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ミニカー・コラム・シフト Vol.11 推薦図書・・・と、来年の予告!? ~フォード vs フェラーリ 伝説のル・マン

今年最後のアップはミニカーコラムシフト、そして当方の大好きなブランドのミニカーで締めたいと思います。前回の推薦図書は今では発見困難な大古書でしたが、今回は書店やネットで普通に買える本です(笑)。


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↑ルマンにおけるフォードとフェラーリの死闘を描いた本作、400ページ近い大作ながら一気に読んでしまいました。


・・・一人で勝手にアツくなっている訳です(笑)。何にかと言いますと、今年の9月頃、出先の本屋さんで偶然手に取った1冊の本、「フォード vs フェラーリ 伝説のル・マン」にであります。内容は主に'64年から'66年までのルマン24時間レースにおけるフォードGTとフェラーリのプロトタイプレーシングカーの熾烈な闘いを描いている訳ですが、同時にそこで対峙するヘンリー・フォード2世とエンツォ・フェラーリ、そしてその戦いに関わった多くの人々の骨太な人間ドラマでもあるのです。(むしろこちらがストーリーの中心と言えるかと思います。)日本版の本書は昨年の9月に発売になっていたようなのですが、当方は全く知りませんでした。。。(ちょうど1年後に見つけた事になります・・・。)


Ford_vs_ferrari_02

↑基本的に読み物の本なので写真は少ないですが、在りし日のエンツォ・フェラーリやヘンリーフォード2世など貴重な物が掲載されています。


著者はA・J・ベイムという人で、プレイボーイ誌の編集責任者で自動車関連の記事も執筆しているのだそうです。関係者へのインタビューや膨大な文献・資料の調査を基にした内容は、当方のようなクルマバカには堪えられない読み応えたっぷりな物。登場人物もヘンリー・フォード2世とエンツォ・フェラーリをはじめ多士済々で、ジョン・ワイヤー、ロイ・ラン、エリック・ブロードレイ、キャロル・シェルビー、リー・アイアコッカ、ドン・フレイ、ルイジ・キネッティ、そしてレーシングドライバーもフィル・ヒル、ブルース・マクラーレン、ダン・ガーニー、マリオ・アンドレッティ・・・と、挙げ始めたらきりがありません。レーシングドライバーとしてはフェラーリ陣営のジョン・サーティースと、フォード側のケン・マイルズの2人により多くのページが割かれてるように思います。


Ford_vs_ferrari_04


で、この本なのですが、オビにこんな↑事が書いてあるのです。ブラピ主演で映画化?そんなハナシ、本の存在と同様に当方は全く知らなかったです。。。調べてみるとマイアミバイスTV版のプロデューサーであり、映画版の監督を務めたマイケル・マンの監督で映画化という企画があるらしいです。まあ、映画という物も企画段階で立ち消えになってしまう事が多いので予断は許しませんが、全く無い話でもないようです。それでもこの作品をを映像化するとなったらクルマ(多分、大部分はレプリカになるでしょう。)を集めるだけでも気が遠くなりそうですが・・・。見事完成した暁には是非とも劇場で観たいものです。


Gamdakoor_ford_gt_1


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↑ガムダクールの中でも特に素朴な味わいを感じさせるフォードGT。


そういう訳で9月以降「血中GT40濃度」がぐぐっと高まってしまい、ずっとフォードGTの特集がやりたかったのです。なので来年は「(出来る範囲で)総力特集、FORD GT40」をお送りしようと思っています。’64年から’69年までのルマンに於けるフォードGTの熱い闘いを、少しずつ買い集めた当方の手持ちのミニカーを総動員してご紹介したいと思っています。今回はその先行版として、当方の大好きなガムダクールのフォードGTをご紹介します。


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↑ガムダクールシリーズ唯一のレーシングカーとして貴重な存在!?


ガムダクールのフォードGTは最初期の’64年型、リアにスポイラー形状が追加されている事から4月のニューヨークモーターショー発表時やルマンテストデーではなく、デビュー戦となった5月のニュルブルクリング1000kmレース以降の姿だと思われます。(フロントフェンダーのディテールからするとルマン出場時の姿か・・・)まあ旧いミニカーなので細部に至る考証は正確なものではありませんし、プロポーションの良さを旨とするガムダクールの中では、残念ながら最も素朴な仕上がりとなっています。しかし前述の通り'64年型の特徴はそこそこ押さえていますし、量産乗用車がラインナップの殆どだったガムダクールにあって、唯一のレーシングカーであるフォードGTの存在は貴重と言えるのではないかと思います。


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↑夥しい数のカラーバリエーションのあったモデルですが、その多くがボディとドアを塗り分けた独特なカラーリングとなっていました。


・・・と言う事で2011年の更新は今回にて終了です。ご覧頂いた皆様、コメントで遊びに来て下さった方々、1年間お付き合い頂き有難うございました。来年もよろしくお願い致します。良いお年をお迎え下さい。

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Comments
 No title
おお、ガムダクールのフォードGTは初めて見ました。
どちらの色もドアが赤いのは面白いですね。黄色の方はブラジルかアルゼンチンのソリドで同じような色があったような気がします。
 No title
うる様

いらっしゃいませ~。
ガムダクールのフォードGT、昔は似てないな~と思っていたのですが、
’64年の初期タイプだと思って見るとそれなりに似ているかなと・・・。
有名どころのディンキーやソリドにはかないませんが、
写真に撮ってみるとけっこう雰囲気出ているかも知れません。

当方の所有しているモデルはどちらもドアが赤ですが、
他にも青とか、逆に赤いボディでドアが白とか色々あります。
むしろドアとボディが同色の方がレアだったりします。
どうしてこういう配色にしたのかは謎ですね・・・。
 No title
ガムダのフォードGT、当方も初見です。
それにしても、カラバリでお持ちとは流石・・・

今年一年、いろんな眼福をくださり、ありがとうございました!
来年もよろしくお願い申し上げます~
 No title
うわぁぁー
大好きなフォードGT、それもガムダ製が存在してたなんて、、
アタシも初めて見ました、、凄いですねっっー

ヘッドライトの処理が独特ですけど、このライト周りって、ホンコンプレイアートとかジルミックスのGT40と一緒・・
ということは、元ネタはガムダだったんですねー、ちょっと、発見してしまいますたw

ということで、今年もいろいろとお世話になりました。
来年もよろしくお願い致します。m(_ _)m
 No title
他の方々と同じく、ガムダクールのフォードGTは初見です!ヽ(´ー`)ノ
さすが世界的権威のPonys41さんです!

ドアだけ別色なのは、やっぱ当時のレースカー実車の影響でしょうか?
ブラピの映画も実現して欲しいですよね。
ハードなレース映画、見たいなぁ…。

本年はいろいろとお世話になりました。
来年もまたよろしくお願いします。m(_ _)m
 No title
ねこざかな様

いらっしゃいませ~。
文献によると、このガムダクールのフォードGTはとんでもなくカラバリ
があるらしいので余り深追いするつもりはないのですが・・・。
ボディとドアが同色の個体があったら是非とも入手したいです(笑)。
このシリーズも難易度の高い物ばかりが残ってしまい、この先の
充実はなかなか大変そうであります。。。

こちらこそ、色々と面白い物、珍しい物を拝見させて頂き有難うございました。
何か機会がありましたらまた連動させて下さい。
よろしくお願い致します。
 No title
覆面える様

いらしゃいませ~。
プレイアート、ジルメックスとガムダークール・・・どちらがどちらを参考に
したのか分からないですね(笑)。何か他に元ネタがあるかも?
初期型フォードGTのヘッドランプは確かにこんな感じの外形をしています。
全体的な考証は結構ちゃんとしているのですが、そのあたりは来年の
特集で最近のモデルを使ってご紹介したいと思います。

今年1年、古の玩具から楽しい動画まで色々と楽しませて頂きました。
有難うございました。
来年もよろしくお願い致します。
 No title
FZIRO様

今年最後はどうしようかな~といろいろ考えたのですが、
来年の特集予定に合わせて大好きなガムダクールで締めました。
このカラーリング、知っている限りではフォードGTにはなかった
ように思うのですが・・・ドアが開くのを子供たちに気づかせたかったのかも?

映画はホントに楽しみです。マイケル・マンが監督なら、かなり男くさい
作品になるのではないでしょうか。美しい往年のレーシングカーが
画面狭しと走り回る姿を想像するだけでもワクワクします(笑)。
是非とも実現して欲しいですね。

今年もFZIROさんならでは、他では見られない物、読めない文章を
たくさん拝見させて頂きました。有難うございました。
来年もよろしく願い致します。
 No title
黄色とオレンジのフォードGT40の作風―平板なホイールに日の丸状に車軸端があしらわれたその風情と相まって、古き良き子供の絵本を思わせる素朴さに満ちていると思えてなりません。
同時にその単純な質朴さは、拙文を打っているパソコン机のマスコットである「大成建設ヘルメット坊や貯金箱」ソフビ人形の風情とピタリマッチする可愛らしさがにじみ出ているのではないでしょうか。
イスラエルのミニカーメーカー、ガムダクール/サブラはそうした1960年代のミニカー特有の味わいをもっとも濃く表現した貴重なメーカーではないでしょうか。
Ponys41様も今頃除夜の鐘を聞いていることと思います。片や小生は昨日94000kmを突破―94015kmに達した愛車2004年式トヨタヴィッツ1300U-Lを駆って昼前後には新座市の平林寺に初詣に出かけたいものですが、いかんせん天候が曇と言われ、冬の陽光に映える武蔵野の緑をエンジョイすることも叶わない一方で、曇り空のブルーグレーも1960年代半ばのビュイックやクライスラー各車を連想させる渋みのある重厚さにつながってそれはそれで風情があるのではないかと思います。
Ponys41様は初詣の予定は如何でしょうか?
 No title
真鍋清様

明けましておめでとうございます。
2012年初コメ有難うございます。本年もよろしくお願い致します。

仰る通りガムダクールの素朴な風合いは今日の精密なモデル
とは異なる魅力に溢れていると思います。
そんな部分も当方がこのブランドが好きな理由の1つであります。

このフォードGTは中でもひときわ素朴さ加減に磨きが掛かって
いるので(笑)、本来のレーシングカーという性格とはやや異なる
可愛い雰囲気を持っていると言えそうですね。

当方只今実家に帰省中(・・・といっても東京ですが/笑)、
初詣は明日自宅に戻ってから、ご近所の神社に行くつもりであります。

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Author:Ponys41
昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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