕上がりはそこそこながらロポーション的には実車のイメージを良く捉えているのではないかと思います。(・・・って、実車を見た事ないのですが。。。)その他、比較的安価なダイキャスト製品ではマッチボックス/マッチボックス・ディンキー製、ヤトミン製(安価なロード・シグネチャーシリーズとやや作り込みのされたシグネチャーシリーズの2種が存在した)などがあり、ホワイトメタル完成品でブルックリン製品があります。その他1/24ではフランクリンミント、1/18では京商、ヤトミンなどが商品化、小スケールでもHWとジョニーライトニングが製品化しています。探せば他にもあるかも知れませんが、改めて拝見するとブログを相互リンクさせて頂いている皆さんが過去に勝手連済み。・・・という事で今回、遅まきながら当方も後出し勝手連させて頂きたいと思います。皆様、よろしくお願い致します。

・1/43 ブルックリン製ホワイトメタルモデル、FZIRO様の記事はこちら
・1/24 フランクリンミント製モデル、覆面える様の記事はこちら
・1/18 京商製モデル、ねこざかな様の記事はこちら
・1/64 尾羽様(ご無沙汰しております)のHW製モデルはこちら、JL製モデルはこちら


Solido_48_TUCKER_02.jpg
↑映画の中ではタッカー夫妻の大事なボディーカラーとしてワルツブルーの名が登場しますが、実際に映画で活躍した印象が強いのはやはりこのバーガンディというかマルーン・メタリックのプロトタイプ車だったかなと思います。

Solido_48_TUCKER_08.jpg
↑当方にとってマーティン・ランドーさんと言えば、なんと言ってもスペース1999のジョン・コーニッグ指揮官です。後にタッカーを見た時には、随分立派な俳優さんになったんだな~と感じたものでした・・・。画像はコナミ製のイーグルトランスポーター。ムーンベース・アルファの主要移動手段として、機能的なデザインの素晴らしいSFメカと思います。

酉年ファイアバード特集 & 愛しのトイカー達; 正体不明のプルバック ~'85 Pontiac Firebird

エーダイの'70に続き今回は酉年ファイアバード特集と愛しのトイカーのコラボ企画第2弾です。

85_FIREBIRD_01.jpg

'82モデルイヤーに登場した第3世代ファイアアバード&カマロ、2世代目に負けず劣らず'92モデルイヤーまでの長寿を全うしました。フロントノーズやリアウインドウ形状など、何度か大きなフェイスリフトの行われた2世代目に比べると、3代目の外観はモデルライフを通じて余り大きな変化はなかったように思います。今回ご紹介する'85年型では前後バンパーの形状が新しくなり、トランザムを中心にエアインレットがエンジンフードに設けられたあたりが変化点でしょうか・・・。

85_FIREBIRD_03.jpg

85_FIREBIRD_04.jpg
↑'85モデルイヤーで前後バンパーが変更され、1部車種のエンジンフードには1対のエアインレットが設けられています。

外観の変化は大きくありませんが、エンジンラインアップは刷新・改良が図られ、登場時は5リッターV8にして165hpだったエンジン出力は、'85ではインジェクション仕様で205hpとだいぶ持ち直しています。翌'86モデルイヤーでは更に225hpへとパワーアップが図られました。'70年代のオイルショックと大気汚染に対応するための厳しい排ガス規制はアメリカ自動車業界にとって大きな試練でしたが、80年代中盤にはかなり改善が進んでいたことが窺われます。

85_FIREBIRD_05.jpg

85_FIREBIRD_06.jpg
↑プルバックのトイカーながらプロポーションは悪くありませんし、バンパー形状やエンジンフードのインレット、テールランプデザインなどは正しく'85年型のディテールをトレースしています。1/43では貴重な年式ですし侮りがたい存在です。出会えて良かった!

今回ご紹介するモデルは都内某有名ショップのワゴンセールからサルベージして来たもので500円也。いい加減なカラーリングが残念ですが縮尺は正しく1/43、ご覧の通りプロポーションは中々に良好、ホイールもそれらしい樹脂成型品となっています。エンジンフードに一対のルーバーがあり、かつリアウインドウにはハイマウントストップランプが装着されていないので、'85年型と推測・・・出来るくらい考証は正確なのです。3代目ファイアバードの前中期を補完すると言う意味では貴重な存在であり、これだからプルバックトイカーは止められないのであります(笑)。

85_FIREBIRD_07.jpg
↑プルバックモーターを避けるため、シートはかなり車両前方にモールドされています。・・・狭そう。。。

85_FIREBIRD_08.jpg
↑床板には車種名や縮尺はおろか、メーカー名や生産国の刻印すらありません。素性は全く不明です。

・・・なのですがこのモデル、床板には車種名や縮尺はおろか、メーカーや生産国などの刻印が一切ありません。ネットで調べてもこうしたプルバックトイカーを詳述しているページは発見出来ず、その素性は一切不明。ひょっとしたら販売時には床板にシールなどが張られていたのかも知れませんが、今の所調査する手立ても見つけられない状況です。スケールモデルとしての仕上がりも悪くはないので、他にどんな車種があったのか大いに気になるのですが・・・何かご存知の方がおられましたらご教授下さいませ。

85_FIREBIRD_02.jpg

酉年ファイアバード特集; 第3世代登場!! Mattle Hot Wheels '82 Firrbird

数は多くありませんが、今回から第3世代ファイアバードの1/43モデルをご紹介します。

HW_82_Firebird_01.jpg

'82モデルイヤー、長く続いた第2世代に代わり、第3世代のカマロ/ファイアバードがデビューしました。'70年代初頭(正確には'60年代末?)の基本設計であった先代に比べて各部が大幅に近代化され、車両寸法の縮小と大幅な軽量化に加え、リーフだったリアサスがリジッド式ながらコイルに改められるなど、それまでのアメリカ車の「直線番長」的なクルマ造りからの変化が見られた世代と言えそうです。70年代、オイルショックと排ガス規制対策にあえいでいた米メーカーが、'80年代を迎え復調の兆しを見せ始めた事と期を一にしたモデルチェンジだったのではないでしょうか。

HW_82_Firebird_03.jpg

HW_82_Firebird_04.jpg

↑筋骨隆々だった先代と比べると、シンプル&クリーンなラインへと生まれ変わった第3世代。カマロ共々、先代のイメージを残しながら上手に近代化を図ったスタイリングだと思います。

スタイリングはシンプルかつクリーンな空力特性に優れた物で、燃費低減など実用に迫られた面もあるものの、後退角の大きな前後ウインドシールドや流麗なボディラインは、熱狂的なフェラーリ・エンスージアストであった当時のデザイン担当副社長、チャック・ジョーダン氏の意向が反映されていたのかも知れません。伝統に則り、リトラクタブルヘッドランプ採用など、ファイアバードはカマロに比べより個性の強いデザインとなっていたのが特徴です。登場時のグレードは下からベースモデル・SE・トランザムとなっていました。5リッターV8の設定もありましたが、その最高出力はインジェクション仕様でも165hpと、昨今のアメリカンV8のハイパワーぶりとは隔世の感があります・・・。

HW_82_Firebird_05.jpg

HW_82_Firebird_06.jpg
↑ソリド、ノレブなど老舗ブランドのミニカーが軒並み安かろう・悪かろうに墜していた暗黒時代を窺わせる作風。コストダウン&パーツ削減の権化のような構成ながら、プロポーションに優れるのは流石イタリア製?

さて、当方の手持ちで1/43の第3世代ファイアバードの初期タイプを探すと、該当するのはイタリア製のマテル・ホットホイールのみでした。恐らくは'80年代、実車のリアルタイムに近い時期の製品だったのではないかと思います。ラインナップはむしろヨーロッパ車が主体だったようなので、70年代から関係があったメーべトイが絡んでいるのかも知れませんが・・・日本ではホットホイール物の書籍やムックでも1/43は殆どスルーされているので、残念ながら詳細は良く分かりません。。。

HW_82_Firebird_07.jpg
↑モデルを裏側から見ると・・・床板がインパネやシートの形に凹んでいます。それでも、シートなどは表から見ると結構ちゃんとしたカタチをしているのですから、ある意味画期的なパーツ構成かも!?

HW_82_Firebird_08.jpg

HW_82_Firebird_09.jpg
↑コンディションは良くありませんが、ボックスはこんな感じ。Hot Wheels, MATTELのお馴染みのロゴが踊ります。ボックスにもモデルの床板にもメーべの表記はありません。'70年代のグラントロスとは違う流れなのか???

ミニカー暗黒時代を思わせる徹底したコストダウン&部品点数削減の産物で、インパネやシートは床板と一体成型、裏返すと床板がそのカタチに凹んでいるという、ある意味究極の設計がなされています(笑)。タイヤ&ホイールも一体成型&ホットスタンプのみという淋しさですが、ボディのプロポーションが優れているのは流石、MADE IN ITALYの面目躍如といった所でしょうか。シャープでスリークなボディフォルムや左右非対称のエンジンフードバルジなどは、第3世代初期'82~'84頃までの特徴を良く捉えています。我らがアオシマ・スカイネットやマテルエリートのナイト2000を別にすると、この世代のファイアバードの1/43モデルは非常に少なく貴重な存在と言えます。

HW_82_Firebird_02.jpg
1/43cu.in.検索タグ
過去記事の検索は以下のタグをご利用下さい。
プロフィール

Ponys41

Author:Ponys41
昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
ビジュアルリンク
















QRコード
QR
検索フォーム
FC2カウンター

12345678910111213141516171819202122232425262728293031 07