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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

エコなライトを標準装備!~Corgi '63 Buick Riviera

さて、初代リビエラのミニカーをもう1台ご紹介。コチラは有名なミニカーですよね。


Corgi_buick_riviera_1


↑普段はフォトレタッチでミニカーのライトを光らせまくっている当方ですが、今回は正真正銘、ミニカーのライトが光ります(笑)。・・・そのユニークな仕組みとは!?


・・・と言う事で古(いにしえ)のコーギー製'63リビエラです。コーギーは古くからヨーロッパ車を中心にいわゆる”標準スケール”と呼ばれる1/43のミニカーを発売している老舗で、名作・傑作と讃えられる製品も多いのですが、何故かアメリカ車の多くはそれより一回り小さいスケールでモデル化されていました。当方は様々な車を同じスケールで並べられる事に魅力を感じてしまったりするので、そのラインナップや味わいに魅力を感じつつも古のコーギー製米車には何となく触手が伸びなかったのでした。


Corgi_buick_riviera_2 Corgi_buick_riviera_3


↑光を受けているウィンドウガラスを覆うと、あたかもスイッチを切ったかのようにライトが消灯します。


・・・しかし、そうした中でこのリビエラはどうしても欲しい1台でした。と言うのも、このミニカーには"TRANS・O・LITE"という素敵なギミックが装備されているからなのです。平たく言うとヘッド&テールランプの点灯システムなのですが、極めてユニークなのはその光源。一般的な豆電球&電池といった物はディンキー製品やソリドの室内照明等にもありますが、このモデルの光源は何と太陽光や部屋の照明の光なのです。仕組みはごくシンプルで、リアガラスに受けた光を透明樹脂の導光材でヘッドランプに導き、あたかもランプが点灯しているかのように見せると言う物です。同様にフロントガラスに受けた光はリアに導かれ、テールランプを光らせます。


Corgi_buick_riviera_ft2 Corgi_buick_riviera_rr2


↑今回は撮影の為、暗い背景の中で懐中電灯で光を当てるという作為的な事をしていますが、部屋の明かりでも本当に良く光ります。


最近話題のLED光源ヘッドランプもビックリなエコなライティングシステムですが(笑)、光の当て方によっては本当に良く光ります。当然の事ながら受光部であるフロントガラスやリアガラスをふさぐとフッとランプが”消灯”するのですが、まるで小人の運転手がライトスイッチをON/OFFしているかのようなリアリティがあってちょっと感動します。コーギーではこの機構に関してパテントも取得しているようなのですが、簡単な仕組みで大きな効果があると驚きも大きいです。


Corgi_buick_riviera_ft1 Corgi_buick_riviera_rr1


↑1/50とサイズはやや小振りですが、プロポーションも良く、ワイヤー風のホイールも良い感じです。トーイングヒッチも付いて色々楽しく遊べそうなミニカーです。


さて、話がライト点灯システムに集中してしまいましたが、ミニカーとしてもそのプロポーションや仕上がりはなかなか魅力的です。先にも記したように縮尺は1/43よりも小さ目。ホイールベースを測るとおよそ59.5mmくらいでしょうか。実車のホイールベースが2,970mmなので割るとほぼ1/50のサイズです。当方は何故コーギー製米車の縮尺が小さいのか正確な理由は知りません。1/43というミニカーの縮尺については、その発祥がOゲージ鉄道模型用のアクセサリーだったとするのが有力な説ですが、調べてみるとOゲージの縮尺はイギリスが1/43.5、その他の欧州各国及び日本が1/45、そしてアメリカは1/48となっています。或いはこのOゲージ鉄道模型の縮尺の違いがコーギー製米車ミニカーのサイズの源なのでは?という推測も成り立ちますが・・・素人コレクターの邪推の域を出ませんね。。。


Corgi_buick_riviera_4


↑お馴染みのコーギーの紙箱にも、随所にユニークなライティングの説明が書かれています。

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Comments
 No title
えっ、、

コレって、こーやって、ヘッドライトが光る仕組みだったんですくわ(驚)

同じの持ってますけど、、、
約25年間、、ぜんぜん知らなんだですー(滝汗)

え、、パテントまで、、うーん、、エコだっ、
 No title
覆面える様

いらっしゃいませ~。
おお、えるさんともあろうお方がコレをご存じなかったとは・・・。是非ミニカーのガラスを光にかざして見て下さい。25年の時を経て感動すること請け合いですよ。テクノの前輪ステア機構と共に当方が最も感動したミニカーのギミックです。昔の人の知恵ってスゴイですよね~。

コーギーには他にもこの機構を取り入れたミニカーがあるようなのですが、このリビエラの場合は鋭い逆スラントノーズが奏功して良いカンジにグリルに影が差すんですね。スラントノーズのクルマだったら、ここまで効果的にライトが光らなかったカモです(笑)。
 No title
こりゃぁ…すごいね。
目が覚める アイディア。

トワイライトに 佇む ゴールド…。
大陸の街の 夜が始まる。
-そんな 妖しい色香 ありますねぇ…。

目が光ると 表情 ぐっと ちがってきますね!
 No title
AZ様

いらっしゃいませ~。
>目が覚める アイディア。
上手い!座布団差し上げます(笑)。

確かにリビエラは大人の高級パーソナルクーペなので妖しい色香という表現は似合っているかもしれませんね。特にこの初代モデルにはぴったり来るイメージだと思います。

このギミック、ウインドウガラスを指で覆ったり離したりしていると、大人でも結構感心してしまいます。ミニカーが大人のコレクターだけの物でなく、子供のオモチャとしても地位を確保していた佳き時代の一品だと思います。

こういうのも精密なモデルとはまた違った魅力がありますよね。
 No title
へ~、コレは知らなかったです~!
コーギーって昔からいろいろギミック凝ってたから
単なる電池式照明はやりたくなかったんでしょうかね?
発売から約半世紀経っちゃうと、電気式のはいろいろ不都合生じてるだろうから、
コチラが当時と変わらぬ輝きを保ってられるのは、
コーギーのシンプル発想の勝利と、Ponys41さんの繊細な保管のたまものですよね!

最後のフレーズ、最初ミスタッチして
「こかんのたまもの」になってたのはヒミツです(°∀° )
 No title
FZIRO様

いらっしゃいませ~。
何と言ったら良いのでしょうか・・・匠の技、或いは知恵とでも言いましょうか?こういうの素直に凄いなあと感動してしまいます。電気じかけでなくこれだけの効果を出せるのって凄いと思います。映画で言うとCGを使っていないカーチェイスみたいな感じでしょうか(笑)。これをかれこれ40年くらい前に製品化していたんですからね~。

実は保管にはそんなに大した気は遣っていないのですけれど、昔のミニカーはそう言う所も立派です。(確証はありませんが、プラスチックケースでなく紙箱なのも奏功しているのかもしれません。)コレは本当にシンプルな構造ですから、そのギミックは健在そのものです。今回撮影の為に久々に引っ張り出しましたが、しばし目的を忘れて遊んでしまいました(笑)。

>「こかんのたまもの」になってたのはヒミツです(°∀° )

上手い!座布団差し上げます(違&笑)
 No title
コレは懐かしい!
超合金やジャンボマシンダーが出る以前の金持ちの子供の3大必須アイテムじゃないですか!
コレとアストンマーチンのミニカー(勿論ボンドカー)それとマテルのシズラーは私らの子供の頃の憧れアイテム(次点で簡単なポンプの原理で放水する消防車。これもコーギーじゃなかったかな?)ですよ。

いやぁ~懐かしい物を見たなぁ…。
ライト点灯ギミックは今まで電池だと思ってたからビックリですね。
ここまでエコ(何かこの言葉は気にいらないな。免罪符みたいで…)なシステムだったとは。
コーギーの技術者に脱帽!
 No title
桃色ジープ様

いらっしゃいませ~。
当方はコレもボンドカー(しかも復刻版)も大人になってから買いました(笑)。子供の頃はシズラーカーに憧れましたね~。サーキットのセットが無くてもボスムスタングだけでも欲しいって親にせがんだのですが、大きさの割に高かったので買ってもらえませんでした。。。子供の頃は物凄く精密に見えたのですが、最近再販されたのを見たら「アレ?こんなだったけ?」と言う感じでした。(未入手です。)あれは当時と同じ金型じゃなくてレプリカだったのですかね~?

このミニカーのライト点灯のしくみは意外と皆さんご存じなかったのですね。透明樹脂を導光材として使うのは鉄道模型等でも良く使われていますが、光源が外部の光って言うのはユニークです。ホント、このアイデアを思いついて製品化したコーギーの開発者は凄いと思います。

コーギーはボンドカーやFZIROさんとこで紹介されていたグリーンホーネットのブラックビューティー等の劇中車以外にもタイヤが取り外せるとか色々ギミックに拘ったブランドでしたね。・・・逆に放水できる消防車は当方は知りませんでした。。。どんな仕組みなのか興味ありますね~。
 No title
シズラーの変なユルさは金型の劣化によるモノらしいです(ソースは2ちゃんなんで話半分で…と、言いつつも結構信憑性高そう)。
最近トイ◯ラスで安売りが出てるらしいです…この機会にシズラー買おうかな。
消防車のギミックは簡単に言えばスポイトですわ。
もっと分かりやすく言えばお風呂で両手使う水鉄砲ですかね…あんな感じですよ。

もうね、最近シズラーとTTPスタントカー(ローラとかフォードGTとかシャパラルがあった様な気が…。)が欲しい(あとHWのコース)桃色でした。
 No title
桃色ジープ様

またまたいらっしゃいませ~。
当方の子供の頃の記憶が美化されていた訳では無いのですね(笑)。シズラーといえば、HWと同じ頃、ボディをメッキにして”シズラー銀”なんて言っていた時期も有りましたよね・・・。

HWのコース、子供の頃ウチにあったんですよ~。ガレージの中でローラーが回っていミニカーを射出するアレです。年上の従兄さんからのお下がりだったのですが、お陰で多くのトミカやマッチボックス、そして赤箱のミニカ(HW)がジャンクコンディションに・・・。捨てなきゃよかったな~。オレンジのコースと紫のジョイントパーツ、懐かしいです。

消防車はそう言う感じなんですね。明日横浜でワンダーランドマーケットがあるので行って調べてみたい気もしますが・・・う~~ん、、資金不足です。。。
 No title
こんばんは。
いやぁ、仰るとおり驚きのエコギミックですね!
こういうちょっと凝った仕組みのおもちゃって、現代にはないですよね。
技術水準が高くなりすぎて、赤外線だのなんだの複雑極まりない装置で動くような、おもちゃと呼ぶには高度すぎるものばかりで・・・

今、ふっとこういったものが出てくると、とってもうけそうな気がします。
 No title
HIROKI様

いらっしゃいませ~。
仰る通り、電子仕掛けで複雑なモノが増えると却ってこうしたミニカーが新鮮に感じられるのではないでしょうか?正反対のもっと素朴な木のオモチャ等も良いですが、クルマ好きの当方はこれ位が丁度良い感じです(笑)。

コーギーはこの他にもジャッキアップしてタイヤが取り外せるモデルや有名なアストンマーチン、トヨタ2000GTのボンドーカーなど、ギミック満載のミニカーを販売していました。

勿論、近年のハイディテールなミニカーも魅力的ですが、こうした往年のミニカーにはまた違った魅力があるように思います。

・・・当方がこういうミニカーに憧れて育った世代だからかもしれませんが。。。

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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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