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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

特集:ジープの系譜 ~ NEO '54 Willys Jeep Pickup Truck

特集:ジープの系譜、前回に続きロングホイールベースの派生車をご紹介します。

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ジープをベースとしたピックアップトラックが誕生したのは'47モデルイヤー。ホイールベースを延長して118インチ(2,997mm)とし、ピックアップ荷台を架装したものです。このホイールベースは前年に登場したワゴン系の104インチ(2,642mm)より更に長い物となっており、同系列にはステーキベッド(平台)、荷台のないキャブシャシー、単純なシャシーのみなどのバリエーションが存在したようです。元々はCJ系ジープに似た平たい顔をしていましたが、'50モデルイヤーにワゴン系のような中央が尖った顔に改められました。

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↑ステーションワゴンとは異なる、働くクルマ然としたスタイルも魅力的なジープ・トラック。中央が突き出たフロントノーズは'50年型以降の特徴です。

この愛すべきジープ・ピックアップトラックは残念ながら'65モデルイヤーで消滅。その後はワゴニアをベースとしたグラディエーター、チェロキーをベースとしたコマンチが市場を引き継いだ形になりましたが、それらも80年代で終了となってしまいました。以降、クライスラー傘下ではピックアップはダッジと被るためか、ジープ系車種には存在しませんでしたが、ラングラーがJL系にスイッチした現在、ピックアップの復活も検討されているようです。ピックアップが広く市民権を得ている米国では好評を博するのではないかと思われ、ちょっと楽しみであります。

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↑モデルはネオのレジン完成品。実車がシンプルゆえエッチングパーツなどは少ないですが、リーフサスなど足回りは簡単に表現されています。

モデルはNEOのレジン製完成品です。前述した尖った顔付きは'50モデルイヤー以降の特徴であり、モデルの表記は'54年型となっています。エンジンフードのマスコットやラジエターグリル、ドアミラーなどはメッキされた別パーツで再現されています。側面に装着されたスペアタイヤを含め、スチールホイールがボディと同色に塗られたその姿は働くクルマ然とた魅力に溢れており、前回ご紹介したステーションワゴンの2トーンボディの華やかさとは好対照を成しているように思います。・・・今回撮影して改めて思いましたが、何だかんだ言ってもやっぱり精密なモデルは写真映えがしますね。

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↑ステーションワゴンとのツーショット。乗用タイプのオープンモデルであるジープスターや、パネルデリバリーなども並べたい所ではありますが・・・予算が中々捻出出来ません。。。

さて、ジープのロングホイールベース派生車としては、この他にオープンボディのレジャービークルであるジープスターや商用バンであるパネルデリバリーが存在し、ジープスターはNEO、パネルデリバリーはブルックリンモデルで製品化されているのですが、どちらも高価で予算が廻らず、未だ入手出来ていません。。。最近の1/43モデルは高価な物が多いので、ジープ系列以外でも入手出来ていないモデルが多数。これらに予算が廻るようになるのはいつの頃とやら・・・買えない内にモデルが市場から消えてしまうかも知れません。。。

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特集:ジープの系譜 ~ ロングホイールベース派生車 ixo '60 Willys Jeep Station Wagon

ジープの系譜特集、ちょっと長くなり過ぎました・・・。

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更新ペースの遅さや安定の月イチサボリ(笑)もあって、ジープの特集を始めてから早や半年が過ぎてしまいました。。。軍用MBに始まり先代JKラングラーまで、ショートホイールベースを中心に一通りご紹介して来ましたが、ジープには古くからロングホイール版を中心に様々な派生モデルが存在しました。それらを1/43モデルを全てフォロー出来ている訳ではないので完全版とは言えませんが、今後数回で派生モデルの幾つかをご紹介をして、長くなったジープの系譜特集を終えたいと思います。その第1回目はステーションワゴンです。

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↑ジープのホイールベースを延長して誕生したステーションワゴン。2WD、前論独立サスなど、その用途はリアルオフロダーのCJシリーズとは異なる物だったと思われます。

今回ご紹介するステーションワゴンは民生用のジープがCJ-2Aとしてスタートした後、'45モデルイヤーに誕生しています。ベースとなるジープからホールベース/全長を拡大、アメリカの量産車では初となる全金属製の2/4ドアワゴンボディを構築しました。ジープからの変更は機構面にも及び、フロントのサスペンションはリーフによるリジッド式からコイルによる独立式に変更、ワゴンらしく快適性を高めたと言う事でしょうか。この時点でのステーションワゴンはFRの2WDであり、4WDバージョンはユーティリティワゴンとして'49年に誕生しています。今日のラングラー・アンリミテッドのご先祖様と言えるのではないかと思います。

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↑イクソのモデルは今日の1/43モデルとしては比較的安価で有り難い存在。精密・美麗なモデルでも、高過ぎたらおいそれとは買えませんし、仕上がりとのバランスなどこれぐらいが丁度良いかもと思ってしまいます。

モデルはイクソブランドで発売になった1/43モデルで、2ドアボディをモデル化しており、メーカー表記によると60年型となっています。中央が突き出た独特なラジエターグリルやオーバーライダーの付いた立派なメッキバンパー、複雑なプレスラインを持つボディパネルなどステーションワゴンの特徴をブルーメタリックの2トーンボディカラーと共に上手くまとめていると思います。金型そのものは書店系アイテムで起したものを転用しているのではないかと思われ、最近の1/43としては比較的安価な設定なのが有り難い1台です。

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↑ファースト43の三菱ジープJ30。そのボディデザインは本国版ウイリスとは異なる物になりました。こちらも1/43としては安価な製品ですが、実車のイメージをバッチリ再現したボディカラーが好印象な1台と思います。

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↑ほぼ同時期の日米ジープワゴンを並べて眺めるのもまた1興です。

一方、ウィリスジープのライセンス生産からスタートした三菱ジープにもワゴンボディが存在しており、そのデザインは本国版とは異なる物となっています。こちらはファースト43でJ30として製品化されており、同様に書店系の国産名車シリーズの金型ベースと思われます。しかしながらボディカラーが実車に見られたマルーン系の2トーンとなっているため、国産名車版よりも良い雰囲気。実車のイメージに合ったボディカラーがモデルの仕上がりに与える影響は非常に大きいと言えそうです。こうして日米ジープワゴンの並べるのもなかなかオツなもので、モデルカーらしい楽しみ方ではないかと思います。

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特集:ジープの系譜 ~ ちょっと寄り道。 かつてはジープがベース、Deagostini '80 Jeepney

先週は更新をサボりましたが、今週も気合が入りません・・・。当方自身もちょっと飽きて来たかもしれない(!?)特集:ジープの系譜、今回はちょっと脇道にそれてみようと思います。。。

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・・・と言う事で、今回ご紹介するのはジプニーであります。有名なフィリピンの乗り合い自動車。不特定多数の人々が利用すると言う点ではバスとタクシーの中間的な乗り物と言った感じでしょうか?元々は米軍払い下げのジープをベースとしてスタートしましたが、現在はピックアップトラックや2トンクラスのキャブオーバートラックのシャシーをベースとしているようです。同じような乗合自動車でも、タイのソンテウなどはピックアップトラックの荷台部分のみを改造していますが、ジプニーの場合は独自の車体を架装しており、ベースが変わった現在もジープ風のフロントノーズを持ったボンネット型車体が多いようです。

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↑元々はジープベースで誕生したジプニー、現在はピックアップやキャブオーバートラックのシャシーをベースにしていますが、ジープ風の外観は大きく変わっていません。

ベースとするシャーシが変わっても、フィリピンの人々がこのジープ風のカタチに拘るのは何故なんだろうなと思います。やはり長年見慣れた物に対する愛着や郷愁か、或いは歴史的・文化的な側面があるのか・・・。日本では最近、NV200やジャパンタクシーを見掛ける事が多くなって来ました。長年セダン系車両がタクシーとして使われて来たアメリカや日本は、近い内に大きく様変わりする事になりそうです。そういう観点で改めてジプニーを眺めると、ある種ロンドンタクシーにも似た伝統の重みが感じられるような気もします。近年の日本はスクラップ・アンド・ビルドを良しとする風潮が強いですが、変わらない良さとという価値にももっと目を向けるべきなのではないかと思ってみたりする今日この頃です。

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↑モデルは分冊百科系アイテム"TAXI OF THE WORLD"シリーズの1台。このジプニーやタイのトゥクトゥク、インドネシアのバジャイなどをきちんと1/43スケールでモデル化した例は余りないのではないかと思います。

さて、今回ご紹介するミニカーは海外で展開された書店系アイテム、"TAXI OF THE WORLD"シリーズの1台。同シリーズは日本ではディアゴスティーニが「世界のタクシーコレクション」として書店で販売を開始したものの、比較的短期間で打ち切りになってしまい、このジプニーは未発売だったのではないかと思います。(当方は海外ネットオクで調達)このシリーズには一般的なタクシー車両はもちろん、タイのトゥクトゥクやインドネシアのバジャイなど色々と興味深い製品が揃っており、返す返すも日本で打ち切りになってしまった事が残念です。日本語の冊子を読んでみたかった気がします。

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↑イクソのジープCJ-3Bと並べると車体が一回り大きいで事が分かります。カタチは似ていますが、ベースシャシーは別物であると思われます。

モデルは台座にJEEPNY Manila 1980とあり、形こそ似ているものの並べるとジープより車体が大きいので、前述のピックアップトラックや2トントラックのシャシーをベースとした車両をモデル化した物ではないかと思われます。コスト的な制約もあり物凄く精密と言う訳ではありませんが、派手なカラーリングやルーフのキャリア、後部の梯子などが賑やかで楽しい仕上がりです。よくある土産物のプラスチック製品とは異なり、立派にスケールモデルと言える水準だと思います。元々は払い下げジープの改造で誕生したジプニー、今回の特集内でご紹介しても良いかなと思った次第であります。

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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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