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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

Trans-Amのため・・・だった。~JOHNNY LIGHTNING '70 Dodge Challenger T/A

前々回のR/Tと異なる'70チャレンジャーの別バージョンをご紹介しましょう。本来SCCA Trans-Amレースを睨んだモデルだった筈のT/Aです。


Jl_challenger_ta_ft1 Jl_challenger_ta_rr1


↑プロポーションはやや太めですが彫りの深いツラ構えや実車に忠実なカラーリングはなかなか魅力的。


'60年代末~'70年代初頭はマッスルカーやポニーカーのパワー競争が熾烈を極め、華々しく光り輝いた時期でした。これはモータースポーツの世界も同様で、そこでの勝利が量産車の販売増にも直結している事も有り、各メーカーはNASCARやSCCAトランザムレースに続々とハイパワーマシンを送り込みました。今回ご紹介する'70チャレンジャーT/Aも本来そうした1台で、ポニーカーブームに乗り遅れた感のあるクライスラーがAARクーダと共に世に送り出したクルマでした。R/Tのシェイカーフードとは異なる大きなバルジを備えたFRP製のエンジンフードが独特の凄味を感じさせます。エンジンはモパースモールブロックの最高傑作の誉れも高い340-シックスパック・・・340cu.in.??・・・そう、このエンジンは残念ながらSCCAのレギュレーションに合致せず、実際にはトランザムレースで活躍する事はありませんでした。この辺りの経緯は当方は勉強不足で良く知らないのですが、レギュレーションの変更予定があってそれが覆ったのか、クライスラーのレギュレーション解釈に誤りがあったのか、そもそもレースカーと市販車は別物と考えていたのかは良く判りません。結果的に'70年に準ワークス体制を復活させたクライスラーは、タイミングの悪さもあってタイトル獲得を実現することなく1年限りでトランザムレースから撤退してしまいました。


Jl_challenger_ta_ft2 Jl_challenger_ta_rr2


↑カマロで言えばZ28、マスタングで言えばBOSS302に相当するT/A。その排気量が340cu.in.になった経緯は当方は勉強不足で良く知りません。。。


モデルは数車種が発売されるにとどまったジョニーライトニングの1/43モデル、MAGMASシリーズの1台。T/A仕様な事も珍しいですが、クーダ同様、高価なホワイトメタルやレジンモデルを別にすれば、非常に貴重な'70チャレンジャーの1/43ミニカーでした。モデルのヘッドランプにクリアパーツが使われたりしていますが、全体的には同社の1/64のモデルをそのまま1/43にしたような造りで、実車に忠実な鮮やかなカラーリングやストライプ、サイド出しのエクゾースト等は中々良い雰囲気です。顔周りも彫りの深さやワルな雰囲気はミニチャンプスの最新製品よりも感じが出ているかも・・・。ただ、型抜きテーパーのついた樹脂製のタイヤは、サイズが小さ目な事もあってモデル全体の印象をちょっぴり悪くしてしまっているように思います。タイヤ/ホイールを出来の良いものに交換するだけで、ぐっと印象が良くなるように思うのですが・・・。当方の知る限り、ボディカラーはこのグリーンの他にオレンジが有りました。


このシリーズには'68カマロや'71マスタング・マッハ1/BOSS351,'71プリムスGTX/ロードランナー等、魅力的な車種が揃っています。手持ちのモデルはいずれ機会を見つけてご紹介したいと思います。

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Comments
 No title
おはようございま~す、Ponys41さん。

ジョニーの43なんて、珍ですね!!
存在自体知りませんでした・・・・

43になってもジョニーらしい作風が残っていて、好感が持てます。
他車種もジョニー節炸裂のラインナップですね!!

アメ車のデフォルメは、流石ジョニーって感じですが~
足回りがユルぃのは64サイズと変わらないんですねぇ。
微笑ましいと思うのはワタクシだけかしら(笑)
 No title
HIRO620様

いらっしゃいませ~。
そうなんですよ、残念ながら車種が少なくて当方としはもっと続けて欲しかったんですけど・・・少ないながらチョイスされた車種は流石で、特にこの'70チャレンジャーと'71マスタングは1/43ミニカーが少なかったのでとても嬉しい存在なのです。

ミニカー(特に米車の)にとってカラーリングが非常に大事と言う事が良く分かるというか、どれも色や各種ストライプ、ロゴ等が美しく再現されていてとても良い雰囲気なのです。

・・・反面タイヤ&ホイールが・・・なのは仰る通りで、パッケージ(プラの台座こそついてるもののブリスタパック入り/笑)
にダイキャストシャシー!、クレーガーホイール装着!みたいな事が書いてあるのですけど、1/64の昔のジョニーをそのまま大きくしたみたいなタイヤはね~。試しに1度分解して、他のミニカーのタイヤをあてがってみたら凄くカッコ良かったです。。。まあ、可愛い奴らですけどね(笑)
 No title
やっぱ、バッタやぁー♪

で、T/Aは特別ですねー、、派手な原色ボディカラーに黒いストライプと黒いボンネット、、特別仕立てのホイールと、、実車はプレミアムカーの雰囲気プンプンで、、、
あ、ソー云われてみると、初代のオペルマンタSRも、同じ意匠ですよねー、、年式も同じコロだし、当時の流行かしら、、

モデルは、ご指摘の通り、ホイールとタイヤがトホホですねー、
 No title
覆面える様

何故か当方の手持ちの'70チャレンジャーはグリーンばっかりで・・・(笑)。コレのオレンジも入手したかったのですが、なかなか機会のないまま、ミニチャンプスの製品化が発表されちゃってからは、ま、いっかな~と…未入手のまま今日に至っております。。。

とは言え、仰る通りAARの特徴をしっかり再現しているこのモデルは、これはこれで当方には価値のあるミニカーです。この頃のド派手なカラーリングやストライプ、ハッタリの効いたネーミングやロゴって最高ですよね~。オペルは当時既にGM傘下だったと思うので、親会社の影響を受けてたかもですね。オペル1900GTなんてミニコルベットですもの。

最近のポニーカー達が懐かしのカラーやストライプを復活させていますが、近時アメリカ以外では流行らないでしょうね。。。フォードが今のマスタングソックリなカプリを復活してくれたら欲しいかも・・・(笑)。
 No title
チャレンジャーT/AもAARクーダもホモロゲマシンじゃ無く、トランザムのイメージを重ねたスペシャルパッケージ…と云った話を何かの本で読みました。

とは云え、市販車に専用の6パックキャブやサイドマフラー、FRPフードなんかも与えてた位なんで、イメージ戦略としてはかなり本気だったのでしょうね。

E/gについては後ほど…。
 No title
桃色ジープ様

いらっしゃいませ~。

>ホモロゲマシンじゃ無く、トランザムのイメージを重ねたスペシャルパッケージ

当方も手持ちの資料・・・といっても部屋に積んである雑誌等をひっくり返して観たのですがその辺りを明確に記述している記事に行きあたらなかったんですよ~。

同様に何故340cu.in.なのかと言う事もはっきり判とはらず。。。何分、雑誌の記事をスクラップするなどして系統立てて整理している訳ではないのでパッと引き出せないんですよね~。

Trans-Amレースについての詳しい情報って日本では余り無いですよね。昔通っていたスロットレーシングのサーキットで輸入物のビデオを見せてもらった事が有るのですがシビレました・・・。個人的にはF1より興奮しました(笑)。

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Author:Ponys41
昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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