1/43cu.in.

1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

かつては唯一の選択肢 ~Franklin Mint '68 Dodge Charger R/T

前回に引き続き'68チャージャーをご紹介。今回はフランクリン・ミントのモデルです。


Franklin_mint_68charger_1


↑久しぶりに昔風の単色カラーにしてみました。古(いにしえ)のプラキットの箱絵風(笑)。


先回も記した通り、そのワルな魅力で今も高い人気を誇る'68~チャージャーですが、従来1/43ではミニカー化には余り恵まれて来なかったように思います。その昔マッチボックスのキングサイズが存在したようなのですが、これが1/43なのか他のマッチのキングサイズ同様やや小さ目だったのかは残念ながら当方は良く知りません。2代目チャージャーの1/43として比較的良く知られたモデルとしては、そのマッチボックスが後年別途発売した'69年型と今回ご紹介するフランクリンミント製の'68年型が挙げられると思います。


Franklin_68_charger_ft2


Franklin_68_charger_rr2


↑マッチボックスの'69が発売されるまで、ほぼ唯一のまっとうな1/43モデルとして貴重な存在でした。


このミニカーは過去にご紹介した'64ポンティアックGTO'63ビュイック・リビエラと同じくフランクリンミントが"The Classic Cars of the 60's"というシリーズとして発売した物です。日本ではセットで注文すると毎月1台づつミニカーが届き、専用の展示台にディスプレイする事が出来るという、ミニカー通販のはしりのような形態で販売されていました。そのため一般のミニカーショップに出回る事は殆ど無く、1台あたりの価格が高価だった事もあってセットで購入しない限りは入手するのが非常に困難なミニカーでした。当方にはこんな高価なブツをセットで発注する資金力はなかったので、懇意のショップに個別に輸入して頂き、欲しい車種だけ少しづつ買い集めていました。かつてはネットオークションや海外ショップからの個人買い付けなんて事は考えられなかったので、本当に手の届かない幻のような存在でした。・・・なので近年、これらのモデルがネットオクで安価に出品されていたりすると胸が痛みます(笑)。


Franklin_68_charger_ft1_2


Franklin_68_charger_rr1


↑カッパーとというかブラウンメタリックのボディに黒のバイナルトップ、白のバンブルビーストライプはなかなか良い雰囲気です。


さて、肝心のチャージャーのモデルですが、ハンドメイドの精密さを売りにしていただけあって旧い1/43ミニカーとしては非常に細かく造り込まれています。ウインドウは一体成型したモールにメッキを施した上で嵌め込まれていますし、エンジン&補機類、サスペンション、排気系も別パーツでエンジンルームやシャシーも立体感たっぷりです。ドアやエンジンフードが開閉するのは、昨今のミニカーのトレンドの違いを感じさせます。・・・なのですが、このフランクリンのシリーズは出来の良し悪しにバラツキがあって、残念ながらチャージャーはプロポーションが今一つ良くないように思います。エンジンフード、フロントフェンダーのラインがややだるくルーフもちょっと低すぎるようで、実車のダイナミックで切れ味鋭いスタイルが再現しきれていないような印象があります。


Franklin_mint_68charger_2 Franklin_mint_68charger_3


↑エンジンフードやドアが開閉するあたりは一昔前のミニカーと言う感じですが、下廻りの造り込みは今日的な目で見ても特筆すべき出来ではないかと思います。


・・・と色々書きましたが、かつては1/43のアメリカ車、特に'60年代以降の車種はミニカーが非常に少なく、2代目チャージャーもこれが殆ど唯一の存在でした。大好きな車種だった事もあり、入手出来た当時は物凄く嬉しかった事を今でも良く憶えています。最近では製品も増えて来たので買うこちら側も贅沢になってしまっているのかも・・・もう少し謙虚に選択肢が増えた事を喜ぶべきなのかもしれませんね。久々にこのモデルを引っ張り出してみて、ふとそんな事を考えてしまいました。

スポンサーサイト

Comments
 No title
こんにちわ~。
フランクリンミントの1/43は懐かしいですね。確か全部届いた後に壁掛けのディスプレイ棚がもらえるのでしたっけ?。
1/24サイズは当時としては非常に精密でしたが、学生の身には高すぎて手が出ませんでした。
 No title
うる様

いらっしゃいませ~。
そうそう、壁掛けの棚が届くやつです(笑)。当方も憧れましたが全ては揃
えられないので、ショップにお願いして他で製品化されていない好きな車種
だけを何とか入手していました。

同じような企画で'50s米車のシリーズもありましたが、未だ高価なホワイト
メタル等でしか製品化されていない車種も多く、頑張って買っておけば
良かったかなあと・・・。格納式のハードトップルーフが可動するモデルも
有ったんですよね~。
 No title
フランクリン・ミントのチャージャー…確か読売新聞の日曜版でマッスルカーコレクションみたいな感じでセット販売されていたのを覚えてます。
広告を見る度「チャージャーだけ何とかバラ売りしてくれないかな?」といつも思ってました。

発売当時は、驚異のディテールと言われたモンですが(但し、宣伝文句の中でですがw)今見ると細部の甘さが目立つ…と言うより車種によって出来不出来の差が激しい。
「原型師は自分の好き嫌いをモデルに反映させていたのでは?」と、邪推したくなる程にw
とは言えこのメーカー、ギミックとシャシーの再現度は執念すら感じさせてくれますね。
 No title
桃色ジープ様

いらっしゃいませ~。
フランクリンの1/43、当時は本当に他では製品化されていない車種が多く、
指をくわえて見ていた物です。まさにショーウインドー前の子供状態(笑)。
でも、やっぱり仰る通り出来・不出来の差が激しかったです。。。
'63コルベットや'63リビエラなんかは良い出来でしたが今回のチャージャーや
'64GTO、'64 1/2マスタングConv.などはちょっと残念でしたよね。
全般的に'50sのシリーズの方が出来が良かったのではないかと思います。
原型造った人はそっちの方が好きだったのかも知れませんね(笑)。

それだけにミニチャンプスのチャージャーには期待していたのですが・・・。
何かが足らなかった・・・多分マッチョな感じやワルな雰囲気が不足なんでしょう。
当方は1/43チャージャーは未だマッチボックスの'69が最良かなと思っています。
当然今回の特集でも取り上げる予定ですが・・・当方はお楽しみは最後まで温存
しておく主義(笑)。その前に幾つか他のモデルをご紹介したいと思います。
お楽しみに!
 No title
でましたねー♪

フランクリンミントの1/43、、当時、1/24とあまり価格も変わらなかったですものねー、、

今思うに、まさにバブルも申し子みたいなモデルたちで、、全部揃えると、有に30マン越えですものねー。。

で、こうやって、改めてモデルを拝見してみて、やっぱ、すさまじい創りこみですねー、、

塗装の厚みが1/24サイズと同じなので、少々ヤボったく見えてしまうのが難点といえば難点なんですけど、、
 No title
覆面える様

こちらへもいらっしゃいませ~。
フランクリンミント、、バラで好きな車種に絞ったとは言え、当時はそれはもう、
まさに清水モノのお買いものでした(笑)。
とにかく当時は1/43のアメリカ車、特に'60~'70年代のクルマのモデルが
少なくて、フランクリンは羨望の的でした。

我ながら変な所に惹きつけられてしまうというか、エンジンフードを開くと、
機器類やフレームの間から下の地面が見えるのが、ダイキャストのミニカー
としては物凄くリアルに思えた物でした(笑)。

・・・今見ると、と言うか実は当時も密かに思っていましたが、この
チャージャーはプロポーションはちょっぴり・・・でしたね(笑)。
作風的にはやはり'50sの方に傑作が多かったように思います。

Body
1/43cu.in.検索タグ
過去記事の検索は以下のタグをご利用下さい。
プロフィール

Ponys41

Author:Ponys41
昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
ビジュアルリンク
















QRコード
QR
検索フォーム
FC2カウンター

12345678910111213141516171819202122232425262728293031 10