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ポンティアックも忘れちゃ困る・・・ ~NEO '72 Pontiac Grand Prix

先回のご紹介はスパークのトロナード、その少し前にはNEO/スパークのリビエラもご紹介しましたが・・・おっと、ポンティアックを忘れちゃいけません。


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↑ポンティアック・グランプリとGTOは当時のジェネラルマネージャー、ジョン・Z・デロリアンの情熱が生み出したクルマ・・・デロリアンと言えばGMを辞して理想のスポーツカーを作ろうとしたDMC12・・・ということで、ビテス製のDMC12と並べてみました。


さて、GM製の上級パーソナルクーペとしては過去にオールズモビル・トロナードやビュイック・リビエラをご紹介して来ました。またキャデラック・エルドラドに関してはいずれ特集を組んでご紹介したいと思っています。・・・と、ここで忘れてはならないのがポンティアックの存在。ポンティアックのパーソナル・クーペ、グランプリはビュイックのリビエラに先立つ'62年に誕生しています。しかしその成り立ちは独自のボディを持った単独車種ではなく、ポンティアックのフルサイズ系の派生車で、ボンネヴィルクーペの内外装を豪華に装ったモデルでした。


Neo_72_grand_prix_02


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↑プロトタイプは'71年にヘッドランプが2灯式に改められた後の'72年型。グリルから独立したヘッドランプが立体的に配された独特の顔つきです。


そのグランプリが独自のボディを持った単独車種になるのは '69年型から。当時ポンティアックのジェネラルマネージャーだったジョン・Z・デロリアンの指揮の元、インターミディエート系のホイールベースを延長したシャシーに低く長く、エンジンフード中央が鋭く突き出た個性的なスタイリングのボディを構築していました。インターミディエートのシャシーを母体としている事からトロナードやリビエラとは異なるセグメントと捉えられているようで、同じような成り立ちの車種としてはシボレーのモンテカルロがありました。


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↑全体的なプロポーションはロングノーズ・ショートデッキでこの時代の米国車の典型的なプロポーション。トランクリッドも立体的な造形です。


モデルカーは様々な年代のアメリカ車を独特のチョイスでモデル化してくれているNEOの製品。このグランプリもデビュー時の'69年型ではなく'72年型でリリースして来ました。デビュー時は4灯式のデュアルヘッドライトでしたが、'71以降はエンジンフードから盛り上がったプレスラインの先端に2灯式のヘッドランプが突き出たようなより個性的なデザインとなっています。先のリビエラと並んで、NEOのラインナップの中では比較的”華”のある車種といった感じでしょうか・・・(笑)。


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↑細密な仕上がりですが、ガラス類は相変わらずちょっと危なっかしいカンジ・・・。


アメリカンエクセレンス版にはより派手なルックスでスポーティーなHurst仕様も存在しましたが、当方が入手したのは日本国内で一般的に流通したNEO版です。渋いグリーンメタリックのボディにアイボリーホワイトのバイナルトップ、グリルやウインドゥ・モールにエッチングパーツを奢った同ブランドの標準とも言える細密な仕上がりです。・・・このブランドのモデルをご紹介する都度に言ってしまう事ですが、1/43でアメリカ車をハイディテールにモデル化してくれる事は全くもって素晴らしい事ながら、レジン製故に発売ペースが早く、一月に2~3台のリリースが続いたりするともう・・・1台/月ぐらいで配分して頂けると有難いのですが。。。

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Comments
 No title
2つ並んだこの2台、一般人の目から見ると同じ人の手にかかった車には見えませんね。一般人といえば、デロリアンは一般人の記憶には、バック・トゥ・ザ・フューチャーの中にしか無い気が・・・。
 No title
doobie brother 様

いらっしゃいませ~。
デロリアンという人は、自分の理想とするスポーツカーを造りたくて
GMを辞し自ら会社を興したのですが、アメリカで(車両の生産工場
は実際にはイギリスにあった。)新たなクルマ造りをしようとした例に
洩れず、結局挫折の憂き目にあってしまいました。

デロリアンというクルマは仰る通り、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーの
タイムマシンとなって永遠の生命を得たような感がありますね。
実は劇中車仕様のミニカーも持っているので、デロリアンに関しては
いずれ機会を作って別途ご紹介したいと思っています。
 No title
へーへー、なんでこの二台が一緒に、、って思いました。

で、この年代のグランプリって、1/25のプラモしか見たことないんで、1/43の素晴らしいモデルってのも嬉しいですねー

バイナルトップって、手入れが大変なんですよーww
 No title
こんにちは。

デロリアンさんおよびデロリアン社、悲しい末路を辿ってしまったというような話を聞いたことがありますが映画のおかげでDMC-12は有名スーパーカーの仲間入りを果たしてますよね。

この形、いかにもアメ車ですね~。
先日スパークのトロナードとリビエラを見てきましたが、でかい!
そしてのびやかでカッコイイ!

アメ車+レジン製品はあまり積極的には集めてませんが、お財布に腐るほど余裕があれば、コレクションしたいと思いました。
(レジンのウインドウパーツの危なっかしさ、どうにかなっていかないものですかねぇ。)
 No title
覆面える様

いらっしゃいませ~。
デロリアンしかり、タッカーしかり、アメリカで新たなクルマ造りをするって、
やっぱり難しいんでしょうかね~。

個人的にはデロリアンも良いですが、いかにもアメリカ車といった風情の
グランプリに魅力を感じてしまいます。NEOのこの絶妙な車種選択、
狙い澄ましているのか単に変わっているのか判断が難しいです(笑)

バイナルトップ、実はシートの張り替えやトラックの幌の製作をやっている
親戚がおりまして、当方が子供の頃はバイナルトップ(日本風に言うと
レザートップ)もよく手掛けておりました。クルマのルーフとビニールレザーの
裏に黄色い接着剤を塗って、張り込んで行く様を飽かずに眺めたものでした。
 No title
デロリアン氏は薬物取引のおとり捜査に引っ掛かったりと公私共に
散々な目に遭ったようです。やはり彼の事を快く思わない人達が
いたという事なんじゃないかと思います。

お友達のねこざかなさんから教えてもらった話では、デロリアンの
金型は海に沈められてしまったのだそうです。悲しい歴史ですよね・・・。
映画の中で大活躍して人々の記憶に残れた事が本当に幸いだと思います。
劇中車のミニカーも所有しているので、いずれじっくりご紹介したいと
思います。

・・・で、往年のアメリカ車のモデルカー、値段も高い物が多いので
積極的にオススメはしませんが・・・宝くじでも当たったら是非どうぞ(笑)。
NEOのキャデラック・エルドラードも素敵ですよ~。(悪の誘い)
 No title
お邪魔します G/Pでつい反応してしまいました
年式が違うのでフロントもまるっきり違いますが、G/Pといえば
映画『グッド・フェローズ』で主人公ヘンリー(レイ・リロッタ)が乗ってたヤツにゾッコンです♪ 
68年式でしょうか?  こっちはモデルアップされないんでしょうかね 
 No title
トミー様

はじめまして。
アメリカ車の1/43モデルばかりの当ブログへようこそおいで下さいました。
コメント有難うございます。

残念ながら「グッド・フェローズ」は当方未見でして(汗)。。。
甚だ勉強不足で申し訳ありません。
しかしこういう時にめっぽう頼りになる↓コチラのサイトで調べてみました。
http://www.imcdb.org/vehicle_10204-Pontiac-Grand-Prix-1968.html

仰る通り'68のようですね。何やらカーチェイスもあると書いてあるので
当方も是非チェックしてみたいと思います。
この年式のグランプリは、当方の知る限りでは残念ながら1/43モデルは
存在していないと思います。

しかし、今回ご紹介したネオでは'68年型のボンネヴィルを製品化しています。
当方も過去記事でご紹介しているので、ポンティアックか、
NEO/American Excellenceのカテゴリーでソートして頂くとご覧になれる
かと思います。

よろしかったらこれに懲りず、また遊びにいらして下さい。
よろしくお願い致します。
 No title
クラシックな丸型二灯+縦縞のフロントグリルで1930年代の「良き時代のアメリカ車」特にスタッツやデューセンバーグを連想させる面構えとバイナルトップの典雅なあしらいでGMの「ビル・ミッチェルデザイン」最盛期を代表する1972年式ポンテアック・グランプリ。
その455cu.in/7455ccエンジン(250bhp-NET)といい、当時の米誌で"almost a limousine"としてビュイック・リビエラやオールズモビル・トロネードらと並び称されていた同車、歴史を超えた不朽の輝きがあるかと思います。
フルサイズのリムジンが「三宅久之/石原慎太郎」なら"almost limousine"の彼らパーソナル・ラグジャリー群は「原口雅臣/羽生善治」.....溜黒が似合うリムジンに対して、グランプリ/リヴィエラはゴールドが一番似合いますね。
 No title
真鍋清様

いらっしゃいませ~。
仰る通り、このグランプリはトロナードやリビエラに較べるとクラシカルな
雰囲気がありますね。同じパーソナルクーペでもトロナードは前輪駆動、
リビエラはフルサイズからのホイールベース短縮、そしてグランプリは
インターミディエートからのホイールベース延長と、それぞれ成り立ちが
異なっているのが興味深い所です。

後年のGM製パーソナルクーペはコンポーネンツの共有化が進み、
スタイリングもディテールの差異に終始してしまっている感もあるので、
各車の個性が最も際立っていたのはやはり初期のモデル達だった
のかな~と思います。のびのび大きなクルマを作れる良い時代だった
と言う背景も大きいのでしょうが・・・。

仰る通りこの年代の米車はゴールドをはじめリッチなイメージの
メタリックカラーが似合いますね。ブラウンメタ、ダークレッドメタ、グリーン
メタ等も素敵だと思います。そうしたネタも温存してあるので(笑)、いずれ
ご紹介したいなと思っています。
 No title
いかん、いかん・・・
今回はわき役のDMC-12の方に目を奪われてしまいました(笑)

ビテスの劇中車版は、アオシマにもOEM供給されていましたね。
コールドキャストのも含めて、1/43で連動イッちゃいますか?

小スケールは近年、トミカや本家HWからも続々リリースされ、
玩朋の御協力を得て、なんとか追いついています(嬉しい悲鳴)
 No title
ねこざかな様

いらっしゃいませ~。
>今回はわき役のDMC-12の方に目を奪われてしまいました(笑)
今回トップの画像を撮ったのは実はほんの思いつきだったのですけれど、
意外と皆さんの反応が良かったですね。
やはりデロリアンと言うクルマのもつ特異なキャラクターゆえでしょうか。

久々の連動、楽しそうですね~。
実は当方、来週仕事で出張する事になりそうなのですが、
その前にもうひと記事くらいならアップ出来るかと思います。
デロリアンさん繋がりでDMC12に移行しても不自然ではなさそうです。
ねこさん家のデロリアンコレクションは層が厚そうだし・・・
濃い連動になりそうなのでお願しちゃおうかな(笑)。
 No title
あ、BTTFと、『ザ・カー』だっ!(違
 No title
FZIRO様

いらっしゃいませ~。
おお、なるほど(笑)。
そう言われてみると確かに「ザ・カー」に似ているかも。
殆ど原型を留めていませんが、あのクルマのベースは確かリンカーン
だったような気がします。

「ザ・カー」も「クリスティーン」も1/18ならズバリ劇中車仕様のミニカー
が発売されているのですが・・・。
クリスティーンは欲しいけど、ザ・カーは1/43でモデルがあっても夜中に
勝手に走り回りそうで怖いから買わないカモ(笑)。

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Author:Ponys41
昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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