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1/43キュービック・インチ アメリカ車を1/43モデルでアーカイブ

 

Franklin Mint '63 Corvette Stingray

C2コルベット特集、最初にご紹介するのはこのモデルです。


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およそ60年に渡るコルベットの歴史の中で、2代目にあたるC2コルベットは'63モデルイヤーにデビューしました。初代C1コルベットはその初期にはなかなか商業ベースに乗れず、市販の継続が危ぶまれる場面もあったようです。C2へのモデルチェンジには10年の歳月を要した事になります。C1途中の’55年から搭載されたV8は徐々に大排気量/ハイパワー化され、C2末期の’66年には427cu.in.(7リッター)、'67には435hpに到達しています。こうしたハイパワーを受け止めるべく足回りも大幅に見直され、リアサスを車両進行方向に対して横向きに配置されたリーフとしたユニークな4輪独立サスペンションを採用。材質などは変わっていますが基本的な考え方は現状最新のC6にも受け継がれています。


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↑一時期はダイキャストのC2コルベットと言うと、このモデル位しかない時期がありました。プロポーションや、ややリアが沈み込んだような佇まいはなかなか良い雰囲気です。


スタイリングキューは’59年に発表されたコンセプトカーのスティングレーであるとされていますが、基本的にオープンボディだった先代C1に対し、完全なクローズドボディのクーペが設定されたのも目新しい点でしょう。ダイナミックにうねる曲面とシャープなエッジが巧みに融合されたボディは力強さと美しさに溢れ、ファストバックのルーフが後方に行くに従い細く絞られてゆくボートテールのクーペのデザインは、個性的かつ完成度も非常に高いように思います。当方が実質的にリアルタイムで知っているコルベットはC3以降ですが、歴代コルベットでどの世代が好きかというとこのC2かなと思います。(どの世代もカッコ良いのですが・・・/笑)


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各部開閉機構や作り込まれたエンジンルームなどが他にはない魅力です。


ミニカーはフランクリンミントの1/43モデル。登場初年度の’63年型、リアウインドーが左右分割タイプのいわゆるスプリットウインドーのモデルです。正直言って高額ながら出来の良し悪しにはバラツキのあったフランクリンミントの1/43モデルの中では、このコルベットはかなり良い出来だったのではないかと思います。シルバーのボディのプロポーションも上々ですが、エンジンフードやドアが開くのも(オートアート等1部の製品を除けば)最近のプロポーション重視のモデルとは一線を画する所でしょうか。エンジンも単体で組み込まれるなど、ハンドメイドの精密さを売りにしている同ブランドらしい仕上がりとなっています。その後色々と新製品が発売になりましたが、このモデルには独特の魅力があり今も色褪せていないように思います。


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↑ネットショッピングやオークションがなかった当時、お世話になっていたショップさんが単品輸入してくれなかったら、このモデルは入手出来なかったと思います。


当方がこのモデルを入手したのは90年代の初頭ぐらいだったかと記憶していますが、当時入手出来た1/43のC2コルベットは、このモデルとモノグラムの'67コンバーチブルのプラキットぐらいではなかったかと思います。この頃フランクリンミントの1/43は通販のセット売りという形態がとられていて当方には手出しの出来ない高額商品だったのですが、お世話になっていたショップさんが単品輸入・販売して下さったお陰で、当方はこのコルベットやダッジ・チャージャーなどを入手する事が出来たのでした。当時はネットオークションなどもなく、個人で海外から商品を輸入すると言った事も一般的ではなかったので、珍しいモデルを入手する為にはミニカーショップに足繁く通うのが最良の方法でありました。古いミニカーを引っ張り出してその入手方法などを思い出すにつけ、今日とは隔世の感があるな~と、しみじみ思ってしまいました・・・。

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Comments
 No title
流石フランクリン・ミント、1/43でもギミック完備ですね!

手に取るのにも気を遣う最新の精密モデルとは、また異なる魅力がありますね。

実車の生物的なプロポーションが素晴らしく再現されていると思います。眼福多謝♪
 No title
ねこざかな様

いらっしゃいませ~。
フランクリンミントも1/43だと車種によってはプロポーションが良く
なかったりするのですが、その点このコルベットは中々良いと思います。
久しぶりに引っ張り出しましたが、独特の魅力があると思います。

当時の感覚では値段も高かったし、やっとの事で手に入れて、
とても嬉しかった事を思い出しました。
・・・ネットが発達したお陰で便利になった反面、そうした喜びは
薄れているかもですね。
 No title
出たあ!円盤コルベット。
後方3/4ビューのボートテール的処理は1971年ビュイックリビエラに相通じるものがあってGOOD!
そんな2代目シボレー・コルベットをシルバーメタリックのボディカラーで製品化してくれたフランクリンミントの手腕には老舗のオーラが漂っていると思う。
次の世代たるC3に関してはGMデザインルームのビルミッチェル氏最盛期の作として評価は高いようですが、ショーカーのメイコシャークのデザインをモチーフにした3代目コルベットはマッチョでダイナミックな反面どこか下品で、何と言ってもモデル末期の1977-83年とパワーダウンに悶え苦しんだ一作なだけに手放しで買う気にはなりません。
C5はC5でエンジニアリング的にはポルシェ911を猛迫するほどにワールドクラスに進化(※英国ロータス社のエンジニアリングが取り入れられた)しましたが、個人的には小生の隣の家の馬鹿息子が乗り回していた(1993-94年頃の話)黄色い個体のイメージがあり、何だかミーハーちっくに頭が悪そうなイメージがついてしまい(※クルマそのものに責任があるわけではありません!乗り手のイメージが先入観として付いてしまったという意味)、何か孤高の境地から離れてしまった気がしますがそれって偏見でしょうか。
小生個人としては他に最新コルベットC7のミニチャンプス1/43(ドイツ製)によるモデル化を待ち望んでいる所です。
 No title
真鍋清様

いらっしゃいませ~。
リアルタイムに実車を見ていたという意味では、当方ももちろんC3や
他の世代のコルベットも好きなのですが、やっぱりこのボートテール
デザインは印象的ですよね。
仰る通り世界の高性能車と肩を並べる性能を備えたC5やC6も良いのですが、
純粋にスタイリングという面ではやはりC2かなと思います。

C7も気になりますよね~。V8のまま排気量ダウンされるというような
情報もありますがどうなりますか・・・。ミニチャンプスはロードバージョン
はC2とC5を製品化していますが、C6はノレブ、スパークが製品化しています。
C7は果たしてどうなるのか・・・買うのが大変なので余り競作にはなって
欲しくないかな~という感じです(笑)。
 No title
 どうもお久です。またここのところ王道AMERICAN路線ですね。ちなみに私は、先週2日ほど夕方会社を抜け出して、ASIA行ってきました。   追:昨日やっと新しいパソコンを使えるようにしました。
 No title
doobie brother様

いらっしゃいませ~。

商用車やポリスカーも好きですが、やっぱり一番好きなジャンルを
忘れてはいけないと思ったので・・・きっとまた長くなるかと思います(笑)。

2日通しですか、なかなかコアですね~。
当方はまたシカゴがやって来るので馳せ参じようと思っています。
先回来日時に既にビル・チャンプリンが脱退してしまった後だったのが
残念ではありますが・・・。

おお、新型パソコン、パフォーマンスを期待していますよ(謎)。
 No title
このC2くらいから「コルベットらしく」なりましたよね!
個人的にはC2かC3が一番好きです。

『カウンタック』にもコルベットは歴代ほとんど全部出てきますので、
いずれ当方でも取りあげさせていただきます(笑)。
 No title
fziro様

いらっしゃいませ~。
おお、fziroさんもC2、C3がお好きですか♪
仰る通り、この辺がやっぱり一番らしい感じがしますよね。
ボートテールっぽい雰囲気は最新のC6にも受け継がれていますし、
次のC7が一体どんなカタチになって来るのか興味津々です。
(某変形ロボット映画に出て来たのみたいになるのか・・・!?)

・・・しかし、「カウンタック」はコルベットも歴代出演するのですか。
ちょっと読んでみたいですね~。
記事も楽しみにしております!!
 No title
まいどー

そそ、20年くらい前って、ほんと、フランクリンのこれと、ブルックリンだっけ、、あれの無垢のモデルだけでしたよねー

おまけに、このフランクリンは、通販の定期購読でしか販売されなかったしとw

ほんと、良い時代になりましたが、最近の中華製ミニカーも、質が落ちまくっているんで、お先真っ暗かもですw
 No title
覆面える様

いらっしゃいませ~。
そういえばブルックリン製がありましたね!!
高かったし、車高も高目でがっちりした印象だったので当方は入手
しませんでした。。。
フランクリンミントは仰る通り、当時は通販のセット売りが基本だったので
おいそれとは手が出せませんでした。。。
最近ネットオクなどで値崩れしているのを見るとちょっと悲しくなります。

確かに中国製ミニカーは品質が下がっている感じがしますね。
ミニチャンプスの米国車なども、この値段でこの品質?と思う事が多々あります。

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昭和41年丙午(ひのえうま)年生まれ

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