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時を隔てた2台の救急車 ~Dinky '65 & NEO '66 Cadillac Ambulance

先回に続き働くタテ目のキャディをご紹介します。今回は長い時を隔てた2台の救急車です。


Cadillac_ambulance_1


↑最新製品のネオと古(いにしえ)のディンキー。同じ題材でもそのテイストは大きく異なります。


先回、ボンドカーコレクションからタテ目のキャデラック・ハースをご紹介したので、同じキャデラックのコマーシャル・シャシーベースの代表的存在としてアンビュランス(救急車)をご紹介したいと思います。今日アメリカでもアンビュランスはフルサイズバンやミディアムデューティートラックをベースとしたものが殆どですが、かつてはこうしたフルサイズ系セダンをベースとしたアンビュランスが存在しました。(・・・そう言えば日本のクラウン救急車もトミカやダイヤペットでお馴染みですね。)キャデラックアンビュランスはブログをリンクして頂いている覆面えるさんが、ゴーストバスターズのECTO-1Aのプラキットを改造した力作を紹介されていますので合わせてご覧頂けると幸いです。


Neo_cadillac_ambulance_1


Neo_cadillac_ambulance_2


↑レジン完成品で素晴らしい仕上がり。しかしケースから外すのに何処を持って良いのやら・・・精密な分取扱いには気を遣います。。。


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↑ポリスカーもそうですが、アメリカのエマージェンシー・ビークルってカッコ良いよなぁ~と思うのは当方の贔屓目でしょうか・・・。


さて、当方がご紹介するモデルの1台目はネオスケールモデル製の'66 Cadillac S&S High Top Ambulanceです。S&Sと言うのは恐らくボディ架装メーカーだと思われますが、ネットで調べた感じではコチラがそうなのかな?・・・ハースを中心に製造しているようなので完全に同じメーカーかどうか今一つ自信がありません。。。ネオは最近続々と新製品を送り出しているオランダのブランド。1/43スケールで一般的な亜鉛ダイキャストではなくレジン製完成品で、樹脂製らしいシャープなフォルム、エッチングパーツ等を適宜使い分けたハイディティールな仕上がりでとても見応えがあります。余り良く見えませんが、室内もストレッチャーや救急医療器具が細かく再現されています。このモデル、日本未入荷ですがボディ下半分が朱赤のバージョンもあって、これがまた中々良い雰囲気なのです。・・・でも、高価なので流石にカラバリまではフォロー出来そうもありません orz...


Dinky_cadillac_ambulance_1


Dinky_cadillac_ambulance_2


↑打って変わって懐かしさを感じさせるディンキーのアンビュランス。やや車幅を拡げたディフォルメで、アメリカ車らしいダイナミックなプロポーションを再現。


Dinky_cadillac_ambulance_3


Dinky_cadillac_ambulance_4


↑NEO製より1年古い'65年型がプロトタイプですが、ルーフの形状や赤色灯、サイレン等ディテールの雰囲気が結構違います。


そして今回ご紹介する2台目はディンキー製”SUPERIOR RESCUER ON A CADILLAC CHASSIS"で、コチラは前回に続き覆面えるさんとの”丸カブリ勝手連PartⅡ”であります(笑)。フェンダーに繋がる'フロントバンパーの形状からすると'65年型キャデラックをベースとしたアンビュランスかと思います。(関係有るのか分かりませんがナンバープレートは65-441-Hとなっています。)当方の所有しているのはファストホイールを装着した後期の製品でおそらく'70年代の製造ですが、初期製品は挽物の金属ホイールを履いていました。大型ボディの幅の広さをやや誇張した迫力満点のプロポーションは、赤白ツートーンのボディカラーと相まってアメリカンアンビュランスの魅力を余す所なく再現していると思います。横ヒンジのテールゲートが開閉し、ストレッチャーに載った患者さんを搬送する事が出来ます(笑)。同じキャデラックのアンビュランスですがルーフの形状や各部のディテールは色々と異なります。年式或いは架装メーカーの違いによるものと思われますが、サイレンや赤色灯の形状がより古めかしい感じなのも魅力的です。


Dinky_cadillac_ambulance_5


↑ディンキーは横ヒンジのテールゲートが開閉し、中からストレッチャーに載せられた患者さんが現われます。こうした小物で遊べるのも購買対象が大人のコレクターだけではない昔の製品の魅力と言えそうです。


・・・1年違いの同じ車種を題材としていますが、この2台のモデルカーの間にはおよそ30~40年の歳月の隔たりがあります。完全なアダルトコレクター向きでファインディテールのネオはもちろん素晴らしいのですが、子供のための玩具としての使用も考慮された古のディンキーも独特の楽しさ、味わいがあって、また違った魅力があるように思います。これらのモデルを並べて眺めていると、ミニカーコレクションというのは長~~~く楽しめる、色々な楽しみ方のあるホビーなんだなぁとしみじみ思います。・・・・でも、レジン製のネオ、経年劣化が心配だなあ。特にペラペラの窓ガラス、、大丈夫かなあ。。。


Cadillac_ambulance_2


↑この2台のモデルカーの間には30~40年の歳月が・・・。

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Comments
 No title
ネオ&ディンキー
実車は同じでも モデルによって
本当に 違いますよねぇ…(そこが また 面白いのですが)

ネオの佇まい。
ボディの色香 は くらっと 来てしまいます。
一方のディンキー
ギミック そして 患者さん フィギュア
-こうした演出が 小さなユーザーさん
にとっての リアリティなんですねぇ 。

昨夜は ブログのコメント書いていて
久しぶりに そのまま転寝…。
エアコンかけっぱなし だったので
肌寒さ で 目が覚めました-。
窓の外は 綺麗な 朝焼け。
ようやく 季節が動き出した ようです…。
 No title
AZ様

いらっしゃいませ~。
ブログ博覧会お疲れ様でした。

最近ネオがどんどんアメリカ車をモデル化してくれていて・・・。
嬉しい事は嬉しいのですが、値段も高いので嬉しい悲鳴がホントの悲鳴
に変わりそうです。。。(笑)。

・・・で、今回は最新のネオと古のディンキーの比較だったのですが、
本当に製品に対する考え方が違っていて面白かったです。
もちろん時代背景の違いや技術面での差もあるかとは思いますが、
ここまで違うとどちらが良い悪いとかでなく、それぞれ違った良さが
あるとしか言いようがありませんでした(笑)。

ディンキーの方は30年ぐらい前のミニカーで、一部タッチアップやチップが
見られますがなかなか良いコンディションを保っています。ネオがその位
経った頃どんなコンディションになっているか・・・ちょっと怖いです。。。

1時期の凶暴な暑さに較べると、朝夕は少し過ごし易くなって来たでしょうか?。
愛車のクーラーが殆ど役に立たない当方には有難い事です。
異常気象の昨今、日本らしい秋を楽しめると良いのですが・・・。
季節の変わり目、油断して風邪などひかぬようお互い注意しましょう。
 No title
実写版のワイルド7のビデオ見てココに来てみると、キャデラックの救急車が…実写版ワイルド7の「誘拐の掟」という話でクラウンベースの救急車が疾走するシーンが…。
更に、ブログのネタにキャデラック(59年)を出したばっかりだったので、「何たる偶然!」って感じですw

最近、職場の倉庫の近所に59キャデラックの廃車が入って(勿体無い!)来て、よく目にするから尚更です。

セダンベースの救急車って普通の1BOXの救急車よりスマートでカッコイイ!
自分が子供の頃は結構見かけたけど、最近は全く見なくなりました(VWtypeⅡの救急車も見なくなって随分経つ)。
個人病院で復活してくれないかな?
 No title
桃色ジープ様

いらっしゃいませ~。
ワイルド7の実写版にそういうシーンがあるのですか。
残念ながら当方は未見なのですが、働くクルマの活躍は興味ありますね~。
ブログの方でキャデをアップされたと聞いてはお邪魔しない訳には行きま
せん(笑)。'59と言えば、今回勝手連させて頂いた覆面えるさんは、ゴー
ストバスターズのECO1を大改造した素晴らしい'59アンビュランスを作って
おられますおで是非合わせてご覧下さい。

当方は40ウン年生きて来て、幸いにも救急車のお世話になった事は1度
だけしかないのですが、その時は車種は忘れましたが国産の1BOXでした。
「サスが硬くて乗り心地が悪いな~」なんて天井を見つめながらぼんやり考えて
いましたっけ・・・。

最近は日本でも高規格救急車なんていうのがいますから乗り心地も良くなっている
かもしれませんが、キャデの救急車ってどんな乗り心地なんでしょうね。なるべくなら
お世話になりたくない救急車ですが、キャデラックだったらちょっと乗ってみたいかも(笑)。
 No title
毎度ですー♪

ダフルかぶりつき勝手連(違っ!)、、ありがとーございまーす♪
で、さすがに1/43サイズでも、えらい迫力がありますねー、、

特にNEO製の細部の仕上げときたら、、1/25のモデルでも、ココまでの作りこみは無理だと思います、、素晴らしいですー。。

でもでも、レジン製っていうのが、すんごく心配ですよねー、、
当方の製作した、モデルハウスの1/25のキットのうち、半分の台数は10年ほどかかって、じわじわと変形してしまいました。。

逆エビ状にそり返ったモデルたちを見ると、精神的にも金銭的にも、かなり辛いものがあります(泣)
でもでも、残りの半分は、ぜんぜん平気なのも居ますので、メーカーのロットごとのレジンの材質の優劣にもよると思うのですが、、

そーいった意味も含めて、ディンキーはエライですよねー、、塗装の剥げは仕方ないとしても、40年たってもビクともしませんもの、、
やっぱ、味わいと云う意味では、価格以上に、古いモデルの圧勝ではないでしょうか。。
 No title
覆面える様

いらっしゃいませ~。
いや~、、ホントNEOは大変です。。。
'70年代~80年代のリンカーンやらキャデラックやら、はてはポンティアック
ボンネビルにビュイックルセーバーまで・・・。今までにない年式・車種を絶妙に
出して来るんでもう破産寸前です・・・というか奥さんに借金がかさんで
家庭内破産しておりまつ。。。
当方は決して手を出しません(出せません)が、何故かこれまた絶妙にハズした
日本車もラインナップしていて、企画担当者に相当な好き物がおられると推察致します。
オランダ、恐るべしです(笑)。

・・・で、そうなんですよね~レジン。他の方のミニカーブログを拝見していても、
ウインドウが変形して外れちゃったとか結構悲惨な衝撃画像を目にします。
特に昨今の夏の異常な暑さを考えると益々心配になって来ます。
冷蔵庫の野菜室にでも入れておこうかな(笑)。出来が良く、塗装も美しいだけに、
劣化したら余計悲壮観が漂っちゃいますよね~。新進ブランドだけに材料面の品質は
気になる所ではあります。

それに較べると古の名門ミニカーは矍鑠たるものです。素朴な造りモデルが多くて
扱いにも極端に気を使わなくて済みますし、いろんな意味で安心して観て
いられますよね~。やっぱり古のダイキャストは偉大だなあと思ってしまいます。

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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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