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GTOも乗り納め? スクリーンを駆け抜けたクルマ達~The Last Ride '69 Pontiac GTO The Judge

ワイルドスピード(原題;THE FAST AND THE FURIOUS)シリーズが日本でも大ヒットしてからというもの、レンタルショップへ行くと雨後の筍の如く”ワイルド~”やら”ファスト~”はたまた”~スピード”といったタイトルのカーチェイスムービーが目につくようになりました。中にはシリーズ化されている物もあったり、意外と珍しいクルマが登場していたりする事もあってそれはそれで興味深いのですけれど、まあ、やっぱりオリジナルを超える作品にはお目に掛かった事が有りません。(・・・って事はその手のDVDをうっかり・しっかり借りて観てるって事ですが。。。/笑)


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今回ご紹介するファースト・スピード(原題;the LAST RIDE)も そんな一本・・・ではないのです。実はコレ、TV用に製作された映画らしいのですが、ワイルドスピードシリーズの第1作目を監督したロブ・コーエンが原作・製作総指揮を担当しているのです。(監督はしていない。)・・・そもそもワイルドスピードって邦題も日本で勝手につけられたモノな訳ですが、この作品はそう言う意味では”~スピード”って題名を名乗る正当な資格があるのかもしれません(笑)。


・・・で、内容ですが、当方のようなマッスルカー好きはレンタルで借りて観ても損した気分にはならないかな~という微妙な線でした。あのデニス・ホッパーや”60セカンズ”でアトレー・ジャクソンを演じたウィル・パットン等が出演していて俳優陣はなかなか豪華なのですが、ちょっと惜しい感じがします。・・・とか何とか言いながら、廉価版のDVDが発売された時にコレクターの悲しき性分で当方はうっかり・しっかり買っちゃったのですけれど。。。(笑)


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↑齢をとっても存在感があってカッコ良いデニス・ホッパー、60セカンズでもお馴染みのウィル・パットンなど出演者はなかなか豪華。・・・ホントは映画の主役は孫のマット(クリス・カーマック)なんですけど。


1970年、ベトナム戦争に反対して軍の現金輸送車を襲撃し、逃走中に妻を失い自身も逮捕されたロニー(ホッパー)。息子のアーロン(パットン)はその時の警官で今は警備会社のオーナーであるカーツに引き取られ刑事となっていた・・・。30年余り後に出所したロニーは孫のマットと協力し、自分を罠に陥れ、妻を殺したカーツに復讐しようとするのだが・・・。


「犯罪の重要な証拠がロニーが逃走に使った愛車、朱赤の'69年型ポンティアックGTOジャッジに隠してある。」という形でクルマが映画に絡んで来ます。ただし映画の中でカーチェイスは意外と少な目。しかもメインは件の'69GTOではなく、映画製作当時('04年)最新型だった復活版GTO(オーストラリアのホールデン・モナーロをベースに誕生したモデル)が活躍しています。この辺りはGMとのタイアップの匂いが大いに感じられる部分。


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'69年型GTOジャッジについては前回ご紹介しているので詳細は割愛しますが、映画に登場する劇中車のGTOはトップの画像のミニカーと違い、ヘッドランプが格納式のコンシールドタイプでなく固定式となっています。これはGTOの為の専用フロントマスクを一般モデルと同じものに戻すという内容の”エンデューロ・デリート”と呼ばれるオプションを選択した物です。


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当時、映画の中でもブランニューカーとして華々しく紹介され、ハイパワーFR車らしい派手な走りを披露していた復活版GTOですが、登場から僅か3年で市場から姿を消してしまいました。カマロと同じゼータアーキテクチャーをベースとした新型が噂された事もありましたが、GM再建の中でポンティアックそのものの消滅がほぼ確定してしまった事は本当に残念です。カマロのような古さと新しさが巧みにブレンドされた次世代GTOを是非とも見てみたかったのですが・・・。


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↑'69GTOはHWのレギュラーでも製品化されており、デフォルメ控え目でなかなかの好キャスト。画像は劇中車と同じ朱赤のジャッジ仕様。


・・・さて、お送りして来たポンティアックGTO特集もそろそろネタが尽きてきました。映画に登場した素晴らしいコンディションの'69GTOジャッジがどうなったか?については、はっきり書くのは止めておきます。ただ、その後のポンティアックの命運を暗示するようなものだったとだけ申しておきましょう。


(ファースト・スピード '2004年アメリカTV用映画、DVD発売元ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン)

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Comments
 No title
ファースト・スピードはレンタル屋に並んでた頃(並んでた…と言っても2枚だけだったけど)は、連日「レンタル中」の表示…そして、数ヶ月後には店から消失…「借りパクかよ!」ってなわけで未だに未見です。
もう、デニスホッパー出演ってだけで自分的にはOKなんで、中古ソフトを探してる最中です。

ホールデンベースのGTOですが、個人的には「どっちか言うとカマロじゃね?」とか思ってましたね〜。
アレのピックアップのヤツは密かに欲しかったですがw

自分が持ってるジャッジはジョニーライトニングのヤツ(ホワイトレターのタイヤとクレガーS/Sホイルが付いてるヤツ)ですが、HWのヤツも中々…一寸のディテールUPでかなり化けそうですね。

あと、ワイ・スピの新作に期待(3はワイ・スピの名前付けない方が良かった気が…)。
 No title
桃色ジープ様

いらっしゃいませ~。
ファーストスピード、Amazonで調べたら中古価格はめちゃ安でした。(新品も安売りしてました。)新品定価も1,800円位だったと思いますが・・・二桁違います。。。

モナーロGTO、確かにポンティアックと言うにはアクが足りない感じだったかもしれませんね。当方もシボレーに賛成、モンテカルロやベレッタでも良いかも(笑)。
元々ホールデンのクルマがオペルをベースにしていましたから(確か幅を拡げたりしていたような・・・)ちょっとヨーロピアンな雰囲気があるのかもしれません。

発売されるハズだったG8スポーツトラックも、ちょっぴり仕立て直して復活エルカミーノで発売してくれれば良いのにな~と思います・・・。

GTOはJLをお持ちですか。JLの拘った作り込みと、WHの切れ味が融合したらカッコ良さそうな気もします。新進メーカのグリーンライトが手掛けてくれたら、それはそれでカッコ良いかもです。

ワイルドスピード新作、楽しみですよね~。なにしろオリジナルキャストですもんね。ネットに流れてる映像ではビュイック・グランナショナルなんかも爆走してました。これは絶対劇場で観たいです。
 No title
エンデューロ・デリート、、と云うオプション、、そんなのがあったのですねー、、

アタシはてっきり年式による違いだとばかり(滝汗)

で、映画の最後、69GTOジャッジはどーなっちゃうのー、、
 No title
覆面える様

いらっしゃいませ~。
本文にも書こうと思ったのですが、何の為にこう言うオプションがあったのでしょうね。'80年代のマスタングにはLXの外観でGTのエンジンや足回りの仕様があったそうですが、いわゆる羊の皮を被った狼系でしょうか?その割には他の部分は派手ですしね~(笑)。単純に開閉機構等を省いて軽量化しようと言う実戦仕様かもしれませんね。

映画のラストは・・・その内機会のある時にまた(笑)。当方は初めて観た時声が出てしまったとだけ申しておきましょう(謎)。

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先日、久々にレンタル店へ行きDVDを借りてきました。DVDなるものがこの世にまだ存在しなかった頃、よくレンタル店へ足が向いたものでしたが、それでも僕は片っ端から借りて観るタイプではありませんでした。その頃のある友人は「ホラー作品3本立て」とか訳の判らない事を言いながらVHSを抱えて僕のアパートにやって来て 僕は見たくも無いスプラッタ・ムービーの
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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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