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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

奴にとってはクルマも武器だ! スクリーンを駆け抜けたクルマ達(番外編) ~ GAZ3110 VOLGA from THE BOURNE SUPREMACY

本来アメリカ車を1/43モデルでアーカイブするというのが当ブログの主旨ですが(本当か!?)、ここの所すっかり劇中車専門と化しております。。。絶妙なタイミングで素敵なタクシーのミニカーを入手しましたので、こちらのネタで ねこざかなさんとTAXIムービー連動です。但し、アメリカ車は登場しないので当ブログでは番外編であります(笑)。


Bourne_supremacy_1


↑このクルマがこの仕様でミニカー化されるなんて・・・。劇中車そのものなミニカーを見つけるとホントに嬉しくなってしまいます。


映画「ボーンシリーズ」は現在までに3作が制作されている人気シリーズです。記憶を失い、海上を漂流している所を漁船に救出された一人の男。体に埋め込まれたチップを頼りに訪れたスイス銀行の貸し金庫には複数の国籍のパスポートや銃が預けられており、そこから警察や暗殺者による執拗な追跡を受ける事になります。自分は一体何者なのか?何故命を狙われるのか?トレッドストーンとは一体何なのか?・・・主人公、ジェイソン・ボーンの苦悩と自分探しの逃避行が激烈なアクションと共に描かれます。今回採り上げる“ボーン・スプレマシー(原題THE BOURN SUPREMACY)”はシリーズの2作目にあたりますが、元々ロバート・ラドラムの小説をベースにしているだけに3部作の中編にありがちな中だるみもなく、しっかりしたストーリーを緊迫感溢れるアクションで一気に見せてくれます。


Bourne_supremacy_2


↑2台共、細部の仕様は劇中車と異なりますが、並べるだけで映画の雰囲気が甦ります。


そしてストーリーの後半、ロシアの市街地を舞台に主人公ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)の駆るGAZ3110ヴォルガのタクシーと、ロシアシークレットサービスのキリル(カール・アーバン)のメルセデス・ベンツ・Gクラスによる激しいカーチェイスがあります。超高級車やバリバリにチューンしたスポーツカーが登場したり、CGによる有り得ないようなド派手なアクションが展開するカーチェイスを見慣れていると地味に感じるかも知れませんが、どちらも一般市民から徴発したフツーのクルマでテクニックを駆使し、限界ギリギリの走行を繰り広げる様はリアルな迫力・緊迫感に溢れています。後半はカーチェイスと言うよりはクルマを使った1対1の肉弾戦の様相を呈しており、クルマは移動の為の道具ではなく武器と化しています。個人的にはこうしたリアリティのあるカーチェイス、大好きです。


Deago_gaz3110_taxi_1


Deago_gaz3110_taxi_2


↑GAZ3110ヴォルガ。スタイリング、メカニズム共に微妙なバランスが魅力!?


さて、ボーンが可哀そうなタクシードライバーから徴発したクルマはロシアのGAZ3110ヴォルガ。エンジンフードとトランクリッドが同じ長さなんじゃないかと思えるような愚直なまでの3ボックスセダンボディ、そのくせ異型ヘッドランプやクロームのグリル、樹脂バンパーなどディテールはモダーンな印象で、その微妙なバランスが醸し出す魅力はプジョー504やアルファロメオ・ジュリアスーパーに通じると言ったら誉めすぎでしょうか?(笑)。アンバランスぶりはメカニズム面にも遺憾なく発揮されていて、劇中、やたら吹けの良いサウンドを発していたエンジンはインジェクションの16バルブDOHC、2.3リッター150PSというなかなかに侮れない物ながら、リアサスはリーフリジットという驚愕のスペック・・・。劇中での熱い走りを観てしまうと、ひょっとしたらこのクルマは物凄くカッコ良いのではないか?と思ってしまうので、映画という物の影響は計り知れません(笑)。


Deago_gaz3110_taxi_3


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↑床板にはディアゴスティーニの銘しかありませんが、モデルはiSTと同一=イクソ製と思われます。


ミニカーは海外ネットオクを徘徊中に発見した物で、金型はどう見てもiSTシリーズのGAZ3110ヴォルガと同じですが、タクシー仕様となっています。劇中車とは年式が異なるのでバンパーの形状が少々違っていたり、カラーリングも細部は若干異なりますが、黄色いボディにチェッカー柄のストライプは映画のイメージそのもので嬉しくなってしまいます。床板を見るとディアゴスティーニの銘がありましたので、いわゆる書店系のアイテムではないかと思います。海外手配ながらかなり安価に入手したモデルですが、出来は良好で実車の雰囲気を良く捉えています。ミニカーはイクソ製と見て間違いなさそうです。


Hongwell_g_class_1


Hongwell_g_class_2


↑ホンウェルのGクラス。お値段を考えるとホントに良い出来です。


対するキリルのクルマはお金持ちな感じのご婦人から徴発したメルセデスのGクラス。元々軍用車だった物を民生用の高級SUVに仕立て直したのですから、こんなクルマに体当たりされたらモノコックの乗用車はひとたまりも有りませんよね。コチラのミニカーはホンウェル製。安価ながらそこそこ良い出来で、こうした目的で集めるにはなかなか有難い存在です。サンルーフ付なのが劇中車と大きく異なる点ですが、ボディが黒なので余り目立ちません。どちらのミニカーも劇中車仕様により近付けるならひと手間掛ける必要がありますが、このまま2台並べるだけでも映画の雰囲気が甦って来て嬉しくなります。自分のイージーな性格が有難く感じられる瞬間でもあります(笑)・・・ラーダのポリスカーも欲しいなあ。。。


Ist_gaz3110_1



Ist_gaz3110_2



↑コチラはイスト版のノーマル仕様GAZ3110ヴォルガ。実は上のモデルを入手前に、密かにタクシーに改造しようと思って入手していたモノ。・・・モタモタしている間に改造の必要が無くなってしまいました。。。トップの画像に晴れてゲスト出演(笑)。






YouTube: The Bourne Supremacy (Teaser)

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Comments
 No title
ヴォルガのミニカーとは…コレまた珍しい。
そういえばガキの頃に爺ちゃんの海外旅行のお土産にモスクヴィッチのミニカー貰った事あるからヨーロッパ(東欧)では結構ポピュラーなのかもしれませんね。

中国留学した友達(リアル天安門経験者)もお土産に中華リムジン"紅旗"のミニカーくれたし。

昔売ってた世界のミニカーって本が今でも発行されてたら「こんなミニカーが!」という驚きがあるかも知れない。

ロシア車といえばWAZとウラルのサイドカー(普通免許で乗れる!)欲しい
 No title
間違えた。
WAZじゃなくてVAZだw

そういやヴォルガ作ってるGAZってメーカーってAフォードのノックダウンやってなかったかな?
戦前GAZのミニカー探してソビエト風ミルナーズクーペとか作ってみたいw

あと、3ローターのチャイカ(GAZの高級車)にも興味津々w
 No title
桃色ジープ様

いらっしゃいませ~。

当方もソ連製のミニカーでラーダニーバのミニカーを持っていますが
結構細かく良く出来ていますよ。余り多くは有りませんが、そこそこ
ミニカーも製造されていたようです。ヨーロッパ製のミニカーのコピー
製品も存在したようです。

今回ご紹介したGAZのミニカーは、多分ロシア向けに発売されている
書店系アイテム(ミニカー付雑誌)の物と思われます。
ミニカーを製造しているのはIXOで、雑誌用とは別にiSTという
別ブランドでロシアやその他東欧のクルマを多数ミニカー化しています。
他にもホンウェルやウェリーもロシア向けのミニカーを作っているので、
ロシアや東欧でミニカーコレクションが盛り上がっているのかも知れませんね。
 No title
・・・当方は良く知らなかったのですが、確かにGAZとFORDには
深い関わりが合ったみたいですね。勉強になりました。m(_ _)m
GAZはしかし、その後クライスラーのクルマを製造販売していたよう
なのですが・・・今はどうなっているのやら。

ロシア(旧ソビエト)をはじめ東欧にも色々と面白いクルマが沢山あって、
深みにハマると危なそうです。。。
・・・そう言えば身近に深みにハマっているヒト(覆面えるさん)が・・・。
http://minkara.carview.co.jp/userid/240223/blog/24237965/
 No title
連動多謝であります[E:catface]

ボーンシリーズ、私も好きですよー
「ナチュラル・ボーン・キラーズ」とか「ボーン・コレクター」とか(ヲイ)

んでもってヴォルガですが、ソ連時代のミニカーしか持ってない猫としては
「ロシア車もハイカラになったなぁ」と、シミジミ思ったり、寂しかったり。
 No title
ねこざかな様

いらっしゃいませ~。
そうそう、ボーンコレクターにはアムトラックの列車が出てきてカッコ
良かったし・・・って、、違~~う(笑)。
ボーンスプレマシー、プジョーに較べるとクルマはだい~~ぶ地味ですが、
アクションは負けずにド迫力でありました。

で、ヴォルガ、一昔前ならこれでも随分モダンになったな~という感じ
だったのですが、移り変わりの速い現代ではこのクルマも既に過去の
ものとなっております。・・・ちょっと残念な気がする当方ですが、
GAZでは現在、乗用車は生産していないかもです。
 No title
ロシアの車両のtaxiモデルも在るんですネ~
ボーンシリーズ好きでした~
又鑑賞したく成りましたヨ。
 No title
道楽者様

アメリカ車の1/43モデル中心の(今回は違いますが/笑)当ブログへ
ようこそおいで下さいました。コメント、有難うございます。

このミニカーをeBayで発見した時には、思わず「ボーンのクルマだ!」
と叫びそうになってしまいました(笑)。あの映画を見なかったら、恐らく
GAZのクルマに対して興味が湧かなかったのではないかと思います。

そう言えば以前、貴ブログで3110の後継車の31105(ウェリー製)を紹介
されていた事がありませんでしたっけ?今やすっかりGAZファンなので(笑)、
いつの日か当方もあのモデルを入手したいと思っています。

よろしかったらこれに懲りず、またこちらへも遊びにいらして下さい。
よろしくお願い致します。
 No title
>>愚直なまでの3ボックスセダン・・
うーん、、久々に聞くいい響きの言葉ですねー♪

で、当方も、ロシア車がマイブーム中でちて、毎週、ちょっとづつロシア車が揃いつつあります。

円高ドル安のおかげで、ロシア車なのに、米国から格安で仕入れとなっていますけど(爆)

で、このタクシーって、例の世界のタクシーからかとも思ったのですが、よく考えたら、アレはデルプラドでしたものねー
やはり、仰るとおり、週間「旧ソビエト名車シリーズ」の一台なのかしら、なんて思っています。

あと、リー先生、楽しみにしてまーすw
 No title
覆面リー先生様

いらっしゃいませ~。
GAZ3110、アメリカで言うとクラウン・ビクトリアかカプリース、日本で
言うとクラウン・コンフォートかセドリックと言った所でしょうか?(笑)
映画での熱い走りを観てしまったせいで妙に感情移入してしまいます。
なんか良いです。キライじゃありませんよ~。

当方もTAXI OF THE WORLDかな~とも思ったのですが、
このクルマは以前から気にしてチェックしていましたが
ごく最近まで気付きませんでした。
多分週間「旧ソビエト名車シリーズ」なのではないかな~と思います。
当方もこの映画がらみでラーダのポリスカーとか欲しくなっちゃってます。
「旧ソビエト名車シリーズ」ヤバイですねぇ(笑)。

今週末は多分ハロウィンネタになると思いますので、リー先生は
その次になるかと思います。スミマセン、今暫くお待ち下さいませ。m(_ _)m
 No title
ロシア製ボルガか.....最後には時流に乗って16バルブのDOHC/2300ccエンジンに換装するなどしてロシアのアイコンで在り続けた四角四面の4ドア後輪駆動セダンでしたが、エンジンだけモダナイズして後輪は石器時代並みのリーフリジッドとは、どこか初代三菱デボネアがあのスタイルのままエンジンだけV6ツインカム24バルブの3.0-3.5リッターに換装して21世紀まで製造されているようなもので、良くも悪くも異様な風景ですね(笑)。
さて、小生が1992年3月~2008年10月まで16年7ヶ月間乗っていた1992年式メルセデス・ベンツ260Eは14万kmを経て新車のレクサスIS350と引き換えに16万円で下取られましたが、風のうわさによればオークション経由で第三国に流れたということだそうです。
もしその相手国がロシアだとすれば、この四角いボルガはおろか、少し前まで最新モデルとして製造されていたGAZシベル(ボルガの後継車:実態は2001-2006年式クライスラーセブリング)よりも小生が手放した16年前(当時で)のメルセデスの方が性能もよく安定しているとの評価を受けていたのでは?と良からぬ考えが頭をもたげるほどですが如何でしょうか?
 No title
真鍋清様

いらっしゃいませ~。
メカニズムやスタイリングのアンバランスさも、最近の欧米や日本では
見られなくなっているので逆に新鮮だったりします。
仰る通り、良くも悪くもユニークな存在ですよね。
そこに目をつけた映画のスタッフも凄いなあと思います。
映画での派手な走りはリーフのリアサスゆえだったりして・・・(笑)。
カーチェイスがあまりにもカッコ良いので、当方の中でヴォルガの
好感度もグ~ンとアップしております(笑)。

ボーン・スプレマシーのカーチェイスシーンには追跡する側のクルマ
として'90のEクラス(W124)や190も登場します。
http://www.imcdb.org/vehicle_5877-Mercedes-Benz-W124-1990.html
この辺もミニカーが欲しいのですが、プレ値で結構高かったりするのです。。。

追いかける側も手近の車両の中で頑丈なGクラスを徴発する辺りは
プロの選択としての演出なのかなとも思います。
あっさり振り切られるラーダのポリスカーはともかく、
クルマの性能はどう考えてもメルセデスの方が上だと思いますが、
まあ、フィクションのカーチェイスは乗り手の腕次第と言う事でしょうか・・・。
 No title
カーチェイスは始めの方はロシア警察のLADAのパトカーとベンツのパトカーに追跡を受けます。(ロシアではセドリックやベンツ、トヨタのマークIIなどをパトカーとして使ってますね)中盤になるとボーンの運転するヴォルガタクシーは一般車と衝突して突破、ロシア警察のベンツもフェンスを突き破り追跡して来ますがトラックとぶつかり追跡不能になりました。その後はキリルとのカーチェイスで高速道路?のトンネルへ突入、一般車を巻き込みながらの車の肉弾戦になります。キリルは走行中でも車で体当たりや拳銃などを撃ちボーンを殺そうとします。
がボーンも負けてはいません、キリルの乗るベンツGクラスのタイヤを拳銃で撃ちトンネルとの出口の分離帯に突っ込み2台とも大破してしまいます。
アルティメイタムのカーチェイスも過激でしたね。
 No title
フーガ様

いらっしゃいませ~。
ボーンシリーズは1作目のミニとシトロエンZXポリスカーのチェイス
も含め、CGを多用しないリアルなカーチェイスが好感度高いですね。
アルティメイタムのチェイスに登場したクルマも、実はVWトゥアレグの
ミニカーは入手済なのですが、肝心のシボレー・インパラNYPD仕様
が入手出来ていません。。。入手できたらまた記事にしたいと思います。

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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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