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スクリーンを駆け抜けたクルマ達 ~ 観ました「恐怖の報酬 オリジナル完全版」SORCERER

無事に観る事が出来ました。最高でした!!

      恐怖の報酬01
↑当方は川崎チネチッタに観に行きましたが、大きなスクリーンで音響も良く、作品を堪能する事が出来ました。

昨日、遂に公開となったウィリアム・フリードキン監督作”恐怖の報酬 オリジナル完全版(原題SORCERER)”を観てきました。川崎チネチッタで上映開始が20時50分という遅い時間でしたが頑張りました(笑)。やはりというか、待合ロビーには当方と同年代から上の男性が多く、なにやら静かな熱気が渦巻いている感がありましたが、思いの他女性や若い方の姿も見られたのが何だか嬉しい。上映は500人入る大きなスクリーンで、満席とまではいかないものの結構席が埋まっていました。

恐怖の報酬03
↑今回の公開にあたって新たに作成されたパンフレットとチラシ。チラシは2種類ある内の1つ目で、公開前にシネチッタに出向いてゲットした物。手元に昔の短縮版公開時のパンフもあるはずなのですが・・・見つかりませんでした。。。

他の劇場では初回上映から満席だった所もあるそうで、日本では後年発売されたVHS以外、劇場公開・TV放送共に配給会社が監督に無断で短縮したバージョンしか観られず、完全版は幻だっただけに、待望していた人がたくさん居たという事だと思います。新たに製作されたパンフレットと見開きタイプの別バージョンチラシも無事ゲット、上映への期待がいやでも高まります。(Tシャツの購入は思い留まりました。/笑)最近では新作映画を観る際でも、ここまでワクワクすることは稀です。

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↑今回劇場に置いてあった2種類目のチラシ。見開きタイプになっていて外側はモノクロ。昔の新聞広告風のテイストが楽しい。関係者の作品への愛を感じます。

恐怖の報酬06
↑内側はカラーで各界著名人の作品レビューとなっており、TV放送時にロイ・シャイダーの吹き替えをした羽佐間道夫氏のコメントもありました。

開始早々、4Kリマスターされたクリアーで美しい映像に感涙、素晴らしい音響と大きなスクリーンで作品を堪能しました。・・・VHSを何度も観て展開を知っていても度々ハッとしてしまう。フリードキン監督渾身の名作を再認識すると共に、やっぱり映画は映画館で観るのが一番だなと改めて痛感した次第。今回の日本公開は、配給元のキングレコードがフリードキン監督に直接コンタクトして実現したのだとか・・・。大々感謝すると共に、上映終了後のソフト化を何卒よろしくお願い申し上げたい所であります。

恐怖の報酬02
↑劇場にはこんなディスプレイも・・・映画の終了後にカメラ(スマホ)の砲列が出来てました。帰ってきてから見たらトラックの窓が顔ハメになってました・・・。現地で気付いてたら思わず背後に立ってしまったかも(笑)。

帰宅してからパンフレットの隅から隅まで目を通したのも最近では稀な事でした。(寝るのが遅くなってしまった。。。)それによると本作のキャスティングは当初、主人公がスティーブ・マックィーン、フランス人投資家がリノ・ヴァンチュラ、メキシコ人殺し屋がマルチェロ・マストロヤンニという豪華メンバーで検討されていたとの事。それが実現していれば、或いは公開当時の興収も違った物になっていたのかもしれませんが、それだと作品全体に漂ううらぶれた感じや、敗残者のあがきが強烈に胸に迫って来る作品にはならなかったかも・・・。ロイ・シャイダーを初めとする名バイプレイヤーたちの迫真の演技、本当に素晴らしかったと思います。
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祝!ソフト化&再上映!! スクリーンを駆け抜けたクルマ達(番外編) ~フェラーリの鷹

「えっ!!それ、ホントですか!?(嬉) 」・・・って感じです。

フェラーリの鷹_01
↑アメリカ車が登場しないので当ブログでは番外編としていますが、とにかくB級カーチェイスムービーとして珠玉の1本。大好きな作品です。

いやいや、嬉しいです。前々回、映画「恐怖の報酬」のデジタルリマスター完全版再上映の喜びを記した際、当方がDVD/ブルーレイソフト化を希望している作品を幾つか記したのですが、その中でも特に熱望していた1本、「フェラーリの鷹」のDVD/ブルーレイ化がめでたく実現の運びとなりました!!発売は来年2月8日の予定で、通販サイト等でも予約受付が始まっています。(しかもデジタルリマスター!!)・・・のみならず、ソフト発売に先立って、年末~正月にリマスター版による日本でのリバイバル上映も決定!!今のところ関東は新宿での単館、1週間1日1回のみの上映のようですが、マッドマックスの大ヒット後、あまた作られた亜流作品のイタリア版である「マッドライダー」(12月中のみ)と2本続けて「マカロニ・エンタテインメント傑作選」としてリバイバル上映されるようです。しかし、この作品を再び映画館のスクリーンで観られるとは・・・先の恐怖の報酬といい一体どうなっちゃてるんだろう(喜んでます/笑)。

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↑作品に登場するクルマも色々と1/43モデルで買い集めています。グリーンのアルファロメオ・ジュリアスーパーは映画の前半で主人公がドライブしていた覆面車両。モデルはイタリアのプロゲットKの製品。より良い仕上がりの他社製品もありますが、このボディカラーが重要です!

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↑強盗団の首領、ジャンポール・ドセーナ(別名ニスワ)の駆るシトロエンDS21。同型車2台を同時に別々の場所で走らせ、追跡するローマ警察を混乱に陥れるという作戦を採ります。モデルはフランスエリゴール製。最近ではノレブ製などより優れた製品もありますが、やっぱりこのボディカラーが重要です(笑)。

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↑作品中に大挙登場し、ニスワ一味のシトロエンを追跡したジュリアスーパーのポリスカー。西武警察における230セドリックといった所でしょうか(笑)。モデルはミニチャンプス製。

― 主人公パルマはクルマを愛する熱血漢の刑事、だが運転技術にはまだまだ未熟な所もあり、犯人追跡中にアツくなり過ぎて事故を起こしてしまう事もしばしば・・・。ある日ローマにフランス人ジャンポール・ドセーナを首謀者とする強盗団が舞い戻り、次々と銀行を襲撃し始める。卓越したドライビングテクニックで追跡するパトカーを振り切るドセーナ、深追いしたパルマは再び事故を起こし同僚を死なせてしまう・・・。1度は刑事を辞める決心をしたパルマだったが、現場の刑事時代に凄腕のドライバーだった上司のタリアフェリ主任は、彼のガッツを見込んで自分が現役時代に使用していたフェラーリを彼に与え、2人でレストアすると共に自身のドライビングスキルを伝授。最高のドライビングスキルを身につけたパルマはドセーナに近付いて組織潜入に成功、一味を一網打尽にしようとするのだが・・・。 ―

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↑作品後半で主人公パルマが駆るフェラーリ250GT-E。2+2のボディを持ち、250系列の中ではグランドツアラー的な性格の車種と言えましょうか。このモデルはアシェットの書店系アイテム、フェラーリコレクションの1台でイクソ製と思われます。前期型のようですが、ラジエターグリル内のフォグランプが装着されていません。映画の劇中車はフォグランプがグリルの外に出た後期型が使用されており、かつフロントバンパーがノンオリジナルと思しき(?)左右スプリットタイプでした。

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↑こちらは往年のソリド製モデルの再販バージョン。オリジナルは60年代の旧い金型ですが、プロポーションの良さは流石です。映画の劇中、レストア成った250GTEに主人公のパルマが嬉しそうに金色のストライプテープでドレスアップを施し、タリアフェリ主任がそれにOK出しするシーンがあるのですが、クルマ好きが観るとついニヤけてしまう一幕です。

まあ、映画としては王道のB級作品という事なのでしょうが、とにかく登場するクルマが(今となっては)凄い。当時のイタリアでは単なる安い中古車に過ぎなかったのかも知れませんが、アルファロメオのジュリアスーパー(主人公の覆面車はTIスーパーっぽいモディファイがなされている)やシトロエンDS21、そして主役のフェラーリ250GT-E・・・日本ではスーパーカーブーム華やかなりし頃に劇場公開され、多くのスーパーカー少年にコレじゃない感をもたらしたものでしたが(笑)、これが歴史的には史実に基づいたチョイスである事は、随分後になって知りました。とにかく欧州車のカーチェイスは一触即発、ちょっとしたミスで大破・走行不能に陥る緊迫感は、アメリカ車のそれとはひと味違ったスリルと迫力があります。宇宙船と形容されたシトロエンDSが、車体をボワンボワン揺らしながら180°ターンをキメる様なんて、この作品でないとちょっとお目にかかれないのではないでしょうか?

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↑本文に記した史実に基づいたチョイス~と言うのは、かつてフェラーリ社からローマ警察にフェラーリ250GT-E2台が納入された事があるためで、映画の中でも修復前に車体カバーを外す際、ボディサイドに555-5555と警察の電話番号が書かれた姿がちらりと映ります。つまり250GT-Eの選択は歴史的事実に基づいた必然であり、決して低予算で車両調達出来たからではないのです。モデルは上のノーマル仕様と同じアシェットの日本販売品です。同じ前期型ですが、グリル内にフォグランプが組み込まれています。

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↑こちらは海外で販売されたディアゴスティーニの書店系アイテムのモデル。アシェットのモデルと同じかと思いましたがさにあらず、金型は別物です。ウインドウとサッシが一体成型になっているなど、全体にアシェット版より仕上がりが細やかです。尚、劇中タリアフェリ主任の回想シーンで、ニスワの駆るランチア・フラビアを追って有名なスペイン広場の階段を駆け下りるシーンが登場するのですが、これも実話を基にしたものなのだそうです。

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↑こちらはソリドの金型をベースにヴェレム名義で発売された製品。購入した当時は実車の存在を知らず、映画の劇中車みたいだな~と思って買っていたのでした。この仕様が都度製品化されているという事は、やはり実車の人気ゆえなのでしょう。最近イタリアではフェラーリでなくランボルギーニがポリスカーに採用されており、現代を舞台に映画をリメイクするとしたら、フェラーリの鷹ならぬランボルギーニの鷹になるのかも知れませんね(笑)。

”フェラーリの鷹(原題:'Poliziotto sprint 英題:HIGH WAY RACER)”は76年のイタリア映画で監督はステルビオ・マッシ、主人公パルマ役はマウリッツィオ・メルリという俳優さんで、作品を観た当時はどことなく「600万ドルの男」のリー・メジャースに似ているなと思ったりしたものです。(彼が主演した別の刑事ドラマをTVで観た記憶があります。)また彼の上司タリアフェリ役のジャンカルロ・スプラジアという人は、アランドロン主演の「ビッグ・ガン」でも重要な役を演じていたので、イタリアでは名の通った俳優さんなのかも知れません。以前も記した事があるのですが、公僕である主人公が潜入捜査の中で犯罪組織のボスにシンパシーを感じてゆくという過程は、ワイルドスピードの1作目や、チャーリーシーン、D.B.スゥイーニー主演のノーマンズ・ランドなどアメリカのクルマ絡み映画にも共通するストーリーと思います。とにかくこの作品がリマスター高画質で観られると思うと笑みがこぼれてしまいます。リバイバル上映とソフトの発売が本当に待ち遠しい!

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↑大好きな映画がリバイバル上映されたり、DVDやブルーレイでソフト化されるのは嬉しい反面、苦労して探し出したレンタル上がりのVHSテープや、温存しているVHSデッキの存在意義が薄れるのはちょっぴり寂しくもあります・・・。

フェラーリの鷹_02
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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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