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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

小特集最後はお気に入り ~GamdaKoor Sabra '68 Cadillac De Ville Conv.

奥さんへの借金は増える一方ですが、首はどうにか廻るようになりました(笑)・・・と言う事で、タテ目キャディ小特集はアッと言う間にネタ切れです。


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↑カラーバリエーションの多いガムダクール、当方が所有するドヴィルはパープルとマスタードイエローの2色


4灯式のデュアルヘッドライトをタテに配列するいわゆる”タテ目”のフロントマスクは、遡れば'50年代から60年代初頭にかけてリンカーンやデソート等(ツリ目?)にも例がありますが、60年代の中盤頃にスクエアな直線基調のスタイリングと共に一世を風靡したように思います。ポンティアックフォード、マーキュリー、プリムス、ランブラー等々、この頃各ブランドの様々なサイズのクルマで続々と採用されました。・・・ところが'70年代を目前にすると状況は一転、このレイアウトを採用するクルマはどんどん無くなってしまい、'70年代中盤以降に角型のヘッドランプが登場するまで流行の表舞台に立つ事はありませんでした。アメリカ車のデザインの流れを見ていると、年代の区切りで大きな変化が起きていてなかなか興味深いです。


We can find vertical dual headlamp style at some American cars that produced during late '50s to early '60s. But I think this headlamp layout became main stream at mid '60s with square body styling. Pontiac, Ford, Mercury, Plymouth and Rambler so on, lots of cars took these front styling.  But the situation had changed drastically at late '60s. Most of cars had dropped vertical dual headlamp, and this styling trend had comeback with quadrilateral headlamp at mid '70s.


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↑プロポーションはシャープで上々、'68年型特有なリアフェンダーのプレスもしっかり再現しています。


キャデラックも歴史的には完全にこの流れに乗っており、この堂々たるタテ目のフロントマスクは'65モデルイヤーで登場。細部のディテールを変えながら'68年型まで存続し、'69年型からは同年代のエルドラードに似た通常のヨコ配列の4灯ヘッドランプによる'70年代以降へ続くキャデラックの顔へと変貌しました。今回ご紹介するのはこのタテ目顔の最終年度となった'68年型のドヴィル・コンバーチブルです。(日本ではデビル、ドービル、デュヴィル等々とも呼ばれる。)下級グレードのカレー、上級のフリートウッドとの間に位置する中核車種で、'66~'70年型の間はコンバーチブルをラインナップする唯一のキャデラックでした。


Cadillac also followed this styling trend completely. This stately vertical dual headlamp face had debut at '65 model year.  Then it changed to horizontal dual headlamp at '69 model year. This new face design was similar to Eldorado at same era. This face style had been continued after '70s era. This time, I would like to introduce '68 Cadillac De Ville convertible that was final year of vertical headlamp. De Ville was main model at Cadillac line-up between Calais and Fleetwood. It was one and only model that had had convertible on Cadillac's line-up during '66 to '70.


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↑トップを外した方が伸びやかなプロポーションが生きるようです。残念ながらスケールは1/43よりかなり小さ目。


ミニカーは当方のお気に入りブランドであるイスラエルのガムダクール・サブラ製。2ドアコンバーチブルのトップを閉じた状態ですが、トップは簡単に取り外せる構造になっており、外すと畳まれた幌が姿を現し、オープントップ状態を楽しめるようになっています。ボディのプロポーションは中々良好。トランクリッドも開閉出来るようになっていますが、例によってプラスチックのガレージ型ケースに制約されスケールが1/43より小さくなってしまっています。


The model cars are part of my favorite brand GamdaKoor Sabra in Israel. It is closed roof convertible but roof can remove easily. So, we can enjoy both closed and open roof style. We can open it's trunk lid also. Body form is pretty good but unfortunately scale of the model car is smaller than 1:43. I think it had been limited by the size of there plastic case.


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トップを外すと畳まれた幌が現われ、2通りの姿を楽しむことが出来ます。トップの固定爪は前側の中央とリアピラー部左右の3か所。


同ブランドのミニカーは多くが'66年型ですが、このキャデラックは'68年型。他にはシボレー・カマロ、ポンティアック・ファイアバード、シボレーC10ピックアップ、フォードトリノ、同サンダーバード等が'68年型で製品化されています。このキャデラック・ドヴィル・コンバーチブルは品番が#8123となっており、生産・販売されたガムダクールの中では最終No.でした。もし、ガムダクールの新製品がここで終わらず更に続いていたらどんなモデルが生まれていたのか・・・つい思いを馳せてしまいます。


Most of GamdaKoor Sabra's model cars are '66 model year, but this Cadillac De Ville is '68 model year. Also Chevlolet Camaro, Pontiac Firebird, Chevrolet C10 pick-up, Ford Thunderbird and Torino are '68 model year. This Cadillac's model No. is #8123 and it was a last No. of GamdaKoor Sabra's production model.  I often think about if GamdaKoor did not stop to release new product. What kind of model cars could we see?

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Comments
 No title
ガムダのキャディラックは初めて見ましたが出来が良いですね。特にソフトトップがとれるところはポイントが高いです♪
ドアとトランクは固定のようですのでガムダのギミックは原則的に一つだけのようですね。
 No title
うる様

いらっしゃいませ~。
ガムダクールのキャデラック・ドヴィル、なかなか良いプロポーションなんで
すが・・・これでスケールが1/43だったら良かったのですけどね~。
パープルメタの方は配色がディンキーのエルドラドに似ていますよね。

実はコレ、トランクも開閉するんですよ。意外とパーツの合いのチリが良く
てチップが増えるのが恐くて開けられませんでした(笑)。ギミックとしては
トランクの方がメインでトップはオマケって感じでしょうか。ギミックの数を制限
しているのはやっぱりコスト的な制約なのかなあと思います。

今回撮影していて、このモデルはトップを外した方が印象が良いなあと思いました。
 No title
ガムダクールのキャデラック・デビル、、こりゃ最高に良好なプロポーションですねー、、

特に辛子色の方なんか、素晴らしいですねー、しばらく写真に見とれていますた。。

え、1/43でわない、、
うーん、、すんごく残念ですよねー、所謂、パッケージサイズってヤツですねー、、って突っ込みたくなりますーw
 No title
覆面える様

いらっしゃいませ~。

>特に辛子色の方なんか、素晴らしいですねー、しばらく写真に見とれていますた。。

ありがとうございます~。ガムダクール普及推進委員会のPonys41です(笑)。
このキャデラック・デビル、パープルメタの方は時折見掛けますが、辛子色の方は
結構珍しい物じゃないかと思います。・・・このボディカラーを、辛子色と表現する
えるさん、流石です。この色は海外の文献でもマスタードと表記されています。

プロポーションが良いだけにスケールにバラツキがある事は本当に残念です。
1/43スケールだったら、日本での評価ももう少し高かったかも知れませんね。
あのガレージ型のプラケースは中々面白いアイデアだと思うのですが、
車種によってはそれがアダになっちゃってます・・・。過去ご紹介済みのインパラや
リビエラなんかもプロポーションが凄く良いだけに残念です。あれも1/43だったら
物凄く貴重なミニカー化だったと思うのですが・・・。
 No title
ガムダクールの1/43(約)ダッジチャージャー、こうした中大型車にはおおよそ結びつかないポップな暖色系ボディカラーに花柄模様!!というサイケなヒッピーバージョンがあること自体1960年代の世相を後世に伝える貴重な文化財という印象が感じられてなりません!
では今日の感覚に置き換えると、小生が所有しているレクサスIS350(白)に花柄をあしらったものや、クラウンの水玉仕様、レクサス大型車LS460のシマシマバージョンなんてとてもじゃないけど考えたくないし、怖くて乗る気も起きません(苦笑)。
じゃあメルセデスSクラスの刺青柄をあしらったバージョンや、BMW7シリーズに炎をペインティングしたモデルも「CG上では」考えられるものの、やはりブラックジョーク以外の何者にもならないのは確かです。
ところがその意味でアメ車ダッジチャージャーは、こうしたサイケ柄を比較的抵抗なく受け入れてしまうデザイン言語をボディ内外に体現しており、そうした意味でも歴代カマロ/マスタングともども「アメ車の中のアメ車」という開き直った美学を持っているかと思います。
はっちゃけた元気を与えてくれるアメ車とそのミニカーのページ、複雑な我が国の社会情勢に「花火の如き」単純で自由奔放な活気を与えてくれてどうもありがとう!
 No title
上記拙文のダッジチャージャーとは対照的に、このキャデラックは紫メタで妖艶なエレガンスを体現していることが伺え、アメリカ車というものの「もう一つの顔」をミニカーでも表現しているガムダクール、特有のセンスにあふれていますね!(^^)
 No title
真鍋清様

早速お越し頂き有難うございます。

この花柄模様は仰る通り60年代の雰囲気が色濃く感じられますよね。
チャージャーの本文にも書きましたが、ヒッピーというバリエーションで、
他にマスタングやVWビートルにもこの仕様がありました。
(VWには掛け値なしに良く似合います/笑)

クライスラーはかつてイズリー柄のバイナルトップを実車で採用していた
事がある位なので、これ位の事はやりかねないかも・・・(笑)。
これを現代の日本に置き換えると・・・当方の頭には痛車しか思い浮かびません。。。

マスタング、カマロ、チャレンジャーがちょっとずるい手法ながらレトロモダンな
デザインで復活して人気を博していることや、カタチはオリジナルと異なる物の、
チャージャーの名前が復活している事は当方もとても嬉しく思っています。
当ブログに関して過分のお誉めのお言葉有難うございます。
これからもマイペースで好きなクルマのミニカーをご紹介して行く所存です。
 No title
真鍋清様
キャデラックにもコメント有難うございます。
この年式にこうした色が実在したかどうかは良く分かりませんが、
キャデやリンカーンにはこんな感じのボディカラーもあったようですね。
このキャデラックのボディカラー、ピンクとも紫とも言えるメタリックカラー
ですが、実はディンキーの'66エルドラードにも似た色のミニカーが
ありました。そちらもいずれご紹介したいと思います。

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